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【個】学生寮『白亜荘』 その3

474土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/26(木) 22:18:09
>>473

『ふおおッ!くれるのかッ!』
『ならば暫くしたら行ってみるとするか、『ダイナー』!』

『『シコロバ クロウ』にスグ会えるかどうかは分からないが!チラチラ行ってみることにしよう!』


『色々面倒と迷惑をかけてすまなかったな!疑って悪かったぞッ!』

『だいぶ長く居座ってしまった!パトロールの時間も押してきているので俺はこれでなッ!』

土川は、メイド軍団にお辞儀をしてお礼を言い、
『ダイナーへの地図』をリュックに突っ込みリュックを窮屈そうに背負った。
もう帰るらしい。




『あそうだ!不要かもしらんが…防火予防のパンフレットを渡しておこう!』

『ホテル・旅館用の防火マニュアル』を押し付けられた。

475『白亜荘』:2015/03/26(木) 22:41:32
>>474(土川)

『いのり』:
「ハイ! あそこは『魔界軽食堂DIEナー』とも呼ばれているのでお気をつけて!」

数回の爆破オチを経てなお続く店です。
『防火マニュアル』も丁寧に押し頂いた。

『みどり&ことり』:
「くれぐれも今日の件は」
                     「弟さまに内密に」

「ただでさえあかり姉さまの不在で」
                     「管理能力に疑いがかかってるので……」

メイド四人は揃って見送ってくれるようだ。
いろいろあったが丸く収まっただろう……

        スゥ――

君は気づいているだろうか……
君の身体が一度、『火に覆われたことを』。

476土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/26(木) 23:57:11
>>475
『メインストリート:監視カメラ058番』
『pm16:38』『音声のみ』
『編集が加えられている』
________________________________

『キャートカゲダー』『キモーイネー』
       『シャメトローゼー』
_________________________________

『ウワーヒヲフイタゾ』『バケモノー』『ウエエェェェェン』
      『ダレカ、ケーサツヨベー!』『ニゲロー』

______________________________
『ワレワレワケーサツダ!ウゴクナ』『トカゲイネーゾ』
             『ヘンタイハイルゾ』

『ナニヲスルッ!ハナセッ!ワタシハ!セーギノミカタダゾ!』                

『ヘンタイ1メイカクホ』『コレヨリレンコウスル』

477『白亜荘』:2015/03/27(金) 00:20:49
>>476(土川)
Date 3/29 00:45
From 弟さま
sub   Re:保釈金払えとのことです
>大した額じゃないんで立て替えておきます。
解った。あとで払った額を申告してくれ

しかし、助けるのは今回一度限りと彼に伝えておいてくれ。
僕が裏から手を回したことも言うな。いいか?

(PS:いのり、君隠れてあかりに会ってないか?)

478朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 22:36:10
引っ越しを完了させてからちょっと時間もすぎて…
未だにダンボールの中身を開けていない荷物も多く存在した。
そんなある日の白亜荘
朱鷺宮涙音 自室

「…あふ、良く寝た…」
家に帰るなり速攻でベッドに横になり、そのままぐっすりと眠り込んでいた。
「あの素っ裸のを見て、速攻で通報したのは正解だったかな…」
>>476で真っ先に通報していたのはどうやら彼女であったらしい。

「何だったんだろう…あの騒ぎ…」
子供の噂では、サメ男とトカゲ男の激闘があったとか…
ちょうどその騒ぎの場所へと足を進めた。

479稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 22:45:50
>>278
「結局昨日のは何だったんだ…?」

その騒ぎの場所でぼんやりしているぜ。

「ん?」

気付くぜ。

「…新入りか?」 「見ねえ顔だな」

オレの外見は――襟足だけが黒い金色の短髪、
口から少し覗く『鈍い銀色の牙』を加味してもなお『強面』な顔、
鮫の歯のモチーフのTシャツと学ラン……。
纏めて言うと、『怖そうな不良』だ。

…正直、メガネかけたりしてイメチェンをはかるべきかなって最近は思ってる。

480朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 22:50:19
>>479
ふと、足を止めてそこでぼんやりしていた男を発見する。
(…これは…サメのような歯の…!)
近所の子供が噂していたサメ男のイメージにぴったり合致している!!

「あ、えっと…」
思わずみぞおちを片手で隠す。
「新入りって言うと…
 この寮の新入りって…ことですよね?」
久方ぶりの挙動不審なしゃべり方である。

「ええっと…だいたい2月頃にここに引っ越してきたんです。
 その…新入りですね。」
ちょうど入院している最中に引っ越してきたようだ。

「そ…その鋭い歯は…危なそうですね…」
何よりも目についたのはそのサメの如き歯。
正直かなり怖いっぽい

481稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 22:55:09
>>480
「ほー」 「…そんな身構えんでも良いぞ」

相手の身の上話はともかく、そんなあからさまにビビられたら傷つくぜ…。
ま、こんなナリしてるから多少なりとも警戒されんのは慣れてるけどな。
まったく、世間は不良ってのに冷てえぜ。

「オレはコーマ。稲積誇生ってんだ。よろしく」

        「この『歯』はスタンドだから勘弁してくれ」

そう言って、指でつつく。

               カツン カツン

当然、鳴り響くのは金属音だ。

482朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 23:01:00
>>481
「…ああ、すいません…
 癖なもので…」
ふう、とため息を付いてから手を元の位置に戻す。

「えっと…コーマさんですね。
 私は朱鷺宮 涙音と言います。
 中等部の2年生です。」
そう言ってから頭を下げる。
ちょっとくたびれている学校の制服と
触覚みたいに頭頂部から伸びる2つのアホ毛
そして前髪の幾つかに赤いメッシュが入っている。結構独特な見た目だ。

「スタンド…?
 歯がスタンド何ですか…
 すっごい鋭いですね…噛み付いたりするんでしょうか…」
興味深そうにコーマの歯を確認する。

「あ、ということはスタンド使いの方なんですね。」
全く疑問に思わずに返事を返す。
態度からも分かる通り、彼女も明らかにスタンド使いだろう。

483稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 23:16:33
>>482
「スタンドの影響か知らねえが、咬む力は強ええな」

真の能力までは教えねえぜ。
同じ寮の仲間とはいえ、スタンド能力――――
真の能力である『弾丸化』と『苦痛の噛み締め』まで
話したりするのは、流石に不用心ってモンだ。

    「…ああ。そしてテメェもな」

まあそんな気はしてたぜ。

「しっかし…中等部の…二年か…」

に、にしてはだいぶ…いや、何でもねえぜ。
目線が顔の下あたりをいったりきたりもしてねえ。

484朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 23:20:08
>>483
「やはりそうですか。
 サメみたいですから…折れても生えてくるのかもしれませんね。」
なんてね、と軽い冗談交じりで聞いてみる。ちょっとだけかすっているかもしれない。

「前もって聞いていましたからね。
 あんまり驚くこともないです…
 ここにはスタンド使いがいっぱい住んでいると」
軽くその時のことを思い返してから、ふたたびコーマを見る。

「…?
 どうかしましたか?」
年齢以上にある部分が大きい。たしかにそれだと目線が行ったり来たりしても仕方ないだろうが…

何をしているのかわからないのか、不思議そうな顔で彼の目の動きを追う。

485稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 23:27:50
>>484
「ああいや、何でもねえ」

視線を外した。なんか妙に勘が良いから、気付かれでもしたら気まずいしな。

「ただまあ、少しは警戒した方が良いぜ。
 此処は『星群』の組織の傘下だから変なヤツは入ってこねえが、
 今は本来いるはずのメイドがいねえから警備も甘いしな…」

こないだなんか変な男が入ってきてたからな。縛られてたけど。

486朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 23:31:41
>>485
「はぁ…」
どうしたんだろう、などと考えたがとりあえず言及を避けた。

「あー、たしかに時々変な人が来たりすることはありますね…
 もっと前も騒がしい時がありましたね…不法侵入者とか…
 えーっと、トカゲ男?なんて噂されてる人も来てましたね。」
軽くだが様子を見ていたらしい。

「ちなみにその後に裸の男がいたので速攻で通報しました」
軽く指を立てながら答える。多分そのトカゲ男のことだろう。

「星群…というのはよく知りませんね…」

487稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 23:35:16
>>486
アイツ…通報されたのか…。可哀想なヤツというか、なんというかだぜ。
しかもコイツもコイツで良いことしましたみたいな感じなのが救われねえ。

