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【個】学生寮『白亜荘』 その3
498
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/28(土) 00:44:51
>>497
「ふむ…よく考えて見れば…
悪い人間は見せびらかした挙句やっつけられてしまう…
なんてことが容易に想像がつきますね。」
コーマの戦った相手のことは彼女は全く知らない。
が、大抵の場合見せびらかしたほうが負けるというのはなんとなく察していた。
「多分…あの人の場合はそういう理屈なんだと思いますね…
えーと、一応悪い人ではなさそうでしたし。」
地乃フミという女性。
強烈なインパクトを覚えていたが、少なくとも彼女はそういう悪人のカテゴリーではなさそうと感じたようだ。
「あ、でも一応気をつけてくださいよ。
多分スタンドでの喧嘩になると思いますから。
その…『チノフミ』という人とは。」
499
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/03/28(土) 00:55:44
>>498
「……『ちのふみ』、か」
スタンドでの喧嘩…ってことは、あの通り魔野郎みてえなことか。
なんつーか、そういうヤツに限って長生きなんだよなぁ…。
「ま、逃げられるだけの力がありゃ十分だ。
向かってくるんならオレは『ヤる』。それだけだぜ」
生憎、売られた喧嘩を買わないのは不良の主義じゃあねえ。
これは、女の朱鷺宮にゃあ分からん理屈だろうけどよ。
500
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/28(土) 01:03:41
>>499
「売られた喧嘩は買う…感じですか。
なんとなくですが、コーマさんってそんな感じしますね」
結構素直な感想を答える。
見た目で判断してる感じだ。
「まぁ、注意しながら過ごしていたら
この町は本当にいい場所ですからね。
私はあんまり不安とは違うんですけど」
以前は恐れていた時もあったが、
今は向き合うことができるという自身はあるかもしれない。
「コーマさんも、この街は好きですよね?」
501
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/03/28(土) 01:07:16
>>500
「ああ…」 「生まれ故郷だからな」
オレは黄金町の生まれだから、ここが故郷だ。
旅行とかで別の土地に行ったことはあるが…
やっぱり、生まれ育った町には愛着がある。
「だが、売られた喧嘩は買うっつったが、実力の差は見極めろよ」
「勝てねえ喧嘩を買うことはねえ。テメェは女だしな」
男だ女だってのは、時代錯誤かもしれねえが…
やっぱり『男の意地』ってモンはあると、オレは思うぜ。
502
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/28(土) 01:14:27
>>501
「私も、生まれ故郷なんです。
ちょっと離れたところですけど…
だから、ウラを知った後でも大好きですね。」
スタンド使いが多くいて、悪人も居る。
そんな場所でも故郷であり、生きる場所であるのだと思う。
「勿論ですよ。
私はまだまだスタンドのことをよく知りませんし…
危なかったら逃げの一手をしてみますよ。」
ウンウン、と頷いて答える。
「まぁ、無茶はしませんよ。少なくとも…」
ちょっと小さくつぶやいたような気がした…。
「んー、とりあえず…
あのトカゲ男の人が来た場所は異常なさそうですし…
一旦部屋に戻ります。」
そう言って元の女子寮へと顔を向ける。
「あ…そう言えば。
一応連絡先交換しますか?お近づきの印ということで…」
軽くスマホを見せてから答える。
とりあえず白亜荘に住んでいるつながりで、という認識だろうか。
503
:
稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』
:2015/03/28(土) 01:19:25
>>502
「そうだな。振るヤツで良いか?」
そう言って、俺もスマホを取り出すぜ。
振るヤツで連絡先交換できるぞ。
まあ、その後は連絡先を交換し次第、
「それじゃあ…オレも行くか」
「外に出ようと思ってたんだよ、ちょうど」 「んじゃな」
そう言って、手を振って朱鷺宮の前から立ち去るぜ。
…しかし、デカかったなぁ…。
504
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/28(土) 01:21:42
>>503
「大丈夫ですよ。振るのにも対応してます。」
そう言ってとりあえずの連絡先交換を行った。
「そうですか。
とりあえず道中にお気をつけて。
じゃあまた!」
軽く手を振り返しながら、彼女も女子寮へと戻っていった。
(しかし…思ったよりもいい人でしたね)
スタイルやらでどう思われてるのかについては、
彼女は当然知る由もないのであった。
505
:
河原决明『マザー・ガンガ』
:2015/04/22(水) 22:08:00
「僕は焚き火をしている」
「夜。現在26時半」
「腹へった」
「星空がきれいで良いと思う」
「のどかだ」
「だから僕はマシュマロを焼く」
「ここは本当に良いところだ」
「ひょんな事からここに住むことになったんだけどね」
「…腹を下してトイレを探すしていたら、」
「学生寮に入居する事になった」
「わろす」
「まあとにかく、ここはメシも旨いし。」
「まあ僕好き嫌い激しいけど」
「メイドもいるし。全員頭おかしいけど。」
「隣人も悪い奴じゃないし。頭おかしいけど。太田垣って言ったけ、彼。」
「アイツ、なんであのトシにもなって夜泣きすんだ?おこちゃま過ぎっだろ」
「お陰で目が醒めちまった」
「だから焚き火でマシュマロを焼いて喰う」
「5袋用意したぜ」
「匂いに誘われて学生がやって来るかもしれない」
「構わん カモン」
「女子高生と…深夜…あまぁいマシュマロ…」
「ケヒヒヒヒヒヒヒヒギヒヒヒヒヒヒウェヘヘヘヘヘヘ」
「あッやめろ叩くな叩くな」
「やめて!痛い!焦げる!」
506
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2015/04/22(水) 22:44:09
>>505
目が覚めたら妙な匂いがしたから確認してみたら、
なんか焚火やってるじゃないの!
「ちょっと! 何夜中に火ぃ焚いてんのよ!」
「ここ、火気厳禁!」 「知らないの!?」
ほら、女子高生よ。喜びなさい。
507
:
河原决明『マザー・ガンガ』
:2015/04/22(水) 22:55:38
「おっとおいでなすった」
「オラオラ引っ込め ガンガ様ひっこんでて」
「やあやあ」
「もしかして僕のせいで起きちゃった?」
「ならお詫びにマシュマロあげるよ」
「はい、アーンして」
「はいウッソーっ!」
「もしかして口開いちゃったァ〜?」
「ウヘヘヘヘヘヘヘウェヘヘヘヘヘヘ」
「待て待て待て待て待て
「悪かった」
「ごめんなさい」
「申し訳ありませんでした」
「すまんこ」
「火、消すの?消せばいいの?」
「えーやだー」
「ブーブーブー」
508
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2015/04/22(水) 23:04:46
>>507
「あー良いわあたしが代わりにかけるから」
そう言って、マシュマロ回収。
『バベット』に熱湯を発現させて、焚火に浴びせかける。
……焚火に、よ? 別に含むところはないわよ?
もしかしたら勢い余っちゃうかもしれないけど、わざとじゃないからね?
509
:
河原决明『マザー・ガンガ』
:2015/04/22(水) 23:32:38
「何?」
「何?何だ、それ?」
「獣?小人? 」
「あッあああっ」
「あーあーあーあー」
「やってくれるね」
「あー火消える消える」
「あー火消えた消えた」
「あーお湯散った散った」
「わーマシュマロ溶けた」
「3袋」
「メレンゲに戻った」
「えッ何 ガンガ様何」
「あつい?お湯かかった?」
「…泣くなっ 泣くなよ」
「ほら、メレンゲ飲むか」
「甘いですよ〜っほらほら」
「ドボドボドボドボボボボボ」
男は、近くの『何か』に、溶けたマシュマロを流し込んでいるようだ…
貝橋の位置からだと、暗すぎて詳細は見えない…
510
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2015/04/22(水) 23:37:00
>>509
「えっ何かかった?」 「ごめんごめんわざとじゃないから」
……白々しいとか言わないでよね。
って感じで熱湯解除。すぐに解除して後始末できるのが便利だわ。
で、バベットを解除しつつ、
「……あんた何言ってんの?」
「いきなり溶けたマシュマロを流し込んだりして……」
そう言いながら近寄って様子を伺うわ。
511
:
河原決明『マザー・ガンガ』
:2015/04/22(水) 23:57:18
貝橋は近づいて、男の手元を覗き込む……
「あー、見るんですか」
「見ちゃうんだね。そーかそーか」
「まーいいや 減るモンでも無し」
河原の足元にあるのは……暗い所でもよく分かる。金ピカの、『タライ』だ。
そしてその中身……暗い所でもよく分かる。ツヤのある……
…『髪の毛』だ ギッシリ詰まっている
男は、さっきからこれに一人で話しかけ、溶けマシュマロをぶっかけていたのだ
「フフフフフフ」
「ハハハハハハハハ」
「見ィ〜て、しまったなァ〜?」
「そうだよ、そう… 青ざめてるね……君の思った通りだ…」
「…これは……これは……!」
512
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2015/04/23(木) 00:03:15
>>511
「うっ」 ゾ
ゾ
ォ
(
)
ツ
こ……この『髪の毛』はッ
「うおおおおおッ――!?」
「な」 「なんだあああ――あんたッ」
思わず飛び退いて、『バベット』を発現。
当然ながら、『バベット』は臨戦態勢よ。
「いったい何のつもり!?」
ま、マジ……?
あたし初めて見た……!
こんなのが本当にいるなんて……!
コイツ本物の、『変質者』ッ!
