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【ミ】『エヴリナイト・ミッション』 その2
715
:
『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』
:2016/02/11(木) 01:17:28
>>710-713
(全員)
各々がグリッドにカートを止め、互いに声をかけあう。
次のレースに託すもの、喧嘩腰のもの、
駆け引きを続けたいもの──十人十色だ。
先行しゴールを決めた、
四季と乾が立ち話をしているのも見える。
そして、後続のカートが次々とゴールを潜ってくる。
瀬良野の後に続いたのはチャプチャプだ。
土牛の妨害をほとんど受けていないタイムだが、
彼の犠牲がなければ、順位自体入れ替わっていた可能性がある。
「これでちょっとは、面白くなったかなー」
レース順位が表示されたボードを見上げる黒人少年。
その笑顔には、一点の影も見当たらない。
ド ド ド ド
2ndステージ 結果:
1位:20pt 20 黛 四季(まゆずみ しき)
2位:15pt 1 唐雛 ミオ
3位:14pt 12 乾 巌(いぬい いわお)
4位:13pt 15 瀬良野 徹
5位:12pt 4 春原 仁
6位:12pt 10 薬師丸 幸
7位:10pt 14 チャプチャプ
8位:10pt 3 土牛 千吉(どぎゅう せんきち)
9位:10pt 30 スクレイパー
10位:9pt 27 阿倍野 鐘太
11位:8Pt 2 ホビー・クランプ
リタイヤ:
【22】ホモヴィッチ・ガチムシスキー
【16】サツキ・シャーリーテンプル
【5】根立 稔士朗
ド ド ド ド ド ド
SKR 総合成績:
1位:30pt 20 黛 四季(10+20pt)
:30pt 1 唐雛 ミオ(15+15pt)
:30pt 14 チャプチャプ(20+10pt)
4位:26pt 10 薬師丸 幸(14+12pt)
5位:24pt 4 春原 仁(12+12pt)
6位:22pt 15 瀬良野 徹(9+13pt)
:22pt 12 乾 巌(8+14pt)
8位:20pt 3 土牛 千吉(10+10pt)
9位:19Pt 2 ホビー・クランプ(11+8Pt)
10位:15pt 30 スクレイパー(5+10pt)
11位:13pt 27 阿倍野 鐘太(4+9pt)
>瀬良野
その時、瀬良野の無線が土牛と繋がった。
【3】のカートはゴールした後、数十m後方で停車している。
ドライバーが降りる様子はなく、瀬良野に近づきもしない。
「ワシは、このレースでおまえを勝たせる為に動くと決めた。
・・・・断っておくが、自己犠牲ではない。
震災で行方不明になった家族を『取り戻す』・・・・
その為に、おまえさんに恩を売れるのは今しかないからな。
金は他でも稼げる。借りることだって出来るが、
瀬良野・・・・おまえのスタンドは、おまえだけのものだ。
約束できるか?
ワシがおまえを優勝させた時には、ワシに協力することを」
716
:
【10】薬師丸 幸『レディ・リン』
:2016/02/11(木) 01:36:36
>>715
(GM)
ド ド ド ド
4位:26pt 10 薬師丸 幸(14+12pt)
「……ま、悪かない。
まだまだ、運は尽きてないわねぇ〜え。」
(十分、2位も1位も狙える。
……ドンパチしてまでは、だけど。)
同盟相手は脱落した。
一時的同盟を組んだ連中は、まだいる。
順位は、十分、上位に手が届く位置に違いない。
・・・・どこまでやれる?
(頼むよ。『レディ・リン』――私の女神さま。
んでもって、私のドライビングテクニックもね。)
次のレースまで、少しばかり休憩しておこう。
……ここまで半分。波乱はきっと、これからだから。
717
:
【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2016/02/11(木) 02:15:00
>>715
どうにもストッパーが居ないと闘争心が剥き出しになってしまう。
ひっそりと無線を通して土牛氏に返事をする。
「変な事をされていないようで安心しましたよ、土牛氏…
『ヨハネスブルク』のスタンド使いは何をやらかすのか見当もつかないのですよ!」
ひそひそと会話を続けながら黛ペアの方に歩いて行く。
立ち話を聞くついでに会話もしたいのだ。
「今更、僕が協力しないなどと言い始めるとでも?
