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【ミ】『黄金町の夕闇』 その2
384
:
『婚約期間』 ─5日目─
:2015/07/11(土) 01:47:11
>>378
(アウレア)
ウィルから敵側に向かって移動した後、
アウレアは『ラヴ・ランゲージ』の両手を床に触れさせる。
ズギュ!
『クラウチング・スタート』の体勢だ。
警備員までの距離は──『5m』。
>>377
>>379
(ウィル)
アウレアは前方に、ウィルは後方に、
それぞれエレベーター前から『5m』ほど移動する。
『ヴェノム』から『スタンド使いアレルゲン』を摂取し、
『スタンド使い』を探知する──
・・・・・・
女警備員は、『スタンド使い』ではない。
ただの一般人のようだ。
警備員は確実に接近してくる──
ウィルとアウレア、
そしてエレベーター傍の『エルガマル』を明らかに注視している。
ウィルまでは『15m』。エレベーターまでは『10m』。
>>376
>>378
>>380-382
(瀬良野、アウレア)
ド ド ド ド ド ド ド
『過去』の状況は切羽詰まっていたが、
かろじてアウレアの助言は間に合った。
バッ!
エレベーター前でしゃがみこみ、
『過去』のアウレアの股下からエレベーター内の視界を確保する瀬良野。
同時に、『アメイジング』が拳銃を手に飛び込んだ。
『拳銃』が宙を浮いているように見えたはずだが、
これはもう、『見られなかった』ことに期待するしかない。
幸い、エレベーター内は密室で、目撃者は限られる──
────────────────────────
(「う、おおおッッ!」)
バッ
一声呻くなり、男の右手が懐に差し込まれる。
だが、アウレアの『ラブ・ランゲージ』の動きは、それより遥かに早い──
( ド /
ヒュ ・ )
(ドゴォオ !!)
手が懐に入るより先に、右の掌底が男の胸を強打した。
────────────────────────
()内は『過去』の音のため、聞こえず。
──ギャン!!
────────────────────────
(バ ァ ン !!)
(ブシュウウ)
籠った『爆発音』とともに、男は声もなく、床に倒れた。
うつ伏せになった胸から床に広がる鮮血。漂う火薬の匂い・・・・
男はピクリともせず・・・・『死んだ』かのようだ。
『が・・・・』
────────────────────────
ド ド ド ド ド ド ド
『アメイジング』が間一髪で、男の胸に差し込んだ
右手は、『ラブ・ランゲージ』の拳をその手の『拳銃』で受け止めた!
銃は『暴発』したが、それは薬室に残された『一発』分の威力。
男は傷付き、気を失っているようだが、
ドクン ドクン
『アメイジング』の触れる左胸には、確かな『鼓動』が続いていた。
『過去改竄』──成功だ。
パ ァ ア ア ア ア ア アア ア
「おーう、ナイス、ナイス。
アウレアのアドバイスもよかッたゼ。
オレの出番がなくなる程度にな」
『エルガマル』が音の出ない拍手をしつつ、褒めてくれる。
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