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【個】学生寮『白亜荘』 その3

205貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2014/11/11(火) 23:08:44
>>210
「ひいいいいいいいいいいいい死ぬ死ぬこれは無理
 『バベット』この野郎死ぬからマジでこれは洒落にならないヤツだか、」

そこで、いのりさんのコートをもらう。
……地獄に仏を見たとはまさにこのこと!!

  「あ、ありがとう助かったわ!!」

必死こいて受け止め……、


                『ニャニャウッ』
                (二投目行きます)
                             ドッシュウ
             『フギャウミャ〜オ』
             (いのりさま、我々も退散しましょう)

だああああああからもうちょい間をあけて投げろってのよおおおおおおおお!!!!
コートを反転させて王禅寺君の方にエメラルドを放り投げて渡し、アレキサンドライトもひっくり返した状態のコートで受け止める!

206貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2014/11/11(火) 23:09:14
>>205
>>203-204

207『白亜荘』:2014/11/17(月) 23:39:51
>>204-205(ALL)

         『ドッボォォ ン!』

            『ドッス ゥ』

『貝橋』と『はやり』がコートをクッションにキャッチ!
そして、『王禅寺』がそれを続けて受け止めた!

          『 ズシィ z ン 』

  ――――『重ッ!』
  ちょっとした『国宝』になるんじゃねーかって塊だ。
  こんなモノ、プレゼントしたら別の意味でも『重い』かもしれない。


           『ドボウッ!』

続けて『アレキサンドライト』の塊も投擲された。
これでキャッチは終了。そして『キュクロプス』は。


           《………………》

               『キュッ』

  よーく目を凝らすように……一つしかない目を細めている。
  何かされていることに気づいたようだ。顔を寄せてきた。


『いのり』:
「んっふっふー♪ んっふっふー」
「んっふっふー♪ んっふーふーふ――♪」

           『ガラガラガラガラ』

『いのり』は谷の斜面を鼻歌交じりに滑り降りている。
ttp://www.youtube.com/watch?v=mL-rpbdyHKE
『冒険家』気取りなんだろうか、あの人。

『はやり』:
「早く降りてこんかー! 間に合わなくなっても知らないー!」

『かげり』:
「おねーちゃん楽しそうだねえ〜」

『はやり』:
「…………ええいッ!
 出発の準備をさせます! いっそ姉は置いてきます!
 『超特急』で行くのでお二人ともしっかりと掴まってください!」

208王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』:2014/11/17(月) 23:55:12
>>205-207

「ナイッシュ
    『 ズシィ z ン 』
        重ッ!?」

思わず尻もちをつくが、ギリギリ傷はつけてない(はず)!
立ち上がらずにケツで窓際まで移動し、『キュクロプス』の様子見をする。
怒らないでくれー……。

               『キュッ』

「あかん気づかれた!ハリーハリーハリー!」

いざというときのために『エメラルド』を外へ放り投げる用意をしておきながら、
『キュクロプス』の挙動を見張る。
自分の宝物が盗まれたってことがわかったら怒り狂うだろうし、それなら捨ててとんずらこくほうが懸命。はっきりわかんだね。

「『超特急』お願いします!あの人は置いてきましょう!
 どうせいのりさん自身のスタンドなんですしなんとかなるでしょ!」

さっきまでのいのりリスペクトは……粉みじんになって死んだ。

209貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2014/11/17(月) 23:58:12
>>207-208
「ちょっと待てバベットバベットバベット!!!!」

あたしのスタンドもあっちにいるんだっての!!
何が悲しくてスタンドを置いてけぼりにしなくちゃいけないってのよ!

