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【個】学生寮『白亜荘』 その3
742
:
『白亜荘』
:2015/10/02(金) 23:30:13
>>740-741
(ALL)
┌────────────────┐
│ │
│ 電気風呂 │
│ 下の穴に魚を入れてください │
│ マッサージは練習中です │
│ │
└────────────────┘
看板にはこう書かれている――――
電気風呂の傍らには穴があり、そこに魚を入れるようだ。
さらに電気風呂内にも、小さな穴と思しきものがある。
排水口や循環用の穴にしては、若干小さい。
743
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/10/04(日) 14:17:09
>>741-742
「…………どういう意味でしょうねこれ…………練習中…?」
リルカに魚を穴に入れるよう、促した。
「……まさかとは思いますけど…この穴…………」
744
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/10/04(日) 14:23:25
>>742-743
「うーん…よくわからないけど、
ここにいれたらいいんだねなのー!」
納得したように頷くと、傍らに設置されていた穴に向けて
魚をポトンと落としてみる。
「れんしゅーちゅー?
れんしゅーはだいじだよなのー。
…それで、このあなはなんなのかなーなの…」
興味深そうに魚が吸い込まれる穴を確認してみる。
…そしてもう片方の、電気風呂の穴も興味深そうに見つめ始めた。
745
:
『白亜荘』
:2015/10/04(日) 22:05:53
>>743-744
(ALL)
『高井戸』が魚を穴に落とす――
『ポチョ』
『ヌルリ ヌルーリ』
浴槽の穴から、何かが出てきたようだ。
細く、透明だが……ビニールのような質感に近い。
『プルプルプル』
水中で揺れている……。これが電気風呂なのだろうか?
746
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/10/07(水) 01:25:05
>>745
「デンキウナギかデンキクラゲか何か………?!」
このコレジャナイ感。エコロジーと言えばエコロジーだけど…その……。
入った後の絵面がどう考えてもよくない。よくないですよこれは…!!
「……どういう発想でこういうの作ったんでしょうね………」
さすがにちょっと躊躇う。
………まあ触手に絡まれることは割とよくあるがこれはこれだ。
747
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/10/07(水) 01:35:19
>>745-746
「む、むむむー?」
浴槽から飛び出してきた何かに、リルカはひどく興味を持った。
「こーれーは。
なるほど、ようせーさんなの!」
どういうわけかいっぺんに納得してしまう!
「くぐみんー。わたし、さきにはいってみるなのー。
このようせーさんの、お風呂はいってみたいからなのー。」
久々宮が少し戸惑っている間に…
リルカはもうすでに片足をお風呂の中に突っ込んでいる!
果たしてこれはいいのか悪いのか…?
748
:
『白亜荘』
:2015/10/07(水) 02:09:47
>>746
(久々宮)
想像される絵面は確かによくない……
一部のボーイズ&ガールズは期待しているだろうが、常時sageの18禁スレでもなければ不可能だ。
が、そんなことを気にしないでお子さまが一歩踏み出した!
>>747
(高井戸)
『ボチャン!』
足を踏み入れる、と――――
『ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ』
『痺れる』! ちくちくと針を刺すような感覚が足にある!
これが電気風呂のようだ。耐えきれないほどではない。
『ウニョン』 『ウニー』
ゆっくりと揺れていたそれの動きが激しくなった。
どうやれこれは『触手』のようだ。『電気クラゲ』だろうか?
749
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/10/08(木) 00:48:20
>>747-748
《うむ、まったくけしからぬ………!!》
ミョミョミョミョミョ
腕組みをする『神様』。
そしてやはり、風呂場の中で泳いでいるのは『電気クラゲ』のようだが…?
「いやいやけしからぬって『神様』も建造に一枚かんでるんですよね!?
というか『電気クラゲ』は毒の棘に刺されると痺れるから、『電気』ってなっただけで別に電気を起こしてるわけじゃ…」
750
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/10/08(木) 01:18:11
>>748
「んんんんうううううう?」
初めて感じるような妙な感覚にリルカは目を白黒させ、
体をブルブルとふるわせている。
「ああああれえええええ?
なんだかへんなかんじなのー。」
どうやらまだあんまり慣れてないようだ。
まぁ、耐えられないほどではないので、そのうちなれると思うが…
>>749
「うううふふー。
ねー、くぐみんー。」
そう言って彼女の方にも振り向いて応える。
「なんだかー、おもしろいおふろだよーなのー。
は、いってみよーよーなのー。」
ちょっとプルプルと体を震わせつつ微笑む。
電気信号か何かなのか、口元が若干ピクピクしてるように見える。
751
:
『白亜荘』
:2015/10/08(木) 01:24:39
>>749
(久々宮)
《儂は知らぬがの、推量はつくぞ》
《あやつらは『うーま』の研究をしておるのじゃ。
スタンド能力を持った生物じゃな。あの女の弟が特に好んでおった》
《『100年生きているうーま』も居ったぞ。ただの馬じゃったが。
おそらくはこれは最近見付けたモノじゃろう。利用しているのではないか?》
観ている限り、触れていないのに『高井戸』は痺れている。
本当に電気が流れているらしい。そういう能力なのだろうか。
>>750
(高井戸)
『ウニン ウニン ウーニウニ』
更に何本かの触手が現れ、『高井戸』の足に向けて寄ってきた。
あくまで触れずに、その場に待機するように揺れ続けている。
そういえば、『マッサージは練習中』と看板にあった。
やってくれるのだろうか? 触れてくるのを待ち構えているらしい。
752
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/10/10(土) 01:17:50
>>750-751
「ええ………だ、大丈夫なんですか?痺れて動けない、とかなってませんよね?」
口元をピクピクさせているリルカに困惑した。
「『うーま』………『UMA』、の事ですかっ?
……まあ確かに、そういう生き物がいるのは知ってますけど……」
神社に伝わる古文書に記された、ある島の伝承。
そこに住む奇妙な動物たち。そのうちの一体の『遺骨』がかつて神社で起こした騒動のことを思い出す。
「…どうやって言うことを聞かせ……あ、だからあの魚を?あれで餌付けしてた……?」
753
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/10/10(土) 01:39:41
>>751
「うわー、なんだかかわいいーなのー」
そう言ってとりあえずどんどんと風呂の中に入り込んでいく。
「…れんしゅーちゅーって、
かいてあったんだよねなの」
少し首を傾げながら少し微笑んでみせる
「おねがいしまーすなの!まっさーじ!」
足を投げ出すように軽く伸ばして応える。
>>752
「へーき、へーきなのー!
むしろちょっときもちよくていいかんじなのー!」
微笑みながら久々宮に声をかける。
「ねーはいっちゃおーよなのー」
754
:
『白亜荘』
:2015/10/10(土) 01:50:04
>>752
(久々宮)
《解らぬが、おそらくは。観たところ害のある気配は覚えぬぞ》
《じゃが、マッサージは練習中じゃから気を付けたほうがよかろう……》
『ウンニ ウニウニ』
『神様』が解説している……その間にも!
お子さまは迷うことなく足を突っ込ませた!
《のの! そこなおさなご! やめるんじゃー!》
『事案発生』か――!!
>>753
(高井戸)
『ピリピリピリ』
痺れる感覚にも慣れてきた。触手もそれに応じて動く。
更なる本数が現れ、君に向けて伸びてくる……
『ヌルゥ ヌルルロロォ 〜 ン』
君の足に絡みつき、優しく圧力を加えてきた。
ポイントポイントで電流を流してくるが、それも刺激程度だ。
(※教育的によろしくない絵面ですが、彼らは善意でやっています。
スレ主も善意です。善意なんです。善意なんだってば!)
