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【戦】『銃は剣より強し』 2
147
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/01/04(日) 03:47:08
>>146
VIP席は襖になっていたので、開けて内部の様子を確認する。
何のことはない……網が一つあるテーブルが南北に二つ並んでいるだけだ。
ただ、遮音性には優れているようだ。
反対側の座席は、カーテンによる仕切りのお蔭で向かいのテーブルの様子は分からないようになっている。
少なくとも、反対側に『稲積』がいたとして、中山への銃撃が当たることは運が悪くない限りあり得ないだろう。
***
あのアマは…向こうか。
だが流石に距離と障害物がありすぎるぜ。
此処からじゃあ、撃っても仕方ねえな。
炭起こし場へ移動。 . . ..
火はついてると思うから、左手人差し指を炙って火傷しておくぜ。
この時の痛みは『噛み締め』て『追尾弾』にし、装填。
148
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/01/04(日) 03:54:59
>>147
装填しておいたのはあらかじめ空けておいた二発目(今は一発目)だぜ。
149
:
中山キコ『マダガスカル』
:2015/01/04(日) 04:04:35
>>147
ドジュゥゥゥウ
燃え盛る木炭で指を炙って火傷をつくり―――
ガ ギ
カ シィン!
『噛み締め』、『装填』した。
***
「なるなる、『VIP』やんな」
狭い店内だ。そろそろ邂逅しても良さそうなもの。
『テーブル席』の上部へ『マダガスカル』を位置取らせ、反対側の様子を確認する。
『カーテン』には触れず、パーティションに上るような格好としたい。
本体は②の辺りから首を伸ばし、入り口付近の様子を窺う。
異常な点が見受けられなければ東へ進む。
150
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/01/04(日) 04:20:16
>>149
『マダガスカル』にテーブル席の上部へとよじ登らせ、
本体は②のあたりまで移動する。
『マダガスカル』、『中山』双方の視界で、今のところは誰も確認できていない。
(炭起こし場の壁が障害物になっていて認識できない)
異常な点だが……『マダガスカル』の視界からは、とくに異常な点は見られなかった。
しかし、一方で②の上あたりまでやってきた『中山』の視界に、一つの異常が見られた。
ゴ ゴ ゴ
目の前にあるテーブルの上に、木片が飛び散っているのだ。
まるで、東方向から撃ち抜かれたかのように…!
サッ
物陰から顔を出し、入り口付近の様子を確認。
今この時点では、異常は見られないが……。
***
「これでよし…」
「一瞬熱いのがたまにキズだが、一番手っ取り早いぜ」
それから、少し深呼吸する。
スゥー ハァー
………。
「よし」 「殺し合いの前ってのは…どうにも気持ちが高ぶっていけねえ」
既にクリアリングが済んでいる南方向(炭起こし場の南)から、
西方向へと移動していくぜ。
151
:
中山キコ『マダガスカル』
:2015/01/04(日) 05:00:25
>>150
『炭起こし場』を出て、西通路へと移動する―――
ゴ ゴ ゴ
反対側のパーティションから顔を覗かせている『中山』の姿が見えた。
そのパーティションの上に位置する『小悪魔』めいたスタンドも。
稲積の方を向いた『それ』は、手に『ビール瓶』と『包丁』を持っている。
ドド ドド ドド ド ドド ド ドドドド
両者の距離:5m
***
『マダガスカル』の視界に敵の姿は捉えられなかった。
高いところに居座るのも目立って良くないため引き下がらせようとする―――
ゴ ゴ ゴ
「!」
(さっきの『銃』……?)
散らばる木片を視認した。先程の銃声に伴うものだろうが……
と、次の瞬間――――『中山』と『マダガスカル』の目が『稲積』を捉えた。
「ッとォー」
「物騒なモン持ってんじゃねェーッ のッ!」
本体は反射的に身を屈め、テーブル席の方へ身を隠す。
木製のパーティションでは幾らもバリケードの役目は果たさないだろうが、彼の相手は『マダガスカル』だ。
『コッチ向ケヨ、兄チャン』
ヒュン バリィン!
『マダガスカル』は中山から『ビール瓶』を手渡されていた。(
>>149
メ欄)
それをパーティションの角にブツけて割る。
【拍手開示】(
>>143
)
『ビール瓶』を振ったのち底部に『血印』を描いておく。
棍棒のように持つことで、破壊すれば前方にビールが噴出する武器となる。
実際には、底部の『ガラス片』も飛ぶ簡易式の飛び道具にもなったりするだろう。
『ガラス片』の命中精度はたかが知れているが、噴出するビールが稲積を濡らすのは難しいコトではない。
出来れば顔面あたりを狙うことで稲積の目を塞ぎ、拳銃の狙いを逸らす目的がある。
余談だが、『人間は上部からの行動に即応するのは難しい』。
152
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/01/04(日) 23:16:03
>>151
レスの前に…とある筋からマップに座標をつけてもらったので、
提示しておくぜ。以降はこれを使わせてもらうことにする。作成者には本当に感謝しかねえな。
ttp://dl6.getuploader.com/g/goldenrectangle/96/yakiniku.png
***
/
・
「はッ……」
バリィン!
ブ ア
ツ ショ ア ア
気付いたと同時に、敵スタンドがビール瓶を叩き割る!
勢いよく噴射されたビール泡と破片が、オレに向かって降り注いでくる…
「くッ」
サッ
…前に、咄嗟に左手で顔面を庇う。
『上からの攻撃』っつっても、バッチリ見えてる以上気付くことはできてるしな。
勿論、振りかぶるスピードが速いとはいえ、こっちに来るスピードまで
速くなるわけでもねえし、距離もあるからオレが防御する時間は十分ある。
破片も……こっちに飛んで来たりはするが、学ランの上から
オレのことを傷つけるほどの威力があるわけでもなければ、鋭さもないしな。
だが、これで眼前の様子は完全に分からねえ。
なのでオレは、拳銃を相手本体の頭があった方に向けつつ、バックステップして後ろ(R25)へ。
武器を持ってるってことは、パワーがそこまで高くねえってこと。
そしてパワーが高くねえってことは遠隔操作型の可能性があるってことだ。
この距離なら接近してくるかもしれねえし、目潰ししたってことはその隙を作ろうって魂胆だろ。
153
:
中山キコ『マダガスカル』
:2015/01/04(日) 23:51:39
>>152
濡れただけなのでさほど影響はない。
バックステップしつつ後方へ移動した。
ゴトッ!
前方で何かが落ちる音が聞こえた。
(顔面を庇っていた為ハッキリとは見えていない)
現在地:R25
***
タン
『オット、流石ニ距離ハ取ルカ』 『懸命ダナ』
『稲積』が回避行動を取らないのなら頭部に飛びかかるつもりではいたが、
距離を取る選択をされたために、『マダガスカル』は稲積のいた場所付近に着地するカタチとなる。
「ま、そりゃそーな」 「いったん戻っとき!」
『ソノ前ニ「モウ一発」』
ブンッ
『マダガスカル』は『稲積』の『足』を狙って『ビール瓶』を投擲。(パス精CBC)
彼は拳銃を構えた格好だ。
つまり、目を開けた瞬間、頭部狙いの攻撃を認めてから『回避』は難しくとも、
少し腕を振れば咄嗟に『弾く』ぐらいは出来るかもしれない体勢。
拳銃を放てば割り砕くコトも不可能ではないだろうし、『頭部』というのは狙うに少々小さい的だ。
ちなみに『ビール瓶』の投擲武器としての性能だが、
底部に『血印』を描いたといっても、キレイに底が抜けているとは限らない。
転移するのは破壊箇所であって、破壊エネルギーではないのだ。
つまり、ネオンストリートで酔ったチンピラが振り回す『それ』みたいにギザギザはあると思う。
ただ『重さ』などもそれなりにあるだろうし、この辺はオマケ要素。
『マダガスカル』の行動後、本体はスタンドを呼び戻しながら座敷方向へダッシュ。
『マダガスカル』はサイドステップで跳びながらついていくコトで本体の背後状況を横目に捉えたまま移動したい。(スC)
154
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/01/05(月) 00:21:12
>>153
ドバッギャアッ !
『マダガスカル』の投擲が、『稲積』のあらゆる行動よりも先に命中する。
命中の衝撃でビール瓶が砕け散り、その足元に散乱した。
もしかしなくとも大当たり、今頃彼の足には激痛が走っているはずだが…、
(まだスタンド、本体ともに移動出来ていない)
■現在地
中山:F24
『マダガスカル』:P26
***
ドバッギャアッ !
底面に描いたという以上、破壊痕は
___
/<^^^^^>\
|< >| ←底面
|< >|
\<,、,、,、,>./
 ̄ ̄ ̄
という形になっているはず。(実際にはもう少し穴は広いだろうが、大筋は変わらない)
というわけで鋭さによるダメージそのものは、
(先述の通り服の上からというのもあって)
大したことにはならねえが…問題は、重さと勢いだ。
折れるとまではいかなくとも、打撲する程度の攻撃力にはなる。
「ぐッ!?」
「あ゛……、」
ガッチン
「『パワー』、あるじゃねえかよッ!?」
咄嗟に『苦痛』を噛み締め、ダメージによる行動の遅延を無効化。
ガン
ガン ガ ァ ン !!
退路を断たせる意味も込めて、
先程狙いをつけた方向よりも若干北側目掛けて、
三発ほど銃弾を撃ち込む。
155
:
中山キコ『マダガスカル』
:2015/01/05(月) 01:06:11
>>154
ガッチン
『苦痛』を噛み締め、怯むコトなく行動に出た。
およその狙いをつけ、『3発』の弾丸を撃ち込む。
ガン
ガン ガ ァ ン !!
無数の木片が硝煙の香りと共に散らばるのは確認できた。
もしかしたら1つぐらいは着弾したかもしれないが、手ごたえは不明。
元より見えない場所を撃ったものだ。『足止め』以外の効果はあまり期待出来ないだろう。
クィィ―――ン
だが、そのうち最初に放った『1発』は『追尾弾』。
『追尾機能』によって『炭火』の場所を目指す。
座敷前を通過、右回りに『炭起こし場』へと軌道を描く。
現在地:R25
***
ガン
ガン ガ ァ ン !!
「おおっとッ!」
当てずっぽうの『乱打』というコトと、
移動する前だったのも幸いして本体は傷つかずに済んだ。
ただ、この位置取りはあまり良くない。遠くから狙い撃ちされるのは危ないのだ。
こちらは『マダガスカル』とある程度離れられるとは言え、『射撃』などは出来ない。
つまり、その場に立ち往生はキケンなので―――
クルリ
Dash!