『バベット』は『敏捷向上』の『お茶』をいのりさんに飲ませて、
それから自分も一口飲んで敏捷性を最高レベルまで上げておく。
その上で帰還させるけど――間に合わないようなら、
いのりさんから跳躍して『バベット』だけでも帰還するわ。

210『白亜荘』:2014/11/18(火) 00:14:36
>>208(王禅寺)

『はやり』:
「ああ、大丈夫でしょうだから厭なのよおねーちゃんたちの相手は!!!!」

ブチ切れている妹。

『かげり』:
「おねーちゃんはやくはやくー。
 列車出るってー」

動じてない妹。

          『ズザザァァ――――ッ』

『いのり』:
「ハハッ! それは大変だ!
 かげりちゃん、ちょっと手助けを頼むよ!」

楽しそうな姉。


             『ガッシュ ガッシュ ガッシュガッシュガッシュ』

ツッコミが足りないままに動きだす列車!
『キュクロプス』は谷に頭が入らないので、腕を突っ込もうとしている!

       『  ォ  オォォ ォ〜〜〜ッ  』

>>209(貝橋)

『いのり』:
「おお、バベット様のお茶!
 これは助かります! では参りましょう!」

              『グビグビッ』

          『ズッダァァアア――――ッ!』

滑り降りるでなく! 駆け降りてくる!
『バベット』もそれに追随し、動きだす列車の窓に飛び込む!

>>ALL

            『 ドンッ  ドドンッ! 』

一人と一体が何とか飛び込んだ!
『いのり号』が一気に加速していく!


        『ゴトトーン ゴトトーン』

          『ゴゴゴォ――――ッ』

『宝石峡谷』を突っ切り、『いのり号』は超特急で進んでいく――

211王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』:2014/11/18(火) 00:19:23
>>209-210

「た、……助かった?」

全速力で進んでいく列車に対して、窓際のバーを掴むことで身体を安定させる。エメラルドも一役買ってくれるだろう。

「し、死んだかと思った……
 『神話生物』とかマジで聞いてない……知る権利……」

なんかもう生き残れたことに安堵していのりさんへ何か言うこともできない。
ひどい目に遭った……。へとへとに座り込む。

212貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2014/11/18(火) 00:33:18
>>210-211
「ふ」

  「ふひぃいいいい〜〜〜〜〜〜」

     「し、死ぬかと……」

口から変な息が漏れつつ、その場にへたり込むわ。
何にしてもこれでアレキサンドライトゲット……よね。
うふふ、宝石なんて初めてだわ。ましてこんなに……。
ついたらジョセフィーヌあたりにお願いして加工させるのも悪くないかもね〜。

213『白亜荘』:2014/11/18(火) 01:12:57
>>211-212(ALL)
君たちは宝石をゲットした!
が、それ以前ちょっと寿命が縮まった気分だ。

『いのり』:
「どうですか楽しんでいただけましたか!!!」

『はやり』:
「楽しめるワケあるかー!」

             『スパーン!』

すかさず妹がツッコミ。


『はやり』:
「もう本当にどうしようもありません。
 じゃあなくて! 申し訳ありませんでした……」

「その宝石はどうかお持ちください。
 その代わり姉の所業は黙っていてください!」

『いのり号』は峡谷を突き抜けて、平野をひた走っている。
平野は草原で、地底だというのに地平線が見える。
そして遠目に……何か巨大なモノが歩いている気がする。

>>211(王禅寺)

『いのり』:
「『神話生物』がお好みですか?
 でしたら、こちらのルートを行きますと……

  ああ、このルートなら是非に『ウォーマシン』を見せたい……」


          『ペラペラ』

マップを取り出し確認している。
このまま口を挟まずにいれば、更なる魔界を進まされそうだ……!

>>212(貝橋)
『アレキサンドライト』――『色が変わる』ことで有名な宝石だ。
その名も『ロシア皇帝』から取られたことで知られている。

非常に希少な宝石のはずだが……

            『ゴロロン』

一抱えほどもある塊。なんかいっそ嘘みたいだ。

214王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』:2014/11/18(火) 01:22:39
>>212-213

「い、いのりさん!!
 きょ、今日は服買いに行かないといけないので!
 できればそろそろ降ろしてもらえるといいかなーっとぇ!!!」

めっちゃ早口で噛むレベルで懇願する。
ウォーマシンってマブカプかなにか?