513
:
河原決明『マザー・ガンガ』
:2015/04/23(木) 00:12:49
>>512
「だから何なんだ?その獣」
「ペット?」
「…あ、『スタンド』か」
「なるほど、この寮はそーいう場所だった」
「さっきの『熱湯』もか」
「アッツ〜イ湯を出す能力?」
「温泉入り放題じゃんすげえ」
「『イッタイ何ノツモリィ!?』」
「いやいやいや」
「このお方はさぁ 甘いモンに目がないのよ」
「きのうはチョコモナカ6ケ食ったんですぜ チクショー」
「え、どうした?」
「……『メレンゲ、オイシクナイ』…?」
「文句いうなよ………」
「今週はもう我慢だ…昨日もおとといもいっぱい食べたろ…?」
「よォ〜し、よォ〜し」
「カミノ毛なでなで」
514
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2015/04/23(木) 00:18:02
>>513
「ゾォ〜ッ……」
ま……マジにヤバい奴だわッ!
カツラとおままごとしちゃうタイプの奴だわ!
こういうのたまにいるからね……。
なんかちょっと裏声使ってあたしの口真似したのも余計にキモイ……。
「…………とりあえず不審者だし、
かげりさんとか呼ぼ……」
そう言ってケータイを取り出すわ。
管理人室に電話する為にね。
515
:
河原決明『マザー・ガンガ』
:2015/04/23(木) 00:32:27
>>514
「かげりサン…」
「おっぱいメイド呼ぶの……」
「あの人、暴走するとこえーんだよネ…」
「このまえ死にかけた」
「怖い」
「ん?ガンガ様?」
「……『誤解されてる』?マジ?」
「このまま女子高生を怯えさせるプレイも楽しいと思うがね」
「続けようぜ、続けよ…」
ニュルルルルルゥ―――z__ッ
ピシッ ピシッ
バシィっ
「あがががっがががああああ」
「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
君がまだ河原の方をみているというのなら……きっとおぞましいものを見る。
タライの髪の毛が『伸びて』いるのだ。童話、『ジャックと豆の木』の豆の木のように!
そして『北斎』の浮世絵、『蛸と海女』のように、髪の毛は河原の体を縛り付けている…!
要するに:河原、触手プレイ。服が破けて『中破』状態
516
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2015/04/23(木) 00:43:23
>>515
「…………え?」
なんか良く分かんない言動のあと、
変態がカツラに振り回されてビタンビタンされてる!?
やばいあれぜったい外なる神とかそういうタイプだって……。
あたしが関わって良い奴じゃないって絶対……。
『……ミャオウニャン』
(……スタンドだと思うのですが)
え? 何? 『バベット』が何言ってるかノイズ酷くて聞こえない。
とりあえず、携帯での連絡も忘れて後退り。これからどうなるのか、指をくわえて見てる。
……あ、悪いけどあたし、触手プレイとかの餌食になりそうになったら本気で抵抗するからね。
517
:
河原決明『マザー・ガンガ』
:2015/04/23(木) 01:01:29
>>516
「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛」
『 カワラ! 』
「はい!」
『 謝れ! 』
「ごめんなさい!」
『 違う!もっと謝るべき相手がいるだろう! 』
「だれ!」
『 あの珍妙なケモノを連れたおなごだ! 』
「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
『 誠意が足りない! 』
「申し訳ありませんでしたあ゛あ゛ん゛」
髪の毛がしゃべってる。男を絞め、服を引き裂きながらしゃべってる。
貝橋に魔の手が及ぶことはなさそうだ。
「んふーッんふーッ」
「ぐるじい だずげで…」
『 黙れ!喋るな! 』
「…う゛ッ………」
「………………」
「…」
『 やっぱり喋れ!謝罪をするのだ! 』
「…………」
「 」
『 ……おい? 』
518
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2015/04/23(木) 01:06:16
>>517
「…………あれ? 死んだ?」
『フギャウ、ナ〜ゴ』
(スタンドが健在なので、それはないと思いますが)
え? 何? 『バベット』の台詞にノイズがかかってて聞こえない。
「『バベット』、ちょっと見てきてよ」
『ゴロロロ、フ〜ッ』
(いやですよ、気持ち悪い)
「あたしだっていやよ!!」
じゃあ、ジャンケンで決着をつけましょう。
テレパシージャンケン行くわよ……。
…………グー!
……チッ、負けたわ……。
仕方ないから、変態の近くに駆け寄ってみる。
(※テレパシージャンケンとは、『バベット』とのテレパシーで
全く同じタイミングで手を言うことにより、雌雄を決する意志決定法のことなのだ!)
519
:
河原決明『マザー・ガンガ』
:2015/04/23(木) 01:20:59
>>518
「 」
『 おい……おい…寝るな…起きろ…おい… 』
変態男は白目をむいている。アワも吹いている。きょ
『髪の毛』は、河原を地面に降ろしてアワアワしている
『 …おっ…おい、そこな女子… 』
『 倒れた人間ってどうやったら起きるんだ…? 』
『 近くで太鼓を叩けばいいのか?踊り子を連れてくればいいのか…? 』
タライの中から、女性の声が貝橋に話しかけてくる。
『 私一人では寝室に運べないのだが… 』
520
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2015/04/23(木) 01:28:25
>>519
「ああ、心配要らないわ」
そう言って、『バベット』に『ホットコーヒー』を発現させる。
効能は『覚醒作用』。これを飲ませれば、ぐっすり爆睡中でも目を覚ますわ。
決して熱さで目を覚ますとかそういうことではないわ。
これをゆっくり、ゆっくりと口にそそぐ……。
521
:
河原決明『マザー・ガンガ』
:2015/04/23(木) 22:28:14
>>520
「 ゴ ックン」
『 あ、飲んだ 』
「!!??!?!?!!???」
「うべゅ!!!??!?!?!?!??!?」
「げっほゲッホ オエエェェェっ ゲホゲホゲホ」
「オロロロロロロロ」
『 吐いたな 』
「なんだこれ!この味なんだっけ!」
「覚えてるぞ、」
「えーとえーっと」
「やっぱり忘れてた…!」
「何だっけ…何だっけこの茶色い色付き水」
「思い出した、『ココア』か」
「いや違う、『コーヒー』」だな
「待てよ、『味噌汁』だったか」
「………『泥水』……?」
…男は錯乱しきっている。
『 そこな女子よ、妾にもその色付き水を…… 』
いつのまにか河原の足元のコーヒー溜まりからすげーデカい『口』が出現していた。
こいつもコーヒーをご所望のようだ……
522
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2015/04/23(木) 22:39:58
>>521
「それマジで言ってんの?」「ベロの細胞壊死してるとかじゃなく?」
『ミャアオ…………フギャア』
(詩織さま、熱すぎて味が分からなかったのでは……)
でも泥水はヤベーと思うけどね。
「別に飲みたいなら良いけど……」
「っていうか、アンタ何者なの? コイツのスタンドなのは分かるけど」
さっきから徹底してぞんざいに扱っているのに、
スタンドとして反抗するどころかむしろ同調してるわよね……。
なんて疑問に思いつつ、コーヒーを流し込むわ。
523
:
河原決明『マザー・ガンガ』
:2015/04/23(木) 23:09:23
>>522
『 妾か? 』『 神だ 』
『 訳あって、この汚い男を神官として扱き使っている 』
『 ゴ ックン 』
『 !!??!?!?!!??? 』
『 うべゅ!!!??!?!?!?!??!? 』
『 げっほゲッホ オエエェェェっ ゲホゲホゲホ 』
「おっ 吐くか?」
『 …………… 』
「吐かないのかよ」
『 …カワラ、コレ、ニガイ 』
『 グスン エグッ 』
「何も泣くほどのものでも無いでしょうに」
「…紹介するよ。」
「こいつは『マザー・ガンガ』 神サマ…だそうだ」
「僕の『スタンド能力』で呼び寄せてる。」
「あとコイツは甘味に目がない」
「苦いのは嫌いらしい」
「ガンガー……インドの神様だそうだが、僕も先祖もインドとは関係ないから」
「僕の地元の神社の神サマが同一視されてたのかな」
「まあ正体不明ってことよ」
524
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2015/04/23(木) 23:25:55
>>523
「あー、『神様』ね。なるほど道理で」
『分かる分かる』みたいなノリで頷くわ。
『神様』って、けっこういるものなのね。
あたし、御蔵神社の『神様』も知り合いだし。
それならこのデカさも納得だわ。
「あんたも急に神官なんて大変ねえ」 「焚火もそれ関連?」
そういうことなら、甘い砂糖たっぷりのエスプレッソもご馳走しちゃいましょ。
ドポポ〜
525
:
河原決明『マザー・ガンガ』
:2015/04/23(木) 23:47:13
>>524
「焚火?」
「関係ないよ ただ腹へってただけだよ」
「この寮の規則ちゃんと読んでなかったんだ」
「正直ごめんよ」
「ここ、ちょっと前に火事になったんだって?」
「すまねぇすまねぇ」
> ドポポ〜
『 あまい 』
『 えすぷれっそと言うのか 』
「……すごいな」
「その『能力』」
「毎日僕の部屋に来てもらいたいぜ」
「……変な意味じゃないぜ」
「うちの女神様は、お供えをしないと拗ねるんだ」
「あと嫌がらせもしてくる」
「だから僕は毎日、自分が食いもしねえ甘味をコンビニで買ってるってワケよ」
「このマシュマロは自分用だがね」
「ムシャア」
526
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2015/04/24(金) 23:04:38
>>525
「…………」
なんつーか、同情して損した……。
「ま、談話室にいる時ならあげなくもないわよ」
そう言って、『バベット』に残ったカップを解除させる。
