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【ミ】『黄金町の夕闇』 その2

64エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/02/04(水) 13:01:46
>>60
「『寒い時期に冷たいものを喫食したい気分なら
 暖かい環境にする』、理に適っていると思うよ?
 いや『暖かい季節を待つ』のも方法だがね」

バジに答えふと思いついた事を聞く。

「 ドナート君のまとめ(>>56)で気づいたのだが、
 済まないがあと知っている範囲で『アイエル』嬢、
『チャクラ』嬢、『ルンクス』氏とあの場にいなかった
『ナグサ』氏について教えてもらえないだろうか。
 あと『アイエル』嬢と『チャクラ』嬢が話している時
『チャプチャプ』氏が比較的口を挟んでいなかったようだが
 偶然だろうかそれとも彼ら3人はそれなり仲が良いのだろうか」

今まで話題に出なかった『ヤング・ダイヤモンド』メンバーについて尋ねた。

65瑞慶覧 愛『ビッグ・バッド・ママ』:2015/02/05(木) 00:49:48
>>60
「・・・・『嵌めると強い』・・・」
「『なんでもできる』・・・」

自分の能力は、どちらかにあてはめるなら、『後者』だろう。
『なんでもできる』は、一つ間違えば、『なんにもできない』にもなる。
その『弱さ』も、学んでいる。
でも、自分は『弱くある』ことはできない。『守らねばならない人』がいるから。

66『少年、犬、そして月』:2015/02/05(木) 01:38:19
>>61(アウレア)
敵はすでにこの町に入っている。
それはつまり、いつ何処で、
顔を合わせてもおかしくないということだ。

脳内で戦い方を模索しながら、アウレアは来るべき戦いを思う。
ふとウィルと目が合う・・・・どうやら同じことを考えていたようだ。

>>62(ドナート)
騒々しく『黙秘』を宣言する『幽霊』たち。

「確かに、応用性はかなりのもンだな、
 おまえさんの『カバレロス』は」

>>63(ウィル)
ウィルの戦闘経験、スタンド使いの知識から、
想定されるだろう敵のヴィジョンを考える。

ふとアウレアと目が合う・・・・どうやら同じことを考えていたようだ。

>>64(エイノー)
バジ:
「『チャクラ』と『アイエル』は、表の顔しか知らない。
 『チャクラ』は『天才料理人』で、
 『アイエル』は『ヨハネス』の『風俗街』の元締めだ。
 表っていうか、それも裏なんだけど」

「『チャプチャプ』と二人の関係は知らなねーけど、
 想像はつくかな。
 『あの二人には絶対に関わるな』って、
 『フロイス』から言われてるンだよ、オレ」

「いろいろ、ガチで『ヤバい』らしいから。
 特に『アイエル』は立場柄、部下も数が多いし、
 『ダイヤモンド』でも相当立場が上だ。
 ただ、逆にこの国に来てる今は『チャンス』かもだけど」

「『チャクラ』は、ほんとに全然知らない。
 『フストゥル』と同じで、海外を飛び回ってるから。
 能力を知ってる奴は、ごくわずかじゃないかなあ」

「だから、逆はあっても、
 『チャプチャプ』が女連中と仲いいってことは、
 まずないと思うけどな」

>>65(瑞慶覧)
自分はどちらか、と考えれば『後者』だろうか?
負けるわけにはいかない。
瑞慶覧もまた、少年の話に耳を傾ける。

67エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/02/05(木) 08:43:21
>>66
「有難う」

バジに感謝しつつ安堵する、『強力な敵』に『採算度外視の結束』
まであられては堪らない。

「それで『ルンクス』氏と『ナグサ』氏はバジ君達は『知らない』、
 という事でよかっただろうか」

『ヘル』が知っているという可能性を重要視してはいないが
バジに『友達』を尊重してみせるというのは大事な礼儀だ。
通じようがこのスタンスは崩すまい。

68ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/05(木) 18:39:55
>>66
ドナート「そう。俺の『ザ・スリー・カバレロス』の応用力は並じゃない。
      そして、TVで相手の『姿』と『声』がわかった以上、俺には『ある手段』が取れる。」

   アダン@幽霊《 なるほど、『アレ』ですね! ♪》
      ブラス@幽霊《 ははぁ、『月』の時にやった『アレ』ですね ♪》
         チュス@幽霊《 よしよし、相手が堂々と姿を現したことを後悔させてやりましょう ♪》

ドナート「変幻自在の『ザ・スリー・カバレロス』の恐ろしさ、見せてやろうじゃねーの」

ドナート「『バジ』、『エルガマル』、私見でいいんだが、
      俺の『ザ・スリー・カバレロス』の能力は『ヨハネスブルグ』側にどの程度バレている、と思う?」

ドナート「『バジ』、お前は俺の能力を一度見ているが、『ヨハネスブルグ』にはどう報告した?」

ドナート「『エルガマル』、『月』の事件について『語り部』はどの程度知識があると思う?
                 ワザ
      あの時に見せた『技術』はバレていると思った方がいいか?」

  『語り部』   :本名レオミュール。『エンドレス』、物語を書き直す能力。
  『フロイス』  :バジの友人。
  『アーント』  :土に潜る能力。
  『チャプチャプ』:新参。おしゃべり。元タクシー運転手。いつのまにかいる能力?
  『フストゥル』 :歴史の研究家。『オタク』。『パリ』でスゴイ『お宝』を見つけた。『スヴァルト』とライバル。多分強い。
  『スヴァルト』 :『フストゥル』とライバル。多分強い。
  『アイエル』  :『風俗街』の元締め。特にガチで『ヤバい』。高い立場。
  『チャクラ』  :『天才料理人』。ガチで『ヤバい』。海外を飛び回ってる。
  『ルンクス』  :
  『ナグサ』   :

69荒咬『ザップ』:2015/02/05(木) 22:20:53
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1325620031/712-714

異なる時空から、『何か』が現れようとしている……

70ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/02/05(木) 23:16:19
>>66

「考えることは同じということかな」

アウレアと目が合い、小さく笑う。それにしても、だ。

「同じ組織のメンバーでありながら、絶対に近づくな とはね」
「よほど危険と見える・・・それが能力か それとも本体そのものがかは分からないけれど」

また当然だが、互いに容易には他人に能力を見せたりしないらしい。
あるいはその隙に付け込めるだろうか?

71アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/06(金) 01:22:28
>>66
「……ふふっ」

目が合って、考えていることが同じだと直感で理解できた。
それがなんとなく嬉しくて、ちょっと微笑んでしまう。

「『アイエル』ねえ……」

アウレアの場合は『風俗』という職業とはちょっとした因縁がある。
尤もアウレアのケースは身体を積極的に売るようなことは、
日本のお国柄もあってかあまりなかったが……『ヨハネスブルグ』の場合はどうなんだろうか。

「まあ、『上に立てる』ってことは頭も良いってことだしね。
 ……警戒するに越したことはないと思うよ。……何となく」

72『少年、犬、そして月』:2015/02/08(日) 00:19:15
>>68(ドナート)
バジ:
「あんたの能力? 報告してないけど。
 だって、『ザコ』かと思ってたし。
 人形に変身して爆発・・・・だっけ?」

『エルガマル』:
「ま、あの夜に使った手の内は、
 全部『読まれた』と思ッといていいンじャねーか?」

>>67(エイノー)
バジ:
「『ナグサ』は、会ったこともないや。
 黒人じゃないって話だよ。
 『スヴァルト』がヨハネスに紹介して、『Y・D』に選ばれたとか」

「それで、『ルンクス』は・・・・えーと」

眉を寄せ、顰めつらになる少年。

「何したか知らないけどさ・・・・
 『アーント』は『ゲス』って言ってた。
 『Y・D』で一番嫌われてるんじゃないかな、アイツ」

>>70(ウィル)
能力をお互いに明かさない・・・・または限定的にしか教えない。
少年の話からは、そんな様子が伺える。
協調の可能性は『低い』・・・・そう考えていいのかもしれない。

>>71(アウレア)
南アフリカにおける『歓楽』について、考えるアウレア。
貧困と夜の商売は切っても切れない関係だが、
ヨハネスほどの『犯罪都市』において、
その世界の影響力の大きさは想像に難くはない・・・・
コネや血縁だけで仕切れる世界だとは思えない。


───────────────────────


>>69(荒咬)

          ── 『 Z A P 』 !!

荒咬が出現したのは・・・・ほの暗い無人の廊下だった。
学校のそれに近い、無機質な通路の正体は、
壁に貼られた案内図によってわかる。

松前病院1F。『エレベーター』前。
常夜灯に照らされた院内は、
かなり遅い時間帯であることが伺える。
『ナースセンター』は近くになく、『カウンター』は閉じた後だ。
ここからロビーに向かえば、緊急用の出口があることもわかった。

と──
               チン

突如、エレベーターの扉が、開く。
今しも、1Fに到着したところらしい。

現れたのは──複数の看護婦。
五人、いや六人はいるだろうか?
不自然なほどに詰め込まれているが──

「おいおい、『見送り』はここでいいゼ?
 仕事があんだろ?仕事が」

──その奥から聞こえる、野太い声。

73ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/08(日) 00:32:25
>>72
>バジ
      アイ・カランバ
ドナート「なんてこった!よりにもよって『ザコ』呼ばわり!」
   アダン@幽霊《 悲しい ♪》
      ブラス@幽霊《 悲しみ ♪》
         チュス@幽霊《 悲しさ ♪》

>エルガマル
ドナート「チッ、っつーことは『偽シアン』は『読まれた』可能性が高いか」
   アダン@幽霊《 まぁ準備だけはしておいてもいいかもしれません ♪》
      ブラス@幽霊《 策は多いに越したことはありません ♪》
         チュス@幽霊《 策に溺れるのは危険ですがね ♪》

  『語り部』   :本名レオミュール。『エンドレス』、物語を書き直す能力。
  『フロイス』  :バジの友人。
  『アーント』  :土に潜る能力。
  『チャプチャプ』:新参。おしゃべり。元タクシー運転手。いつのまにかいる能力?
  『フストゥル』 :歴史の研究家。『オタク』。『パリ』でスゴイ『お宝』を見つけた。『スヴァルト』とライバル。多分強い。
  『スヴァルト』 :『フストゥル』とライバル。多分強い。
  『アイエル』  :『風俗街』の元締め。特にガチで『ヤバい』。高い立場。
  『チャクラ』  :『天才料理人』。ガチで『ヤバい』。海外を飛び回ってる。
  『ルンクス』  :ゲス。嫌われ者。
  『ナグサ』   :黒人ではない。

74瑞慶覧 愛『ビッグ・バッド・ママ』:2015/02/08(日) 00:42:55
>>72
口は挟まず、バジ達の言葉を注意深く頭に入力していく。
彼らと事情は違うとはいえ、ろくに学校に行っていない子供には、覚えるだけでもひと仕事だ。

「・・・」

ふと、『ヘル』の様子に目をやる。

75荒咬『ザップ』:2015/02/08(日) 01:14:14
>>72

「夜の病院か…… また変な『チャンネル』に合わさってしまったな」

ほの暗い中でかすかな明かりで照らされた案内図を読みながら、一人つぶやく。

「病院といえば、黄金町中から弱者や病人が集まるところであり、社会の重要なインフラ」
「ここにいきなり変な人(僕だ)が出てくるなんて、他のみんなからすればおっかないったらありゃしないな」

そのとき、『エレベーター』が開いた。
現れたのは、不自然なほどに詰め込まれた、複数の看護婦。

「(なんだ…… 看護婦さんがこの時間に、5〜6人も? 近くに詰め所でもあるの?
  いや、『ナースセンター』は近くにないって今読んだばかりじゃないか……
  なんか…… おかしいぞ)」

さらに、その奥から野太い声が聞こえてくる。

「(暗いから人違いをしているのか……?
  それとも僕に言ったわけじゃあないのか? けど、エレベーターの中で誰に?)」

女性が壁になって相手が見えないということは、単純に深夜なので視界が悪いか
相手はよほどの小男か、車椅子などを使用しているのだろうか。
荒咬を誰かと勘違いをしているとすれば、あるいは前者か。