「あ、『エメラルド』はかげりさんとはやりさんに半分あげます。僕のスケールだと宝石がデカすぎるんで……
 半分にしたあとに部屋に転がしておいてください」

そう言ってかげりに『エメラルド』を手渡したい。
宝石カッターくらいならメイド姉妹の誰かが出せるでしょきっと。
かげりさんもはやりさんもこういうの欲しがりそうだし、日頃の感謝も込めて。
単純に持ち帰れないし。

遠くに何か『巨大なもの』が歩いている?何を言っているんだ……そんなものはいない。いいね?

215貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2014/11/18(火) 01:29:13
>>213
「うへ、うへへ……」

これだけの『アレキサンドライト』があれば、一体いくらの金になるか……!
アクセサリーにするんなら別に小さくて十分だから、余ったものは
宝石商(あんのかそんなん? というのは気にしない)に売るとして……、

   「あ、あたしも帰宅賛成!」

早く帰って、色々したいし!
い、一体いくらになるのかしらねぇぇぇ〜〜……!!

                          『……フミャーオ……』

216『白亜荘』:2014/11/18(火) 01:39:24
>>214(王禅寺)
『いのり』:
「なるほど! では、白亜荘に戻ることにしましょう!
 本日は旅を楽しんでいただけて何よりです! またお越しください!」

『はやりとかげり』:
「…………え、いいんですか?」
「おお! ダンベルにつけたい!!!」

        『パララパーパー パッパパー』(効果音)

妹二人は喜色満面。
さながら伝説の剣を掲げるが如く、捧げ持っている。


           『ズシーン』  『ズシーン』

あと、君は現実を忘れた。あの名状しがたい(ry

ちなみに『ウォーマシン』というのはこんなのです。
ttp://www.sorae.jp/entryimage/uchuusenso.bmp
ロンドンを火の海にして滅ぼしたイカすヤツ。弱点は風邪と大阪人。

>>215(貝橋)
『いのり』:
「承知しました! あと、バベット様には助けられました。
 このお礼はぜひさせてくださいませ。さあ、行きましょう!」


        『ギャリギャリギャリギャリ』

唐突に上昇する感覚が襲う――
どうやらレールが坂のように盛り上がっているようだ。
『地底世界』の空へと飛びあがり……天井へと突っ込む!


         『ギュララララララァァァァ――ッ』

『ドリル』が突き立ったかと思えば、そのまま貫通。
トンネルを開けて進む。周囲が暗くなり見えなくなった。

>>ALL

        『ギャリリリリリ
                   ドォーン!』


…………燦々と火が注ぐ。空の色は『青』。
ここは『地上世界』のようだ。

217王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』:2014/11/18(火) 02:14:26
>>215-216

「ええ、どうぞ。他のご姉妹にも分けてあげてください。
 あ、宝石加工が誰かできるなら今度お願いしたいです」

ていうか自分、さりげなく半分もらっていったけどいいのかな……。なんか良心の呵責を感じてきた。キュクロプスくんに。
まあ、くれるというなら貰っておくのが利口だけどさ。

「はぁ、本当に今日はどうなるかと……ん?」

パッと窓から日差しが降り注ぎ、青い空が『いのり号』の帰還を招き入れてくれている。
そうか……

「やっと帰ってこれた……」

無駄に寿命を減らしただけな気がする。
『いのり号』の試運転だったのかな。『一人でやれ』……。

「もう列車はこりごりだよ……」

とほほ。

218貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2014/11/18(火) 02:23:49
>>216-217
「んん――――っ!」

  「なんかちょっといただけなのに久しぶりの青空だわ!」

目に優しいって素敵ね!
アレキサンドライトのこともそうだけど、チョー清々しい気分だわ!
ふふ、うふふふふ!!
このまま一部を置物っぽい小物にしたあと、残りは全部売り捌く!

そうすりゃあたしは一躍大金持ちよ――――ッ
流石は『完璧』なスタンドを持つあかりさんの妹!
やっぱりなかなかに『完璧』な使い道だったようね!
おーっほほほほほ!! お――っほほほほほほほほほ!!

