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【戦】『銃は剣より強し』 2

1ようこそ、名無しの世界へ…:2014/11/14(金) 00:33:17
【戦】『銃は剣より強し』↓
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1330703227/-100 

『対戦相手指名式』のバトルスレッドです。

参加者は、『対戦希望』する相手の名前を、
『挑戦状』のように書き込んでください。
相手を知っている必要は『ありません』。
相手は複数同時に希望しても構いません。

希望した相手が呼応すれば、バトル開始です。

対戦希望は、複数重ねて出しても構いません。
組み合わせが成立した順に対戦に移行します。

対戦中、及び混雑している場合、
呼応レス、マップや条件、対戦日時のやりとりは、
点呼スレにてお願いします。

――それでは、よきライバルに巡り合わんことを。

600西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/14(土) 23:58:15
>>595(ZAKI)
改めてGMを請け負って頂き、ありがとうございます。
このたび、『バトル背景』を公募させて頂きまして、
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1414167533/594)
の『愛憎版(フナニシ事変)』を元にバトルをさせて頂きたく思います。

それを踏まえ、大変お手数なのですが、
『マップ及びスタート地点』『持ち物制限』『決着のつかせ方』、
その他、バトルとして必要な事項ありましたら、GMさまに決めて頂きたく思います。

『設定』については微調整を行うかもしれない旨を公募時に提示させて頂きましたので
バトルをスムーズに進行させる為に、必要な調整や後付などして頂いても構いません。
(ex:各人はこういう理由があって持ち物を最低限しかもっていなかった、
   設定のあと、こういう理由で二者は舞台を別に変えた、などなど)

もし上記内容もこちらで決めた方がいいのであれば、
再検討させて頂きますので、お知らせください。

多忙な中、面倒なお願いをしてしまい
申し訳ありませんが、なにとぞよろしくお願いします。

601『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/16(月) 01:06:08
■戦場:
ホームセンター:
ttp://www.daiyu8.co.jp/tenpo/tenpo_184.html

・マップ内であれば店外であれ移動自由。
・それより外に出た場合は敗北。
・棚の状況などは、必要に応じてGMが描写する。
・縮尺はエクステリア(地図左下)の一辺を『10m』とする。
・店内灰色の部分は無視。
・商品はGMからもある程度提示するが、
 「OOを探す」といった、積極的な提示があれば生かす方針。

■開始位置:
・西:店入り口
・伊織:作業用品南 

距離『30m』、互いに認識した状態で開始。

■持ち物制限:

伊織:衣服のみ。後は現地調達。
西:衣服と写真のみ。
  写真は『5枚』まで。内容は拍手にて事前にGMに送ること。
  後は現地調達。

■勝利条件:

どちらかが敗北を認めるまで。

602伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/17(火) 21:44:52
(※あくまでも『パラレル』です)


『X DAY』から遡る事、一週間……




「……ああ、貴方の探し人の『居場所』は解った」

             「え、本当ですか!?ありがとうございます!」

ある日の夕暮れ。
赤銅伊織は、背中をガラス越しの夕焼けで照らされながら、自身の『探偵事務所』の中にいた。
捜査資料を片手でめくりながら、備え付けの電話で依頼人に連絡を取っている。


「詳細は既にメールで送らせていただいた。ともかく、T県の『西船橋』駅の近くでの目撃情報が多くあった」
「私の仕事はここまで、という事で良かっただろうか?」

                              「はい、ありがとうございました」

「また、何かあれば引き受けさせていただく。それでは、な」



静かに受話器を置く伊織。
一息をつけば、今度は己のスマートフォンへ手を伸ばす。


「さて、西さんからメールが来ていた、かな」


メールを開こうとした直前、先程の会話がふとリフレインされる。


『T県の西船橋』    『西船橋』  『ニシフナバシ』
                              『ニシフナムs


「……」
「……」

「ブフォッ」

「……ッッ……ッッ」


     【しばらくお待ちください】



無表情の赤銅伊織。

「……」

「ふむ。まあ、『西』という名前は割とよくあるし、な」
「解りやすい方が、何かと良い、だろう……な……ッッ」

「そしてまあ、短い方が、良いだろう……たぶん」


こうして赤銅伊織のアドレス帳に『フナニシ』の項が誕生したのである。


『名前』
赤銅 伊織

『スタンド概要』
内部の『歯車機構』が透けて見える『スケルトンボディ』が特徴的な、人型のヴィジョン。
万物を『ねじまき式』にする能力。

『クロックワーク・クルー』
破壊力:B スピード:C 射程距離:C(8メートル)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/563

603西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/18(水) 00:38:22
>>601(GM)
あの後、『あの女』はこの『ホームセンター』に逃げた。
つまりは、『フクロのネズミ』―――ここで決着をつけるのが『運命』。

  ドテッ

    「………あ」

     ザザッ

          パラパラパラパラ ァ  ――――

少し慌て過ぎたか………ホームに入る前に段差に躓き、
バッグごと愛用の『写真アルバム』を落とし、中の写真をバラまいてしまう。

            「………………」

これを全部戻すには、時間がかかりすぎる。
散乱した写真の中から有用そうな『五枚』を選択し、
回収してから、『あの女』を追跡しよう。

名前:西 真寿
スタンド:『セブン・ワールズ・コライド』
能力:『素材』から『群衆』を生み出す
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/687-689


※その他詳細は、西『セブン・ワールズ・コライド』wiki
※(ttp://goldenrectangle.cswiki.jp/index.php?%E8%A5%BF%E3%80%8E%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%89%E3%80%8F)

