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【個】『金のなる木の木陰にて』【ミ】
1
:
『金言部』
:2015/03/22(日) 00:17:38
本日の『金言』:
『金』は『万能』、ただし『全能』とは限らない。
――――銀杏羽明日乃
137
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/22(水) 00:44:51
>>135
瞬時、只のブラフと判断する。
先ほど、フラッグの周り全方位に足跡を付けていた。
よって、直上、あるいはそれに近似する向きにしか影響を及ぼす事は不可能と判断する。
加えて、木の足跡もこちらに向けるにはかなり無理のある角度だ。
よって即座に思考から外す。重要なのは自傷がペナルティ対象である点だ。聞いてないぞ。
(舌を噛むダメージ無さすぎるだろう、純粋な『不意打ち』の筈だぞ……!)
だが、だ。であれば、『効く』痛みを送ればいい。アンテナを一つ槍にして手を貫通――
と、本来ならば発展していたのだろうが、これは今回使用できない。
故に、先生に俺の視覚を受信してもらい、俺の右目を閉じ、持ってきた『超強力懐中電灯』を俺の左目に向けてONにする。
強力な光でも、生物以外を徹せば劣化する。最善は『生物』を通す事。一番早いのはこれだ。
強すぎる閃光は、それを覚悟していた俺は兎も角、先生の動きを止めるだろう。
直後、懐中電灯をOFFにすると共に右目を開き、
「害にゃならない、眩しいだけだ。自傷じゃあない、眩しいだけだ」
と言いながら水鉄砲で撃ちたい。
こっちの右目は光の影響を受けていないが、先生の目は閃光に塗りつぶされたままの筈、
強い光で動きを止めるなら当たる筈だ。
今回は朱鷺宮の支援は受けられないが、それでも「(下は見るなよ)」と言っておこう。
138
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/04/22(水) 00:47:47
>>137
(返答)
「(了解、っです。)」
何かしかける。という合図だと判断して
周囲を確認しつつも下は見ないようにする。
139
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/04/22(水) 00:54:03
>>135
噛んだことは気にしない。気にしてない。本当に。
「コホン……朱鷺宮サン、あなたデシたか」
誤魔化すみたいに咳払い。
微笑むと、枝から手を離し、朱鷺宮を姫抱っこで抱き上げる。
「ここ、危ないデス。一度離れまショウ」
枝を朱鷺宮が防御しても、防御せずに当たって怯んでも、その隙にナイフを当てるつもりだったが、運が良かった。
しかしこのままここにいても危ないだろう。二人が乗った枝が折れる前に朱鷺宮を抱えたままそこから跳躍。
地面に着地したら例の走法で駆け出し、朱鷺宮のペナルティが切れる2秒前まで使って、一度青田から距離を取りたい。
朱鷺宮を抱えた状態での着地の妨害までは、流石にしない筈だ。
140
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/22(水) 00:59:06
>>135
(む……思ったより、遠いなあ。
そして、朱鷺宮さんがペナルティ?)
「むむぅ……彼女はあんがい、パワフルなやつらしいな。」
なんだか歯車がずれたような気がする。
状況が分からないのでこのまま接近だ。
二コラが見えたら水鉄砲。
朱鷺宮はもう固まってるのでさらに優先順位は落ちる。
141
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/04/22(水) 23:26:42
>>136-140
(ALL)
(*後出ししたと思われてしまっては申し訳がないので、一応ソース出しておきますわね。……言葉が足りませんでしたわ。
>あ、自分が怪我をしてもいけませんですからね。一応。
『自傷禁止』のルールは告知レスのこの一文が相当しています。自分が怪我をするような行動(自傷)も駄目ということですの)
『おお!? ニコラ先生が涙音を抱え上げましたわ!』
『お姫様抱っ…………ええい! 葉っぱが邪魔でよく見えませんわ!!』
銀杏羽の憤った声をBGMに、攻防は進んでいく。
まず、ニコラが動く。
体重を支えていた枝を手放し、着地したあと、
枝が重さでへし折れるその前に枝の根本まで駆け寄る。
そこで小角が到着。
ピュウッ
ニコラを発見し即射撃――するが、狙いを定めずに撃ったこと、
ニコラが手放した枝が揺さぶられ、葉っぱが舞っていたことなどが重なり、狙撃失敗。
そしてその間にニコラは朱鷺宮のことを抱え上げ離脱――――
カ ッ
しようとしたところで、ニコラの『右目』の視界にフィルタがかかったような感覚が生まれる。
左目は『黒』に、右目は『白』に。視界が塗り潰されたわけではないが、著しく見づらくなる。
こんな状況で飛び降りでもしたら、まともに着地などできるはずもない(下には青田がいるし)……。
幸い、枝の根本は太い為、二人分の体重が乗っても折れることはなさそうだ。
『左目』の視力は回復しているが、『右目』の視力はまだ薄ぼんやりとしている。
これは、青田もニコラも同じだ。
朱鷺宮ペナルティ終了まで・・・あと『二秒』(次レスで終了予定)
(現在地:ニコラ・・・通路北の林-樹上2メートル幹付近
青田・・・通路北の林
朱鷺宮・・・通路北の林-樹上2メートル幹付近
小角・・・通路北の林北 -高度3メートル)
(*現在、全員が至近距離にいることを全員把握できていますわ)
142
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/04/22(水) 23:37:24
>>139
(ニコラ)
>>141
ペナルティで一切動けない涙音。
(…一枚取られるか…)
ニコラ先生はこちらに近づいてくる。もはやこれまでか…
などと考えていたが。
突然ニコラは自分のことを抱え上げる。
「んん?!い、いきなり抱っこなんて…
何が目的だおいっ…!?」
突然抱っこされたので、相当取り乱しているようだ。
口が一瞬悪くなった。でもペナルティもあって抵抗は不可能だ。
その瞬間
カッ!!
突然下の方から走る閃光。
「ん!?下から光が…?!」
抱え上げられたおかげ?もあって視界が上向きになり、ほとんど効果は発生しなかった。
(さっきの下を見るなってのは、こういうことなんですか。)
助かったとは言いがたいが、なんとかなるかもしれない。
とりあえず涙音はペナルティが終わるあと数秒を待ち構える…。
143
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/04/22(水) 23:42:43
>>141
(訂正)
. . .... .
> しようとしたところで、ニコラの『右目』の視界にフィルタがかかったような感覚が生まれる。
↓
. .
しようとしたところで、ニコラの視界にフィルタがかかったような感覚が生まれる。
こちらが正しいですわ。
144
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/22(水) 23:56:36
>>141
了解>自傷禁止ルール
(2100lmの閃光、光とその残像で文字通り前も見えない有様だろう。
片目を塞いでいても、視覚としての光は両目に影響が出る。
当然だ、送られるのは『眼』の情報じゃなく、『視覚』そのものに叩きつけられる閃光!
異常が発生するのは当然『両目』ッ!さらに最も大きいのは、それらによって生まれる隙だ。何も見えない一瞬は動きを止める……!)
例え片目でも見えていたとしても片目の視覚では周囲の木に飛びつく訳にもいかないし、動く事は出来ない筈だ。
さらに木の下に罠がある事は予想できるだろう。
故に、移動するならその先は。
(木の上で足を止めるか、足跡の『能力』で安全を確保してそこに飛び降りる他無い。
そして先の発言から察するに、罠となる能力ではなく、直上あるいはそれに類似する向きに能動的に何らかの干渉を行う能力である。
蹴りでも飛び出すのか解らないが、そこからさらに手の内を削る事が可能だ。具体的には)
『木についた足跡』の正面まで走って移動する。そこで銃を構え、朱鷺宮の視覚と自身の視覚とを組み合わせて狙いをより早くつけ、
先生を撃てるようにしたい。この時、足に設置されたワイヤーによって広範囲にがさがさと音がたち、
俺の位置は聴覚では認識しづらいだろう。この方法で視覚をチェックする。
何かが飛び出して俺を攻撃する場合、盾で受けるつもりだ。
飛び降りてくるなら撃つ。そして躊躇などで動かないならば、3秒経過した時点で朱鷺宮に声を掛ける。
「(朱鷺宮、撃て。そして先生を抱えたまま降りて来てくれ。)」
145
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/23(木) 00:18:41
>>141
「わっ……し、しまった。」
(うう、奇襲失敗ではないか……だ、だが。
今当たったところで木の上だ。危ないなんてものじゃあない。)
ルールはともかく、怪我になりかねない。
そこはちょっと安心しておこう……
(ううむ、こうなるとあんまり有利でもないが……)
浮遊移動のいいところは後ろにも下がれること。
素早く、2mほど後退する。
146
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/04/24(金) 23:42:07
>>141
(これは……………)
一瞬のうちに状況判断。
今自分ががするべきことは、一つしかない。それは…。
スッ
抱き上げ、離脱しようとしていた朱鷺宮を下ろし、樹上から落ちないようにすることだ。
これは『仕事』ではない。ただの『遊び』、それも親睦を深めるためのものなのだから……無理をして生徒を傷つけるなど、本末転倒だ。
間も無く朱鷺宮のペナルティタイムが切れ、そして全員が至近距離に集い、そしてその全員に狙われているこの状況。
そんなことをすれば一斉攻撃を受け、動けない間に、全員から一気にネームタグを奪われるだろうが、そんなものは些細なこと…。
「お見事デス、皆さん………降参、デス」
………少し『危うい』デスが、と胸の中で付け加えつつ、『全面降伏』する。
147
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/04/24(金) 23:55:06
>>142-146
(ALL)
『おおーっと!?』 『ニコラ先生が降伏宣言ですわ!?』
銀杏羽のハイテンションな実況をバックに、ニコラが朱鷺宮を枝の上に降ろす。
その様子を見ながら、小角は後方へ二メートルバック。
朱鷺宮のペナルティも、この時点で終了だ。
青田の目は未だに薄ぼんやりとしているが、『感覚受信』による影響は『もう一つの画面を見ている』ようなもの。
つまり、あえて『そちらの方を見ないように意識する』ことで影響はだいぶ軽減することができる――。
……とはいえ、この状況。
小角、朱鷺宮、青田、三人に囲まれた状況では何もできないだろう。
いや、できるかもしれないが、状況的に危なすぎる――といったところか。
148
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/25(土) 00:13:05
>>147
「有り難いよ、先生。朱鷺宮、先生からタグを受け取ったら一緒に降りて来てくれ。
動いても外的要因ならペナルティは無いようだ。
それから、さっき言った朱鷺宮自身のタグも渡してくれ」
先生のタグを得るための提案と、次いで先の契約の履行を求める。
(ふむ、小角もかなり近くまで来ているようだな。受け取ったらダッシュで合流には間に合うだろう。
そうすれば勝利だ。)
149
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/04/25(土) 00:21:05
>>146
>>147
「…こうふく…ですか?」
ペナルティが終了し、とりあえず自分の近くにスタンドを引き戻す。
「…ふむ、ニコラ先生…
この状況では逃げられない…そうふんでのですか…」
一応警戒は緩めていないが、彼女はだましうちとかはしそうに見えない…
と、なんとなく考える。
「了解です、青田さん。
約束はきっちりお守りします。」
そう言って軽く目線を青田に向けた。
「だとしたら…ネームタグを一つ…
さもしいかもしれないですけど…どうでしょう?」
そう言って、スタンドの手を差し出してタグを貰いに行く。
「すいません。
そういうふうな条件で手を組んでたんです…。
一緒におりましょうか?先生。」
そう言ってとりあえず一緒に降りることをニコラ先生に提案。
目の関係で動くのが危なそうなら自分のスタンドに抱えさせてニコラ先生を下ろすつもりだ。
150
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/25(土) 00:41:01
>>148
「よしっ! これで」
「・・・んん?」
(……まてよ。青田君と朱鷺宮さんは手を組んでいるぞ。
わたしも、青田君と組んでいる。)
青田の作戦では、小角と青田がタグを交換するのだった。
朱鷺宮も、青田と手を組んでるなら、タグを交換してるかもしれない。
そして、だ。
今……二コラが降参して青田にタグを渡す。どうなる?