755
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/10/11(日) 00:18:26
>>753-754
(………も…物怖じしない子ですね…………)
色々通り越して感嘆しつつ、やれやれ、とため息とともに微苦笑。
「大丈夫ですよ『神様』、危ないと思ったら止めますから…」
本当に危ないと思ったら止めればいい。
何でもかんでも頭ごなしに駄目駄目言うのもあんまりよろしくないだろう。
まあ…ギャラリーもいない訳だし。セーフセーフ(か?)。
「くしゅんっ」
……くしゃみが出た。むしろこっちのほうが問題か。
隣に、別の風呂があるならそっちに入って、冷えないようにしよう。
756
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/10/11(日) 00:29:09
>>754
「んー?かみさまー、
これってなんだか…
きもちいんだけどなの…」
足に感じる優しい圧力を感じてなのか、
若干リルカの声も子供ながら艶やかである。
まぁただ単にマッサージで気持ちいいってだけなのだが
「あっふう…
なんだか、とってもいいきもちなのー。」
すっかり和んでいるようだ。
>>755
「あふー…
かぜひいちゃうよなのー。
いっしょにはいろなのー!」
どうやら見た感じ今のところは問題なさそうだが…
「むー?」
757
:
『白亜荘』
:2015/10/11(日) 00:38:51
>>755
(久々宮)
《頼んだぞ。白亜荘の命運がかかっておるからな。
管理人の怒りに触れた場合はどうなることか》
神にのみ許されたメタ発言であった。
事案発生と感じたら即座にお止めください。
《おおう、風邪を引いてはならぬぞ。巫女や。
そこの個人風呂がよかろうて。暖まるじゃろう》
指した先には個人風呂――壷湯がある。
いくつかあるが、隣り合っているので『高井戸』とも総距離は開かない。
>>756
(高井戸)
『ヌルン ヌルヌル』
『ズズズ』
更に触手が増え、脚全体を覆うように包んだ。
『ビ ビ ビ ビ』
若干電圧が上がる。痺れる感覚が強くなってきた。
『ビビビビビ』
ちょっと…………強すぎる気がする。
痺れが強すぎて、足が痙攣しそうだ。
758
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/10/11(日) 00:59:46
>>756
(リルカ)
「フフフ私はリルカさんより大人なので色々とアレですから止めておきますよ今回は。
ああリルカさん、ちょっとお手を拝借」
ペタリ
リルカの手のひらに『割符』を貼る。
「これさえ貼っておけば、もし何かあっても大丈夫、なはずです!」
>>757
(『白亜荘』)
「……でもそもそもこれ作るのに手を貸してるんですよね、『神様』…………」
白い目で見る。
私に罪はないので出禁にしないでくださいね管理人さん(保身のために『神様』を売る勢い)。
これ以上身体を冷やさないように壷湯につかった。
759
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/10/11(日) 01:15:35
>>757-758
「そーなの?
うーん、よくわからないけどそうならしょうがないの…」
そう言って、言われるがままに手のひらを差し出して、
割符がくっついた。
「なにがあってもへーき?
…なんなんだろうなのこれはなの…」
興味深そうにペタペタと割符に触る。
さて、そんなこんなしていくうちに
「んー、なんだかきもちい…
きもち…ん…」
段々と足を包み込んでいく触手、その結果としてなのだろうか…
「き、もち…いけど…
な、んだか…」
段々と痺れる感覚が強くなっていき、
ちょっと体がビクビクし始めた。
「ん、あっ…
あうぅ…これって、きょーいくなの?
なんだか、うー、ひさしぶり…なのー。」
どうやらビリビリを受けてるせいかちょっと顔が苦しげである。
「んー…
ちょっと、いいかななの…!」
リルカはとりあえずお風呂の外に出ようと体を持ち上げようとしている。
760
:
『白亜荘』
:2015/10/11(日) 23:21:37
>>758
(久々宮)
《儂はここまでの移動を縮地で繋げるのに協力しただけじゃー!
細かい設備まで儂は面倒見ておらんぞ。そこまで手伝っておらぬわ》
『プンプーン』
『神様』は遺憾の意を示した。
やらかしたのはここの管理人たちです神様悪くない。
『ザバァ』
壷湯は熱い。人の出入りがないので湯が覚めていない。
浸かっていれば、しばらく浸かれば体の芯から暖まりそうだ。
>>759
(高井戸)
『ヌルリヌルルー』
身体を離すと、『触手』が引っ込んだ。
そのまま穴の中に引っ込んでいく。
《練習中じゃからのう。あとで感想を伝えてやるとよい》
761
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/10/12(月) 00:31:01
>>759-760
「やっぱり………ほら、掴まってください、リルカさん」
『割符』の力で手を繋ぎ、リルカを『壷湯』の中に引っ張り込む(狭いけど)。
「まあ何にしても、マッサージはしばらく中止ですね。
男子のほうで練習して貰いましょうフフフ」
改めてくつろごう。
「……………ふう…………」
762
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/10/12(月) 00:37:55
>>760
「あうー…
ちょっとしびれたのー。」
ちょっと疲れた表情でとりあえず湯船から顔を出す。
「…さいしょはきもちいよかったんだけどねなのー…
もうちょっとちからよわくしたらちょーどいいとおもうなの…」
感想を伝えてやってほしいと言われ、
何気なく答えてみる。ひとまずは、強さが問題であるらしい。
>>761
「んー、あっ…
はなれてるのに、なんだかてがのばせるのー!」
割符のちからで、リルカはスルリと湯船から上がり、
入っていた壷湯に潜り込むことになった。
「うーん、それがいいのかなーなの。
おとこのこのほうがつよいもんねなのー!」
そう言ってちょっと久々宮に密着しながらゆっくり湯に浸かることにした。
「やっぱりふつーのおふろだとゆっくりあったかいなのー。」
ちょっとぎゅうぎゅうだからなのか、余計に暖かく感じる。
763
:
『白亜荘』
:2015/10/12(月) 00:48:07
>>761
(久々宮)
《なるほど。男子風呂へ移すように伝えておこうぞ》
ゴ ゴゴ
ゴゴゴ
次回、男子風呂に迫る危機。
男たちは如何にして電流触手に屈服していったのか。
白亜荘の日々、第129話「僕を責める青いイナズマ」
次回も見てくれよな!
>>762
(高井戸)
《さようか。よっしよし、ちゃんと意見が言えてえらいのう》
《それでは儂はこれにて消える。また会おうぞ》
ズズズ
『神様』は姿を消した――。これで二人きりだ。
764
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/10/12(月) 02:16:06
>>763
(白亜荘)
「お願いします」
(見れないのが残念ですけど……)
>>762
(リルカ)
時空を超えて引っ張り出されるリルカ。
「出たら一緒に牛乳飲みましょう牛乳。
その後はまた、案内してあげますから………………それとも今日はもうお休みしますか?」
リルカを後ろから抱きしめながら、改めて大きく、息をついた。
765
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/10/12(月) 02:26:09
>>763
「んふふー。
そんなにえらいー?」
なんだか悪い気はしないらしい。
嬉しそうだ。
「じゃーさよならまたねなのー。」
そう言って軽く手を振り、見送るのであった。
>>764
「ぎゅーにゅー…
あ、のんでみたいなのそれー!
きゅーしょくのぎゅーにゅー、おいしいからなのー!」
そっと抱きしめられているが、それでもリルカはどこか元気そう。
「…んー…
そうだなーなの…」
長く湯に使っていたからかちょっとぼんやりしている。
「……いっぱいいろんなことあってつかれたのー。
もっといろんなところみてみたいけど、
きょーはもうおへやでぐっすりしたいかなーなの。」
そう言って、どんな部屋が来るかなーなんて楽しみそうな目を見せた。
もうすっかり元気だ。
コレならばおそらく大丈夫だろう
766
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/10/16(金) 02:04:06
>>765
「じゃあそうしましょうか。明日になってもここは逃げませんしねっ」
ザバッ
壷湯から上がる。
「それに、そろそろリルカさんがのぼせちゃいそうですし。そうなる前に出るとしましょう。
…今日は牛乳は私がおごっちゃいますよ!!」
767
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/10/16(金) 20:35:12
>>766
「わーい!またあした、いろんなことしてみるねなのー!」
そう言ってリルカも元気よく壷湯から飛び出した。
「うーふー、ちょっとくらくらしたの…
でもだいじょぶなの!
おいしいぎゅーにゅーのむなの!」
そう言って久々宮の直ぐ側をついていく。
「おかね?
わーい!いっぱいのみたいなのー!」
とりあえずこうは言っていたが…
彼女はおいしく風呂あがりの牛乳を楽しんだという。
彼女が白亜荘にどんなトラブル、騒動、ドラマを生み出すのか?