「あん?」 「知らねえ…」
「ってことは、朱鷺宮は『刺青』か?」

問い掛けるぜ。
スタンド使いになるには『星群』の組織を頼るか、
『刺青』の二択だからな…少なくともこの街にある中で、俺の知る限りは。

488朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 23:41:32
>>487
「ええ…初耳です。
 ここって、そういう組織だったものが関わってたんですね…」
どうやら本当に知らないようだ。
「ここに来たのも、巴さんから教えられてなんですけどね」

「…はい、私はここに刺青を彫ってもらったんです。」
そう言って自分のみぞおちの辺りを指さす。
その服の下にはターゲットスコープの刺青が存在しているのだ。

「刺青師…さんでしたっけ?見た目ちょっと怖いですけど…
 あの人のお陰でスタンドを手に入れられたんです。」
割と自信ありげな表情だ。

「私のスタンドも、ちょっとだけ見てみますか?」

489稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 23:44:40
>>488
「なるほどなー」 「オレは『星群』に注射された」

とすると、刺青に『星群』が注射した成分が含まれてる、とかなんだろうかね。
ま、オレに関係のある話じゃあねえが…。

「見せてくれるんなら見るが、あんまり親しくもねえ相手にスタンドを
 見せるのはやめておいた方がいいぜ。オレのスタンドはこんなんだけどよ」

そう言って、歯を叩く。
実際、オレは教えて問題のねえところしか言ってねえからな。
ま、見せたいってんなら容赦なく見るが。

490朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 23:48:52
>>489
「注射…結構大変そうですねえ。
 私は注射苦手です。
 …まるで悪の組織ですね。」
一瞬ぞっとした表情になったようだ。
尖ってるのが嫌いなんだろうか。

「まぁ…ここにいる人は基本極悪人ではない…らしいですから
 大丈夫かなと…」
申し訳無さそうな顔で頭を掻いた
「あるいはもっと親しくなった後のほうがいいんでしょうかね」
今まではうっかりだったり見えてないだろうからなんていう理由でスタンドを出したりしていただけに
ちょっと心配になっているようだ

491稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 23:54:54
>>490
「まあ、注射されてなかったら今頃死んでたしな」

腹を銃弾で撃たれてたし。
それに、ヤクザじみた組織だってのも否定はしねえよ。

「テメェは自分の日記帳を他人に見せるか?」

     「…ケツの穴ってのはちと大袈裟だったかもだが、
      オレみてえなのにとってスタンド能力ってのはそういうモンだぜ」

「『命が懸った状況でもない限り、他人にゃ見せたくねえ』」 「だろ?」

492朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 23:59:57
>>491
「相当やばい状態だったんですね…」
死んでた、という言葉に真実味を感じる。
ちょっとぞっとしているようだ。

「…なるほど、そう言われると確かに…
 いや、まぁ…」
とりあえず重要なこと、ということはわかるようだ。

「それも、そうですね。
 私の場合は、ちょっと見せびらかし過ぎなのかもしれません。」
自分のやってきたことを軽く思い返して…
軽く笑った。
「命の張り合い、というのはまだ実感がわきませんけど…
 たしかにこの町ではそういうことがいっぱいある…らしいですからね」

493稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/28(土) 00:07:05
>>492
「いっぱいあるっつーか…」
「多分、スタンド使いは『引き寄せやすい』んだと思うぜ」 「『そういうこと』をな」

この街が特別治安の悪い地域とは思えねえ。
今だってこうして、普通に平和に過ごしているしな。
ただ、スタンド使いには厄介事が『舞い込みやすい』。
注意すべきなのは、そういうことがあるからなんだと思う。

「スタンドに目覚めたてのヤツってのは、往々にしてそういうもんだ。
 コイツの『重み』ってのに、なかなか気付けねえ。
 こうして教えてもらって初めて、分かるんだ。コイツは簡単に振り回しちゃいけねえモンだ、ってな」

オレの場合は、『星群』に教えてもらった。
『コイツ』を簡単に振り回すのは、チンピラのやることだ、ってな。
…ま、コイツはあくまで『オレらみたいなの』の持論だがよ。
(アラベルとか、普通に使ってるしなあ…まあアイツはチンピラっていうかただのガキだが)

494朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/28(土) 00:18:17
>>493
「スタンド使いはスタンド使いを引き寄せる…。
 たしかにそういう話もありましたね。」
同意するように頷いた。

「実際、スタンドを手に入れてから、色んなスタンド使いの人に出会ってきたような…
 そんな気がします。」
実感を持っているようだ。あるいは一般人だった時に
今まで気づかなかっただけなのかもしれないが

「確かに…一歩間違えれば危険すぎる力ですね…
 私のスタンドもちょっと、強いですし…」
悩むような顔で答える。
なりたての彼女にとっては、まだ使いこなすのが難しいようだ。

「やっぱりスタンド使い同士は助け合うのが一番ですね。
 こうしてお話を聞いてるとよくわかります。」
ちょっと安心した表情だ…
「あのトカゲ男とかも、やっぱりスタンドなんでしょうかね…」

495稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/28(土) 00:22:33
>>494
「ん? ああ…多分そうだろうな」
「前に『似たようなスタンド使い』と会ったことがある」

会ったっつーか『やり合った』だが、そこんところを説明する必要はねえよな。
それに、朱鷺宮を無用に怖がらせることになるのは悪いし。

「スタンドっつっても、色々種類があるからよ。
 オレみてえに『歯』のスタンドもあれば、本体と一体化してたり、
 人型をしていたり、拳銃の形をしていたり…ま、常識にとらわれてちゃダメだな」

496朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/28(土) 00:28:03
>>495
「ふーむ、人型ばかりでもなく…
 本当に多種多様ですね。スタンドというのは」
興味が尽きない。と関心しきりの表情だ。

「こういう力って、悪人が持っていたらかなり大変そうですよね。
 特に、強いパワーを持ってるスタンドとかは…」
スタンドを手に入れたがゆえに新しく考える懸念。
常に心の何処かに感じていることを何気なくつぶやいてみる。

「運命の人探し…なんていうのもスタンドで決める人がいたりしますし…
 結構怖いですね。」

497稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/28(土) 00:39:53
>>496
「悪人ってのは何やったって成功しねえモンだぜ」

オレも、そういうヤツに出くわしたことがある。
三人がかりでやっと倒すことが出来た強敵だ。
だが、ソイツも結局はあっけなく死んだ。

「いや…正確には、『弁えねえ』ヤツは早死にする、か」
「悪人ってのは大抵が『弁えねえ』連中だからな」

    「その『運命の人探し』ってのが何かは分からんが…」

「まあ、スタンドは『精神の才能』だし、
 それを見て相手探しをするってのも、分からねえ理屈じゃねえな」

まさか喧嘩して負けたら〜とか言う話とは思ってねえから、
ぼんやりしつつそう答えるぜ。

498朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/28(土) 00:44:51
>>497
「ふむ…よく考えて見れば…
 悪い人間は見せびらかした挙句やっつけられてしまう…
 なんてことが容易に想像がつきますね。」
コーマの戦った相手のことは彼女は全く知らない。
が、大抵の場合見せびらかしたほうが負けるというのはなんとなく察していた。

「多分…あの人の場合はそういう理屈なんだと思いますね…
 えーと、一応悪い人ではなさそうでしたし。」
地乃フミという女性。
強烈なインパクトを覚えていたが、少なくとも彼女はそういう悪人のカテゴリーではなさそうと感じたようだ。

「あ、でも一応気をつけてくださいよ。
 多分スタンドでの喧嘩になると思いますから。
 その…『チノフミ』という人とは。」

499稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/28(土) 00:55:44
>>498
「……『ちのふみ』、か」

スタンドでの喧嘩…ってことは、あの通り魔野郎みてえなことか。
なんつーか、そういうヤツに限って長生きなんだよなぁ…。

「ま、逃げられるだけの力がありゃ十分だ。
 向かってくるんならオレは『ヤる』。それだけだぜ」

生憎、売られた喧嘩を買わないのは不良の主義じゃあねえ。
これは、女の朱鷺宮にゃあ分からん理屈だろうけどよ。

500朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/28(土) 01:03:41
>>499
「売られた喧嘩は買う…感じですか。
 なんとなくですが、コーマさんってそんな感じしますね」
結構素直な感想を答える。
見た目で判断してる感じだ。

