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【個】学生寮『白亜荘』 その3
574
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/19(日) 00:08:03
照り付ける陽光、焼ける土の匂い。踏まれた芝の、むせる様な青臭さ。
言い訳の仕様がないほど、夏だ。
つまり、野球の季節だ。
甲子園。オールスター。交流戦。ビールと枝豆。扇風機。そういう季節なのだ。
(……キャッチボール、してぇな)
ぽつーん
高天原は現在、白亜荘の芝生い茂る庭にいる。
ボールが一つ。グローブは二つ。誰ともなく、人影を探してうろうろしている。
575
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/19(日) 12:28:39
>>574
―ガラガラガラガラ
そんな折、その白亜壮の中庭へと小さな車輪が転がる音が君の元に聞こえてきた。
「全く……インターホンを鳴らしても家主が出てこないのは
寮としてのシステムがなってないんじゃないかな?
僕の経営下なら、即、ロバの刑だね、ロバの」
「ぅーん 芝の香り 太陽で程よく照らし焦げる土の薫り。
こう言う日は、体を程よく動かしてカラメルシロップを小さじ4杯
ヤギの乳を適量で混ぜ合わせたアイスコーヒーでも飲みたいねぇ……と、おや?」
中庭にその人影が姿を現す。
麦わら帽子を被り、白を基調としたブラウス。
コルセット状になっているハイウエストの紫暗色のスカートで
足は夏らしく適度な装飾が施されたサンダルを履いている。
顔立ちは、お淑やかそうで淡褐色の目をしている。麦わら帽子から
零れる背中まで垂れた長髪は、夕焼けのように赤い。
「 ―やぁ 」
そう、三日月のように微笑み片手を掲げ高天原へ歩み寄る。
576
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/20(月) 11:09:43
>>575
「おおっ?」
車輪の音と人の声。
その音源を辿り、人影を見つける。
赤夜の前に現れたのは、私服姿の男だ。
青みがかった癖毛、やや小柄でなで肩。手にはボール、脇にはグローブを抱えている。
見知らぬ顔を見、少し警戒したような顔色を見せた。
「あぁー… えーと、どちらさん?
入寮希望者なら…今ちょっと寮母さん、いなくてさ」
「つっても、苦学生にゃ見えねーケド」
手の中でボールを弄びつつ素性を訪ねる。
優雅で、だが垢抜けない印象。
いきなり不躾に、不審者の疑いをかけなきゃいけないような相手じゃあなさそうだ。
577
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/20(月) 17:09:06
>>576
ジィー―……
君の前に一メートルあるかないかの距離で立ち止まる僕。
無遠慮だけど、その青みがかった愛嬌のある癖毛、ヘッドフォンが似合う髪型。
健康そうで少し華奢に見えつつも筋肉のある腕から足まで視線上から下に交互に向ける。
「――フフッ」
クスクスクスクスクスクス
何がそんなに楽しいのか、君は知る由もないけれど。
僕は口元を片手で行儀よく隠しつつ小さく笑いを零すよ。 けど、君の事を馬鹿にしてる訳じゃないんだ
満足するまで笑い終えたら、口に添えた手を外して破顔しながら
その君の持ってるグローブを指して、告げる。
「―キャッチボール、してたのかい?」
そして、グローブから自分に指の方向を変える。
「良ければ、僕とキャッチボールしようよ。
なに、君にとって僕は得体の知れない初対面の主かも知れない。
けど、僕にとっての君はそうでないかも知れないからね。
その一つの矛盾を綺麗に解消するには、キャッチボールと言う
種目は最適だと僕は思うね……で、するかい?」
悪戯めいた微笑と共に小首を傾げて、君を自然と上目遣いに見上げるポーズで尋ねる。
蛇足だけど、僕の身長は160㎝だ。君より五㎝低いね
578
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/21(火) 19:04:04
>>577
> ジィー―……
「な、なんスか……?」
戸惑いは隠さない。
こちらの質問に返答はなく、こっちを知っているようなことを仄めかしている。
やはり不審者だ。警戒を強める。
……だが、害意は感じない。
そも、この寮で暮らしていては、怪しくない輩の方が珍しい。
(……それにかわいい。しぐさの一つ一つが可憐だ。
かわいいってのは重要なことだぜ、男子大学生的に考えて!)
グローブをトスする。
警戒はするが、追い払うほどでもないだろう。適当に相手をして、様子を見ることに決めた。
「まーいーッス。キャッチボール、したかったんだけど相手いなくてさ。
女の子が相手なら大歓迎だぜ。ついでに色々、聞かせて貰っちゃおうかな」
579
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/21(火) 19:36:12
>>578
>「まーいーッス。キャッチボール、したかったんだけど相手いなくてさ。
>女の子が相手なら大歓迎だぜ。ついでに色々、聞かせて貰っちゃおうかな」
クスクスクス
片手で口元を隠しつつ、目を細めて君の言葉に笑う。
そうだね、君からすれば僕は圧倒的な不審者だ。
でも、僕にとって君は……。
いや、止めておこう。秘密とは女性を煌びやかす魔性の一つ
神秘のヴェールを行き成り全て剥ぎ取るのは野蛮と言うものだよね? 咲哉
「初対面かも知れない淑女相手に、色々聞かせて貰う、なんて。
その言い回しは余り紳士であるならば良くない。
野性的な君、と言うのも僕は結構好みかも知れないけどね」
グローブを受け取りつつ。微笑みながらそう答える。
懐からマニキュアを取り出し、爪に塗装、そして片手に嵌める。
ボールを受け取るのに爪割れを万が一したら大変だからね。
こう言う繊細な気遣いが狙った男性を落とす基本にもなるんだよ。
「でも僕はそう言う君の少々強引な部分 好きだよ」
朗らかに笑い背中を向けてキャッチボールをするに適した場所の間隔まで歩く。
あぁ、持ってるものは歩きがてら服の内側に戻すよ。
12歩ぐらい進めてから、ゆっくり背を回してグローブを掲げる。
キャッチボール開始だ。投げる側は君 受け取るのは僕
「――さて、僕の何を一番最初に聞きたいかな?」
580
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/21(火) 19:57:22
>>579
>「初対面かも知れない淑女相手に、色々聞かせて貰う、なんて。
>その言い回しは余り紳士であるならば良くない。
> 野性的な君、と言うのも僕は結構好みかも知れないけどね」
「ハハ… さすがにいきなり体重とか年齢聞いたりはしねーッスよ。
けど、ちょっと前にブームになったっしょ? なんか肉食系とか言って」
本当に、『こちらを知っている口ぶり』だ…。
だが、此方の記憶にはない。
> 「でも僕はそう言う君の少々強引な部分 好きだよ」
(……えっ、何、ドッキリ?
謎の女性がいきなり行為を示して、鼻を伸ばしてたら
草蔭から看板とカメラ持って、みんなで出てくるやつ?)
警戒心を強め、周囲をキョロキョロと見渡すが…
「えー、じゃあ最初は……『俺たち、どっかで会ったことある?』」
尋ねつつ、ボールを投げる。
名前やここを訪れた目的よりも、『なぜ彼女は自分を知っているのか』『自分にとって、彼女は何者なのか』それを見極めたい。
581
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/21(火) 20:20:56
>>580
―シュッ
>『俺たち、どっかで会ったことある?』
パシッ。
ボールを受け取りながら笑みを濃くする。あぁ、やはり君は『良い』
「良い質問だ。その質問はとても良いものだ
僕と君の縁、それはどの深海と山頂よりもはっきりと知れる。
答えは『yes』だ。
君は僕を忘れたかも知れない、君と約束し合った事も何もかも
幼少の頃の淡い思い出として、記憶の底に沈めてしまったかも知れない。
でも、僕はそんな事は気にしない。今こうして、出会えてる事の
喜びより何よりも勝る事はない、そう思えてるからね」
クスクスとグローブで口元を覆いつつ、返答を終えると投球の
フォームへ移る。蛇足だけど僕の投げ方はソフトボール式の投げ方だよ。女の子だしね
「では、次にこちらからの質問だね」
「今、君はどうして『この町で暮らしている?』」
シュッ
そう言いながらボールを投げるよ。
582
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/21(火) 20:53:35
>>581
「……マジ?」
記憶にはない。記憶にはないが…
もし彼女の言うとおり、何か約束をして、それを忘れているのだとしたら…
「それは、……申し訳ないッス」
不義理を詫びる。
だが、彼女はそれでも再会を喜ぶと言った。
それが額面通りの意味なら、その約束も、関係も、
悪いものではなかったのではないか…? と、予測する。
パシッ
「この町に来た理由? いやぁー……まあ、プチ家出? みたいな?