それはまだわからない。
768
:
太田垣
:2015/10/21(水) 23:27:30
ミッション名 『マザー・ガンガと戦って!』
危険度:D
難易度:D
(短期、小規模ミッション的なあれ)
(『今回は』お一人さま限定)
(寮生でなくてもOK)
(かるい戦闘があります。ケガする可能性はかなり低めです)
(腕試し、試運転などの軽いノリでどうぞ)
(吟遊注意報)
(自スタンドの考察、語りを したい/されたい 方、なんとかします。歓迎。)
(指摘があれば、スレを変えて行います)
769
:
『白亜荘』
:2015/10/23(金) 00:58:37
>>768
『パープー』
『パープー』
『かげり』:
「誰か来ませんかねえ」
ラッパを吹きつつ支援する。
(※場スレ巻き込まれ導入なら、導入レスとしてこんな状況、というのを入れよう!
あと、報酬があるなら開示しておくと金で釣り……興味を持ったPLが寄ってくるぞ!)
770
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
771
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/12(木) 22:40:21
【場】『黄金原駅』 その3
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1436178024/264-284
から、鷲ノ巣に案内されてやって来た。
772
:
『白亜荘』
:2015/11/12(木) 22:47:52
>>771
(宝塚)
『 ゴ ゴゴゴゴ 』
『寮』! 巨大な門の向こうには、文字通り『白亜の建物』が見える。
それと渡り廊下でつながる形で、左右に二つの建物がある。
中央にあるのは『中央棟』――『管理棟』のようだ。
左右はそれぞれ『男子・女子寮』に分かれている――
「…………と、いう感じです。はい」
と、『鷲ノ巣』が説明してくれた。
門を真っ直ぐ抜けると、そのまま『中央棟』に着けそうだ。
773
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/12(木) 22:56:37
>>772
「おお……割としっかりしたとこだな。
『寮』なんて見るのは高校時代以来か」
『白亜の建物』を見やって呟く。
「廉、案内してくれてありがとな。
取りあえず……『中央棟』に向かえば良いのか?」
鷲ノ巣に感謝しつつ、『門』を抜けて真っ直ぐ歩き出す。
774
:
『白亜荘』
:2015/11/12(木) 23:04:43
>>773
(宝塚)
君は『中央棟』に向かってまっすぐ進んでいく。
『中央棟』までの路地は綺麗に掃かれ、チリ一つ落ちていない。
真っ直ぐ向かうとガラスの扉があり、奥に大鏡が飾ってあるのが見える。
「あ、一応紹介します、から。……
えと、あちらが、私を知ってます、の……で」
『鷲ノ巣』も一緒に来るようだ。入口は掃除の途中か半ば開いている。
足拭きマットがどかされ、周囲が濡れており、バケツが置かれていた。
775
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/12(木) 23:10:33
>>774
「へえ、しっかり整備されてんな……」
管理者のマメさが窺える綺麗な路地に、
感嘆の声を漏らした。
「ああ、そういう話だったな。
頼りにしてるぜ、廉」
鷲ノ巣の歩調に合わせて歩みを進める。
マットが無いようなので、入り口前で床を踵で叩き、
軽く汚れを落としてから中へ。
776
:
『白亜荘』
:2015/11/12(木) 23:30:34
>>775
(宝塚)
君は中に足を踏み入れる。『鷲ノ巣』はそれに続く形だ。
『 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 』
中に異常はない。しかし……人も居ない?
玄関に当たるここでは、傍らに事務室と思しきスペースが併設されている。
玄関と事務室は窓口によって繋がっているが、そこにも人はいない。
「管理人の人。…………居ない、です……か?」
777
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/12(木) 23:35:40
>>776
「……ありゃ?」
『入り口は開いている』のに『人がいない』。
奇妙な状況に、思わず周りを見回す。
「いやいや、『無人』ってことはねえよな。
入り口前も、思いっきり『清掃中』って感じだったしよ」
少し建物内に踏み込んで、様子を見てみる。
778
:
『白亜荘』
:2015/11/12(木) 23:41:01
>>777
(宝塚)
周囲からは物音がしない。人の気配もない。
「…………ちょっと、私は、あたり……見てきま、すね?」
『鷲ノ巣』は中央棟の中を探しに行くようだ。
近場には階段などがあり、二階に続いている。
また、窓口越しに、事務室内が明かりが点いているのが見える。
779
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/12(木) 23:49:52
>>778
「ああ、アタシもちょっと探してみるぜ、廉」
「しかし本当に気配一つねえな。
休憩中? いやいや、にしても無用心過ぎるだろ」
等と呟きながら目を走らせ――事務室の明かりに目を留める。
「……明かりつけて留守ってことはねえよな」
少なくとも『何か』いるだろう、と判断して事務室の方へ向かう。
780
:
『白亜荘』
:2015/11/13(金) 00:00:43
>>779
(宝塚)
「はい。……すぐに戻りますから。……」
『鷲ノ巣』は小走りで移動していった。
君自身は事務室の方へと向かっていく。
『事務室』は玄関に上がった先にある扉で通じている。
そこには鍵がかかることもなく、半開きになっているようだ。
《チチチ……》
……何か、物音が聞こえた気がした。
781
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/13(金) 00:09:58
>>780
「あー、扉も開いてるし、やっぱ誰かいるんじゃ……ん?」
『物音』。
しかし、あまり人の立てる類の音とも思えない。
「何だ?『何』がいやがる」
半開きの扉の側まで寄って扉に張り付き、
覗き込むように『事務室』内を窺おうとする。
782
:
『白亜荘』
:2015/11/13(金) 00:15:59
>>781
(宝塚)
扉に張り付き、半開きのそれから中を確認する。
『 ス ス 』
中にあるのは事務机がいくつかと、書類の類。
何か『履歴書』のようなモノが置かれている。
それ以外に特に目立ったモノはなく――
《チチチチ》
『 ド ビャアッ 』
扉の隙間から何かが飛び出してきた!
783
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/13(金) 00:27:27
>>782
「……いや、別に変わったトコはねえか――」
『飛来物』!
どうする?『止める』か『掴む』か『叩き落す』か。
「――『ヴェルサイユ』ッ!」
とりあえず扉から身を引き、
こちらに向かってくるようなら『ヴェルサイユ』で叩き落とさんとする。
784
:
『白亜荘』
:2015/11/13(金) 00:45:45
>>783
(宝塚)
咄嗟に飛び出したそれを叩き落とさんと構えたが――
『 バサッ バサアッ 』
飛び出してきたのは……『小鳥』だ。
君に気づくと避けて、そのまま床に着地。
《チッ チッ》 《チチュン》
『ピンッ ピピッ
ピュンッ』
床を跳ねて回り、小首を傾げて君を見上げている。
『ガタッ ガタガタッ』
その時……事務室の中から物音が響いた。
785
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/13(金) 00:52:52
>>784
「何だ――って、『小鳥』ッ?」
意外ッ!って顔で小鳥を見る。
別に見た目に変わったところも無いのだろうか。
「おいおい……今度は何だ?
ネズミでも出るのか?」
物音に、今度は扉を完全に開け、事務室へと踏み込む。
786
:
『白亜荘』
:2015/11/13(金) 00:59:22
>>785
(宝塚)
『小鳥』は雀にも似ており、足元を跳ねまわっている。
ちょっと見たことのない種類の鳥のようだ。
物音からネズミを連想しつつ、中へと踏み入った。
『ガチャ・・・・・』
事務室内には異常はない。やはり人影は存在しない。
物音は聞こえ続けているが、その音源の位置は――
『ガタッ ガタガタ』
事務机の下だ。椅子に隠れているが……その椅子自体も揺れている。
787
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/13(金) 01:04:53
>>786
「…………」
物音を潜めて、机に歩み寄る。
(上から叩いて『ノックしてもしもォ〜し』ってのも良いが、
何か『ヤバい』可能性も0じゃねえからな)
「そんなわけで椅子を引っ張り出す……何やってんだか知らんがな」
椅子を引いて、下にいるものを確認する。
人の力で引けなければ『ヴェルサイユ』の怪力を使おう。
788
:
『白亜荘』
:2015/11/13(金) 01:15:13
>>787
(宝塚)
机に歩み寄る。たった今作業中といった態だ。
机の上には二枚の履歴書が並んで置かれている。
音は止まない為、椅子を引いて軽く動かす――
『キキィ』
中には……人がいる。『メイド服の女性』。
だが、その姿は異様だ。身体を折り畳み、膝を抱え込んでいる。
「……うぅ うぅっ」
『ガタ ガタガタガタ』
789
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/13(金) 01:24:04
>>788
誰かの『履歴書』――あまりジロジロ見るものでもないだろう。
一応チラッと名前を見ておく。
「……何やってんだ?」
問いかけつつ、辺りを見回す。
何だか分からないが、異様な状況だ。
この『メイド』をここまで怯えさせる原因がどこかにあるのか……?