(……あ、青田君の一人勝ちだ!
そ、そうなれば、わたしがタグを一枚もらったところで無意味ではないか!!)
等価交換ではある。
しかし! 青田と小角では同じ一枚の価値がダンチ。
「ず、頭脳派の名折れとなるところだった。」
ここはしかし気づいてないふりをしよう。
そして! 『逆に青田を倒してタグを総取りする』のだ・・・・・・!
「ふふん……」
ナイフを青田から見えない角度で、コートの袖の中に隠す。
背後ででもやれば見えまい。
151
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/04/26(日) 00:43:49
>>147
「フフ……このまま攫ってあげたかったのデスが。
今回のところは、青田サンの『勝利』へのガッツと準備とタクティクスの勝ち、みたいデス」
朱鷺宮にウインクすると、小さく両手を挙げてみせる。
回復し次第、枝から降りる。タグを取る際にも特に抵抗や悪あがきはしない。
152
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/04/26(日) 01:01:11
>>148-151
(ALL)
『ちなみに、同盟を結んでいても
『一人につき一枚ずつしかネームタグは奪えない』ルールは変わりませんわよ』
銀杏羽の注釈が届いて来た。
そういえばそんなルールもあったような気がする。
>>148-149
>>151
(青田、朱鷺宮、ニコラ)
ニコラは朱鷺宮にウィンクしつつ、されるがままになる。
スタンドでニコラのネームタグを取った朱鷺宮は、そのままさっきまでとは
逆にニコラのことをスタンドで抱え上げて木から降ろした。
(ネームタグのペナルティがあるためだ)
『――これでニコラ先生は五秒間のペナルティですわ!』
銀杏羽の実況が響き渡る。
ともあれ、これで青田と朱鷺宮の契約は履行されたことになる。
>>151
(小角)
『――これでニコラ先生は五秒間のペナルティですわ!』
銀杏羽の実況が響き渡る。
どうやら朱鷺宮がニコラのネームタグを一つとったらしい。
ふいに事態の全貌に気付いた小角。
確かに、このままだと青田の一人勝ちになりかねない……。
青田なりの『必勝法』、といったところだろうか。
ばれないよう、袖の中にナイフを隠した。
『アンテナ』の関係で小角の位置はバレてしまっているだろうが、
その行動まで把握できる訳ではない。青田には分からないはずだ。
153
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/26(日) 01:30:31
>>152
「それじゃあ、貰うぜ」
ニコラ先生と朱鷺宮から一つずつタグを得たら、真っ直ぐ小角の方に向かう。
二人にはペナルティがある、そう容易くおいつかれはしないだろうしな。
また、朱鷺宮の視覚を受信、俺に狙いを付けるようなら
(自立したスタンドでもなければ、本体も狙う一点を凝視する事になる筈だ)
盾で防いで、撃たれたら即座に盾の設置を解除、引っ張られる事の無い様にする。
(現時点では、俺の見出した『必勝法』の通りに進んでいる。
問題と言えるのは、小角さん自身の事だ。このまま俺の思う通りに進めば、つまらない終わりを迎える可能性もある。
楽しもう、という気持ちに水を差す事になるだろう。)
「(小角さん。俺の必勝法は『協力する事』だ。そしてそれは、)」
そう声を掛けながら、無意識に小角さんを警戒せずに接近する。
154
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/04/26(日) 01:41:52
>>152
「よし…とりあえず、ここで安静にしててください。」
そっとニコラ先生を地面に下ろすと、涙音も一緒に地面に降りていく姿勢を取る。
「よし、見事にタグをゲットしましたよ。
約束通り、合流しましょうか」
とりあえず条件として提示されていた自分のタグにも手を付けておく。
「条件は履行、しましたよっと。」
スタンドに自分のタグを握らせつつ青田へ近寄っていく。
一応まだ警戒してるんだろう。
155
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/26(日) 01:47:22
>>152
「むぐ!」
そういえばそんなルールもあった(見落としていたのだ!)
……そうなると総取りは無理。
しかし。
(しかし、だぞ……それでも、青田君のタグだけでも取りたい!
うう、必勝法がわかればそれで済むのだが……うむむ。)
「……」
「(そうか……わたしは、わたしなりの必勝法は、見つけられなかった。
すこし残念だけどね。)」
今気づいたのだが、降りるのに苦労しそうだ。
とりあえず木に寄せて木に乗り移り、適度な高さまで降りてから、跳び下りて着地。
近づいてくる青田を待つ。
156
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/04/26(日) 02:25:16
>>152-154
「おーけーデス」
銀杏羽に手を振る(見えないけど)。
「ところで…………朱鷺宮サン。
このままでは青田サンの勝ちデスが、どうしマスか?
アナタが望むのであれば、先生は手を貸してもかまいまセンが」
他の皆にも聞こえよがしに、朱鷺宮に話しかける。
アタッカー
「アナタが『攻め手』なら、その『アンテナ』がある限り、青田サンを出し抜くの、難しい思いマス。
ここぞと言う時、彼はきちんとアナタの『必殺』を外させマス。アナタが劣ってる訳ではありマセん………それくらい彼が優秀、言うことデス。
体験したから、ワタシには解りマス。どうするデスか?今なら彼、ワタシたちに背を向けていマスが。
ちなみに予告しマス──ペナルティ解除と同時にワタシは『アンテナ』を破壊、無敵時間を利用して『武装解除』を狙うデス」
そして小声で、朱鷺宮にだけ囁く。
「青田サンは鋭くて優秀、デモ、『勝つこと』に対して少し焦り過ぎデスね………。
小角サンがワタシのタグを取れる状況になるまでタグは剥がさず、ワタシが反撃できないように拘束、あるいは見張り、揃った所で一気に剥がして
確実にゲームオーバーにすると思っていたのデスが」
その前に剥がしてしまうと無敵時間に何かされるかもデスからね、と付け加える。
「確かにアナタたちに降伏はしましタガ、ワタシは現時点ではまだタグが一つ残っているのデスよ?
……多分、思い通りに行き過ぎているんだと思いマス。だからこそ、青田サンは──自身の描くプランに、脚を、意識を引っ張られてしまってるマスね。
朱鷺宮サン、先生と組む組まないはさておき………青田サンのその危うさ、どうか『トモダチ』として見ていてあげてくれまセンか?」
157
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/04/26(日) 02:50:16
>>153-156
(ALL)
『…………』(聞こえないが多分ニコラに手を振り返している)
『さて! これで普がリーチになりましたわね!』
『ここから普が逃げ切るのか……?』 『それとも他のメンバーが追いつくのか……?』
『みなさん頑張ってくださいまし!』
>>153
(青田)
近くに寄ってきた朱鷺宮から、ニコラのネームタグと朱鷺宮のネームタグを受けとり、
小角の方へ移動していく。本来であれば北の林は頑張れば通り抜けられるのだが、
青田の場合盾がかさばってしまうため、回り道をすることになった。
移動を終えると、小角が佇んでいる。
そこで、ニコラの声が聞こえて来た。
ニコラは朱鷺宮と組んで戦うつもりのようだ。
今の所、朱鷺宮はニコラを見ているらしい。青田を狙っている様子はない。
>>154
>>156
(朱鷺宮、ニコラ)
監視カメラの一つに手を振ってみるニコラ。
先程の攻防で葉っぱが大量に舞い落ちたのか、監視カメラの殆どは死んでいるようだ。
無機質なカメラの向こうでは、銀杏羽がテンションを上げていることだろう。
青田にネームプレートを渡し、五秒間のペナルティに入る朱鷺宮。
その空白時間の間に、ニコラは朱鷺宮に提案を持ちかける――。
ニコラのペナルティ残り時間 ・・・ 0秒 行動可能
朱鷺宮のペナルティ残り時間 ・・・ 0秒 行動可能
>>155
(小角)
ルールの見落としに気付く小角。
青田のプレートを奪うことでの総取りは不可能となったわけだが……
それでも、青田のプレートだけでもとっておきたい。
そう決心して、『イル・ソン・パティ』を寄せたあたりで、
ニコラの声が聞こえて来る。どうやら朱鷺宮と組むつもりのようだ。
よくよく手を組むメンバーが多いサバイバルゲームである。
それはともかく、木を介して無事に着地を決める。
飛び降りて体勢を整えたところで、ちょうど青田が合流して声をかけて来た。
158
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/04/26(日) 02:54:44
>>157
わたくし、レスしてから思ったのですわ。
普がリーチという情報が周知のものとなったら、色々と問題があるのではないかと。
なので、
>>157
の全体レスは『なかったこと』にいたしますわ。
お馬鹿なGMでごめんなさいね。オホホホホ…………。
159
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/26(日) 10:48:14
>>157
「よかった、合流できたな。」
『俺のタグを小角に譲渡する』。
また、朱鷺宮の射撃が当たらないように盾で射線を塞ぐ。
盾が撃たれた場合、設置を解除して、飛んでいくならそれに任せる。
「小角さん。俺の見出した必勝法は、確かに無類の難易度があった。
つまりは、複数人でそれぞれに別のタグをゲットし、
譲渡によって片方に集約する事で、同盟の内の一人だけが勝利する事が出来る。」
『朱鷺宮のタグを譲渡する』。
「加えて、ルール的には問題ない筈だ。俺はタグを『奪われて』はいない。
意図的に手放しているんだ。君は悪い言い方をすれば捨てられたタグを拾って得ているのと変わらない。
『奪われた』内には入らないはずだ。」
『ニコラ先生のタグを譲渡する』。
「同盟によってタグを集め、『譲渡』によってタグを集約し、一人を勝利に押し出す」
「これが俺の『必勝法』だ。」
160
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/04/26(日) 11:19:05
>>157
そして今度はニコラ先生が自分に手を組むように提案してきた。
(なるほど…
向こうの必勝法とは…)
ペナルティ時間に合わせるように、彼女は喋り始めた。
「ハッ!お断りだねえ!
青田さん相手じゃ無理無理!