大学生にもなるし、ちょっと親元離れて、独り暮らし始めてみたくなったっつーか…」
「そんな感じ?」
別段、黄金町でなければならなかった理由はない。
ただ、来てよかったとは思っている。
「じゃ、次はこっちの質問ッスね。ベタだけど」
「『それ、いつの話?』」
「その… マジで申し訳ねーんだけど…
ちょっとその、約束? とか、アンタのことも、思い出せそうにねーんだ。
アンタはそれでもいいのかもしんねーけど、やっぱりさ…
その辺のけじめとか、ちゃんと、しときたいじゃん。俺にも、思い出させてくれよ」
583
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/21(火) 21:13:38
>>582
>それは、……申し訳ないッス
「あぁ、謝らなくても良いよ。真実言えば最初に出会った時点で
気づいて欲しいと言うのが本心だけど。でも、僕はそこまで演出や漫画のように
再会を果たした運命の男女が〜、と言う演出には期待してないさ。
まぁ、そりゃあ、多少、ちょっぴり、心の中で少しも期待してなかったと
言えば嘘になってしまうかな……とは思う、けど」
口元を手で隠しつつクスクス笑いながら、最後の部分は少し目を左斜めに向けて返答する。
うん、本当なら目と目が逢った瞬間に『玖赦……かい?』とか、そう言う劇的な
台詞を言って貰えれば凄く嬉しいのが女心と言うものだけど。それは期待し過ぎだって分かってるとも。
>独り暮らし始めてみたくなったっつーか…
「思春期特有、それでいて男子なら備えている自分の確立と言う為、か。
まぁ確かに君の境遇を思えば家を出て気ままな一人暮らしをしたくなるのも
分らない話でもない。君の所も中々窮屈そうだとは僕もあの頃は少し感じてたしね」
そう、穏やかに。咲哉 君を見つめつつ思うよ。
でも、君が君としての自己を損なう事なく、君らしさを依然と忘れぬまま
今、この僕と対話してくれている事を嬉しく思うよ。
>それ、いつの話?
>ちょっとその、約束? とか、アンタのことも、思い出せそうにねーんだ。
>アンタはそれでもいいのかもしんねーけど、やっぱりさ…
>その辺のけじめとか、ちゃんと、しときたいじゃん。俺にも、思い出させてくれよ
……
「……そうだねぇ。『あの頃』はね」
「僕も子供だった。君と出会った時は『小学校』だったけども
それでも君は最初、僕の事は生意気で、お転婆で、学級でカースト制を
無意識に築いている悪女、と言うのが見解だったんじゃないかな?」
ホゥ……と、吐息を短くしつつボールを軽く弄びつつ続ける。
「瞳が茶色、そして僕の髪より茶褐色が混じっていた『あの娘』が僕は
羨ましかったよ。君にその気は無かっただろうし、あの頃の僕たちに
恋愛だとか、そう言う概念での距離なんて殆ど無意味だったろうけど。
でも、僕は嫉妬してたなぁ。けど、それは全て過去の産物だと受け流せる」
グッ……とボールを胸元に構える。この『投球』が君の心に届く事を祈り。
「―さて 『咲哉』 次が最初で最後の質問」
シュッ
「―僕を思い出してくれる?」
ボールを 投げる。
584
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/22(水) 21:38:19
>>583
「………、」
記憶を辿る。辿る。辿る。
情報を元に、面影を。名前を。
小学校の時分、同じクラスで…
どこの学校でもある男女カーストを強いてきた。
心当たりは幾つもあれど、そのいずれの像も重ならない。
ボヤけて、「虚ろ」なままだ。けれども「無」ではない。
高天原はーーー、
「……覚えてる」
「って、嘘ついてアンタに合わせてやれれば、
きっとアンタを喜ばせられるんだろうけどな…」
受け取ったボールを返さず、グローブの中のそれをじっと見ている。
「それよりも、アンタに嘘つきたくねー。
なんでか知らねーけど、俺のこと色々考えてくれてるみてーだし。
だから、答えは『分からない』。思い出せない。幾らでも罵倒してくれていーぜ」
あるいは。
互いの共通の知り合いもこの場にいれば、また話は変わるのかも知れないが…
高天原単独では、ここが限界だ。
585
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/22(水) 22:14:48
>>584
>それよりも、アンタに嘘つきたくねー。
>なんでか知らねーけど、俺のこと色々考えてくれてるみてーだし。
>だから、答えは『分からない』。思い出せない。幾らでも罵倒してくれていーぜ」
――ザ ァ ァ゛……
風が吹く、君にとっては向かい風だ。逆風だね けど、その風もね 咲哉
君と僕を結びつく為に吹き付けると言うなら 其れすらも愛おしい。
嗚呼 だからこそ僕は君に冷たくならざるを得ない。君の為なら魂まで
砕ける事すら無辜の喜びなれど、君はきっと喜んでくれないだろうから。
「『見ろ』 咲哉」
「-僕じゃ無い…… そのボールを良く『見ろ』」
僕は君に命じる。さっきまでの微笑を拭い去り、怒るように鋭い語調と
顔つきで君に。 突きつける指が君の心を痛めると思うだけで 僕の心も息苦しくなる
君はボールを良く見るだろう。 そして、気づく筈だ。
・・・ヒョコッ
『 …… 思イ出シテ』
――┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
ボールの内側には……『紙人形』が居た! 内側に貼りつくようにぴったりと
紙人形がだ。其れは咲哉 君のほうへ風に乗って首元に貼りつくように移動しつつ
耳元で囁くだろう! 其れは今、僕と一心同体なのだから。
>>579
メ欄 『ウインドミル』能力発動。
背を向けた後に、『マニキュア』で『短冊』に『願い事』を書く。
『紙人形』は懐に
>>583
グッ……とボールを胸元に構える。この時点でグローブのボールに『紙人形』を貼りつかせる。
(※拍手送信をする事も考えましたが。危害を加える意図は皆無ですし
そこまで仕込み、そちら側に煩わしい思いをかけるのも何だと思い省略しました)
「僕は君と出会った」 『僕は咲哉と出会った』
「最初こそ僕は君を嫌っていた」 『僕は君のその在り方が妬ましかった』
「だけど、あの時、君は僕を救った」 『嬉しかった 生まれ変われたと思えた』
『ウインドミル』と共に声を紡ぎながら、僕は歩く。君との距離を狭めて答えへと。
「……ねぇ、本当に分からないかなぁ 咲哉?」
僕は呆れた顔をしてるかな? 微笑んでるかも知れない、泣き笑いの表情かも。
けど今こうして、久しく君と話せて、君の有りの侭の気持ちを曝け出してくれる事に対して
僕は感無量の気持ちを抱いてる事は間違いない。 今夜は眠れないかも
そして、僕は答えを出す。
「僕の名前は 赤夜 玖赦(しゃくや くしゃ)」
「…… ―君の『許嫁』だろう? 」
586
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/23(木) 20:12:01
>>585
『 … … 思 』 『 イ 』 『出――……
気づいた段階で、その『声』は止まる。
強く握りつぶしたグローブの中に、『ボール』ごと押しとどめられる。
高天原が彼女を思い出したかどうか――
その顔には血の気がない。
表情もない。
グローブを握りつぶしたまま、少しの間、固まっている。
「……アンタが『誰』だろうと」
「……ここは、『俺の実家』じゃない。『許嫁』とか、そういうルールもない」
背後には、鶯色の肌をした人型の『スタンド』――『ウィーピング・ウィロウ』が控えている。
高天原は顔を上げず、赤夜の顔を一度も見ることもなく、
・ ・ ・ ・
「それが嫌で、俺は家を出たんだ。悪いな、玖赦」
その名を呼んだ。
「寮に入ンなら、管理人室で手続きしろよ」
ぶっきらぼうに言い捨てて。
赤夜に貸したグローブを回収することなく、背を向け、立ち去る。
587
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/23(木) 21:10:43
>>586
「 ・ ・ ・ ……」
背を向け立ち去る君に掛ける言葉が見つからない。
また、君を傷つけてしまった。
折角、君に出会えたと言うのに 喜びをただ純粋に分かち合えるかと思っていたのに
勝手な 自分勝手な『願い』で 君を傷つけてしまった。
それだけがとても悲しくて とても心苦しい。
「……ねぇ、咲哉」
去ってしまった君の居た場所に呟く。
「僕は、君の思い出の中に 消し去りたい程の肖像だろうか?
或るいは、君の辿ってきた軌跡は、僕との淡い煌めきも褪せてしまう程に
辛く物悲しい時が経てしまったかな。ねぇ……咲哉」
「 」
掛けたい言葉は、今や手遅れで。
それは、短冊に願う事すら出来ぬ、望郷。
暫し、その過ぎた場所を見つめてから。ゆっくりと俯き
引き連れていたキャリーバッグを引き摺り寮の正門を出て行った。
588
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/23(木) 22:45:56
与えられた試練は、殺人。
少女は仲間を探していた。
殺人に加担させることになるが、少女自身の手で殺す必要がある。
そういった条件から考えたのは
【仲間募集!
呪殺屋からの護衛、もしくは探知要員
1名募集
報酬 100万円くらい(多分)】
防御型、もしくは感知型の募集だった。
そして『この場所』
いるのは大体『スタンド使い』だし、元々『依頼主』の傘下の地であるため都合がいい。
「……フスー…………フスー……」
あとは果報は寝て待て。という話である。
少女は張り紙をアイマスク代わりに顔に乗せて、ソファーで眠っていた。キョンシーみたいな見た目だ。
589
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/24(金) 23:41:07
>>588
「ハヮッ!」
少女は落下した夢を見た時のようにビクリと動くと、
のそのそと起きてスマホを確認。
それから紙に書き足して、また寝た。
【100万円くらい→200万円くらい。
応募者自身じゃなくても、紹介してくれたら3万円紹介料払う】
590
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/25(土) 20:21:32
>>589
「ヨッ」
『ジャー』
コップに水を入れて、灰羽のところへ持ってくる。
「ホッ」
『チョロッ』
そして口元の辺りに、紙の上から少し水を垂らす。
濡れた紙は口に張り付き、呼吸がし辛くなるって寸法よ。鼻呼吸には無効。
591
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/25(土) 20:23:11
>>589
「あれ…何でしょうかこの看板…」
何気なく入って来た涙音は、その看板を目撃する。
「…一体何なんでしょうね…
んんん…?」
なんとなく写メを取ってみる。そして改めて確認…
「…随分と物々しいものですが…」
592
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/26(日) 00:25:45
>>590
「………………フスゥ……」
どうやら鼻呼吸のようだ。
しかしそれでも多少息がしづらくなったか、口元が濡れて気持ち悪いのか、
横になったまま両手を空中にさまよわせ始めた。ねぼけてるのだろうか。
>>591
看板というか、単なる紙だ。
これが看板だとしたら立て札は寝ている人間ということになる。
写メっていると、少年がやってきて、紙を濡らし始めた。拷問だろうか?