「…………?」

今は何も答えず、エレベーターの奥を見つめ、声を発した人物の正体を観察しようとする。
室内だというのに傘を差したまま『雪まみれ』で出現したこの状態では、答えても不審だし答えなくても不審だ。
今から物陰に隠れるのも間に合わない。
下手なことはせず、相手の次のアクションを待つ。

とはいえ、何かが起こる前に再び『ザッピング』し、面倒ごとや不可思議な現象からおさらばする手もあることを考えれば
この場に留まること自体が『下手なこと』かもしれないが――今は『好奇心』が勝った。
『ザップ』ならどんなことからも離れられるからこそ、自らが理解しがたい事象に対する探求精神は人一倍あるのだ。

76ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/02/08(日) 01:51:06
>>72

「これで一応 現在の『Y・D』に関する情報は一通り揃ったね」

スマホにここまでの内容を記しておく。
どうやら、敵が総員で襲ってくるという可能性は低いらしい。
もちろんこちらもいつでも襲撃に備えられるわけではないが、
少なくとも数の点で不利を突かれることはなさそうである。

話がひと段落したところで、索敵を行っておこう。
現在近くにいる『スタンド使い』から『2m』以上離れ、自身を『スタンドアレルギー』にした探知を行う。
バジの言葉が本物であれば、まだ恐らく襲撃はないと思うが、念のためだ。

77エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/02/08(日) 11:53:14
>>72
「なるほど『ナグサ』 氏は黒人ではない、と。
 それも貴重な情報だ有難う」

バジ達に頭を下げ、上げた顔にいささか複雑な苦笑を浮べ

「『ルンクス』氏については納得した、文化も嗜好も尊重されて
 然るべきだが『スーツにコテカ』はない、うん、ない。
 だからといって『脅威』なのは確実だろうがね」

78アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/08(日) 12:44:09
>>72
「……なるほどな」

一拍置いて、情報を整理し終えて頷く。

「ドナートの『ザ・スリー・カバレロス』の対策がされてるかもしれないのは厄介だが、
 他の『ラフメイカー』とだけやりあったスタンド使いの情報が知られてねェのは助かるな」

『……ま、事前に能力が割れてる割れてないってのは勝敗に大きく関わる訳じゃないけど』と言いつつ、
ひとまず安心しておこう。アウレアの『ラヴ・ランゲージ』など、弱点を知っていれば『黄金』をどうにかして
吹っ飛ばしてしまおうと考えてもおかしくないわけだから、能力が知られていないのは単純に有難い。

「しかし、黒人じゃあない構成員がいるとなると、人員の判別が面倒臭いな……。
 ……あ、一応確認しておきたいんだけど、『ヨハネスブルグ』の構成員は身体に『刺青』とか彫ってないんだよね?」

注意喚起したときに『外国人はまとめてヨハネスの危険アリ』とか認識されるのはちょっと困る。
『刺青はない』とかって情報があれば、いちいち警戒されるとかといった面倒のリスクを少しでも軽減できる。
まあ、此処までの話を聞くに『いきなり不意打ち』とかといったキャラクターではないが……一応だ。

79『少年、犬、そして月』:2015/02/10(火) 00:15:13
>>73(ドナート)
「だっておっさん、
 オレ見た瞬間、『全力逃げ』だったしさー」

>>74(瑞慶覧)
ヘルはバジの足元で、おとなしく蹲っている。
時折鼻を上げ、周囲を伺っているようだ。

>>76(ウィル)
これまでの情報をスマホにメモを取り、
一同から距離を取るウィル。

   ズキュ

自身を『スタンドアレルギー』とし、周囲を索敵する。
薄闇に包まれた中庭と、それに面する建物は、
見渡す限りは無人──そして。
                        ィィィイ

『アレルギー反応』は仲間のものだけだ。
入院患者にも、スタンド使いは範囲内には『いない』。

>>77(エイノー)
「あの格好もあり得ないけど、
 性格も最悪なんだってさ、アイツ」

「世界中を飛び回ってて、三日とヨハネスにいないんだけど、
 それが『女』のため・・・・とか何とか。
 オレ、よくわかんねーんだけど」

「アーントは、
 『男の醜い部分を煮詰めたようなゲス』とか、
 『半径5m以内に入ったら地上から消滅させる』とか言ってた。
 何かやったのかな、アイツ?」

>>78(アウレア)
「『刺青』?
 ある奴も結構いるよ? チャプチャプとか」

「あの刺青は、チャプチャプが尊敬する
 『オールド・ダイヤモンド』のを真似して入れたって聞いたかなー」

>>75(荒咬)
逃れられないタイミングではなかったが、
好奇心が勝ったというのが正直なところだ。

雪まみれ、傘を差したまま、
荒咬はエレベーター前で立ち尽くすことを選んだ。
いつでも『ザッピング』出来るよう、スタンドは傍に立たせておく。

     「泊まっていけばいいのに」「やだーもう」「オールナイト?」

看護婦の口調は、どれも明らかに高揚したものだ。
職務中とは思われない『色気』が感じられる。

「オレの『残弾』を空っぽにしたのは誰だ?おい。
 それとも『バイアグラ』も処方してくれンのか?
 ま、日を置かずまた来るから、体磨いて待ってろ」

                            「「「「ホントにー?」」」
「オレは、女には嘘をつかねェ」

                     「「「キャア──ッ」」」
  ── ヌ ゥ

はしゃぐ看護婦たちを左右に掻き分けて、
エレベーターから現れ出たのは──『サイの角』。

いや、『角』を股間に装着した、背広の『黒人』だ。
髪型は『モヒカン』。
エレベーターの死角に隠れていたのだろう、
その巨体は『草食獣』の堅牢さと『肉食獣』のどう猛さを備えている。

       ザ ッ

「きゃっ!」「あれ、この人・・・・」

荒咬に気付き、騒めく看護婦を他所に、
モヒカンの黒人は雄然と一歩、前に踏み出した。

「・・・・・・・・・『敵』だな、てめぇ」
                            ゴ   ゴ ゴ

彼我の距離──『4m』。

 
   ゴ ゴ   ゴ ゴ ゴ  ゴ ゴ ゴ    ゴ ゴ

80ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/10(火) 00:39:35
>>79
ドナート「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおっさん!?」  ガーン
   アダン@幽霊《 こうみえても ♪》
      ブラス@幽霊《 ドナートくん ♪》
         チュス@幽霊《 じゅうはっさい♪》

ドナート「おっさんおっさんおっさんおっさん……」(エコー)
落ち込んでいる。

   アダン@幽霊《 落ち込んでいるドナートは ♪》
      ブラス@幽霊《 置いておいて ♪》
         チュス@幽霊《 他に情報はないですか、バジくん ♪》

  『語り部』   :本名レオミュール。『エンドレス』、物語を書き直す能力。
  『フロイス』  :バジの友人。
  『アーント』  :土に潜る能力。
  『チャプチャプ』:新参。おしゃべり。元タクシー運転手。いつのまにかいる能力?刺青持ち
  『フストゥル』 :歴史の研究家。『オタク』。『パリ』でスゴイ『お宝』を見つけた。『スヴァルト』とライバル。多分強い。
  『スヴァルト』 :『フストゥル』とライバル。多分強い。
  『アイエル』  :『風俗街』の元締め。特にガチで『ヤバい』。高い立場。
  『チャクラ』  :『天才料理人』。ガチで『ヤバい』。海外を飛び回ってる。
  『ルンクス』  :『男の醜い部分を煮詰めたようなゲス』。嫌われ者。女のために世界中を飛び回る。
  『ナグサ』   :黒人ではない。

81アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/10(火) 00:46:24
>>79
「いるのかよ……」

まあ、スタンドを目覚めさせる意図でなくとも刺青を彫る者はそれなりにいて当然だ。
アウレアだって元はと言えばファッション目的で刺青を彫っていたわけだし。

「で、『オールド・ダイヤモンド』にも『刺青』、か……」

そういえば、ヨハネスブルグは『刺青師』の故郷だったか。
だとしたら、『オールド・ダイヤモンド』が『刺青師』によってスタンドを与えられた可能性もある。
そうすると、『刺青師』に聞けば『オールド・ダイヤモンド』の能力が分かるかもしれない。

「…………」

何となく、エルガマルの方へ視線を向けてみる。

あと、『ルンクス』がゲスと言われている理由は何となく察しがついた。
ついでに言うなら『女の敵』でもあるだろう。アウレアの推測が正しければ。

82瑞慶覧 愛『ビッグ・バッド・ママ』:2015/02/10(火) 00:58:46
>>79
動物である『ヘル』には人間の理屈は通じないから、
痛い目にあわせた自分やアウレアをまだ恨んでいるのでは・・・そう思ったが、

(けっこう、頭いいみたいだね)

少し安心し、話に耳を傾ける。

83エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/02/10(火) 20:29:58
>>79
「性格についての形容も君が正しいバジ。あの格好にあの言動で
 メディア露出というのは更にない、あれは『スタンド』使いでなくとも
 胡乱に思わない視聴者はいなかったろう。さらに嫌っている『同胞』が
 そういう迷惑の巻き添えをあえて受けているのだからきっと強いだろう」

目を背けると命とか未来がなさそうなので頷きつつバジの言葉を
肝に銘じてはいるが割とルンクスがどう嫌なのかは暈している、
エイノー本人も『出来れば考えたくない』レベルで嫌だからだ。

「『何かした』というならルンクス氏は『万民に切実に嫌な事』をしていて 
 アーント嬢はその『被害者』になるのが『やはり嫌』なんだろう……
『5m』というのはルンクス氏の方が『伸びる』のかアーント嬢の『能力射程』
 なのだろうか」

前半曖昧気味にバジの疑問に答えたが後半は本気で考慮素材を口にした。
バジが知っている類の内容ではなかったろうが一応他の面々には
提言しておく要素だと思った。

84荒咬『ザップ』:2015/02/10(火) 21:25:36
>>79


         「えっ」

                  『サイの角』。


「…………ちょっと待ってくれ、僕は敵じゃ」

素に戻ったあと、無害を装うかのように両手を肩の高さに挙げ、後ずさっていく。
ポーズはスタンドも一緒だ。(実は顔のダイヤルをすぐ回せるようにするための構えだ。降参するなら解除するのが筋だ)

「知らないのに迷い込んじゃったんだ。この『横にいるやつ』のせいで。制御できないんだ。
 音がしたから気になっただけだ。あなたに対して覗きをするつもりはなかった。ここは病院だよね。黄金町?」

真実をべらべらとまくし立てるが、目の前の奴はどうも「女性の前だとはりきるタイプ」のようだ。
いきなり殴りかかられないよう、できるだけ離れていく。

と、そこで『角』、『モヒカン刈り』、背広、『黒人』……
この奇抜な衣装を見て、荒咬の脳内に、いつかの光景が浮かぶ。

「あれ、あんた…… アフリカから来た『ヤング・ダイヤモンド』?」「テレビに出てた……」

思い出されたのは、『チャンネルG』で見た記憶だ。

「中の誰かが、『御蔵神社』で『11月』にやってた料理のイベントにも出てたよね。
 全身に白い刺青を入れて民族衣装みたいな服の……」

荒咬の主観からすれば、『つい先ほど』のことだ。
正確には料理のイベントに出ていたのは『刺青師』なのだが、勘違いも無理はないことだった。


『敵』とまで言われた以上は、説得や会話の類は諦め、『ザッピング』で逃亡するのが『合理的』だろう。
そうすれば目の前の危険は去り、不確かこそが確かな『いつもの日常』が帰ってくる。

――しかし、ここでもやはり『好奇心』が勝った。


   「テレビ見てさ、どうしても気になったんだよ」

      「『収穫』するとか『磨く』とか『傑作を支配下に置く』って……」


                       「『性的な意味で』だったの?」

質問する。

なお警戒は怠らず、相手が腕を動かす、『スタンド』を出す、『角』で突いてくるなどして『攻撃のそぶり』をわずかでも見せるか
『3メートル』以内に入ったら、迷わず『ダイヤルを回す』。【スピードA】

85『少年、犬、そして月』:2015/02/10(火) 23:53:03
>>80(ドナート)
「あー、そうなんだ。
 ま、じきにおっさんになるんだし、別にいーよな」

まったく懲りない、悪びれないバジ。

「他?
 あーっと、『フロイス』については、もうちょっと話せる。
 能力も見当はついてるけど、これは言えない。
 『フロイス』は特別だからな」

「オレが言えるのは、
 白人と黒人のハーフだってことと、
 『牢獄の中で生まれ育った』ってことだけだ」

「彼は・・・・不思議な奴なんだ。
 実力は絶対『ナンバー1』なのに、リーダーっぽくない。
 飄々としてて何を望んでるのか、
 何を考えてるか全然わかンないけど、
 一度彼が動けば、どんな問題でも解決するんだ」

全員の顔を見回した後、バジは視線を床に落とす。

「だから・・・・出来たらオレは、
 あんた達に『フロイス』とだけは戦って欲しくない」

その理由は、言わずともわかるだろう──
少年の、いつになく真面目な瞳が、そう告げていた。

>>81(アウレア)
エルガマルを見やるアウレア。
知ってか知らずか、エルガマルもウィンクで返して来た。

>>83(エイノー)
「さあねー。
 『アーント』は、アレの話題になるだけで『潜っちゃう』からさ。
 それ以上の詳しい話は知らないよ。
 ただ、『5m』内に入ったら、『アーント』はマジで『ヤる』。
 それは間違いないと思う」

>>32(瑞慶覧)
『ヘル』がこの顔ぶれに感情を荒立てていないのは明らかだ。
元より、主人に忠実な『犬』なのだろう。

           ピク

ふと、『ヘル』の耳がアンテナのようにピンと立った。
何か、異常を感じたのだろうか・・・・?