「まぁ、注意しながら過ごしていたら
 この町は本当にいい場所ですからね。
 私はあんまり不安とは違うんですけど」
以前は恐れていた時もあったが、
今は向き合うことができるという自身はあるかもしれない。

「コーマさんも、この街は好きですよね?」

501稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/28(土) 01:07:16
>>500
「ああ…」 「生まれ故郷だからな」

オレは黄金町の生まれだから、ここが故郷だ。
旅行とかで別の土地に行ったことはあるが…
やっぱり、生まれ育った町には愛着がある。

   「だが、売られた喧嘩は買うっつったが、実力の差は見極めろよ」
   「勝てねえ喧嘩を買うことはねえ。テメェは女だしな」

男だ女だってのは、時代錯誤かもしれねえが…
やっぱり『男の意地』ってモンはあると、オレは思うぜ。

502朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/28(土) 01:14:27
>>501
「私も、生まれ故郷なんです。
 ちょっと離れたところですけど…
 だから、ウラを知った後でも大好きですね。」
スタンド使いが多くいて、悪人も居る。
そんな場所でも故郷であり、生きる場所であるのだと思う。

「勿論ですよ。
 私はまだまだスタンドのことをよく知りませんし…
 危なかったら逃げの一手をしてみますよ。」
ウンウン、と頷いて答える。
「まぁ、無茶はしませんよ。少なくとも…」
ちょっと小さくつぶやいたような気がした…。

「んー、とりあえず…
 あのトカゲ男の人が来た場所は異常なさそうですし…
 一旦部屋に戻ります。」
そう言って元の女子寮へと顔を向ける。

「あ…そう言えば。
 一応連絡先交換しますか?お近づきの印ということで…」
軽くスマホを見せてから答える。
とりあえず白亜荘に住んでいるつながりで、という認識だろうか。

503稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/28(土) 01:19:25
>>502
「そうだな。振るヤツで良いか?」

そう言って、俺もスマホを取り出すぜ。
振るヤツで連絡先交換できるぞ。
まあ、その後は連絡先を交換し次第、

「それじゃあ…オレも行くか」
「外に出ようと思ってたんだよ、ちょうど」 「んじゃな」

そう言って、手を振って朱鷺宮の前から立ち去るぜ。

…しかし、デカかったなぁ…。

504朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/28(土) 01:21:42
>>503
「大丈夫ですよ。振るのにも対応してます。」
そう言ってとりあえずの連絡先交換を行った。

「そうですか。
 とりあえず道中にお気をつけて。
 じゃあまた!」
軽く手を振り返しながら、彼女も女子寮へと戻っていった。

(しかし…思ったよりもいい人でしたね)
スタイルやらでどう思われてるのかについては、
彼女は当然知る由もないのであった。

505河原决明『マザー・ガンガ』:2015/04/22(水) 22:08:00

「僕は焚き火をしている」

「夜。現在26時半」
「腹へった」
「星空がきれいで良いと思う」
「のどかだ」

「だから僕はマシュマロを焼く」

「ここは本当に良いところだ」
「ひょんな事からここに住むことになったんだけどね」
「…腹を下してトイレを探すしていたら、」
「学生寮に入居する事になった」
「わろす」

「まあとにかく、ここはメシも旨いし。」
「まあ僕好き嫌い激しいけど」
「メイドもいるし。全員頭おかしいけど。」
「隣人も悪い奴じゃないし。頭おかしいけど。太田垣って言ったけ、彼。」
「アイツ、なんであのトシにもなって夜泣きすんだ?おこちゃま過ぎっだろ」

「お陰で目が醒めちまった」
「だから焚き火でマシュマロを焼いて喰う」
「5袋用意したぜ」

「匂いに誘われて学生がやって来るかもしれない」
「構わん カモン」
「女子高生と…深夜…あまぁいマシュマロ…」
「ケヒヒヒヒヒヒヒヒギヒヒヒヒヒヒウェヘヘヘヘヘヘ」

「あッやめろ叩くな叩くな」
「やめて!痛い!焦げる!」

506貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/22(水) 22:44:09
>>505
目が覚めたら妙な匂いがしたから確認してみたら、
なんか焚火やってるじゃないの!

「ちょっと! 何夜中に火ぃ焚いてんのよ!」
「ここ、火気厳禁!」 「知らないの!?」

ほら、女子高生よ。喜びなさい。

507河原决明『マザー・ガンガ』:2015/04/22(水) 22:55:38
「おっとおいでなすった」
「オラオラ引っ込め ガンガ様ひっこんでて」

「やあやあ」

「もしかして僕のせいで起きちゃった?」
「ならお詫びにマシュマロあげるよ」
「はい、アーンして」




「はいウッソーっ!」
「もしかして口開いちゃったァ〜?」
「ウヘヘヘヘヘヘヘウェヘヘヘヘヘヘ」

「待て待て待て待て待て
「悪かった」
「ごめんなさい」
「申し訳ありませんでした」
「すまんこ」

「火、消すの?消せばいいの?」
「えーやだー」
「ブーブーブー」

508貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/22(水) 23:04:46
>>507
「あー良いわあたしが代わりにかけるから」

そう言って、マシュマロ回収。
『バベット』に熱湯を発現させて、焚火に浴びせかける。
……焚火に、よ? 別に含むところはないわよ?
もしかしたら勢い余っちゃうかもしれないけど、わざとじゃないからね?

509河原决明『マザー・ガンガ』:2015/04/22(水) 23:32:38
「何?」
「何?何だ、それ?」
「獣?小人? 」


「あッあああっ」
「あーあーあーあー」
「やってくれるね」
「あー火消える消える」

「あー火消えた消えた」

「あーお湯散った散った」

「わーマシュマロ溶けた」
「3袋」
「メレンゲに戻った」



「えッ何 ガンガ様何」
「あつい?お湯かかった?」

「…泣くなっ 泣くなよ」
「ほら、メレンゲ飲むか」
「甘いですよ〜っほらほら」
「ドボドボドボドボボボボボ」


男は、近くの『何か』に、溶けたマシュマロを流し込んでいるようだ…

貝橋の位置からだと、暗すぎて詳細は見えない…

510貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/22(水) 23:37:00
>>509
「えっ何かかった?」 「ごめんごめんわざとじゃないから」

……白々しいとか言わないでよね。
って感じで熱湯解除。すぐに解除して後始末できるのが便利だわ。
で、バベットを解除しつつ、

「……あんた何言ってんの?」
「いきなり溶けたマシュマロを流し込んだりして……」

そう言いながら近寄って様子を伺うわ。

511河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/22(水) 23:57:18
貝橋は近づいて、男の手元を覗き込む……

「あー、見るんですか」
「見ちゃうんだね。そーかそーか」
「まーいいや 減るモンでも無し」


河原の足元にあるのは……暗い所でもよく分かる。金ピカの、『タライ』だ。

そしてその中身……暗い所でもよく分かる。ツヤのある……


…『髪の毛』だ  ギッシリ詰まっている

男は、さっきからこれに一人で話しかけ、溶けマシュマロをぶっかけていたのだ


「フフフフフフ」
「ハハハハハハハハ」
「見ィ〜て、しまったなァ〜?」

「そうだよ、そう… 青ざめてるね……君の思った通りだ…」

「…これは……これは……!」

512貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 00:03:15
>>511
「うっ」   ゾ
     ゾ
      ォ
      (
       )
       ツ

こ……この『髪の毛』はッ

   「うおおおおおッ――!?」

 「な」 「なんだあああ――あんたッ」

思わず飛び退いて、『バベット』を発現。
当然ながら、『バベット』は臨戦態勢よ。

  「いったい何のつもり!?」

ま、マジ……?
あたし初めて見た……!
こんなのが本当にいるなんて……!

コイツ本物の、『変質者』ッ!