寝ている人(服装と髪の毛の長さからして少女だ)は手を虚空にさまよわせ始めた。
593
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/26(日) 00:52:24
>>592
「にゃにぃっ」『バンバン』
目論見が外れて悔しがるアレクセイ。
しかし虚空に腕をさまよわせ始めた少女を見て、また新たなイタズラを考える。
「きらーん」
>>591
「れっつごー」
朱鷺宮の背後に回り込み、少女の方へとめがけて突き飛ばそうとする。
ひょっとしたら朱鷺宮の実際豊満なバストに少女の手が触れるのではないかという甘い期待である。
朱鷺宮がかわしたらアレクセイが突っ込むハメになるかもしれない。
594
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/26(日) 00:59:50
>>592
「うーん…あ、この人は確か…
ミスコンでスタンドと一緒に参加していた…」
おぼろげながらミスコンの時を思い出して様子を見てみる。
「まさかこの子がこんな物騒な張り紙を自分にくっつけて…?
いや、もしかしたら単なるイタズラかも…」
不思議そうな表情で彼女の様子をじっと見守る…
そんな中…!
>>593
(…そういえばなんであの人は紙を濡らして…?)
妙な気分になりながら、アレクセイの行動をしばらく見ていたが…
(……しかし200万円か…すごいな…4ミスコンくらいの…)
妙な数値を出しながら、その紙に書かれた依頼内容を見るのに夢中になり始め…
たところで
ドンッ!!
「ウェッ!?」
急に背中を押されて、ふらふらっと灰羽の方へと進んでいく!
涙音のバストと灰羽の手の位置がひょっとしたらちょうどいいかもしれないが…
「あ、危なっ…!」
タッチするかどうかはまだわからない!確実に灰羽の腕へと迫る!
595
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/26(日) 01:12:10
>>593-594
「…………………」
ズギャアアアン!
少女は……『スタンド』を発現した。
アクセレイも朱鷺宮も見たことがある、大柄な女性型スタンドだ!
『ぐあぁ……』
そしてスタンド――『アクエリアス』は朱鷺宮を横目で見て、あくびをした後、髪の毛をぽりぽりと掻いた。
なんの障害もなく朱鷺宮は灰羽に突っ込んでいった!
モミィ
や、やった!
596
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/26(日) 20:15:37
>>595
> ズギャアアアン!
「!!」
「あっ、あれは…!あとちゃんのスタンド!本体が寝ているにも関わらず発現されたッ?!」
「『アクエリアス』は自立型のスタンドッ!まさか、本体の危機を感じて自ら現れたというのかァ〜ッ!」
>『ぐあぁ……』
> モミィ
「違ったァ───ッ!全っ然関係ねェ───!!本体のことなんか
うるせぇだけで中身空っぽの街頭演説よりも興味ねぇって面ァしてやがるぜェ〜〜〜〜〜!!」
『パシャパシャパシャパシャ』
叫びながらスマホのカメラを連射して百合百合シーンを保存しておく。
「まぁそれはそれとしてあとちゃん起こそうか。詳しく聞きたいし」
賢者タイム。
紙の濡れた部分に指を突っ込んで穴を開け、灰羽の口に直接コップの水を注ぎ込む。
597
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/26(日) 20:21:50
>>595-596
モミィ
「ふぁっ…」
がっしり!と掴まれたかはわからないけど
ちゃっかりと灰羽は涙音の胸を鷲掴みにしたと思われる。
「…あっ…
スタンド…そういえばこのスタンドの人もミスコンを…」
特に問題なし、とでも言いたげにあくびをしている『アクエリアス』に視線を向けてから…
顔を赤くし始める。
「で…その…」
横でなにか色々としゃべっているアレクセイの言い方から、スタンド使いであることを即座に看破した涙音は、
わなわなと顔を赤くしながら震わせ…
「なに撮影してんだこらぁ!!」
ドォン!!
涙目になりながらスタンドを発現!
軍人みたいなスタンドがアレクセイの前にファイティングポーズで立ちふさがった!
598
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/27(月) 00:20:32
>>596-597
撮影するアクセレイに、モミモミされる朱鷺宮。
怒ってスタンドを発現する朱鷺宮。
横になっている人間の口に水を注ぎ込むアクセレイ。
「ゴボォッ ガボボ……!」
突然口に水を入れられた灰羽はちょっとしたパニックになり、じたばたと暴れる。
灰羽の手は、朱鷺宮の胸に触れるほどの距離にある。
偶然、いや、これは朱鷺宮が背負った運命から来る必然だろうか……
そこはつまり、朱鷺宮の腹部にも手が届く位置だった。
ドゴォ!
や、やった!(言い切り)
599
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/27(月) 00:34:44
>>597-598
「ぴゃっ?!」
目の前に屈強そうな軍人のスタンドが出てきたらビビるだろ?
誰だってビビる、俺もビビる。思わず床に正座だよね。
「てへっ。アリョーシャくんったらちょっぴりお茶目が過ぎちゃった☆メンゴ・メンゴ」
両手を合わせて、可愛らしくウインク。
なんという愛くるしさか、後光に天使が見えるようだ。
これにはこの巨乳あほ毛ちゃんも許してくれるに違いない…と確信していたら。
> ドゴォ!
「あっ」
600
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/27(月) 00:45:11
>>598-599
「ん…ううう…と、ところでいつまで触って…
と、いうか…」
顔を赤くしてモミモミされている。
こんなかんじなのでスタンド以外の迫力は皆無!
「さ、さっきスマホで撮ったものはどっかに流したりとか
保存したりなんてしないでしょうね!や、やめてくださいよ本当に!」
そう言って怒った表情をする。顔がいろいろな感覚のせいで綻んでいるが。
そんな中…
>「ゴボォッ ガボボ……!」
アレクセイはこんなことをしていたので灰羽が暴れだした
「あ、ちょっと…さすがにそれ以上は危ないで…」
慌てて止めようと手を伸ばした刹那!!
ドゴォ!
「シグふぅっ!!」
灰羽の強烈なストレートが鳩尾に突き刺さった!
「ごふっ…に、200万レベルのパンチ…
か…これ…が…」
ガクッと座り込み、
その場にうずくまって苦しそうにしている。
「…えっと…うー…
そろそろ…おきる…かな…」
601
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/27(月) 00:54:35
>>599-600
「がはぁっ……はぁっはあっ……うぐ、ぐぐう」
その後ソファから転げ落ち、四つんばいになってゲホゲホ言っていたが、
しばらくしてから顔を上げる。むせたせいか涙目だ。
『アクエリアス』もフィードバックで苦しかったのか、アクセレイを恨めしげに見ている。
「ごほォっ……これは、まさか『呪殺屋』の攻撃……!?
ハッ……あなたたたちはッ……!
まさかどちらかが……いや、実は二人組みで私を先んじて始末しに来たということかッ!?」
なにか被害妄想を炸裂させている。
いや、実際被害にあっているのだから一概に妄想とも言えないか。
朱鷺宮に対してはむしろ被害に遭わせているが。
602
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/27(月) 01:05:08
>>600-601
「・・・・・」
うずくまり悶えている少女が一人、転げ落ちて四つん這いでむせている少女が一人。
なんなんこの悲痛な光景…(片方は自分のせいだけど)。
「えっとォー…とりあえずこのアホ毛の子とは初めましてだからその心配はいらないよォ」
というかこの寮で争いを起こそうなどというのは自殺行為であるのは
何となく感じているのでそんな真似はノーセンキュー。
「その張っ付けてた紙だけどさ、あとちゃん誰かから仕事頼まれたのかなァ?」
603
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/27(月) 01:08:47
>>601
「いやっ…その…
こっちからすれば私が…呪殺されんのかと…」
うずくまったまま片手を前に出して静止のポーズを取る。
「…あの、私です…その…
ほら…ミスコンに出てた…あの…」
そう言って顔を上げた。赤いメッシュの前髪と
2本生えている頭頂部のアホ毛。印象深いかもしれないしそうじゃないかもしれない。
「えー…この人は初対面です。
確実に…」
そう言って視線をアレクセイへと向けた。
「で…その顔についた紙は…一体何なんでしょう…?」
苦しげな表情のままで答える。
どうにか本筋に戻れる…かもしれない。
604
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/27(月) 01:23:11
>>602-603
「そう言われればここは本拠地……と言わないまでも支部のようなもの。
ここで仕掛けてくるほど敵も馬鹿ではない、ということですか……。
紙……あっ、せっかく書いたのに破れてェる。なんで? っていうか濡れてる」
『アクエリアス』がそっと朱鷺宮に寄り添い。さすさすと背中をさすった。
苦しそうだったからだろう。背中をさすられた所で腹の痛みは和らがないが。
「……ああ、ええっと、ココさんって知ってますう?
『財産目録』って言ったほうがいいかな?