219『白亜荘』:2014/11/18(火) 03:03:46
>>217(王禅寺)
君は『キュクロプス』のことを思い出す。
心なしか、最後に浮かべた表情は悲しげだったような……気もする。

『はやり』:
「それなら知り合いにお願いしようかと思います!
 やった! 私だけのアクセサリー! お下がりじゃない!」

          『ギュルルンルルルン』

『はやり』は喜色満面、『かげり』に振り回されてグルグル回っている。
決して広くはない電車内ではかなり危険な行為だが当人は気にしちゃいない。


『いのり』:
「というワケでいつでもご利用ください!
 こちらは『パス』となります!」

                 『サッ』

どういうワケか知らないが、君はサングラス状のパスを手渡された。
どうやら……気に入られたようだ。この『破天荒車掌』に。

――――――――――――――――――――――――――――

〜『王禅寺』のその後〜

半分の塊を受け取ることが出来た。
+既に加工済みの『エメラルドのリング』をゲット!
サイズは事前に確認されたので、好きな径だろう。


>>218(貝橋)

『いのり』:
「楽しめていただけで幸いでございます!
 貝橋さまにも助けていただいたお礼をこちらに!」

君にもサングラス状のチケットが差し出された。
これでもいつでも『地下特急』が使えるぞ! 使いたいか!?

――――――――――――――――――――――――――――

〜『貝橋』のその後〜

『アレキサンドライト』! その素敵な宝石が『貝橋』を行動させた!
これほどの塊ともなれば一攫千金億万長者! ……のはずだったのだが。



               「…………お客様、これは?」

持ち込んだ宝石店で鑑定してもらったら鑑定値は『測定不可能(高すぎる)』。
どこで手に入れたかを問われたが、入手先を言うことは出来なかった。
結果として、『秋映学園』の裏山で拾った……ということになったのだが。


           『パシャッ!  パシャパシャ!』

「つまりこれほどの大きな宝石の鉱脈があの山には存在しうるということなんですか!?」

「こっちに手を振ってー! ハイ笑って笑ってー!」

気づけば、宝石発見という発表記者会見の場に立たされていた。
『女子校生お手柄! 黄金町の新名産!?』という題で新聞記事にもなり……

『アレキサンドライトの塊』はなんやかんやで没収!
よく判らないどっかの研究所の感謝状が渡されただけで済んでしまったとさ。


――――――――――――――――――――――――――――

『黄金町』の『新名所?』

『黄金町』の『町役場』に飾られた『アレキサンドライトの塊』。

値段がつかないほど高い未加工の巨大な結晶。
とある少女が見つけて、『無償』で寄付したようだ。
『秋映学園』の裏山にはこの鉱脈があるという噂?
だが、土地の所有者が立ち入りを許さないらしい……

220蛙石 河子『クワイエット・ドライブ』【高二】:2014/11/19(水) 23:56:54

   シュウウウウ〜〜〜  ミチミチミチ… 『 ぱああああぁぁーーーーん! 』

「うぎゃおっ!? あーッやっちゃったー!」

女子寮屋上から、寮全体に響き渡る破裂音!
悲鳴はペントハウス(日本家屋風)に住んでる蛙石河子のものだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「……あーあ、最後の一つとうとう割っちゃったー」

ゴム風船の残骸を手に、中央棟のロビーに下りてきた。

221蛙石 河子『クワイエット・ドライブ』【高二】:2014/11/21(金) 00:51:10
>>220
「3f風船は完全発注だしなぁ……」

寮の電話で業者に注文を入れると、自室に帰っていった。

222八夜 菖蒲『ザ・ファントム』:2014/11/22(土) 01:50:26



   イライライライライライラ……


 …ったく、ここを自宅か何かと勘違いしてんじゃあないですか?
 共同生活の空間ですよ。公衆のトイレと同じで、用を足し終えたら速やかに出てくるべきなんです。


          コンコンコン!!