513河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 00:12:49
>>512
「だから何なんだ?その獣」
「ペット?」


「…あ、『スタンド』か」
「なるほど、この寮はそーいう場所だった」

「さっきの『熱湯』もか」
「アッツ〜イ湯を出す能力?」
「温泉入り放題じゃんすげえ」


「『イッタイ何ノツモリィ!?』」

「いやいやいや」

「このお方はさぁ 甘いモンに目がないのよ」
「きのうはチョコモナカ6ケ食ったんですぜ チクショー」


「え、どうした?」
「……『メレンゲ、オイシクナイ』…?」
「文句いうなよ………」
「今週はもう我慢だ…昨日もおとといもいっぱい食べたろ…?」

「よォ〜し、よォ〜し」
「カミノ毛なでなで」

514貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 00:18:02
>>513
「ゾォ〜ッ……」

ま……マジにヤバい奴だわッ!
カツラとおままごとしちゃうタイプの奴だわ!
こういうのたまにいるからね……。
なんかちょっと裏声使ってあたしの口真似したのも余計にキモイ……。

「…………とりあえず不審者だし、
 かげりさんとか呼ぼ……」

そう言ってケータイを取り出すわ。
管理人室に電話する為にね。

515河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 00:32:27
>>514
「かげりサン…」
「おっぱいメイド呼ぶの……」

「あの人、暴走するとこえーんだよネ…」
「このまえ死にかけた」
「怖い」

「ん?ガンガ様?」
「……『誤解されてる』?マジ?」

「このまま女子高生を怯えさせるプレイも楽しいと思うがね」
「続けようぜ、続けよ…」


        ニュルルルルルゥ―――z__ッ


ピシッ                ピシッ
                               バシィっ

「あがががっがががああああ」
「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」


君がまだ河原の方をみているというのなら……きっとおぞましいものを見る。
タライの髪の毛が『伸びて』いるのだ。童話、『ジャックと豆の木』の豆の木のように!
そして『北斎』の浮世絵、『蛸と海女』のように、髪の毛は河原の体を縛り付けている…!



要するに:河原、触手プレイ。服が破けて『中破』状態

516貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 00:43:23
>>515
「…………え?」

なんか良く分かんない言動のあと、
変態がカツラに振り回されてビタンビタンされてる!?
やばいあれぜったい外なる神とかそういうタイプだって……。
あたしが関わって良い奴じゃないって絶対……。

『……ミャオウニャン』
(……スタンドだと思うのですが)

え? 何? 『バベット』が何言ってるかノイズ酷くて聞こえない。
とりあえず、携帯での連絡も忘れて後退り。これからどうなるのか、指をくわえて見てる。
……あ、悪いけどあたし、触手プレイとかの餌食になりそうになったら本気で抵抗するからね。

517河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 01:01:29
>>516

「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛」

『 カワラ! 』
 
 「はい!」

『 謝れ! 』
 
 「ごめんなさい!」

『 違う!もっと謝るべき相手がいるだろう! 』

 「だれ!」

『 あの珍妙なケモノを連れたおなごだ! 』

  「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」

『 誠意が足りない! 』

   「申し訳ありませんでしたあ゛あ゛ん゛」


髪の毛がしゃべってる。男を絞め、服を引き裂きながらしゃべってる。
貝橋に魔の手が及ぶことはなさそうだ。

「んふーッんふーッ」
「ぐるじい だずげで…」

 『 黙れ!喋るな! 』

「…う゛ッ………」
「………………」
「…」

 『 やっぱり喋れ!謝罪をするのだ! 』

「…………」
「   」

 『 ……おい? 』

518貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 01:06:16
>>517
「…………あれ? 死んだ?」

    『フギャウ、ナ〜ゴ』
    (スタンドが健在なので、それはないと思いますが)

え? 何? 『バベット』の台詞にノイズがかかってて聞こえない。

  「『バベット』、ちょっと見てきてよ」

               『ゴロロロ、フ〜ッ』
               (いやですよ、気持ち悪い)

      「あたしだっていやよ!!」

じゃあ、ジャンケンで決着をつけましょう。
テレパシージャンケン行くわよ……。

…………グー!

……チッ、負けたわ……。
仕方ないから、変態の近くに駆け寄ってみる。

(※テレパシージャンケンとは、『バベット』とのテレパシーで
   全く同じタイミングで手を言うことにより、雌雄を決する意志決定法のことなのだ!)

519河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 01:20:59
>>518
「    」

『 おい……おい…寝るな…起きろ…おい…  』

変態男は白目をむいている。アワも吹いている。きょ
『髪の毛』は、河原を地面に降ろしてアワアワしている

『 …おっ…おい、そこな女子…  』
『 倒れた人間ってどうやったら起きるんだ…? 』

『 近くで太鼓を叩けばいいのか?踊り子を連れてくればいいのか…? 』

タライの中から、女性の声が貝橋に話しかけてくる。


『 私一人では寝室に運べないのだが… 』

520貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 01:28:25
>>519
「ああ、心配要らないわ」

そう言って、『バベット』に『ホットコーヒー』を発現させる。
効能は『覚醒作用』。これを飲ませれば、ぐっすり爆睡中でも目を覚ますわ。
決して熱さで目を覚ますとかそういうことではないわ。

これをゆっくり、ゆっくりと口にそそぐ……。

521河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 22:28:14
>>520

「 ゴ ックン」

『  あ、飲んだ  』


「!!??!?!?!!???」
「うべゅ!!!??!?!?!?!??!?」

「げっほゲッホ オエエェェェっ  ゲホゲホゲホ」
                        「オロロロロロロロ」

 『 吐いたな 』


「なんだこれ!この味なんだっけ!」
「覚えてるぞ、」
「えーとえーっと」

「やっぱり忘れてた…!」
「何だっけ…何だっけこの茶色い色付き水」

「思い出した、『ココア』か」
「いや違う、『コーヒー』」だな
「待てよ、『味噌汁』だったか」
「………『泥水』……?」

        …男は錯乱しきっている。


『 そこな女子よ、妾にもその色付き水を…… 』

 いつのまにか河原の足元のコーヒー溜まりからすげーデカい『口』が出現していた。
こいつもコーヒーをご所望のようだ……

522貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 22:39:58
>>521
「それマジで言ってんの?」「ベロの細胞壊死してるとかじゃなく?」

     『ミャアオ…………フギャア』
     (詩織さま、熱すぎて味が分からなかったのでは……)

でも泥水はヤベーと思うけどね。

「別に飲みたいなら良いけど……」
「っていうか、アンタ何者なの? コイツのスタンドなのは分かるけど」

さっきから徹底してぞんざいに扱っているのに、
スタンドとして反抗するどころかむしろ同調してるわよね……。
なんて疑問に思いつつ、コーヒーを流し込むわ。

523河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 23:09:23
>>522
 『 妾か? 』『  神だ  』
 
  『 訳あって、この汚い男を神官として扱き使っている 』   

   『   ゴ ックン  』

 『 !!??!?!?!!??? 』
 『 うべゅ!!!??!?!?!?!??!? 』

 『 げっほゲッホ オエエェェェっ  ゲホゲホゲホ 』
                        

「おっ 吐くか?」

    『   ……………   』

「吐かないのかよ」

   『 …カワラ、コレ、ニガイ 』
               『 グスン エグッ 』

「何も泣くほどのものでも無いでしょうに」

「…紹介するよ。」
「こいつは『マザー・ガンガ』  神サマ…だそうだ」
「僕の『スタンド能力』で呼び寄せてる。」
「あとコイツは甘味に目がない」
「苦いのは嫌いらしい」

「ガンガー……インドの神様だそうだが、僕も先祖もインドとは関係ないから」
「僕の地元の神社の神サマが同一視されてたのかな」
「まあ正体不明ってことよ」

524貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 23:25:55
>>523
「あー、『神様』ね。なるほど道理で」

『分かる分かる』みたいなノリで頷くわ。
『神様』って、けっこういるものなのね。
あたし、御蔵神社の『神様』も知り合いだし。
それならこのデカさも納得だわ。

「あんたも急に神官なんて大変ねえ」 「焚火もそれ関連?」

そういうことなら、甘い砂糖たっぷりのエスプレッソもご馳走しちゃいましょ。

   ドポポ〜

525河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 23:47:13
>>524
「焚火?」
「関係ないよ ただ腹へってただけだよ」
「この寮の規則ちゃんと読んでなかったんだ」
「正直ごめんよ」
「ここ、ちょっと前に火事になったんだって?」
「すまねぇすまねぇ」


>  ドポポ〜

  『 あまい 』
        『 えすぷれっそと言うのか  』


「……すごいな」
「その『能力』」

「毎日僕の部屋に来てもらいたいぜ」

「……変な意味じゃないぜ」
「うちの女神様は、お供えをしないと拗ねるんだ」
「あと嫌がらせもしてくる」
「だから僕は毎日、自分が食いもしねえ甘味をコンビニで買ってるってワケよ」