手を組むなんてマジありえないってば!」
そう声を出して告げる。
「大体、敵同士だった先生と手を組むなんてありえないね!」
グイッ
おもいっきりスタンドにアンテナをへし折らせる。
破壊されればアンテナはおそらく機能を失うだろうと判断してのことだ。
それを確認した後で
「…と言うのは冗談で。」
そう言って軽く微笑むと、ニコラ先生に顔を向ける。
「一応さっきの譲渡で契約満了したので
今の私はフリーなんです。
…ここで一気に総取りなんて言うのは気に入りませんし…
あなたの作戦を聴かせてもらえますか?」
そう言って、少し手を差し伸べてみせる。
「私、利用されてばっかなのは気に喰わないんで。
条件は対等なものにしたいところです。」
そう言って、青田の位置を確認する。
きづかれていなければ…先ほど渡した『タグ』を通して
青田の位置を知ることができるはずだ。
161
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/26(日) 21:40:00
>>157
(彼女らが手を組むのか……! だけど、今はそれよりも。)
敵の敵は味方、というわけか。
小角にとっても厄介かもしれない。
しかしそれでも、今倒すべきなのはこっちに来る青田だ。
こちらからも歩いて近づく。
(もうすこし)
(あとほんのもう少し)
(手が……)
「……とどくっ!!」
「もらったぞ青田君!」
有無を言わさず……袖に隠したナイフで……
『ピタ』
「・・・え?」
青田の語る必勝法の筋書きに、思わず硬直する。
162
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/04/27(月) 14:30:49
>>157-158
「作戦は簡単デスよ、『近づいて、奪い取る』。ただし『タグ』をではなく『武器』を…デス。
最初に言っておくデスが、これは本当は『必勝法』としては『不完全』…『絶対有利』にはなれど、『必』ず『勝』つわけではナイ、デスから。
でも」
ベキッ
悪戯っぽく微笑むと、手についた『アンテナ』を『プリティ・メイズ』で踏んで破壊。
「……『これでおしまい』はチョと、早すぎデス。
ワタシはこの、『不完全な必勝法』で、もっと皆さんと楽しみたい……その為にはまだ『終わってほしくない』、それだけデス。
さて、まずは…小角サン、助けないとデスね。小角サンのタグが渡ったら、ゲーム終了、デスから。
それに…銀杏羽サンの『必勝法』は、青田サンのそれとは違ウ…。
『誰か一人が勝つ』ではナイ、もっと別の………そんな気がするデス」
ザッザッ………ダンッ
再跳躍。
…とは言ったものの、青田のそれが正解かも知れない。理にはかなっているからだ。
ダンッ
ダンッ!
木を蹴る。
どっちにせよ、青田としても順調すぎては面白くないだろう。
ダンッ!
ダンッ!!
ドッ…!!!
再跳躍。木を蹴る。
三角跳びを繰り返すようにして、木々の間を、木の弾力も使って跳ね飛んで…小角を攫いに行きたい。
163
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/04/27(月) 22:19:10
>>159
>>161
(青田、小角)
小角が、青田にナイフを突きつけようと、手を振ったちょうどその瞬間。
ピ タ ア
『タグの譲渡』。
そう言えば、青田はまだ受け取ったタグを衣服につけていない……。
一度つければ取り外すのは大変というのは既に説明してあるが(
>>60
)、
逆に言えば『つけていなければ譲渡するのは容易』ということでもある。
それに、手に入れた他者のタグの譲渡それ自体を
制限する文言は、確かにルールには含まれていない。
自分のタグに関しては、譲渡した結果でも『ペナルティ』が発動する、
という例が既に出てしまっている(
>>157
)ので、青田にはペナルティがかかるが。
『ぬぐ、ぐう、ぬぐぐぐ……! 普、貴方…………!』
『タグを譲渡する展開は当然考えてはいましたが、
まさかこういう風に使ってくるとは思っていませんでしたわ……!!』
……この銀杏羽のリアクションを見れば、『タグの譲渡』によって
『誰かを勝たせる』ことが銀杏羽の考える『必勝法』ではないということなのだろう。
確かに、タグの譲渡は『譲渡する側』の自由意志によって行われることなので、
必要な材料さえあれば『確実に行うことができる』ので確実性は高い。方向性は、間違っていない。
だが論理的に考えてみると、『誰か二人のネームタグを奪う』という前提条件は
. . .
『必ず勝てる方法』というには少しばかり不確定要素が多すぎる。
もし仮にあの時、ニコラが朱鷺宮のことを省みず、そのまま逃げてしまっていれば。
朱鷺宮の同盟も解消、小角の信頼度も高くはないので、青田の計画が上手くいく可能性は低かったはずだ。
しかし実際に、青田はこの方法で小角を勝利に導ける。
そういう意味で、青田は自らの手腕で以て『必勝法』の有用性を示したのだ。
であれば、それは彼自身の技量と共に方法の一つとして認められるべき――、
なのだが。
―――― ヒュゥウ
タ /
ン ・
野生動物のような動きで、木々の間をすり抜けて現れる影。
それはパラボラアンテナの盾すら飛び越えて、小角と青田の間に着地する。
――ニコラ。
盾が邪魔で木々の間を潜り抜けることができなかった青田と違い、
ニコラは身軽だから、木々の間をすり抜けて移動することが可能。
そして、林を無視すれば両者の直線距離は10m足らず。
……猛獣の足ならば、『一呼吸』もないうちに肉薄可能。
青田は小角に押し付けるように自分の持っていた他者のタグを譲渡していたが、
しかし小角は青田の話す『必勝法』に固まってしまっていて、円滑な譲渡とは言えなかった。
だから、ニコラが入り込む『隙』になってしまったのだ。
気付けば、ニコラと朱鷺宮の手につけていたはずのアンテナは破壊されている。
おそらく『感覚受信』による妨害を受けない為であろう。
小角へのタグ譲渡は、朱鷺宮、ニコラのものが完了している。
(青田のタグはペナルティを避ける為後回しになっていた)
>>160
>>162
(朱鷺宮、ニコラ)
――『フォートレス・アンダー・シージ』の能力。
既に、渡しておいたタグの裏側に『的』を設置していた。(
>>154
メール欄)
これにより、青田の位置を探知できる。
位置は――北の林のさらに北の位置だ。ここからは10m足らずの距離。
木々の隙間――からはちょっとよく見えないが、この先にいるのだろう。
と。
ド ヒュウッ
ニコラが、木々の間をすり抜けるように駆ける。
流石の走力だ――あっという間に小角の傍らに降り立つ。
既に、小角は青田から朱鷺宮とニコラのネームタグを渡されている。
危ない所だった……あともう少しですべてのネームタグが小角に集中するところだった。
164
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/27(月) 22:28:58
>>163
「やはり来たか。『だが』」
>>148
目欄より『朱鷺降時ワ乗 足ア設除、地設』
つまり、朱鷺宮が降りてきたときに足に設置していたワイヤーを足に乗せ、
165
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/27(月) 23:04:16
>>164
は誤送信。
>>163
「やはり来たか。『だが』」
>>148
目欄より『朱鷺降時ワ乗 足ア設除、地設』
つまり、朱鷺宮が降りてきたときに足に設置していたワイヤーを足に乗せ、
その上でワイヤーとアンテナを『地面』に設置しなおしていた。これにより、朱鷺宮は足を固定される。
意図してワイヤーを引き千切らなければ、歩く事もままならないだろう。
加えて大回りでやって来たため、朱鷺宮の射線上にはいないか、盾がある筈だ。
よって朱鷺宮の動きは押し留められる。
そして先生だが。
実はずっと仕込み続けてきた『手』がある。
>>83
メール欄で、『LWアンテナ腕巻き発現』、LWアンテナを発現していた。
>>109
メール欄で『木の下にワイヤー広げ』により、朱鷺宮の上っていた木の下にはワイヤーが広げられていた。
>>117
メール欄と本文より『ワイヤー上』『数歩引く』より、俺はワイヤー上に立っていた。
>>153
メール欄より『広ワ先足乗地固』つまり、『広げたワイヤーを先生の足の上に乗せ固定(設置)する』。
よって、先生が対処せず飛び込んできたというなら、『ワイヤー』は『設置』されている筈だ。
これにより。俺の痛覚を送信する事が可能だ。何を送信するか?決まっている。
「そのパワーとスピードの飛び込み、成程強力だ」
そう言いながら、十分なパワーとスピードと、人間一人分の質量。
それだけの物がゼロ距離に飛び込んで来れば当然すぐ近くの俺と小角さんには衝撃がある。
そして俺はペナルティにより能動行動をとれない。よって、能動行動を『取らない』。
受け身を取らない、手を動かさない、そのままの勢いのまま、後ろ向きに倒れ込み。
『思いっきり頭を打つ』。痛みを先生に送信しているまま。
朱鷺宮は抑えた、俺はペナルティ、先生には破壊したはずのアンテナからの痛みで隙が生まれるだろう。
手の届く距離である事は変わらない。であれば。小角さんはここから俺のタグを得られる筈だ。
また、先生に痛みを送信した数秒後、ワイヤーの設置対象を先生から地面に変更する事で、
一手縫い止めたい。一手あれば小角さんは俺のタグを手に取れる位置と状況にある。
166
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/04/27(月) 23:14:59
>>163
「確かに…あれは私が乗ったりしなければ成立しません…
例えば私が『約束を反故に』したら勝率は大いに下がります…」
それだけ自分を信頼してたのだろう、と思えばあまり悪い気はしないが。
「それより私が気になるのは…
部長に渡したタグのことなんですけど…」
ニコラ先生に聞こえたかはわからない。
が、ずっと気になっていたことを初めて吐露してみる。
「さすがに…早足すぎますね…
ちょっと待って下さいよ。」
そう言ってニコラ先生の後を追っていく。
「…良し。場所は分かった…けど。」
スタンドにライフルを構えさせ、青田のいる位置に狙いを定める。
「必勝法…まさか『部長』に関係あったりして…」
密かにつぶやいて、とりあえず引き金をぐっと引いた。
一応狙いは『的』の有る位置へ、『描かれた』的を再び設置するつもりだ。
167
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/27(月) 23:29:17
>>163
「わ……わたしは……」
「わたしは……『何も』……『何もしていない』のに。」
「……なにも……」
無力。その二文字が頭に強く反響する。
気づけば青田が勝負を決めていた。彼の頭脳とスタンドで。
必勝法も、まったく・・・・・・思いつかなかった。
楽しむなどと言っても、結局最終的には青田の言うがままに、動いていただけだ。
(なんだ、このざまは……!)
「……くそっ!」
伸ばした手で、そのまま目の前の青田のネームタグを奪い取る。
せめて、せめて最後の一枚だけでも譲渡でなく、剥奪を……!
168
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』」時講師
:2015/04/28(火) 01:19:24
>>163
ダダンッ!!
──やることは変わらない。
ひとまずは小角のタグが青田に渡らないようにすることだ。
(実のところ志は正反対なのだが、知る由はない)
「失礼しマスです」
ダンッ!!
小角を抱き抱え、高速離脱。障害は全て力で振りほどく。
一瞬でこちらを、こちらを完全に越えるパワーで拘束でもされない限り、止める手段はないはずだ。
そして青田の力に、それだけのパワーは無い!(多分)
「そうそう、上手くはイカせナイ、デスよ」
169
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』」時講師
:2015/04/28(火) 01:22:21
>>168
志→状況
170
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/04/28(火) 23:31:06
>>164-169
(ALL)
『全員が一堂に会しましたので実況解説を再開しますわよっ!