その人からの仕事なんですけど……
あー、えーと、そっちの人(朱鷺宮)はお腹に刺青ありましたっけ、じゃあ知らないかな……」
朱鷺宮がミスコンで水着を着ていたのを思い出したようだ。
アクセレイも、後から白亜荘に来たのを立ち会っているので、
『カフェ』経由では無いと予想がつく。
「まあ、とにかく、お金は私が出すんじゃあないんですけどォ
呪殺屋っていうわるものを倒すことになりまして、仲間が欲しいなぁぁー〜って。
私が倒さなきゃ駄目って言われてるんで、防御型か探知型がいいかなって思ったんですけど……
もしかして心当たりとかありますぅぅ〜?
呪いっていうくらいだから、単純な防御が有効かわからないし、探知型のほうがいいかなぁ」
605
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/27(月) 21:11:47
>>603-604
>「そう言われればここは本拠地……と言わないまでも支部のようなもの。
> ここで仕掛けてくるほど敵も馬鹿ではない、ということですか……。
>
> 紙……あっ、せっかく書いたのに破れてェる。なんで? っていうか濡れてる」
「ナンデダロウナー。フシギダナー(棒」
口笛を吹きながら目線をそらす。
「ココさん?んー、ここの建物とか学園の留学生とかに関わってる人かなァ。
まぁとりあえず、スタンド絡みのお偉いさんって認識でいいのかにゃ?」
ふむふむ、と頷いて。そしてあとちゃんにずいっと顔を近づけて。
「そんで敵の情報はどれくらいあるの?シチュはこっちから暗殺?それとも防衛?」
「探知型はどれくらいの能力が欲しいの?射程内の生物が分かるくらい?
それともスタンド使いを見破れるとか?更にもっと詳しい情報が欲しい?」
「また求める仲間の戦闘能力はどれくらい?探知にスペック全振りで
戦えなくてもいい?ある程度は強い方がいい?」
606
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/27(月) 21:25:03
>>604-605
「あ…えっと…
背中は大丈夫なので…」
優しく撫でてくれるアクエリアスに感謝を示しつつも、取り敢えず
苦しそうな顔で応じる。
「ココさん…?
えっと…一応名前は聞いたことがあります…
確か、カノンさんがその名前を…
供与者さんでしたっけ…?」
どうやら話だけは知っているらしい。
「私は、刺青を彫ってもらって得た能力ですが…
一応、ここにいる人とちょっとした縁がありましてね…」
そこまで言ってから、ようやく立ち上がる。
「…アレクセイさんの能力も、灰羽さんの能力もよくわかりませんけど…
なるほど、何者かと戦うつもり…ということですか…」
まだ苦しそうな顔で帰している。
「…うーむ、私が詳しい能力を知ってる人はそこまで居ないんですよね…
私はパワー型で…一応防御も出来なくはない能力持ちなんですが…」
そう言ってスマホをいじくり、自分の登録している友達リストを確認する。
「しかし…アナタみたいな子がそんな危険な依頼を受けるなんて…」
涙音は心配そうに灰羽の顔を見下ろす。
身長は涙音のほうが高い上にスタイルも…なので、
同年齢なのにまるで年上のような姿になってしまっている。
607
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/27(月) 22:22:14
>>605-606
「いえ、そのォ……詳しい情報はこれからッ……ってことらしいんですよね。
今のトコは、『呪殺屋』って名前とわるものってことくらいしか聞いてなくて。
調べてる間に仲間でも探しておいて〜ってことらしくて」
アクセレイが顔を近づけると、灰羽はその分だけ後退した。
そして大した情報を持っていないせいか、身を縮こまらせて自信の無い様子だ。
朱鷺宮からはさらに小さく見えるだろうか。
「まあ、多分、こっちが攻める側……なのかなぁ。多分。
相手のこと全然わかんないから、どういう能力がいいかとかはわかんないンですけど……
私のサポートってことなので防御とか探知のほうがいいかなと思っただけで……
やっぱ無理ありますかねぇ〜、この条件」
608
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/27(月) 22:43:16
>>606-607
「別に無理って事ァないよォ。『スタンド』はそれこそ無限に近い能力の可能性があるんだしィ」
「だから条件に合致するスタンドもいずれは見つかるんじゃない?」
「時間がいくらでもあるんならだけどネ!」
『HAHAHA!』
肩をすくめて、アメリカナイズドされた笑い声。
「まぁぶっちゃけ、あとちゃんにどんな人間が欲しいのか明確なヴィジョンが
ないと探し辛いよねェ。ボクちゃんは元々友達少ないから意味ないけど」
「これ防御向きじゃね?って思って連れてきても違ァうってなったらアレだし」
「んじゃあ試しにそこのアホ毛ちゃんに能力見せてもらったらどうカナ?」
「防御向きで戦闘能力もそこそこありそうだしねェ」
そう言って巨乳あほ毛ちゃんを指差すぜ。
609
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/27(月) 22:54:03
>>607-608
「むむ…調べてる間に…ですか。」
その言葉に少し不安そうな顔を見せる。
「しかし、呪い殺すなんてまさしく『スタンド』はそんな感じの現象に見えますがね。
これだけでは、どんな能力なのかもわかりません…」
涙音も困っているようだ。
防御型や探査型…
「小角さんは一応探査…なのかもしれませんが、
あの人はあんまりそういう物騒なことに呼びたくありませんし…」
なんだかんだで友だち登録している人のことが心配なようだ。
「えっと…そうですね。そこの人の言うとおり…
具体的にどんなふうな能力がほしいのかがわかれば一番なんですけど…
ん?」
ふと、自分が指差されたような気がして振り向く。
「えっと、私の能力ですか?
それは…まぁ今たしかに…
やろうと思えば出来る感じですけどね…」
と、自分の隣にあるスタンドを確認する。
背中にライフルを背負っているらしい。
610
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/27(月) 23:00:47
>>608
「だって敵のことがよくわかんないのに、めいかくなヴィジョォンって言われても困りますよ!
だから私は無理あるって言ったんだ!」
誰に言ったのかというと依頼主(ココ)にだろう。
そんなことをここで言われても(洒落ではない)困るだろうが。
>>609
「……」
『じー』
灰羽と『アクエリアス』が見つめてくる。
『アクエリアス』は声にまで出している。
ちなみに小角とは知り合いだったが、名前を覚えていなかった(探偵さん、と呼んでいる)
「なんか攻撃的な感じしますけどォ……銃だし。
うーん、まあ、相手がよくわかんないし、戦闘力はあって損は無いかなあ」
611
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/27(月) 23:20:15
>>609-610
「だって依頼受けたんだルルォ?!じゃあやるしかないやろ!!」
おらっ、くらえほっぺむにむにアタック。
「というかむしろ、前情報がないんじゃあんま考えても仕方ないよね。
とりあえずあとちゃんがコイツ使えそーって思った人でええやろォ」
そんで朱鷺宮(まだ名前は聞いてない)の方を見る。
「はいはいはい!巨乳あほ毛ちゃんのちょっといいトコ見てみたーい!!」
612
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/27(月) 23:26:22
>>610-611
「ふむ、確かに戦闘力はある方ですね…
その…隣の人も結構やってほしそうにしてますから…そうですね。」
と、涙音はスタンドに銃を構えさせ、狙いを近くの天井に向ける。
「さて、撃ちます!よ!」
そう言って天井に向けて引き金を引いた!
ドゴォン!!
激しい銃声!しかし天井に穴が空くことはなく…
ジャリリリ…
着弾した天井には、サンドバッグがぶら下がっている。
まるでもともとそこにあったかのように…
天井に鎖で繋がれたサンドバッグが現れたのだ。
「…とりあえずこれが私のスタンドの能力…
『的』を創りだすことです。」
そう言って、軽く空を見上げた。
613
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/27(月) 23:30:40
>>611
「ひゃめてくだふぃあい」
ほっぺたを引き伸ばされながら喋ったので、涎が垂れた。
アクセレイの手についた。
>>612
「ふひゃほひゃ」
『的を作り出す能力! ……って要するにどうなるんでしょう?
探知……は無いですよね。
呪いが的に向かったりする感じィ?』
ほっぺたむにむにされててうまく喋れないので、スタンド会話してきた。
『アクエリアス』が『サンドバッグ』をツンツンしている。
614
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/27(月) 23:57:50
>>612-613
「的ねェ。攻撃を肩代わりさせたりするのかなァ?」
そして的と言って『サンドバッグ』を出せる辺りからして、それなりに種類はあるようだ。
単純に物質を創造できるだけでも、防御能力はそれなりにあると見ていいだろう。
「たってたってよっこよっこまーるかいてちょんっ」
ぐにぐにとあとちゃんのほっぺを引き延ばして満足したので放す。
「銃も撃てるから遠距離能力もそれなりってねェ。どうよあとちゃァん?」
615
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/28(火) 00:02:43
>>613-614
「…あ、そうですね。
例えばサンドバッグの的とかの場合…
それを狙った『打撃』に当たりに行きます。」
と、答える。
果たしてツンツン程度でサンドバッグが誘導されるかはわからないが、すぐ近くなのでまず激しく動かないだろうが。
「的に向かうのではなく、的『が』向かうんです。
そういうのが私の能力…です。」
その他、涙音は詳しい使い方の説明(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/662-663)をしてみた。
「…ふう、い、いっぺんにしゃべるのは大変です。」
と、アレクセイにも目線を向けた。
「…そういえば、アナタのスタンドも何か有るんですか?