『恩返し』とか、そういったものじゃなくて『使命感』ですよ。
成しうる者が為すべきを為す。そういう事です」
自分が『アメイジング・クラウン』に目覚めた理由があるならば、理不尽を理不尽なままで終わらせないためだろう。
その前にチャプチャプを本国に戻さない限り、遅かれ早かれ『砕かれて』しまう。
「あ、チャプチャプとスクレイパーのスタンド能力は観察できました?
見ている余裕が無かったもので」
チャプチャプも気になるがスクレイパーのスタンドが気になる。
随分と変わったヴィジョンで能力の予想ができていない。
718
:
【4】春原仁『キラー・エリート』
:2016/02/13(土) 02:21:43
>>715
(悪くない…というか、出来過ぎだ。
チキンをローストビーフに変えられるし、シャンパンも上等なのを買って帰れる)
完走の報酬のみが目的だったが、こうなると少しでも上位を狙いたくなる。
1円でも多く稼げば、その分生活の足しになる。
そろそろ限界だ、煙草を持って喫煙所へ急ごう。
>>714
瀬良野
「即金で20万なら、俺の能力と、その詳細。
前金で10万、後で10万なら能力のみ、説明はしない。
後払いで10万? 寝言は寝て言え、お前が素直に支払う保証がどこにある?」
719
:
【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2016/02/28(日) 18:13:12
>>718
「こちらから言い出して申し訳ないのですが、この話は無しに。
今、『過去』を改竄する予約が入ってお金を使うわけにいかなくなりました」
大体の能力は掴めてはいる。『気配』が消える前に対処してしまえばいい。
薄々は透明になるスタンド使いの存在を察知している参加者だっているはず。
「ちなみにホモヴィッチを脱落させたのは、僕と相方でして。
『気配』を消しても安全ではありませんよ?」
720
:
『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』
:2016/02/29(月) 03:18:30
>>716
(【10】薬師丸)
薬師丸は発表された順位を前に、十分に優勝に届くことを確かめる。
開始時、『50名』いた参加者は、今や『5分の1』という有様だ。
唐雛のアタックを受け、心折れた者。
レース以外の目的を果たし、離脱した者。
理由は様々だが、今なお、レース優勝を目指す者がここに残る。
その上位に自分が入っていることを、『幸運』と呼ばず何と呼ぼうか。
そして、隠し続けた『レディ・リン』の真価が発揮されるのは、これからだ。
薬師丸はカートを残し、炎天下の路上を歩き始める。
ゴール傍には選手用の休憩所が用意されている。
真夏の日差しの中、南国様の露店に冷えたドリンクが並んでいる。
四季と話し込んでいた乾が、
薬師丸に振り返り、片手を上げるのが見えた。
二人もまた、カフェへと歩き始める。
彼らと同盟を組み直すか。
それとも、単身ゴールを狙うのか。
決めるのは薬師丸自身──選択肢は無限だ。
>>718
(【4】春原)
発表された順位に満足する。
このペースで進めば、上位は確実だ。
それは賞金がベースアップすることを意味する。
春原はカートを降り、久々に地面を足で踏む。
アスファルトは靴底を炙り、肌は日差しに火照り始める。
レースの間は常に海と風を感じていたが、
今は水分と冷気、何より煙草が欲しい。
瀬良野との交渉を切り上げ、
春原は休憩所にあるであろう喫煙室を目指し、歩き始めた。
>>717
>>719
(【15】瀬良野)
土牛:
「・・・・ならば、わしは力の限りを尽くすだけじゃ。
『過去』を・・・・そして『未来』を変えるためにな」
しばしの沈黙の後、土牛の言葉は続いた。
「『スクレイパー』の能力は、あの円盤だな。
高速回転するだけでなく、表面を無差別に『削り』おる」
「あの黒人小僧──『チャプチャプ』のスタンドは読めん。
読めんが、共通点は見えてきた。
レース再開までに、話しておこう」
通信が切れ、後方で土牛がカートを降りるのが見えた。
親指で休憩所を指し、のしのしと向かっていく。
南国風の緑あふれたカフェテラスでは、
ジューサーに様々なドリンクが並んでいた。
四季と乾の二人組も、そちらに向かうようだ。
瀬良野は春原との交渉を切り上げ、
休憩所と、その上の空の高みを見上げた。
雲一つない青の色。突き抜けるような蒼穹。
夏の日差しは、
全ての参加者と観客を容赦なく祝福し──
そして、次なるレースを期待するが如く、輝いていた。
『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』
──Unfinished
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