604『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/18(水) 01:01:48
>>602(伊織)
──『見られた』。

この状況、あの西の表情。そう考えるしかない──
気軽な気持ちで入れた、『あの仇名』をだ。

今、西は『イザナミ』もかくやという様子で、伊織の後を追ってくる、

頭に血が昇りすぎたのか、
途中、バッグの写真をばら撒いてしまっていたが、
遅れること僅かで、ホームセンターの入り口前までやってきた。

これは即ち──退路を断たれた、ということか。

互いの距離・・・・『30m』。

>>603(西)
西は激怒した。
必ず、かの邪智暴虐の女を除かなければならぬと決意した。
西には冗談がわからぬ。
西は、スタンド使いである。
写真を撮り、『群衆』と遊んで暮して来た。
けれども『フナニシ』に対しては、人一倍に敏感であった。


手中の写真は『5枚』。
店内の女までは──『30m』。

605西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/18(水) 01:18:19
>>604(GM)
「………呆れた女だ。生かして置けぬ」

昔、教科書で読んだ名作の中にそんなフレーズがあった気がした。
なぜか思い出したので相手に聞かれない声で一人つぶやいてみる。

そして、今、『30m』ほど先にあの女が居る。

色々思うところはあるが、まずは、

 「………『覚悟』はいい?
   ………私の気持ちを裏切った報いを受ける『覚悟』!

     ………どんなに優れた『個』でも、所詮は『個』。
       ………連鎖する『群』には勝てない事を証明してあげる!」

               『宣戦布告』だ。

606伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/18(水) 22:42:16
>>604

「うむ、すまない」

30メートル先の『ニシ』を視認すれば、
悪びれた様子も無く、大きめの声を発する。


「……しかし、私のスマートフォンを問答無用で『粉砕』されるとは思わなかった」

「なかなかどうして……いや……」


「『不良でない人間があるだろうか』という言葉もある事だし、な」
「この際どちらが『不良』かは、不問にしておこう。というかしておいてくれ」


「まずは目先の『勝ち』を頂くことに、専念しよう」


右へ方向転換をし、洗剤、塗料の棚へ向かって走る。
その最中に、天井や照明えの高さなどを大まかに把握しておきたい。

607『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/18(水) 23:46:19
>All
今回のバトルでは、GMレス後であれば、
それ以前の互いのレスを読んで構いません。
相手側へのGMレスを読むことは禁止します。

読まれたくない行動については、
拍手を利用すれば、GMはそれを織り込んでレスします。


>>605(西)
『宣戦布告』する西。

『敵』は『言い訳』をしながら、西方向へと姿を消した。


>>606(伊織)
怒り心頭という様子の西に言い返すと、
右手、西方向へと駈け出した。

各コーナーは3列の棚(南北に長い)で構成されている。
天井までは『3m』。棚の高さは『2m』。

目前に塗料コーナーが見えてくる。
そこまでの距離は『5m』。

608伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/19(木) 00:00:15
>>607

「……」

無言で塗料コーナーへ向かって走り続ける。

(目標は……決定した)
(ならば、後は全力を尽くすのみ、となるな)

到着したら、手近な所にある塗料スプレーを入手したい。
その際にそれの『匂いの有無』『可燃性かどうか』『色』ぐらいまでは把握しておきたい。

609西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/19(木) 00:13:04
>>607
「………ああ、よかったね。
 ………『粉砕』されたのが『スマホ』だけで。
                       ・ ・

     ………でも、今後はどうなるかは分からない」

『あの女』が西に(西に!? あてつけか?)走り去るのを確認する。
普通に追ってもなかなか見つけられないだろう。

                  「………準備をすべきね」

『レジキャッシャー(おそらく地図上の『\』がそうだろう)』と
『サービスカウンター』の方へ向かい、必要なものをそろえよう。
多少時間がかかり、あの女の準備が進むかもしれないが………それもまたよし。

610『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/19(木) 00:24:59
>>608(伊織)
一番近い(東側)塗料コーナーの棚に近づき、
スプレーの並んだ場所(棚中央)へ移動した。

スプレーは色は選び放題。
サイズもいくつかあるが、殺虫剤のそれと大差ないものが豊富だ。
どれも『可燃性』で、『匂い』があるようだが、
探せば、他の選択肢もあるかもしれない。

(実在のソースがあるなら、発見してもよい)


>>609(西)
伊織を見送り、店内に飛び込む西。
最初の行き先は、右手にある『レジキャッシャー』だ。
目的のものを探してみる・・・・

A、Bはすぐに見つかった。
Cはない。
Dはここには見当たらない。
Eも見つけた・・・・普段通りの状態だ。どれだけ持っていくべきか?

(まだ『サービスカウンター』には向かっていない)

611西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/19(木) 00:34:52
>>610(GM)
「………なるほど」

ここで簡単な工作だ。
Aを強度を増すために三重にして、その中にEの『硬い方』を詰めるだけ詰める。
Eの柔らかい方は、最大価値のものを………30ほど持っていけばいいだろう。

「………先にサービスカウンターをチェックしようかな」

まだやる事はあるが、とりあえず次はサービスカウンターでC・Dを物色したい。

612伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/19(木) 00:43:17
>>610
(……駄目、だな。穏便に終わらせる方法は、無い)

有機溶剤を使用した400mlの赤い塗料のスプレーを入手(可燃性、臭い有)。

『クロックワーク・クルー』を発現しつつ棚の北へ向かって走る。

613『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/19(木) 00:47:22
>>612(伊織)
殺傷力に優れる、可燃性のスプレー(赤)を選び、手に取った。