…せっかく能力を見せたので、互いに能力を知り合うのも悪くはない…と、思いますけど。」
そう言って少々期待の目線を向ける。
616
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/28(火) 00:11:31
>>614
「……」
灰羽はほっぺたを押さえて、半眼になってアクセレイを見た。
睨んだというより、すごく眠いのを我慢してるような顔つきだが、ちょっと怒ったらしい。
『るがぁ』
背後から現れた『アクエリアス』がアクセレイの頬に手を伸ばす。仕返しする気だ。
>>615
「ほーほー。
呪いっていうから、具体的に何かが飛んで来るのかっていうと、微妙なところですけど、
情報が無いからしょうがないですねェ……。
『アクエリアス』の能力ですか? 『アクエリアス』……『アクエリアス』?」
アクセレイをちょっと睨む(?)と、朱鷺宮に向き直る灰羽。
逆に『アクエリアス』は『サンドバッグ』から離れてアクセレイの元へと向かっていた。
灰羽が呼びかけるが、『アクエリアス』はアクセレイに襲い掛かっている。
「……ええと、『アクエリアス』は盃……まあ、平たい茶碗みたいな? なんかそういうのを出す能力で、
液体を吸い込んだり吐き出したりする……まあそんな感じです」
こう、とジェスチャーを交えて説明するが、ジェスチャーを見ると逆にわからなくなりそうなへたくそさだった。
617
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/28(火) 00:30:27
>>615-616
「攻撃の誘導まではいかないかァ。それでも十分高性能だけどねェ」
腕を組んで、うんうんと頷く。
と、そこに背後から『アクエリアス』が忍び寄ってきた。
「ふぎぃ」
だがしかし、マフラーが頬を掴む邪魔をする。つまりマフラー越しなので
そんなに痛くないのだ。やったね!
そして手に持ったままのコップに片方の指を突っ込む。
指を引き出すと、そこには1cmほどの水の立方体ができていた。
「オレ様のスタンドは、簡単に言うとこの水のキューブをあらゆる『水源』に変える能力ってとこだぜェ」
「深ァい海の底とか、早ァい激流の河とか、そういうのとかを再現できるのさァ」
618
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/28(火) 00:35:47
>>616-617
「相手が少なくともこちらのスタンドより遅ければ、
私にとっては問題ないのですが…」
少し考えた顔をしてから答える。
「…平たい茶碗で…液体を吸い込んで…はきだして…
ふむ、つまり。水場での強みということですか…?」
アクエリアスの動きと、灰羽のジェスチャーを同時に確認し…
なんとなく答えてみる。
「そして、アナタのスタンドは、水源に変える能力…
水があふれるほどにあれば、こちらに有利、でしょうかね?」
二人のスタンドの能力を考えて、軽く口を開いた。
「…私の場合は探査に向くというわけではありませんが…
一発でも相手に当てられれば、位置を知れる…
不安は探査能力…でしょうか?」
619
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/28(火) 00:41:48
>>617-618
まさかこの夏にまでマフラーをつけているとはッ……!
寮の中だから冷房が効いているのか……いや、だからといって夏にマフラーは……
『……ぐるるる』
だが『アクエリアス』はパワーB、精密動作性A。
マフラーによる防御など紙にも等しいと知るがいいのだ!
「そうですねぇ。『アクエリアス』は液体を使いますが、産み出すことはできません。
水場があるといいですけど……こっちが攻撃するんだから場所を選ぶことはできなさそうですね」
「それと、紙にも書いたと思うんですけど……
参加は私ともうひとりだけ……2人までなんですよォ」
620
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/28(火) 01:30:11
>>618-619
>だが『アクエリアス』はパワーB、精密動作性A。
>マフラーによる防御など紙にも等しいと知るがいいのだ!
「ひゃめええぇぇぇ」
くやしいっ。でも、感じちゃう…!
「でもボクちゃんも水を消費するわけじゃないから、ある程度あれば
そこまで気にならないかなァ。持ち込めれば多少はなんとかなるかも?」
「あともう一人?んじゃああとちゃんここで決めちゃうゥ?」
621
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/28(火) 08:24:31
>>619-620
「…連れていけるのはもう一人だけどは…
全く、その人は!よくわからない敵と戦う!
というのに無茶な要求をいたしますねー」
涙音は少し怒った、風に見える顔で答える。
「…こっそりもう一人なんてのはさすがに無理なんですか?
私としては、仲間は多いほど良いというふうに思っていますが…」
と、心配そうに答える。
「うーむ…
もしそうではないならば…
今の状況でどちらかを…っていうことになるんでしょうかね。
いえその…どちらも違うならば構わないのですが…」
不安が涙音の中にある。
622
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/28(火) 13:57:51
>>620-621
「まあ色々と事情がありましてェ。
こっそりもう一人はちょっと困りますね……」
灰羽の試験という点も強いのだろう。多分。
『アクエリアス』はアクセレイに復讐して満足したのか、遅ればせながら
赤い『盃』を両手に出現させて見せたりしている。
「うーん、どちらか……
の前にィ……ふたつ。言っておきたいんですけど。
まず、殺される可能性があります。
いや、知らないけど、呪殺っていうくらいだからそうなんでしょう。
次に、相手を殺してはいけない。
生け捕りにしなきゃダメーってわけじゃなくて、
さっきも言いましたけど、私が倒さなくちゃ駄目ってだけなので、
私が死んだら、その後なら別にいいんですけど。
この2点は了承して欲しいです」
623
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/28(火) 20:14:31
>>621-622
>「うーん、どちらか……
>
> の前にィ……ふたつ。言っておきたいんですけど。
> まず、殺される可能性があります。
> いや、知らないけど、呪殺っていうくらいだからそうなんでしょう。
> 次に、相手を殺してはいけない。
> 生け捕りにしなきゃダメーってわけじゃなくて、
> さっきも言いましたけど、私が倒さなくちゃ駄目ってだけなので、
> 私が死んだら、その後なら別にいいんですけど。
> この2点は了承して欲しいです」
「いんじゃね?」
『アクエリアス』から解放されて、マフラー越しにほっぺをさすさすしながら涙目で答える。
あとちゃん審査へのかわいさあぴーる。きゃるんっ☆
「つーかあとちゃんはオレらでいいん?連絡先だけ交換して
他にも候補さがしてみるってのでもいーけどォ」
624
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/28(火) 20:37:30
>>622-623
「…ふむ…そうですか…」
その言葉を聞けば少しは涙音もたじろぐだろう。
「…多分その名前はハッタリではないんでしょうね。
きっと本気で戦う相手なんでしょう…
…後は、あなたが倒さなきゃダメ…ですか。
やっぱり、そういう物騒な話だったんですね。」
彼女の言葉はどこか重いものを感じる。
「し、しかし…
あなたは何故、そこまでの相手を仕留めようと…
殺そうと…考えているんです?
単なる一攫千金とも思えないんですけど…」
そういえば、とでも言うかのようにそもそもの疑問を尋ねる。
「…一応は、私と連絡先を交換した人に、この情報を送ってみたいんですが…
今すぐじゃなければそれでもいいですか?
ついでに、私もあなたの連絡先を聞いてみたいところなんですが…」
そう言ってスマホを見せる。
ちょうど先ほど、紙をアイマスクにしていた灰羽の姿が写っている。
625
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/29(水) 00:14:26
>>623
「……確かに。
なるほどですねェー」
灰羽はコクコクと小さく頷いた。
アクセレイの可愛さに対する反応は無かったが、
その提案はもっともだと思ったらしい。
『アクエリアス』はアクセレイの可愛さアピールを評価したのか、頭を撫でてきた。
ナデ……ナデ……
>>624
「いやまあ、情報無いのでわかんないですけどね。
なんかヤクザの下請けとか言ってた気がするから、
あれかなぁ。依頼を受けて呪殺する感じの仕事人? とか?」
本当に名前しか知らないので、ハッタリである可能性も……まあ、無くはないか。
呪殺屋とかいう名前のくせに超物理で襲ってきたりとか……?
しかし殺し合いということは確実だろう。
「えっ、えー……そこは、まあプライベートな問題と言いますかぁ……
まあ、将来のため? みたいなぁぁ?