振り返り、身を屈めつつ『炭起こし場』の方へと向かう。
一撃程度なら『転移』によって耐えることは出来るだろうし、
相手も、まさか本体が飛び出してくるとは思うまい。意表をつく意味もある。
『「倒レネー」ダト?
ズイブン「タフ」ジャネーカ、アァ?』
『ダガ、狙ウナラ「コッチ」ダッタナァーッ!』
ドシュン!
生じた隙を突くのは、『マダガスカル』の仕事だ。
『稲積』の方向へダッシュし、股の間を潜り抜け、後ろを取りたい。(スB)
銃を撃つのに『気をつけ』の姿勢を取るヤツはいないだろう。
『ビール』がかかった状態から身構えていただろうし、
『小猿』サイズの『マダガスカル』が潜り抜ける隙間はあるハズだ。
強いて懸念すべき事柄を挙げるとしたら、
『中山』も『マダガスカル』も、元々移動しようと思っていた方向と『逆』の移動になる点。
初動は若干遅れる可能性はある。『マダガスカル』のスピードならさほど影響もないだろうが。
156
:
中山キコ『マダガスカル』
:2015/01/05(月) 01:21:36
>>155
一部修正。
×座敷前を通過、右回りに『炭起こし場』へと軌道を描く。
↓
○座敷前付近でぐるりと『180度』回転し、元来たルートを辿る様に『炭起こし場』へと軌道を描く。
また、申し訳ないが
>>155
メ欄は無かったことに。
157
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/01/05(月) 01:27:28
>>155
生じた隙を突くようにして、『マダガスカル』は『稲積』の股の間を潜り抜け、後ろを取る。
『中山』も、炭起こし場へ向かうべく南へ走り出した――。
■現在地
中山:F25
『マダガスカル』:R25(稲積の背後)
***
「まあ、当たらねえよな…?
『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』って言っても、限度ってモンがあるぜ」
ああ、知ってたぜ。アテカンの偏差射撃なんかやったところで、当たる訳がねえ。
だが――――オレの目的は、当てる為じゃねえ。『退路を断つ』ためだ。(
>>154
)
オレが今撃った弾丸のうち最初の一発は、
さっき(
>>147
)『噛み締め』た『苦痛』による『追尾弾』。
そしてこの『追尾弾』は、『苦痛』の原因――つまり自傷した『オレ』を『追尾』する。
『追尾弾』の『追尾』の性質として、なるべく障害物を避け、
防御があったとしてもその隙間を縫うように移動する――というのがある。
この場合、退路を断つために撃ったから勿論壁は貫通している訳で、
その壁が障害物になるんだが…この壁には、『貫通弾痕』っていう『隙間』が存在する。
つまり、今撃った『追尾弾』は、来た道をUターンして全く同じ弾痕へと飛び込む。
…のは無理としても、順当に考えて南側の通路を通る。そっちが最短ルートだからな。
もしあのアマが油断して北側へ移動しようものなら、『追尾弾』は直撃コースだ。
それだけじゃあねえ。
ヤツが警戒してその場に留まったり、南側に移動しようとしたときのことも考え、
今撃った場所よりも若干南側の、腰の位置目掛けて残りの弾丸二発をブッ放す。
タイミング的には、ほぼ連射、って感じになるはずだ。
... . . .
退路を断ったうえでの射撃…ここまでやれば、『下手な鉄砲』でも当たるだろ。
158
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/01/05(月) 01:30:54
>>157
あんまり慌ててたモンだから修正漏れだ…。
>そしてこの『追尾弾』は、『苦痛』の原因――つまり自傷した『オレ』を『追尾』する。
↓
そしてこの『追尾弾』は、『苦痛』の原因――つまり『炭起こし場』の炭を『追尾』する。
159
:
中山キコ『マダガスカル』
:2015/01/05(月) 04:40:17
>>157-158
ギュウウウン
『追尾弾』によって北向きの進路は塞いだ。
『追尾弾』はなるべく障害物をかわすため、南方向へと向かっていく。
邪魔する物の無い西側通路を回って『炭起こし場』へ一直線の軌道だ。(
>>156
は判定ミス。申し訳ない)
続けざまに先程よりやや南方向、腰ほどの高さへ『2発』撃つことで『退路を断つ』。
ガァン!
ガァン!
引き金の感触と同時に、パーティションの影から『中山』の上半身が現れた。
身を屈めているコトから警戒はしていたようだが、稲積の方へ向かっているように見える。
見えない場所の相手を撃つには『タイミング』がズレてしまったようだが、直後―――――
バスンッ!
ドッガァァ―――ッ!
『中山』の身体が後頭部を殴られたかのようにフッ飛び、『テーブル席』(F27辺り)へと突っ込む。
『追尾弾』だ。ほぼ同時に、それが『炭起こし場』へと着弾したコトも感知した。
『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』―――『稲積』の予測は確信へと変わった。
現在地:R25
***
【中山】
「あ ッブねッ!」
新たに聞こえた『2発』の銃声と、およそ撃ち込まれた位置を考え冷や汗を流す。
あのまま篭城していたらキレイに射殺されていた可能性もある。
立ち向かっていったのはクレバーな選択だったかもしれない―――と。
バスンッ!
「あぎッ!」
ドッガァァ―――ッ!
(『後ろから』…だと?チキショー)
後頭部に『衝撃』、左手甲に穴が開き『血印』が破壊される。
どこから撃ったものか全く見当がつかない。とりあえず左手の痛みをこらえつつ、現在地を確認。
『マダガスカル』が『稲積』の相手をしているとはいえ、拳銃使いを前に、無闇に飛び出していくのはキケンだ。
【マダガスカル】
『ダカラ「コッチ」、無視スンナッテ』
シュ!
『マダガスカル』は左手のペン先を『稲積』の膝裏に突き立て、殴り抜ける。(パス精CBC)
この攻撃で『ペン先』が『使えなくなってもいい』ぐらいの勢い。もう片方あるし『2つ同時に描く』場面は少ないからだ。
本体の方にかかりきっている今、後ろからの攻撃に対応する余裕はないハズ。
『膝カックン』狙いというコトでちょっと天丼感は拭えないが、『後方攻撃に油断してる状況』+『ペン先の追加ダメージ』で成功するだろう。
その後、上記行動の成否に関わらず右手で『ガラス片』を拾う。
掌に収まるサイズのものがあれば良いが、細かすぎなければ何でもよい。
160
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/01/05(月) 23:06:54
>>159
本体は南のテーブル席に突っ込む。左手にはしっかり貫通痕が出来ており、『血印』は役目を果たしてしまっている。
後頭部に受けた衝撃に加え、吹っ飛んだときにテーブルに
ぶつかったのもあるので、『中山』は一時的に前後不覚に陥っているが……、
シュッ
シュバアッ
一閃! 『マダガスカル』は左手でひざ裏を突き刺し、そして右手でガラス片を拾った。
砕き割った拍子に出来た、それなりに鋭い破片だ。
***
「この感触は――『着弾』!」 「………」
「…いや待て『着弾』だと?」
オレは『歯』と『歯弾』の位置を感知することができる。
その感知で、軌道を読むことだって出来る訳だが…この軌道、おかしいぜ。
『命中した後に弾かれている』。人間の頭に命中したんなら、頭蓋骨をブチ抜いて直進してねえとおかしい。
『追尾』自体は『追尾弾』が破壊されるか一分経つかしねえと
破壊されねえから問題はねえが…野郎、何らかの『能力』でオレの攻撃を防御しやがった!?
「…ハッ!?」
って、しまった向こうに注意を向けすぎて――
ド
ズ /
ウ ・ 「がァッ!?」
「野郎、オレの足を…ッ」
同時に、左膝の裏を貫かれる感触がある。
骨に当たる位置じゃねえから、かなり深くまで突っ込まれた…膝から、力が抜けやがる。
ガクッ
たまらず膝を屈しながらも、左腕で首の後ろを防御。頸動脈をあの刃物で斬られないようにする。
顎を引いて首を狙われないようにしつつ、振り向いてオレの後ろから襲ってきたヤツのスタンドを視認したいぜ。
161
:
中山キコ『マダガスカル』
:2015/01/06(火) 23:56:13
>>160
膝を崩しながらも、後方からの追加攻撃を警戒し顎を引いた。
振り向きざまに視認した敵スタンドは、当然だが『手の届く距離』にいる。
(左膝を折って倒れたため、右側に振り向く恰好となった)
純粋な『刃物』と呼べるものは持っていないが、
鋭い『ガラス片』を右手に持っているのが見えた。
現在地:R25
***
『ケッコー深ク入ッタナァ〜ッ』
『一応』 『ダメ押シ』
ドシュッ!
『マダガスカル』は飛び上がりざま、拾った『ガラス片』を稲積の顔面に突き立てる。(パス精CBC)
目を潰せれば一番良いが、精度は『人並み』。そこまで期待してはいない。
『顔面に向かって』突き立てる、という行為が重要なのだ。
この距離から外すことはまずないだろうし、もし当たらなかったとしても
顔を背けるなり身をかわすなり、何らかの反射的な行動を取るハズ。
『動揺の差』と『スピードの差』がある。
‥ … ……… ……‥ …‥
「地味に痛ェッ!」
「クソが……もう『左手』には期待できねーな」
本体は、スタンドと共有された視界によって敵の注意がそちらへ向いたことを知ると、
やや警戒しつつも『テーブル席×6』のパーティションの方へ飛び移りたい。(I25あたり)
162
:
中山キコ『マダガスカル』
:2015/01/07(水) 00:35:54
>>161
一部訂正。
×(左膝を折って倒れたため、右側に振り向く恰好となった)
↓
○(両膝を突いてから左側へ振り向いた)
163
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/01/07(水) 00:44:57
>>161
(3rd_person)
スタンドの方に注意が移動したのを感じ、『中山』は六つ並ぶテーブル席のパーティションへ飛び移った。
そして、ガラス片を顔面に突き立てようと動く『マダガスカル』。
当然『稲積』はそれを躱すことはできないが、顎を引いている分、首を動かせば目へのダメージは避けれるかもしれない。
まさしく『眼前』に迫る『ガラス片』を――それとは認識できないまま――迎え撃つ稲積は、
. . . . . ... . ..