>全員
『ヘル』の反応とともに、全員が気付く。
遠いが──確かに音が聞こえたのだ。
誰かの声・・・・男が怒鳴っているような感じだ。


───────────────────────────


>>84(荒咬)
          ズギュ!  バッッ

両手を肩の高さに挙げ、スタンドとともに後ずさる荒咬。
だが、ルンクスもまた、同じだけ前進してくる。

          ウィィィイ ・・・・ン

背後でエレベーターが閉じ、周囲に闇が降りた。

距離は依然、『4m』のまま。
当然、後退する荒咬の方が遅いはずだが、
不思議と距離は詰まらない──
限界の『3m』に至らず、会話の余地がある。

「そうだとも!
 『ヤング・ダイヤモンド』最強の男──オレが『ルンクス』だ!」

男が大声で返答する。
無人の廊下に響くほどの大声だ。

「神社?料理? 『チャクラ』が行ったのか!?」

「あと、そのセリフはオレじゃねえ。『フライス』だ!
 別に『性的な意味』でも、オレは差し支えないがよ!」

距離は『4m』。スタンド発現はない。角もそのまま。
両手を上げた姿勢で、荒咬はさらなる男の言葉を聞く。

「そのスタンド、顔のダイヤル──
 それが能力のスイッチってわけだ!
 攻撃じゃねぇよな。逃亡用か?
 ・・・・どんな能力なんだ? オレに見せてくれよ!」
 
   ド ド ド

          ド ド   ド ド ド ド  ド ド  ド ド

86瑞慶覧 愛『ビッグ・バッド・ママ』:2015/02/11(水) 00:05:59
>>85
「・・・・どうしたの?」

『ヘル』の耳の先の向いた方向を見やり、気配や物音を感じ取ろうとする。

87ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/11(水) 00:06:50
>>85
まとめた。

・『語り部』
本名:レオミュール。二十代の黒人女性。眼鏡をかけた知的な風貌。
普通の人間ではなく、関わってはいけない。
スタンド能力は『エンドレス』、物語を書き直す能力。

・『フロイス』(フライス)
二十代黒人白人ハーフの男性。灰色の髪。薄い黒肌。整った顔立ち。専門は特になし。
バジの友人。牢獄の中で生まれ育った。『ヤング・ダイヤモンド』のリーダー格。
スタンドは屈強な人型。『鉄格子』でできた風穴の開いたデザイン。

・『アーント』
十代後半黒人女性。赤い顔料(オカ)で染めた肌。ヒンバ族。専門は文化人類学。
フロイスの幼馴染。人見知り。『フロイス』とよく一緒にいる。
スタンド能力は『土にもぐる能力』。『5m』内に入ったら、マジで『ヤる』。

・『フストゥル』
陽気そうな眼鏡の黒人男性。よい体格。広い額。歴史研究家。専門は歴史。
『スヴァルト』とライバル。パリでスゴイ『お宝』を見つけた。多分強い。海外を飛び回ってる。

・『スヴァルト』
細身長身の黒人男性。無口。アフロ。専門は自然と人類の相克。
『フストゥル』とライバル。多分強い。

・『アイエル』
黒人少女。最も小柄。闇色の肌。長い黒髪。風俗街の元締め。専門は犯罪と治安。
特にガチで『ヤバい』。『ダイヤモンド』内でも高い地位を持つ。

・『チャクラ』
ふくよかな黒人女性。見事なプロポーションだが地味顔。天才料理人。専門は料理。
ガチで『ヤバい』。海外を飛び回ってる。

・『ルンクス』
黒人男性。最も大柄。モヒカン頭。筋肉質。股間に『角』。専門は女。
ゲス。一番の嫌われ者。世界中を飛び回ってる。

・『チャプチャプ』
黒人少年。小柄。短髪。左手に一角獣の刺青。元タクシー運転手。専門は乗り物。
新参。おしゃべり。
スタンド能力は『いつのまにかいる能力?』。

・『ナグサ』
黒人ではない。『スヴァルト』が紹介した。

・共通する特徴
『ヤング・D』は全員、『何でもできる』タイプのスタンド。

88荒咬『ザップ』:2015/02/11(水) 00:14:20
>>85

「(闇になった…… マズいな。闇に紛れて攻撃されたら、いくら神速の僕でも間に合わない)」

「(攻撃の様子は見えない。だけど……)」

『最強』だと名乗る人物。『ヤバい』。荒咬の本能がそう告げている。
第一、この病院で人に襲われてケガをしてしまったら、治療のためにどこに駆け込めばいいのか?

それに、『好奇心』はあるが――『ヤング・ダイヤモンド』のあの宣言がどういう意味か、というのを聞けなかったし
目の前で悪事をやっていたわけでも、これから人を殺すと叫んでいるわけでもない男に対し
勝つにしても負けるにしても戦いは『無益』だ、と思う程度の『ニュートラルさ』は荒咬にもあった。

「(いきなり僕みたいなのが出てきたら、どんな善人だって『敵』だって思うだろうしな)」

相手はいまだ、スタンド能力使用の様子を見せない。
あるいは、他者の能力に対して『カウンター』を発動させる能力のスタンド使いで、
こちらに先に力を使わせるため、挑発しているという可能性もあるが……
『最強』を名乗るような精神性の男が、そういう受身のスタンドを持っているとは考えにくい。

「(そこまで計算して、振舞ってるのかもしれないけどね)」


「『ルンクス』さんね。教えてくれてありがとう」

「お礼にリクエストに答えて、見せてあげるよ」「まばたきするなよ」

超神速で、『ダイヤルを回す』。


『ザップ』能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/564

※GMは、荒咬が『どこに移動するか』をレスの秒数下一桁で決め、URLを指定してください。

89ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/11(水) 00:22:37
>>85
>バジ
ドナート「『フロイス』と戦って欲しくない、か……会ったら手加減はできねぇかもしれねぇが努力はするゼ。」

ドナート「ところで、バジ。ドーモ、気になってたんだが、『フロイス』を『フライス』って呼ぶのはなんか意味があるのか?」
   アダン@幽霊《 テレビ番組では『フライス』って呼んでましたよね ♪》
      ブラス@幽霊《 でも、あなたは『フロイス』って呼んでいる ♪》
         チュス@幽霊《 そこになにか意味はあるんですか? ♪》

>誰かの声・・・・男が怒鳴っているような感じだ。
ドナート「って、なんだなんだ。こんな夜中に」
声の出先を探る。

持ち物の宣言をした方がよいだろうか?

90アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/11(水) 04:20:54
>>85
「喧嘩か? ……夜の病院で?」

ない、とは言い切れない。しかし、妙ではあるだろう。
だが一方で、襲撃だとして……『語り部』を躱した直後のこのタイミングで追撃が来るだろうか。
そこまで周到なコンビネーションなら、尖兵ももっと多く送り込んできたと思うが……、

(……語り部の指示って線もある、か。
 何にせよコイツらは一度命を狙われてるんだ。警戒はすべきだ)

「ドナート、ちょっと『カバレロス』で見てきてくれない?
 ……警戒しすぎかもしれないけど、タイミングがタイミングだ。『もしかしたら』ってこともある」

幽体状態の『カバレロス』に物理攻撃は効かない。偵察としては間違いなくアウレア達の中で一番の適任だ。
あるいは、

「エルガマルなら今の時点で何か分かるかもしれないけど」

91エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/02/11(水) 14:11:40
>>90
「よし見てこよう、『皆さん』今晩は有難う」

声の方向に全力ダッシュ。
何、散会のいい機会だし他愛ない事柄なら『寝ぼけて戻ってきた』でいいのだ、
そうでない場合は自分はこの病院のとある看護師にとてつもない『借り』があるのだ。

92『少年、犬、そして月』:2015/02/11(水) 23:53:41
>>88(荒咬)
エレベーターの灯りが消えたとはいえ、常夜灯はついている。
明度が急に落ちた為、若干見えづらいものの、
男の姿ははっきりと確認できる──スタンドは発現していない。

だが・・・・荒咬の頭のどこかで、
本能が最大級の警報を鳴らしている。
好奇心は猫を殺す。
これ以上の詮索は、命取りになる・・・・そう感じた。

「『ルンクス』さんね。教えてくれてありがとう」
「お礼にリクエストに答えて、見せてあげるよ」「まばたきするなよ」

            ──ドシュゥ ウ !

ルンクスに礼を言うが早いか、
『ザップ』スタンドの手が神速で閃いた。

      ・・・・が シィ !


背後から肩を掴む、指の感触。

「・・・・逃がすかよ」

男の口元に浮かぶ、『雄』の笑み。
背中が総毛立つのを荒咬は感じた。
男は目前から動いていない。スタンドも発現していない。
                  ・ ・ ・ ・ ・ ・
それでは──この背後の手は、誰の手なのだ!?

   ──ガチャチャ!      ザ

            ザザザ!