うぁわ、なんて写真を撮ってるんですか。
……まあ、紙も濡れて破れちゃったし、書き直すの面倒だからいいですけど」
灰羽はスマホを取り出して赤外線通信する。
「あっ、5万はアレですからね。紹介した人が選ばれたらですからねッ。
適当に10人紹介したから50万クレ! っていうのは無いですから」
626
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/29(水) 00:58:05
>>624-625
「(ノω;`)」
あまりのノーリアクションっぷりに凹むアレクセイ。
そこへ『アクエリアス』が慰めをかける。
「おお…!ボクちゃんの気持ちを分かってくれるのはあくちゃんだけだ…!心の友よォ〜〜〜!」
ガバッと抱きつこう。スタンドだけど愛さえあれば関係ないよねっ。
それはともかく、自分も買いたてのスマホを取り出して連絡先を交換しよう。
友達はヒムカちゃんしかいないけど。
627
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/29(水) 01:11:14
>>625
「依頼を受けてですか…
まぁさすがに私みたいなどこにでもいそうな中学生に殺し屋を差し向けるような人は…
多分いないですよね。」
そう言ってハァ、と溜息をついた。
「だんだんと湧いてきますね、その…こういう実感っていうのが」
改めて、スタンドを得たことの重みを感じるのであった。
「将来のため…なかなか曖昧ですね。
親の敵…とかではないですよね。或いは依頼した人から何かもっと良い条件を…
それに…200万くらいだったら、将来の貯金としてはちょっとだけ足りない感じです…」
大いに、将来という言葉に悩む涙音。
…まぁ理由なんて考えてもわからないだろうが…
「じゃあ、あとさんの連絡先を貰っておきますね。」
灰羽のスマホにも、涙音の連絡先が送られてくるはずだ。
「う、もちろんですよ…
さすがにそんなにお金を欲しいってわけじゃ…ないですけど…」
一瞬残念そうな顔をしたような…気がする。
>>626
「あ、それから…」
そう言ってアレクセイにもスマホ(開運キーホルダーまみれ)を向ける。
「コレも何かの縁です。
私達も連絡先を交換しませんか?」
そう言って軽くスマホを操作している。
628
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/29(水) 01:16:54
>>626-627
「はいピッピー」
『……ぐが……ぐ』
口でピーと機械的な音の物まね(?)をしながら、アクセレイとも赤外線を通信する。
『アクエリアス』は抱きつかれて困惑した様子だ。
「それじゃぁー、いつになるかは、あっちの都合もォ、あるんで、わかンないですけど
よろしくお願いしますねぇぇ〜」
629
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/29(水) 01:43:12
>>627-628
「モチのロンよ。同じような依頼があったらお願いするかもしれないしねェ」
「しっかしキーホルダーじゃじゃらなのは若者っぽいけどセレクションが独特だねトッキー」
うんうんと頷いて、『アクエリアス』から離れると朱鷺宮とも連絡先を交換する。
ついでにここで名前を初めて知った。
「あいよー。んじゃあオレは部屋で寝てくるから、あとちゃんもお仕事頑張ってねェ〜〜〜」
「トッキーもまた今度ォー」
そう言って二人に手を振って部屋を出る。
どうでもいいけどアレクセイよりアクセレイの方がアクセル踏んでる感じがしてカッコいいよね。
630
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/29(水) 01:49:13
>>628
「よし、交換終了…
まぁ、一応いろんな人に伝えてみますね。
…知ってる人は多いほうがいいですし」
そう言って軽く頭を下げた。
「詳しい話がわかるなら、
またお伝え下さい。」
軽く微笑みながら答える。
>>629
「こういう場所では、連絡を取り合えるのが最適ですね。
万が一の時に…」
と、軽く微笑んでみる
「と、トッキー?
…まぁその…そういうのが気になる性格なんです。」
軽くごまかしながら、ポケットにスマホをしまい込む。
「…私もそろそろ疲れましたし…
私も部屋に戻りますよ。
…じゃあまたいつか、あとさん、アレクセイさん。」
いつになく真剣な表情で、部屋から出て行った。
(…どうするか…か)
631
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/29(水) 01:54:36
>>629-630
アクセレイ……アレクセイ……!
……!! すまぬ……すまぬ……
「アリガトー アリガトー」
二人にお礼を言って見送った。
「……あれだなー、殺しとか聞いても意外と反応カルいなぁぁ……
っていうか、殺しに紹介できる友達とかいるの? マジ? って感じダナ……」
『……ぐるる』
そしてなにかブツブツ言いながら、今日のところは灰羽も部屋に帰っていった。
632
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2015/08/04(火) 23:38:53
【26:15 白亜荘、ロビーにて】
「メシ…メシ…」
「夜食…夜食…」
パジャマ姿の少年がヨロヨロ歩いている…
「…ハラヘッタヨ…」
633
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/09(日) 23:47:48
>>632
「…ふぁー…
暑い、暑くて死ぬ…」
白亜荘のロビーに足音が近づいてくる。
(そうだ!
ロビーの冷蔵庫に大事にとっといたアイスモナカを保存してあったんだった!
名前も書いてあったし、多分食われてはいないはず。)
と、ロビーにちょっとウキウキした顔で少しずつ近づいて行く!
「あれ…?どなたか居るんですかー?」
と、ひょっこり顔を出してみる。
そこには…?
634
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2015/08/10(月) 00:06:10
>>633
「 アアアアアア 」
「 オオオオオオオ 」
「ハラヘッタ ハラヘッタ」
しましまパジャマを着た猫背の少年がいた。
月光が反射して、血走った瞳が爛々と輝く……
「 オゥ… 」 「ダレッスカ … アンタ… 」
朱鷺宮のほうを見た。凝視している。
「 ジュル 」
口からヨダレが垂れたぞ。
635
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/10(月) 00:13:37
>>634
「…………」
愕然とした表情で太田垣の…
血走った瞳をぎらつかせた獣のような表情を見る…
「ふ、ふしんしゃ…
もしかして不審者…?」
めっちゃやばそう!涙音はなんとなく直感しつつ
「ななな、あなたこそ誰ですかっていうか…
よだれを垂らして私を見ないでください!」
ドギュゥン!
そう言って思わずスタンドを背後に出現させた。
「ふしんしゃですか…それとも…
普通にここの人ですか…?」
恐る恐る近寄っていく
636
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2015/08/10(月) 00:22:15
>>635
「 オオオオオオオマエ 」
「モッテンダロ… ナンカ」
「ジュルジュルジュル」 「肉…」
朱鷺宮をものすごく見ている。君の胸元を見ている。そして…
ヨタ…ヨタ…
「ハラヘッタハラヘッタハラヘッタ」
ゆっくり近づいてくる …変な男の瞳に、『ターゲットスコープ』が反射した。
「寄越せ…ヨコセ…」
【互いの距離:3メートル】
637
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/10(月) 00:28:18
>>636
(肉…えっと…肉って言うと…
まさか…)
相手の視線と、自分を重ね合わせて…
ピンときた
「うええええ!?
むり、無理無理無理です!
食べないでください!」
そう言って胸を両手で隠し、冷蔵庫の方へと勢い良く駆け出していく!
スタンドに警戒させながら…
「ほらここ!
ここに食材がありますよ!
食べ放題じゃないけどありますよ!」
必死で冷蔵庫を指さす。
とにかく飯を食いたいというのがこの不審者(じゃないかもしれない人)の狙い!
なら取り敢えずこれでなんとかなるかもしれない!
638
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2015/08/10(月) 00:36:22
>>635
冷蔵庫を見た。
「 …うア……」 「何言ってんのお前それただの灰色の立方体じゃん」 「ググゥ」
…駄目ッ!不審者(仮)少年にはもうッ!『それが食材であるか否か』という事しか識別できていない!
「オナカスイタァ おなかスイタァ グルルルル…」
不審者くん(仮)は両手を朱鷺宮に向かって伸ばし、再び行進を開始する。互いの距離は、【残り2メートル】。
639
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/10(月) 00:44:38
>>638
「…これが立方体に見えると…?」
思わず表情をこわばらせる。
もはや一刻の猶予もないぞ!
「うぐぐぐ…
こうなったら…しょうがない!」
思い切って冷蔵庫を開け、
自分のスタンドにあるものを握らせた!
「こいつを受け取れええ!!」
そう言って勢い良く太田垣のそのだらしなく開いた口へ向けて!!
バヒュゥゥン!
せっかく勝っておいたモナカアイスを投げ込んだ!
涙音のスタンドの精密さならば出来る!口の中に放り込むことが!
640
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2015/08/10(月) 00:58:38
>>639
『FUS』の手から放たれた『モナカアイス』は――――
「はぐッ」
――命中ゥゥッ!不審者くんのだらしねえ口にジャストミートだッ!!!
「はぐっ」「はぐッ」「はぐはぐ」「バリバリバリバリ」
不審者くんは犬のようにアイスを貪りだしたぞ。粉がめっちゃ散ってる。
「ムシャムシャムシャ」「…ハッ」 「あっ」
不審者くんは…モグモグしながら朱鷺宮の方を見た。
「…あっ……あの…これ…」
「もしや…」
「…」
地面に一切れだけ残ったアイスと朱鷺宮、アイス、朱鷺宮、アイス、朱鷺宮、と交互に見ている。
焦った顔…。
641
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/10(月) 01:03:18
>>640
「………(ドキドキ」
彼が犬のごとくもなかアイスを食い散らかしていくのを見ながら
どうなるのかどうなるのかと心配そうな顔で見つめる…が
「…あっ、正気に戻ったっぽいですね。」
ほっと一息ついて、彼の様子を確認する。
「…えーっとそれは、私のアイスでした。
その…はい…すっごくお腹をすかせていたので…はい…」
そう言って地面にこぼれ落ちたアイスを指さした。
642
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2015/08/10(月) 01:18:28
>>641
「(この女…傍らに銃を持った『スタンド』)(『スタンド使い』ッ)」
「(コイツのアイスを喰ってしまった…)」
「ヤベエ」
「(半殺しッ…このままでは自分は!)」
「あッあの…これは…ッスねッ!!」
立ち上がって、朱鷺宮に近づ……
グチョッ
V ニュルッ
V
喰い残しモナカを盛大に踏みつけて…
「うわあ〜〜〜〜ッ!!!!」
転んだ――――ァッ!!盛大にブっ倒れる!
このままでは! 太田垣の『頭』が! 朱鷺宮の『鳩尾』にッ 『直撃コースだ』ッ!!!!!!!
643
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/10(月) 01:26:07
>>642
「…あの…
その…」
涙音の方は涙音の方でめちゃくちゃ太田垣を警戒気味である。
「あの、そのアイスはアナタを助けるために…!」
と、両手をあげようとしたところで
グチョッ
V ニュルッ
V
「あれっ…?」
完全にモナカからは意識が離れていたのでそのいきなりの動きに対応できず…!
ボゴフッ!!
「ゴヘハッ!!」
太田垣の頭が見事に鳩尾に突き刺さる!!
まさしく完全な直撃だった!!!