……首を微動だにしなかった。
確かに通常ならば失明など取り返しのつかない大ダメージだろう。
だが『バイト・ザ・ブリット』を以てすれば、失明『程度』の負傷は『取り返しがついてしまう』のだ。
なら、回避すべきは『即死』。逆に言えば、即死でなければあらゆる負傷は『受け入れられる』。
i、i/ i/
! ` ツ ス ウ /
・
そして――――『稲積』の眼窩に、ガラス片が深々と突き立てられる。
『苦痛』は即座に『噛み締め』る。これで、ダメージによる行動の遅延は『ない』。
「ッッッ!!」
「…良いのをくれやがって…コイツはお返しだッ!!」
カウンターの要領で、振り返ったことにより死角になっていた右拳を、上から下へと振り下ろす。
先程(
>>160
メール欄)の時点で既に右手は学ランのポケットの中に入れ、拳銃は手放していた。
学ランのポケットには『歯弾』の残りを忍ばせてあるので、これを握れば『スタンドへの攻撃』は可能になる。
そのまま、『マダガスカル』をボディを殴って地面に縫い留めたい。
164
:
中山キコ『マダガスカル』
:2015/01/07(水) 01:31:52
>>163
崩れた隙を突かれたため、行動の遅れを許してしまった『稲積』。
だが、『バイト・ザ・ブリット』の前に――――
ガ ギッ ☆
それ
『動揺』は必要ないのだ。
『苦痛』を即座に噛み締め、自らの『歯』に刻み込む。
そして怯むことなく『歯弾』を握った右拳を振り下ろした。
ブォン
『!?』
ドゴァッ!
『ッッッ!』 『本体……ダト…』 カラン
敵スタンドもまさか本体の拳が降ってくるのは予想していなかったようだ。
的が小さいのもあり決して安定した『フォール』とは言えないが、『小猿』は床に縫いとめられる。
手にしていた『ガラス片』も取り落としてしまったようだ。
現在地:R25
***
『………フゥーッ』
『……タカガ人間ガ「スタンド」ニ敵ウトデモ?』
『笑ワセンナヨ兄チャン』
クルクル シュピン
自らを押さえつけている『稲積』の右腕に自分の両腕を絡め、握りこむ。(パス精CBC)
『マダガスカル』には、殴られた際の『ダメージ』は軽減されている。
既に『血印』は描いてあった。(
>>153
メ欄)
『稲積』が『ビール瓶』を投げられた直後にそれを『噛み締め』、本体を狙って拳銃を放っていたときだ。
このとき『稲積』は『マダガスカル』に注意を払っていなかったため、余行動の猶予を与えてしまっていた。
『血印』の転移させた『殴打のダメージ』は、せいぜい右手をビリビリしびれさせるぐらいだ。
身体への『衝撃』はそれなりにあるので『減らず口』半分ではあるが、
目を白黒させた状態でも、自らと接触したものを掴む程度の行動に不利はない。
「はぶッ!」
ズテェン!
「くおぉ……馬鹿ヂカラ…」 ジンジン
本体はダメージフィードバックでコケたり右手をシビれさせたりしながら、
出来るだけ小走りで『マダガスカル』の元へ向かう。
若干遠回りになるが、『炭起こし場』ワキの通路を通っていくつもり。(Lのライン)
165
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/01/07(水) 01:56:10
>>164
シュ ヒュオ!
地面に縫い留められたが、すぐさま両腕を絡めて握り込んだ。
右手の『血印』が、衝撃を引き受けてくれているのだ。
しかしその右手だが…
メリ メリリ
弾丸の形に『めり込み痕』が生まれている。
稲積の拳は透過されているので、今の状態は『人力で弾丸を押し付けている』のに等しい。
だから、必然的に『歯弾』はめり込んでしまうわけだが、それを引き受けているのである。
本体はその間にも、遠回りして『炭起こし場』脇の通路を通って移動していく――。
現在位置:Q18(稲積との距離・約二メートル)
***
「『ただの人間』じゃねえ」
. .. . ....
「オレもスタンドだ」
「テメェの『能力』…銃弾の痕が右手に浮かんでいやがるな?」
「そのマークに攻撃を『転移』させるのが能力か…」
『歯弾』のダメージが衝撃だけで済んだのも、あの能力のお蔭ってところか。
「だがそんなのは関係ねえ」
攻撃が転移されるのも無視して、敵スタンドの胴体に噛みつく。(破スBC)
右手に攻撃が転移するとして、右手のマークがズタズタになりゃあ能力も解除されるはずだ。
相手が絡みついた右手に何かしようとしても、既に『歯』が食い込んでるから逃げようもねえ。
一応、左ひじを顎に当てて、掌を首の後ろに回して、頸動脈を守る。
相手本体も黙っちゃいねえだろうが……
腹を猛獣に噛みつかれて、まともに動ける『ただの人間』はいねえよ。
166
:
中山キコ『マダガスカル』
:2015/01/07(水) 23:26:02
>>165
腹に噛み付こうと『牙』を剥き出す『稲積』。
決して不可能な体勢ではないし、左首筋への防御も忘れてはいない。
敵の両腕を振り切って、『左脇腹』へと首を落とす!
(左首筋を守っているため、右側へ首を落とすのが自然と考えての判定)
ギャン!
『コイツァ驚イタナ!』
『ソノ「鮫」ミテェーナ「牙」ガ「スタンド」カ!』
だが、敵もただ食い破られるのをじっと待っているワケではない。
両腕が外れた刹那、左手の『ペン先』を立て、
カウンターの原理で『稲積』の目を貫かんと振り上げる。(パス精CBC)
今回は顔面のどこでもなく、『目』に狙いを絞る。
幾ら体躯が小さかろうと、自分の腹へ腕が伸びない道理はない。
加えて、肉薄しているこの状況下ではまず外さないだろう。
成否に関わらず眼窩をエグるように中指を振り回す。
(コイツの『能力』は、ナゼだか知らんが
ダメージを無効化するものらしい……)
(『継続してダメージを与え続ける』必要があるというコトだ)
『右手』は、保険も兼ねて敵の右手首辺りに触れておく。
***
「やっと来たぜッッ!!」
本体は、視界共有によってある程度状況は把握している。
隠し持っていた『包丁』を『稲積』に投擲し、その後を追うように飛びかかる。
167
:
中山キコ『マダガスカル』
:2015/01/07(水) 23:34:12
>>166
言葉足らずにも程があったので追記。
『隠し持っていた包丁』について。
>>151
メ欄 ⇒ 『マダガスカル』が手に持っていた包丁を通路に落とす。
>>153
..⇒ ゴトッ!という音(稲積は顔面をかばっていたので見えていない)
>>161
メ欄 ⇒ pick=中山が拾う
>>164
メ欄 ⇒ re-pick left=左手で再度拾う(衝撃のDFで取り落としてしまったときの保険)
168
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/01/08(木) 00:24:45
>>166
『噛みつき』にかかる『稲積』に対し、絡みつけていた腕をほどき、
残る『稲積』の目に左中指の『ペン先』を突き立てる『マダガスカル』。
器用さにおいて、自分よりも巨大な人間の眼窩を狙うことなど『マダガスカル』には造作もない。
カウンター気味に放ったのもあり、問題なく『稲積』の目にそれは突き立った。ただし――――、
ベギ
『マダガスカル』が考慮に入れていなかったのは、『ペン先』の強度だ。
先程ひざ裏に突き立てた時は、『垂直』に差し込んでいたから負荷はさほどなかった。
だが、今回は二回目かつ眼窩に突っ込んで『振り回す』という行動……強度に乏しい『ペン先』が耐えられるはずもなかった。
相手の両目から光を奪うことには成功したが、左手のペン先は折れてしまう。
メリ
DFで『中山』の爪も抉れるが、これ自体は行動に支障はない。
右手の甲にも『噛みつき』によって貫通痕が生じ、『マダガスカル』の『血印』は
描かれていた部分がズタズタになったことで解除されるが、これも成否には関係ない。
問題は――、
ドッ グウ !
突如『右下腹』に生じた『衝撃』だ。
これは、『稲積』が『マダガスカル』に噛みついた時転移されなかった『衝撃』によるもの。
その威力……『猛獣並』。当然、そんなものを投擲の直前に食らえば…、
ドス
投擲した包丁は狙いを僅かにそれ、稲積の左太腿に突き刺さった。
元々左手を貫通するような傷の為に力があまり入らなかったのもあり、そこまで深くは刺さっていないらしい。
***
…ここまでやればもうチェックメイトだろ。
『銃弾』を叩きつけたあの時、回避されていれば…『押さえつけるダメージ』は
全て右手の甲に集中していた訳だから逃げられていたかもしれねえが、
コイツはあそこで『真っ向勝負』を挑んだ。それが間違いだった。
このオレと『殴り合い』しようとするのが、そもそも間違いなんだからな。
尤も…逃げてても、結果は同じだっただろうが、な。
こっちも既に右手首に穴が開きつつあるが、そろそろ『マーク』も破壊された頃だろ。
左太腿に、眼、そして右手首……その痛みを堪えるように、『歯』を『噛み締め』る。
…口元にいる、敵スタンドごとな。
169
:
中山キコ『マダガスカル』
:2015/01/08(木) 01:49:09
>>168
ザムッ!
目が使えなくとも不自由はない。
勝利の確信と共に苦痛を『噛み締め』る稲積。
『アギッ…』
『テメェェー……』
「あァ?……え」
ズルッ
「マジか……」
ようやく手が届く距離まで来たと思ったが、
気がつけば自らの腹部に『サメ』に襲われたような大きな歯型が浮かんでいた。
たまらず脇腹を押さえながらその場にくずおれる。
「う、げ………こんな……」
「くそ……痛くねェー………し」
ドシャッ
中山キコ『マダガスカル』 ⇒ 『死亡』『敗北』
170
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/01/08(木) 01:54:54
>>169
「ふぅッ…」
敵はヤった…だが『問題』はある。
「ハァー」 「ハァー」
「殺しちまったら」 「『生物』じゃねえから『撃ち返し』ができねーぞ…」
「………」
「だが『やる』しかなかった…やらなかったら死んでいた…」
「………」
「クソ…」 「ここまで、かよ…」 クッ
稲積誇生『バイト・ザ・ブリット』 ⇒ 『勝利』『再起不能』
171
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/01/16(金) 17:51:50
対戦相手に伊織『クロックワーク・クルー』を指名します。
『パラレル』『GM有り』でよろしいでしょうか?
『マップ』は何処からともなく調達する予定です。
対戦の進行速度は伊織氏に合わせようかと思います。
こちらは『ミッションマネー』が無いので、『無能力』の破ス精:BCAのスタンドとなります。
どうでしょうか?
