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【場】『私立秋映学園』 三学期
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>>858
「……お世辞とかじゃ、ないです。」
ス
パク
・・・・
・・・・
「……」
ゴク
「ごちそう、さまでした。」
パン
手を合わせて、言う。
それから――
「はいっ。電話……何かあったら、かけさせてもらいます。」
コクリ
素直に、頷いた。
本当に立派で、すごく優しい人だって、穂風は思う。
・・・・本当に!
「あ、あの。今日は……本当にっ! 本当に……
ありがとう、ございました。イザベルさん……!」
「あっ、家……ええと。
阿武名荘、っていうアパート、です。
ええと、メインストリート、の方にあります。」
――阿武名荘。
聞くからに危なそうな名前だ。
ともかく、そこに住んでいる。
「その……おもてなしとか、あんまりできないけれど……
あの、いつでも、来てくださいっ!」
穂風は、イザベルを歓迎する。
それも、この恩を返すってことだし。
(『アミーガ』、だもん。)
サァ ァ ・・・
雨はほとんど上がっていた。
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