644
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2015/08/10(月) 01:40:09
>>643
>「ゴヘハッ!!」
普通、女の子が出してはいけないような声を聞いて、不審者くんは後ろに下がる…
「うわわわわッ」
「もうッ、申し訳ッ」
「(ヤバいマズい、ブチ殺し確定だ。
翌朝、潰れたモナカと潰れた太田垣がなかよく並んでいる所まで想像が行ったッ)」
「 申し訳ありませんでしたァ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!! 」
土下座だ…不審者くんは土下座をしている…
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
645
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/10(月) 01:43:56
>>644
「ぬぐううううおおおお」
そのまんま地面に突っ伏してしまった!
強烈なインパクトだったらしい。
「………」
しばらくうつ伏せになって短い時間が流れ…
「と、取り…敢え…ず!!」
と、涙音は苦しげな声を上げながら起き上がり
「正気に…戻った…んで…すね!
マジで、ヤバい人なのかと思って…ましたが…!」
あんまり怒ってる感じには見えないが…
「運がいいのか悪いのか…わからないです…!」
ちょうど片膝をついたくらいになっている。
646
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2015/08/10(月) 01:57:46
>>645
「ヤバい人なんてそんな…」
「さっきのは…その…眠気と空腹が絶妙なハーモニーを奏でただけで」
「…ワタクシ普通の人間にございます…」
汗をたらして震えながら土下座をしている。
『恐怖』状態ではあるが、『正気には』戻ったようだ。
「その…アイスに関しては…」
「ご勘弁を…ご勘弁を…っ」
「あす十個ほど冷蔵庫に入れておきますので…」
「お名前をば…」
「アアアアア アアア」
647
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/10(月) 20:30:43
>>646
「…あれが空腹のハーモニー…
そうですかね…?」
先ほどの太田垣の暴れっぷりを思い出して首を傾げる。
(普通の人間?スタンド使いじゃないのかな…
でもビビり方がちょっと…)
不思議に思いながらも取り敢えず、ちょっとスタンドを近づけてみる。
「アイス?それは…
ズイッ
当然もなかアイスになりますね?」
彼の言葉を聞いて目を輝かせて一気に近寄っていく。
「涙音という名前もぜひ書いておきたいところなんですが…
どうでしょうか?」
さっきまで心配してたようなきがするのだが…
先ほどのモナカアイスはそれほどまでに惜しまれる犠牲だったのだろう…
648
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2015/08/10(月) 23:49:57
>>647
「ア…ア…」
> ズイッ
「ぎょえッ」
「アイスモナカ買います、かかかいます」「ゆゆゆゆるして」「うたないで」
「ガクガクガク」
『FUS』は見えているようだ。『白亜荘』居住者の『スタンド使い枠』なのだろう。
[ カタカタカタカタ ]
体からは、『アイスモナカっぽい』…もとい、『タイル様』のビジョンが薄ゥ〜くチラ見えしている。
太田垣は、『白亜荘』居住者、『スタンド使い枠』だ。
「アアアア」
「モレチャウ
649
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/10(月) 23:53:51
>>648
「あ…ごめんなさい。
もう平気ですから。はい」
そう言ってスタンドを解除させる。
フッ
「ほら、もう大丈夫ですよ。」
そう言って軽く微笑むと
「…アイスモナカみたいなスタンドが見えます…
あ、やっぱりアナタもスタンド使いなんですねー」
そう言ってのんきに答えていたが…
「も…れ…?
ちょっと…」
そう言ってトイレの方を指さす。
「は、早くトイレに行ってください。
ここでしてしまうのはさすがに事です!」
650
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2015/08/11(火) 00:14:21
>>649
…生き永らえたッ
「(……安心したら『ユルく』なってきた…決壊が近い…)」
「……それじゃお花を摘んで参るッス…」
「…で、『トイレ』経由で外のコンビニまでひとッ走りして来まスんで」
「ここだけの話…トイレ付近は監視カメラ少ないんスよね」
「カメラも高い塀もなんのその」
「この『太田垣』、逃げるのと隠れるのとコソコソするのは大得意ッスから…」「ウヘヘヘヘ」
太田垣は、『お花摘み』の後、『門限破り』を試みるようである。明日の朝までにモナカ十個を調達する気のようだ…
651
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/11(火) 00:21:46
>>650
「…あ、はい。
ゆっくり摘んできて、くださいね。」
少し心配そうな顔で答える。
「…門限破っちゃうみたいですが…
大丈夫そうですか?
個々のセキュリティは結構すごいらしいですけど…」
そしてまたしても別の理由で心配そうだ。
「明日の朝でもいいんですけどね…
買いに行くのは…」
652
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2015/08/11(火) 00:44:50
>>651
「ヘヘヘ…」
「ここのメイドの緩さは尋常じゃ無いッスよ…実質、『人的障害』が無いんス」
「俺の『スタンド能力』使えば楽勝ッス」
「…自分は『コソ泥的』『イタズラ犯的』なんで」
「『スタンド能力』もそうなった……」
「何が可能なのか、何をしてあげられるのか」
「―――自分には何が出来るか、それって大事なコトだと思うんスよ」
「だからいますぐモナカ買ってくるッス」
「あとオシッコもれそう」
653
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/11(火) 00:48:34
>>652
「はぁ…
以前に騒ぎ(
>>378-414
)があったようにも思いますが…
そういうものなんでしょうか?」
少し不思議そうな顔で答える。
「なるほど…アナタにとってはそれを知るための行動でもあるってことですか…
ならば、止める必要はありませんね。」
どうやら彼の言い分に納得したらしい。
そして
「早くトイレに行きましょう」
ちょっと必死になって答えた。
654
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2015/08/11(火) 01:08:15
>>653
「ウス」
「…………それじゃッ」
「(この女、自分より年下っぽいが、多分自分より『強そう』だし…)」
「(物腰は柔らかくても、銃と軍人のスタンドだぜ…精神もちょっちアレなんだろ……)」
「……つぎ会うときは『仲間』がイイッスッ…」
モレチャウ モレチャウ モッチャウ
少年はガニ股でトイレの方向まで走って行った…
655
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/11(火) 01:12:57
>>654
「えーっと、まぁ多分仲間だと思いますよ?
あの、悪い人には見えないですし。あなたは」
そう言って軽く微笑んだところで
「あ、気をつけてくださいねー」
そう言って見送っていった…
「…あ、モナカアイス、きなこ味だって伝えるの忘れてた」
アチャーといった顔をしながら、涙音はしばらくして部屋の方へ戻っていった。
656
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/09/07(月) 23:24:34
「ふむっ……なんだかすごく久しぶりに来た気がしますねっ」
白亜荘の門を潜る。
そういえば例のあのプールはまだあるのだろうか…。
657
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/09/07(月) 23:27:58
>>656
門をくぐっていく巫女さんのその後ろからちょこちょことついてくるのは…
「わーっ、おっきーの!
ここがおうちなのー?」
興味津々であっちこっちを見ている。
全体的に少女の姿は小汚い。
658
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/09/08(火) 00:36:03
>>657
「いやいや違いますよ。ここは借りてるだけです。
…と言っても私、ほとんど使ってないんですが…………」
しかし考えれば考えるほど不安になってきた。
ここは学生寮であって児童福祉相談所ではないのだ。
(何とか状況改善のめどが立つまででもいいんですけどね……)
659
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/09/08(火) 00:40:48
>>658
「ふーん、ふだんはどんなおうちにいるの?」
こんなおっきいところなのに?