172
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/01/18(日) 01:02:08
>>171
「……ご指名、感謝」
『パラレル』『GMあり』了解です。
『マップ』はそちらにお任せさせていただきます。
ただし、来週月曜よりミッションに参加させていただく関係上、
ミッションが終了するまでは、そちらを優先して活動させていただきたく思います。
それでは、どうかよろしくお願いします。
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/534
外見:赤みがかった黒髪の長髪の女。身長179cm。体重67kg。
服装:赤いロングコートと、黒いスーツと革靴。
持ち物(有りならば):コートのポケットの中にサングラス。
173
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/01/18(日) 04:55:46
>>172
マップ候補を見つけました。
『三階建ての家』
ttp://www.maki-web.co.jp/build/works/007/
「喧嘩しようぜ!」な殺傷向きな武器、「ちょっと良いかな、そこの君」と警官の職務質問を受けて捕まらない程度の『持ち物』ならOKってことに。
レスは『サーキット』優先で緩やかにレスりましょうか。
ちょっと『GM』を召喚して来ます。
174
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/01/20(火) 23:29:37
>>173-174
マップは以下を使用。(改良:春上さん)
ttp://download1.getuploader.com/g/goldenrectangle/99/house.png
初期位置:
瀬良野:3Fベランダ
伊織:1Fガレージ
・家にはモデルルーム的な必要最低限なものしかない。
(種類ではなく数が少ない)
・持ち込みアイテムは日用品であれば自由。
175
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/01/21(水) 04:39:12
>>174
スリーピース・スーツを着た男性が錆びた金貨時計を見つめている。
胸ポケットに錆びた金貨時計を入れて室内に歩き出す。
「手始めに何をすべきかな」
先ずは室内に入って部屋を念入りに観察したい。
この戦いは手札を増やさなければ生き残れない。
例えば、カーテンが有ると非常に助かる。
『能力詳細』:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/535-536
『外見』:首元まで伸びた支子色のショートヘア、スリーピース・スーツを着た純朴そうな顔つきの成人男性。
『持ち物』:財布(五百円玉が15個)、携帯。
176
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/01/21(水) 23:19:56
>>176
(……行動開始、か)
足音をなるべく立てないようにガレージの中を歩く長身の女。
そうやって移動しながら、周囲の確認も怠らない。
まず確認するのは照明と、照明のスイッチの場所。
そして、自動車やバイク、自転車などが停めてあるか。
一通り確認できれば玄関の扉を開け、中へ入ろうとする。
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/534
外見:赤みがかった黒髪の長髪の女。身長179cm。体重67kg。
服装:赤いロングコートと、黒いスーツと革靴。
持ち物(有りならば):コートのポケットの中にサングラスとスマートフォン。
177
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/01/21(水) 23:36:24
>>175
(瀬良野)
説明し忘れたが、瀬良野は今回に限り、
ミッションマネー『15万』を所持していてもよい。
(固辞するなら、それでも構わない)
まずは、ベランダから廊下に戻り、洋室にの扉を開ける。
部屋にはベッドと寝具一式、
簡素な机と椅子、本棚と書籍一列ばかりがあった。
机の上には電気スタンドと文具の類が置かれている。
南側の部屋とは、カーテンを閉めれば別室として使える構造で、
部屋の東西の端に束ねられたカーテンを見つけた。
遮光性、防音性の高い厚手の生地だ。
>>176
(伊織)
ガレージを歩きながら、何があるかを確認。
まず、絵図通りに乗用車が一台、駐車されている。
西の壁際には、新品の自転車も並んでいた。
照明は『サイコロの6の目』のように、
3×2列の照明が天井に均等に配分されていた。
照明スイッチは、玄関扉の左横に見つけた。
ガチャリ
扉を開け、玄関へと出る。
玄関口には靴箱と、花を生けた花瓶が置かれている。
北側は横開きの扉。
南へは細長いホールと階段が見えている。
178
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/01/22(木) 04:07:12
>>177
(今回のみ『15万』所持させていただきます。ありがとうございます)
机の上に置かれた電気スタンドに歩み寄ってコードの有るタイプなのか確かめる。
『アメイジング・クラウン』を発現。
コードが有るタイプの電気スタンドであるならば、スタンドに電気スタンド側の付け根を引っ張らせて引きちぎる。
(二階が制圧されては困る。急がねば…)
東側の束ねられたカーテンを力任せに引っ張って回収。
物品はスタンドに持たせておく。
179
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/01/22(木) 20:09:14
>>177
引きちぎったコードも回収します。
180
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/01/23(金) 00:18:19
>>177
(靴、花瓶。どちらも『クロックワーク・クルー』とは相性は良くないな)
使える物を探そうと北側の横開きの扉を開けようとする。
勿論、玄関及び廊下の照明スイッチと照明の位置の確認は忘れない。
181
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/01/23(金) 00:41:33
>>178
(瀬良野)
ザッ ザッ
ブツッ
電気スタンドはコードのあるタイプだ。
コードを千切り、本体とコード(2m)を回収した。
バリバリ! ブチ ブチチチチチ!
続いて、東側に束ねられたカーテンも、
力任せに引っ張り、『強奪』。
重量もあり、嵩張るが、スタンドならば余裕で持ち運べる。
(サイズは2.5m×2.5m)
>>180
(伊織)
カラカラ・・・・
北の扉を開けると、そこは『ストックルーム』。
本来は倉庫なのだろうが、ここは『モデルハウス』だ。
目立った物品はなく、
・ロングハンガー掛け
・厚手のコート一着
・マフラー
・ボルサリーノ(ソフトハット)
・ステッキ
・大型懐中電灯
・旅行用トランク
が見つかった。
玄関の照明は頭上に一つ。
スイッチは玄関正面から入って左手の壁。
ホール(南廊下)の照明は蛍光灯で、
おそらく玄関のスイッチと並んだものがスイッチだ。
182
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/01/23(金) 05:47:41
>>181
電気スタンド本体は必要ないので捨て置く。
(念のために『換金』してしまうかな)
『5万』を『コイン』と『換金』したい。
手に入れた『コイン』は右ポケットに入れておくが、一枚だけ左手に握らせる。
カーテンを踏まないように階段を急いで降りる。
(二階に居ない場合は有利に事を運べる。敵の進行ルートは階段のみだからだ)
(いや、『安心』してはいけない。今の思い込みは『傲慢』を呼び寄せる。敵も能力を駆使して抗うはずなのだから)
183
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/01/25(日) 02:41:41
>>181
大型懐中電灯を左手に持つ。他の物はとりあえずは回収しない。
両手がふさがるのはあまり良くないだろう。
(相手は、二階か、それともさらに上か)
(一階に居る可能性もあるのか)
ホール
『クロックワーク・クルー』を発現。
右手から直径10cm程の『つまみ』を出すと、『クロックワーク・クルー』自身の腰に差しこむ。
本体は一階の階段入り口に立ったまま、スタンドに二階の様子を見に行かせようとする。
そして本体はホールに繋がっている別の部屋を探す。
184
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/01/26(月) 00:21:48
>>182
(瀬良野)
──チャリリリリン!
『5万』を換金し、
スタンドが『コイン』5枚を取り出すと、本体に手渡す。
『コイン』は4枚をポケットに入れ、一枚を本体が左手に握った。
コードとカーテンを抱えたまま、
瀬良野は急ぎ、階段を降りる──
ダダダダダダダダ
無事、誰に会うこともなく二階に降り立った。
降りて右側すぐには洗面所。
右の廊下をまっすぐ行けばリビング。
左側の扉は、物干し台へと繋がっているようだ。
どちらからも人の気配は感じられない・・・・
>>183
(伊織)
懐中電灯を取り、本体が左手に持つ。
舞台は昼間であり、懐中電灯が強みを生かす場面があるかは
微妙なところだが、使い方次第だろう。
ズギュ!
伊織はそのままホールに向かうと、
改めて『クロック・ワーク・クルー』を発現。
『直径10cm』の『つまみ』を発現し、スタンドの腰に設置した。
階段入り口から上を見上げ、スタンドだけに登らせようとした、その時──
ダダダダダダダダ
明らかに駆け足で、階段を下りてくる音。
3Fから2Fへ──そこで足音は止まったようだ。
間違いない。敵は今、2Fへと移動した。
185
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/01/26(月) 01:02:50
>>184
わざとらしく立てた物音にどの程度の反応が返ってくるのか。
それ以前に、人間を殺せるかという問題がある。
覚悟の問題ではなくて精神的なハードルが高いのだ。
(ここで葛藤も無いままに人間を殺せるなら、そこいらの野生動物と変わらないからな。ここに来る人間次第だけどね)
物干し竿の有無を遠目に確認して台所に移動。
流し台にカーテンを放り込んで蛇口を全開にしておき、部屋のコンセントを探す。
水音で足音が消されるだろうが階段を上がらなければ、二階に来れないはず。
階段方向にも注意は向けておきたい。
(来る人間の価値を勝手に決めて殺す殺さないって随分と残酷だな、僕は。スタンドに価値観を振り回されてる気分だ)
186
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/01/26(月) 02:41:36
>>184
(相手は2階、か)
先に二階に入られたであろうことを確認。
『クロックワーク・クルー』を二階へ行かせるのを中止して、ロビーに立たせ階段を見張らせる。
本体は懐中電灯に電池が入っているか、スイッチを入れると懐中電灯がつくかどうかを確認しながら
ロビーから繋がるもう一つの部屋、寝室の扉を開き、中へ入ろうとする。
187
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/01/27(火) 00:39:49
>>185
この戦場に立つ者は、敵の『排除』を義務付けられている。
殺さずに『勝つ』方法を考える必要があるだろう。
物干し竿は一本だけ、東西にかかっているのが見えた。
複数のハンガーや、洗濯バサミのついた吊り下げ台もある。
洗面所に移動し、流し台にカーテンを放り込むと、
蛇口を全開放して水に濡らす。
全体に水を染ませるには、まだ時間がかかりそうだ。
ド ジャア────ッ
水音が邪魔して、階段方向の音はよく聞き取れない。
コンセントは入り口付近と鏡の傍の二つを、すぐに発見した。
>>186
(伊織)
『クロックワーク・クルー』を階段下で待機させ、見張りにする。
本体は懐中電灯を確認。問題なく使えるようだ。
至近距離で見つめれば、結構眩しい。
そして寝室の扉を開け、中を覗く。
左手には大型のベッド。
右の壁際には三つの洋服箪笥が並んでいる。
部屋の主は女性という設定のようだ。
ド ジャア────ッ
スタンドの聴覚を通じて、階上から届く水音に気がついた。
188
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/01/27(火) 02:06:50
>>187
入口付近のコンセントに千切ったコードのプラグを差し込む。
トイレに移動してゴム手袋、バケツを探す。
探し終えたらベランダの物干し竿を回収に向かいたい。
(これからやろうとしている事を実行出来たら死ぬに決まっている。手加減ってものは圧倒的な強者が出来るもの。僕には難易度が高い)
(しかし、一階に攻撃してみるべきか迷う。やれない事はない。屋内配線を弄るのも悪くないよね。問題は弄って感電しないかってことだ)
189
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/01/27(火) 23:25:10
>>187
『クロックワーク・クルー』の聴覚が水の音を察知。
(『水』を利用してくるつもりか)
(正面から2階に乗り込むのは危険過ぎるが、もし水浸しにするつもりならば1階も良くはない)
寝室の照明、照明スイッチ、コンセントの位置を簡単に確認すれば
『クロックワーク・クルー』を寝室へ呼び戻しながら、
寝室にならあるであろう日差しを遮るカーテンを、部屋の全ての窓にする。
190
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/01/27(火) 23:51:56
>>188
(瀬良野)
プラグを差し込むと、断線したコードの先から火花が散った。
瀬良野はトイレに移動し、用具を物色。
ゴム袋とバケツを探すが・・・・ない。
学校などと異なり、トイレに掃除用具は置かれていないようだ。
>>189
(伊織)
寝室の証明も扉のすぐ傍。
ツマミ式で強弱を変えられるものだ。
コンセントは入り口傍に一つ。
それ以上は、すぐには見つからない。
シャ! シャシャ!