わざわざ行くとかタルすぎだけど、向こうから来る分にはあたしの負担とか全然ないからね。
あたし高校生だから分かるけど、毎日お菓子買うって結構な出費よ……。
一日三〇〇円としても、一か月続ければ九〇〇〇円、一年で一〇万八〇〇〇円……。
…………約一一万円の出費はデカすぎるわ……骨折一本と軽傷一つよ……(フープル脳)。
「気をつけてよね。今回はあたしが発見したから良かったけど、
かげりさんとかに見つかってたらマジで洒落にならないことになってたから。
なんかヤバげな武器を携えた蜂の大群とか襲ってくるから……」
脅しじゃあないことは、あたしの顔を見れば分かるはず。
あかりさんだったら絶妙に手加減してオシオキするだけで済んでたんだけどね。
527
:
河原決明『マザー・ガンガ』
:2015/04/25(土) 00:19:10
>>526
「マジかよ」
「駄目元だったんだが」
「談話室、ですね 覚えましたぞ。」
「…談話室!」
「よかったなァ、たかり放題ですよ、ガンガ様!」
『 よかったなカワラ 』
「うんうん……」
「…蜂の大群?それマジ?」
「あのメイド軍団、平常時でも『危険』だってのに」
「怖えェ〜〜っ」
「キミ、顔が青いのを通り越してムラサキ色になってるぜ 冷や汗も出てる」
「そこまでか」
「そこまでなのか……」
「っていうか、今何時だ」
「腕時計チラッ」
「……3時だ。」
528
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2015/04/25(土) 23:15:15
>>527
「女の子捕まえて顔が紫とかあんたどんだけデリカシーないの?」
真顔で、軽蔑した感じで言うわ。
「っていうか三時……ったく、いい加減にしてよね……。
それじゃああたし寝るから……気を付けなさいよほんと……」
そう言って、自室に戻るわ。
文句の語彙が少なくなってるのは、眠いからってことにしときなさい。
529
:
河原決明『マザー・ガンガ』
:2015/04/25(土) 23:32:23
>>529
「紫。」
「事実じゃん」
「コスモスみたいで綺麗だよって言えばいいんかね」
「おっと」
「寝るのね」
「それりゃあ青少年だからね…」
「寝る子は育つ」
「犬も歩けば棒に当たる」
「おやすみなさい…」
「良い夢を……」
530
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/05/13(水) 00:07:06
真夜中の談話室。
多くの寮生は自室に戻り、すでに就寝したか、それに備えている頃。
テレビがチカチカと、目に悪い光を垂れ流している。
その正面に据えられたソファーを占領する、一人の青年。
\ ドッ ワハハハー! /
「…………、ふご」
…テレビを見ている最中に眠ってしまったらしい。
リモコンを掴んだまま、崩れ落ちたように横たわっている…。
意識がない割にしっかりと握りしめており、簡単には離さないだろう。
531
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/05/13(水) 00:26:04
>>530
『ソローリソローリ』
すやすやと気持ち良さそうに眠る高天原。
そこへ抜き足差し足で忍び寄る、季節感のないマフラーを口元に巻いた少年。
ポケットから取り出した『ガンギマリ』と書かれた目薬を、そっと高天原の瞼を開けて、投入してみようとする。途中で起きなければ。
532
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/05/13(水) 00:36:45
>>531
「……ふぐぅ」
犬のいびきのような情けない声をあげている。
近寄っても、まぶたに触れても、一向に起きる気配はない。
間違いない。『爆睡』だ。
ところで、眼薬は何滴にする? ン?100滴だっけ?
533
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/05/13(水) 00:46:52
>>532
> ところで、眼薬は何滴にする? ン?100滴だっけ?
否!持てるありったけの力(目薬)を…一滴残らず絞り出すッ!
ひたすら目薬の横を押して、眼球からこぼれようとラッシュを続ける。パス精CCC
「オラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」
『ポタポタポタポタ』
高天原ァーーーッ!きみが!起きるまで!(目薬を)点すのをやめないッ!
534
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/05/13(水) 01:00:09
>>533
ポタポタポタポタ…
グ、ググ…
ビュッ ビュゥウウーーー!!
滴というより、もはや水鉄砲だ…
『用法用量をお守りください』とあれほど…
だが眼球を陵辱するバイオ目薬のガンギマリラッシュ!
片目から蛇口をひねったような涙を流しながら、高天原が飛び起きる!!
「HEEEEYYYY あァァァんまりだァァアァーーーー!!!
AHYYY AHEEE AHY WHOOOOOOOHHHHHHHH!!
おおおおおおれェェェェェのォォォォォ目(ry
フーーー スッとしたぜ……?」
起きた。
だが、高天原はちと寝起きが悪い性質でな…
「……えっ… 今なんッ時 ってェ! 痛ってェ目ぇえ!!!!」
寝ぼけている以上に、状況が飲み込めないようだ…
地べたを転げまわっている…
アレクセイの悪戯にも気づいていないかも…
535
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/05/13(水) 01:12:10
>>534
「いいね!」「そのリアクション最高ッ!いやー、ほんときみが来てくれてよかったよォー」
『ポイッ』
中身が空になった『ガンギマリ』をそこら辺に投げつつ、うんうんと頷く。
ついでに地べたを転がっている高天原くんの背中をぽんぽんと叩いた。
「今?日付変わってちょっぴり経ったくらいかな、確か」
「こんなところで寝てると風邪引いちゃうゾ☆」「テレビつけっぱなしもエコじゃないしね!」
536
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/05/13(水) 23:27:28
>>535
「 ? …、?? お、おはざーす…」
ワケも分からぬまま勢いに押され、とりあえず挨拶は返す。
その辺の礼儀はしっかりしつけられているらしい。
>「今?日付変わってちょっぴり経ったくらいかな、確か」
>「こんなところで寝てると風邪引いちゃうゾ☆」「テレビつけっぱなしもエコじゃないしね!」
「は、はあ… どうも」
「目ェいってぇー…」
『ピ!』
言われるがまま、リモコンでテレビを消し…
「……えっ、そんな時間!?」
「仮眠してから、えーーー2時間、いや3、あれ、4……?
うわー、マジ、引くわー… っていうか他に誰か起こしてくれたって…」
「アンタ起こしてくれたのか。誰か知らないけどサンキュー」
起き抜けとは思えないほど、チャラやかに感謝の意を示す。
こ、こいつは…
自分がイジられたということに気づいていない…
もっともドス黒いバカだ。
『カンッ カラカラカラ…』
「ン? 何だ、今の音……」
だが……
放り投げた『ガンギマリ』が床にぶつかり、滑る音。
高天原がそちらに視線を移そうとする。
このままでは事の経緯に気づいてしまうだろうな。
537
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/05/13(水) 23:37:56
>>536
「おはよォ〜〜〜」
「つっても時間的にはこんばんは?あ、でも日本は起きた時にはいつもおはようなの?」
「そんなにぐっすりしちゃうほど疲れてたん?大学生?今時は大学もブラックなん?」
寝起きでも一切躊躇のない質問責め。
チャラさとはまた違うが、馴れ馴れしさで言えばこのアレクセイ!
高天原に一歩も引けを取らないッ!
「いいってことよ。キミの反応が今まで出会った日本人ん中で最高だったからね」
グッ、と親指を立てる。『ガンギマリ』については放置。
別に悪戯がバレても気にしない、ブン殴られることも覚悟の上である。
538
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/05/13(水) 23:52:58
>>537
「お? あー、うん。そーね…
進捗近いと、研究室のソファで寝泊りしたりすっからな…」
はた、と視線をアレクセイに戻す。
どうやら物音はどうでもよくなったようだぞ…
そして日本の大学もなかなかブラックのようだ。がんばれ大学生諸君。
「あ、確かにもう『こんばんわ』の時間だな。
でも業界ではいつも『おはようございます』らしいッスよ」
グ、ググーッ
「……〜〜〜んん゛っ、よく寝た」
大きく伸びをする……
「なんだぁ? 寝起きドッキリ的なこと?
俺はいいケド、やりすぎるとそのうち怒られるぜ」
「ここには優しいけどおっかねーメイドさんがいるからな…」
539
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/05/14(木) 00:10:27
>>538
「うっ、うっ、うっ…可哀想に」
「日本は住むにも食うにも素晴らしいところだけど、働くのだけは危険って話は本当だったのね…
負けないで!この先の社会にはもっとブラック企業が待ち受けてるから!カローシカローシ!」
ポケットから取り出したハンカチで涙をぬぐいつつ、
日本の社会に出たことはないくせに知った風なことを言う。あと世界で有名な日本語の単語も。
「ほへぇ〜〜〜何でだろうねェー。いつでも起きたてのように働きます!っていう社畜精神なのかなァ〜」
心配する高天原に、顎に指を当てキメ顔になる。だがずっと半目だ。オーラだけだ。
「フッ、大丈夫!既にもう何度も怒られてるから!!つーかむしろあんな美少女ならご褒美だから!!!」
「あっ、俺アレクセイっちゅーの。兄さんは名前なんてーの?」
540
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/05/14(木) 23:51:06
>>539
「ああ...サービスという名の違法労働...