とリルカは若干気になっているのだ。
「そういえば、おうちのなかに、はいってもいいのかな、なのー。
ここ、かり、ないとなんだっけなの」
ちょっと遠慮がちに門の奥の建物に足を向ける。
だが、その目は明らかに興味津々である。
660
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/09/09(水) 01:32:54
>>659
「あっははははは、そりゃあ巫女さんなんですから神社ですよ神社。海でもちょっとお話しましたけど。
ここは遠くから学校に勉強しに来た人のために、毎日遠くから通わなくてもいいように、学校に通ってる間だけ借りれるおうちなんです。
あと大きいのはそういう人がたくさん居るからで、別に私一人だけが住んでるんじゃあないんですよ」
リルカの言葉にむう、と思案顔になる。
「…そうなんですよね、誰でも借りれるという訳でもないんですよねえ。
なあに大丈夫ですよ、もしお断りされてもその時はその時、また考えますから、ええと」
そうだった。名前も聞かずに連れて来てしまったことにいまさら気づく。
「そう言えばまだ、お名前お伺いしてませんでしたねっ。
私の名前は久々宮縁組、『ひさびさみやさん』でも『ぐみぐみ』でも『くぐみん』でも、何でもお好きな呼び方で呼んでくれていいですよ」
661
:
『白亜荘』
:2015/09/09(水) 23:13:52
>>659-660
片方は思案しながら、もう片方は興味津々に門の奥を見ながら
君たち二人は白亜荘の前に立っていた。
「おやくーみん様。来客かな?」
門近くの木の裏から何やら聞こえてきた。
久々宮にとっては聞き覚えの有るような。ないような。
「それとも、同伴?」
662
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/09/09(水) 23:22:04
>>660
「へー、がっこのちかくに
こういうのがあったなのー?」
どうやら今までリルカは知らなかったらしい。
「だいじょーぶ。
だめでもだれかにおとまりさせてもらうのー。」
どうやらあんまり気にしてないらしい。
最も、住処がほしいのは間違いないようだが…。
「へー、ながいおなまえなのー。
じゃあ…『くぐみん』でいい?」
ちょっと上目遣いで尋ねる。
「あー、それとわたしのなまえは、
たかいど リルカ っていうの。
いろんなおなまえでよんでいいからねなのー」
大きく両手を振りながら元気良く応える。
>>661
「あ、だれかななのー。」
ふと、声のした方へ振り向いてみた。
「このおうちのひとなのー?」
軽く首を傾げながら尋ねる、ちょっと小汚い少女。
663
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/09/10(木) 01:23:05
>>661
(?) アイドル
「同伴とは聞こえが悪いですねっ。私は『偶像』…同伴も朝帰りもNGですっ」
ブブーッ
左右の人差し指で×を作った。誰だろう。
「いやそれがですね、話せば長いことながら……いろいろありまして」
>>662
(リルカ)
「むむむ、まあそうですね…」
実際今まではそうしてきていたのだろう。
しかしまあ物騒な昨今のこと。今まではトラブルなく済んでいたがこれからもそうとは限るまい。
「どうぞどうぞ。ではよろしくですね、リルカさん」
スタンドつかい
何故なら彼女は『守護霊憑き』…そして『守護霊憑き』はその善悪を問わず、惹かれ会うのだから。
そう、自分と彼女のように。
664
:
『白亜荘』
:2015/09/10(木) 01:37:58
>>662
(高井戸)
「誰かと聞かれましたら」
出てきた。
「私が、管理です。とお答えしようかね」
青と灰の混ざったような長い髪を後ろで適当に結ったスタイルだ。
表情はにこやかで、それが全体的に特徴が有るようなないような印象を持たせる。
「泊まる場所をお探し、ということでOK?」
>>663
(久々宮)
「その前置きをする時は、たいてい
話さなきゃわからないから話すことになるのだよ」
姿を表した誰かさんは、管理人だった。
一度位は見たことがあるかも知れない。
尚例のプールは今も設置されている。
一時期プールに艦船が浮いていた時代もあったりしたが、今は普通にプールだ。
「で、どういういきさつ?」
665
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/09/10(木) 21:17:55
>>663
「よろしくよろしくなの。」
そう言って嬉しそうにうなずいた。
そしてしばらくいろいろ考えていたリルカは。
「もしもだったら、
くぐみんのおうちにする!」
と、突然言い出した。
>>664
「かんり…さん…
つまり、このおうちのひとってこと?なの。」
少し首を傾げながら尋ねる。
リルカは、見た感じあまり頭はよくなさそうである。
「そう、なの!おとまりできるところなの!
おうちなのかな?なの…ここにすめるのかなの?」
どこか心配そうな表情だ。
666
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/09/10(木) 23:30:05
>>664
(白亜荘)
プールがあるなら例の像もあり、そして賽銭箱もあるだろう。
随分ほったらかしにしていたが…きっとさぞかしたんまりと貯まっているに違いない。
「それはまあそうですが、こんなところで立ち話もなんですし…あ、これどうぞ」
菓子折り(羊羹)をそっと差し出した。
「…ちょっと本人の前では話し難いこともありますので」
>>665
(リルカ)
「勿論それも考慮していますよ。
でもうちは辺鄙ですからね……………たまに遊びに来るには最適なんでしょうけど」
667
:
『白亜荘』
:2015/09/10(木) 23:48:53
>>665
(高井戸)
「モチのロンよ。
ただちょっとだけ話する必要が有るから、
アメちゃん舐めてちょっと待ってて」
ニヤリと笑いながら何も持ってない手をクルッと回し……
『シャッ』
たと思ったら唐突にクンリニンの手にあめ玉が出てきた。
大粒だ。表面にザラメがたっぷり付いた紅白マーブルだ。
君は、いちごみるくっぽいそれを手にとって食べても良いし食べなくてもいい。
>>666
(久々宮)
「いやまぁ、さ」
菓子折りを持った手を引いて
ちょっとだけ高井戸から遠ざけられた君に遠ざけた主が囁く
ひそ ひそ
「ズバリ行くけど、ココの毛色については知ってるんでしょ?
じゃぁつまり有るはずだよね、『アレ』
それあれば別にいいんだからさ、そっちだけ言っとくれよ」
ひそ ひそ
668
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/09/10(木) 23:56:43
>>666
「ちょっととおいなのー。
あるくのたいへんなのはこまるかなのー。」
ちょっと心配そうな顔で応えるリルカ。
こう見えても一応、学校には通ってたのだろう。
>>667
「おはなしするの?
…あ!」
心配そうな顔だったリルカは…
差し出された飴玉を見て
「わかったの。ゆっくりとまってるからねなのー!」
迷ったりせずにすぐさま飴玉を受け取って口の中に放り込んだ。
飴玉を舐めるリルカの顔はこれまでになく幸せそうだ。
669
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/09/11(金) 00:55:37
>>667
(白亜荘)
「え?ええ。小耳には挟んでますけど」
ヒソヒソ
釣られてささやき返すが、管理人の一言に素っ頓狂な声を上げた。
「そうなんですか!?
……とと、それならあります。ばっちりと」
>>668
(リルカ)
「まあ、そういうわけで。
ここの方が何かと暮らしやすいですよ、たぶん」
アメちゃんにニコニコなリルカの前で、水着やタオル、空のランチボックスの入ったスポーツバッグをあける。
中からバスタオルを引っ張り出すと、それを大きくひらひらと動かして──
バサッ
「……こうやって、遊んでくれる、お友達もたくさん居ますし、ね」
ひときわ大きく翻せば、マジシャンのように、砂浜で出会った、『姫カット(10歳)』がそこに現れる。
670
:
『白亜荘』
:2015/09/11(金) 01:10:47
>>669
(久々宮)
「よし成立だ。とりあえず面倒なことは先にしてしまおうか」
スポーツバッグを開ける動きを妨げずぱっと手を離すのだ。
「ココ様から聞いちゃいるけど、相変わらず面妖だよねソレ」
これは姫カットの登場に、である。
まぁスタンドである時点で面妖も何もないのだが。
>>668
(高井戸)
ウマイ! これはアナタの大好きな(多分)あめ玉だ!
幸せそうな君を一旦置いて、クンリニン=サンはくぐみんと話していたが
やがて手ぶらだったはずの右手に何やらペーパーホルダーを掴んで戻ってきた。
「リルカちゃんって言ったね。
とりあえずここに入るのにはひとつ必要な事があるから聞いてちょうだいな」
「まぁどうってことでもないんだ。ここにサインをして
『わたしはここにすみます!』という考えを表してもらうだけだからね」
はくあそう にゅうりょうあんない
ホルダーに挟まれている紙は 『白亜荘 入 寮 案 内 』。
項目からなにから、パンフレットまで全部よみがな付きだ。
671
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2015/09/11(金) 01:17:15
>>669
(久々宮)
「ふんふん…
ずっとすごしやすいかなーなの」
そう言って嬉しそうに口の中で飴玉を転がしていると。
「あっ、さっきのひと!
すごいすごい!
おともだちがいっぱいいるの!」
どうやらリルカは素直に感動しているようだ。
驚くよりも楽しそうなのである。
「じゃあ、ここにいたらいっぱいおともだちできるってことだねなのー!」
>>670
(白亜荘)
「ん、んー。だいじなこと?」
不思議そうに首を傾げていたリルカの前に差し出されるのは
ふりがなつきの入寮案内書だ。
「そっかなのー!ここにさいん…えっと…
さいん…あ、」
と、近くにあるであろうペンを手に取ろうとする。
「なまえ、ってかいてあるところにおなまえかいたらいいんだねーなの!」
そう言って、楽しそうに字を書き始める。
…規約内容をちゃんと読んでいるのか心配になりそうな素早さだ。
672
:
久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
:2015/09/11(金) 01:31:33
>>670
(白亜荘)
「確かにちょっと変わってますよね、どこからどうみても人間っていうのは」
かつてはそうとは思わなかったが、さまざまな『守護霊』と接するにつれ、この特異性に気づいたものだ。
……己に助力してくれる『神様』それ自体が、あらゆる面でイレギュラーな存在なのだと。
「ありがとうございます。
残る問題は…………彼女の保護者をしている、ご親族のほうですね。
……………たぶん彼女、いわゆる『児童虐待』を受けて、家出中みたいなんです」
ふう、とため息をつく。
...................................................
「ここ最近は彼女が『じっとしていた』から、特に『何もなかった』みたいなんですけど」
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…』
砂浜での会話を思い返す…………。
『じーっとしてるから、なんにもない』
……そこに、致命的な認識の齟齬があるとは、知る由もなかった。
>>671
(リルカ)
「ちなみにその子の名前は『久々宮月組』さんです」
「……………」
ペコリ
『姫カット』が、リルカに小さく会釈をした。
「そりゃもう。さっきも言いましたけど色んな人が居ますから。まあ月組さんは普段はここにはいませんけどね」
673
:
『白亜荘』
:2015/09/11(金) 01:49:28
>>671
(高井戸)
「そういうこと、リルカちゃんは大物になれるなー」
うむうむと頷くにつれ後ろで青灰の髪がぷらんぷらん揺れている。
規約内容:あさははやくおきよう
ごはんはまいにちきちんとたべよう
はみがきをわすれないようにしよう
こんな感じのことが結構な量書いてあった。
>>672
(久々宮)
「なるほど?……ま、学校側からどうにかするよ
仕事増やしすぎるなってこってりギューされる程度で済むからね」
「じっとしてたから、何も……ねぇ」
君の発言になんとなく妙な感じでもしたのか眉をひそめる管理人だが、
とりあえず置いといて、することにしたようだ。そんなジェスチャーをしている。
「……部屋はくーみんのところの側がいいかね?」
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