銀杏羽は楽しそうだ。
ザッ
ここからの行動は――各々の行動が、その成否に密接にかかわって来る。
まず、間に割り込んできたときに身をのけぞらせた勢いのまま、青田は倒れ込む。
(青田のタグはまだ渡していない為ペナルティはないが、行動の成否には関係ない)
ニコラはこれを考慮に入れず、小角を抱きかかえようとする――
が、足はともかく上半身の動きは通常の成人女性の範疇。
ドッ
シャ ア ァ ア
その上、ニコラの足には――青田が隠れて設置していた『ワイヤーアンテナ』がある。
これが、青田の後頭部に生じた衝撃をニコラにそっくりそのまま叩き込む。
柔らかい地面である為、痛みと呼べるようなものはないが――
それでも、不意に後頭部に生じた衝撃を無視するのは人の身では不可能だ。
結果、ニコラの行動に一瞬の遅れが出て、小角の手を伸ばす行動が先んじる。
しかし、ここで青田にとって想定外の事態が生じた。
小角に自分が倒れ込むことを説明していなかったため、
伸ばした小角の手が空を切ってしまったのだ。
そこに、遅れて朱鷺宮が到着する。
朱鷺宮は青田に狙いを定めようと考えたが――『的』のあるタグは小角が持っている。
ゆえに、小角のギリースーツにくっついた『的』に『的弾』を撃ち込む。
通常なら『描かれた的』は『銃弾』に反応するはずだが……今回はない。
攻撃物に反応する『的』を設置できるのは、ゴルフボール大までだからだ。
これで小角の持つ朱鷺宮のタグには両面に『的』が描かれたことになる。……特に意味はないが。
『え、ええ――と、途中の攻防はよくは見えませんでしたが!』
『現在の状況は、宝梦の目の前にニコラ先生が立っていて、
その真横で仰向けに普が倒れ込んでいる、といった形ですわ!
両者の距離はほぼゼロ! 三者は西から東に説明した通りに一列に配置されているような形ですわ!』
『そこから南方向一メートル、林の茂みと平地の境の位置に涙音が佇んでいます!』
『ただ、すり抜けるのが精いっぱいな距離、抜けるのは可能ですが涙音は少々動きづらい状態ですわ!』
『……よく考えたら見れば分かる情報ですわね。わたくしは何を……?』
(拡大マップ)
木木 茂
木木 茂 小二青
木 茂 ↑ __ 1メートル
茂木木 ↓ ̄ ̄
木木木木朱木
木木木木木木
木木木木木木木
171
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/04/28(火) 23:38:45
>>170
「…っと、
さすがにこれ以上は無理か…」
そう言って様子を確認する。
青田さんは倒れこんでおり、理由は分からないが身動き取れていないようだ。
「距離は…1メートル…
行ける!!」
そう思った後の涙音の行動は、おそらく早い。
「フォートレス!!
青田さんのタグに一直線だ!!」
そう言って一気にスタンドを全力で青田さんの元へと走らせる!
彼の胸元に付いているタグを掠め取るように奪い取りに行くのを狙っているようだ!
スタンドの方の視点を利用しているため、タグのある場所をすばやく確認して掠め取ることは、おそらく可能なはずだ。
172
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/28(火) 23:39:58
>>170
先生はまだジャンプしていない?
173
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/04/28(火) 23:46:47
>>171
チョと気になったデスが、私
>>162
で、手の『アンテナ』踏んで壊してるデスね。
その時『ワイヤーアンテナ』に気づけなかったデスか?
後人間、いくら『そうしよう』と思っても…むしろ意識して『後頭部』がぶつかるよう、直立不動で倒れるの、難しい思うデスが…。
いくら覚悟があったとしても、意識があれば『お尻から』地面につくように倒れる、これ、『自己防衛本能』のお話、デス。
174
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/04/29(水) 00:02:57
>>173
>>171
→
>>170
デス。
175
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/04/29(水) 00:21:42
>>172
(青田・回答)
>先生はまだジャンプしていない?
まだ宝梦を抱きかかえようとしている段階ですわ。
>>173
(ニコラ・回答)
>チョと気になったデスが、私
>>162
で、手の『アンテナ』踏んで壊してるデスね。
>その時『ワイヤーアンテナ』に気づけなかったデスか?
気付けませんでしたわ。理由としては幾つか。
・『ワイヤーアンテナ』が設置されている地点には草が生い茂っており、ワイヤー程度は隠れる高さだった。
・『アンテナ』の破壊に集中していた為、『ワイヤーアンテナ』は思考の埒外だった。
・靴、『アンテナ』、草越しの感触だった為、『ワイヤーアンテナ』を踏んでいたことが分かりづらかった。
これらの理由から、あの時点では『ワイヤーアンテナ』設置には気付けなかった――と判定いたします。
>後人間、いくら『そうしよう』と思っても…むしろ意識して『後頭部』がぶつかるよう、直立不動で倒れるの、難しい思うデスが…。
>いくら覚悟があったとしても、意識があれば『お尻から』地面につくように倒れる、これ、『自己防衛本能』のお話、デス。
人間やろうと思えばできないことはありませんわ! 破スCCでどうにかできそうな範囲なら可能な限り通す!
……というスタンスが今回の判定基準ですの。……ちょっとアレなようでしたらこれからは改めますわ。
ひとまず、今回はそういう判定基準ということでよろしくお願いいたします。
176
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/04/29(水) 00:37:19
>>175
了解デス。お手数をかけマシた。
177
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/29(水) 01:15:17
>>170
(……!! この、姿勢、タイミング!)
「……いっ」
前に手を伸ばし、からぶった。つまり何もしなければ、つんのめる。
その勢いのまま体を前に倒して――
「『イル・ソン・パティ』……
行くぞっ!!」
――発現した『イル・ソン・パティ』に、『乗る』!
そのまま二コラの横(MAP上方向)を急加速によって抜け、通り過ぎざまに胸のタグを奪う!
178
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/29(水) 01:15:49
>>175
了解。では、
>>170
(タグは外した。が、タグを誰かが受け取らなければペナルティは発生しない)
倒れ込んだ事で、二つの効果が表れる。それは朱鷺宮の銃撃に対する盾がより万全に機能する事、
そして今やりあっていると思われる小角・先生の両者の視界と意識から逃れる事を意味する。
であれば。先生の隙を作る。今度はワイヤーの全てを、先生の靴から地面に設置変更する。
ワイヤーはその細さの割に強度は高く、ロープ大の蔦に匹敵する強度を誇る。
さらに長さが、つまり面積がある。引っ張る力には強いだろう。
先生のスタンドのパワーを持ってしても無視は出来ず、一手生まれる筈だ。
携帯電話のアンテナを発現し、投げつけて設置したい。
間に合わないとみたら、水鉄砲で先生の『目の前』を撃つ。
当然、当たるとは思わない。だが、隙を作る事は可能だろうし、気を引く事も可能だろう。
「(小角さん、頼んだ。足止めするし、気も引く。が、俺だけではこの人は止められない。
君がやるんだ。できなきゃ積みだぞ。この人のスタンドはかなり強力だ、恐らく能力は『不要』あるいは『危険』。
能力を使ってくることは無いだろうが、同時に『ヴィジョン』だけで他三人を圧倒しうると見た。)」
しかし本命は、小角さんだ。
朱鷺宮がヴィジョンを飛ばそうが、先生の脚力が並はずれていようが、タグさえ渡ったらこっちの勝ちなのだ。
故に、小角さんに先生を撃ってもらい、先生が止まっている間にタグを渡せばいい。
179
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/29(水) 01:16:21
>>177
訂正
通り過ぎざまに胸のタグを奪う!
↓
通り過ぎざまに【倒れている青田の】胸のタグを奪う!
180
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/04/29(水) 01:54:36
>>170
「……ぬかりマシたね、これは」
いつの間に仕掛けられていたのか。
…全く、本当に舌を巻かされる。生徒だったからよかったものの……。
『プリティ・メイズ』は『ブーツ』の『スタンド』。先ほどのようなタイプならいざ知らず、この手の物は『破壊できない』。
引き剥がすことは不可能ではないが、『踏めば設置』となると、それも不可能。
これはこちらの『弱点』を瞬間的についてきた青田の勝ちだ。
「フム」
──本当に?
ビシュッ!
手近な枝を掴みつつ、
>>120
からずっと持っていた『ナイフ』を青田に『投擲』。
当てればペナルティなのだから、投げたっていいはずだ。とにかくこれで動きを止める。
そしてそのまま、一度『プリティ・メイズ』を解除する。
どうやっても取ることはできないが……くっついてる対象がなくなれば、話は別だ。
しかしそのまま解除しただけでは、今度ははいてる靴がくっつくだけだろう。
なので解除と同時に掴んだ枝からぶら下がり、足を地面から離したい。
181
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/04/30(木) 00:01:14
>>171-180
(ALL)
『倒れ込んですぐには動けない普に、宝梦と涙音が迫る!』
『しかし…………ことはそう上手くは運ばないようですわね』
ザッ
アンテナの設置は間に合わないとみて、水鉄砲を構える青田。
ニコラの『目の前』の足元目掛け撃つが――
ニコラはその時には頭上にあった枝に背伸びして掴まり、地面から足を浮かしていた。
同時に設置対象も地面に変更するものの、ワイヤは元々足裏に設置されていた。
設置対象を地面に変更した時点でワイヤは足に何ら拘束力を持たなくなってしまう。
そして返す刀で、ニコラのナイフ投擲。
だが、青田は盾が邪魔で転がるなどといった行動をとることができない。
投擲されたジョークナイフは青田の腹に突き立つようにぶつかり……
シャコッ
そのまま青田の胸の上を転がる。痛みはない。流石ジョークナイフといったところか。
『ペナルティですわ! 普は五秒間身動き禁止!』
一方、青田からタグを奪おうとする朱鷺宮だが、盾が邪魔で『一直線』とはいかない。
即座に肉薄することまではできたが、回り道しないといけなさそうだ。
その間に小角が『イル・ソン・パティ』に乗って移動するが――
グッ グッ!
手を伸ばしてみるものの、小角の手は空を切り、青田の胸には届かない。
実際に机の上に寝そべって床に手を伸ばしてみれば分かるだろう。
とてもではないが、床に手が届くことはない。
まして小角は中学生の少女だ。腕の長さもたかが知れている。
スゥゥ――――ッ
今の小角は、青田の上を通り過ぎ、大体『枕元』(枕はないが……)のあたりまで行ったところだ。
青田が手に持ったタグを差し出すようにしていれば、あるいは……
……いや、その場合でも、小角は気にせず胸のタグを目指しただろう。
彼女はもはや、『誰かに与えられた勝利』を望んではいないのだから。
『あああ――――ッ!? と、ところであの『位置』と『角度』は……』
『ちょ、ちょっとヤバいんじゃないですこと? 青少年的なアレが』 『ゴホンゴホン』
銀杏羽は色めき立っている。
182
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/30(木) 00:17:07
>>181
>>165
にて足の上、つまり足の甲に設置すると明記したはずですが、
何故足裏になっているのでしょうか?
183
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/04/30(木) 00:39:07
>>182
(青田・回答)
>
>>165
にて足の上、つまり足の甲に設置すると明記したはずですが、
>何故足裏になっているのでしょうか?
失礼。『足を上に乗せ』と誤読しておりましたわ。
ですが、青田さんの解釈だとメール欄行動としては『目立ちすぎ』であるほか、
『既に敷いたワイヤを足の上に乗せる方法』の説明が乏しい為、
厳密に判定すると『あのメール欄行動は失敗していた』となってしまいます。
よって、順当にやるなら巻き戻し訂正なのですが、
流石に大人数のミッションでそれは色々と問題があると思いますの。
青田さんには申し訳ないのですが、今回の分はのちのち埋め合わせしますので
このまま続行、という形で進めることをお許しいただきたいのですが……。
184
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/04/30(木) 01:21:44
>>181
「さすがに用意周到…!