理不尽な怒号と積み重なる雑務...過酷なスケジュール...」
「そして鬱...」
高天原の目が虚ろに・・・
「んっ? ああ、俺はタカマガハラ サクヤ。
ってんだけど・・・発音できる? サ・ク・ヤ」
「外国人には難しいのか、しばしば間違って覚えられるんだぜ」
アレクセイの問いかけに、正気を取り戻す。
「うーん、そーゆーもんか?
知り合いの男子はみんな、怒られるのがご褒美だというが...
俺には理解できない境地だぜ。あの人はひたすら怖いからな...」
541
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/05/15(金) 00:54:30
>>540
「そ、そこまで落ち込むこたぁないやん!ほら!頑張って勉強して、
ええ会社入ったらウハウハやで?!資本主義バンザイや!」
未来のことを考え過ぎて鬱になってる高天原クンの肩を揺さぶる。元気出して!
「ダイジョーブ、ダイジョーブ。日本語は来る前に勉強してあるからねェー」
「にしてもさっキュンは外国人の対応慣れてるんだネ。イェンくんとかリプリスちゃんとか実は知り合いなのォ?」
首をひねる。ついでに馴れ馴れしい愛称で距離を詰めていく。
「あっはっは。ラノベの主人公みてーなこと言いやがってこの野郎。
あんな美人とコミュニケーションが取れるなら殴られでも喜んで行くわ!!!」
ぷんすかぷんぷん。
542
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/05/16(土) 00:09:06
>>541
「……ハッ! お、俺は今、何を…」
どうやら何かしかの電波を受信していたようだ…
「フーン… 留学生って勉強熱心だよなぁー。 みんなそーなんか?」
「あっ… ゥん ……」
微妙な反応。こいつぁ何かあったに違いない。
イェンたちの名前が出た途端に、目を逸らし、もじもじし始める…
「あっ、いやいや、あの人の本性を甘く見てはいけねーッスよ…」
ここぞとばかりに分かりやすい話題逸らし!
「ちなみに俺はこの前、電柱のような恵方巻きでぶん殴られた」
543
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/05/16(土) 00:22:51
>>542
「あぁウン。来るなら日本って決めてたからネ」
「でも留学生かと聞かれるとどーなのかなァ?まだ学校へ入学してないしィ」
「とりあえずここ紹介してもらって住む所はどーにかなったし、
後はバイト探してそれから入学できるか訊いてみようかにゃ?」
首をひねる。が、高天原が微妙にもじもじくんと化した瞬間は見逃さない。
半目をキラーンと光らせて追求する。
「あっ?!なんかあったねこりゃ!なに、三角関係なの?音々ちゃんを挟んでんの?!
それともリプリスちゃん?!手を出しちゃったの!?小さい子とかが好きなタイプ!!?」
「えっ何それ。恵方巻きのような電柱じゃなかったからいいじゃん。軽い軽い」
たかまがはら の わだいそらし!
こうかは イマイチのようだ・・・・・
544
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/05/16(土) 00:31:22
>>543
「アレ? そーなんだ。この寮にいるってこたぁ、
俺はてっきり編入済みなのかと思っていたッス」
「バイトねぇー。ここはそういうのには事欠かないぜ!
飲食店もコンビニも、ビデオショップ、モール、なんでもありだし!」
「かくいう俺も、……」
たかまがはら は 逃げ出そうとした…
>半目をキラーンと光らせて追求する。
しかし、回り込まれてしまった!
「あっ、いや そのォー……」
「斬られ……あっ、いやいやいや」
「ちょっと…… 喧嘩? みたいな…」
おっと。どうやら結構重そうだぜ。
ちなみに『リプィス』が正しい発音の気がするぜ。
「詳しくは、なんか企業? 守秘義務? みたいなんで言えないケド…」
「今最も顔を合わせにくい相手のうちの一人だぜ…」
「けど、そいつらを知ってるってことは…」
「もし編入するとしたら、同じクラスかい? イェンたちと」
確か学校には、留学生専用のクラスもあった気がする。
545
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/05/16(土) 00:58:48
>>544
「ボクちゃんは適当にダイナーで騒いでたら『スタンド使い』ってことでここに誘われたのさ」
「スゴいねェ、日本って。パスポートもない怪しい外国人で、
金も持ってないのにすぐさまここを紹介してくれるなんて」
「それに職場もこうしていっぱい見つかるとかネ!来てよかったよォ〜」
ニコニコしながら語る。結構ハードだったらしい。
「・・・・・あー、そういう」「巻き込まれちゃったの?サクヤは」
「ドンマイだねェー。でもまだここに住んでるってことは、逃げたりするつもりはないん?」
なんとなく、ふわふわした感じで理解したらしい。ついでに正しい発音も覚えた!>リプィス
「そーなんかな?普通に入るのが難しそうならそっちでお願いしようかなァ。
時々お仕事手伝ったりするくらいなら頑張るし」
546
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/05/16(土) 01:08:54
>>545
「あー… まあダイナーなら…」
ダイナーなら仕方ない、と言おうとして、口を噤む。
なんて恐れ多いことを…
「まー、表沙汰にならないだけで結構違法なアレコレあるからな…」
「多少のグレーなところは目を瞑ってくれるのが日本のいいところだぜ」
「んん… まあ……仲直りってワケでもねーけど…
俺とイェンが直接喧嘩したわけじゃあねーからな。
意外と、話せば仲良くなれるとも思ってるぜ!」
無根拠だが、前向きだ。
「まっ、色んなやつがいる学校だし、間口は広いとは思うぜ。
俺は大学部からこの町に来たんだけど… そこまで難しくなかったし」
547
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/05/16(土) 01:21:09
>>546
「ダイジョーブ!二人とも『イイ人』だから。真正面から話せば、すぐに仲直りできるよォ」
「ここでこれからの損得とか考えて、駆け引きとかするような狡いタイプはダメっぽそうだけどネ!」
陽気に頷く。半目で口元もマフラーで隠れているが、とにかく声だけは明るげだ。
「そっかそっか。なら学校で普通にお勉強はできそうだねェ」
「じゃ、オレ様はそろそろお眠ちゃんなのでお部屋に戻るぜ!色々教えてくれてあんがとね〜〜〜」
立ち上がり、手を振りながら部屋を後にした。
548
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/05/16(土) 21:04:39
白亜荘の中庭。
「…狙いを定めて…」
涙音は地面から流鏑馬に使われる的を生やさせて、自分のスタンドに狙いを定めさせていた。
「ふむ…」
どうやら『FUS』に素早く狙いを定めさせる練習をしているようだ。
「…まぁ、本気の勝負でこんな素早く狙い定めるなんて言うのは…
むりがありすぎるかなぁー。」
ため息を付きながらも自分のスタンドにすぐさま狙いを定めさせていく。
549
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/05/17(日) 18:27:47
「…まぁ今日はこのへんでいいか」
とりあえずスタンドを解除した涙音は、
「はぁー、一休み一休み…」
ため息を付きながら自分の部屋に戻っていった
550
:
『白亜荘』
:2015/06/30(火) 00:38:55
今日は門が開いていたりする。
どどどどどどど
最近影がないとすら言われているクンリニン=サンが珍しく人に見えるところで仕事中だ。
芝刈り機を門側の芝生にかけて回っている。
551
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/06/30(火) 00:56:03
>>550
【場】『H“E”Il 2 YOU』 その2【ミ】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1432892057/
ヨリ
一人の少女が門から歩いてくる。
彼女は朱鷺宮涙音。ここで生活している中学生だ。
いつもどおりの光景…
「管理人さん…どこかなー。」
…いや、1人だけではない。
もう一人、涙音の後ろから歩いてくる人がいる。
(※古田さん、後からどーぞ。)
552
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2015/06/30(火) 00:59:35
【場】『H“E”Il 2 YOU』 その2【ミ】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1432892057/152-179 の続きです!
>>550
「ここが……白亜荘」
スレを移動する前にも言った台詞をもう一度言って、敷地の中に踏み込む。
芝刈りをしている人物には、すぐに気がついたが……もちろん初対面なので誰かはわからない。
しかし、なんとなく察することはできる。
「すみません、もしかしてここの管理人さんですの……?」
おそるおそる尋ねる。
朱鷺宮の話によれば、この人物は相当ぶっきらぼうと聞く……覚悟を胸に抱いた。
553
:
古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』
:2015/06/30(火) 01:00:12
>>552
名前忘れです、すみません……
554
:
『白亜荘』
:2015/06/30(火) 01:06:25
>>551-552
君たちの探す管理人さんは目の前である。
どどどどどどどどどどど
具体的には半開きの門の側。芝刈り機をかけていた。
後頭部でひとまとめにした青灰色の髪が芝刈り機の振動に合わせてワカメのように揺れている。
「……おっと、呼んだ?」
呼びかけに気づいたか、
芝刈り機を止めて管理人は二人のほうへ振り向いて……
「君は、えーと……」
誰だっけ……と呟きながら手をクイクイさせ、
『一瞬』でどこかから取り出した名簿らしきものを一瞥し、投げ捨てながら話しかけてきた。
「そうだ朱鷺宮くんだよ。
で、そちらのアナタはどなたかな?」
555
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/06/30(火) 01:10:46
>>552-554
目の前の庭師?のような人物に首を傾げた涙音であったが…
「あ、もしかして…あなたが?」
合点がいったらしく、管理人さんに対して驚きの目を見せる。
「あ、はい、朱鷺宮涙音です。
えーっと、こちらの方は…
新しくここに住みたいという人なんです…」
そう言って軽く前に出るようにカノンに促す。
556
:
古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』
:2015/06/30(火) 01:20:41
>>554-555
(この男……ッ!朱鷺宮さんの名前を忘れていた……?
