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【ミ】『黄金町の夕闇』 その2

431『婚約期間』 ─5日目─:2015/08/12(水) 23:40:26
>>428(アウレア)
警備員:
「お気に・・・・って、そんなわけに」

                       『シャコッ』

女警備員は表情を和らげ、
エレベーター会社との電話に戻った。

アウレアは注射器を無力化し、
改めてスタンドで、並苗の体を拘束する。

もっとも、衝突の威力が激しすぎたのか、
並苗は完全に気絶していた──外傷は見当たらない。

周囲の『黄金』を回収すると、二人の元へ合流する。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

『排莢』を終えた『エルガマル』から、
普段の飄々とした、ある種の無責任さが消えている。

.>>429(瀬良野)

  グニニニ
             ブシュウウゥウウウ

『蛭』を使って血を吸い出す健康法が外国にはあるというが、
『黄金』を操作することで、瀬良野は毒血を排出しようと試みる。

果たして、純金の輝きを放つ傷口から、
ドス黒い血が吹き出し、こぼれ出した。

自分の血管や血液がどこまで『黄金』化したのか?
『黄金』になった肉体に流れ込む血液はどうなってるのか?
など疑問はいくつも浮かぶが、考えてもキリがない。
ひとまず、血液凝固で死ぬ心配はなくなったようだ・・・・

一方、なぜ、並苗がルンクスの血液を所持していたのか、
その理由について考えていると、

並苗を担いだアウレアが、こちらにやってきた。
複雑な顔の『エルガマル』も一緒だ。

>.430(ウィル)
エレベーターに向かうウィル。
アウレアの様子を見る限り、看護婦はぴくりとも動かず、気絶したようだ。
『エルガマル』に『省かれ』た警備員を尻目に、
『ヴェノム』を解除し、アウレアに合流した。


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