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【個】『金のなる木の木陰にて』【ミ】

165青田『トライブ・コールド・クエスト』:2015/04/27(月) 23:04:16
>>164は誤送信。

>>163
「やはり来たか。『だが』」

>>148目欄より『朱鷺降時ワ乗 足ア設除、地設』
つまり、朱鷺宮が降りてきたときに足に設置していたワイヤーを足に乗せ、
その上でワイヤーとアンテナを『地面』に設置しなおしていた。これにより、朱鷺宮は足を固定される。
意図してワイヤーを引き千切らなければ、歩く事もままならないだろう。
加えて大回りでやって来たため、朱鷺宮の射線上にはいないか、盾がある筈だ。
よって朱鷺宮の動きは押し留められる。

そして先生だが。
実はずっと仕込み続けてきた『手』がある。
>>83メール欄で、『LWアンテナ腕巻き発現』、LWアンテナを発現していた。
>>109メール欄で『木の下にワイヤー広げ』により、朱鷺宮の上っていた木の下にはワイヤーが広げられていた。
>>117メール欄と本文より『ワイヤー上』『数歩引く』より、俺はワイヤー上に立っていた。
>>153メール欄より『広ワ先足乗地固』つまり、『広げたワイヤーを先生の足の上に乗せ固定(設置)する』。
よって、先生が対処せず飛び込んできたというなら、『ワイヤー』は『設置』されている筈だ。
これにより。俺の痛覚を送信する事が可能だ。何を送信するか?決まっている。

「そのパワーとスピードの飛び込み、成程強力だ」
そう言いながら、十分なパワーとスピードと、人間一人分の質量。
それだけの物がゼロ距離に飛び込んで来れば当然すぐ近くの俺と小角さんには衝撃がある。
そして俺はペナルティにより能動行動をとれない。よって、能動行動を『取らない』。
受け身を取らない、手を動かさない、そのままの勢いのまま、後ろ向きに倒れ込み。
『思いっきり頭を打つ』。痛みを先生に送信しているまま。

朱鷺宮は抑えた、俺はペナルティ、先生には破壊したはずのアンテナからの痛みで隙が生まれるだろう。
手の届く距離である事は変わらない。であれば。小角さんはここから俺のタグを得られる筈だ。

また、先生に痛みを送信した数秒後、ワイヤーの設置対象を先生から地面に変更する事で、
一手縫い止めたい。一手あれば小角さんは俺のタグを手に取れる位置と状況にある。


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