ズギュン!
             ダダ ダダダダダダ

急ぎ、棚の間を北へと移動する。
ほどなく、北壁の前に到着した。
この店では、外壁には商品は陳列されていないようだ。
東西に別れたT字路になっている。
左(西)が塗料、右(東)の棚が工具類だ。



>>611(西)
素早く工作を開始する西。

AにEを入れたものはすぐに完成した。
Eを30ほど、ポケットに入れる。

そして──『サービスカウンター』へ。
無人だが、中には様々な文具・道具があり、
多方面のニーズに対応できるようになっている。

とはいえ・・・Dは見つからない。
カウンター内は狭く、持ち込むには大きすぎる。

Cは、ざっと見る限りは見つからない。
時間をかけて探せば、あるかもしれないが・・・・

614西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/19(木) 01:11:06
>>613(GM)
「………ないか」

Dに関しては『売り場』を探すしかないか。
Cがなければ………一応、代替品を探しておこう。
これもないなら、もうしょうがない。

ここでまた少し工作を行う。

※ちなみに『マップ』はPC単位で知っているという事でいいだろうか。

615伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/22(日) 23:03:15
>>613

「……よくよく考えて見れば、だ」

『己が悪い』

「……だが、あの様子では説得は不可能」
「とりあえずは『迎撃』が必要だな」

工具棚へ移動。『アレ』を探す。

616『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/22(日) 23:53:47
>>614(西)
探すこと数秒、
カウンター内にて『代替品』を見つけることが出来た。

工作を手早く行い、想定通りの準備を整えた。

マップはPC単位で把握しているが、
何が何処にある、ということまではわからない。
『マップを覚えている』というレベル。

>>615(伊織)
東側まで壁際を戻り、工具コーナーを徘徊。
多少時間がかかるも、目的のものを手に入れた。

617西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/23(月) 00:02:22
>>616(GM)
「………よし、これを」

 『代替品』を身に着ける。

                 「………ふふふ」

くるっと回って一瞬だけ違う自分を楽しむ。

 「………さて」

そろそろ最初の『群衆』の出番だ。
NO1の『群衆』―――『ヤンキーの群衆』を召喚するッ!

618伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/23(月) 00:27:35
>>616
「……」

クロックワーク・クルーの左右の手に『つまみ』を発現。
左手の物を、クロックワーク・クルーの左腰に設置。
右手の物を>>615で入手した物に設置し、クロックワーク・クルーの右手に持たせる。

工具棚の南を通過し、家電製品の棚を目指す。

619『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/23(月) 00:40:07
>>617(西)
『代替品』を身に着け、くるりと回転。
ギャラリーはいないが、一人、悦に入る。

そして、最初の『群衆』を呼び出す──

  ズギュン!

       ド ド   ド ド   ド ド ド ド


サービスカウンター内の西の目前に、
派手な刺繍を施したヤンキー一同の背中が、見事に並んだ。
当然だが、カウンターの外(北側)に、だ。

「・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・あ?」


>>618(伊織)
            ズギュギュ!

両手から『つまみ』を2つ発現。
一つをスタンドの左腰に差し込み、
もう一つを探したブツに設置し、『クロックワーク・クルー』の右手に持たせた。
カバーを外すなどした為、多少時間がかかる。

工具棚の南まで、とりあえず移動した。
心なしか・・・・南の方向に人の気配が感じられる。
それも『複数』の。

620西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/23(月) 00:54:25
>>619(GM)
「………さて―――」

もし、道でばったり、こんな連中に遭ったなら涙目で逃げ出すだろう。

 けれど、

     「………聴きなさいッ!」
                          ・
                     彼らが『群』ならば話は別だ。

      パラァッ

彼らにこれみよがしに見せるのは先ほど入手したEの『30枚』、
これは『日本人の欲しいものランキング堂々第一位』のアレ………

「………私は今から貴方たちを『雇う』ッ!
      ………これはほんの『手付け金』よ!」

 そう、マネー。天下無敵の『一万円札』サマだァ――ッ!

    『30万円』をぽんと彼らに投げ渡す。

「………依頼は簡単。
 ………この店の中に逃げた『万引き犯』を捕まえてほしいの!」

さあ、どうする? これで納得してくれるのが『最上』。
そうでなくて、暴力で私から金を毟り取ろうとするなら―――それもいい。
『群』と『女王』の格の違いを思い知らせてやろう。

621伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/23(月) 01:04:26
>>619
「…………」

南の方向に気配。『西』の能力によるものだろうか。

(どう出るか、な)

スプレー缶を本体の右手で持つ。

物音に注意しながら家電製品の棚へ向かう。

622『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/23(月) 01:14:28
>>620(西)
レジから拝借した『現金』をヤンキーに渡すと、
男女の奇妙そうな顔が、一転して驚きに変わった。

「ウッソ」「マジかよ!」「諭吉さんパネェ」

大声で騒ぎ出す『群衆』を他所に、
一人、黒衣の若者(背に般若)が西の前に進み、
カウンター越しに睨みを効かせる。

その雰囲気から、『群衆』のリーダー格というところだろうか。

「で・・・・どこにいンだ? その『万引き犯』てーのは」

・・・・反抗する気はないようだ。


>>621(伊織)
南の方向の音に気を付けつつ、移動。


「ウッソ」「マジかよ!」「諭吉さんパネェ」

柄の悪そうな男女の声が聞こえてきた。
声の様子からして、十人は下らないだろう。

スプレー缶を伊織の右手に持ち替え、
まっすぐに東へ──ほどなく家電製品コーナーに到着した。
TV、冷蔵庫、掃除機、洗濯機・・・・
一通りの家電が揃っているように見える。

623伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/23(月) 01:24:31
>>622
並んでいるテレビの内の一台のスイッチをオン。
そのまま、音量を最大に設定。
迅速にそれを終えれば、また北壁の方へ抜けて
先ほど行った工具売場へ引き返す。

624西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/23(月) 01:31:03
>>622(GM)
(………よし、『最上』!)