      『 Z A P ! 』

                       ザザザ・・・・

   「消えた?」「な、なに?今の」

「・・・・ちっ。あと少しだったのにヨ」

ノイズとともに消えた男の残影を、
ルンクスと看護婦たちは、しばし見つめる・・・・


そして、荒咬の移動先は──
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1408367127/


──────────────────────────

>>86(瑞慶覧)
『ヘル』の視線は、中庭の先を見据えている。
視界の中に人の姿や動く影はないが、
確かに、瑞慶覧にもかすかな声が聞こえた。
入院中の患者のものかもしれないが・・・・


>>87>>89(ドナート)
『バジ』:
「『フライス』の心配はしてねーよ、バーカ」

茶化すように、バジがそっぽを向く。


「『フロイス』ゥ?
 『フライス』って言ってただろ?
 『フライスだ』よ、『フライス』」

・・・・『聞き間違い』だったらしい。
『フライス』の方が正しいようだ。

その時──二人は同時に声に気が付いた。

「『徘徊するボケ老人』・・・・じゃねーな」

ヘルの鼻先を見通す少年。
確かに、声はその方向から聞こえたように思われた。
中庭の先だが──姿はどこにもない。
隠れる場所もほぼないので、おそらくさらに向こうなのだろう。


(宣言は『まだ』不要)

>>90>>91(アウレア、エイノー)
先刻から周囲に探りを入れているウィルも、
敵を感知した様子はない。
つまり、『半径20m』以内ではないということだ。

ドナートに偵察を頼みかけるアウレア。
エイノーは今にも走り出そうとしていたが、

「まあ、時間の『無駄』だな。
 ──『省く』か」
               シャコッ

抜く手も見せぬライフル捌き。
気が付いた時には、宙を舞う一発分の『薬莢』。
そして──

「・・・・ちっ。あと少しだったのにヨ」

複数の看護婦を従えた巨躯の黒人が、
突如──中庭に出現した。

モヒカンヘッドに彫りの深い顔立ち。
きりりとしたブランドスーツに、長大な『ペニスケース』。


「・・・・・ル、ルンクス?」
                 「あン?」


  ゴ ゴ   ゴ ゴ                        ゴ
              ゴ    ゴ  ゴ   ゴ  ゴ

93アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/12(木) 00:05:55
>>92
「…………!」

突然現れた『ルンクス』と呼ばれた男に、軽く身構える。
           、、 、、 、 、 、
「エルガマル……ここでやるのか?」

現状はバジとヘルを省いても六対一……病院とはいえ、やるなら有利だ。
だがエルガマルが『無駄』を省いたときの態度が気になる。
戦いになるのなら、流石にそうと一言添えるだろう。その一言は『無駄』とは言い難い。

スタンドは発現しない。
相手に能力を推測させる材料はなるべく与えたくないからだ。

94ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/12(木) 00:13:40
>>92
「その頭と股間!……『ルンクス』か!」

「アウレアちゃん、エイノーさん、前衛頼んだ!」
2人の後ろに隠れつつ、人形を取りだす。

   アダン@幽霊《 やっちゃう? ♪》
      ブラス@幽霊《 やっちゃう? ♪》
         チュス@幽霊《 こっちは5人だぜ! ♪》

95エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/02/12(木) 00:26:56
>>92
「いや『合理的』とは素晴らしい」

エルガマルの『アナル・キティ』に感嘆するが少し苦い顔。
何故ならルンクスを目の前に「自分の所持品」「周囲の『人工物』」を
再確認する『手間』は発生してしまったからだ。
とりあえず『F・O・Q』を至近に発現して適うべく前方で邀撃態勢を取る。

96瑞慶覧 愛『ビッグ・バッド・ママ』:2015/02/12(木) 00:54:28
>>92
「きた・・・もう!?」

素早く周囲を見回し、近くに『自販機』があるか探す。
あれば、そこへ走って向かう。

97荒咬『ザップ』:2015/02/12(木) 18:18:41
>>92

こちらが指先を動かす瞬間、背後から掴んできた『指の感触』。

「なっ!? 『やられ――」

00.1秒後に自らの背後から起きるであろう恐ろしいことを想像しながら、荒咬は次元の狭間に――

 → ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1408367127/336-

98ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/02/12(木) 19:24:37
>>92

「・・・・・やはり杞憂だったかな」

『フゥ』

安堵のため息をつき、自身の体のアレルギーを解除する。
再び席へと座って、一同の会話に耳を傾けるとしよう。とはいえ、そろそろ情報は出揃ったところだろうか。

>               シャコッ


と、エルガマルが自らのスタンドを操作した瞬間ーーー『敵』が現れる。
しかも、周囲に看護士を侍らせている状態で。
どうやらバジの予想は外れたと見るべきか、それともただの偶然の産物か。

「ッ!」

すぐさま飛び退き、『ヴェノム&ファイア』を『ルンクス』へと向ける。
仲間はもちろん、看護士も射線上にいないコースを選ぶ。矢継ぎ早に、声も出す。

「Freeze!(動くな!)」
「『ヨハネスブルグ』!おまえは囲まれている・・・速やかに投降することを推奨する」

当然この状況はこちらとしても予想外なのだが、あたかも計算通りに
動き、『ルンクス』を囲んだかのようにすることで、敵の戦意を削ぐ狙いだ。
…もっとも、ああして目立つことを厭わない連中だ、こんな小手先の駆け引きが通じるかどうか。

(…しかしミスター・エルガマル…何故看護士を連れてきた…?戦闘に発展すれば、『無駄』な犠牲が出るかもしれないのに…)

99『少年、犬、そして月』:2015/02/13(金) 00:24:53
>>93(アウレア)
           バッッ

ドナートが背後に回るのを確認しながら、
『ルンクス』に対して身構える。

    ・ ・・ ・ ・ 
「──ここでやる?」

だが、応じたのは『モヒカン男』の方だ。
彼我の距離は『8m』。
十分に離れているといっていい距離でありながら、
男の身体から溢れだす、獣のような迫力が肌を刺す。

「おっと、おまえは『アウレア・グラウコーピデ』。
 ケッコウな『美人』がいるじゃねーの。
 オレは今からでも『歓迎』だゼ?」

胸まで達する『ペニスケース』をさすりながら、
男の口元に、下卑た笑みが浮かぶ・・・・
看護士たちが、不安そうにその周囲に集まる。

             「あ、あなたたちは・・・・一体?」

>>94(ドナート)
            バ バッ!

『近距離パワー型』二人の影に隠れ、
人形を取り出すドナート。

「ドナート・ドン・ドミンゴ。メキシコ人。
 『月』の関係者だな」

「『ジニ』は『ザ・スリー・カバレロス』。
 その『幽霊』は人形を動かし、爆破も出来る」

六人と対峙しているにも関わらず、男の態度に臆するところはない。
むしろ、この状況を楽しんでいるかに見える。

>>95(エイノー)
          ズギュ!

『フィストフル・オブ・クォーターズ』を発現する。
この至近に人工物はない。テーブルと椅子だけだ。
少し離れた壁際に自動販売機があるが、『10m』はある。

「そいつは『知らない』な・・・・
 パワーに自信がありそうだが、それだけじゃねェな?
 面食らってるのはお互い様、か」

>>96(瑞慶覧)
『10m』離れた場所に、自動販売機を見つけた。

     ダッッ!

駆け出す瑞慶覧だが、            シャコッ
『排莢』の音とともに、同じ場所に戻される。

『エルガマル』:
「──『無駄死に』してェのか?」

>>98(ウィル)
席に戻った瞬間、異変に気が付いた。

   ジャキ!

『ヴェノム&ファイア』の銃口を、『ルンクス』へと向ける。
男の周囲には看護士が集まってきた
(おそらくスタンドが見えていないのだろう)が、
図抜けて背の高い『ルンクス』を狙うのは、簡単だ。

「おまえは・・・・そう、『台場ウィリアムス』。
 『アウレア』の相棒兼恋人。
 ・・・・キライじゃねーぜ、そういうの。むしろ『大好物』だ」

対するモヒカン男は、看護士を遠ざけようとも、
スタンドを発現しようともしない・・・・

「切れ者と聞いたが、今は冷静じゃねーな?
 オレの手元に何人の女がいると思う?
 女ごと『皆殺し』にする覚悟は完了済みか?」

看護婦の一人をゆっくりと抱き上げると、
見せつけるように接吻を交わす──目はこちらを見たままだ。

「そして、『囲まれてる』のはおまえらの方だゼ、
 『レジスタンス』諸君。
 この町はとっくにオレらが掌握してる。
 この病院に『不法侵入』したのはおまえらで、オレじゃない。
 警報鳴らして飛んでくる『棍棒連中』の獲物もな」



「・・・・後ろにいるのは、『バジ』と『ヘル』か。
 お前ら、『レジスタンス』になる気か?
 『語り部』から逃げられた幸運を捨てるなら好きにすりゃあいいが、
 この町からはさっさと消えろ。『負け犬』のクソがつく」

「そして最後に・・・・お初にお目にかかる。
 『省く男』──『エルガマル』。
 あんたへの恨み節は、『オールド・ダイヤモンド』のジジイどもから
 耳がカバになるほど聞かされたぜ。自力でフタが出来るって意味でナ」

「あんたが『省ける』のは『雑魚』だけだって話だが、
 『省いて』みせるかい・・・・このオレを?」

                            「・・・・・・・・・・・・」

エルガマルとルンクス、二人の視線が交錯する。
同時に、全員が理解した──

この男、ここに揃った『五人と一匹』を、まるで敵視していない。


      ド ド  ド ド  ド ド
                      ド ド  ド ド  ド ド

100アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/13(金) 10:31:46
>>99
ここで普通の少女であれば――――自分が下劣な意思に晒されたことにショックを覚え、
傍らにいる愛する人に助けを求める……というような『お淑やか』な反応をするのであろうが。
アウレアは、生憎その限りではない。むしろ暴力的に……牙を剥く。

「『歓迎』? その粗××でか? クク……『懇願』されたってゴメンだにゃーん。
                          、、、 、、
 生まれ変わって出直して来な……そこのミソッカスどもと違ってアウレアちゃんは安くねェ」

クイ、と首を切るジェスチャー。ついでに言えば、既に『売約』済みだ。

同時にその裏で、思考は巡らせる。

(ハッタリかどうかは分からんが……随分『肝っ玉』は据わってるようだな。
 そして、バジとヘル以外には漏れていねェはずのわたしとウィルの名前を知ってる……)

バジとヘルは『語り部』の能力下には置かれていないわけだから、
彼らが『読まれた』ことで連鎖的にアウレアとウィルの名前が知られたということはあるまい。
それが能力なのか、アウレアが見落としている何らかの情報網なのかは不明だが……、
そこについて考えても、答えが出る訳でもないし非生産的だ。

(女どもを人質にとるような言動からして、この場での直接戦闘は望んでない?
 だとすればコイツの余裕にも納得がいくが……
 だが『無駄』を『省いた』という以上、本来のコイツの目的はこの場所だったはずだ。
 やはり最低でもある程度の小競り合いは覚悟すべき……気を抜けば『死ぬ』のは間違いない)

まず、相手の余裕からしてノーモーションからの不意打ちは可能とみるべきだ。
逆に言えば、八メートル離れている状況からして、目の前の男が直接攻撃してくる可能性は薄い。
なので、あえてルンクスの挙動には気を配らず、自身の背後や周囲の気配を意識する。
ルンクス自身の警戒は、他の面子がしてくれるだろうという信頼もある。

101エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/02/13(金) 20:31:20
>>99
「仕方ない『認識の範疇』で行こう」

『スタンド』射程内なのは間違いないがルンクスの『手の届かない』範囲、
つまり「傍の『F・O・Q』が手を伸ばせば『コテカ』に触れる事も可能な距離」
まで接近を試みる。

……無論それは触りたくもないのだが。

102ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/02/13(金) 21:53:45
>>99

やはり小細工は通用しないようだ。ハッタリに対する一切の動揺はなしか。
だが銃口を向けられても、即座に戦闘に移るつもりもないようだ。
あるいは引き金を引かれても、瞬時に対応できる自信があるということか?

「・・・・・無関係の人間を巻き込むつもりか?」
「きみたちの『リーダー』・・・フライスは『スタンド使い』を狙うような口振りだった」
「この街を支配するなら 民は生かしておいた方がいいだろう?」

『ルンクス』の言う通り、無関係の人間を犠牲にする選択肢はあり得ない。故に、トリガーに指は添えないでおく。
ここは、相手がどの程度から無関係の人間を巻き込むことを躊躇しなくなるか。
そして破天荒な『ルンクス』と、まとめ役の『フライス』の仲を探ってみよう。

「・・・・・『病院』も抱き込んでいるというわけか」

やれやれだ。
ここには例えばアウレアのように、戦闘で傷付いたスタンド使いが流れてくることも珍しくない。
この街にいるスタンド使いを把握するには、好条件だろう。体を休める病院なら、奇襲をかけて仕留めるのにも向いている。

(…ミスター・エルガマル…そういうことなのか?)
(あえて看護士たちをこの場に連れてきたのは、ぼくたちに戦闘をさせないため…
 彼我の実力差はそれほどにあると言いたいのか、あなたは?)