 何度目か、女子トイレの個室の扉をノック。
 私だってさっさとしたいんですよ… もう何分、いえ、何十分待ってると思ってんですか…

 てゆーか、一体中でナニしてんでしょうかね。こんなに時間がかかるなんて…


      「……」          『ズ ギュ!』


 『ザ・ファントム』の『遠隔視』で、鍵がかけられたトイレの中の様子を見ます。

223八夜 菖蒲『ザ・ファントム』:2014/11/22(土) 04:04:11


    「ああああああっ、もう!!」

 く、くそ…出て来ない…
 こうなったら、恥を忍んで男子トイレに…

224灰羽『アクエリアス』:2014/12/17(水) 23:04:50
「えーとォ、開始が7がつの27にちだろ?
 それでェ〜今が12がつの17にちだから……」


期限は3ヶ月。
ただし、バトルは1日の出来事と換算するため、
143日−82日(バトルにかかった日数)=61日
食劇終わるまで待ってたら試験の期日がマッハなので動くしかない!


「やばェー……
 あと1ヶ月切ってるじゃん」


寮の庭で頭をかかえる少女。
傍らでは人型スタンドが這いつくばって蟻を観察している。

225アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/19(金) 22:27:37
>>224

「さぁ〜せぇ〜ん」「誰かいませんかぁ〜?」

入り口にて、マフラーで顔下半分を隠した少年が声をあげている。

226灰羽『アクエリアス』:2014/12/19(金) 22:38:15
>>225
「うおー、このままでは死……ん?」


なにか聞こえたので、顔を上げた。
普段は聞き流したかもしれないが、一人で悩んでいるのにも疲れたので、
悩みから逃避するために立ち上がったのだった。


「あ〜
 ……どうかしましたァ?」


寝起きのような髪型の少女が、
入り口からヒョッと上半身だけを覗かせて声をかけてきた。

227アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/19(金) 22:45:07
>>226

「ハァーイ、こんにちはお嬢ちゃん」
「なんか偉そうな人いる?ボクちゃんここにお世話になりたくて来たんだけど」

半目の瞳で、元気よく手をあげると、懐から何かを取り出した。
少女に見えるように示したそれは、手書きのメモらしい。
それにはここの住所と、電話番号が記されていた。

228灰羽『アクエリアス』:2014/12/19(金) 22:58:08
>>227
「あえっ……」


少女は困った。そういうことはよくわかんないのだ。
管理人さんとも親しくないし、そもそも最近は忙しいのか、あんまり見かけない。


「うーんと、その……誰からの紹介で来たんですかー?」


まあ、ここで少女の知る偉い人の名前でも出れば、
入れてしまってもいいんじゃないかなと思って聞いてみた。

229アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/19(金) 23:08:00
>>228

「あーゴメンね、分かんなかったら大丈夫だよー」
「こうして喋ってたら来るかもしんないし、来なかったらまた出直せばいいしねー」
「HAHAHA」

おどけるように肩をすくめて笑い飛ばす。相手は完全に年下だと思っている。

「ん〜?『美早』ちゃんって言うんだけど、知ってる?ここの人とも知り合いらしいけど」

230灰羽『アクエリアス』:2014/12/19(金) 23:18:09
>>229
「あー……知り合いでは無いですねェ……多分」


記憶力と名前と顔の一致具合に自信が無い少女であった。
ちなみに中学二年生だ。どちらかと言えば小柄なのでもう少し幼く見えるかもしれないが。


「……まァー、でもあれですよねエ。
 外、結構寒いですよね。
 ちょっと中に入るくらいなら大丈夫なんじゃないですか? うん」


わりと無責任だが、さすがに外で待たせるのはかわいそうだと思ったらしい。

231アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/19(金) 23:34:04
>>230

「そっかー。流石の美早ちゃんもこれくらいの子には知られてないかー」
「ガックシ」

分かりやすく肩を落とす少年。口調とリアクションは感情豊かだが、表情だけは全く変わらない。
ちなみにこの少年は17歳であるため、相手が年下という認識は当たっていたようだ。やったね。

「えっマジ?!お嬢ちゃん天使!女神!」
「やっぱし日本は優しいな〜これがロシアなら頑として追い出されるか、
 入れて欲しけりゃ金を出せと言われて渡したら追い出されるパターンだよ〜」