心の中でガッツポーズをしながら、話を進める。

「………犯人は、『赤みがかった黒髪の、長髪の背の高い女』なんだけど。
 ………このホームセンターのどっかに逃げちゃったんだよね。
  ………まずは二人ぐらいペアになって、
    ………手分けして見つけて知らせてほしいんだ。

    ………あと、凶暴なヤツだから、
     ………『護衛』として君たちの中で強いの四人くらいは私の近くにいてほしい」

写真の『ヤンキー』は確か『16名』居たはずだ。
そこから『4名』ひいても『12名』。
『ペア』になれば『六組』の捜索隊。
これだけ居れば、早い段階で見つける事が出来るだろう。

「………見つけたら大声でどこにいるか教えてね。
  ………そしたら『護衛』以外は応援に行ってほしい。
   ………あ、『緊急事態』だから、『武器』が必要なら、
    ………『棚』のものを使っていいよ。

      ………あとは、『捕まえて』くれればいいし、
       ………抵抗するなら『正当防衛』ってヤツもあるし」

 まずは、『策敵』。あわよくば『捕縛』、『消耗』を狙う。
 防御力の乏しい西が一番恐れなければならないのは
  向こうからの『奇襲』だ。その目を消す。

625『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/23(月) 01:45:49
>>624(西)
ヤンキーたちは、西の説明に聞き入る。
『30万』が大きかったのか、そこらのバイトよりよほど真面目だ。

伊織の人相を伝え、チーム配分を決める。

「じゃあ、オレな」「オマエ残れよ」「やっぱオレ?」
「ザケんなって」「やンのか、あ!?」

一部掴みあいになったが、リーダー格の取り成しで、
男四人が選ばれ、西の護衛と決まった。
内、一人がリーダー格の『般若』だ。

と・・・・その時。

北方向から、大音量の放送が聞こえてきた。
野球のTV中継・・・・おそらく家電コーナーだろうが、
この距離で聞こえるということは、最大限のボリュームだ。

並んだヤンキーたちは顔を見合わせ、
揃って北へと歩き出す。
日用品、化粧品コーナーは南北に長い棚が並ぶ。
その間を抜けていけば、騒音の発生源である家電製品コーナーだ。


>>623(伊織)
TVのスイッチを入れ、リモコンでボリュームを最大まで上げる。
無人のホームセンターながら、人目を憚るような音声が、
家電コーナーを中心に響き始めた。
ちなみに放送は『野球中継』だ。

伊織はコーナーを北に抜けて左折。
西方向、工具売り場を目指して走り出す。

626西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/23(月) 02:00:20
>>625(GM)
「………探してるのは『ラジオ』や『TV』じゃあないんだから、
 ………少しはバラけてね。
  ………あとは多少は走った方が速く見つかるんじゃあないかな」

一応、注意を呼びかけておく。
少数だとやられる危険も増えるだろうが
、向こうだって凄腕の暗殺者というわけでもないはず。
『叫ぶ』余裕くらいは与えられるだろう。

           「………ああ、そうだ」

西はこのまま『文具コーナー』へと向かう。探したいものがある。

『ヤンキー』はそれなりに場慣れしているだろう。
背後やその他、西の目の届かないところは
『四名の護衛』が見守ってくれるはずだ。

627伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/23(月) 23:22:13
>>625
(……見え見えの囮で、充分だ)
(今は、な)

北壁を真っ直ぐ西へ進んでいく。
その途中にある『電灯のスイッチ』や『コンセントの差し込み口』の
位置を把握しておきたい。

そして、木材エリアに向かう。

(『ガラの悪そうな男女の声』……とても統率力のある集団とは思えない)

(まずはそこから対処していく事にするか)

628『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/23(月) 23:44:30
>>626(西)
「わ〜〜ってンよ」「ウッゼ」「行くベ、行くベ」

ヤンキーたちは適当な返事をしながら、
通路を北へと向かっていく。
南北に細い棚の間を通るため、散開しないのは仕方ないが、
それにしても急ぐ気はないらしい・・・・
「要はボコにして捕まえりゃいンだろ?」という雰囲気が、露骨に感じられる。

一方、西は四人の護衛を伴い、文具コーナーへ。
こちらは『般若』がいるせいか、やる気に溢れている。

護衛が四方に目を光らせる中、
棚を見回し、目的のものを発見した。
F、G、一つづつを入手し、携帯する。

一方、伊織を追わせたヤンキーたちの動向が感じられない。
向かっている間、やたらに騒々しかったが、今は声すら聞こえない。
TV音声で全て掻き消されているのだろうか?
それとも・・・・

>>627(伊織)
北壁沿いにまっすぐに西へ向かう伊織。
途中、スイッチの類を探すが、何処にもない。
大型店舗では、客の悪戯を避けるため、
この手の照明スイッチはバックヤードや事務所に回されるものだ。
コンセントの差し込み口は、数か所見つかった。
利用する際には、このチェックが役に立つだろう。

ガラの悪い男女の声は、走っている間に消えていた。
TV音声で全て掻き消されているのだろうか?