「このマシュマロは自分用だがね」
「ムシャア」

526貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/24(金) 23:04:38
>>525
「…………」

なんつーか、同情して損した……。

「ま、談話室にいる時ならあげなくもないわよ」

そう言って、『バベット』に残ったカップを解除させる。
わざわざ行くとかタルすぎだけど、向こうから来る分にはあたしの負担とか全然ないからね。
あたし高校生だから分かるけど、毎日お菓子買うって結構な出費よ……。
一日三〇〇円としても、一か月続ければ九〇〇〇円、一年で一〇万八〇〇〇円……。
…………約一一万円の出費はデカすぎるわ……骨折一本と軽傷一つよ……(フープル脳)。

「気をつけてよね。今回はあたしが発見したから良かったけど、
 かげりさんとかに見つかってたらマジで洒落にならないことになってたから。
 なんかヤバげな武器を携えた蜂の大群とか襲ってくるから……」

脅しじゃあないことは、あたしの顔を見れば分かるはず。
あかりさんだったら絶妙に手加減してオシオキするだけで済んでたんだけどね。

527河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/25(土) 00:19:10
>>526
「マジかよ」
「駄目元だったんだが」
「談話室、ですね 覚えましたぞ。」
「…談話室!」
「よかったなァ、たかり放題ですよ、ガンガ様!」

 『 よかったなカワラ 』

「うんうん……」

「…蜂の大群?それマジ?」
「あのメイド軍団、平常時でも『危険』だってのに」
「怖えェ〜〜っ」
「キミ、顔が青いのを通り越してムラサキ色になってるぜ 冷や汗も出てる」
「そこまでか」
「そこまでなのか……」


「っていうか、今何時だ」
「腕時計チラッ」

「……3時だ。」

528貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/25(土) 23:15:15
>>527
「女の子捕まえて顔が紫とかあんたどんだけデリカシーないの?」

真顔で、軽蔑した感じで言うわ。

「っていうか三時……ったく、いい加減にしてよね……。
 それじゃああたし寝るから……気を付けなさいよほんと……」

そう言って、自室に戻るわ。
文句の語彙が少なくなってるのは、眠いからってことにしときなさい。

529河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/25(土) 23:32:23
>>529
「紫。」
「事実じゃん」
「コスモスみたいで綺麗だよって言えばいいんかね」

「おっと」
「寝るのね」
「それりゃあ青少年だからね…」
「寝る子は育つ」
「犬も歩けば棒に当たる」

「おやすみなさい…」
「良い夢を……」

530高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/13(水) 00:07:06


   真夜中の談話室。
   多くの寮生は自室に戻り、すでに就寝したか、それに備えている頃。

   テレビがチカチカと、目に悪い光を垂れ流している。
   その正面に据えられたソファーを占領する、一人の青年。

                          \ ドッ ワハハハー! /
        「…………、ふご」


   …テレビを見ている最中に眠ってしまったらしい。
   リモコンを掴んだまま、崩れ落ちたように横たわっている…。
   意識がない割にしっかりと握りしめており、簡単には離さないだろう。

531アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/13(水) 00:26:04
>>530

『ソローリソローリ』

すやすやと気持ち良さそうに眠る高天原。
そこへ抜き足差し足で忍び寄る、季節感のないマフラーを口元に巻いた少年。

ポケットから取り出した『ガンギマリ』と書かれた目薬を、そっと高天原の瞼を開けて、投入してみようとする。途中で起きなければ。

532高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/13(水) 00:36:45
>>531

    「……ふぐぅ」

   犬のいびきのような情けない声をあげている。
   近寄っても、まぶたに触れても、一向に起きる気配はない。
   間違いない。『爆睡』だ。

   ところで、眼薬は何滴にする? ン?100滴だっけ?

533アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/13(水) 00:46:52
>>532

>   ところで、眼薬は何滴にする? ン?100滴だっけ?

    否!持てるありったけの力(目薬)を…一滴残らず絞り出すッ!
ひたすら目薬の横を押して、眼球からこぼれようとラッシュを続ける。パス精CCC

「オラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」

『ポタポタポタポタ』

高天原ァーーーッ!きみが!起きるまで!(目薬を)点すのをやめないッ!

534高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/13(水) 01:00:09
>>533


                          ポタポタポタポタ…

     グ、ググ…
            ビュッ ビュゥウウーーー!!


   滴というより、もはや水鉄砲だ…
   『用法用量をお守りください』とあれほど…

   だが眼球を陵辱するバイオ目薬のガンギマリラッシュ!
   片目から蛇口をひねったような涙を流しながら、高天原が飛び起きる!!


       「HEEEEYYYY あァァァんまりだァァアァーーーー!!!
        AHYYY AHEEE AHY WHOOOOOOOHHHHHHHH!!

        おおおおおおれェェェェェのォォォォォ目(ry

                               フーーー スッとしたぜ……?」


   起きた。
   だが、高天原はちと寝起きが悪い性質でな…


      「……えっ… 今なんッ時   ってェ! 痛ってェ目ぇえ!!!!」


   寝ぼけている以上に、状況が飲み込めないようだ…
   地べたを転げまわっている…
   アレクセイの悪戯にも気づいていないかも…

535アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/13(水) 01:12:10
>>534

「いいね!」「そのリアクション最高ッ!いやー、ほんときみが来てくれてよかったよォー」

『ポイッ』

中身が空になった『ガンギマリ』をそこら辺に投げつつ、うんうんと頷く。
ついでに地べたを転がっている高天原くんの背中をぽんぽんと叩いた。

「今?日付変わってちょっぴり経ったくらいかな、確か」
「こんなところで寝てると風邪引いちゃうゾ☆」「テレビつけっぱなしもエコじゃないしね!」

536高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/13(水) 23:27:28
>>535

  「 ? …、??  お、おはざーす…」

   ワケも分からぬまま勢いに押され、とりあえず挨拶は返す。
   その辺の礼儀はしっかりしつけられているらしい。

>「今?日付変わってちょっぴり経ったくらいかな、確か」
>「こんなところで寝てると風邪引いちゃうゾ☆」「テレビつけっぱなしもエコじゃないしね!」


  「は、はあ… どうも」
  「目ェいってぇー…」
                     『ピ!』

   言われるがまま、リモコンでテレビを消し…

  「……えっ、そんな時間!?」
  「仮眠してから、えーーー2時間、いや3、あれ、4……?
   うわー、マジ、引くわー… っていうか他に誰か起こしてくれたって…」

  「アンタ起こしてくれたのか。誰か知らないけどサンキュー」

   起き抜けとは思えないほど、チャラやかに感謝の意を示す。

   こ、こいつは…
   自分がイジられたということに気づいていない…
   もっともドス黒いバカだ。




           『カンッ   カラカラカラ…』


  「ン? 何だ、今の音……」


    だが……

    放り投げた『ガンギマリ』が床にぶつかり、滑る音。
    高天原がそちらに視線を移そうとする。
    このままでは事の経緯に気づいてしまうだろうな。

537アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/13(水) 23:37:56
>>536

「おはよォ〜〜〜」
「つっても時間的にはこんばんは?あ、でも日本は起きた時にはいつもおはようなの?」
「そんなにぐっすりしちゃうほど疲れてたん?大学生?今時は大学もブラックなん?」

寝起きでも一切躊躇のない質問責め。
チャラさとはまた違うが、馴れ馴れしさで言えばこのアレクセイ!
高天原に一歩も引けを取らないッ!