(だが…これほどの人数で勝てないのでは、ぼくたちに未来などあるのか?)
(一対多の戦闘で本領発揮するタイプである可能性も否定はできないが…)

思考は巡るが、何よりも優先すべきはこの場にいる仲間と一般人の安全。
故に攻めず、しかし退かず。『ルンクス』の挙動に注意を払う。

103ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/13(金) 23:09:22
>>99(GM)
【 質問:『月』の戦いで『人形爆破』は見せてない(喋りはしたが、使わなかった)はずなのだが、それでも知っているという理解でよい? 】

ドナート「『囲まれてる』のは俺らだァ〜?舐めてんのかッ!」     プッツーン

   アダン@幽霊《 ご主人、そういうのはやられ役とかがいう台詞なのでは ♪》
      ブラス@幽霊《 そういうのを気にしてる場合ではない気がします ♪》
         チュス@幽霊《 それじゃ、今回も行ってみよー ♪》

とキレたふりをしつつ冷静に考える。                ヤツ                      ヤツ
ドナート(この状況……目撃者が多すぎるな。殺るなら目立つ人形は避けて、ひっそり静かに殺れる人形がいい)

ドナート(アダン!ブラス!チュス!)
   アダン@ナナホシテントウ( はいなっ! ♪)     プィンッ
      ブラス@二紋型ナミテントウ( ほいさっ! ♪)   プィンッ
         チュス@幽霊( ちょいさ! ♪)           ズブズブッ

ナナホシテントウと二紋型ナミテントウの人形ストラップを取りだし、アダンとブラスを憑依させ、暗闇の中に潜ませる。
テントウムシたちはドナートたちから4m以上離れたら3kgの空気を吸引。極小の空気爆弾と化す。
その上で、テントウムシたちは以下のAAの位置を目指す。(破ス精:DCC)

チュスは幽霊状態のまま地面を潜行。ルンクスや看護士の足元を狙える位置まで近づく。(破ス精:無CC)

ドナート(くらえ、いきなりの最大火力!上下側面からの同時攻撃だ!避けられるかァーッ!)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ドナートの上から見ると↓

  ブ
  ↑\
 6m  \10m
  ↓   \
  ル←8m→ド
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ドナートの左から見ると↓

空空空空空空空空空空空空
   
  ア
  ↑\
 6m  \10m
  ↓   \
  ル←8m→ド
地面地面地面地面地面地面
   チ←7m→
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ド:ドナート
ル:ルンクス
ア:アダン@ナナホシテントウ
ブ:ブラス@二紋型ナミテントウ
チ:チュス@幽霊
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
使用した人形
・ttp://toypara.com/catalog.cgi?products/gasya/naturecolour/tentoumushi.html

104『少年、犬、そして月』:2015/02/14(土) 00:07:41
>>100(アウレア)
「オイオイ、隣の色男を落ち込ませる気か。
 それとも、実際に取り出して『比べっこ』するカ?」

アウレアの下卑た返しに、
さらに下を行く下品さで返してくるリンクス。
アウレアの挑発に対し、
『ツンケンした幼馴染』でも相手にするかのように、
いかにも楽しそうに応じている・・・・この状況を知らぬげに。

そして、気付かれぬよう、背後と左右を意識するアウレア。
もっとも後方に立っているのは『エルガマル』だ。
そちらも含め、周囲はほぼ無音。
互い尾やりとり以外の音はなく、動けば必ず気配が感じられるはず。

>>101(エイノー)
            ザッ

「『始めちまう』ッてことかい?そりゃ」

おもむろに前進しようとしたエイノーの首筋を、
刃のような声音が貫いた──ように感じた。

『リンクス』は動いていない。
看護士一人を抱え上げ、周囲に取り巻きを連れたまま、
静かにこちらを見つめ、一言を発した──『それだけ』だ。

>>102(ウィル)
「無関係の人間を巻き込んで生き延びられるなら、そうする。
 この状況を見ろ、色男。『多勢に無勢』はどっちだ?
 この美女どもを巻き込みたくなんざねェが、
 おまえらが『どうしてもやる』つーんなら、しょうがねェだろ?」

「クールが売りなら、
 お仲間を静めてくれネェか。色男?
 確か『イジメ』が問題化してるんだよな、この国じゃあ」

エルガマルの反応を気にするウィル。
それを感じ取ったのか、髭の男が口を開く。

『エルガマル』:
「・・・・オレは『顔見せ』程度のつもりだったンだがよ。
 おまえらがどうしても『おッ始めたい』ッてんなら、
 それにも『意味』はあるかもしれねェ。
 『省き』はしねェが・・・・どうする?決めな」

>>103(ドナート)
>【 質問:『月』の戦いで『人形爆破』は見せてない(喋りはしたが、使わなかった)はずなのだが、それでも知っているという理解でよい? 】
その認識でよい。

「『囲まれてる』のは俺らだァ〜?舐めてんのかッ!」     プッツーン

キレたふりをしつつ、背後で見えぬよう、
スタンドを『人形』に『憑依』させた、まさにその時だ。

「『始めちまう』ッてことかい?そりゃ」

リンクスの声が、静かに病院に響く。
直接名指しはされていないが、明らかに自分のことだと──
そんな風に感じる声色、そしてタイミング。

このまま、『暗殺』を遂行するべきか、それとも・・・・?

105瑞慶覧 愛『ビッグ・バッド・ママ』:2015/02/14(土) 00:40:18
>>99
「むだ、じに・・・?」

「私のやることが、『むだ』か、どうか」

「あんたなんかに、決められて・・・」

悔し紛れに叫びかけ、口を噤む。
子供心にもわかる・・・それを『決めてしまう』のが、『エルガマル』の能力なのだ。

  ブブッ

『子蜂』=『マー・ベイビーズ』1匹を発現、
いつでも飛ばせるよう、頭の横に待機させ、『ルンクス』の動きを見守る。

106ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/14(土) 00:51:30
>>104(GM)
ドナート「……俺ェ!?」

ドナート(オイオイオイ、なンか変だぞコイツ!? どンだけ自信あるンだ!?
      なンか、この位置の俺に届く攻撃が有るってのかこのヤローは!?
      もしかしてこの状況、『ホントに囲まれている』ンじゃねーだろうな!)

ドナート「チッ……『待て』だ、カバレロス!」
   アダン@幽霊《 ブブーッ! ♪》
      ブラス@幽霊《 キキーッ! ♪》
         チュス@幽霊《 ププーッ! ♪》
『ザ・スリー・カバレロス』を制止する。

>『エルガマル』
>・・・・オレは『顔見せ』程度のつもりだったンだがよ。
ドナート「『囲まれてる』この状況から、『顔見せ』程度で撤退できる手段があるなら、俺が聞きてーンだけど!?」
とりあえず聞いてみる。

107ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/02/14(土) 01:25:43
>>104

「・・・・・なるほど もっともだ」

『ルンクス』を刺激しないように、その言葉に頷く。
恐らくだが、この返答からして一般人の犠牲を完全に気にしていないわけではないようだ。
それが『ヨハネスブルグ』全体に適用されるか、それとも『ルンクス』だけかは分からないが。

また数少ない希望を手繰り寄せるならば、流石にこの男といえども、
あの看護士たちを巻き添えにせずに戦う自信はないとも取れる。

そしてここで仕留めない事に対する将来のリスクは不明だが、ここで戦闘を開始するリスクは確実に存在する。
無関係な彼女たちを巻き込んでしまうことだ。それならば、選択は、『覚悟』は自ずと決まる。

「ーーーこちらに戦闘の意思はない」「お互いにこの場は退くことを望む」

『チャッ』

銃口を空へと向ける。
仮にこの状況が敵を仕留めるに千載一遇のチャンスだったとしても、そこで無辜の民を犠牲にするわけには行かない。
今度はより厳しい状況での戦闘になろうと、それを更に乗り越えて倒すしかない。
自らの不甲斐なさを、善良な一般市民に押し付けることなどごめんだ。

108エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/02/14(土) 01:32:37
>>104
即座にクラウチングスタート準備の陸上選手のように腰を落として屈む。
とりあえずこの首筋に感じた『冷気』の方向性や焦点だけでも探り
かつ『手遅れ』であれば『ダッシュで一発は入れられる』態勢だ。
周囲のやり取りは『聞く』、が、今回『あえて気遣わない』。
ルンクスの注意がこちらに向くのであればそれで良いし、傍に向くのであれば
申し訳ないがその隙に付け込んで手短に『解決』」したい、
その方がおそらくルンクス以外の誰にも『結果としてリスクが少ない』と考える。

109エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/02/14(土) 01:36:42
>>108メール欄訂正。

110アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/14(土) 01:36:47
>>108
「待ちなセンセー」

エイノーの肩を掴みたい。
止まるつもりがないのであれば、スタンドを行使してでも、だ。

「ヤローが何を考えてるのかは分からないが……手の内も何も分からないうちからぶつかるのは得策じゃねェ。
 やるにしたって『突撃』はなしだ……そういうのは一番真っ先に死ぬパターンだぜ」

油断なくルンクスを睨みつけながら言う。

111『少年、犬、そして月』:2015/02/14(土) 02:03:32
>>105(瑞慶覧)

『エルガマル』:
「今すぐに戦いを始めたら、
 最初に死ぬのは十中八九、おまえさんだ」

「・・・・護りたい相手がいるンだろ?
 ここでおッ死ぬのが『有意義』な人生か?」

軽く・・・・だが馬鹿にした口調ではなく、
『エルガマル』は瑞慶覧を諭すように言う。

「その『蜂』もしまッとけ。話がこじれても責任もてねェ」

>>106(ドナート)
エルガマル:
「オレは『省ける』からな」

髭の男は、飄々としたものだ。

「おまえさんらも連れて帰るつもりだッたが、
 ヤりたいつーんならしョうがねェ。『置いていく』さ」

>>108-110(エイノー・アウレア)
クラウチングスタイルで、『特攻』を目論むエイノー。
首筋に感じられた気配は、周囲の何処にもない。
或いはそれは、男の放った『殺気』だったのだろうか?
スタンドならば、エイノー以外が気付かなかった点がおかしい。

         ガ ッ

その肩を背後から止め、攻撃を諌めるアウレア。
ルンクスの異常な余裕が、かえってアウレアを冷静にさせた。

「いい判断だ、アウレアちゃんよ」

ルンクスが看護士を床に降ろし、声をかけてくる。

「オレは別に、おまえらをナメちゃいねぇ。
 『近距離パワー型』だっけか?
 『ジニ使い』がこんだけ揃ってンだ、正面から全員ブチのめすのはムリだ。
 だが、『勝つ』必要がない・・・・
 生き延びればいいだけなら、『どうとでもなる』。
 ついでに何人か『間引く』くらいの余裕もあらァ・・・・そういうこった」

>>107(ウィル)
              『チャッ』

銃口を天井に向けるウィル。
戦闘の意思がないことを、声にして伝える。

「・・・・いい判断だ、色男。
 頭が切れて、道理も弁えてる・・・・興奮してきた」

ウィルの申し出に対し、
ルンクスは看護士を降ろすと、全員に行くよう、手を振る。

「つきあわせてわるかったナ。
 見送りはいいぜ。『夜勤』に戻りナ」

     「もう、何よ一体」「病院で暴れないでよね」「また来てよね」

看護士たちは口々につぶやきながら、
リンクスから離れ、ウィルたちの横を抜け、遠ざかっていく。
その口ぶりは、最後まで『まんざらでもない』様子だった。

「さて・・・・せっかく『挨拶』に来たンだ。
 『土産』でも持ってかえれよ」

                       ズズズズ・・・・

ルンクスの傍に立ち現れる、『馬頭人身』のヴィジョン。
本人以上の肉体美を備えたそれは、黒曜石のように『黒光り』し、
股間は凶器の如く、『反り返って』いる──

 ド ド ド ド 
               ド ド ド     ド ド ド ド ド ド


>>107(ウィル)

112アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/14(土) 02:23:44
>>111
黙って眉を顰める。
品性下劣な男だとは思っていたが(人のことは言えない)、
まさかスタンドヴィジョンまで卑猥だとは思わなかったのだ。

それと、男が半ば予想していた通りのしたたかさを持っていたというのも、
アウレアの表情を勝れなくさせている要因の一つだ。

それとあの女達の様子……何らかの能力なのか? それとも人徳か?
ウィル一筋のアウレアにはルンクスの魅力が全く分からないのだが……
敵としてでなく会話してみれば何か分かったりするのだろうか?
不気味だ。そういった点も、あまり会話したくない相手だと感じさせる。

113エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/02/14(土) 02:23:55
>>111
「こうして『話が出来る』時点では押さないとも、
 口惜しいが今は『色々算段が付かない』」

>>108の姿勢のまま、それでも『前方への加圧』だけは解いて
アウレアに返答、次いで誰へとなく『問う』」

「今、私は首筋に実に剣呑な気を感じた。誰か何か見なかったかね?」

『次』があるなら少しでも多く考察要素をもぎ取っておきたいので聞いてみる。

114ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/14(土) 02:37:48
>>111(GM)
ドナート「そういう使い方もできンのか……」

>>113(エイノー)
ドナート「『何も』だ、エイノーさん。『何も見てねー』。 俺も、俺の『カバレロス』も。」

   アダン@幽霊《 こいつ催眠術とか超スピードとかじゃねー ♪》
      ブラス@幽霊《 なにかを持ってやがる・・・・・・ ♪》
         チュス@幽霊《 少なくとも『でっかいナニ』をもってやがるです・・・・・・ ♪》

115瑞慶覧 愛『ビッグ・バッド・ママ』:2015/02/14(土) 02:50:05
>>111
「・・・・・」

『子蜂』を収め、静かに推移を見守る。

116ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/02/14(土) 22:09:11
>>111

「・・・きみほどではないよ」

色男と自分のことを呼ぶ『ルンクス』に対し、首を振る。
自分もそうであるから分かるが、言葉が通じたとしても異邦人に対する警戒を解くのは、容易いことではない。
それがこうして数多の女性を同時に相手取り、みな幸せそうに彼の言葉に従うとは。
彼のコミュニケーション能力が並外れているということなのだろうか。

『ルンクス』の側を離れていく看護師を見送り、ひとまず息をつく。
だが、続いて彼が傍らに『スタンド』を発現したことで、再び警戒度合いは高まる。

「・・・・・」
「『能力』でも見せてくれるのかい?」

だが、一度ここで戦闘はしないと誓った以上、銃口は向けない。距離を保ちながら、『ルンクス』とそのスタンドの動きに注目する。

(しかし、股間のあれはそのまま『男性器』なのか…?ああも『弱点』を晒すのは非合理的だが…?
 あの屈強な出で立ちからして『近距離パワー型』の可能性は高い・・・恐らくダメージは共有していると思われる)

117『少年、犬、そして月』:2015/02/15(日) 23:01:48
>>112(アウレア)
スタンドの『股間』は、硬質なイメージで、
先端は鋭く尖り、まるで『凶器』のよう。
あらゆる部分にセクシャルなモチーフが配された、
一目で『ルンクス』という男の精神が伺えるヴィジョンだ。

眉を顰めながら、
改めて『ルンクス』に得体のしれない感情を覚える。
女たちは、あの男に脅されている様子ではない。
親しくなれば、この嫌悪は『裏返る』のだろうか?

>>113-114(エイノー、ドナート)
エイノーの問いに、ドナートが応じる。
確かに、エイノーに触れたという『何か』を見たものはいない。
何より、『ルンクス』は何故か、
自ら、そのヴィジョンを発現しているではないか──
スタンド能力の類ではなかったのかもしれない。

>>115(瑞慶覧)
『子蜂』を収め、静かに推移を見守る。

>>116(ウィル)
看護士の足音が遠ざかるのを感じながら、
改めてウィルは『ルンクス』を警戒する。
男は接近してはいない・・・・距離は十分。
そのスタンドは見るからに『近距離パワー型』。
股間のそれは『ペニスケース』同様硬質なイメージで、
仮に『急所』だったにせよ、破壊は容易ではなさそうだ。

                「あっ、あの」

背後すぐから声を聞くウィル。
看護士の一人だ─ ─一人だけ引き返して来たらしい。
 ・ ・ ・
「あの人、見かけが『あんな』で誤解されやすいですが、
 話してみると気さくで優しくて、すッごくいい人なんです。
 心の奥深いところまで抱きしめてくれる感じっていうか・・・・
 えと、とにかく、喧嘩とかしないでください。
 悲しいじゃないですか、国が違うから争うなんて」

口角泡を飛ばし、多少意味不明ながら、
懸命な説得をしてくる・・・・悪意はないようだが、
明らかに『状況』がわかっていない・・・・そんな感じだ。

「そ、それだけです・・・・では」

感情的であるを自覚したのか、
最後は多少ばつが悪そうな様子で、頭を下げてくる。

118アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/15(日) 23:56:52
>>117
「……『そう思わせるところ』なんだろうな」

自分の思考に、そう呟くことで決着をつける。
バジは彼を『男の醜い部分を集めたような』と評した。
その評が正しければ、アレはただの上っ面でしかない。
にも拘らず『もしかしたら』と思わせられる『演技力』。
そして彼女達を騙していても何ら良心の呵責がない人間性。
なるほど――確かにそれは『最悪』と呼べるかもしれない。

(何よりあのスタンド。下半身でモノ考えてますって
 言ってるようなモンだしな……猿かっての)

そう考えて、ウィルに軽く体重を預ける。
やはりこうすると安心する。一瞬前まで心を鬼にしていたとしても、
こうするだけで日常に帰って来れたと実感できる気がする。

119ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/15(日) 23:58:51
>>117(GM)
ドナート「……」
   アダン@幽霊《 …… ♪》
      ブラス@幽霊《 …… ♪》
         チュス@幽霊《 …… ♪》

ドナート「……………ああ、もう!」
   アダン@幽霊《 こういう緊迫した! ♪》
      ブラス@幽霊《 空気は苦手! ♪》
         チュス@幽霊《 我ら『ザ・スリー・カバレロス』! ♪》

ドナート(それはともかく、状況を整理しよう。
      このチ○コヤローはヴィジョンからして近距離パワー型。そして能力は『全員殺る』より『生き延びるのに適したタイプ』……。
      どう考えてもカバレロスで真っ向からやるのは得策じゃないな。それがわかっただけでもよかったとするか)

ドナート「で、オメーは何がしたいンだ、『ルンクス』。その『イチモツ』を見せつけたかっただけか?」
相手の出方をうかがう。

120ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/02/16(月) 00:29:16
>>117

(…なるほど。あの『黒曜石』のような質感は、見せかけだけではなさそうだ。
 あそこまで特徴的な形状をするからに、『男性器』は何らかの形で能力に関わりがありそうだが)
(しかし男性器が意味すること…?『豊穣』、『子宝』…分からないな)(能力の予想は付けられない)

>                「あっ、あの」

「うん?」

声をかけられ、振り向く。

>「あの人、見かけが『あんな』で誤解されやすいですが、
> 話してみると気さくで優しくて、すッごくいい人なんです。
> 心の奥深いところまで抱きしめてくれる感じっていうか・・・・
> えと、とにかく、喧嘩とかしないでください。
> 悲しいじゃないですか、国が違うから争うなんて」

「・・・・・・・・・・」

「もちろんだよ」「少し誤解があっただけさ・・・できれば彼とは仲良くしたいと思っている」

心配をさせないように、笑顔で頷く。
そして軽く寄りかかってくるアウレアの肩に手を置きながら、『ルンクス』へと視線を向けた。
射抜くような、鋭い瞳を。

「ーーーーー」

121エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/02/16(月) 16:50:36
>>117
「感謝するドナート君。そうか『何もない』か」

ドナートに謝辞を述べ『F・O・Q』を解除し力を抜いて立ち姿勢に戻る。
自分の首筋に『何も見えなかった』のは間違いないがおそらく同程度に
確実に『危険も存在した』、今の状態でのルンクスとの距離を概算で計測する。

122『少年、犬、そして月』:2015/02/17(火) 01:09:47
>>119(ドナート)
「なンだオマエ。オレの『股間』に興味津々か?
 あいにく、オレは筋金入りの『ヘテロ』だ。
 野郎にはミジンコの目玉ほども興味がねェ」

飄々とドナートの問いに応じる『ルンクス』。
見かけによらず、よく回る舌だ。

「だが、まあ、目的はすでに果たした。
 ・・・・・『土産』もな」

唇の端を上げると、クルリと背を向ける。

「次に会う時は『本番』だ。楽しませろヨ」

>>121(エイノー)
スタンドを解除し、立ち上がるエイノー。
スタンド攻撃ではなかったにせよ、
エイノーの本能が、強烈な『危機』を感じ取ったのは間違いない。
それは、疑うことなく明らかだ・・・・
やはり、アウレアは正しかったのだろう。
あのまま突っ込んでいれば──『負けていた』。

ルンクスとの距離は、『8m』。
男は全員に背を向け、病院の闇へと消えていく。

>>120(ウィル)
看護士にはいたって平和的な言葉を返し、笑顔を添えた。
それが通じる相手ならばいいが──
そうでないからこそ、ウィルたちはここに集まっている。

「カッカカカ・・・・
 オレも、オマエとは仲良く出来る予感があるゼ、『台場ウィリアム』。
 末永く・・・・『死が二人を分かつまで』・・・・な」

看護士との会話を聞いたのだろう。
ルンクスが豪快に笑い、謎めいた言葉を口にする。

「・・・・スタンド使いなら、『2週間』ってところか。
 オマエもオレを必死で探すだろうが、
 それを過ぎたら、迎えに行く──楽しみにしてるンだな」

そして、背を向け、去っていく。
説明も何もなく・・・・足を止めることなく。

バジ:
「な、何なんだよ、あいつ・・・・イカれてンのか?」

ウィルの心にも一抹の不安が陰を落とすが、
それを拭うように、アウレアの肩に手を置く──
この温もりがあれば、怖れるものなどない。

闇に消えていく『ヨハネスブルグ』の背中を、
ウィルの鋭い眼差しは、最後まで貫き続けていた。

>>118(アウレア)
女性陣に『最悪』と呼ばれる男、ルンクス。
それは詐欺的な人格なのかもしれないし、
未知の能力や魅力に基づくのかもしれない。

ただ一つ言えるのは、あの男が『危険』であること。
女の本能が、はっきりそう告げている。
やけにウィルを気に入っている様子なのも、
それに輪をかけて、アウレアを不愉快にしている。

『ヨハネスブルグ』の男は、ひとしきり言葉を交わした後、
病院の闇へと消えていく。
邂逅はこれで終わりだろう・・・・戦うとすれば次の機会だ。

甘えるようにウィルに背中をあずけるアウレア。
その温もり、肩に置かれる手。
何もかもが、アウレアを安心させてくれる。
                             ド クン

だが・・・・気のせいだろうか?
                       ド クン

ウィルの体温が、いつもより高く感じるのは。

            ド クン 
 
     ド クン

そして、恋人の胸板に感じる違和感。
どこか、『女性的』な柔らかさを帯びたそれは・・・・


        ゴ           ゴ    ゴ
                     

 
【ヤング・ダイヤモンド】の一角──『性豪』のルンクス。

スタンドの名は『エンジェルズ・ラダー』。

能力は、対象を『花嫁』にする──『身も心も』。


              ゴ    ゴ               ゴ      ゴ 
                           ゴ   ゴ


ウィル『ヴェノム&ファイア』 ⇒ 『理想の女性化』開始
                 『結婚』まで、残り『2週間』

123『婚約期間』:2015/02/17(火) 23:16:01

──『1日目』、朝。

目覚めたウィルは、自身の『変化』に気が付いた。

いつもの『寝間着』が何故か窮屈に感じられる。
締め付けられているのは、『胸』、そして『尻』の辺り。
ふと見つめた指の太さが、明らかに細くなっている・・・・

124ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/02/24(火) 22:13:08
『一日目』【場】『ネオンストリート』 その2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1393171061/728-780

本日の主な行動
・『スタンド使い』などと交流し、一部と連絡先を交換した。
・店に訪れるお客の中で、夜の仕事に務めている女性に『ルンクス』のことをそれとなく訊ねる。
・時々『スタンド使い探知』を行い、周囲にスタンド使いがいないか調べてみる。

125『婚約期間』:2015/02/24(火) 22:34:00

──『2日目』、朝。

目覚めたウィルは、さらなる『変化』に気が付いた。

・胸がさらにボリュームを増し、
 女性向けの下着が必須の事態となった。
 (すでに使用しているなら、サイズが合わなくなった)
・一夜にして髪が伸び、『ロング』になった。
・甘いものが特に美味しく感じられるようになった。

>>124
これは、『1日目』の記録ということだろうか?