ともあれ──伊織は木材コーナーに到着した。
大小さまざまな木材、木版、棒の類が並んでいる。

629西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/24(火) 01:00:26
>>628
「………?」

『ヤンキー達』の声が聞こえないのが気になる。
能力上、自らの意思で射程外に出る、という事はないはずだから、
突進しすぎて射程を超えたために『解除』されたなんて
マヌケはさすがにないはずだ(だよね?)。

   「………となると、『あの女』の能力?」

TV音声はいかにも罠という感じだった。
どういう能力かは分からないが、
『ヤンキー達』を一瞬で黙らせる『何か』を仕掛けた………。

  「………まあ、今は進むしかない」

 『四人』残したのは賢明だっただろう。
 もう使わないNO1の写真はポケットに入れておこう。
 そのまま少し早足で北に向かう。

 そして今のうちに内部構造を確認しておく。
 天井までの高さと棚と高さ、あと、
 棚の材質と固定の具合(どの程度の破壊力で移動可能かなど)も確認する。

 あとこういうホームセンターの構造上、
 たとえば『文具』のコーナーは横にいくつも通路がある、という事でいいだろうか?

630伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/24(火) 22:53:26
>>628
木材コーナーに到着すれば、走るのを止めて息を整える。

(何時の間にやら話声が聞こえなくなったな)
(彼らが『烏合の衆』のふりをした、熟練の『暗殺者』の集まりだったか)
(何か大きな仕掛けを準備しているのか)
(それとも、テレビに映った野球中継に夢中になっているのか)


(……二つ目の仮説が一番納得できるな)


(とりあえず思いつくのは──檜かな)

息を整えながら、周囲を確認。
北西端の角を曲がりながら檜の板を探す。

631『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/25(水) 07:02:03
>ALL
今回の設定がリアル寄りだった為確認していなかったが、
双方、スタンド能力は知っているのかいないのか?
もし打ち合わせがなければ、確認を。
(打ち合わせ済であり、GMが見落としていたなら失礼)


>>629(西)
反応のないヤンキーたちに不安を覚える西。

おそらく・・・・その『まさか』だ。
自らの意思で射程外に出ることは、『なんとなく』ない。
それが『群衆』の特徴の一つだが、
本体自らが逃げたり、今回のように、
『射程外への移動』を依頼した場合は話が違う。
それは『自らの意思』ではないからだ・・・・

写真をポケットにしまい、西は戦場を確認する。
天井までは『3m』。棚の高さは『2m』。
棚はスチール製で、床にボルトで固定されており、
そう簡単には外れそうにない(パワーBでも数撃を要する)。

各コーナーは、複数の棚と通路で構成されている。
棚はコーナー面の長辺に沿うよう並んでおり、
文具コーナーであれば、縦(南北)に長く置かれている。

>>630(伊織)
息を整えながら、檜(ひのき)を探す。

あった・・・・板、スノコなど、数も酒類も豊富だ。

632西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/25(水) 23:26:27
>>631
(※『スタンド能力を知っているか』については現在、点呼にて相談中。
  申し訳ありませんが、確定まで少しお待ちください)

洗脳とか暴力による脅しとかではなく、
『依頼を請けた行動』なら、それに従うかどうかは『自由意志』のはず。
『自らの意思ではない』という解釈にはやや腑に落ちないものがあるが………
『そういうもの』だというならば仕方がない。
まあ一言、過剰に離れないよう注意しておけば
防げた事態だった気もするのでそこは自分のミスか………。


 「………四人、残しておいてよかった。
      ………と、プラスにとろうか」

写真が『五枚』しかない以上、滅多やたらに消耗するわけにはいかない。
予定がかなり狂ってしまったが、このまま四人を運用していこう。
『護衛』という言葉を使ったので、残った四人はたぶん『群衆』の中でも
腕利き、武闘派の連中ばかりに違いない。
こういうチームはきっと群れてケンカとかしている『連携』だって出来るだろう。

        「………言うなれば、つまり、『四天王』」

『群衆』の多数を失ったショックを少しでも覆い隠すように、
こんな言葉で自らを鼓舞する。


 「………武器。そうだ、武器が必要ね」

  数が喪われた今、計画を修正。
   残った者たちにはきちんとした牙があった方がいい。

「………ねえ、あなたたち。あなたたちが『バトル』で
     使うような凶悪な長物ってどんなのがある?
     『バット』とか『スコップ』とかそういうのかな?」

『四天王』に語りかけつつ、とりあえず北の『家電コーナー』まで出よう。
前に二人、後ろに二人、ヤンキー四天王を配置しての行動だ。

633『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/26(木) 18:28:10
>>632(西、回答)

634伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/28(土) 01:36:33
>>631

 ヒノキ
「 檜 があったか」

スプレー缶で幅30センチ、長さ1メートルほどの檜の板を
端から30センチメートルほど塗装し始める。
大雑把にぬれれば、それで十分だ。


それと同時に、『クロックワーク・クルー』は
手に持った『ブツ』に刺さった『つまみ』を順方向に巻きためる。

同時行動によって手元が狂いそうであれば、本体がする『塗装』を優先する。


「……」

(もし『暗殺者』が潜んでいるのであれば危険ではあるが)
(相手が『仕掛けの準備』をしているのであれば、それを潰す一手を用意するのが道理)