(いや、ひょっとしたら原因は『アタシ』かもしれんがね)
790
:
『白亜荘』
:2015/11/13(金) 02:34:53
>>789
(宝塚)
君はまず、卓上の履歴書を確認した。
まず真っ先に目につく名前欄にはそれぞれこうある。
『ロビナ(苗字不詳)』、『ホンファ(紅花と書く。苗字不詳)』。
脇には写真の欄に少女の顔を映したものが張りつけられている。
どうやら『入居者』のプロフィールのようだが――空欄が多い。
ファイルするためのパンチ穴が開いており、これから書き込むようだ。
確認を終えてから、君は『メイド』に話しかける。
『みどり』:
「……だ、誰です!?……ちょ、まだいます、居ますか、居るの、居ないの!?」
「咄嗟にゴミ箱に放り込んだけどうおわああああああぁあ!?
いま撫でられれれれれ!?? ちょっと早くどうにかしてください早くッッ!」
――――『メイド』は異常なまでに動転している。
明らかに冷静ではない。何が起きているのか……?
少なくとも、彼女の言う『居る』という存在は、君の視界内にはない。
791
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/13(金) 16:51:39
>>790
「『紅花』……いい名前だな。中国系か――?
こっちは『ロビナ』か、随分『国際的』だな」
などと言いつつ、テーブルの下に意識を向ける。
「あー……まあ、『落ち着け』。何のことか分からん。
ついでにそこにいられちゃ確認も出来ねー……
こっちに来なよ」
『グイイッ』
とりあえず状況が見えないことには話にならない。
少々手荒いが、『メイド』の腕を掴んでテーブル下から引っ張り出す。
「で……『何』がいたんだ?
『小鳥』か?『幽霊』か?
……それとも『ゴキブリ』か?」
792
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
793
:
『白亜荘』
:2015/11/13(金) 23:09:38
>>791
(宝塚)
『みどり』:
「落ち着けますかァァァ――ッ! ああッ、口を開くと中にびッ」 『ペッペッ』
君は椅子をどかすと、『メイド』を中から引っ張り出した。
『メイド』は膝を抱え込んだ状態のまま、丸まっている。
君の言葉は聞いているが、ひどく怯えているのは変わらない。
「いたんだ、じゃなくて『居る』じゃないですかッ!
『ムカデ』でです! あれはもう私耐えられなくて虫の中でも一番嫌いッ」
『 シ ィ ィ ィ ン 』
『メイド』の言葉に嘘はなさそう――に聴こえる。
当人は真剣だ。だが周囲に虫どころか、羽音の一つすらない。
「出てきたんです箱の中から! なんでこんなに居るのッ!?」
794
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/14(土) 00:15:15
>>793
「あーあー、確かに『ムカデ』はちと神経にクるデザインだが……
『ムカデ』?」
あえて確認するまでもなく――
そんなものは『存在しない』。
「ちょっと待て。
アタシにはそんなものは『見えない』んだが……」
何かが起きている、のは間違いないようだが……
当惑気味に、『メイド』に尋ねる。
795
:
『白亜荘』
:2015/11/14(土) 00:39:50
>>794
(宝塚)
『みどり』:
「ウソ言わないでくださいッ!
だって今も足に齧りついたりしてきてるじゃないですかッ」
君は当惑気味に尋ねるが、『メイド』は主張を変えない。
だが、君にはあくまで『見えない』。
『このメイドにしか見えていない』のか……?
『パタタタタ パタタタ』
君は、頭上から物音がするのを聞いた。
796
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/14(土) 00:49:54
>>795
「い、いや……何を言われても『見えない』もんは『見えない』。
一体どうなってんだ?」
ここまで『認識』が食い違うというのも珍しい話だが、
このままでは埒が明かない――どうしたものか。
「――ん?」
ふいの物音に、視線を『天井』に向ける。
797
:
『白亜荘』
:2015/11/14(土) 00:57:58
>>796
(宝塚)
『みどり』:
「…………そんなッ!? ……『幻覚使い』?
でもそんなスタンドを使うコは私の記憶じゃ……」
君は天井を見上げた――
『ボ ンッ』
見上げると同時に『落ちてくる』。小さな手持ち鞄か?
天井の証明で逆光になり、はっきりとは見えなかったが……
落ちてきたそれが、頭に命中。当たった。だが痛みは特にない。
《チチューン》
798
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/14(土) 01:06:01
>>797
「またサラッと……『スタンド』ね、なるほど……
こりゃ話は早そうだな」
『メイド』の口から漏れた言葉に、合点がいったようにうなずく。
なるほど、ここは『そういう』所なのだろう。
「――うわッ!?」
天井から降って来たのは『鞄』?
突然のことで、反応も出来なかった。
まだ頭の上に載ってるなら、手で取っておく。
「今の『鳴き声』は……さっきの『小鳥』か?
そういやアンタ――ええと、名前聞いてなかったな。
この『事務室』で、『小鳥』を見なかったか?」
799
:
『白亜荘』
:2015/11/14(土) 01:28:55
>>798
(宝塚)
君は頭にぶつかった鞄を、咄嗟に受け止めようとした。
『ボン ボボッ
ボンッ』
まるでお手玉を受け取り損ねたように、ポンポンと手を跳ねる。
それ自ら動いているのではない。『異常に軽い』のだ。
見れば藤製の鞄のようで、軽いのも判るが……それにしても。
『 ボ ボンッ 』
鞄は机の上に落ち、そのままだ。口が大きく開いている。
『みどり』:
「…………小鳥? ことりさんは私の双子の」
「って、そっちではなく本物の? あ、痛い痛い噛んでるクソッ!」
『 バシバシバシバシッ 』
『メイド』に尋ねると、動転しながらも返答が返ってきた。
見えない虫を必死になって払って、凌ごうとしている。
「小鳥は見てませんッ! 気づいたら小さな箱が置いてあったんです!
見たことがないものなので開けたら、ビックリ箱みたいに開いて」
《ヂチュ》
《ヂュヂュゥ》 《ヂューゥ》
800
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/14(土) 01:38:31
>>799
「何だこりゃあ……か、『軽い』ッ」
掌に収まらないほど『軽い』鞄――
とても『実用』に耐えうるとは思えない。
つまり……
「『タダの鞄』じゃねえってことだな」
「なるほど。それで、その『箱』が開いてどうしたんだ?
その『ムカデ』が急に現れたのか?」
メイドに尋ねながら、『ヴェルサイユ』を発現。
左掌に『直径5cm』の『シャンデリア』を作成し、点灯。
ぽっかり開いた『鞄』のなかを照らし見ようと試みる。
801
:
『白亜荘』
:2015/11/14(土) 02:34:49
>>800
(宝塚)
『鞄』は動くこともなく、そのまま鎮座している。
重量が軽すぎるのもあるが、非常に奇妙だ。
『みどり』:
「ですッ! 部屋一面がムカデに覆われて掃除どうしようかと」
ズギュンッ
『ヴェルサイユ』が発現され、掌に『シャンデリア』が現れた。
開いた鞄の中を確認せんと、明りを灯し、照らす。
『 パ ァ 』
中は……照らしてなお、『暗い』。
まるで洞窟に続いているかのようだ。そしてその中から。
《ヂュゥ ヂュヂュゥ》
《ヂュアアアア――ッ》
『ドバアアアアアアアアアアッ』
鞄の中から大量の『ネズミ』が姿を現したッ!
飛び出した群れが君と『ヴェルサイユ』目掛けて跳びかかってくる!
802
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/14(土) 06:28:19
>>801
「なるほど……どうやら『きっかけ』は分かったな」
『中を覗く』のがこの『現象』のきっかけ……
そう考える。さっきから『蓋は開いていた』のに、
『ネズミ』が現れたのは中を窺った『今』だ。
「そしてアタシの前には『ネズミ』が現れた――
アンタには見えるか?」
おそらく『見えていない』と思われるが、
念のため『メイド』に確認する。
(『条件』はわかった)
(次はこの現象の『終わらせ方』か)
寄ってくる『ネズミ』は、『ヴェルサイユ』で払いのける。
触った『実感』はあるのか、確認しておきたい。
803
:
『白亜荘』
:2015/11/14(土) 23:03:08
>>802
(宝塚)
君は現れたネズミの群れをスタンドで払い除けつつ、『メイド』に尋ねた。
『みどり』:
「いえ、そんなモノは欠片も。
やはり幻覚のスタンドのようですがこの感触や痛みはリアルとしか」
『バシバシバシッ』
ネズミの群れは実際のそれと同じようだが、ひどく敏捷で片端から跳びかかってくる。
殴った手応えがあり、叩き潰すことは可能だ……数が尋常ではない。
瞬く間に部屋中に広がり、四方八方から飛びかからんとしてくる!
