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【場】『私立秋映学園』 三学期

176後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』 【大3】:2015/01/04(日) 23:22:01
>>175

 パチパチパチ

「成る程、素晴らしい考え方だね」

後藤は小さく拍手をうって月宮 ほたるの発言に同意を示す。
 顔つきにも微笑を伴わせ
感慨深けに首は縦に数センチ肯定のパフォーマンスをする。

 人によっては眩いと感じさせられる思想。善意で構成されている感情

 そう思える発言、言葉に対して…後藤の返答はあくまでも『平坦』なものだ。

彼自体は別に宇宙人でも吸血鬼でもない、サイコパスでもなければ戦闘狂でも
ないし女性に対し積極的なアプローチをするようなものでもない。

 ただ、あくまでも純粋に『一般人』である事を『計算』して動いている。
悪意も善意もない、彼女『月宮』の発言に対して純粋に感動する気持ちは
実在しているし、言葉通り素晴らしいとも思えている。

 それに『自意識』が含まれてないだけであって。

 「あぁ、別に僕自身は迷惑とは思ってないよ。ただ
君の周囲と、君自身に危険が及ぶと考えての発言だからね」

 >右手の『折り鶴』の束を、空に高く掲げた。

 (…演出的な動作か、感覚的な行為でそうする事でスタンドを戻そうとしてるのか
それとも更に何か行おうとしてると見るべきか
 制止・傍観・攻撃・便宜上の理由及び退避…確率的に未来にこちらに被害を
及ぼす確率は著しい、傍観の選択がベター)

『月宮』の動作を後藤はあくまでも1、2者の視点でなく第三者として
見定める。そして、今思いついたとばかりに空高く腕掲げる少女に口挟んだ。

 「あー…そう言えば君のそのスタンドの名前を教えて貰っても?」

「無論、無償で披露して貰うと言うのも心苦しい。良ければこっちの
スタンドに関しても情報を提示するけど」

 そう、月宮に告げた。

 後藤にとってはスタンド使いとの交流はあればある程が望ましい、と考えている。
そして、そのスタンド使いの『情報』こそ、後藤にとってはスタンドの強化や
強い武器よりもまず一番に欲するべきものだと言うのが彼の考え方だから。

 (折り紙で動物の形を作る事によって、その動物を実現化する…だが
このように多量に作っても疲労などなく、そして最初に声だけのみを聞いた時
『鶴は存在しなかった』のに関わらず、枯れ葉が取れた瞬間に『実在していた』
これ等を考えれば彼女の能力はほぼ八割方は証明された。
 …『使える』、この能力はかなり僕と『相性』が)




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