「……」

様々な音で、耳で周囲の異常を感知するのは難しいだろうが、時折周囲に視線を巡らせて警戒はする。

635『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/28(土) 23:04:38
>>632(西)
『群衆』には射程距離という概念がない。
故に『何となく』でしか射程範囲を護れないが、
『外因』があれば、それを超えてしまうということだ。
『10m』を超える範囲の行動を頼んだ、西のミスと言える。

「・・・・武器?
 まー何でも使うけどヨ。相手は『1人』だよな?」
「四対一で武器いンのか?」「殺しちまうゾ?」

相手を知らぬ故か、
『四天王』は武器の使用に乗り気でないようだ。
或いは逆に、腕っぷしに自信があるのかもしれない。

前後を『四天王』に守らせながら、
西は文具コーナーを北に通過し、通路に出た。
北西すぐに家電コーナーが見える。
大音量の野球中継が、
序盤で炎上したピッチャーの苦境を解説している。

西の現在位置は、文具コーナー北端中央。
家電コーナーと収納用品コーナーの間には、
誰もいないのがわかる。
それより西の家電コーナーの通路二つ。
こちらは、西に動かねば、覗きこめない。
TVの音も、そちらから聞こえているようだ。


>>634(伊織)
             プ シュウウ────ッ

『30cm×1m』の檜板を探し出し(厚みは?)、
スプレーで真っ赤に染め上げた。

        キリキリ キリキリ キリキリ

その間に、スタンドに『ブツ』の『つまみ』を巻かせる。
どちらも単純作業なので、この程度なら並行して行える。

耳を澄ませるが、聞こえるのはTV中継の音声ばかり。
とはいえ、距離はそこそこ取った。
それ以上に近づいて来れば、物音は感じられるはずだ。

・・・・伊織と『クロックワーク』は、作業を完了させた。

636西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/28(土) 23:32:25
>GM
(※『スタンド能力を知っているか』については点呼にて相談の結果、
  西は伊織のスタンドについて、
  『人型スタンド、つけたつまみを回すとパワーアップする模様』
  伊織は西のスタンドについて、『写真から群衆を出せる』程度まで
  知っているという事にさせて頂きます)

>>633>>635(GM)
(………そういえば今までも何人か消えていた事があったか)

よくよく思い出してみたらそういう事例(射程外に向かわせて消失)が
あったような気がする。なんにせよ今日気づいた事は忘れないでおこう。

               「………さて」

気を取り直し戦いに向かう。
『ヤンキーたち』の言うとおり『殺す』のはさすがにマズいが………
見えない超能力を使う『あの女』をコイツらが殺せるとは到底思えない。

「………確かに一人、それも女だけど。
 ………地元じゃあ武闘派の『レディース』で有名らしいよ。
  ………なんか妙な武器を隠し持っているとかで、
   ………『ヤクザ』とかに囲まれても全てやっつけたって逸話があるって。

      ………だからもし、いい得物があったら使ってほしい」

 相手の『強さの表現』を相手のレベルにあわせる。
 馴染みのあるワードで脅威をアピールすれば、ある程度納得してくれるだろう。


                            「………あとは」

 謎の『音』についての対処か。罠の可能性はあるが………
 残しておくのも精神衛生上、よくない。
 引き続き、前後を『ヤンキー』に任せ、西に進み、『TV』を特定する。
 ただ『TV』が鳴っているだけなら、
 そこまで『ヤンキー』を一人だけ行かせ、彼に『TV』を消させよう。

637伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/30(月) 21:48:20
>>635(板の厚さは2cm程でお願いします)


(……誰も来ない、か。そして仕掛けても来ない)

板をスタンドの右手に持たせ、
『つまみの刺さったブツ』を本体が右手で持ち、左手でつまみを抑える。


そして、ちらりと『ワークス衣料』の棚を見る。


(……お互いに動きづらいフィールドになった場合、)
(多少こちらが準備をしたところで、有利なのは向こうかも知れないな)


(……何より、この作戦は若干『良心』が痛む)

(とりあえず『武器』は得た。これで行ってみる、か)

ワークス衣料と木材の棚の間を通過し、家庭用品のエリアへ向かう。

638『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/30(月) 23:13:45
>>636(西)

(了解)

「ちょ、女かよ!」「漫画じゃねそれ?」
  「武器って銃とかか?」「ヤバい相手か」

西は護衛をつけたまま、通路を西方向へ動く。
例え話をどこまで信じたか疑わしいが、
ヤンキーたちはそれなりに真面目で、そして楽しそうだ。

西側に二つ、棚間の通路を覗くと──あった。
コーナーにTVが複数並んでいる。
そのうちの一つが、大音量に設定されているようだ。

コーナーに伊織のいる気配はない・・・・
一人に指示すると、男は周囲を見回しながら、
慎重にテレビに近づく・・・・その電源を切った。

騒音に慣れた耳が、一瞬、静寂を覚える・・・・


>>637(伊織)
(了解)

スタンドの右手には色を塗った檜板。
左手にはカラースプレー。
本体の右手には『ブツ』、左手は『つまみ』を押さえている。

木材コーナーから、まずはワーク衣料コーナーへ。
西壁に面したコーナーの棚は、東西に伸びており、
そのまま南には向かえない為、西壁際を南に進む。
左に見えるワーク衣料コーナーの棚には、
ツナギや軍手、レインコートなど、作業用の衣料が多く並んでいる。

ワーク衣料コーナーの南端(壁際)までやってきた時、

              プ ツ

店内に流れていた、大音声の『野球中継』が途切れた。

639西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/30(月) 23:37:15
>>638(GM)
『ヤンキー』が楽しそうで何よりだ。
一番ヤバいのはビビって逃げてしまう事。
彼らならそんなダサい格好は見せないと信じたい。