こっちが仕掛けてきた時を想定した『盾』ってわけですか…!」
涙音はなるべく自分も青田の近くまで近寄ろうと走って向かう。
「うっ…ええい!
相手より早く奪いとるんだ…!」
『FUS』には、一直線ではなく…
タンッ!
盾を『飛び越えさせ』て青田に肉薄させに向かう。
素早く手を伸ばし、青田が所持しているであろうタグへと手を伸ばす。
「…速さ比べ…でしょうかね!」
185
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/30(木) 01:24:51
>>183
了解した。では、
>>181
能動行動の停止。かつ俺のタグを持っていない人物が集まっている以上、俺が脱落する流れと見た。
譲渡で集めるには朱鷺宮は勝つ気だったから難しいし、ただすり潰せば勝てる先生に渡すのも無駄。
よってその二人のタグと俺のタグを俺が小角さんに渡すしか俺の思いついた必勝法は不可能だったのでああいう形になった。
朱鷺宮には桃鉄で言うリニア周遊を刀狩した程度の悪気しかないが、だが小角さんにはマジで悪いことをした。
せめても勝ってほしいが、果たしてどうなるか。というか、あの靴ならここから勝つのは容易。
あのワイヤーを踏んでくれればいいが、たかが1.6mmのワイヤー、容易く吹き飛ぶだろうしな。
行動:利用できるアンテナも無し、頭を巡らせながら動かない。
186
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/30(木) 01:31:00
>>185
失礼、
>あのワイヤーを踏んでくれればいいが、たかが1.6mmのワイヤー、容易く吹き飛ぶだろうしな。
は
>あのワイヤーを踏んでくれればいいが、太さ1.6mmのワイヤー、容易く吹き飛ぶだろうしな。
と読み替えてほしい。
187
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/30(木) 01:36:24
>>181
「むううっ……だ、だがっ……!!」
青田がペナルティを食らったのは僥倖だ!
胸のタグを……狙いやすい!
「これならどうだっ」
『イル・ソン・パティ』からあえて転がり落ち、青田の横にうつぶせに落下!
胸が下になるのでタグを守れるし、転げ落ちることで攻撃を回避できる。
そして、落ちた後、その体勢からでも、青田の胸のタグを取るのは可能。
流石にまともに落ちるとやばいので、腕を使って最低限受け身は取る。
188
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/30(木) 01:57:23
今すべきことでは無いと思うが、今太さを記述した時に思いついてさかのぼった所、
LWアンテナの形状と寸法を一言も書いていない事に今気が付いたので、
画像付きで明示したい。
アンテナそのものが
ttp://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/4f/8c4003410b00023d4ee16883070d8b26.jpg
の形、
ワイヤーが
ttp://store.shopping.yahoo.co.jp/denzai-39/s-sen16.html?sc_e=slga_pla
を使用しているつもりだった。
そして、ワイヤー長40m、ワイヤーの太さ1.6mmであるつもりだった。
記述漏れ、というか記述忘れ申し訳ない。
189
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/04/30(木) 22:01:32
>>181
「青田サン、怪我ないデスか?
いくらなんでも、後ろに倒れる、危ないデス………」
やはり『危うい』……青田自身は自覚しているか解らないが、自分の身とはそう簡単に投げ出していいものではない。
それこそ、生き死にに関わる物事でもない限りは。
……とは言え自分も十代には相当無茶をした。無茶をできるというのはそういうことなのだ。
パルクールの技術があるものが無茶をしてビルからビルへ飛び移ろうとして落ちて死ぬことはあっても、パルクールの技術のないものが
同じことをしようとして死ぬことはない(ゼロではないが…)。
できない無茶はできないが、できる無茶はしてしまう……スタンド能力という力があるが故に、無茶の度合いも大きくなってしまうのだ。
ブン
そのままフリーになった両手で枝をつかむと、鉄棒の、あるいは振り子の要領で跳び、『アンテナ』の敷設範囲外に着地、『プリティ・メイズ』を履きなおす。
一跳びして一度距離を取り、状況を把握したい。
190
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/05/01(金) 23:11:35
>>189
(ニコラ)
青田は、ここから見る限りでは大丈夫そうだ。
特に後頭部を庇ったり、痛みで顔を強張らせている様子もない。
地面には草があるから、それがクッションになったのかもしれない。
どちらにせよ、危なっかしいということに変わりはないが……。
シュゥバッ
グィィィ
バァン
振り子の原理と枝のしなりを利用して、アンテナの敷設範囲外に飛び上がった。
そしてそのまま跳躍して距離をとったニコラは、その光景を目撃する。
その光景とは――
(*以下の描写はニコラ先生には見えていますわ)
>>184-187
(青田、朱鷺宮、小角)
『FUS』と小角が、同時に動く。
軍配が上がったのは――『FUS』だった。
何せ、速度は猛獣並。如何に回り道で、小角がただ落下し転がるだけとはいえ、
その速度は圧倒的に『FUS』の方が速い。まして、そこは朱鷺宮の射程内だ。
ゆえに――――
バシイッ!
まず最初に、『FUS』が青田の手からタグを奪う。
だが、此処で朱鷺宮は一つだけミスを犯していた。
ド ド ド ド
朱鷺宮は――――この場で青田のタグをとっても、別に全部のタグを揃えているわけではない!!
考えてみれば当然だ。ニコラのタグも一枚しか取っていないし、小角のタグには絡んですらいない。
つまり、青田のタグを奪い取っても、ゲームセットとはならない。
此処で青田のタグを入手したところで、小角のタグ入手を妨害しなければ――、
バシッ
『…………宝梦が、普のタグを取りましたわ!』
タッチの差で、小角がタグを全部揃えてしまうに決まっている。
これで、小角の所持タグは自分、銀杏羽、朱鷺宮、ニコラに、青田のものが加わる。
――――ゲームセット。これでもう、ペナルティも意味をなさなくなった。
191
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/05/01(金) 23:17:03
>>190
(青田さん含む)
「…ええええ!?
なんで小角さんがもうすでに全部揃えてるんですかぁ!?」
改めてその場の状況を確認して…涙音は絶句した。
自分の考えでは、小角さんのタグを奪いに向かったはず、
なのに今の状況ではまるっきり…逆!
「…あなたは、」
納得行かないとでも言いたげに青田へと近寄っていく
「あなたは!!」
今にも殴りかかりそうな勢いで近寄っていく。
「あなたは!自分が勝つために戦っていたんじゃ…
ないんですか!?」
必要以上に突っかかっていく。
何か不満がありそうだ。
「私は!あなた達からタグを奪ったあとで!
部長に確かめようと思ってたんですよ!
部長のタグが『有効』なのかを…」
192
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/05/01(金) 23:44:51
>>190
最初の握手で設置したアンテナ以外のアンテナを解除する。
そして。
「小角さん」「朱鷺宮さん」
「正直すまんかった」
仰向けのまま二人に謝る。
楽しんでもらう事に失敗した点についても、全力でだまくらかした事も。
何もかかっていないゲームだからこそマジでだましにいったが、
逆に何もかかっていないからこそ楽しんでほしかった。
何故こういう手に出たか、と言う話をすると、初対面想定だろうし緊張感や初見の壁の破壊こそ狙いだ、
と思ったためにそれを満たした上で勝つ、つまり譲渡が正解だ、と考えたわけだ。
で、それをやるには先生に捕まる・朱鷺宮に撃たれるなどして引き剥がされて協力不能になれば詰みとなる。
それでアンテナ譲渡時思いっきり急いだわけだ。もしそうなったら相性は悪い、勝利は無かっただろう。
193
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/05/02(土) 00:34:22
>>190
バシッ
「やっ……」
「やったっ……」
タグを……取った!
すべてそろった!
……勝利、だ!
しかし。
「………」 (あまり・・・・・・勝ったきもちには、なれない。
・・・・・・当然、かもしれないけれど。)
「ふん、謝ることは……ないよ。
ある意味、きみの知能の勝利だね。」
青田を責める気には、ならない。
責めるとしたなら……なんだろうか? わからない。
194
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/05/02(土) 01:48:44
>>190
「ふう……」
手を叩きながら、『プリティ・メイズ』を履きなおし──
「????
タグを集めてたのハ、青田サン、じゃなかたデスか?」
>>191-192
「ま、まあまあ、朱鷺宮サン、落ち着いてデス」
未だ若干、状況を把握し切れていないが、とりあえず朱鷺宮を押し止め、青田を助け起こす。
「でも確かに、青田サンもチョと、悪いデスよ。
いえ、朱鷺宮サンにではなくて………もちろん朱鷺宮サンにもデスが、何より……小角サンに。
さあこれから、と意気込んできた人に、何の労苦もない結果だけを与えて、しまうナンて………」
195
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/05/02(土) 02:20:25
>>191-194
(ALL)
青田に食って掛かる朱鷺宮と、それを窘めつつも反省を促すニコラ。
青田は仰向けになったまま、素直に謝罪の言葉を口にした。
青田なりに企画の趣旨を推測しての結果だったのだろう。
小角も、青田を責める気はないようだ。
『そうですわね……今回の件は事前に
『誰かにタグを集約する』という戦法を考えなかったわたくしの落ち度ですわ』
銀杏羽の声が、届いてくる。
銀杏羽は銀杏羽で、企画運営側として反省があるようだった。
『わたくしが設定していた『必勝法』を考えれば、想定していて然るべきでしたしね……』
ボソリと、呟くように。
『まあ、何はともあれ一旦戻って来ましょう。
いつまでもそこで話し続けるわけにもいかないですしね』
銀杏羽が帰還を促す。
確かに、一旦戻るべきだろう――。
***
というわけで、戻って来た。
『みなさん、お疲れ様でしたわ』
朝礼台のような台の上には銀杏羽が立ち、四人はそれを見上げる形だ。
なんか閉会式みたいな雰囲気になっているが、
そういう雰囲気なだけなので談笑とか、言いたいことがあれば全然言って良いだろう。
196
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/05/03(日) 21:42:53
>>195
予想外と言えば予想外に各人の能力の大部分を把握する事に繋がった。
が、やはり熱くなりすぎたな、とそう思う。
元々内緒話と盾くらいにしか使う気が無かったし、乞われれば盾を作って貸す気も有ったのだが、
結局いつも通りの感じになってしまった。
「始め、悪意があってのアンテナじゃないと言ったのに、ああいう使い方をしてすまなかった」
概ね、自分以外をだます事と攻撃にしか使っていなかった覚えがある。
197
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/05/03(日) 21:49:15
>>195
しばらくは青田と顔を見合わせていたが…
「……はぁ、その…
次があったら、『勝ちに行く』戦術をしてくれると嬉しいです。
…熱くなってしまって…その…」
まだ納得していない顔だが、深呼吸して気を落ち着かせているようだ。
「このような勝ち方は…きっと誰も納得しませんよ…
必勝法じゃなくて…『さっさとゲームを終わらせる方法』です…」
ちょっと悲しそうに呟きながら朝礼台へと向かう。
朝礼台のそばで、ひとまず気を落ち着かせるために周囲の人に声をかけてみる。
「…必勝法の答え合わせでもしませんか?
