したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

【場】『私立秋映学園』 三学期

136『ダンス・ウィズ・デビルズ』:2014/12/27(土) 01:07:00
>>129>>131(烙、貝橋)
攻守が入れ替わったことを肌で感じ取り、
『骸骨』と『鎧』を引き戻しにかかる烙。

『バベット』はタックルした姿勢のまま、
『骸骨』の脚にしがみついており、
振りほどかねば戻るのは困難に思われたが──

           バッ! バクンッ

『バベット』は自身を護るため、トランクを頭上に翳し、『蓋』を開いた。
敵の攻撃を用心しての防御だったが、敵の判断は貝橋の読みと異なった。
防御に使った以上、バベットの拘束は『片手』のみ。
片手では力に於いて互角の相手を止められるものではない──!

        シュ バッ!

風のように素早く、『骸骨』は『バベット』の横を駆け抜けた。
クロスを拾い、中山に向かう貝橋すら追い抜いて、
一息に本体である、烙の傍まで到達する!

(描写をし損ねているが、『バベット』が拾えたナイフは3本のみ)

>>129>>135(烙、中山)
攻守が入れ替わったことを肌で感じ取り、
『骸骨』と『鎧』を引き戻しにかかる烙。

烙に命中した後、床に落ちて砕けた陶器の破片から、
中山は何が投じられたか理解する。

                キャ ドッ!

まっしぐらに烙本体目がけて突撃する『マダガスカル』。
頭痛の影響は残るが、突っ込むだけなら問題はない。
床に転がった中山の視界の方が、複数飛来する『鎧』の動きを、
確実に把握できるか怪しいぐらいだ。

圧倒的なスピード差もあり、
『鎧』が追い付くより早く、『マダガスカル』は烙に到達した。

          ガシィ ィ!

絡の右側(左とあるが、攻撃が当たらない為誤記と判断する)
を通過すると同時に、左腕を振り上げ、『ラリアット』を叩きつけた!
防御を考えていなかった烙は、獣並の動きに避けることも出来ず、
その右膝にまともに喰らう──
                    ビキッ

激痛とともに関節に異音が走る。
それでも倒れなかったのは、『マダガスカル』の腕が短く、
両足を捉えられなかったことと、中山の狙いが破壊ではなかったためだ。

          グルンッ

その左腕は、直撃と同時に曲がり、絡の左脚を捉えていた。

だが──それと同時に。

        シュ バッ!

中山の視界を一迅の風が吹き抜け、
次の瞬間には絡の横に『骸骨』の姿が現れていた。
『鎧』の一群も、すぐにも本体に合流する距離に迫る。

           「後輩ちゃん、助っ人に行くわよ!」

貝橋が背後から駆け付けたことを、声で知った。


互いの現在位置:

       
    鎧     
   烙   中
         貝  バ

・マダガスカルは烙の膝元
・骸骨は烙の正面至近
・中山は伏せた状態

中山と絡の距離:『4m』
貝橋と烙の距離:『4m』
『鎧』と絡の距離:『1m』




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板