寝室に入ると、全てのカーテンを閉ざす。
中は真っ暗とはいかないが、かなり暗くなった。
スタンドが呼び戻され、寝室の扉を潜る。
191
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/01/28(水) 00:37:34
>>190
家庭内にある電気コンセントによる感電で重い症状が現れることは稀だが、皮膚の電気抵抗が低いと損傷が内臓に及ぶことが多くなる。
特に濡れた状態で電気に触れると、大体の損傷が体内に及んでしまう。
。
(随分と大人しい相手だ。水音で狙いを察したのか。ブレーカーを落とされたら堪ったもんじゃない)
(過激なアプローチを仕掛ける必要がある)
脱衣場に移動して酸性洗剤と塩素系洗剤を探す。
危険性の高いガスで相手を炙り出すのだ。
念のためにゴム手袋も探す。
192
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/01/28(水) 22:48:33
>>190
(それにしても、『水』、か)
(念の為、『あれ』を探しにいくか)
懐中電灯を床に置き、暗くなった寝室から早足で出る。
目指すは、玄関の靴箱。
目的は、『ゴム長靴』。
反対に、『クロックワーク・クルー』には寝室へ向かわせる。
『直径10cm』の『つまみ』を発現し、擦れ違う際に本体の腰に差させる。
『クロックワーク・クルー』には寝室で、ベッドやタンスなどを重ねさせて、
天井まで届くような足場を作らせようとする。多少不安定でもかまわない。
射程距離の関係でどちらかの行動を優先させなければならないならば、
本体の長靴探しを優先させる。
しかし、長靴探しも長時間かけるわけにもいかない。
見つからなければすぐに諦め、『クロックワーク・クルー』に足場作りをさせる。
もう、あまり猶予はない。
193
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/01/29(木) 00:52:54
>>191
(瀬良野)
脱衣場に移動し、酸性と塩素系洗剤を探す──
戸棚の中に洗剤は発見するが、ここは『モデルルーム』のようなもの。
洗剤はどちらか一種類しか置かれていなかった。
(種類は自由に選んでよい)
ゴム手袋は、同じ場所で見つかった。
バケツもある。
と──その時。
ガタン! ゴトン!
床下──それも真下から、何かをぶつけるような音。
水音にも負けず聞こえるとは、かなりの物音のようだ。
>>192
(伊織)
伊織は懐中電灯を床に置き、寝室を出て玄関へ。
同時にスタンドは寝室に向かわせ、
すれ違う際に新たな『つまみ』を、伊織の腰に差しておく。
そして玄関と寝室──同時に行動する両者。
まず玄関だが、ゴム長靴は見つからない。
ここは『モデルルーム』のようなものだ。『品ぞろえ』は悪い。
靴箱には、革靴とスニーカーしかなかった。
そして『クロックワーク・クルー』は、ベッドや箪笥を積み上げはじめるが──
ガタン! ゴトン!
派手な音を立てる割に、成果は芳しくはない。
自ら暗くした部屋の中、さらに本体と同時行動と言う条件が、
『クロックワーク・クルー』の精密性を著しく損なった。
適当に二つほど積み上げはしたものの・・・・
バランスという点では、お粗末すぎる出来だ。
194
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/01/29(木) 03:07:16
>>193
梯子でも使って天井を拳で破壊するつもりか。
(有るのは塩素系洗剤だけ。台所用洗剤は中性洗剤が多い。直接的なアプローチを選択させてもらうか)
『アメイジング・クラウン』に片足を上げさせて渾身の踵落としで床を破壊してもらう(破ス精:BCA)
それでも足りないなら跳躍して拳を振り落とす(破ス精:BCA)
「梯子であるならば、天井を突き壊せるはず。それをしないってことは物を積み上げたってこと」
「近接戦闘を躊躇わない程度の戦闘力があるスタンド使い?」
迎撃されると困るので即座に洗面所に撤退したい。
195
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/01/30(金) 02:12:18
>>192
(同時行動は、やはり難しいか)
長靴の入手を諦めれば、すぐさま伊織は寝室へと戻る。
『クロックワーク・クルー』には足場の手直しをさせる。
せめて、上った時にすぐ崩れないようにしなければならない。
そうしながらも、床に置いた懐中電灯を拾い上げながら、伊織は寝室の入り口から階段の方を注視。
また、聞き耳を立て、『クロックワーク・クルー』が立てる音以外の音、特に二階からの音に意識を向ける。
(音は、相手にも聞こえただろう)
(来るならば──来い)
196
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/01/31(土) 22:03:21
>>194
(瀬良野)
グアッ
──ドシュゥウ!
ガドォン!
渾身の『踵落とし』を、」床に叩きつける。
床材が大きく陥没し、内部の隙間が見えるほど破壊されるが、
床は何層かで構成されているらしく、これだけでは貫通しない。
そこで──もう一発!
ギャンッ
ド ゴォォオオオン!
パラ パラパラ
陥没した部分に拳を浴びせると、一階までぶち抜く穴が開いた。
だが、一撃では拳一つ分の穴だけだ。
ラッシュでも浴びせなければ、人が通れるほどの穴にはならない。
──ここまで、敵の反応はなし。
想定では即座に洗面所に撤退するつもりだったが・・・・
>>195
(伊織)
伊織が寝室に急ぎ戻り始めた時だ。
ガドォン!
寝室頭上の天井が、激しく震えた。
二階から攻撃を受けている──?
さらに足を速めた伊織が寝室前に到達した瞬間、
ド ゴォォオオオン!
パラ パラパラ
『クロックワーク・クルー』の頭上で、
天井が破れ、拳大の穴が開いた。
室内は暗く、見上げたスタンドの視覚では穴の向こうは見通せない。
天井の高さは──『3m』。
音に気を取られたため、足場の手直しは進んでいないが、
無理やりに使えば、天井までの足掛かりに出来るかもしれない。
197
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/01/31(土) 22:44:41
>>196
建築基準をきっちり守った床の突破は困難だったらしい。
洗濯機が置かれているのなら持ち上げて陥没した床に叩き落とす(破ス精:BCA)
(ここで撤退するのも良い。二階に居る有利を活かし続けるのが普通だ。だが、僕以外のスタンドを見てみたい!)
洗濯機が無い場合は蹴りの乱れ打ちを陥没した床に叩き込む(破ス精:BCA)
198
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/02/01(日) 23:27:21
>>196
(向こうが強引に来たか)
天井の穴の位置を確認。
足場は未だに不安定だが、何とか天井には届きそうだ。
(──行け、『クロックワーク・クルー』)
ギャリン
『クロックワーク・クルー』が自身の腰の位置のつまみを逆回転に回せば、
さらなるパワーとスピードを得る事ができる。
得たスピードとパワーの勢いのままに足場を駆けのぼり、
天井へと思いきり右こぶしを撃ちつけようとする『クロックワーク・クルー』。
199
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/02/01(日) 23:55:55
>>197-198
(瀬良野、伊織)
──グイィン
ブ オア ッ !
脱衣所に置かれた洗濯機を持ち上げ、
穴の開いた床に叩き落とす2階の瀬良野。
──『ガリン!』
ドシュバッ!
腰の『つまみ』を『逆回転』させ、
『過負荷』による超起動を得た『クロックワーク』もまた、
一階の伊織の傍を飛び出し、
稲妻のように積まれた箪笥を駆け上り、天井に拳を突き上げる!
ドッ ゴォォオオオオン ! !
激震がモデルハウス全体を襲った。
瀬良野の目前で、叩きつけた洗濯機はぶっ飛び、
発射されたロケットのように、真上の天井に突き刺さった!
眼下の床には、テーブルほどもあろう大穴。
その下には、『スケルトン仕様』の人型スタンドが、
拳を突き上げた状態で、真下に迫っている。
丸見えになった一階は寝室のようだが、穴からは敵本体の姿は見えていない。
対する伊織は、本体はまだ寝室の前。
『クロックワーク』の視覚で、天井に開いた穴の傍に、
『王冠と金貨』の意匠を持つスタンド──
その背後に、本体であろう男が立っていることを見て取った。
互いのスタンドの距離は、高低差含めて『2m』。
瀬良野の位置はP18。
『クロックワーク』はQ19。穴の位置も同じだ。
『クロックワーク』スタンドと
200
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/02/02(月) 00:27:02
>>199
最後の一行は消し忘れ。
201
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/02/02(月) 00:29:43
>>199
放り落とした洗濯機を天井に突き上げるパワー。
真っ当に仕掛けては勝ち目など無いだろう。
「すっごおい! すっごいよ! それが、君のスタンド!」
「自分以外のスタンドを見るのは初めて。今、飛び降りるからねー!」
携帯を『アメイジング・クラウン』に投げ渡して、機械的な外見のスタンドに投げつける(破ス精:BCA)
『アメイジング・クラウン』を先行させつつ、一緒に階下の積み重ねられた足場を目掛けて飛び降りたい。
202
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/02/02(月) 00:47:30
>199
(さすがに当てることはできなかったか)
(しかし、この近い距離なら、もう一度『過負荷』で──)
一瞬の逡巡。
(いや、深追いはしない方が良いな)
(連続の『過負荷』は危険だ)
伊織が寝室の中に入り、扉を閉めて照明のスイッチの横に立つ。
ポケットからサングラスを出して、かけると
『クロックワーク・クルー』の視線を敵から逸らさぬままに、寝室の床へと下ろさせる。
203
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/02/02(月) 01:11:33
>>201
(瀬良野)
よく見れば下の部屋は暗い。カーテンを閉じているようだ。
ヒュッ パシ
──ド シュウ!
箪笥を重ねたらしい足場から飛び降りた
敵スタンドへ、『アメイジング・クラウン』が携帯を投げつける!