その日の行動は、
GMの判定や情報が必要であれば、
場でその場面に至るか、あらかじめこのスレにて
行動を提示すれば、GMが判定する形式。

126ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/02/24(火) 22:39:11
>>125
了解しました。
進行スレにリンクすることと説明があり、調査行動の結果はGMから裁定が下るものだと思っていました。
正直、まだこのミッションの進め方を理解していないところがあります。

127『婚約期間』:2015/02/24(火) 22:51:26
>>126
場スレ進行は、開始時にリンクしてもらえれば、
判定が必要な状況でGMが介入する形になる。
(判定が不要な場合であれば、後ほどリンクでも構わない)

『婚約期間』の進行

1.──『○日目』、朝。
  のGMレスによって開始。
2.場スレで動き、PCと交流や対策を講じる。
  (この際、開始時にリンクを貼る)

  または独自に行動し、情報を得る。NPCに会いに行く。
  得られた情報をもとに、実地で調べに行く、など。
  リンクは不要。このスレで進行し、GMが対応する。

3.場スレ終了、またはGMの終了宣言によって『1日』が終了する。

128ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/02/25(水) 00:06:26
>>127
・当ミッションの期間中は、場活動をする場合、基本的にリンクを貼る形式ということでしょうか?
・このスレを利用する際は、場スレに該当するスレがない特定の場所で行動をしたい場合や、
当ミッションのGMが所持しているNPCと遭遇したい場合ということでしょうか?
・今回の1日目の行動は、特にルンクスの情報へは結びつかなかったということでよろしいでしょうか?

129『婚約期間』:2015/02/25(水) 00:30:04
>>128
>・当ミッションの期間中は、場活動をする場合、基本的にリンクを貼る形式ということでしょうか?
その認識でよい。

>・このスレを利用する際は、場スレに該当するスレがない特定の場所で行動をしたい場合や、
>当ミッションのGMが所持しているNPCと遭遇したい場合ということでしょうか?
その認識でよい。
他GMのNPCとの絡みについては、該当スレで行ってよい。

>・今回の1日目の行動は、特にルンクスの情報へは結びつかなかったということでよろしいでしょうか?
以下に結果を報告する。

>・店に訪れるお客の中で、夜の仕事に務めている女性に『ルンクス』のことをそれとなく訊ねる。
数名の客に尋ねたが、
『ルンクス』については、情報は得られなかった。
だが、『黒人』というキーワードから、別の人物の話題が出た。
『ネオンストリート』一帯の店を仕切る複数の暴力団が、
『アイエル』と呼ばれる黒人少女一人に屈服し、
『ネオンストリート』のシマを奪われたらしい。
何故少女一人に?報復はしないのか?など噂は尽きぬも、全て謎。

>・時々『スタンド使い探知』を行い、周囲にスタンド使いがいないか調べてみる。
怪しい人物で、という意味での探知に成果はなかった。

130ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/02/25(水) 23:25:03
>>129
回答に感謝します、ありがとうございました。

131ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/02/28(土) 23:21:54
『2日目』【場】砂浜
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1420040517/91
開始しました。

132ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/03/06(金) 20:21:44
>>GMさん、エイノーさん、瑞慶覧愛さん
すいません。

エイノーさん、および、瑞慶覧愛さんと連絡先を交換するのを忘れてしまったのですが、交換したということにしてもよいでしょうか?

133『婚約期間』:2015/03/06(金) 22:46:00
>>132
GM的には『問題なし』。

134ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/03/09(月) 23:22:24
>>131
の場スレ、終了しました。

135『婚約期間』:2015/03/09(月) 23:41:28
>>134
了解。確認した。

──『2日目』、朝。

目覚めたウィルは、さらなる『変化』に気が付いた。

・声がやや高くなり、女性を感じさせるものとなった。
・身長が『10cm』ほど縮み、体格が華奢になった。
 プロポーションは変化なし。
・名を知らぬ程度の知人(コンビニの店員)から、
 『以前から女だった』ような扱いを受けた。

136『婚約期間』:2015/03/09(月) 23:41:58
>>134
了解。確認した。

──『3日目』、朝。

目覚めたウィルは、さらなる『変化』に気が付いた。

・声がやや高くなり、女性を感じさせるものとなった。
・身長が『10cm』ほど縮み、体格が華奢になった。
 プロポーションは変化なし。
・名を知らぬ程度の知人(コンビニの店員)から、
 『以前から女だった』ような扱いを受けた。

137ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/03/17(火) 23:02:22
『チャンネルG』プロデューサーの梨本へと、連絡を取れるか、試みたい。

138『婚約期間』:2015/03/18(水) 00:48:34
>>137
連絡方法の提示を。
電話番号を入手しているなら、その経緯を。

139ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/03/18(水) 01:46:00
>>138
『チャンネルG』が公のものならば、インターネットで検索する。

140『婚約期間』:2015/03/18(水) 22:55:41
>>139
検索して見つけた『チャンネルG』の番号に連絡する。

しかし、対応するオペレーターの対応はいかにもよそよそしい。
マスコミという職業柄、この手のアポ希望は多いのだろう。

普通に面会を求めても、埒が明かなそうだが・・・・?

141ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/03/19(木) 01:42:46
>>140

「・・・・・では 梨元さんに言伝だけでもよろしいでしょうか」

「『黄金』と『金剛石』が鎬を削るシーンにご興味はありますでしょうか?」
「立ち向かうものの一人として 是非あなたにご協力をお願いしたく」

そうして携帯電話の番号も伝えて、通話を切る。
彼にその気があるならば、向こうから連絡をしてくれると信じたいところだ。

142ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/03/19(木) 01:46:19
>>141
× 梨元
◯ 梨本

143『婚約期間』:2015/03/24(火) 01:35:56
>>140-141
「言伝、承りました」

オペレーターは神妙にそういい、会話は打ち切られた。
梨本に伝われば、遠からず連絡がある・・・・そのはずだ。

『三日目』の行動・・・・残り『2つ』。

144ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/03/31(火) 21:30:02
>>901

【他】『電波塔』
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1331990770/376-379

この二つの行動にて、『3日目』終了とします。

145『婚約期間』:2015/03/31(火) 22:34:58
>>144
了解。確認した。


──『4日目』、朝。

目覚めたウィルは、さらなる『変化』を確認する。

・自身を映した過去の『姿』、
 映像、写真などが、全て『女性』に変化していた。

特に行動がなければ、
『事件』がある為、待機を。

146『婚約期間』 ─4日目─:2015/04/03(金) 23:19:35

『女性化』が進行する我が身に慣れぬまま、
今夜もウィルは店を開ける。
生活がかかっていることはもちろんだが、
『リンクス』に係わる夜の情報が集まる可能性があるからだ。

ダイニングバー『ブリング・オン・ザ・ナイト』の常連客も、
ウィルの変化に驚く率が下がり、
次第に現状に馴染み始めていた・・・・
いや、『変化』があったことすら忘れようとしていた。

このまま日が過ぎていけば、
この世の誰も・・・・『アウレア』ですら、
『台場ウィリアム』が男性であった記憶を失うかもしれない。
そして、リンクスの言葉が脅しでなければ、
それは遠からぬ未来、『2週間』の内に果たされることになる。

無人の店内で、黙然と開店準備に勤しんでいたウィルは、
扉の開く音を耳にした。
開店時刻にはやや早いが、外はもう暗い・・・・
この時刻に客が来るのは、珍しいことではない。

147ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/04/04(土) 00:30:19
>>146

「・・・・・・・・・・」

いよいよ打てる手は少なくなってきている。
最後の切り札を効果的に使うには、情報が少ない。
ここは地道に耐えるべきだろう。そうは思えど、少なからず焦りを感じている。

『カラン』

「いらっしゃいませ」

フィッシュボーンで一つに纏めた髪を揺らしつつ、扉の方を向きにこやかに挨拶をする。
自分がいかなる事情を抱えていようと、お客様に関係はない。

148『婚約期間』 ─4日目─:2015/04/04(土) 01:08:31
>>147
扉を開け、入ってきたのは、屈強な男たち。
見るからに強面の、『ネオンストリート』の門番たちだ。
ぞろぞろと列を為し、ウィルの立つカウンターの前に並んでいく・・・・と、

         ヒョコッ

列の中央に開いた隙間から、小さな人影が現れた。
一面のフリルで飾られた『ロリータドレス』。

純白の衣装から伸びる手足は細く、そして黒い。
ツインテールにした長髪も闇の色。
漆黒の顔と、その双眸──アイシャドウは白、口紅の色も白。
白と黒、ツートンカラーで構成された、幼い少女だ。

            スッ

少女が手を伸ばすと、当然のように強面がその手を支え、
スツールに登る手助けをする。
それが当然であるかのように、黒人少女は笑み一つなく、
少女はカウンターの席に着いた。
黒檀の眼差しが、ウィルに注がれる──

「初めまして、ね。
 私の名前は知っているでしょう? 『台場ウィリアム』」

149ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/04/04(土) 01:22:59
>>148

「ーーーーー」

こういう手段を使ってきたか。店の中にゾロゾロと入ってくる男たちを見て、そう思う。
しかし二、三人ならともかく、この数は少々分が悪い。
カウンターの陰で『ヴェノム&ファイア』を発現しながら、アウレアを呼ぶ態勢を取った。

>         ヒョコッ

>            スッ


が、そこで強面連中の波を割って、1人の少女が現れる。
一般的に連想されるゴシックロリータの白黒を反転させたような、特徴的な佇まい。
そんな年齢と容姿ながら、屈強な彼らを従えているのは洒落でも冗談でもないのだろう。
何故なら、彼女はーーー。

>「初めまして、ね。
> 私の名前は知っているでしょう? 『台場ウィリアム』」

「もちろん」
「『ヤング・ダイヤモンド』の一人 ミス・アイエル・・・・・Nice to meet you(初めまして)」

スタンドを解除する。

「何か飲むかい?アルコール以外なら出せるけれど」

150『婚約期間』 ─4日目─:2015/04/05(日) 22:05:52
>>149
「『カルーアミルク』を」

──少女が注文したのは、『アルコールドリンク』だ。

「私が未成年に見えたの? ウィリアム。
 女は外見で測るものではないわ。
 今の『貴女』なら・・・・フフ、わかるはずね」

151ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/04/05(日) 23:02:50
>>150

「おや これは失礼」「お若く見えたものでね」

『カラン』

タンブラーに氷を入れ、コーヒー・リキュールの一つカルーアを注ぎ、
続いてミルクを。分量は少しカルーアを多めにし、甘みとアルコール度数を上げておこう。
これだけ屈強な男を従えた夜の女王が、酒に弱いことはないだろう。

バー・スプーンで軽くステアし、差し出す。

「・・・女性のことは まだまだそう分かるものではないよ」
「お待ちどうさま」「しかし 今日は何用でこちらまで?」

152『婚約期間』 ─4日目─:2015/04/05(日) 23:09:50
>>151
「みんな、そういうわ」

艶然と微笑むその横顔には、
人種の違いはあれど、『幼さ』しかない。

   グビ グビ キュウウウウウ

両手でグラスを挟み、一息に飲み干した。
おもむろに取り出したリュック(黒白反転のパンダだ)から、
ハンカチを取り出し、口元を拭う。

「『ルンクス』の情報が、
 喉から手が出るほど欲しいはずだけど?
 それとも『嫁』に行く覚悟はついた?」

153ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/04/05(日) 23:28:59
>>152

「ふふ・・・・いい飲みっぷりだね」

アイエルの一気飲みに思わず目を丸くし、そして微笑む。
女性にも好まれるほどの飲みやすさが特徴的なカルーア・ミルクだが、決してアルコール度数が低いわけではない。
流石は『ヤング・ダイヤモンド』の一角といったところか。
もっとも、そのリュックを選ぶ嗜好には突っ込まないでおこう。