ぶっきらぼうなんじゃなくて単に『記憶力がない』……いや、まさか、気のせいですわ)
「はじめまして。わたくし古田 火温(ふるた かのん)と申します。
実は……思うところあってスタンド使いになったのですが、それを理由に親に勘当されましたの。
無一文で着の身着のまま、飢え死にしかけていたところを朱鷺宮さんに助けていただいて。
それで、ここであればわたくしのような行く当てのない者にも、住むところが得られると聞いてきたのですけれど……
ただ、わたくし、本気で無一文ですの。(『リアルマネー』に含まないお金も)びた一文ありませんの。
正直半信半疑なのですけれど……」
スカートの裾をつまんで挨拶をしたあと、身の上話と、お金の話をした。
557
:
『白亜荘』
:2015/06/30(火) 01:34:43
>>555-556
カノンの内心の驚愕に気づいているのかいないのか、
管理人は投げ捨てられた名簿が『一瞬』で消えたのをよそに
うんうんと頷きながら朱鷺宮の紹介と、カノンの身の上に耳を傾けている。
「なぁるほど?」
もみあげから伸びた髪を指に巻きつけながらしばしの思案顔。
……尚、ひとまとめにした髪はそれなりに長いし、出る所は出ている体型である。
「朱鷺宮くんも、なかなかおもしろい子を拾ってくるねぇ」
「で、年はいくつ? あれば学年もだけど」
558
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/06/30(火) 01:39:25
>>556-557
「…まぁこんな事情がある人なんですが…
どうなんでしょうね?
私個人としては…
その…彼女をここに住まわせてあげたいところなのですが…」
そこか心配そうに彼女と、管理人を交互に見る
(…どうしよう…
学校については…正直に言うべきなんだろうか…)
一番の心配はそれであった。
学校が違う場合、転入などの手続きも必要なのだろうか。という心配だ。
559
:
古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』
:2015/06/30(火) 01:54:22
>>557-558
(あっ、女性でしたか……?
>>556
の「この男」は「この女(ひと)」に訂正したいと思います)
「えっ……」
寮の運営には当然、先立つものが必要なはず。
お金は大事だ。それが、多少ひとよりも裕福な家庭で育ったわたくしにとって当然のことだった。
そのお金がないという話を、面白いと切って捨てたのか、今。
「え、ええ、16歳、高校一年生ですけれど……実はわたくし、『秋映学園』の生徒ではありませんの。
こちらはあのマンモス校の学生寮、ですわよね?
先生も、友達も、みんなわたくしから離れていってしまったから……かつての母校に今さら、思い入れはありません。
わたくしの意思だけでそれが可能なら、転入してでも、と思っていますけれど……常識ではあり得ないですわよね」
親の許可も、転入前の学校の許可もなく、学生本人の意思だけでホイホイ学校を転校できるものでないことは
世間知らずのお嬢様であるわたくしにだってわかる。
560
:
『白亜荘』
:2015/06/30(火) 02:03:19
>>558-559
「うん、うん……高1ね…… あぁいいよいいよ、心配しないで。
家なき子の編入なんぞちょろいもんですよ」
『 フ ッ 』
言うが早いか、小さめのクリップボードを
やはり何処からか一瞬で取り出し、書類を止めていく管理人。
が、その動きがふと止まる。
「……ン? ちょっと待って?
いまフルタ・カノンって言ったよね?」
クリップボードを半ば放りつけるように差し出しながら問いかける、というより確認するような口調。
ボードには入寮契約書と説明パンフレットがはさまれている。
『 フ ッ 』
反対側の手にまたもいつの間にか、
またも名簿のような物が『現れた』
561
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/06/30(火) 02:10:11
>>559-560
「ああー、良かったです。
何というか…ひとまず大丈夫なんですね」
そう言って頷くと、
「ヨカッタですね。
これで大丈夫です。」
カノンに対しても嬉しそうに微笑んだ。
と
「?…管理人さん、一体どうしたんです‥・?」
不思議そうな顔で管理人さんの動きを観察する。
562
:
古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』
:2015/06/30(火) 02:14:40
>>560
「な、な……まさか」
現れては消える書類、クリップボード、名簿。
これが『スタンド能力』だということまでは、なんとなく察しがついていたのだが、
単に普通の文書を、『どこでもドア』のようにどこかに仕舞っているとか、そういうことだと見ていた。
(ただの『書類』じゃあ、ない……?)
何かある。何があるかはまったくわからないが、何かあると思った。
しかし、追求するのはやめておこう。なんとなく。
「ええ、古田 火温……それがわたくしの名だと、確かにそう言いましたわ。
それがなにか……?」
>>561
「ありがとうございます!
なにか……底知れないものを感じもしますけれど
とにかくこれで天井と壁の心配はしなくて済みそうですわ」
他人のことを自分のことのように喜んでくれる。
朱鷺宮のことを本当にいい人だと思った。
563
:
『白亜荘』
:2015/06/30(火) 02:28:48
>>561-562
「うん、重ねて言うけどちょっとまってね?
確か『ココ様』のリストにあったはず……」
名簿がバラバラと音を立て、目にも留まらぬスピードでめくれていく。
バシッ!!
やがて、一つのページを指し示した。
カノンが、『財産目録』から供与を受けた事などが事細かに書かれていた。
そして、端っこに書かれている『MISSING』の文字……。
「あったよやっぱり……こんな前の日付で……
よく生きてたねカノン様。お待ちしておりましたよ」
驚嘆と感慨が混ざったような声が、管理人から漏れる。
564
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/06/30(火) 02:34:07
>>562
「やれやれ…
まぁ、次は働き口ですね。」
そう言ってため息を付いた。
「なにはなくとも…
お金は大事ですし。」
住処の心配がなくなれば、涙音は今度は
生きていくための糧についてを思い始める。
>>563
「…むっ…
そのリストは…もしや」
そう言って、覗きこもうとしている
「カノンさんがおっしゃっていた、『供与者』の『ココ』さんの持ち物…?
というより…まぁ、確かに飢え死にしそうでしたけど…」
感極まったような表情を見ながら、少し驚きの表情で答える。
565
:
古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』
:2015/06/30(火) 02:49:42
>>563
「えっ……なんで……この寮、あの方とどういう……
学生寮と、カフェの供与者。二つの接点がまったく繋がらない。
(PL的には
>>1
に思いっきり書いてあるけど)
「そう……そんなことまで知っているのですわね」
スタンド使いであることを隠し、両親の元で暮らした日々。
それが明るみに出て、放浪の毎日。
スタンドを得てからどれくらい経ったのだろう?
やっとここが、安住の地になるのだろうか。
まだわからない。わからないが……
「うう……うっ……」
急に実感がわいてきた。ちょっと涙が出た。
「ありがとうございます……これから、よろしくお願いいたしますわ」
>>564
「そうですわね。どこか見つけないと……
初頭部なら給食も出るでしょうけど、高等部は学食でしょうし……」
放浪生活で鍛えた残飯漁りスキルが火を噴きますわ!なんてみっともない姿はなるべくなら避けたい。
566
:
『白亜荘』
:2015/06/30(火) 03:02:44
>>564
「おっと、おいたはNGの方向で頼むよトキちゃん」
『 フ ッ !』
名簿はどこかへ行ってしまった。
「あんまり漏洩すると私の首が飛ぶんだぜ! 物理的に」
内容とは裏腹に、顔はいたずらっこのそれである。
>>565
「それじゃ、案内しようか。
……なに、お昼が心配ならうちを使えばいい。
料理から弁当まで何でも出るから」
芝刈り機を置き去りにして、門の奥、大きな館へと歩き出す管理人。
「うちはあそこの管轄で動いてるのさ。だからリストも来るんだけど……
カノン様の場合は、親の勘当の後消息がわからなかったんだよね。
しかしよく生きてたよねホント。サバイバルの才能有るんじゃないかな?」
藍染め液に転落した犬の尻尾のような髪を揺らしながら冗談めかした声が飛ぶ。
567
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/06/30(火) 20:53:16
>>565
「…まぁ、最初のうちは飲食店のアルバイトなんてのがお勧めですよ。
ひょっとしたらまかないをもらえるかもしれませんし。」
と、アルバイトの場所を考えてみる。
「まぁ、学校に通うとなったら、休みの日にやることになるかもしれませんが…」
>>566
「あ…個人情報ですか?
それは、申し訳ございません…」
慌てて頭を引っ込める。
「管理人さん、と言うか白亜荘のことはまだよくわかってませんね…
色々とここのこと、教えてくれるといいです。」
そう行って涙音も館の方へと歩いて行く。
「入居する場所の手続きはとりあえず大丈夫だと思います。
私は…自分の部屋に戻ることにしますね。」
そう行って、どんどんと館の中へと入っていった。
568
:
古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』
:2015/06/30(火) 22:07:45
>>566
「なん……だと……
料理・弁当つき!?ですの!??」
勢い余って口調が変わるほど驚いた。
我が家を思い返す……現金がテーブルの上に置いてあって、
その金で三食済ませなさい、という家庭だった。
「わたくし、もうクソ両親のことは綺麗さっぱり忘れます。
ここの子になりますわ」
管理人さんについて歩き始める。
「サバイバルの才能……ですか?