せっかくですから。」
198
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/05/03(日) 21:57:43
>>195
「うむ……おつかれ。」
小角から何か言いたいこととかはない。
勝ったには勝った。
(くやしい……けど、それはわたしだけじゃあない。
朱鷺宮さんは特にそうだろう……)
それより――気になることがある。
つまり。
「……明日乃部長。
きっと、みんな気になっているところだと思うのだが。」
つまり……小角には解けなかった謎だ。
誰にでもできるはずで、しかし誰も思いつかなかった謎。
「『必勝法』……とは?」
199
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/05/04(月) 17:09:34
>>195-198
一足速く(物理的な意味で)戻る。
「みなサン、お疲れ様デシた」
シュッシュッ
スケッチブックに鉛筆を走らせる。
「……確かに、気になるデスね、『必勝法』。ワタシのは(
>>162
)、『不完全必勝法』デスし…」
200
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/05/04(月) 18:56:09
>>196-199
(ALL)
「ええ、ええ。『必勝法』、の開陳でしたわね?
大丈夫、忘れていませんわ。きちんと発表して差し上げます」
銀杏羽は全員の要請を受けてコホンと咳払いをする。
ついに、全員が気になる『必勝法』が明かされる。
「わたくしが設定してた『必勝法』……、それは、」
思えば――――既にヒントは幾つか用意されていた。
>「ただ…………わたくしはそれに気付いてもらえたら、嬉しいですわね」
ニコラの推測通り、『戦略』でも『能力』でもなく、『心情』によって導き出すもの。
> 必要な材料さえあれば『確実に行うことができる』ので確実性は高い。方向性は、間違っていない。
>『わたくしが設定していた『必勝法』を考えれば、想定していて然るべきでしたしね……』
銀杏羽が『当然想定していなければならなかった』と言うほど、近しい発想。
>「もちろんそれはダメですわね第一まだ始まってませんし
> 誰が一番最初に全種類揃えたか木々に配置した無数
> のカメラでちゃんと見て判定をくだすので無理ですわね」
青田の問いに、何故か微妙に、焦るように早口になっていた銀杏羽の態度。
>「さて! これで全てのネームタグを集めたわたくしの優勝ということになりますわね!」」
>「……今のはジョークですわ。わたくしは審判役なのでノーカンですわ」
. . . . . . ... . . . . . ...
審判役なのでノーカン。つまり、作戦自体を否定しているわけではない。
これらのヒントから導き出される答え。それは――――
「『全員でタグを交換すること』ですわ!!」
ドオオオ ―――――z ン
「いやあ、開始前に普がいきなり答えを言い当ててしまったときは焦りましたわ〜。
思わず挙動不審っぽい言動になってしまいましたし」
それに、あの発言にもヒントは隠されていた。
木々にカメラがあるということは、周囲に木のないセンターフラッグ付近に集まり、
全員で輪を作ってその中でタグを交換していれば――『正確な判定』は不可能になる。
カメラが絶対的な精度を誇るわけではないということは、
ゲーム中何度も銀杏羽がカメラの不調を呟いていたことからも推測できることだ。
「普通、こういうゲームならどうにかしてタグを上手くかすめ取って自分が一位になることを考えますわ。
ですが、『勝つ』という結果だけを求めるのであれば、同率が何人いたところでルール上問題はない。
……ゲームとしてそれで良いのか、というツッコミはともかくとして、『必ず勝つ方法』というのであれば、
『全員が最も簡単に勝利できる方法』……わたくしの監視を欺いてタグを交換する、というのが一番なのですわ」
ちなみに、銀杏羽の想定では全員にそれとなく『タグの譲渡』を感づかせ、
その上で『どうやって監視の目をくぐるか』で全員の知恵を出し合わせることで、
ゲームとしての面白さも担保するつもり……だったのだが、青田が早々に答えを言い当てたほか、
その後の方針も『手を組んで有利に状況を進める』と言うモノだったため、言わなくても誰か気付くだろうと
思っていたらそのまま決着がついてしまった――というのが、今回のイベントの真相である。
なので、本来であればもうちょっと難易度は緩くなっていたことだろう。
銀杏羽が『自分の不手際だ』と何度も強調するのも頷ける展開であった。
「『断金の契り』。金も断つほど固く結ばれた友情を喩えた中国の言葉ですわ」
「まあ、今日初めて顔を合わせたわたくし達がいきなり『断金の契り』を結ぶことなど、できるとは思っていません。
仮に『必勝法』が達成できたからといって、それで『断金の契り』かって言われれば、それも大袈裟すぎると思いますし」
「ですが……このイベントで、皆さんも互いの性格を、長所を、短所を、何となく理解できたのではなくて?
『仲間のことを知ること』。実はそれこそが、わたくしが今回最も欲しかった『成果』なのですわ」
「この会は、『断金の契りの第一歩』。
別に急ぐ必要はありません。この会を足掛かりとして、少しずつ固い友情を育んでいきましょう!」
そう言って、銀杏羽は胸を張った。
「……という感じで、部長からの挨拶を締めくくらせてもらいますわ」
ぺこり、と一礼。
201
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
202
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/05/04(月) 21:14:34
>>200
「…意地悪ですよ、部長は」
やっぱり機嫌が収まらないのか、部長に軽く近寄っていく。
「必勝法、なんて言い方をして…
普通の人は、ましてや、ここで初対面の人に…
そんなことをしろなんて…」
ちょっと泣きそうになっている。
「い…言ってくださいよ…
『敗者を出さない方法』って…言ってくれれば…
私…卑しく勝ちに行こうだなんて…そんなこと…」
自己嫌悪になっているのだろうか。勝ちに行こうとしていたのを後悔するかのようにつぶやく。
「うう…ごめんなさい…」
203
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/05/04(月) 21:46:01
>>201
「なっ」
『へたり』
「そッ……」
小角は思わずへたり込んだ。
「そ、そんな……」
(……ど、どうりで……思いつかないわけだ!
わたしは……『自分が勝つ』ことを考えていた。
きっとほかのみんなもそうだ。勝負だと思っていたから。)
小角は――一筋の『納得できなさ』を覚えた。
しかし、同時に、気づいたこともあった。
「そう……か。
『適材適所』、みんなで支えあって……みんなで勝つ。
それが……大切ということか。」
適材適所、という言葉の重みを小角はもう何度も味わってきた。
それをまた、味わうことになった。
「……おほん。」
「そう、だね。すこしは、三人のことは知ることができた……かもしれない。
けれど。しかし、だよ?」
「……それなら部長も、いっしょに参加してほしかったよ。
きみのことだって、みんな、知りたいはずだぞ。
……金言部の仲間なんだからね。ふふん。」
確かに審判役は必要だし、審判として参加していた、ともいえるのだが。
204
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/05/04(月) 21:48:45
>>200
「ああ、そうか。……そうか。」
開示された必勝法に感慨深そうにそれだけ呟く。
(……こういっちゃなんだが、これはこれで、それはそれで、といった所か。
俺があの時思いついたのは、ゲームも何もない、『とっとと終わらせる』方法だったしな。
それで済ませるよりか、勝負した方が良かった。熱くなって迷惑はかけたが、それでもきっと)
そして同時に、こうも思う。
(……必勝法にリーチくらいの位置に付けては居たのか、俺)
冗談とはいえ実質看破していたし、途中アンテナが破壊されるまでは全員に声を掛ける事が出来た。
あとは想像力、思考力だったか。
205
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/05/04(月) 22:29:34
>>200
「なるほど、そうデしたか………」
漠然と思い描いていたように、やはり『誰か一人が勝つ』ようなものではなかったわけだ(
>>162
)。
>>202-204
「勝とうとすること、それは悪い事ナイ、ワタシはそう思うデスよ?
銀杏羽サンが言っていたのはあくまで『必勝法』……普通の勝ち方を否定するもの、ナイと思うデス」
スケッチブックを閉じると、涙目の朱鷺宮を後ろからハグして宥めた。
「それに、人は人生において、最善手を打てルことの方が、少ないデス。
その度に後で後悔しても、仕方ナイ………その時自分ができル限りの事をできていたなら、そして次こそ、失敗を糧にもっと上手くできれば…。
『その時』では例え間違っていても…イイ、ワタシはそう思うデス。」
206
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/05/04(月) 23:37:52
>>202
>>205
(朱鷺宮、ニコラ)
「ニコラ先生の言う通り、ですわね」
うんうんと頷く。
ニコラは心情面が重要な『方法』であると見抜くなど、青田とは別のルートで『必勝法』に肉薄していた。
もう少し展開が遅ければ、気付いていたかもしれない――などと、銀杏羽に思わせるほど。
「今言った通り、別に『必勝法』が分かったからってそれだけでみんな仲良しってことにはなりませんし、
逆に言えば必勝法が分からないからといってわたくし達全員もう駄目ってことじゃありませんわ」
「この会は『第一歩』なんですし、ね?」
あと、銀杏羽はけっこうええかっこしいなので大袈裟に言っているが、
基本的に今のくだりは『主催者が考えてた特別ボーナス』の答え合わせでしかない。
『分からなかったお前達は駄目だ』なんて意味合いはこれっぽっちもないのだ。
「別にそんな深刻にならなくても、『あ〜そうだったんだ〜』とか
『そんなの分からないよもうちょい分かりやすくしてよ!』とかで良いんですわよ? ゲームなんですし」
本気になってもらえたのは、銀杏羽も嬉しいことだが。
>>203
(小角)
「……そう言われると、ちょっと痛いですわね」
銀杏羽は気まずそうな――それでいてちょっと嬉しそうな表情を浮かべて、頬を掻く。
審判という役回り上、どうしても一歩引いていたところから見ざるを得なかった。
だから実況とか言って無理やり食いこもうとして、存在感をアピールしていた節もあったのだ。
その気持ちを小角も持っていてくれたということが、銀杏羽には嬉しい。
「なので――次回はわたくしも参加しましょう。よろしくお願いしますわ、副部長!!」
堂々と胸を張って、小角の言葉に頷く。
偉そうな上から目線がデフォルトなこの少女だが、かといって彼女が完璧かと言うと
断じてそうではない。むしろ、この中で一番幼稚とさえいえるかもしれない。
だから、小角――副部長が、この色々と足りてない部長を支えていく必要もあるだろう。
頑張れ副部長。
>>204
(青田)
「普は本当に惜しかったですわ〜。最後、完璧に普の考え通りに事が運んでいれば、
それはそれで『必勝法』ってことにしても良いかなってわたくし思っていましたのよ」
「普の創意工夫と発想力には、わたくし本当に驚嘆しましたの……」
これは本当だ。
確かに論理的には穴があったかもしれないが、それは銀杏羽の提案するものも同じ。
たとえば(メリットはないが)誰かが裏切ることを考慮すれば、善意に基づく銀杏羽案は『必ず勝つ方法』ではなくなる。
だから、青田が己の手腕で以て『必勝法』を成立させたのなら、それはそれで認められるべきだ。
……最後の最後に計算が崩れ、必勝法の通り、とはいかなくなってしまったが。
「結果、必勝法とはいきませんでしたが、普のお蔭でゲームが白熱したのは間違いないですわ。
ゲームを盛り上げるという点においては、誇って良い功績ですわよ、これは!」
207
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/05/04(月) 23:56:41
>>205
(ニコラ)
「ん…はい。」
後ろからニコラ先生にハグされて、頭が冷えてきたようだ。
「失敗してあの時こうすればよかったって泣きそうになって…
小学生みたいなことして、すいません…。
真っ先に思いついておくべきことですものね…」
自分もとりあえず反省すべき点は見られた。
考えるということが欠けていたように思えた。
>>206
(部長)
「はぁっと…」
少し目をこすってから大きく息を吐きだした。
「醜態をお見せして申し訳ございませんでした…
確かに私はニコラ先生の優しいところも
青田さんの用意周到さも、小角さんの真っ直ぐさも垣間見られました」
いい経験になったのだろう。と頷いて答える。
「部長が目立ちたがりなのも、です。
多分実況なんてするだけじゃぜ〜んぜん物足りなかったんじゃないですかぁ?」
さっきの泣き顔はどこえやら。挑発するような視線を向ける。
「次は、部長も参加していただきます!