          「………『罠』じゃあないの?」

キョロキョロと辺りを見回す。てっきり消す事がトラップになっているとか、
消す隙を狙って襲ってくるかとか思ったが、そんな事ではないようだ。

               「………まあ、考えてもわからないか」

電源を切った『ヤンキー』をこちらに戻し、また前後二人体制をとる。
静寂の中、何か他の音が聞こえればもちろんそれは捕捉したい。

ここからだと『作業用品コーナー』に近いか。
ここなら、欲して止まなかった(もう言ってしまうが)『台車』があるはずだ。
探し、台が固そうな『台車』を獲得する(以前、拍手で送ったようなタイプ)。

持ち歩けば、車輪の音は鳴るだろうがもういい。
(どうせ『ヤンキー』どもが騒がしくするんだもん)。

併せて『武器』になるような『長物』を探す。
『スコップ』とか『ハンマー』とか『長い鎌』とかそういうのだ。

640伊織P『クロックワーク・クルー』:2015/12/02(水) 00:14:50
>>638
(…………さて)
(テレビを消した、か)
(ならば、私もそちらへ向かうとしよう)

右折して、店内の中央の方を向く。
ワークス衣料の棚の南側を通り抜ければ、左折。
目指すは、家庭用品コーナーの北側だ。

ワークス衣料棚を通る時に、
作業用マスクの様な物が発見できれば回収したい。

641『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/12/02(水) 00:29:45
>>639(西)
周囲を見回すが、人の気配はない。
音量は絞られているが、他のTVの音声もある。
ここにいては、微細な足音は聞き取れないかもしれない。

ヤンキーを呼び戻し、再度、護衛体制を取ると、
西は作業用品コーナーに向かう。

コーナーはすぐ隣だ。
通路を幾つか確かめ、目的の物を探す・・・・

──台車は、一台だが見つかった。
サイズは一人乗るのがせいぜいで、二人は無理そうだが、
台は金属製で、頑丈なものだ。
試しに動かすと、ガラガラと音がする──今の店内では、よく響く。

スコップや鎌は見当たらない。
これらは『園芸用具』だ。
だが、ハンマーはみつかった。
ただし、相当に大きく重い・・・・文字通りの『大槌』だ。

「こんなん振り回せねーぞ、オイ」
「工具コーナーの方が、使えるもんあんじゃね?」

ヤンキーたちが楽しそうに得物を物色している。


>>640(伊織)
ワークス衣料の棚の南側を通り抜ける伊織。
途中、作業用マスクを発見し、拝借した。

灰色部分が何もないため、ワーク衣料コーナー南は、
何もない空間になっている。
そこを東へ──家庭用品コーナーに到達した。

家庭用品コーナーの棚は南北に伸びる。
伊織の向き合う西端の棚には、
冬のフェアらしく、鍋や食器、ガスコンロなどが並んでいる。

それを見ながら、北へと進路を変え、
東西に伸びる通路まで前進した時だ。

──通路の東方向から、人の声が聞こえる。
人数は4〜5人だろうか。男の声が大勢だ。
内容は聞き取れないが、どこか粗野な印象を受ける。

距離は・・・・よくわからないが、『10m』は離れていそうに思われた。

(まだ通路の先は確認していない)

642西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/12/02(水) 00:46:14
>>641(GM)
「………だよね」

ただでさえ見えない『スタンド』を相手にするであろう哀れな『ヤンキーたち』だ。
ろくに振り回せない『ハンマー』などそれこそ無用の長物だろう。

                 「………じゃ、工具コーナー行こうか」

『台車』は西自身が押して歩き、警戒しつつ『工具コーナー』へと赴く。
たぶん、『スパナ』とかあるだろう。もう少し長くて扱えそうなものが理想だが。

「………修学旅行じゃあないんだから、
  ………回りも確認してね」

一応『ヤンキー』に声をかけておく。

643伊織『クロックワーク・クルー』:2015/12/05(土) 23:06:25
>>640
(……聞こえる、な)
(では、行くか)

方向転換。東を向く。

『ブツ(>>615拍手)』に付けられた『つまみ』から手を離す。
『ブツ』に『エネルギー』が充填。
引き金を引けば、『火』が出るだろう。

その『火』を『クロックワーク・クルー』の持つ『塗装された檜板』に向けよう。

(『檜』は燃えやすいが、そもそも水分を含む木は着火しづらい)
(……しかし、『引火性の塗料』で塗装してあればいけるか、な)

無事に着火出来るかどうかは定かではないが、
板を持った『クロックワーク』を自分の前方に先行させながら東へ進む。

644『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/12/06(日) 00:13:29
>>642(西)
ガラガラガラガラ・・・・

車輪を響かせながら、
西は台車を押し、南へと向かう。
ヤンキーたちは結局得物を取らず、
工具コーナーに向かうことになった。

『般若』ともう一人が、西の言葉を受け、
西を先導するよう、先を歩いてくれる。

作業用品コーナーを出て、
通路を右折し、工具コーナー南まで進んだ、その時──

「・・・・お!!」「いた」「アレだろアレ」

前を行くヤンキーが、足を止める。
前方(西側)、通路の先『12m』。
家庭用品コーナーの北西の角、南に折れるその向うから、
伊織がスタンドを前方に構え、飛び出してきた!

スタンドの手には、真っ赤に塗られた木製の板(30cm×1m)。
その表面は、激しく炎が燃え盛っている・・・・!