「いいってことよ。キミの反応が今まで出会った日本人ん中で最高だったからね」

グッ、と親指を立てる。『ガンギマリ』については放置。
別に悪戯がバレても気にしない、ブン殴られることも覚悟の上である。

538高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/13(水) 23:52:58
>>537

  「お? あー、うん。そーね…
   進捗近いと、研究室のソファで寝泊りしたりすっからな…」

   はた、と視線をアレクセイに戻す。
   どうやら物音はどうでもよくなったようだぞ…
   そして日本の大学もなかなかブラックのようだ。がんばれ大学生諸君。


  「あ、確かにもう『こんばんわ』の時間だな。
   でも業界ではいつも『おはようございます』らしいッスよ」

                  グ、ググーッ

  「……〜〜〜んん゛っ、よく寝た」

   大きく伸びをする……

  「なんだぁ? 寝起きドッキリ的なこと?
   俺はいいケド、やりすぎるとそのうち怒られるぜ」

  「ここには優しいけどおっかねーメイドさんがいるからな…」

539アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/14(木) 00:10:27
>>538

「うっ、うっ、うっ…可哀想に」
「日本は住むにも食うにも素晴らしいところだけど、働くのだけは危険って話は本当だったのね…
 負けないで!この先の社会にはもっとブラック企業が待ち受けてるから!カローシカローシ!」

ポケットから取り出したハンカチで涙をぬぐいつつ、
日本の社会に出たことはないくせに知った風なことを言う。あと世界で有名な日本語の単語も。

「ほへぇ〜〜〜何でだろうねェー。いつでも起きたてのように働きます!っていう社畜精神なのかなァ〜」

心配する高天原に、顎に指を当てキメ顔になる。だがずっと半目だ。オーラだけだ。

「フッ、大丈夫!既にもう何度も怒られてるから!!つーかむしろあんな美少女ならご褒美だから!!!」
「あっ、俺アレクセイっちゅーの。兄さんは名前なんてーの?」

540高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/14(木) 23:51:06
>>539

「ああ...サービスという名の違法労働...
理不尽な怒号と積み重なる雑務...過酷なスケジュール...」

「そして鬱...」


高天原の目が虚ろに・・・



「んっ? ああ、俺はタカマガハラ サクヤ。
ってんだけど・・・発音できる? サ・ク・ヤ」

「外国人には難しいのか、しばしば間違って覚えられるんだぜ」


アレクセイの問いかけに、正気を取り戻す。


「うーん、そーゆーもんか?
知り合いの男子はみんな、怒られるのがご褒美だというが...
俺には理解できない境地だぜ。あの人はひたすら怖いからな...」

541アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/15(金) 00:54:30
>>540

「そ、そこまで落ち込むこたぁないやん!ほら!頑張って勉強して、
 ええ会社入ったらウハウハやで?!資本主義バンザイや!」

未来のことを考え過ぎて鬱になってる高天原クンの肩を揺さぶる。元気出して!

「ダイジョーブ、ダイジョーブ。日本語は来る前に勉強してあるからねェー」
「にしてもさっキュンは外国人の対応慣れてるんだネ。イェンくんとかリプリスちゃんとか実は知り合いなのォ?」

首をひねる。ついでに馴れ馴れしい愛称で距離を詰めていく。

「あっはっは。ラノベの主人公みてーなこと言いやがってこの野郎。
 あんな美人とコミュニケーションが取れるなら殴られでも喜んで行くわ!!!」

ぷんすかぷんぷん。

542高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/16(土) 00:09:06
>>541

「……ハッ! お、俺は今、何を…」

どうやら何かしかの電波を受信していたようだ…

「フーン… 留学生って勉強熱心だよなぁー。 みんなそーなんか?」
「あっ… ゥん ……」

微妙な反応。こいつぁ何かあったに違いない。
イェンたちの名前が出た途端に、目を逸らし、もじもじし始める…

「あっ、いやいや、あの人の本性を甘く見てはいけねーッスよ…」

ここぞとばかりに分かりやすい話題逸らし!


「ちなみに俺はこの前、電柱のような恵方巻きでぶん殴られた」

543アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/16(土) 00:22:51
>>542

「あぁウン。来るなら日本って決めてたからネ」

「でも留学生かと聞かれるとどーなのかなァ?まだ学校へ入学してないしィ」
「とりあえずここ紹介してもらって住む所はどーにかなったし、
 後はバイト探してそれから入学できるか訊いてみようかにゃ?」

首をひねる。が、高天原が微妙にもじもじくんと化した瞬間は見逃さない。
半目をキラーンと光らせて追求する。

「あっ?!なんかあったねこりゃ!なに、三角関係なの?音々ちゃんを挟んでんの?!
 それともリプリスちゃん?!手を出しちゃったの!?小さい子とかが好きなタイプ!!?」
「えっ何それ。恵方巻きのような電柱じゃなかったからいいじゃん。軽い軽い」

たかまがはら の わだいそらし!
こうかは イマイチのようだ・・・・・

544高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/16(土) 00:31:22
>>543

「アレ? そーなんだ。この寮にいるってこたぁ、
 俺はてっきり編入済みなのかと思っていたッス」

「バイトねぇー。ここはそういうのには事欠かないぜ!
 飲食店もコンビニも、ビデオショップ、モール、なんでもありだし!」
「かくいう俺も、……」


 たかまがはら は 逃げ出そうとした…

>半目をキラーンと光らせて追求する。

 しかし、回り込まれてしまった!


「あっ、いや そのォー……」
「斬られ……あっ、いやいやいや」
「ちょっと…… 喧嘩? みたいな…」

 おっと。どうやら結構重そうだぜ。
 ちなみに『リプィス』が正しい発音の気がするぜ。

「詳しくは、なんか企業? 守秘義務? みたいなんで言えないケド…」
「今最も顔を合わせにくい相手のうちの一人だぜ…」

「けど、そいつらを知ってるってことは…」
「もし編入するとしたら、同じクラスかい? イェンたちと」

 確か学校には、留学生専用のクラスもあった気がする。

545アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/16(土) 00:58:48
>>544

「ボクちゃんは適当にダイナーで騒いでたら『スタンド使い』ってことでここに誘われたのさ」
「スゴいねェ、日本って。パスポートもない怪しい外国人で、
 金も持ってないのにすぐさまここを紹介してくれるなんて」
「それに職場もこうしていっぱい見つかるとかネ!来てよかったよォ〜」

ニコニコしながら語る。結構ハードだったらしい。

「・・・・・あー、そういう」「巻き込まれちゃったの?サクヤは」
「ドンマイだねェー。でもまだここに住んでるってことは、逃げたりするつもりはないん?」

なんとなく、ふわふわした感じで理解したらしい。ついでに正しい発音も覚えた!>リプィス

「そーなんかな?普通に入るのが難しそうならそっちでお願いしようかなァ。
 時々お仕事手伝ったりするくらいなら頑張るし」

546高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/16(土) 01:08:54
>>545

「あー… まあダイナーなら…」

ダイナーなら仕方ない、と言おうとして、口を噤む。
なんて恐れ多いことを…

「まー、表沙汰にならないだけで結構違法なアレコレあるからな…」
「多少のグレーなところは目を瞑ってくれるのが日本のいいところだぜ」

「んん… まあ……仲直りってワケでもねーけど…
 俺とイェンが直接喧嘩したわけじゃあねーからな。
 意外と、話せば仲良くなれるとも思ってるぜ!」

無根拠だが、前向きだ。

「まっ、色んなやつがいる学校だし、間口は広いとは思うぜ。
 俺は大学部からこの町に来たんだけど… そこまで難しくなかったし」

547アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/16(土) 01:21:09
>>546

「ダイジョーブ!二人とも『イイ人』だから。真正面から話せば、すぐに仲直りできるよォ」
「ここでこれからの損得とか考えて、駆け引きとかするような狡いタイプはダメっぽそうだけどネ!」

陽気に頷く。半目で口元もマフラーで隠れているが、とにかく声だけは明るげだ。

「そっかそっか。なら学校で普通にお勉強はできそうだねェ」
「じゃ、オレ様はそろそろお眠ちゃんなのでお部屋に戻るぜ!色々教えてくれてあんがとね〜〜〜」

立ち上がり、手を振りながら部屋を後にした。

548朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/05/16(土) 21:04:39
白亜荘の中庭。
「…狙いを定めて…」
涙音は地面から流鏑馬に使われる的を生やさせて、自分のスタンドに狙いを定めさせていた。

「ふむ…」
どうやら『FUS』に素早く狙いを定めさせる練習をしているようだ。

「…まぁ、本気の勝負でこんな素早く狙い定めるなんて言うのは…
 むりがありすぎるかなぁー。」
ため息を付きながらも自分のスタンドにすぐさま狙いを定めさせていく。

549朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/05/17(日) 18:27:47
「…まぁ今日はこのへんでいいか」
とりあえずスタンドを解除した涙音は、

「はぁー、一休み一休み…」
ため息を付きながら自分の部屋に戻っていった

550『白亜荘』:2015/06/30(火) 00:38:55
今日は門が開いていたりする。

               どどどどどどど

最近影がないとすら言われているクンリニン=サンが珍しく人に見えるところで仕事中だ。
芝刈り機を門側の芝生にかけて回っている。

551朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/06/30(火) 00:56:03
>>550
【場】『H“E”Il 2 YOU』 その2【ミ】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1432892057/
ヨリ

一人の少女が門から歩いてくる。
彼女は朱鷺宮涙音。ここで生活している中学生だ。
いつもどおりの光景…

「管理人さん…どこかなー。」
…いや、1人だけではない。
もう一人、涙音の後ろから歩いてくる人がいる。

(※古田さん、後からどーぞ。)

552ようこそ、名無しの世界へ…:2015/06/30(火) 00:59:35
【場】『H“E”Il 2 YOU』 その2【ミ】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1432892057/152-179 の続きです!