拒否は、一応認めて、あげますが」
やっぱり色々悔しいのだろうか。軽く強気に答えてみている。
(…ちょっと言い過ぎたかな…後で謝っとこう…)
208
:
ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』@臨時講師
:2015/05/05(火) 23:24:50
>>206
「むしろ銀杏羽サンの『必勝法』は、現時点では思いつくノは難しいデスし、思いついても実行できルかはさらに難しい、デス。
だからこそ、『特別ボーナス』なのデしょう?
誰も恥じることも後悔することもナイ、デス」
でも確かに、と付け加える。
「次は銀杏羽サンも参加の、レクリエーションにしたいデスね」
209
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/05/05(火) 23:44:02
>>206
「……ああ! まかせておきたまえ、部長。」
小角は大きく頷いた。
副部長。そう小角は副部長なのだ……
(今回はあまりいいところを見せられなかった……だが!
……次こそ、このわたしの力を見せてやるぞ。)
(……それに、チームワークもだ!)
内心決意を固めつつ、もう一度頷いた。
210
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/05/06(水) 02:09:45
>>206
「お褒め頂き、有難うございます」
最後の乱戦に至る流れを作ったのは確かに自分だろうが、それも他の参加者の意志の終結のようなものだ。
そして同時に、部長の言う白熱の裏で、不完全燃焼になった人も居た。
次はまぁ、そういう事が無い様に努力しよう。
(取り敢えず、熱くなり過ぎない所から)
211
:
『断金の契りの第一歩』
:2015/05/06(水) 04:07:22
>>207-210
(ALL)
次なるレクリエーションに向けて、決意を新たにする『金言部』の面々。
部長である銀杏羽も含めて、良い所もあれば悪い所もあった。
だが、今はそれでいいのだ。
この会は、『断金の契りの第一歩』。
最初から完璧に相手のことを理解し合える関係なんて、あるはずがない。
些細な考え方の違いや不和を乗り越え、歩み寄っていけることが重要なのだ。
その意味において言えば――今回は最高の『第一歩』であったと言えるだろう。
銀杏羽は、そう思うのだ。
――――金言部は、基本的に毎日活動中。
『断金の契りの第一歩』 ⇒ 『終了』
212
:
『金言部』
:2015/05/17(日) 18:12:21
部室に備え付けられている伝言板――。
銀杏羽に『小まめにチェックしてくださいまし』と言われている『それ』に、
いつの間にやら二つほど『連絡事項』が書かれていた。
***
1.新しい部員を見つけましたわ。
名前は鈴元涼。わたくしと同じ中等部三年生です。
スタンド使いかどうかは知りませんが、彼の家の羊羹はおいしかったですわ。
(顔写真が貼ってある)
2.ミスコンを開くことに決めましたわ。
詳細はそこの机の上にプリントにしてありますのでチェックお願いします。
プリントに書いてあるほか、皆さんには、宣伝活動とかしてもらう予定ですわ。
今は言えませんが、えらい人と提携とかしておりますので
参加者を一人捕まえるごとに二万円ほどの報酬が出るそうですの。
***
……相変わらずの破天荒っぷりだった。
213
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/05/17(日) 19:17:57
>>212
「サバゲー…ちょっと疲れた…」
ため息を付きながら、とりあえず金言部に顔を出した涙音は…
ちょうど伝言板に新たに記されていた連絡事項に目を通した。
「鈴元…涼さんですか…
新規部員が増えると楽しくなりそう…」
新規部員の顔写真を眺めながら少し嬉しそうにつぶやく…
が、同時にその下に書かれてる内容に釘付けになった
「ミスコン…フヒヒ…
相変わらずいきなりすごいことを始めようとしてますね、部長は」
苦笑いしながらも、とりあえず机の上のプリントに目を通す。
「しかも結構大規模なイベントみたい…
金言部だけに収まらないんじゃないのこれって…」
プリントの内容を確認すると、これまた少し苦笑い。
「んー、参加者か…
とりあえず、この内容をまとめて、ミスコンの宣伝をしてみるか!」
と、自信満々に呟きながらとりあえずいくつかプリントを手に取ると
「私も、チョーっとだけミスコンに興味ありますけどね。」
早速宣伝に行くようだ。金言部から反転して去っていく
214
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/05/17(日) 21:57:48
>>212
ふと思い立ち金言部の部室にやってきて、その内容を確認する。
「新規部員、スタンド使いかは不明。」
「違っても見えるようには出来るから、まぁそれなりに。」
「それからミスコン開催、参加者1名ごとに2万円」「2万円」
「……自分のポケットの中の小銭は、他人のポケットの中の大金に勝る。
それに、刺青やイルソンにと使い出はある。準備するに越した事は無いな」
数枚プリントを取り、スカウトに向かう。
215
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2015/05/17(日) 22:03:41
「ミスコンねぇ。また変なことを……」
掲示板の前、鈴元は一人内容に目を通していた。
「あ、一人二万?ええねぇ。ちょっとやってみよか。」
にこにこと笑い、プリントを手にとって部室を後にする。
(スタンドについて知ってるってことは、皆スタンド使いなんかぁ?)
一つの疑惑を胸に抱きながら……
216
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/05/17(日) 22:39:37
>>212
「む、この顔、それに名前……そうか、彼も仲間か。……ふふん。
……ん? もう一個あるのか。」
「……」
「み、ミスコンっ?
……ううむ、そうかミスコンかぁ……」
(わたしの知性をアピールする場には向いていなさそう、だが……
なんだか、楽しそうじゃあないかっ。)
「そ……それにしても、二万円かあ。
うう、やはり散財が趣味なだけはあるということか……」
部室を出た。
217
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2015/05/18(月) 23:05:45
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1393171061/913-927
上記にて吹野 優衣『ジャンク・ボックス』がミスコン参加を決意されました。
「いや、もしかして僕一番乗り?」
「部長も喜んでくれるやろ。」
現在 ミスコン参加者『1名』
218
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/05/22(金) 19:00:46
下記にて石動 玲緒『チア・アクシデント』を勧誘しました。
なお、まだ判断は保留のようです。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1415792635/460-475
「…うーん、勧誘の仕方が強引だったかなぁ…
まぁ、決めるのはあの人だからいいか。」
219
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2015/05/22(金) 23:51:28
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1424962526/235-260
上記にて稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』さんがミスコン参加を決意されました。
「二人目、ですわぁ。」
「そういえば審査員てウチから誰が出るんやろ。」
現在 ミスコン参加者『2名』
220
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2015/05/25(月) 01:03:58
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1420040517/243-276
上記にてココロ『RLP』さんがミスコン参加を決意されました。
「三人目。…かいらしい人、ちょっと変わった人、べっぴんさん。エエねぇ。」
「誰が優勝すんねやろぉ?」
現在 ミスコン参加者『3名』
221
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2015/05/30(土) 23:21:24
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1424962526/263-287
上記で東郷 日向『エイジ・オブ・インパクト』さんがミスコン参加を決意されました。
「なんか運動好きそうなお人さんやったなぁ。」
「……なんのことやったんかなぁ?」
現在 スカウト成功人数『4人』
222
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2015/05/31(日) 23:59:01
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1432052310/31-64
上記にて灰羽『アクエリアス』さんが参加を決意されました。
現在 スカウト成功人数『5人』
223
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/06/01(月) 22:56:51
ミスコン通知
こちらにて 紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』さんが参加を表明されました。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1424962526/288-300
備考:あのー…可能であれば私も参加したいなーなんて…
あ、無理だったら諦めます。はい。
「…こんなかんじでいいのかなぁ…」
スカウト『2人目』
224
:
『金言部』
:2015/06/02(火) 22:04:07
>>217-223
(鈴元、朱鷺宮)
はい、告知スレで全員のエントリーを確認しましたわ。
ミスコン開始の直前に所定の口座(?)に振り込んでおきますわね。
>>223
(朱鷺宮)
別に構いませんわよ? むしろ積極的に参加なさいまし。
225
:
『金言部』
:2015/06/06(土) 23:07:25
>鈴元、朱鷺宮
スカウト活動お疲れ様でしたわ。
それでは約束の報酬です。
鈴元 ⇒ 『10万』
朱鷺宮 ⇒ 『4万』
226
:
『黄金小町決定戦』 目元千両、口万両
:2015/06/06(土) 23:09:32
六月某日――晴天。
その日は朝から梅雨とは思えないくらいの快晴だった。
気温も高く、真夏日と言って差し支えない陽気である。
……まるで、これから始まる『戦い』の熱を象徴するかのように。
真夏日の砂浜に、黒山の人だかりが生まれていた。
人だかりの中心には巨大な特設ステージが設置されており、
そこには一人の少女が佇んでいる。
少女は、緩くカールした茶色い長髪をポニーテールにしていたが……
それ以上に目を惹くのは、間違いなくその服装であろう。
細長く伸びた兎耳を模した金色のヘアバンドに、同じく金色のレオタード。
蝶ネクタイ付きの付襟、カフス、ストッキング。
右腕に白いレースの長手袋を備えているところだけが浮いているが、
総じて――『成金趣味のバニーガール』、と言うべき格好をしている。
彼女のことを知る者が見れば、呆れと共に納得しそうな感じだった。
金言部部長、銀杏羽明日乃。
このミスコンテスト――『黄金小町決定戦』の発案者であり、
主催であり、そして司会を務めることになっている少女だ。
銀杏羽:
『レディィィ――――――――――――――――ス
&ジェントルメ――――――――――――――ン!!』
『ですわ!!』
『皆様、ようこそいらっしゃいました!
わたくし主催であり今回の司会を務める銀杏羽と申します!』
『今日はよろしくお願いしますわね!』
銀杏羽はテンションMAXでそこまで一息に言い切り、
『今回行うのは、簡単なコンテストです!
これからエントリーしていただいた参加者の方々に
順番にアピールをしていただきますので、そのアピールを見た
審査員と観客による評価が一番高かった参加者が優勝! 単純ですわね』
『それでは、まず審査に入る前に審査員の紹介をさせていただきます』
銀杏羽は手でステージの端を指し示す。
巨大なステージの横には、四つのパネラー台が並べられ、
そこには四人の男性――少年もいるが――が座っていた。
やはりというか、審査員に女性はいないようだ。
227
:
『黄金小町決定戦』 目元千両、口万両
:2015/06/06(土) 23:18:45
銀杏羽:
『「鈴眼」より、鈴元涼さん!