「うお、炎が浮いてる!?」「手品か?」「馬鹿、エスパーだ」
「やべーって!」

スタンドが見えない『ヤンキー』たちが、一気に浮足立つ。
流石に逃げる者はいないが、見たこともない超常現象を前に、
どう対応していいかすら、わからなくなったようだ。

西は、伊織自身の両手に、スプレー缶と、
短い棒状の道具が握られているのを見た。
銃身のない銃のようでもあり、指は引き金にかかっている。
手から突き出た先端からは、小さな『青い火』が放出されている──
タンクの類はまるでないが、火が消える様子はない・・・・『ハンドバーナー』だ!

ttp://ginshokukan.com/?pid=80390543

>>643(伊織)
           カチ ヒュボ!

『つまみ』から手を離し、トリガーを引くと、
青い火が吹き出し、一瞬で檜板に点火した。
高々と燃え盛る炎は、スタンドに持たせていなければ、
伊織ですら危険なほどだ。

生活用品コーナーの角を右に曲がり、
東に進もうとした、その時だった。

「・・・・お!!」「いた」「アレだろアレ」


前方『12m』にいた、西と四人のヤンキーたちと出くわした。

西はヤンキーに護られるように、四人の中心で、
台車を押ている。何故かエプロン姿だ。

「うお、炎が浮いてる!?」「手品か?」「馬鹿、エスパーだ」
「やべーって!」

こちらに気付いたヤンキーたちが、驚きの声をあげている・・・・
派手なライダースーツを着こんだ連中だが、武器の類は持っていない。

645伊織『クロックワーク・クルー』:2015/12/06(日) 00:28:51
>>644

「……悪いと思っている」
「思ってはいるが……まずは『鎮圧』させてもらおう」

『クロックワーク・クルー』に燃えた板を『西』に向かって投擲させる。(パス精BCC)

ただの『板』ならば叩き落とす事も容易だが、
普通の一般人にとって燃えている物には手を出しにくいはず、だ。

そして、スタンドとともに前進しながら
『西』『台車』『ヤンキー達』の様子を観察する。

646西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/12/06(日) 00:38:41
>>644(GM)
「………!!」

『火』か! 『火』に『手加減はない』。
つまり、向こうもかなりガチだという事。
こちらは思うような動きが出来てないが―――やるしかない。

「………あなたたちが背中に背負っているものは何?
 ………超能力者なんて、むしろ臨むところじゃない?
 ………たかが『火遊び』、なんて事はないはずよ」

『ヤンキー』には『ヤンキー』のプライドがあるはずだ。
そして彼らには『人型スタンド』が見えない。
見えない事が今は良い。火が浮いているくらいならまだ、
そこまで脅威を感じないだろう。

 「………とりあえず予定通り、武器を確保しましょう!」

ただ、あの板を持っているスタンドにヤンキーたちが素手で向かっていけるとも思えない。
あれを叩き落とす『長物』や『投擲物』の必要性、今なら彼らも痛感できているはずだ。
北を指し、『工具金物コーナー』にヤンキーともども急いで逃げ込む。

647『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/12/06(日) 01:05:44
>>645(伊織)

             ──ブンッ!

燃えた板を、西目がけて投げつける!

だが、少々距離がありすぎた。

「うぉおおおおおお!」

ヤンキーたちは絶叫しながら、
いち早く北すぐの『工具コーナー』の通路へ駆け込む。
西は台車を押している為、動きが鈍かったが、
それでも直撃は受けず、板の炎が髪を掠めるにとどまった。

        ボッ

西の髪に、炎が燃え移ったのを最後に、
全員の姿が、工具コーナーに消えた。

伊織は改めて、スタンドを前に前進を始める。
西とヤンキーの様子は説明した通り。
台車は空で、何も乗っていなかった。

                   ガラガラガラ・・・・

コーナー通路の半ばほどまでも、台車の音が続くのが聞こえる。
板は勢い余って、『20m』ばかり先まで床を滑っていく。
(日用品、化粧品コーナー北)

>>646(西)
武器確保前に敵に出くわしてしまった。
計画の狂いを感じるも、もはや『やるしかない』。

「……悪いと思っている」
「思ってはいるが……まずは『鎮圧』させてもらおう」

           バッ!!

伊織のスタンドが、強烈な力で燃える板を投げてきた!
回転しながら飛来するそれに対し、
いち早くヤンキーに指示しておいたのが効を奏する。

「うぉおおおおおお!」
                  ガラララララ

興奮からか絶叫しながら、ヤンキーたちは工具コーナーに飛び込んだ。
西もその後を追うが、台車がある分、遅れが生じる──

        ビュン ビュン        
                    ボッ

あやうく頭を掠めるも、当たることはなく、ヤンキーを追って
工具コーナーに逃げ込めた。

だが、頭が依然として『熱い』・・・・これは怒りのせいではない。

「おい、おまえ・・・・頭燃えてンぞ!」

ヤンキーが指摘するより早く、状況に気が付いた。
髪だ・・・・掠めた炎によって、火が移っている!

648西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/12/06(日) 01:29:25
>>647(GM)

「………ふう、危なかった」

  なんとか避けた。

             ………ん?

               頭が………熱い、だと!?

そして『ヤンキー』の指摘で事態の深刻さに気付く。

            「………や、や、ヤバイッ」

確保していた『ハサミ』で咄嗟に燃えている箇所を切り落とす。
落ち着けば『ヤンキー』に得物を探す指示を出したいが………。
しばらくは無理か。

649『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/12/17(木) 00:05:17

──このバトルを『打ち切り』ます。


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