そんな、きっと運がよかっただけですわ……でもまあ、人間、やろうと思えば出来てしまうというか、
落ちようと思えば落ちてしまうというか……あまり思い出したくありませんわ……」
忘れたい。乙女として。
>>567
「そうですわね、ここで食事が出るといっても、優雅なレストランで食事をしたい時だって
誰かと遊びに行きたいことだってあるかもしれませんもの、お金は必要ですわ。
料理は心得があります。飲食店もいいかもしれませんわね」
子供の頃は習い事として料理を勉強したこともあれば、
本来の主である母親が立つことのないキッチンで、ただ自分のために自炊をしたこともあった。
我が家は裕福であったが、成り上がりもので真の上流階級ではなく、家政婦などは雇っていなかった。
家のことはわたくしが大体やらされたものだ。
思えば、その経験がサバイバル生活で役に立ったのかもしれない。
「ありがとうございました。朱鷺宮さまはわたくしの命の恩人ですわ。誇張なくそう思います。
もしあなたが困難に出会うことがあったら何でも言ってください、必ずお助けしますわ。
そしてこれからは隣人としても、よろしくお願いいたしますね」
569
:
『白亜荘』
:2015/07/01(水) 00:08:13
>>567
「普段無造作に使ってると、つい人がいても
やってしまってね。癖って怖いね」
なくて七、あって四十八。
「仲介と……なにより、見つけてくれてありがとねトキちゃん」
自室に戻ろうとする朱鷺宮を、そんな言葉で送る。
>>568
「いいのよ」
あっさりと了承するクンリニン=サンであった。
「築一桁年だからね。
きっと君も気に入るだろう」
扉を開ける管理につづいて、君は『白亜荘』中央棟へ入っていく。
カノンのこれからの根城となる個室には、
整った調度品と、清潔なシーツのしかれた温かい布団。
そして、入居を歓迎するホットティーと、サンドウィッチが置かれていたとか。
古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』 ⇒ 『新住居獲得』『白亜荘へウェルカンム』
570
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/01(水) 00:15:51
>>568
「ほほう、料理ができるんですかー。
なら大歓迎かもしれませんね。
腕の見せどころです!」
軽く応援をしながら答える。
「ふ、ありがとうございます。
恩人なんて言われるとちょっと照れちゃいますが…
古田さんも、また困ったことがあったら私に頼ってください。
これからは隣同士、助けあいましょう。」
そう言って軽く微笑んだ。
>>569
「まぁ、気をつけたほうがいいですね…
こっそり見られでもしたら色々と…大変です。」
ちょっと申し訳無さそうな顔をしながらも答える。
「いえ、私は人助けのつもりでやったので…
こちらこそ、古田さんを住まわせて頂いて、ありがとうございます。」
そして、中央棟へ入る中で、涙音は自分の部屋の方に顔を向ける。
「じゃあ、古田さん…これから私は、自分の部屋に戻ります。
なにか困ったことがあったら、また呼んでください。
ノックするだけでいいです。」
「ではまた!」
そう言って手を振り、自分の部屋へ戻っていった。
…ちなみに入った直後に転んで鳩尾に何かがぶち当たって悲鳴を上げてしまったらしい。
571
:
古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』
:2015/07/01(水) 00:41:53
>>570
「はい!ああ、ここでお別れですのね……また、ですわ!」
名残を惜しみ、一緒に中央棟に入り、そして分岐点で別れ、それぞれの部屋に入った。
>>569
「名前に似合わず新しいんですのね……」
意外ッ!築一年!
なになに荘とつくアパートは古いものという先入観を打ち砕かれた。
部屋に入り、また驚く。
「このシーツ、サンドイッチ……そして淹れたての温かいミルクティー……
まるで、わたくしが来ることが予めわかっていたかのような……?」
ともあれ座り、ミルクティーを飲む。
その暖かさが骨身に沁みた。
それは久しく触れていなかった、人の世の暖かさであるようにも思えた。
「外の気温は暑いくらいだというのに。
私の心は、家を追い出されたあの寒空のまま、凍えていましたのね……」
しばらく黄昏ていたが、
「ああ……。
まずはお風呂とお洗濯ですわね……」
やるべきことを思い出し、部屋を出て行く。
この日はそうして過ぎていった。
572
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/11(土) 23:36:13
白亜荘の朝―――――
「…はぁ…今日は休みの日だった…」
庭の方に顔を出して軽く顔をこする。
「…たまにはこんな日もいいか…」
そう言ってゆっくりと、人工芝の有る地面に移動して、ゆっくりと土下座の姿勢を取る…
そして…
「フンッ!!」
勢い良く地面を蹴り飛ばし、
そのまま逆立ちの姿勢を取り始めた。
彼女の日課なのだが、普段は部屋の中で行うため、
あまり他の人には見られていないはずである。
573
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/13(月) 20:13:05
「…ああ、疲れた…」
涙音はとりあえずまた寝ようと思い、部屋へ戻っていった
574
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/19(日) 00:08:03
照り付ける陽光、焼ける土の匂い。踏まれた芝の、むせる様な青臭さ。
言い訳の仕様がないほど、夏だ。
つまり、野球の季節だ。
甲子園。オールスター。交流戦。ビールと枝豆。扇風機。そういう季節なのだ。
(……キャッチボール、してぇな)
ぽつーん
高天原は現在、白亜荘の芝生い茂る庭にいる。
ボールが一つ。グローブは二つ。誰ともなく、人影を探してうろうろしている。
575
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/19(日) 12:28:39
>>574
―ガラガラガラガラ
そんな折、その白亜壮の中庭へと小さな車輪が転がる音が君の元に聞こえてきた。
「全く……インターホンを鳴らしても家主が出てこないのは
寮としてのシステムがなってないんじゃないかな?
僕の経営下なら、即、ロバの刑だね、ロバの」
「ぅーん 芝の香り 太陽で程よく照らし焦げる土の薫り。
こう言う日は、体を程よく動かしてカラメルシロップを小さじ4杯
ヤギの乳を適量で混ぜ合わせたアイスコーヒーでも飲みたいねぇ……と、おや?」
中庭にその人影が姿を現す。
麦わら帽子を被り、白を基調としたブラウス。
コルセット状になっているハイウエストの紫暗色のスカートで
足は夏らしく適度な装飾が施されたサンダルを履いている。
顔立ちは、お淑やかそうで淡褐色の目をしている。麦わら帽子から
零れる背中まで垂れた長髪は、夕焼けのように赤い。
「 ―やぁ 」
そう、三日月のように微笑み片手を掲げ高天原へ歩み寄る。
576
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/20(月) 11:09:43
>>575
「おおっ?」
車輪の音と人の声。
その音源を辿り、人影を見つける。
赤夜の前に現れたのは、私服姿の男だ。
青みがかった癖毛、やや小柄でなで肩。手にはボール、脇にはグローブを抱えている。
見知らぬ顔を見、少し警戒したような顔色を見せた。
「あぁー… えーと、どちらさん?
入寮希望者なら…今ちょっと寮母さん、いなくてさ」
「つっても、苦学生にゃ見えねーケド」
手の中でボールを弄びつつ素性を訪ねる。
優雅で、だが垢抜けない印象。
いきなり不躾に、不審者の疑いをかけなきゃいけないような相手じゃあなさそうだ。
577
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/20(月) 17:09:06
>>576
ジィー―……
君の前に一メートルあるかないかの距離で立ち止まる僕。
無遠慮だけど、その青みがかった愛嬌のある癖毛、ヘッドフォンが似合う髪型。
健康そうで少し華奢に見えつつも筋肉のある腕から足まで視線上から下に交互に向ける。
「――フフッ」
クスクスクスクスクスクス
何がそんなに楽しいのか、君は知る由もないけれど。
僕は口元を片手で行儀よく隠しつつ小さく笑いを零すよ。 けど、君の事を馬鹿にしてる訳じゃないんだ
満足するまで笑い終えたら、口に添えた手を外して破顔しながら
その君の持ってるグローブを指して、告げる。
「―キャッチボール、してたのかい?」
そして、グローブから自分に指の方向を変える。
「良ければ、僕とキャッチボールしようよ。
なに、君にとって僕は得体の知れない初対面の主かも知れない。
けど、僕にとっての君はそうでないかも知れないからね。
その一つの矛盾を綺麗に解消するには、キャッチボールと言う
種目は最適だと僕は思うね……で、するかい?」
悪戯めいた微笑と共に小首を傾げて、君を自然と上目遣いに見上げるポーズで尋ねる。
蛇足だけど、僕の身長は160㎝だ。君より五㎝低いね
578
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/21(火) 19:04:04
>>577
> ジィー―……
「な、なんスか……?」
戸惑いは隠さない。
こちらの質問に返答はなく、こっちを知っているようなことを仄めかしている。
やはり不審者だ。警戒を強める。
……だが、害意は感じない。
そも、この寮で暮らしていては、怪しくない輩の方が珍しい。
(……それにかわいい。しぐさの一つ一つが可憐だ。
かわいいってのは重要なことだぜ、男子大学生的に考えて!)