彼は金言部の部員の一人でもありますわ』
ワアアァァァアアアアアア
『「秋映学園吹奏楽部」より、板踏甲賀さん!
何で部活が協賛団体にいるのかしらね?』
ワアアァァァアアアアアア
『「骨董店ろいど&えんぺらー」より、瀬良野徹さん!
このお方はわたくしの個人的な知り合いですわ』
ワアアァァァアアアアアア
『「門倉不動産」より、門倉良次さん!
不動産経営というのにお若い方ですわね』
ワアアァァァアアアアアア
銀杏羽の紹介に応じて、歓声が沸き起こって行く。
紹介……というには私情が混じりまくっているが、
それについては気にしてはいけない。盛り上がってるから良いのだ。
『ではでは――早速審査を開始いたしますわよ』
・
『エントリーNo.0!』
・ ・ ・ ・ ・ ・
『銀杏羽明日乃さん、お願いします!』
228
:
『黄金小町決定戦』 目元千両、口万両
:2015/06/06(土) 23:21:31
ガ コッ
銀杏羽の声と共に、ステージ上に暗幕が降ろされる。
一時的ではあるが、巨大なステージ上の全てが隠れる。
そして、機械音が連続した。
――――ウィィイイイ ――z ン
ガシャ シャキ ガシッ
ガキィィ――ン
その瞬間……ステージの『シルエットそのもの』が変化する――。
229
:
銀杏羽『ザ・カレンシー・クリック』
:2015/06/06(土) 23:26:18
>>227
(クールさ部門)
ザザァン ・・・ ザザァン ・・・
波の音。
暗幕が取り払われたその先には、海の上を航行する巨大なクルーザーがあった。
飛沫を上げながら洋上を動くその上に、一人の少女が佇んでいる。
白い帽子が波風で飛んでしまわないように右手で抑え、
同じように白いワンピースの裾を左手で抑えながら
海を眺めていたその少女は、くるりと『あなた』の方を向いた。
「良い風、ですわね」
茶色い長髪を緩くカールさせた、高貴な雰囲気の少女。
銀杏羽明日乃はそう言って、優しげな笑みを見せる。
普段の破天荒で騒がしい彼女の印象からは乖離しきった、静かな表情だった。
「まったく、退屈な旅になるかと
思っていましたが……なかなかどうして」
ニコ
「『あなた』と一緒だと、こうした静かな時間も楽しめるものですのね」
銀杏羽はそう言って、ぎこちなくはにかむ。
照れくさそうな、それでいてその感覚も好ましいというような、そんな平和な笑み。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・
そこまでは良かった。
ド 、o
ツ ノ ヽ
オ /
ン ・
水面から、突如として飛び出す『鮫』!
もうステージだったんじゃねーのとかどっから鮫出したそういうのは関係ない!
ネタとしても唐突すぎて置いてけぼりになる観客をさらに置き去りにして、
ステージ上の暴挙はさらに進行していく!
「出ましたわね、『太平洋のヌシ』!
さあ行きますわよ、この旅に終止符を打つ為に!!」
ガコン ガコン!
突如、クルーザーの側面が変形し、無数の砲台が顔を出す。
そう、これはクルーザーではなく、そう偽装した覆面小型巡洋艦だったのだ。
「一斉掃射ですわ!」
ドガガガガガガガ
ザザザギギギギギ!!!!
銃声が連続する。
飛び出した巨大な鮫は、そのどてっぱらに無数の風穴を開け、
そしてそのまま吹っ飛んで行き、太平洋の水面を赤く染める絵具となった。
銀杏羽はそれを見届け、満足そうに頷く。
「――――どうです? エキサイティングな経験だったでしょう?」
太陽に照らされたその笑顔は、
その一言で綺麗にまとめようとしている意志が見え隠れしていたが、
どう考えてもそんなんで片付くはずはないのであった――。
230
:
『黄金小町決定戦』 目元千両、口万両
:2015/06/06(土) 23:30:26
再度暗幕が下りて、機械音が連続する。
もう一度ステージが見えるようになるころには、
波飛沫もクルーザーも影も形もなくなっていて、
銀杏羽は成金趣味のバニー姿に戻っていた。
銀杏羽:
『――――さて!
まあ今回は観客の皆さんに「大体どんなアピールが来るのか」を
お伝えする為に、あえてわたくし自ら演技をしてみましたわ!』
『あ、もちろんサンプルなので投票は必要ないですわよ?
したくなる気持ちは分かりますが、わたくしを審査対象に含めてしまうと
ブッチギリで優勝してしまいますからね。それではミスコンの意味がありませんし』
この少女、残念なことにマジで言っている。
ネタとしても滑っていたが、そもそもアレをネタではなく大真面目に、
『クールさをアピールする最高の仕掛け』と考えている。
……審査がなくて良かった、と言うべきか。
『では、これより参加者のアピールの方に入ってもらいましょう』
『まずはエントリーNo.1!
吹野優衣さん、お願いします!』
231
:
吹野 優衣『ジャンク・ボックス』
:2015/06/06(土) 23:41:38
>>230
カチンコチン
吹野は いま史上最大の窮地に立たされていた。
そう 『上がって』いる。 そりゃもう究極に
>ワアアァァァアアアアアア!!!!!
ワアアァァァアアアアアア!!
ワアアァァァアアアアアア!!!!!
熱狂とも言える歓声と熱狂。そのテンション絶頂ボルテージが肌を突き刺すように襲う。
だが応えねば!! ここで逃げちゃいけないぞ私っ!
「はっ」
縮こまりそうな口を大きく開いて、私は大きく息を吸うとステージの中心一歩前に立つ!!
「しゃ・・・しゃひめまひて(初めまして)!!!
しゅきの ゆうひ(吹野 優位)へすぅっっっ!!!」
・ ・ ・
(噛んじゃった―――――zノああああああ!!!??////////)
ボンッッ!!! と顔を赤らめつつ心の中で絶叫する!!
それでも何とかミスコンだ、人々を受けさせないと。
さぁ、もう後戻りは出来ない!! このミスコンの一番手を華々しく打ち立てるんだ 吹野ぉぉぉ!!!
(※次レスでジャンク・ボックスの投票発現)
232
:
吹野 優衣『ジャンク・ボックス』
:2015/06/07(日) 01:03:42
>>230
(面白さ部門)
ナパーム・ビーチ能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/601
サァァァァ
サァァァァ
季節は真夏! 舞台は『ひまわり畑の中』
「・・・ あ あのっ」
そのひまわり畑の中では一人の『学生服(※k市高校服)』
「わ、わたし」
「あ、 貴方の こ、 ここここここっっここ
ことが!!!!」
夏の学生服、ひまわり畑の中。 目前にいるであろう『あの人』へと
吹野は頬を紅潮させて今一大決心の告白をしようとする!!
「だっっっっ い!!!」
. -‐ニ ̄ニ‐- .
_/ \_
=二 ̄ / ',  ̄二=
 ̄7'' ―― ___ ―― 戈 ̄
――― 从,,i ; `. 、 .尢r、――――――
/\じ'jl|此ト=メ i;_,,爻,,i| 刈ゞメ
``‐ヾ:;!Iヅ 〃!iメト辷-" ^
233
:
吹野 優衣『ジャンク・ボックス』
:2015/06/07(日) 01:08:45
「 …はは 」
その言葉の続きを言おうとした最中、ひまわり畑に大きな
ピンク色の爆発が起きた。吹野の『興奮爆発』に連動して
『大好きなあの人』に見立てた『ひまわり』達の大爆発……。
「また・・・ 言えなかったなぁ……」
トボトボと背中を向けて肩を落として消沈を体で表す吹野。
だが、その吹野の後ろのほうでひまわり畑の爆発。そのピンク色の残りがを
上空で見ると・・・?
(※ひまわり畑を上から見た図↓)
■■ ■■
■■■■■■■
■■■■■■■
■■■■■
■■■
■
234
:
『黄金小町決定戦』 目元千両、口万両
:2015/06/07(日) 01:16:25
>>231-233
(吹野)
銀杏羽:
『はいっ! 吹野さんアピールありがとうございました!』
銀杏羽がそう言って、吹野が退場していく。
ステージは瞬く間に変形し、元の形に戻った。
ちなみに、観客及び審査員には、
今の光景は空から見た図がオーロラヴィジョン(吹野のアピール特有の設備)
に表示されていてちゃんと目撃できているのであった。
(*と、そんな感じで脳内補完してくださって構いませんわ)
『初々しい感じでしたわね。
告白系アピールはシンプルかつ分かりやすいですわ!』
>審査陣
『では、審査員の皆さん、審査お願いしますわ!』
(*審査レスの順番とかはありませんわ)
235
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/06/07(日) 02:04:01
>>231-233
まず、登場時の発声は悪くなかった。
ただ、もう少し腹から声が出ているとなお良い。あれは喉を傷める発声だぞ。
ポテンシャル自体は悪くないんだが……まずは腹式呼吸からしっかり覚えてほしいところだ。
口の筋肉が大分硬直してたのもマイナスだな。あまり管楽器には向かないかもしれん。
音楽はパフォーマンスだからな……人前に立つ感覚というのは、これを機に覚えておいてほしい。
で、爆発だが……うーん……パワーはあった。
パワーはあったんだが……それだけだな。良くも悪くも『スフォルツァンド』。強すぎる。
そのスフォルツァンドから、一気に強さとテンポを落として『デクレッシェンド』でフェードアウトしたわけだが……
……うーん……やっぱり『爆発』が強すぎたんじゃないか?
コミカルだった、という意味じゃ確かに『面白さ』ってテーマに合っちゃいるんだがな。
あまりにも爆発が強すぎて、他のパートが弱いと感じる。『スフォルツァンド』を持て余した感じだ。
総合して、もう少し強弱の流れとハーモニーを気にするべきだと感じた。
強いところをどこに入れるか、前後の弱いところとのバランスをどうとるか。
そういうところを意識すれば、いいプレイヤーになると思う。これからに期待だな。
『総合評価』 ⇒ 『3点』
236
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2015/06/07(日) 02:14:52
>>231-233
「ぷっ…くくく……」 「うふふ。ふふっ…うふふふ。」
和服を着た少年が笑いをこらえる。
「なんやろ。…吹野さんどないな感じやろ思てんけど…」
「予想外すぎて…しかも……爆発て……」
何度か深呼吸を繰り返し、落ち着こうとする。
ひーひーと呼吸を整えながら審査を開始する。
「失礼。えっと、『かいらしい』です。」 「言いたいけど言えない、甘酸っぱい青春って感じですぅ。」
「吹野さんはのんびりした人やけど、やっぱり女の子らしいトコあるんやなぁって思いましたぁ。」
「えっと、演出も独特でエエです。
一番手がこうすると二番以降は工夫せんとと思うかもしへんね。」
「吹野さんのゆったりした感じと激しい爆発っちゅうのはなかなかの組み合わせ。」
「自分がされたら思うとぉ…」
ちょっぴり赤くなる。
「はずいからぁ、やっぱり、今のナシで。」
「えっと、点数やね。」
鈴元 涼 評価『9点』
「吹野さんが家族やったら楽しいなぁって思うねんけど、後もう一押し欲しかったかなぁ。」
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