多少離れたとはいえ、距離は『4m』程度。
精密動作性には自信がある。この距離で外すことはない──
(まだ降りる準備段階)
>>202
(伊織)
寝室の中に入る伊織。
扉傍で足を止め、ポケットのサングラスに手を伸ばしつつ、
『クロックワーク・クルー』を飛び降りさせた時、
「すっごおい! すっごいよ! それが、君のスタンド!」
「自分以外のスタンドを見るのは初めて。今、飛び降りるからねー!」
ヒュッ パシ
階上から降る声。
同時に、スタンドが何かを投げて来た──
──ド シュウ!
──『携帯電話』だ!(スC)
飛び降りたとはいえ、距離は『4m』しかない。
携帯はまっしぐらに、『クロックワーク』の頭部に向かって来る!
204
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/02/02(月) 01:59:53
>>203
何処か、遥か上空に消えた洗濯機が天井を破壊してくれたお陰で、部屋を少しだけ伺えるって感じかな。
『アメイジング・クラウン』の拳の連打で、床の穴を拡大(破ス精:BCA)
階下に破片を飛び散らせたい。
部屋の様子を探って踏み台となる物を探そう。
ソファやベッドを見つけたら飛び降りる。
見つけられない場合は積み上げられた箪笥を足場に、一階へと飛び降りよう。
205
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/02/02(月) 23:56:26
>>203
「……」
瀬良野の言葉には反応を返さぬまま、ただ彼と彼のスタンドの動向を見る。
目を逸らさぬまま、左手でポケットの中のサングラスを掴んでかけようとする。
(一応、防ぐか)
投げつけられた携帯電話を防御しようと、右腕を掲げて頭部を守る。
頭部に当たらなければとりあえずはそれでいい。
携帯電話に注意を向ける時間はなるべく少なくしたい。
206
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/02/03(火) 00:16:14
>>204
(瀬良野)
洗濯機は天井に突き刺さったままで、貫通はしていない。
現在の時刻は『昼頃』。
二階には普通に光が差し込んでいるので、その明かりだ。
敵スタンドを穴の下に捉え、両の拳を握る。
バシッ!
的確な動作で、相手が投げた携帯を弾いたのを合図に──
ズドドドドドドドドドッッ
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ────ッ!!
穴の周縁を削ぎ落とすように、ラッシュを見舞った!
無数の破片が叩き落とされ、敵スタンドへと向かっていく。
この数は、流石に避けられないだろう。
同時に──瀬良野は広げた穴の中に、
敵が積んだであろうベッド上の箪笥を改めて確認。
多少積み方が甘い気もするが、飛び降りれば十分に届く距離だ。
>>205
(伊織)
バシッ!
距離は近く、多少リスクはあったが、
携帯を投げ渡した時点で予想された攻撃だ。
『クロックワーク』の手は、難なく携帯を弾き飛ばした。
だが──それを皮切りに、敵はさらなる攻撃に出る!
ズドドドドドドドドドッッ
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ────ッ!!
穴の周辺に残った天井に、拳の弾幕!
穴が広がると同時に、無数の瓦礫が『クロックワーク』に降ってきた!
かなりの重量に加えて、この数・・・・裁き切れるのか?
伊織自身はサングラスを取り出し、そっとかける。
暗い室内にあって、伊織の視界は塞がれたも同然となった。
(『クロックワ−ク』の視界は問題ない)
207
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/02/03(火) 00:33:17
>>206
(──ままならないな)
こちらのスタンドの真上の天井から連打音が聞こえれば、
『クロックワーク・クルー』を全力で走らせて本体の近くまで退かせる(目標地点はR6)。
ただし、『クロックワーク・クルー』は的に背中を向けてしまう事になるので
伊織がかけたサングラスを右手で軽く持ち上げながら、視界を確保。
敵と敵スタンドの行動に注意する。
208
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/02/03(火) 00:35:33
>>206
人型台風と言うべき強烈な暴力だ。
だが、あれだけの力を有している割には、手頃な物体を投げて天井を破壊したり、扉を引っ剥がして二階へ強襲する事はしてこなかった。
(スタンドだけ見えて本体がいないって不気味だな。反撃って反撃が無いのも…)
積み上げられた箪笥が不安定なので、天井からぶら下がって箪笥に降りる。
スタンドを先行させて出来れば箪笥を押さえさせたい(破ス精:BCA)
209
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/02/03(火) 00:57:26
>>207
(伊織)
──ズギュ!
穴に背を向け、後退する『クロックワーク』。
回避は間に合わず、破片の幾つかはスタンドに命中するも、
どれも透過してしまう・・・・通常物質では、スタンドは傷つかない。
スタンドが部屋中央(R6)まで戻り、伊織の前方に立つ。
背後の扉は閉じられており、部屋の中は暗い。
サングラスを上げた伊織の視界の中で、
バッッ
ドサッ
まずスタンドが、次いで本体の男が、
ベッドに積んだ箪笥の上に着地した。
安定が悪いのをカバーしてか、スタンドは先に箪笥を抑える周到さだ。
(位置はS3)
天井に頭がつくほどの高みから、
敵が伊織と、そのスタンドを見下ろすのがわかる──
スタンド同士の距離は、『2m』。
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
>>208
(瀬良野)
降り注ぐ瓦礫の雨を受けた敵スタンドは、
またしても反撃することなく、背を向け西方向へ逃げた。
瓦礫は命中したが、通常物質でスタンドは傷つかない。
バッッ
ドサッ
それを追うように、飛び降りる瀬良野。
先行させたスタンドに箪笥を抑えさせ、問題なく着地できた。
ちょうど、頭が天井に届く高さだ。
足を延ばしすぎれば、ぶつけてしまうかもしれない。
位置はS3だ。
そして、睥睨する寝室の光景。
部屋はカーテンが閉め切られ、薄闇の中にある。
急に暗い部屋に入った為、目が多少慣れていないが、
西方向『2m』にスタンドが、その向こうの扉傍に人影を発見。
──おそらく、これがこれが『伊織』だろう。
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
210
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/02/03(火) 01:27:17
>>209
「……」
敵本体と対面しても声は発さない。
『クロックワーク・クルー』を敵と伊織自身の間に移動させながら、様子をうかがう。
(少し攻防をしてみるか)
用心したまま、『クロックワーク・クルー』を少し敵に近づける。
伊織本体は自身の腰の『つまみ』を左手で握って、機会を待つ。
211
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/02/03(火) 01:37:21
>>209
攻撃される前に部屋の様子を確認しつつも、敵と逆の方向に箪笥の上で屈みつつ降りよう
スタンドで箪笥を支えて盾にしながら相手に語りかける。
「これ、わざわざ積み上げてたんだ。コツコツした作業が苦にならないって感じがスタンドに出てるよ」
一番上の箪笥を『アメイジング・クラウン』に持ち上げさせて敵本体に投げる(破ス精:BCA)
212
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/02/03(火) 23:36:18
>>210-211
(伊織、瀬良野)
ギュンッ
引き戻した『クロックワーク』を自身の前に立たせる伊織。
同時に、瀬良野は箪笥の西側に飛び降りた。
伊織は様子見に、スタンドを前方に進ませるが──その時だ。
「これ、わざわざ積み上げてたんだ。コツコツした作業が苦にならないって感じがスタンドに出てるよ」
瀬良野の声と同時に、
グォ オン!
『アメイジング・クラウン』が、積んだ箪笥を持ち上げた!
『クロックワーク』に匹敵するパワーの片鱗を見せつけた後、
ブ ォオオ ン ッ!
──そのまま、投げつける!
スタンドと伊織、双方を計算に入れた軌道だ。
至近距離故、逃れるのは難しいが、
伊織は慎重に相手を見ている──まだ対処する余裕はある。
213
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/02/03(火) 23:48:47
>>212
追記。
積まれた箪笥はベッドの上に一つのみだった。
並んだ二つの内、西側の一つが不自然なスペースとなっている。
214
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/02/04(水) 00:00:06
>>212
(プラン変更──ここが勝負どころだな)
敵スタンドが箪笥を持ち上げて、こちらに投げつけるのを確認。
随分大きなアクションだ。多少なりとも隙はあるだろう。
加えて、こちらは長い事暗闇に居て目が慣れているが、向こうは暗闇に入ったばかり。
(──仕留めるッ!)
『ギャリンッ』
『クロックワーク・クルー』の右手と、伊織の左手がそれぞれの「つまみ」を逆回転させる。
『クロックワーク・クルー』は全力で疾走しながら敵本体に右拳を振るって撃破を狙う。
伊織は右手でサングラスを放りながら、投げられた箪笥を回避する。
余裕があれば、先程床においた懐中電灯の位置を確認しておきたい。
215
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/02/04(水) 00:21:38
>>212
ここまで消極的だと罠なんじゃないかと疑いたくなる。
変に余裕が有る相手に不気味な印象を抱く。
「おかしいな、全然有利な気がしない。余裕がある。奥の手を隠し持っているようだな」
(惜しいな。『時間遡行』で、天井に突き刺さった洗濯機を落としておけば…)
(あの機械的な外見のスタンド。近距離パワー型でありながら、本体とそれなりに別行動が出来るようだ)
ベッドを降りて床に絨毯でも敷かれていないだろうかと確認。
有るならスタンドと一緒にしゃがんで絨毯を引っ張る(破ス精:BCA)
絨毯が無ければ、財布から五百円玉を二つ取り出しスタンドに投げ渡して敵本体にゆっくり近寄る。
『アメイジング・クラウン』を射程距離の限界まで先行させたい。
216
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/02/04(水) 00:50:15
>>214
(伊織)
投じられた箪笥に対し、
スタンドと伊織は『同時に行動』する──
『ギャリン!』『ギャリン!』
ともに腰に設置した『つまみ』を『逆回転』させ、
『エネルギー』を『オーバーロード』──身体能力を激しく向上させる!
だが──眼前に迫る箪笥に対し、伊織はミスを犯した。
横倒しになった箪笥の幅は『長大』で、
扉を閉じた部屋の一角では、『逃げ場がない』ということだ。
(不安定な積み方、天井に届かせる段組みから、横にして置いたと判定)
──まずは『クロックワーク』。
超高速を利し、一気に敵本体を狙おうと飛び出したが、
その前に巨大な障害として箪笥が迫っている。
これほど距離が近くては潜ることも出来ず、その用意もなかった。
ヒ ュ
スタンドは再び『透過』で難を免れるが、
その背後に残された本体は、逃げ場所がない。
とっさに機転を利かせる『器用さ』も、スタンドの『同時使用』の弊害と、
『過負荷』による精密性の低下(D)によって、失われている──
サングラスを投げている場合では、まるでない。
精一杯、部屋の南端まで、獣のように逃げ込むも、
バ ギャア ッ ッ !