『ドッバァァァァ――――z____ッ』
804
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/14(土) 23:19:06
>>803
「やっぱりな……つまりこれはあの『鞄』の見せる『幻』――
……つーか、おい、鬱陶しいにも程があるってんだよッ!」
雲霞のごときネズミの群れを見て呟き、
中空に、『ヴェルサイユ』の拳を一振りする。
「マトモに相手をしてたら『キリがねえ』な。
幸い相手は『ネズミ』だ。『地べたを這う』……なッ」
『ズギャン ッ』
空間に『直径1m』『チェーン20cm』のシャンデリアを作成。
そいつに飛び乗り、ネズミたちと距離を取る。
『幻?』とはいえネズミはネズミ、常識を逸脱した動きは
取れないのではないか……と予想する。
「……やっぱ、あの『鞄のフタ』を閉めれば
『止まる』と考えるのが自然だよな……しかし、
まともに『手に取れない』ようなものの
『フタを閉める』ってのは……骨が折れそうだ」
「おっと、そうだ。アンタもこっち来なよ」
ついでに『メイド』も『ヴェルサイユ』で
シャンデリア上に引っ張り上げたい。
地面で丸くなってるよりはだいぶマシだろう。
805
:
『白亜荘』
:2015/11/14(土) 23:35:52
>>804
(宝塚)
君は『ヴェルサイユ』の拳で空を薙ぎ、『シャンデリア』を設置した。
『ズギャン ッ
シャラ ラァ ッ』
設置した『シャンデリア』の上に這い上がり、『ことり』を引き上げる。
『ことり』はおっかなびっくり上り、君の胴へと腕を回し、しがみついてくる。
『みどり』:
「このような『近距離パワー型』のスタンド……。
うちの住民でも同胞でもないのに、何故ここに居るかの疑問はありますが」
「感謝いたします。ですが、この状況。なかなかにへヴィでございます」
『 ドドドドドドドドド 』
まるで水道の蛇口をぶち壊したかのような勢いで、『ネズミの群れ』が溢れる。
『ことり』の目には『ムカデの群れ』が見えているのだろう。『幻覚』だが、始末に困る。
《チ チ チューン》
《俺っちの能力はどーよ?》
『みどり』:
「………………今、何かおっしゃいましたか?」
806
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/14(土) 23:43:14
>>805
>設置した『シャンデリア』の上に這い上がり、『ことり』を引き上げる。
> 『ことり』はおっかなびっくり上り、君の胴へと腕を回し、しがみついてくる。
(この『ことり』は『みどり』のこと、でOK?)
「あー、その。『知り合い』のツテで
ここに入居さしてもらおうと思ってよ。
それでやって来たらバッチリ巻き込まれたってワケだ」
『メイド』にいきさつを説明しつつ、ウンザリした顔で
溢れる『群れ』を見下ろす。そこへ――
「……!
いや、『アタシじゃねえ』。それに『アンタでもない』な」
「その『鳴き声』は、さっきの『小鳥』かッ!?」
謎の『声』に呼びかけつつ、辺りを見回す。
呼びかけてきた――ということは、こちらの様子が
『見えている』ということ。そう遠くにはいないはずだ。
807
:
『白亜荘』
:2015/11/15(日) 00:10:28
>>806
(宝塚)
(※失礼、GMのミス。その理解でよい。)
『みどり』:
「なるほど……そしてこの声ッ!
どこの誰のスタンドか知りませんが、もうやめなさいッ!」
君は『みどり』と共に『声の主』に向けて呼びかけた。
『ヒュンッ』
『ヒュヒュンッ』
飛び回っているが――異常に速い。
しかし、羽ばたきながら制止し、君と『みどり』を見下ろしてくる。
『 パタタタタタ 』
《ビンゴ〜。その通り、小鳥ちゃんでーす》
《俺っちの能力をご主人サマに理解してもらってんだー。
俺っちの目にはよーく見えるぜ。アンタらそんなのが怖いのー?》
《……いや、そっちは違うかな。コワさが『浅い』や。
マジでブルっちまう相手への反応って感じじゃねー》
『小鳥』が喋っている。よくよく見ればその姿、本物の鳥とは異なる。
羽を広げると、その翼に奇怪な模様が浮かび、尾羽もひどく長い。
最後の言葉は君に向けたモノのようだ。
確かに君は恐怖を強く感じてるわけではない。
さきほど『ネズミでも出てくるかも』と考えただけだ……
《ご主人サマは俺っちを制御出来るスタンド使いってわけじゃねー。
だから、とりあえず動かすイメージ掴んでもらおーと思ってんだけど》
《アンタらその材料にはちょうどいいや。付き合ってくれねーか?》
808
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/15(日) 00:19:12
>>807
(回答感謝)
「『怖さ』……なるほど、箱の中を見た奴の――
恐らくは『苦手なもの』の『イメージ』を映し出すのが能力か。
アンタは『ムカデ』が出るかも……とか考えたのか?」
(そういや『奇妙』な見た目の『鳥』だったな……
どうやら『遠隔操作』の『スタンド』ってわけか)
そういえば、『ネズミ』のことを考えていた気もする。
『メイド』にも尋ねてみよう。
「いや、人を実験台扱いするんじゃねぇよ。
せめて『解除条件』を言え」
『小鳥』にボヤキつつ、『鞄』はまだあるのかチラッと確認する。
809
:
『白亜荘』
:2015/11/15(日) 00:31:41
『フラフラ』
『フラ〜』
『』
>>808
(宝塚)
《ナルホドぉ〜。そういう能力なのか俺っちってば》
『ことり』は君の推測に勝手に納得しているようだ。
羽ばたきながら、君の頭上近くにまで移動してくる。
《いや。『知んねー』。マジなのよこれがさぁ。
ほら、俺っちって生まれたばかりのひよこちゃんで超かわいいじゃん》
《ある程度『ルール』は判るんだけどねぇー。
だからまあほら、そこらへんも含めて付き合ってほしいっていうか〜》
『みどり』:
「…………なんという無責任なッ! 本体はどこです本体は!」
《え〜、教えるとご主人サマにメーワクかかるじゃァァ〜ん》
『鞄』は動いてはいない。ネズミの群れが溢れかえって、直視は出来ない。
だが、ネズミが出ている一点から、位置が変わっていないは判る。
810
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/15(日) 00:43:23
>>809
「何だとォ!?」
わかんねーのかよ!と言わんばかりのリアクションをとった。
「『目覚めたばかり』のスタンドってことか……?
とりあえず把握してる限りの『ルール』を説明してみな」
「(廉も戻ってこねーし)暫くは付き合ってやるけどよォ……
アタシはあんまり気が長くねえ。覚えとけよ」
『小鳥のスタンド』を睨む。
「とりあえず……あの『ネズミ』が沸いて出てくる『中心』に
『鞄』があるのは分かる」
「『机ごと』ぶっ壊してもよければ『鞄』をどうにかできるかもしれねえが、
確か『履歴書』が載ってたか……」
「あ、そうだ。おい、アンタ。
あの『履歴書』に載ってた二人は、『入居予定者』か何かなのか?」
ふと思い出して、『みどり』に尋ねてみる。
811
:
『白亜荘』
:2015/11/15(日) 00:56:09
>>810
(宝塚)
《そーなのォー。あの鞄は俺っちが持ってきたんだけどね。
俺っちが触ったモノは籐細工みてーになるっぺーや》
《なんでもそーじゃねーけど。で、試しにアンタに触らせたんだ。
そしたら口がいきなり開いて〜、中からネズミが超出てきた》
『みどり』:
「じゃあ、箱を持ってきたのもあなたですか!」
《そーだよー。俺っちからプレゼントのつもりだったんだけど……ごめんちゃい》
『パタタタタタタ』
『小鳥のスタンド』は君の問いに対し、ナメた態度で答えてくる。
更に、『みどり』に『履歴書の人物』について尋ねた。
『みどり』:
「ええ、左様でございます。今日入居してきて……
能力に関しては『まだ未知数』なので、要注意と言われていたのですが」
《それご主人サマだ〜。なんでえ知ってんじゃん、ちぇーッ》
『ド ドドドド』
その時、不意に君は気づいた。『ネズミの群れが増えている』
『ドドドドドドドドドド』
密室の中、溢れ続けるネズミが互いを踏みつけて重なり、這い登ろうとしている。
さながら水位が上がるように、ネズミの群れが部屋の中を満たしてきている……!