>「『ルンクス』の情報が、
> 喉から手が出るほど欲しいはずだけど?
> それとも『嫁』に行く覚悟はついた?」

「知っているのかい?」

アイエルの次の言葉は、まったく予想していないわけではなかった。
ここに来たのは、ルンクスが何らかの形で関係あるだろうと。
しかし、流石に仲間の情報を渡しに来たのだとは思いもよらなかった。

「・・・逆にきみの欲しいものは?」

154『婚約期間』 ─4日目─:2015/04/05(日) 23:37:12
>>153
「『情報弱者』から死んでいくことに、
 『ヨハネスブルグ』もこの町も、違いはないでしょ?」

アイエルは空のグラスを取り上げ、
望遠鏡のように目にあてがいながら、ウィルを見つめた。

「欲しいもの・・・・?
 たとえばそうね・・・・『背徳』とか」

容易には理解しがたい、それは返答だった。

少女の視線が、値踏みするように
自身の肌の上を這いずるのを、ウィルは感じ取る。

155ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/04/05(日) 23:54:28
>>154

「・・・・・Exactly(然り)」

言葉に反して、ため息をつきながら答える。
事実、この町に住む人間の大半は、『ヨハネスブルグ』という脅威を知らないでいる。
その標的となり得る『スタンド使い』でさえも、果たしてどれだけが分かっているものか。
向かい合えば戦い方もあるだろうが、知らねば同じフィールドに立つこともできない。

ふと、アイエルの視線を感じる。
口を閉じたまま、彼女の瞳を見つめ、首を振った。

「・・・・・・・・・・」「それならば 申し訳ないが差し出すことはできないね」

「ぼくの選択肢に アウレアを裏切るものは存在しないんだ」
「残念ながら別の手段を検討するしかないかな」

156『婚約期間』 ─4日目─:2015/04/06(月) 00:12:27
>>154
「『リンクス』の使う『ジニ』──
 この町で言う『スタンド』の能力には、
 『致命的』な点が、幾つかあるの」

「『致命的』というのは戦う相手、つまり貴方たちにとってね。
 いえ、戦えればまだいい方。
 『戦うことさえ出来ず終わる』可能性も高い」

グラスを口元にあてがい、その縁を舐めながら
アイエルは説明を続ける。
ピンクの舌が踊り、グラスに残ったアルコールを、
猫のように舐めとり、綺麗にしていく・・・・

              ピチャ ピチャ

「例えば、私を今袖にすれば、
 もっとも死に近づくのは、貴方の彼女になるわね」

     ピチャ ピチャ

「全てを正直に話す必要なんてない。
 どの国の男女も、互いに秘密を持つものよ。
 大それた裏切りなんて望まないわ。

 そうね、『キス』──なんてどうかしら?」

艶然と微笑むと、
アイエルはカウンター越しに身を乗り出す。

「この舌に・・・・『軽く』で十分。
 それで最初の情報と交換」

「ルンクスのスタンド──『エンジェルズ・ラダー』の発動条件。
 貴女にとって、不要な情報かしら?」

小さな舌が、ゆっくりと唇を湿し、そして突き出される──

157アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/04/06(月) 00:28:04
>>156
「面白い話だな」

不意に――アイエルに声がかかる。
金髪碧眼の美少女、アウレアが、いつの間にかウィルの背後に立っていた。
ウィルは普段二階で(高卒認定試験の為の)勉強していたりする為、
ここで話し声がしていればわりとすぐに聞こえるのだ。
それがウィルの話し声であればなおさらだ。

ウィルが、アウレアの登場に何か言う前に。

    ズ
        ギュ   ウウウウ ―――z  ン

アイエルのマヌケに突き出された唇を奪う。

              「……詳しく聞かせてもらおうか?」

158ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/04/06(月) 00:56:28
>>156

『戦うことさえできずに終わる』、か。
どこからルンクスのスタンドーーーーー『エンジェルズ・ラダー』の術中にハマったのか
分かっていない以上、それもあり得る。もし全員が能力下に置かれてしまった場合など、想像したくもない。

そして『幾つか』、ということはそれは一つだけではないということ。
仮に発動条件が分かっても、それだけで致死性を回避したことにならない。
アイエルの蠱惑的な仕草に思わず見惚れつつも、同時に彼女らの危険性を改めて認識する。

>「例えば、私を今袖にすれば、
> もっとも死に近づくのは、貴方の彼女になるわね」

「・・・・・そう来るか」

その言葉が真実であれ虚偽であれ、自分をぐらつかせるカードとしては上々だ。
そうして彼女、アイエルは唇から可愛らしい舌を覗かせる。

「・・・・・・・・・・・・・・・」

それに唇を触れさせるだけ。キスと呼べるかどうか、微妙なもの。
ただそれだけで、喉から手が出るほど欲しい情報が手に入る。
ならば、これは悪い条件ではないのではないか?たかがこれくらいなら、裏切りと呼べるほどのものでもない。
それしきでアウレアに対する気持ちな心変わりすることなどあり得ない、必要経費だと割り切ってしまえば。

「ーーーーー」

これ以上、ルンクスの能力が進行して手遅れになってしまってはマズい。
このチャンスを逃してしまえば、もはや次はないのかもしれない。…それならば。
食虫花に誘われる虫のように、ゆっくりとアイエルの舌へと顔を寄せ。





ーーーなどと、ぐらついているフリをして、相手の気分を高揚させておく。
最初は誘いをにべもなく断り、続いて出された次の情報に、先程とは違うリアクションを見せる。
さあ、ここからどの程度アイエルは乗ってきてくれるか。

(だが待ってほしい…まだきみのことが信用できない)
(例えば、きみが『キスをした相手の心をコントロールする』能力だったなら、
 従う相手が変わるだけだ…何故きみは仲間を裏切るようなことをできる?)

次の言葉を考えて、それをアイエルに囁こうとして、割り込むように背後の小柄な影が、カウンターの上を通った。

>>157(アウレア)

>    ズ
>        ギュ   ウウウウ ―――z  ン


「・・・・・まいったね」
「まあ夫の目の前でのキスというのも一つの『背徳』ということで」
「こらえてくれ ミス・アイエル」

くっくと笑いつつ肩をすくめて、後ろに下がる。

159『婚約期間』 ─4日目─:2015/04/07(火) 21:59:55
>>157-158
アウレアの不意打ちにどよめく護衛たち。
しかし立ち位置的に、少女の動きに間に合わない。

    ズ
        ギュ   ウウウウ ―――z  ン

アウレアが、アイエルの唇を奪った。
瞠目する黒少女の表情を前に、
意気揚々と台詞を叩きつけるアウレアとウィルだったが──

   ──ドザッ
                ズズ ズ・・・・

次の瞬間、カウンターに崩れ落ちたのはアウレアだ。
唇から口内へと広がる独特の味覚。
電流のような『痺れ』が全身に広がり、体に力が入らない。

アウレアは気付いていないが、
その口角からは泡が零れ落ち、ウィルを茫然とさせた。

「・・・・男女は分け隔てしない主義だけど、
 『背徳』と呼ぶには安っぽいシチュエーションね」

再び、口元をハンカチで拭うと、アイエルは
台上で虫けらの如くのたくるアウレアを、冷やかに見下ろす。

「この国では『じゃじゃ馬』と言うのでしたか?
 恐怖を感じるより先に前に出る精神性、そこは認めましょう。
 ──命だけは取らないでおきました。
 お望み通り、私たちの話をお聞きなさいな・・・・『そのままで』」

   ゴ  ゴ  ゴ
               ゴ ゴ   ゴ ゴ

「さて・・・・『台場ウィリアムス』。
 図らずも貴方の言葉通り、
 私の唇に触れるのは『危険』だったわけだけれど。
 逆に言えば、もしそんなことが出来るなら、
 アウレアはたった今、私が操作出来ている・・・・
 不可能の証明にはならないかしら?」

「私がここに足を運んだのは、交渉事を図る為。
 貴女が私を信頼するに足る情報を出しましょう。

 まず、『ヤング・ダイヤモンド』は仲間ではないわ。
 『9つ』の角を持つ強固なダイヤではなく、
 ぶつかり合い、砕き合う『9つ』のダイヤなのよ。
 
 私たちは『ヨハネスブルグ』でも潰しあいに興じて来た。
 『オールド・ダイヤモンド』の意に沿わずとも、
 相容れない者同士が権力を持てば、自ずとそうなるもの。
 この『黄金町』でも、それは同じ・・・・
 部下を一切持ち込めない最果ての島国、
 単身からこの町で何を成せるか、を試されている」

「中でも、ルンクスは『最悪』──『女性全ての敵』。
 奴の情報を売ることに躊躇は一切ないわ。
 ただし、私は慈善をするつもりもない」

160ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/04/08(水) 22:52:42
>>159

>   ──ドザッ
>                ズズ ズ・・・・


「・・・・・」「一筋縄ではいかないのは きみも同じか」

能力を可能性として想定していた以上、さほど驚きはしない。
カウンターに倒れたアウレアの体を抱き起こし、近くにある椅子と壁を使ってもたれかからせる。
そもそもこの場でやり合うつもりならば、とうに始めているだろう。
そうしていないということは、戦闘をする意思はまだないということ。
つまり、アウレアの命を奪うことはない。そうすれば交渉が全て無意味になることも知っているはずだ。

>「私がここに足を運んだのは、交渉事を図る為。
> 貴女が私を信頼するに足る情報を出しましょう。
> まず、『ヤング・ダイヤモンド』は仲間ではないわ。
> 『9つ』の角を持つ強固なダイヤではなく、
> ぶつかり合い、砕き合う『9つ』のダイヤなのよ。

(なるほど…それ自体が一つの塊ではなく、複数の集まりを持ってそう呼ぶのか)
(ただリーダーに関してはそれなりに人望があるようだ…まずは各個撃破できそうな方から優先すべきか)

「この街に乗り込んできてなお 協力せずともミッションを達成する自信があるようだね」

「これで半分ほどはきみを信用できるようになったが・・・やはりアウレアを毒にかけたのは気になる」
「舌にしびれ薬を仕込んでいたわけではないだろう?もしそうなら
 キスをしていた場合ぼくも彼女のようになっていたはずだ」
「そして人質にする狙い」「そうではなかったと証明できるかい?」

「彼女を昏倒させたのは『スタンド能力』かな?それだったなら 解除できると思うのだけれど」

カウンターへと、身を乗り出しアイエルの眼前で微笑む。

161『婚約期間』 ─4日目─:2015/04/09(木) 00:14:33
>>160
「協力を否定するわけじゃないわ。
 ──相手を選ぶだけ。
 『ヨハネスブルグ』でも、この町でもね」

アウレアを椅子に寝かせた後で発した、
挑発的なウィルの言葉に、
少女の大きな瞳は、冷ややかな色を帯びた。

「・・・・眠った『人食い虎』を、もう一度起こせ、と?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・いいわ。
 次に私に触れたら、『命はない』。
 貴女がそれに納得してくれるなら、解除してもいい」

162ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/04/09(木) 02:10:27
>>161

「・・・・・なるほど」

アイエルの言葉を聞く限りでは、彼女はまだ話が分かる人間のようだ。
『刺青師』を手に入れるために手段は選ばないのら彼女ら共通なのだろうが、
アイエルは、少なくとも自身の損得や感情を元に仲間を作るつもりはあるらしい。

「彼女の力を過小評価していないようで何より」

『命はない』。彼女の言葉に、笑顔で頷く。

「それに関しては大丈夫さ 同じ轍を踏むほど彼女は愚かではない」
「きみは『ヤング・ダイヤモンド』の中でも話が通じる人間のようでよかったよ」
「ひょっとして きみは『ヨハネスブルグ』の生まれではないのかな?」

163『婚約期間』 ─4日目─:2015/04/09(木) 23:10:10
>>162
「・・・・『強さ』へのアプローチが異なるだけ、よ」

       パ チ

アウレアの瞳が焦点を取り戻した。
椅子に座らされている自身に気が付く。

「交渉相手としての『信用度』は、これで十分?」


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