グローブをトスする。
警戒はするが、追い払うほどでもないだろう。適当に相手をして、様子を見ることに決めた。
「まーいーッス。キャッチボール、したかったんだけど相手いなくてさ。
女の子が相手なら大歓迎だぜ。ついでに色々、聞かせて貰っちゃおうかな」
579
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/21(火) 19:36:12
>>578
>「まーいーッス。キャッチボール、したかったんだけど相手いなくてさ。
>女の子が相手なら大歓迎だぜ。ついでに色々、聞かせて貰っちゃおうかな」
クスクスクス
片手で口元を隠しつつ、目を細めて君の言葉に笑う。
そうだね、君からすれば僕は圧倒的な不審者だ。
でも、僕にとって君は……。
いや、止めておこう。秘密とは女性を煌びやかす魔性の一つ
神秘のヴェールを行き成り全て剥ぎ取るのは野蛮と言うものだよね? 咲哉
「初対面かも知れない淑女相手に、色々聞かせて貰う、なんて。
その言い回しは余り紳士であるならば良くない。
野性的な君、と言うのも僕は結構好みかも知れないけどね」
グローブを受け取りつつ。微笑みながらそう答える。
懐からマニキュアを取り出し、爪に塗装、そして片手に嵌める。
ボールを受け取るのに爪割れを万が一したら大変だからね。
こう言う繊細な気遣いが狙った男性を落とす基本にもなるんだよ。
「でも僕はそう言う君の少々強引な部分 好きだよ」
朗らかに笑い背中を向けてキャッチボールをするに適した場所の間隔まで歩く。
あぁ、持ってるものは歩きがてら服の内側に戻すよ。
12歩ぐらい進めてから、ゆっくり背を回してグローブを掲げる。
キャッチボール開始だ。投げる側は君 受け取るのは僕
「――さて、僕の何を一番最初に聞きたいかな?」
580
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/21(火) 19:57:22
>>579
>「初対面かも知れない淑女相手に、色々聞かせて貰う、なんて。
>その言い回しは余り紳士であるならば良くない。
> 野性的な君、と言うのも僕は結構好みかも知れないけどね」
「ハハ… さすがにいきなり体重とか年齢聞いたりはしねーッスよ。
けど、ちょっと前にブームになったっしょ? なんか肉食系とか言って」
本当に、『こちらを知っている口ぶり』だ…。
だが、此方の記憶にはない。
> 「でも僕はそう言う君の少々強引な部分 好きだよ」
(……えっ、何、ドッキリ?
謎の女性がいきなり行為を示して、鼻を伸ばしてたら
草蔭から看板とカメラ持って、みんなで出てくるやつ?)
警戒心を強め、周囲をキョロキョロと見渡すが…
「えー、じゃあ最初は……『俺たち、どっかで会ったことある?』」
尋ねつつ、ボールを投げる。
名前やここを訪れた目的よりも、『なぜ彼女は自分を知っているのか』『自分にとって、彼女は何者なのか』それを見極めたい。
581
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/21(火) 20:20:56
>>580
―シュッ
>『俺たち、どっかで会ったことある?』
パシッ。
ボールを受け取りながら笑みを濃くする。あぁ、やはり君は『良い』
「良い質問だ。その質問はとても良いものだ
僕と君の縁、それはどの深海と山頂よりもはっきりと知れる。
答えは『yes』だ。
君は僕を忘れたかも知れない、君と約束し合った事も何もかも
幼少の頃の淡い思い出として、記憶の底に沈めてしまったかも知れない。
でも、僕はそんな事は気にしない。今こうして、出会えてる事の
喜びより何よりも勝る事はない、そう思えてるからね」
クスクスとグローブで口元を覆いつつ、返答を終えると投球の
フォームへ移る。蛇足だけど僕の投げ方はソフトボール式の投げ方だよ。女の子だしね
「では、次にこちらからの質問だね」
「今、君はどうして『この町で暮らしている?』」
シュッ
そう言いながらボールを投げるよ。
582
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/21(火) 20:53:35
>>581
「……マジ?」
記憶にはない。記憶にはないが…
もし彼女の言うとおり、何か約束をして、それを忘れているのだとしたら…
「それは、……申し訳ないッス」
不義理を詫びる。
だが、彼女はそれでも再会を喜ぶと言った。
それが額面通りの意味なら、その約束も、関係も、
悪いものではなかったのではないか…? と、予測する。
パシッ
「この町に来た理由? いやぁー……まあ、プチ家出? みたいな?
大学生にもなるし、ちょっと親元離れて、独り暮らし始めてみたくなったっつーか…」
「そんな感じ?」
別段、黄金町でなければならなかった理由はない。
ただ、来てよかったとは思っている。
「じゃ、次はこっちの質問ッスね。ベタだけど」
「『それ、いつの話?』」
「その… マジで申し訳ねーんだけど…
ちょっとその、約束? とか、アンタのことも、思い出せそうにねーんだ。
アンタはそれでもいいのかもしんねーけど、やっぱりさ…
その辺のけじめとか、ちゃんと、しときたいじゃん。俺にも、思い出させてくれよ」
583
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/21(火) 21:13:38
>>582
>それは、……申し訳ないッス
「あぁ、謝らなくても良いよ。真実言えば最初に出会った時点で
気づいて欲しいと言うのが本心だけど。でも、僕はそこまで演出や漫画のように
再会を果たした運命の男女が〜、と言う演出には期待してないさ。
まぁ、そりゃあ、多少、ちょっぴり、心の中で少しも期待してなかったと
言えば嘘になってしまうかな……とは思う、けど」
口元を手で隠しつつクスクス笑いながら、最後の部分は少し目を左斜めに向けて返答する。
うん、本当なら目と目が逢った瞬間に『玖赦……かい?』とか、そう言う劇的な
台詞を言って貰えれば凄く嬉しいのが女心と言うものだけど。それは期待し過ぎだって分かってるとも。
>独り暮らし始めてみたくなったっつーか…
「思春期特有、それでいて男子なら備えている自分の確立と言う為、か。
まぁ確かに君の境遇を思えば家を出て気ままな一人暮らしをしたくなるのも
分らない話でもない。君の所も中々窮屈そうだとは僕もあの頃は少し感じてたしね」
そう、穏やかに。咲哉 君を見つめつつ思うよ。
でも、君が君としての自己を損なう事なく、君らしさを依然と忘れぬまま
今、この僕と対話してくれている事を嬉しく思うよ。
>それ、いつの話?
>ちょっとその、約束? とか、アンタのことも、思い出せそうにねーんだ。
>アンタはそれでもいいのかもしんねーけど、やっぱりさ…
>その辺のけじめとか、ちゃんと、しときたいじゃん。俺にも、思い出させてくれよ
……
「……そうだねぇ。『あの頃』はね」
「僕も子供だった。君と出会った時は『小学校』だったけども
それでも君は最初、僕の事は生意気で、お転婆で、学級でカースト制を
無意識に築いている悪女、と言うのが見解だったんじゃないかな?」
ホゥ……と、吐息を短くしつつボールを軽く弄びつつ続ける。
「瞳が茶色、そして僕の髪より茶褐色が混じっていた『あの娘』が僕は
羨ましかったよ。君にその気は無かっただろうし、あの頃の僕たちに
恋愛だとか、そう言う概念での距離なんて殆ど無意味だったろうけど。
でも、僕は嫉妬してたなぁ。けど、それは全て過去の産物だと受け流せる」
グッ……とボールを胸元に構える。この『投球』が君の心に届く事を祈り。
「―さて 『咲哉』 次が最初で最後の質問」
シュッ
「―僕を思い出してくれる?」
ボールを 投げる。
584
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/22(水) 21:38:19
>>583
「………、」
記憶を辿る。辿る。辿る。
情報を元に、面影を。名前を。
小学校の時分、同じクラスで…
どこの学校でもある男女カーストを強いてきた。
心当たりは幾つもあれど、そのいずれの像も重ならない。
ボヤけて、「虚ろ」なままだ。けれども「無」ではない。
高天原はーーー、
「……覚えてる」
「って、嘘ついてアンタに合わせてやれれば、
きっとアンタを喜ばせられるんだろうけどな…」
受け取ったボールを返さず、グローブの中のそれをじっと見ている。
「それよりも、アンタに嘘つきたくねー。
なんでか知らねーけど、俺のこと色々考えてくれてるみてーだし。
だから、答えは『分からない』。思い出せない。幾らでも罵倒してくれていーぜ」
あるいは。
互いの共通の知り合いもこの場にいれば、また話は変わるのかも知れないが…
高天原単独では、ここが限界だ。
585
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/22(水) 22:14:48
>>584
>それよりも、アンタに嘘つきたくねー。
>なんでか知らねーけど、俺のこと色々考えてくれてるみてーだし。
>だから、答えは『分からない』。思い出せない。幾らでも罵倒してくれていーぜ」
――ザ ァ ァ゛……
風が吹く、君にとっては向かい風だ。逆風だね けど、その風もね 咲哉
君と僕を結びつく為に吹き付けると言うなら 其れすらも愛おしい。
嗚呼 だからこそ僕は君に冷たくならざるを得ない。君の為なら魂まで
砕ける事すら無辜の喜びなれど、君はきっと喜んでくれないだろうから。
「『見ろ』 咲哉」
「-僕じゃ無い…… そのボールを良く『見ろ』」
僕は君に命じる。さっきまでの微笑を拭い去り、怒るように鋭い語調と
顔つきで君に。 突きつける指が君の心を痛めると思うだけで 僕の心も息苦しくなる
君はボールを良く見るだろう。 そして、気づく筈だ。
・・・ヒョコッ
『 …… 思イ出シテ』
――┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
ボールの内側には……『紙人形』が居た! 内側に貼りつくようにぴったりと
紙人形がだ。其れは咲哉 君のほうへ風に乗って首元に貼りつくように移動しつつ
耳元で囁くだろう! 其れは今、僕と一心同体なのだから。
>>579
メ欄 『ウインドミル』能力発動。