812
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/15(日) 01:13:42
>>811
「『籐細工』……お前の姿といい、まるで『昔話』だな」
「多分、変化するのは『箱型のもの』だけだろう。『蓋』も必要なんじゃねえかな」
そういえば、こいつの姿、『箱』、そして中から沸く『大量のもの』。
『聞いたことがある』気がする。
「やっぱり履歴書に載ってたどちらかが『本体』か。
――ん?」
『ネズミ』の海が水かさを増したのに気付く。
さすがにこれだけの量が蠢くのは気色が悪い。
「げっ……こいつら『物量』で昇ってくるつもりかッ!
マズいな……『幻のネズミ』で『窒息死』なんて洒落にもならねえ、
おい『鳥野郎』!お前、
自分より『小さい箱』は持ってないのか?」
尋ねながら、空間を『ヴェルサイユ』で殴る。
『直径2m』『チェーン2m』のシャンデリアを作成。
『ネズミ』をその重量で押し潰し、事務室の出口までの『足場』を確保したい。
813
:
『白亜荘』
:2015/11/15(日) 01:24:53
>>812
(宝塚)
《あー、ご主人サマが似たよーなコト言ってたな。
ジャパンの童話だっけェー? まあ、どっちでもいいけどォ〜》
《あー、そうそう。蓋ッつーか開けたり閉めたり出来ねーとダメっぽい》
『みどり』:
「私には見えませんが、この『幻覚』は危険ッ!
その確信があるのでお任せいたしますッ!」
『ズギュンッ』 『 ジャラ ジャラ
ジャラァ z ッ 』
君は新たに『シャンデリア』を発現し、空中から吊り下げた。
『ドガッシャアッ』
現れた『シャンデリア』がネズミの群れを圧し潰し、同時に足場となるッ!
出口までの足場としては十分だ。『小鳥のスタンド』は急いで戸口に向かっている。
《『籐細工っぽく』したのなら何でも持てるよォー。
だけど今は材料がねェーな。そこら辺触って回ったんだけど、落ちてるかも》
814
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/15(日) 01:31:02
>>813
「やっぱりな……だいたい分かったが、
肝心の『解除』の条件だけがなあ……っとォ」
シャンデリアの『足場』に乗り移り、
「ほら、アンタも早く……いや、見えてないから問題ねえのか?
まあいいや、来なッ」
『みどり』の手を引いて戸口に向かう。
「『落ちてるかも』だと?
この部屋を探す気はちょっと起きねえなあ……
ま、そっちはこの部屋抜けてからでもなんとかなるかな」
815
:
『白亜荘』
:2015/11/15(日) 01:44:54
>>814
(宝塚)
《解除されっと困るなァー。すげー楽しくねーェ?》
《チチチチチ》
君は『みどり』の手を引き、事務室の外へと出た。
『みどり』は不安な顔だが、君任せといった感じだ。
事務室の外に出る。だが、開いた扉からまだ出てこようとしている。
『ドド ドドドォ――ッ』
《アンタらの『恐怖のエネルギー』がパワーになってんだねー。
そういうのが感覚で解るぜ。心底で怖いほうがもっと幻覚のパワーが強くなるのか?》
『小鳥のスタンド』は勝手なことを呟いている。
816
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/15(日) 01:55:43
>>815
「テメー、気楽な立場だからって好き勝手言いやがって……あ」
気付いた。
「よく考えたらよォ……お前は『見えてない』し『実害もない』よな、アレ」
『ヒュ』
『ヴェルサイユ』の手を伸ばし、
その『スピード』でもって『小鳥』をとっ捕まえようとする。(破ス精BBB)
「お前があの『鞄』やら『箱』を閉めれば、それで良いんじゃねえのか?
ついでに言えば……お前はこの『現象』が起きてる間、
ずっとこの周りにいたよな――」
「つまりお前が一定距離離れると、この『現象』が終わる可能性もあるってことか」
817
:
『白亜荘』
:2015/11/15(日) 02:08:54
>>816
(宝塚) マボロシ
《そりゃねーね。だってあれ『幻覚』じゃァァ〜〜ん》
君は『小鳥のスタンド』に向けて手を伸ばす――
『ド ヒャアッ』
《うわッ!》
《………………ノロくねェー?》
『 ギュ ギュギュゥンッ 』
『小鳥のスタンド』が目を瞠る速度で避けた。『異常な速度』だ(ス精:AB相当)。
単に捕まえるというのは難しそうだ。『小鳥』は羽ばたいて滞空している。
『みどり』:
「くう、ムカデさえいなければわたくしがどうにかするのですが……」
《『距離離れりゃ戻るかもしれない』?》
《そいじゃご主人サマのところへ戻ってみるぜー。
実はさっきから呼ばれてんだよねー。メンドいから行かなかったけど》
818
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/15(日) 08:43:20
>>817
『スカァ〜ッ』
「なッ……てめーが『速い』んだよ、この鳥公」
(『遠隔操作』でこの『スピード』……やっぱ
ほとんど『パワー』は持たないタイプか)
驚異的な『スピード』に思わず言葉が漏れる。
もしほんの少しでも触れたら(
>>816
メ欄)、
チェーン2mの『極小シャンデリア』をそこに作成、
それを踏みつけて『逃げ』を封じるつもりだったが……
「あっ、オイ……ちょっと待て」
「『呼ばれてた』?
本体の方で何かあったのか?」
本体のところに戻ろうとする『小鳥』に問い掛ける。
819
:
『白亜荘』
:2015/11/19(木) 21:28:16
>>818
(宝塚)
《多分ねーぇ。なんか人が来たとかなんとかかんとか》
《…………うーん、めちゃ困ってるぽいなァ。
手っ取り早い解決法教えるから助けてくれなぁい?》
『ドドドド ドドド』
『ネズミの群れ』は溢れ出るのが止まりそうにない。
《それどこかお礼するからマジで》
『みどり』:
「ええいその軽薄な口調を止めませんかッ」
820
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/19(木) 22:40:20
>>819
「…………解決法?なんだそりゃあ、まさか目ェつぶれば良いとか言わねーよな」
『小鳥』に尋ねる。
「なんだか分からんが、そういうことなら教えてくれ。
お前の『本体』が困ってる事情も知りたいしな」
さっきまで同様、こちらをおちょくったノリではあるが、
どうも『困ってる』のはマジらしいので、
『小鳥』の提案に前向きに応じてみることにする。
821
:
『白亜荘』
:2015/11/19(木) 23:20:34
>>820
(宝塚)
《カーンタン。事務室の扉閉めなよ》
マボロシ
《幻覚なんだぜ。ドアが開けられるわけない》
『チチチチチチ・・・・・・』
『小鳥』が君の肩に乗ろうとしている。
協力する意図があることを示すためだろう。
822
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/19(木) 23:30:45
>>821
「……………………」
「ま、そりゃあそうだ」
何となく悔しいから『盲点』だった、とは言わずに
静かにドアを閉めることにした。
「まあ、これでこの場はとりあえず問題ないか。
んじゃまあ、行こうぜ。お前の『本体』んとこによ……
道案内よろしくな」
そう『小鳥』に声をかける。……肩ぐらいは貸してやろう。
823
:
『白亜荘』
:2015/11/19(木) 23:45:42
>>822
(宝塚)
君は静かにドアを閉めた。
『ピタァ』
『ゴソ ゴソゴソゴソゴソ』
扉越しに蠢く音は聞こえるが、これも幻覚の範疇だろう。
出て来れることはない。確かに問題ない対処法であった。
《そいじゃ参りましょう。俺っちは……》
《…………俺っちってそういや名前ねーな。
うわ困るからみんなの愛しい小鳥ちゃんって呼んでくれて構わないよ》
『みどり』:
「呼ぶか空飛ぶドブネズミ風情がッ」
「さあ、急いで参りましょう。スタンドはともかく本体が心配です」
『小鳥』は君の肩に乗り、『みどり』は君にしがみついたままだ。
君はこの状態のまま、移動を始めても構わない。
824
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/20(金) 00:06:49
>>823
「名前ねぇのかよ? ――よし、行こうぜ『鳥公』」
彼の提案した小粋なネーミングは断固拒否することにして、
歩き出す――ところで、しがみついたままの『みどり』に気付いた。
「……あー、アンタ。そういや名前聞いてなかったな……
大丈夫かい? その、いつまでもしがみ付かれてると
ちょいと歩き辛いんだが」
825
:
『白亜荘』
:2015/11/20(金) 00:39:28
>>824
(宝塚)
《『鳥公』ゥゥ? えー、ナニ俺っちブルース・リーの真似したりクチバシ歪めて笑うのォ〜?》
『みどり』:
「ええい、おこがましい。力不足で役者不足です小鳥風情がッ」
『ギャーギャー』
『メタ発言』をかましつつ、『みどり』は『鳥公』と君と一緒に移動しようとしていた。
『 パッ 』
だが、君の指摘を受けて、慌ててて離れる。
深々とお辞儀をし、非礼を詫びた。
『みどり』:
「申し訳ございません。神戸みどりと申しましてこの寮のメイドでございます。
あまりに収まりがよかったもので大変失礼いたしました。
…………それはそれとして、どうかご助力をお願い申し上げます。
見えるだけのスタンド使い未満の者なので、まさかこうも早々に目覚めるとは……」
《ご主人サマだいじょーぶかなー、あっはっはっは》
『みどり』:
「……あの脳味噌爪の垢大のスタンドでは頼りになりませんッ! お願いしますッ!」
826
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/20(金) 00:49:44
>>825
「みどり、か。よろしくな――アタシは宝塚、宝塚 亜綺良だ。
『見えるだけ』ってのは、『目覚めかけ』ってことだよな……
この『ピヨすけ』の本体も、『そう』だったってことか。
ま、アタシでよけりゃいくらでも力を貸すぜ」
(……? しかしなんで一介の『寮』に、そんな
『目覚めかけのスタンド使い』が何人もいるんだ――?)