>>550
「ここが……白亜荘」

スレを移動する前にも言った台詞をもう一度言って、敷地の中に踏み込む。
芝刈りをしている人物には、すぐに気がついたが……もちろん初対面なので誰かはわからない。
しかし、なんとなく察することはできる。

「すみません、もしかしてここの管理人さんですの……?」
おそるおそる尋ねる。
朱鷺宮の話によれば、この人物は相当ぶっきらぼうと聞く……覚悟を胸に抱いた。

553古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/06/30(火) 01:00:12
>>552
名前忘れです、すみません……

554『白亜荘』:2015/06/30(火) 01:06:25
>>551-552
君たちの探す管理人さんは目の前である。

           どどどどどどどどどどど

具体的には半開きの門の側。芝刈り機をかけていた。
後頭部でひとまとめにした青灰色の髪が芝刈り機の振動に合わせてワカメのように揺れている。

「……おっと、呼んだ?」

呼びかけに気づいたか、
芝刈り機を止めて管理人は二人のほうへ振り向いて……

        「君は、えーと……」

誰だっけ……と呟きながら手をクイクイさせ、
『一瞬』でどこかから取り出した名簿らしきものを一瞥し、投げ捨てながら話しかけてきた。

        「そうだ朱鷺宮くんだよ。
          で、そちらのアナタはどなたかな?」

555朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/06/30(火) 01:10:46
>>552-554
目の前の庭師?のような人物に首を傾げた涙音であったが…
「あ、もしかして…あなたが?」
合点がいったらしく、管理人さんに対して驚きの目を見せる。

「あ、はい、朱鷺宮涙音です。
 えーっと、こちらの方は…
 新しくここに住みたいという人なんです…」
そう言って軽く前に出るようにカノンに促す。

556古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/06/30(火) 01:20:41
>>554-555
(この男……ッ!朱鷺宮さんの名前を忘れていた……?
ぶっきらぼうなんじゃなくて単に『記憶力がない』……いや、まさか、気のせいですわ)

「はじめまして。わたくし古田 火温(ふるた かのん)と申します。
実は……思うところあってスタンド使いになったのですが、それを理由に親に勘当されましたの。
無一文で着の身着のまま、飢え死にしかけていたところを朱鷺宮さんに助けていただいて。
それで、ここであればわたくしのような行く当てのない者にも、住むところが得られると聞いてきたのですけれど……
ただ、わたくし、本気で無一文ですの。(『リアルマネー』に含まないお金も)びた一文ありませんの。
正直半信半疑なのですけれど……」

スカートの裾をつまんで挨拶をしたあと、身の上話と、お金の話をした。

557『白亜荘』:2015/06/30(火) 01:34:43
>>555-556
カノンの内心の驚愕に気づいているのかいないのか、
管理人は投げ捨てられた名簿が『一瞬』で消えたのをよそに
うんうんと頷きながら朱鷺宮の紹介と、カノンの身の上に耳を傾けている。


「なぁるほど?」

もみあげから伸びた髪を指に巻きつけながらしばしの思案顔。

……尚、ひとまとめにした髪はそれなりに長いし、出る所は出ている体型である。

    「朱鷺宮くんも、なかなかおもしろい子を拾ってくるねぇ」

    「で、年はいくつ? あれば学年もだけど」

558朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/06/30(火) 01:39:25
>>556-557
「…まぁこんな事情がある人なんですが…
 どうなんでしょうね?
 私個人としては…
 その…彼女をここに住まわせてあげたいところなのですが…」
そこか心配そうに彼女と、管理人を交互に見る

(…どうしよう…
 学校については…正直に言うべきなんだろうか…)
一番の心配はそれであった。
学校が違う場合、転入などの手続きも必要なのだろうか。という心配だ。

559古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/06/30(火) 01:54:22
>>557-558
(あっ、女性でしたか……?>>556の「この男」は「この女(ひと)」に訂正したいと思います)

「えっ……」

寮の運営には当然、先立つものが必要なはず。
お金は大事だ。それが、多少ひとよりも裕福な家庭で育ったわたくしにとって当然のことだった。
そのお金がないという話を、面白いと切って捨てたのか、今。

「え、ええ、16歳、高校一年生ですけれど……実はわたくし、『秋映学園』の生徒ではありませんの。
こちらはあのマンモス校の学生寮、ですわよね?
先生も、友達も、みんなわたくしから離れていってしまったから……かつての母校に今さら、思い入れはありません。
わたくしの意思だけでそれが可能なら、転入してでも、と思っていますけれど……常識ではあり得ないですわよね」

親の許可も、転入前の学校の許可もなく、学生本人の意思だけでホイホイ学校を転校できるものでないことは
世間知らずのお嬢様であるわたくしにだってわかる。

560『白亜荘』:2015/06/30(火) 02:03:19
>>558-559
「うん、うん……高1ね…… あぁいいよいいよ、心配しないで。
 家なき子の編入なんぞちょろいもんですよ」

『    フ     ッ     』

言うが早いか、小さめのクリップボードを
やはり何処からか一瞬で取り出し、書類を止めていく管理人。

が、その動きがふと止まる。

 「……ン? ちょっと待って?
  いまフルタ・カノンって言ったよね?」

クリップボードを半ば放りつけるように差し出しながら問いかける、というより確認するような口調。
ボードには入寮契約書と説明パンフレットがはさまれている。


                 『    フ     ッ     』

反対側の手にまたもいつの間にか、
         またも名簿のような物が『現れた』

561朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/06/30(火) 02:10:11
>>559-560
「ああー、良かったです。
 何というか…ひとまず大丈夫なんですね」
そう言って頷くと、

「ヨカッタですね。
 これで大丈夫です。」
カノンに対しても嬉しそうに微笑んだ。


「?…管理人さん、一体どうしたんです‥・?」
不思議そうな顔で管理人さんの動きを観察する。

562古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/06/30(火) 02:14:40
>>560
「な、な……まさか」

現れては消える書類、クリップボード、名簿。
これが『スタンド能力』だということまでは、なんとなく察しがついていたのだが、
単に普通の文書を、『どこでもドア』のようにどこかに仕舞っているとか、そういうことだと見ていた。

(ただの『書類』じゃあ、ない……?)

何かある。何があるかはまったくわからないが、何かあると思った。
しかし、追求するのはやめておこう。なんとなく。

「ええ、古田 火温……それがわたくしの名だと、確かにそう言いましたわ。
それがなにか……?」

>>561
「ありがとうございます!
なにか……底知れないものを感じもしますけれど
とにかくこれで天井と壁の心配はしなくて済みそうですわ」

他人のことを自分のことのように喜んでくれる。
朱鷺宮のことを本当にいい人だと思った。

563『白亜荘』:2015/06/30(火) 02:28:48
>>561-562
「うん、重ねて言うけどちょっとまってね?
 確か『ココ様』のリストにあったはず……」

名簿がバラバラと音を立て、目にも留まらぬスピードでめくれていく。

           バシッ!!