背を向けた後に、『マニキュア』で『短冊』に『願い事』を書く。
『紙人形』は懐に
>>583
グッ……とボールを胸元に構える。この時点でグローブのボールに『紙人形』を貼りつかせる。
(※拍手送信をする事も考えましたが。危害を加える意図は皆無ですし
そこまで仕込み、そちら側に煩わしい思いをかけるのも何だと思い省略しました)
「僕は君と出会った」 『僕は咲哉と出会った』
「最初こそ僕は君を嫌っていた」 『僕は君のその在り方が妬ましかった』
「だけど、あの時、君は僕を救った」 『嬉しかった 生まれ変われたと思えた』
『ウインドミル』と共に声を紡ぎながら、僕は歩く。君との距離を狭めて答えへと。
「……ねぇ、本当に分からないかなぁ 咲哉?」
僕は呆れた顔をしてるかな? 微笑んでるかも知れない、泣き笑いの表情かも。
けど今こうして、久しく君と話せて、君の有りの侭の気持ちを曝け出してくれる事に対して
僕は感無量の気持ちを抱いてる事は間違いない。 今夜は眠れないかも
そして、僕は答えを出す。
「僕の名前は 赤夜 玖赦(しゃくや くしゃ)」
「…… ―君の『許嫁』だろう? 」
586
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/07/23(木) 20:12:01
>>585
『 … … 思 』 『 イ 』 『出――……
気づいた段階で、その『声』は止まる。
強く握りつぶしたグローブの中に、『ボール』ごと押しとどめられる。
高天原が彼女を思い出したかどうか――
その顔には血の気がない。
表情もない。
グローブを握りつぶしたまま、少しの間、固まっている。
「……アンタが『誰』だろうと」
「……ここは、『俺の実家』じゃない。『許嫁』とか、そういうルールもない」
背後には、鶯色の肌をした人型の『スタンド』――『ウィーピング・ウィロウ』が控えている。
高天原は顔を上げず、赤夜の顔を一度も見ることもなく、
・ ・ ・ ・
「それが嫌で、俺は家を出たんだ。悪いな、玖赦」
その名を呼んだ。
「寮に入ンなら、管理人室で手続きしろよ」
ぶっきらぼうに言い捨てて。
赤夜に貸したグローブを回収することなく、背を向け、立ち去る。
587
:
赤夜 玖赦『ウインドミル』
:2015/07/23(木) 21:10:43
>>586
「 ・ ・ ・ ……」
背を向け立ち去る君に掛ける言葉が見つからない。
また、君を傷つけてしまった。
折角、君に出会えたと言うのに 喜びをただ純粋に分かち合えるかと思っていたのに
勝手な 自分勝手な『願い』で 君を傷つけてしまった。
それだけがとても悲しくて とても心苦しい。
「……ねぇ、咲哉」
去ってしまった君の居た場所に呟く。
「僕は、君の思い出の中に 消し去りたい程の肖像だろうか?
或るいは、君の辿ってきた軌跡は、僕との淡い煌めきも褪せてしまう程に
辛く物悲しい時が経てしまったかな。ねぇ……咲哉」
「 」
掛けたい言葉は、今や手遅れで。
それは、短冊に願う事すら出来ぬ、望郷。
暫し、その過ぎた場所を見つめてから。ゆっくりと俯き
引き連れていたキャリーバッグを引き摺り寮の正門を出て行った。
588
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/23(木) 22:45:56
与えられた試練は、殺人。
少女は仲間を探していた。
殺人に加担させることになるが、少女自身の手で殺す必要がある。
そういった条件から考えたのは
【仲間募集!
呪殺屋からの護衛、もしくは探知要員
1名募集
報酬 100万円くらい(多分)】
防御型、もしくは感知型の募集だった。
そして『この場所』
いるのは大体『スタンド使い』だし、元々『依頼主』の傘下の地であるため都合がいい。
「……フスー…………フスー……」
あとは果報は寝て待て。という話である。
少女は張り紙をアイマスク代わりに顔に乗せて、ソファーで眠っていた。キョンシーみたいな見た目だ。
589
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/24(金) 23:41:07
>>588
「ハヮッ!」
少女は落下した夢を見た時のようにビクリと動くと、
のそのそと起きてスマホを確認。
それから紙に書き足して、また寝た。
【100万円くらい→200万円くらい。
応募者自身じゃなくても、紹介してくれたら3万円紹介料払う】
590
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/25(土) 20:21:32
>>589
「ヨッ」
『ジャー』
コップに水を入れて、灰羽のところへ持ってくる。
「ホッ」
『チョロッ』
そして口元の辺りに、紙の上から少し水を垂らす。
濡れた紙は口に張り付き、呼吸がし辛くなるって寸法よ。鼻呼吸には無効。
591
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/25(土) 20:23:11
>>589
「あれ…何でしょうかこの看板…」
何気なく入って来た涙音は、その看板を目撃する。
「…一体何なんでしょうね…
んんん…?」
なんとなく写メを取ってみる。そして改めて確認…
「…随分と物々しいものですが…」
592
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/26(日) 00:25:45
>>590
「………………フスゥ……」
どうやら鼻呼吸のようだ。
しかしそれでも多少息がしづらくなったか、口元が濡れて気持ち悪いのか、
横になったまま両手を空中にさまよわせ始めた。ねぼけてるのだろうか。
>>591
看板というか、単なる紙だ。
これが看板だとしたら立て札は寝ている人間ということになる。
写メっていると、少年がやってきて、紙を濡らし始めた。拷問だろうか?
寝ている人(服装と髪の毛の長さからして少女だ)は手を虚空にさまよわせ始めた。
593
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/26(日) 00:52:24
>>592
「にゃにぃっ」『バンバン』
目論見が外れて悔しがるアレクセイ。
しかし虚空に腕をさまよわせ始めた少女を見て、また新たなイタズラを考える。
「きらーん」
>>591
「れっつごー」
朱鷺宮の背後に回り込み、少女の方へとめがけて突き飛ばそうとする。
ひょっとしたら朱鷺宮の実際豊満なバストに少女の手が触れるのではないかという甘い期待である。
朱鷺宮がかわしたらアレクセイが突っ込むハメになるかもしれない。
594
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/26(日) 00:59:50
>>592
「うーん…あ、この人は確か…
ミスコンでスタンドと一緒に参加していた…」
おぼろげながらミスコンの時を思い出して様子を見てみる。
「まさかこの子がこんな物騒な張り紙を自分にくっつけて…?
いや、もしかしたら単なるイタズラかも…」
不思議そうな表情で彼女の様子をじっと見守る…
そんな中…!
>>593
(…そういえばなんであの人は紙を濡らして…?)
妙な気分になりながら、アレクセイの行動をしばらく見ていたが…
(……しかし200万円か…すごいな…4ミスコンくらいの…)
妙な数値を出しながら、その紙に書かれた依頼内容を見るのに夢中になり始め…
たところで
ドンッ!!
「ウェッ!?」
急に背中を押されて、ふらふらっと灰羽の方へと進んでいく!
涙音のバストと灰羽の手の位置がひょっとしたらちょうどいいかもしれないが…
「あ、危なっ…!」
タッチするかどうかはまだわからない!確実に灰羽の腕へと迫る!
595
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/07/26(日) 01:12:10
>>593-594
「…………………」
ズギャアアアン!
少女は……『スタンド』を発現した。
アクセレイも朱鷺宮も見たことがある、大柄な女性型スタンドだ!
『ぐあぁ……』
そしてスタンド――『アクエリアス』は朱鷺宮を横目で見て、あくびをした後、髪の毛をぽりぽりと掻いた。
なんの障害もなく朱鷺宮は灰羽に突っ込んでいった!
モミィ
や、やった!
596
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/07/26(日) 20:15:37
>>595
> ズギャアアアン!
「!!」
「あっ、あれは…!あとちゃんのスタンド!本体が寝ているにも関わらず発現されたッ?!」
「『アクエリアス』は自立型のスタンドッ!まさか、本体の危機を感じて自ら現れたというのかァ〜ッ!」
>『ぐあぁ……』
> モミィ
「違ったァ───ッ!全っ然関係ねェ───!!本体のことなんか
うるせぇだけで中身空っぽの街頭演説よりも興味ねぇって面ァしてやがるぜェ〜〜〜〜〜!!」
『パシャパシャパシャパシャ』
叫びながらスマホのカメラを連射して百合百合シーンを保存しておく。
「まぁそれはそれとしてあとちゃん起こそうか。詳しく聞きたいし」
賢者タイム。
紙の濡れた部分に指を突っ込んで穴を開け、灰羽の口に直接コップの水を注ぎ込む。
597
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/07/26(日) 20:21:50
>>595-596
モミィ
「ふぁっ…」
がっしり!と掴まれたかはわからないけど
ちゃっかりと灰羽は涙音の胸を鷲掴みにしたと思われる。
「…あっ…
スタンド…そういえばこのスタンドの人もミスコンを…」
特に問題なし、とでも言いたげにあくびをしている『アクエリアス』に視線を向けてから…
顔を赤くし始める。
「で…その…」
横でなにか色々としゃべっているアレクセイの言い方から、スタンド使いであることを即座に看破した涙音は、
わなわなと顔を赤くしながら震わせ…
「なに撮影してんだこらぁ!!」
ドォン!!
涙目になりながらスタンドを発現!
軍人みたいなスタンドがアレクセイの前にファイティングポーズで立ちふさがった!
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