疑問を抱きつつ、今度こそ歩き出す。
場所は『小鳥』が知っている、彼の案内に従おう。
「にしても『緊張感』ねぇのな。
そこまで緊迫した様子じゃあないのか?」
移動しながら、『小鳥』に聞いてみる。
827
:
『白亜荘』
:2015/11/21(土) 23:22:16
>>826
(宝塚)
君は『みどり』からの依頼を改めて請け負った。
『みどり』:
「助かります。では急ぎましょう。
あてがった部屋は相部屋でしたので……」
《大丈夫じゃねーのォ? なんか逃げ回ってるとかなんとか―》
《『でっかい眼の女子』が『でっかい眼の虫の化け物』みたいなのを連れてんだって》
『小鳥』はくちばしで指し、女子寮の方角を指示した。
『みどり』が向かおうとしていた方角と同じようだ。
828
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/21(土) 23:32:03
>>827
「『相部屋』……すると『困ってる』理由ってのは
ひょっとして相部屋に入る『もう一人』のことか?」
などと『みどり』に疑問を投げつつ歩いていたが、
>《『でっかい眼の女子』が『でっかい眼の虫の化け物』みたいなのを連れてんだって》
この一言に、目を見開いた。
「なっ…………そりゃあ、まさか……
確かに様子を見に行ったっきり戻らないから、
妙だとは思ってたけどよ」
『彼女』の実力は誰よりも認めている。
だからこそ、しばらく戻らなくても不安は覚えなかったが――
(そういや、わりと『トラブル』も起こすっけか……
いや、まだ『そう』と決まった訳じゃねーけどよ)
無意識に、歩調が早まる。『ヴェルサイユ』が
今まで作成した『シャンデリア』を全て『解除』、
作成枠を『フルに』残しておく。
「急ぐぜ『鳥野郎』」
『小鳥』に声をかけ、更にスピードをあげる。
829
:
『白亜荘』
:2015/11/21(土) 23:42:07
>>828
(宝塚)
君は移動しながら、『鳥公』に質問を続けた。
《半分当たりィ〜。同じ部屋のヤツも俺っちのご同輩が出せたんだって》
《そっちは俺っちと違っていうこと全然聞かねェーらしいよ。
そのでっかい眼の女子になんか仕掛けちまったとか……うおおう》
『ピシンッ』
『鳥のスタンド』の頬にはすられたような傷が浮かび上がる。
ダメージと言っても詐称だが、これは本体のほうにダメージがあった証拠だ。
『みどり』:
「危険ですね。わたくしの能力ではこの場では役に立てませんし……」
「ともかく案内だけはさせていただきますッ!」
『みどり』が誘導しながら、君たちは女子寮へと向かう。
『ザッザ ザッザ ザッザ』
女子寮の渡り廊下を抜けて、階段を登る。
『みどり』曰く、二階のようだが――――
《キャルルルォオォオオ〜〜ッ》
「だめ! 脅かさないでッ!」
「繰り返しますが……解除しない、なら。……」
「どうしたらいいか判らないんですッ!」
830
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/22(日) 00:08:12
>>829
「『なるほど』な」
だいたい合点は行った。
「しかもスタンドが『暴走』――いや『独り歩き』か?
厄介なことこの上ねえな……!」
ほとんど走るようにして、二階に向かう。
「この『声』――やっぱりかッ」
もう『案内』は必要あるまい。
声のする方へ、駆け、そして部屋へ入る。それだけだ。
「――――『廉』!
何があったッ!?」
831
:
『白亜荘』
:2015/11/22(日) 00:16:29
>>830
(宝塚)
君は急いで声の聞こえた部屋へと走る――
『ザザッ ザン!』
君が観た光景は、『鷲ノ巣』が部屋の前に立っている姿だった。
ドアは大きく開かれており、部屋の中からも声が聞こえる。
『鷲ノ巣』:
「………………これ、本当に抜けませ、ん……ね。……
痛みがない……け、れど。……問、題……ない、と……は言えない、かな?」
「………………アキラさん? いま、なんとかしま、すから」
『クルリ』
『鷲ノ巣』が振り返る――と、その胸に異様なモノがあった。
黒く焦げた木の杭のようなモノが、深々と突き刺さっている。
『みどり』:
「ホンファ! ロビナ! 何をしていますか! 無事でしょうねッ」
『鷲ノ巣』と入れ違いに、『みどり』が部屋の中に入りこむ。
すると、それと同時に何かが動いた――
『ギュ ォ オォ』
《キャルルルルルルルゥ――ッ》
832
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/22(日) 00:32:50
>>831
「な……ッ!?
ま、待て――抜いたらヤバい気がするッ」
鷲ノ巣の、異様な姿に息を呑んだ。
「一体何がどうしてこうなったんだ……
! 『何か』いるな……」
『鳴き声』に反応し、『ヴェルサイユ』ごとそちらに振り向く。
なにか飛来して来たなら、拳で叩き落すつもりだ。
833
:
『白亜荘』
:2015/11/25(水) 23:38:37
>>832
(宝塚)
君は鳴き声の相手に向き直り、スタンドごと振り向く。
《キャシャーッ キャシャラルゥ――ッ》
『メラ メラメラ
メラ メラメラメラ・・・・・』
君の目に映ったのは『中国龍』の姿をしたスタンドだ。
全長は2メートル以上あるが、身体は細く、小型に見える。
異様なのはその全身が『燃え盛る火』に覆われていることだ。
『フシュゥゥ――――ッ』
『 ボ アァァ z ッ 』
口から火を吐きながら、『龍』は君を威嚇している。
《俺っちと比べて愛嬌のないヤツー。
兄貴ィー、やっちまっておくんなましよ〜》
『鳥公』は無責任に君を煽り叩てくる。そこへ『鷲ノ巣』が近づく。
「…………触るのを警戒して、まだ殴ってません。……
あのスタンドが出てきたら、いきなり胸にこの杭が。……」
834
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/26(木) 00:28:08
>>833
「……これは、『龍』か?