逃げ遅れた伊織の右ふとももに、箪笥の一角が食らいついた。
激痛とともに、右脚が吹っ飛ばされる感覚。
いや、千切れてこそいないが、これは確実に・・・・『折れた』。
スタンドは状況に対応しきれず、
『透過』してからその場にとどまった状態。
敵スタンドとの距離は──『2m』。
その背後すぐに、ベッドから壁際に降り立った本体。
かろうじて、それだけは確認出来る。
>>215
(瀬良野)
上記の状況を確認する瀬良野。
部屋の床はカーペットだが、それを引っ張るまでもなく、
敵の右足に箪笥は命中した。
スタンドと本体、どちらも唐突に『スピード』を上昇させたが、
『ギャリン』という音以外、暗くてよく見えず、理由はわからない。
本体が攻撃されたせいだろう、
そのスタンドは『アメイジング』から『2m』の場所で動きを止めている。
攻撃するには絶好の機会だが、射程距離は『ギリギリ』だ。
瀬良野は財布から、五百円玉二枚を取り出した。
(まだ渡していない)
217
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/02/04(水) 01:04:42
>
>>216
「──ッ!」
(──痛い。安易な決着を望んだ報いか)
歯を食いしばって痛みに耐えるが、すぐに思考を切り替える。
やるべき事をやる。
望んだ結果を得る為には、それしかない。
『ギャリン』
『クロックワーク・クルー』が左手で、再び腰のつまみを逆回転させる。
オーバーロード
『 過 負 荷 』による、スピードとパワーで2m先にいる敵本体を、全力のパワーとスピードで右拳で殴ろうとする。
その間に、本体はサングラスを外しながら腰の『つまみ』を正方向に回し始める。
何とか、2回転。出来れば3回転までまわしたいところだ。>216
218
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/02/04(水) 01:31:12
>>216
突然、本体と機械的なスタンドの性能が跳ね上がった。
なぜ、本体までが飛躍的にスピードを上昇したのか。
(あれは、あのスタンドの能力。条件付きだが物体の機能を上昇させる能力だろうな。妙な金属音は条件に関わっているはずだ)
カーペットの上に敵本体が乗っているのならば、スタンドに引っ張らせて引き寄せる。
カーペットの上に敵本体が乗っていない場合は、部屋の出口側の窓に移動してカーテンを開ける。
(あれが何度も、何度も、出来たら敵いっこない。視覚を封じるしかあるまい。長い間、真っ暗闇にいたなら光で目が眩むはずだ)
219
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/02/04(水) 02:02:14
>>217
(伊織)
激痛が脳髄を駆け上がり、立っていられない。
思わず壁によりかかり、ずるずると身を落とす伊織。
サングラスは、衝撃ですでに吹っ飛んでしまっていた。
壁と箪笥に挟まれた状態のまま、
かろうじて腰に手を伸ばす──『つまみ』を巻き始める。
『ギリリ』(1回転)
同時に、『クロックワーク』を突っ込ませる伊織。
三度、『過負荷』を与えたスタンドにとって、
『2m』の距離は間合いの範囲だ。
何故か、敵スタンドは南の窓に向かって動いた。
風を巻き、唸りを上げた右の拳が、
敵スタンドの横を抜け、瀬良野の胸に迫る──これは、『当たる』!
>>218
(瀬良野)
敵は片脚をへし折られ、力なく壁にもたれている。
ちょうど箪笥と壁に挟まれたような状態で、
腰はすっかり落ちている・・・・カーペットを引いて転倒するとは思えない。
瀬良野はプランB、窓際にスタンドを飛ばす。
ベッドを降りた位置から窓は若干距離があるが、
『2m』はない──スタンドが動けば、手は届く。
だが・・・・
瀬良野は、自分自身の認識を失念していた。
『あれが何度も、何度も、出来たら敵いっこない。』
『ギャリン!』
再び響き渡る、能力の『発動音』。
今度は『見た』──腰だ。
スタンドの腰についた『つまみ』に、左手が伸びている。
凄まじい速さ(スB)に加速された右の拳が、
『3m』という距離を一瞬で埋め、瀬良野自身の胸へと突っ込んでくる!
スタンドを前にし、防御をしていれば、
劣勢ながらも何とかなったはずだが──スタンドは今、窓へと向かった。
カーテンの端を掴むも・・・・戻るのは『無理』だ。
直感する──『避けられない』。
220
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/02/04(水) 02:17:40
>>219
『時間遡行』を使って『0.1秒』前に呼び戻すのは論外。
『アメイジング・クラウン』の上を行く計り知れないパワー。
身体を捩って心臓に当たらないように、せめても心臓だけは守る。
「そうか、自らの強化か。何度でも、何度でも、本当に強化するとは…」
『アメイジング・クラウン』にカーテンを引っ張らせ、そのまま引き寄せる。
敵スタンドが視聴覚を共有しているなら光の目眩ましで、少しでも狙いがずれるはず。
221
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/02/04(水) 23:15:48
>>220
敵スタンドが窓へ向かったのは何の為だろうか。
カーテンを開ける為か、窓ガラスを飛ばす為か。
どちらにせよ、この距離ならばもはや関係ない。
何が起ころうとも、そのまま殴り抜くだけだ。
(この軌道、このスピードならば──当たる)
本体の行動は、ただ自分のつまみを正方向に回すだけ。
さほど集中力も必要ない。
残りの集中力、精神力は全て『クロックワーク・クルー』につぎ込む。
ただ、全力で敵を殴り飛ばす為に。
拳がヒットしたならば、追撃の準備のために、
即座に『クロックワーク・クルー』の左手を腰の『つまみ』に伸ばしたい。
222
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/02/04(水) 23:40:13
>>220
>>221
(瀬良野、伊織)
避けられない──
グル ゥ !
そう直感した瀬良野は、
せめて体を回し、心臓への直撃を避けようとする。
ドゴォ オ !
次の瞬間、瀬良野は背中から、部屋西の壁に叩きつけられた!
胸の中心に拳大の窪みが生じ、胸骨が砕け散るのがわかる。
その先端は肺を傷つけ、衝突で詰まった息に、大量の血を吹き込んだ。
──ゴボォ オ!
たまらず、迫り上げた血の塊を吐き出す──『重傷』だ。
それでも、命があっただけ『儲けた』と思えるほどに、
『クロックワーク』の一撃は重かった。
『アメイジング』は本体の動きに引き戻され、かろうじて解除を免れる。
掴んだカーテンはその勢いで開き、日差しが差し込むも、
すでに拳を放った『クロックワーク』の攻撃を妨害するには至らなかった。
バチッ バチチッ
ただし──伊織もまた、『代償』を負う。
スタンドの右肘から火花が散り、煙が上がる。
透過構造の内部に見える『歯車』に破壊が生じている──
短時間に『過負荷』を繰り返した結果だ。
右腕が完全に停止し、動かせない・・・・指先の一本さえ。
当然、伊織の右腕も激痛とともに動かなくなった。
『つまみ』を巻いているのは左手なので、『巻き』は継続できるが、
果たして、どちらの方が『劣勢』だろうか?
『ギリリ』『ギリリ』(二回転)
ともにダメージで動けず、経過する『数秒』──
伊織が『ねじ』を巻く音だけが、部屋に響く。
スタンド同士の距離は、『1m』。
現在位置:
伊織:V8
クロックワーク:R4
瀬良野:R1
アメイジング:R2
223
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/02/05(木) 01:47:56
>>222
右肘に走る激痛。
箪笥に挟まれた左足の大けがと相まって、
伊織はほぼ戦闘不能な状態になっていた。
「……がっ……はぁっ」
(右腕が完全に故障。左足も骨折)
(確かに満身創痍、だな)
(……だが、まだだ)
(計『三回転』で15秒か。充分だ)
自分に差し込んでいた『つまみ』から手を離す。
自身の身体に満ちる『生命エネルギー』を糧に、何とか箪笥と壁の間から脱出しようとする。
それと、同時に『クロックワーク・クルー』は、もう一度自身に『過負荷』を与える。
助走をつけながら右足でとび蹴りを敵スタンドへ繰り出す。
敵スタンドが受けるなら、それでよし。
避けるなら、この蹴りを勢いをそのままに敵本体へ炸裂させる算段だ。
224
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/02/05(木) 02:16:41
>>222
血に蒸せながら血溜まりでも出来そうな量の血を吹き出す。
鼻からも血を垂れ流して衣服が血濡れる。
「ガフッ、ゴボ、グブッ、グバァ!?」
肺に血が溜まって呼吸するのも儘ならない。
もう、もう、駄目なんじゃないかと思うが……『アメイジング・クラウン』の健在を知ると諦めを叩きのめした。
『アメイジング・クラウン』は自分だけの心の王冠。
(まだ、生きているぞ。僕の心だけは、僕以外には従えられない。屈しないぞ…)
あの機械仕掛けのスタンドは『つまみ』を回し、『活力』とでも呼ぶべき力を吹き込む。
しかし、所詮は無理矢理なものであって莫大な『負荷』が生じる。
『アメイジング・クラウン』を機械仕掛けのスタンドに接近させて最後のラッシュをする(破ス精:BCA)
225
:
『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』
:2015/02/05(木) 23:56:09
>>223
(伊織)
死んだ右腕、折れた右脚の痛みを我慢し、
伊織は『生命エネルギー』の補充を開始する。
戦いで失われた活力が甦り、今戦い始めたばかりのように心が満ちてくる。
痛みも一時的に消え去るかのようだ。
だが──折れた脚は、『エネルギー』で繋がるわけではない。
箪笥と壁の隙間から立ち上がる伊織だが、
依然、壁によりかからねば、身動きが取れぬ現実を知った。
そして──同時に、『クロックワーク』が敵へと向かう。
>>224
(伊織、瀬良野)
破裂したポンプのように、血をまき散らす瀬良野。
致命傷ではないが、このまま長く持つ傷ではない。
すぐに手術を受ければ『五分』──でなければいずれ死ぬ傷だ。
まして今、敵は目前。
実質、この時点で瀬良野の敗北のようなものだ。
だが、傍に立ち戻ったスタンドの姿に、瀬良野は『光明』を見た。
絶望の闇に差し込んだ光条は、
残された瀬良野の意思全てを収束し、最後の瞬間へと導く。
『ギャリン!』
またしても響く、『つまみ』の不協和音。
全身から煙を噴いて、『クロックワーク』が跳躍する。
ドッ
ギャ ア──── ァン !!
スタンドを狙った『跳び蹴り』だ!
(瀬良野と『アメイジング』は同一線上にいない為、両方は『不可能』)
対する『アメイジング』は、ゆらりと拳を構え、
渾身の『ラッシュ』で、それを迎え撃つ──
ドシュバババババ!!
