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【場】『私立秋映学園』 三学期
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>>124
後方からの襲撃は予想外だった。
中山が襲い来る『胴』を目の端に捉えたころには、遅かった。
「『マダ』、うしr……!!」
バッ キャ!
『ギッ!?』
頭部に感じた金属の感触と共に目が眩み、同時に地面が近づく。
つまり、『前のめり』に、『うつ伏せ』に倒れる。
反射的に手が伸び、顔面への強打を防ぐ時間はあるとは思うが、
それでも寝転がったままでは分が悪い。
『…自由ダナ、イカニモ自由ッテ感ジダ』
(見たまんま、やんね)
本体は、目を閉じたまま左方向へと身を転がしたい。
視界が幾つもあるのは気が散るし、行動に支障があると考えた。
自分の右側に『甲冑』がいるのは分かっているので、それ以外の視界は『マダガスカル』に任せる。
一方の『マダガスカル』は高い位置にいる。
後方に『胴体』が肉薄しているのも、かなりピンチって感じだが、絶対値的にチャンスでもあるだろう。
頭部へのダメージで本体と同時に倒れこむ瞬間、
後ろへ脚を突き出して『胴体』を『馬蹴り』する事で脱出、そのまま烙の方へと近づくカタチを取りたい。
馬蹴りついでに、飾り物のような翼を羽ばたかせることで『地面に直撃』ではなく、『一直線に』本体の方へと。
『タダ』 『ホント、気ィ散ルゼ』
…咄嗟の行動ではここまでは望めないかもしれないが、
スピードの差で何とか埋め合わせていきたい。
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