見るからに触ったらヤバそうな見た目してやがる」
なにせ全身『炎』に包まれているのだ。
『感覚』として『熱』は感じるのだろうか。
「『触ってない』……
となると、その『杭』みたいなのはどういう『条件』で現れた……?
あの『龍』が現れる前に、何かしてたことはないか」
鷲ノ巣に尋ねる。
とにかく、『杭』と『龍』の因果関係をはっきりさせなくては、
迂闊に攻撃もできやしない――鷲ノ巣に危険が及ぶ可能性がある。
「廉、どうも『痛み』はないみたいだが、その『杭』、どんな感じだ?
体内に『刺さってる』のか、それとも『生えてる』感じなのか……」
『ガッシィイン』
『ヴェルサイユ』が両手を打ち合わせ、両拳に『直径10cm、チェーン2m』の
シャンデリアを一つずつ作成しておきたい。
835
:
『白亜荘』
:2015/11/26(木) 00:45:21
>>834
(宝塚)
君は『龍』を観察しながら、『シャンデリア』を発現する。
『ガッシィイン』 『 ジャラ ラァ 』
『シャンデリア』を発現する姿を警戒し、相手も身をくねらせている。
火は燃え立っており、威嚇するようだが――不思議と熱を感じない。
『鷲ノ巣』:
「杭――……は、『生えてきた』、ん……です。……
え、え、と。……あれと、目が合って、それから、不意に。……」
『みどり』:
「申し訳ございませんッ! 本体はこのコなのですが、制御が出来ないようですッ。
止むを得ませんので、攻撃を仕掛けてきたら、どうか自衛してくださいませッ」
『みどり』が中に居た少女の一人の手を握り、話を聞いているようだ。
見るからにアジア系だが、目鼻立ちは日本人にはない雰囲気がある。
《アレはホンファちゃんの相棒なのねん。
で、でー、俺っちなんか手伝うことあるなら手伝うけどォー》
836
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/26(木) 01:01:25
>>835
「『目線』で、体内から『杭』を生やす――『目的』がまだ分からねえ。
『生えてきた』なら、とりあえず『致命的』な状態じゃあ無さそうだが……
どこから『生えてる』か、感覚的に分かったりしねえか?」
ちらりと『みどり』の方を窺い、すぐに視線を戻す。
鷲ノ巣から生えた『杭』に、色、形以外に特筆するような
特徴はあっただろうか……と、考える。
「……『暴走』してる『スタンド』か……
『加減』ってものが無いだけに厄介だが、
大して『敵意』も感じねえな……」
「とにかく、『反応』を見るためにも行動しねえとな。
『鳥公』、ちょっと『廉』――そこの子だ――
の様子を見てて……何か変化があったら教えてくれ」
『小鳥』にそう頼むと、右手に作ったシャンデリアの
チェーンを『1m』余して手に持ち、
シャンデリアをぐるぐると『鎖鎌』のように回転させる。
「悪く思うなよ。……薔薇ァッ!」
そのまま、シャンデリアを『分銅』のように
『龍』の体めがけて投じる。
837
:
『白亜荘』
:2015/11/27(金) 23:34:03
>>836
(宝塚)
君は『鷲ノ巣』の胸の『木杭』を観察した。
それから、『鳥公』に『鷲ノ巣』の動向の確認を頼む。
胸から生えた『杭』はまるで焼いたように黒い。
そして、トーテムポールのように『彫刻』されたようにも見えるが――
その『形状』。見覚えがある気がする。君自身がよく知っているモノだ。
『鷲ノ巣』:
「痛くはないので、大丈夫だと思うんですけど。……
ちょっと、動かないでいます、ね。お任せします、から。……」
ブロー
《リョーカぁイ。ヘイ、兄弟、大人しくしと》
《キシャー》
《あ、俺っちじゃ無理です任せたァ〜》
君は『シャンデリア』を鎖鎌のように振り回し、投擲する。
『ギャリンギャリンギャリンギャリン』
『龍』は『シャンデリア』の動きを眺めていたが――
『ギャ ラララ ア ッ』
射出された『鎖鎌』が真っ直ぐ飛んでいくッ!
だが、それでもなお、相手の眼差しは冷静だ。
《ルシャゥゥウ――ッ》
『 ギュ ォ ン 』
放たれる動きを見ながら――真っ向から飛び込んできたッ! (ス精:BB相当)
君の手を睨みつけながら、再度間合いを詰めて来ようとしている……!
838
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/27(金) 23:51:04
>>837
『見覚えのある』形状――この宝塚 亜綺良にとって、
身近な『意匠』とは何か?
(――『バラ』?)
憶測が正しいかどうか、考えつつ――迫る『龍』に対処する。
スッ
左手でもう一つの『シャンデリア』を持ち、右手を『龍』の『視線上』に置く。
その接近を引き付け――
「『目を合わす』のがヤバい、ってのは――もう聞いてるぜ」
ポイ
おもむろに『シャンデリア』を持った左手を、視線に『割り込ませ』る。
カ ッ
そして、間髪入れずに『点灯』させる。
『ヴェルサイユ』の『黒い掌』に視界を集めさせてからの『目くらまし』。
『視覚』を能力の『トリガー』とするならば、これは
相当『効く』はずだ。
839
:
『白亜荘』
:2015/11/27(金) 23:59:05
>>838
(宝塚)
君はその身近な『意匠』について考える。
『薔薇』――ではない。焦げている為解りづらかったが、人間のようだ。
その顔のあたり。『美化』されているようだが……『見覚えがある』。
おそらく、女性の君ならば毎日幾度となく見ているはずだ……『鏡』で。
君は『シャンデリア』を『龍』の視線の上に置いた。
そして――――
『 カ ァ ッ 』
『点灯ッ!』 眩い光が発され、相手の目を奪う――はずだった。
『ギュン ギュィ――ッ』
だが、相手は動じない。視線を注いでいたのは警戒の故だ。
そして狙いは端から君ではなかった。『龍』が口を開くと――
『ビュォォォ――――ッ』
一条の細い火炎を吐き出し――『鷲ノ巣』へと吹き付けたッ!
自分への攻撃を『鷲ノ巣』も予想していなかった。
『鷲ノ巣』:
「狙い……は、私ッ!?」
『ボッ ボボボォッ』
火が『鷲ノ巣』の胸に当たり、そのままローソクの火のように点される……!
840
:
宝塚『ヴェルサイユ』
:2015/11/28(土) 00:19:17
>>839
「――『アタシ』? 廉ッ!」
『意外』!それは『自分の顔』!
(……案外、わからねえもんだな。まあ、じっくり『化粧』して、
ってわけでもないが――)
「そして……狙いは徹底してアタシじゃあないって訳か。
…………」
「ナメんじゃねえぞ」
「廉!その『火』、消せそうか?『ホンモノの』燃えてる感覚はあるか?」
あの『像』のサイズからして、即座に燃え尽きるということはないだろう。
問題は、あの『火』が『現実』かどうかだ。
鷲ノ巣に呼びかけ、『ヴェルサイユ』の左手に持ったシャンデリアを、
『横手投げ』で、こちらから見て左から『弧』を描くように、
龍目掛けて投げる。
※宝塚、龍、鷲ノ巣の間の『距離』、及び『位置関係』を把握したいです。
841
:
『白亜荘』
:2015/11/28(土) 00:28:12
>>840
(宝塚)
君は『彫刻の正体』に気づき、『鷲ノ巣』に声をかける。
『鷲ノ巣』は仰け反って、倒れかかるが――
『鷲ノ巣』:
「………………」
「え……え? 『熱くない』。……」
『鷲ノ巣』は自らの手で胸に触れるが、その手に延焼する様子もない。
点火されたのは『木杭』だ。その先端が燃え上っているが……君も熱を覚えない。
《俺っちと同じこけおどし系〜?》
《シャルルルルーッ》
《アイツ違うっていってんぜ〜》
『龍』は威嚇するように身をくねらせていたが……君の手を再度睨んでいる。
そこへ、君は左から横手に、弧を描く軌道で『シャンデリア』を投げつけた。
『ギュ ォ ン』
『龍』は垂直に飛び上がり、下方と君の手を睨み続けている。
そして、時折君の顔を観ようと、視線を送っているようだが――
| |
| | 君と龍の双方の距離は2メートル程度。
| 龍 | 鷲ノ巣は君の背後、50センチ程度の位置に居る。『鳥公』も同様。
| |
| 宝 扉
|鷲 |
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