蹴りとラッシュ、パワーとスピード。
『過負荷』による能力向上により、そのどちらも、
圧倒的に『クロックワーク・クルー』が上回っている。
が──
ド ン !
力強い拳が、スタンドの腹にめり込んだ。
壁際の伊織が呻き、再び崩れ落ちる。
迎撃されたのは『クロックワーク』だ──
『跳び蹴り』を放った爪先は空を切り、『アメイジング』の拳がカウンターになった!
ズドド ド ド ド ド ド ド
ド ド ド ド ド ド ド ! !
そして──
一撃一撃を確かめるかのような、全力のラッシュ。
『クロックーワーク』の『スケルトン・ボディ』が砕け散り、
無残な姿で宙を舞う・・・・
パワー、スピード、ともに敵を上回った『時計仕掛け』の『力』。
だが、その精密動作性は、
度重なる『過負荷』と本体の同時行動によって、著しく低下していたのだ。
そして、『精確さ』を失ったなら、パワーもスピードも『関係ない』。
ドッ ゴォ オオオ──z______ ン !!!
半ば赤く染まった視界の中で、
瀬良野は確かな手応えを感じる──『勝利』のそれを。
226
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/02/06(金) 00:09:25
>>225
砕け散る『クロックワーク・クルー』。
自身の身体に帰ってくる、致命的なダメージを感じながら
伊織は決着を悟り、静かに目を閉じる。
(──我ながら、作戦や戦法に一貫性が無かったな)
(屋内戦の仕方どころか、自身の能力の理解さえ足りていなかった)
(結局過負荷に頼り過ぎた)
(ならば──このような結末になるのも必然)
「がッ……」
(このダメージでは、『次回』は無さそうだ)
(悔しい所だ……な)
ズシャァッ
血まみれの身体を床に投げ出し、意識を失った。
227
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/02/06(金) 00:17:44
>>225
スタンドが支えるのは物理的なものだけではなかった。
本体が心挫けそうなときに寄り添い、独りぼっちではないのだと支えてくれる。
「あ、ありが、とう……『アメイジング・クラウン』」
「君は今だけじゃない過去の僕だって支えられる友達…」
眼鏡を発現して『コイン』を投じる。
床に降りた時点に『過去遡行』で『アメイジング・クラウン』を送り込み、落ちている携帯を拾って救急車を呼ぼう。
「ゲボォ! ウググッ…」
運が良ければ、助かるかもしれない。
初めては引き分けに近い負けだったが、悪いものではなかった。
228
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/02/09(月) 06:17:54
秋元さん、挑戦してよろしいでしょうか?
秋元さんの手持ちPCから好きなPCを選んで戦闘してもらえませんか。
229
:
秋元
:2015/02/09(月) 18:04:31
>>228
申し訳ありませんが現在、複数のバトルやミッションでタスクが詰まっている状況のため
辞退させていただきます。せっかくのお誘いすみません。
230
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/02/09(月) 18:10:59
>>229
稼働中でしたか。空気を読まずにすみません。
頑張ってください。
231
:
音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』
:2015/03/02(月) 22:41:48
『セルフバトル』を受けられるPL相手に対戦希望。
232
:
音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』
:2015/03/06(金) 21:01:01
募集age
233
:
音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』
:2015/03/10(火) 00:41:51
>>231-232
取り消し。
234
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/03/18(水) 01:08:27
もし、都合がよろしければで良いのだが、
是非、錏葉九郎『ザ・シグマ』を指名したい。
形式は『パラレル』『GM有り』で、お願いする。
235
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2015/03/18(水) 22:46:29
>>234
やろうか
236
:
貝橋
:2015/03/18(水) 23:22:53
>>234-235
よろしければGMお請けします。
237
:
『伊織』VS『錏葉』
:2015/03/19(木) 22:47:21
マップ:電気店
ttp://dl6.getuploader.com/g/goldenrectangle/15/denkiten.jpg
(方向はエレベータ側を北にした東西南北であらわす)
開始位置:
錏葉・・・3Fホームシアター売り場南
伊織・・・2Fサービスカウンター西
状況設定:
・互いの能力は知らない。
・戦場の配置はマップから読み取れる範囲で知っている。
・所持品は日用品の範囲ならOK。
>ALL
能力詳細、外見、(あれば)所持品の提示を。
238
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2015/03/20(金) 21:08:12
>>237
赤銅色のその身にまとう『陽炎』に触れた『スタンド』を『消す』能力。
第二の能力・『ワットエヴァー・ハプンド』は、何ものも撃ち徹す絶滅の火箭。
『ザ・シグマ』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:C 成長性:E
『ワットエヴァー・ハプンド』
破壊力:A〜B スピード:B 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:E 成長性:なし
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/15-16
外見:筋肉。炎プリントの黒Tにボロいジーンズ。裸足。
持ち物:なし。
239
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/03/22(日) 00:36:25
>>237
内部の『歯車機構』が透けて見える『スケルトンボディ』が特徴的な、人型のヴィジョン。
万物を『ねじまき式』にする能力。
『クロックワーク・クルー』
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(8メートル)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/563
外見:長髪、長身の女。革靴、赤いロングコート。
持ち物:ペンライト、スマートフォン、携帯型バッテリー、財布
240
:
『伊織』VS『錏葉』
:2015/03/22(日) 23:56:14
>>238
(錏葉)
気付くと、錏葉はホームシアター売り場の南に立っていた。
タイル張りの床が一面に広がっているが、錏葉の眼前、
ホームシアター売り場だけは例外的に黒のカーペットが敷かれている。
ホームシアター売り場には大小さまざまなスピーカーが置かれているので、
そのスピーカーが落ちて壊れたりしないようにする為の措置だろうか……。
ともあれ、目的ははっきりしている。
今から此処で、『敵』である伊織を倒す。ただのそれだけだ。
>>239
(伊織)
気付くと、伊織はサービスカウンターの西に佇んでいた。
サービスカウンターを背に、前方に電熱ストーブなどの暖房器具が立ち並んだ
売り場をはじめ、電球や蛍光灯の売り場が立ち並んでいる。
ただ、売り場の棚は南北に伸びている為、今の伊織の視点からは確認するのは難しい。
ともあれ、目的ははっきりしている。
今から此処で、『敵』である錏葉を倒す。ただのそれだけだ。
241
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2015/03/23(月) 20:59:26
>>240
・・・
南を見る。
「・・・ンン〜」
東を見る。
敵をさがすためだ。
見えないならぐるっと2階を一っ走りして(ス:B)索敵し、敵が居なければ北側階段から下に降りる。
走る途中で適当に、iPodとかの音楽プレイヤーをひとつ拝借しておこう。見本でも何でもいい。
242
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/03/24(火) 00:52:08
「……行く、か」
『クロックワーク・クルー』を発現。
直径5cmのつまみを左右の手から発現し、本体の右腰、スタンドの左腰に設置。
(階段が近いのは良いことか、はてさてな)
足音を気にしながら前進。蛍光灯売場へと歩いていく。
移動しながら周囲を見渡し、店内の照明の位置とコンセントの位置を確認。
蛍光灯売場につけば20W直管の蛍光灯を一本、手に取り包装紙を静かにはがしたい。
歯がした包装紙はポケットに入れておこう。
243
:
『伊織』VS『錏葉』
:2015/03/24(火) 01:41:03
>>241
(錏葉)
南を見る。
通路があるばかり。左手にDVDレコーダーなどが置いてあるが、
それくらいだ。人はいない。
東を見る。
通路の向こうにオーディオプレイヤー類が陳列しているが、
やはりそれくらいで、人らしき姿はない。
・・・ シィィ ――z ン
つまり、誰もいない。
。
ドッ ハ ッ !
索敵の為に移動を開始した『ザ・シグマ』は、
まさしく『猛獣』の速度でフロア中を駆け巡る。
薄型テレビコーナーの横を高速で駆け、
サポートセンターとテレビ売り場の間を抜けて、
パシッ
iPodを手に取った。
白いカラーリングのものだ。
現在地:iPod売り場
>>242
(伊織)
『クロックワーク・クルー』につまみを発現させ、
本体とスタンドの両方の腰に設置した。
キョロ キョロ
スタ スタ
足音に気を付け、周囲を見渡しつつ移動していく……。
照明は三メートル間隔で設置されている。天井の高さも三メートルだ。
コンセントはぱっと見た限りでは分からない――――が、
お試しで使用できるタイプのものの近くを探せば見つかるかもしれない。
ス
ツ ・・・
蛍光灯売り場について、目的の蛍光灯を一本手に取り、包装紙を剥がした。
此処には明かりがついているものもいくつかあるので、隠れている部分を
探せばコンセントが見つかるかもしれない。
現在地:蛍光灯売り場
244
:
伊織『クロックワーク・クルー』
:2015/03/24(火) 22:57:39
>>243
「……」
蛍光灯を『クロックワーク・クルー』に持たせると、
本体は80W の白熱電球を手に取り、包装紙を出来るだけ静かに剥ぐ。
蛍光灯売り場に身をひそめながら
階段とエレベータの降り場及びエスカレーター降り場の様子をうかがう。
『クロックワーク・クルー』は店の奥へとすすませ、調理器具売り場でクッキングヒーターを探す。
どちらも迅速さを犠牲にすることは構わないが、出来るだけ音をたてないように行動したい。
245
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2015/03/25(水) 20:33:07
>>243
予定通り、北側の階段に向かい、下階を目指す。
246
:
『伊織』VS『錏葉』
:2015/03/25(水) 23:11:49
>>244
(伊織)
伊織は蛍光灯を『クロックワーク・クルー』に手渡し、
白熱電球を手に取って慎重に包装紙を剥がした。
どうしても音は出てしまう、が慎重なため聞こえるのはごくわずかだ。
と、
タ ヒタ ・・・
『足音』。
北側階段から、僅かにやわらかい足音が聞こえて来た。
普段であれば聞き逃していてもおかしくない、慎重に、
音を立てないように行動したからこそ聞こえたようなものだ。
現在地は『売り場の中』。
蛍光灯売り場は南北方向(縦)に二メートル弱の棚が四つ設置されていて、
伊織は現在一番右の棚とその隣の棚の間にいる。
その為、聞こえたのは音のみであり、相手の様子はうかがえない……。
所持品
『クロックワーク』:蛍光灯
伊織:白熱電球(左手)、包装紙二枚(右手)
>>245
(錏葉)
ト タタタタ――
タッ タン
タ ヒタ ・・・
軽やかに駆け、下階に到着した。
……が、ここから見る限りでは、何もない。物音も聞こえない。
裸足故に極限まで殺されたわずかな足音が錏葉の耳に届く程度だ。
隠れているのか、ここにはいないのか……。
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