やがて、一つのページを指し示した。
カノンが、『財産目録』から供与を受けた事などが事細かに書かれていた。

そして、端っこに書かれている『MISSING』の文字……。

「あったよやっぱり……こんな前の日付で……
 よく生きてたねカノン様。お待ちしておりましたよ」

驚嘆と感慨が混ざったような声が、管理人から漏れる。

564朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/06/30(火) 02:34:07
>>562
「やれやれ…
 まぁ、次は働き口ですね。」
そう言ってため息を付いた。

「なにはなくとも…
 お金は大事ですし。」
住処の心配がなくなれば、涙音は今度は
生きていくための糧についてを思い始める。

>>563
「…むっ…
 そのリストは…もしや」
そう言って、覗きこもうとしている

「カノンさんがおっしゃっていた、『供与者』の『ココ』さんの持ち物…?
 というより…まぁ、確かに飢え死にしそうでしたけど…」
感極まったような表情を見ながら、少し驚きの表情で答える。

565古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/06/30(火) 02:49:42
>>563
「えっ……なんで……この寮、あの方とどういう……

学生寮と、カフェの供与者。二つの接点がまったく繋がらない。
(PL的には>>1に思いっきり書いてあるけど)

「そう……そんなことまで知っているのですわね」

スタンド使いであることを隠し、両親の元で暮らした日々。
それが明るみに出て、放浪の毎日。
スタンドを得てからどれくらい経ったのだろう?

やっとここが、安住の地になるのだろうか。
まだわからない。わからないが……

「うう……うっ……」

急に実感がわいてきた。ちょっと涙が出た。

「ありがとうございます……これから、よろしくお願いいたしますわ」

>>564
「そうですわね。どこか見つけないと……
初頭部なら給食も出るでしょうけど、高等部は学食でしょうし……」

放浪生活で鍛えた残飯漁りスキルが火を噴きますわ!なんてみっともない姿はなるべくなら避けたい。

566『白亜荘』:2015/06/30(火) 03:02:44
>>564
「おっと、おいたはNGの方向で頼むよトキちゃん」

       『    フ    ッ  !』

名簿はどこかへ行ってしまった。

「あんまり漏洩すると私の首が飛ぶんだぜ! 物理的に」

内容とは裏腹に、顔はいたずらっこのそれである。


>>565
「それじゃ、案内しようか。
 ……なに、お昼が心配ならうちを使えばいい。
 料理から弁当まで何でも出るから」

芝刈り機を置き去りにして、門の奥、大きな館へと歩き出す管理人。

「うちはあそこの管轄で動いてるのさ。だからリストも来るんだけど……
 カノン様の場合は、親の勘当の後消息がわからなかったんだよね。

 しかしよく生きてたよねホント。サバイバルの才能有るんじゃないかな?」

藍染め液に転落した犬の尻尾のような髪を揺らしながら冗談めかした声が飛ぶ。

567朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/06/30(火) 20:53:16
>>565
「…まぁ、最初のうちは飲食店のアルバイトなんてのがお勧めですよ。
 ひょっとしたらまかないをもらえるかもしれませんし。」
と、アルバイトの場所を考えてみる。

「まぁ、学校に通うとなったら、休みの日にやることになるかもしれませんが…」

>>566
「あ…個人情報ですか?
 それは、申し訳ございません…」
慌てて頭を引っ込める。

「管理人さん、と言うか白亜荘のことはまだよくわかってませんね…
 色々とここのこと、教えてくれるといいです。」
そう行って涙音も館の方へと歩いて行く。

「入居する場所の手続きはとりあえず大丈夫だと思います。
 私は…自分の部屋に戻ることにしますね。」
そう行って、どんどんと館の中へと入っていった。

568古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/06/30(火) 22:07:45
>>566
「なん……だと……
料理・弁当つき!?ですの!??」

勢い余って口調が変わるほど驚いた。
我が家を思い返す……現金がテーブルの上に置いてあって、
その金で三食済ませなさい、という家庭だった。

「わたくし、もうクソ両親のことは綺麗さっぱり忘れます。
ここの子になりますわ」

管理人さんについて歩き始める。

「サバイバルの才能……ですか?
そんな、きっと運がよかっただけですわ……でもまあ、人間、やろうと思えば出来てしまうというか、
落ちようと思えば落ちてしまうというか……あまり思い出したくありませんわ……」

忘れたい。乙女として。

>>567
「そうですわね、ここで食事が出るといっても、優雅なレストランで食事をしたい時だって
誰かと遊びに行きたいことだってあるかもしれませんもの、お金は必要ですわ。
料理は心得があります。飲食店もいいかもしれませんわね」

子供の頃は習い事として料理を勉強したこともあれば、
本来の主である母親が立つことのないキッチンで、ただ自分のために自炊をしたこともあった。
我が家は裕福であったが、成り上がりもので真の上流階級ではなく、家政婦などは雇っていなかった。
家のことはわたくしが大体やらされたものだ。
思えば、その経験がサバイバル生活で役に立ったのかもしれない。

「ありがとうございました。朱鷺宮さまはわたくしの命の恩人ですわ。誇張なくそう思います。
もしあなたが困難に出会うことがあったら何でも言ってください、必ずお助けしますわ。
そしてこれからは隣人としても、よろしくお願いいたしますね」

569『白亜荘』:2015/07/01(水) 00:08:13
>>567
「普段無造作に使ってると、つい人がいても
 やってしまってね。癖って怖いね」

なくて七、あって四十八。

「仲介と……なにより、見つけてくれてありがとねトキちゃん」

自室に戻ろうとする朱鷺宮を、そんな言葉で送る。


>>568
「いいのよ」

あっさりと了承するクンリニン=サンであった。

    「築一桁年だからね。
     きっと君も気に入るだろう」

扉を開ける管理につづいて、君は『白亜荘』中央棟へ入っていく。

カノンのこれからの根城となる個室には、
整った調度品と、清潔なシーツのしかれた温かい布団。

そして、入居を歓迎するホットティーと、サンドウィッチが置かれていたとか。


           古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』  ⇒ 『新住居獲得』『白亜荘へウェルカンム』

570朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/01(水) 00:15:51
>>568
「ほほう、料理ができるんですかー。
 なら大歓迎かもしれませんね。
 腕の見せどころです!」
軽く応援をしながら答える。

「ふ、ありがとうございます。
 恩人なんて言われるとちょっと照れちゃいますが…
 古田さんも、また困ったことがあったら私に頼ってください。
 これからは隣同士、助けあいましょう。」
そう言って軽く微笑んだ。

>>569
「まぁ、気をつけたほうがいいですね…
 こっそり見られでもしたら色々と…大変です。」
ちょっと申し訳無さそうな顔をしながらも答える。

「いえ、私は人助けのつもりでやったので…
 こちらこそ、古田さんを住まわせて頂いて、ありがとうございます。」
そして、中央棟へ入る中で、涙音は自分の部屋の方に顔を向ける。

「じゃあ、古田さん…これから私は、自分の部屋に戻ります。
 なにか困ったことがあったら、また呼んでください。
 ノックするだけでいいです。」

「ではまた!」
そう言って手を振り、自分の部屋へ戻っていった。

…ちなみに入った直後に転んで鳩尾に何かがぶち当たって悲鳴を上げてしまったらしい。

571古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/07/01(水) 00:41:53
>>570
「はい!ああ、ここでお別れですのね……また、ですわ!」

名残を惜しみ、一緒に中央棟に入り、そして分岐点で別れ、それぞれの部屋に入った。

>>569
「名前に似合わず新しいんですのね……」

意外ッ!築一年!
なになに荘とつくアパートは古いものという先入観を打ち砕かれた。
部屋に入り、また驚く。

「このシーツ、サンドイッチ……そして淹れたての温かいミルクティー……
まるで、わたくしが来ることが予めわかっていたかのような……?」

ともあれ座り、ミルクティーを飲む。
その暖かさが骨身に沁みた。
それは久しく触れていなかった、人の世の暖かさであるようにも思えた。

「外の気温は暑いくらいだというのに。
私の心は、家を追い出されたあの寒空のまま、凍えていましたのね……」

しばらく黄昏ていたが、

「ああ……。
まずはお風呂とお洗濯ですわね……」

やるべきことを思い出し、部屋を出て行く。
この日はそうして過ぎていった。

572朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/11(土) 23:36:13
白亜荘の朝―――――

「…はぁ…今日は休みの日だった…」
庭の方に顔を出して軽く顔をこする。

「…たまにはこんな日もいいか…」
そう言ってゆっくりと、人工芝の有る地面に移動して、ゆっくりと土下座の姿勢を取る…

そして…
「フンッ!!」
勢い良く地面を蹴り飛ばし、
そのまま逆立ちの姿勢を取り始めた。

彼女の日課なのだが、普段は部屋の中で行うため、
あまり他の人には見られていないはずである。

573朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/13(月) 20:13:05
「…ああ、疲れた…」
涙音はとりあえずまた寝ようと思い、部屋へ戻っていった


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