両肘を左右に動かしてウキウキ。門を開けて中に入ろう。

「そんでお嬢ちゃんの名前はなんてーの?」

232灰羽『アクエリアス』:2014/12/19(金) 23:41:45
>>231
(美早って人は有名人なのかな?
 私はそこらへんウトいからなァ〜)

「いやア〜……
 でもロシアでそんなことされたら凍死とかしそうなイメージありますけど、
 大丈夫なんですかねぇ」


少女はお世辞にテレた。
ロシア人ということなんだろうか。
外国人の人から見たら日本人は幼く見えるらしいから、もう小学生くらいに見られるかもしれない。


「私は灰羽あとって言います。
 おニイさんは……?」


中に入ると、少女の全身像があらわになる。
ついでに出しっぱなしだった大柄な女性型スタンドもいる。


  『Guuu−』

233アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/20(土) 00:01:06
>>232

「全然死ぬよ〜、最近でも年に数十人死ぬ時もあるし」
「昔のお話だと、一晩で20万人が凍死する時もあったしね〜」
「ほんとおそロシア。な〜んつってな!ガハハ!!」

ロシアンジョークをぶちかます。髪の色は茶髪だが、瞳の色は灰色だ。少なくとも外国人は間違いない。
そして先程の応対からして、完全に保護者のいない子供に接する気分になっている。
年齢の割にしっかりしているなぁとも。

「あとちゃんか、オーケー覚えたよん」
「オレ様はアレクセイ・ヴィクトロヴィチ・スヴィーニン。アリョーシャか
 今みたいにお兄ちゃんって呼んでくれても…ええんやで?」

とセリフを捏造しつつボクはキメ顔でそう言った。
そして大柄なスタンドと目が合う。

「えっなにここ怖い」

234灰羽『アクエリアス』:2014/12/20(土) 00:08:12
>>233
「ええ〜……ナニその国……」


内容がアレだが随分陽気だ。しかしまさか酔っ払っているというわけでは無いだろう。
ロシア人だからってそんな……まだ少年だし……


「あー、アクセレ……アレクセイさん……?」


残念ながらギリギリ最初の方しか覚えられなかったらしい。
最後の方は脳の処理力を超えていたのか聞きながした。


 『GAUuuu?』


スタンドの力強そうな手が伸びてきて、マフラーを引っ張った。

235アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/20(土) 00:20:51
>>234

「基本的に人間が住める場所ではないからねー。住むけど」
「あーでも優しい時は優しいらしいよ?モスクワとかは生活も裕福そうだし、結構余裕があるんじゃないカナ?」
「ダイジョーブロシアハコワクナーイ」

観光客も重要な収入だしね。両手を掲げてあとちゃんを洗脳するポーズを取る(ポーズだけ)。

>「あー、アクセレ……アレクセイさん……?」

「………」
「うん…あとちゃんの呼びやすい呼び方でおいちゃん構わんから…」

処理能力を超えているあとちゃんの様子に、思わず憐れみと優しい口調をかけるアレクセイ。
よく考えれば小学生(と思っている)なら仕方ない。と自分で納得した。

「ひぎぃ」

なされるがままに、マフラーを引っ張られる。倒れかけているのを、
『スタンド』が辛うじてマフラーで支えている状況だ。

「なんなの?日本ではこういうのを庭で育てるのがデフォなの?
 のびのびとしたいい子に育つようにって?ファックユー!ゆとり教育はんたーい!」

何故か英語で罵りつつも、怖そうなので反撃はしない。

236灰羽『アクエリアス』:2014/12/20(土) 00:28:15
>>235
「あっ、すいませェん。
 コラ、『アクエリアス』、離せ」


再起動した灰羽は特に意味もなく両手を空中でさまよわせ、慌てて謝る。
女性型スタンドはマフラーを引っ張っていた手を離し、
アレクセイの顔の方に伸ばしかけていたもう片方の手も降ろした。
(顔が見たかったのかもしれない)


  『がうォ』

237アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/20(土) 00:34:45
>>236

「ぐへっ」

急に手を離されて、今度は地面に激突する。完全に自業自得だが。

「ふー、お転婆なヤツだぜ」

何事もなかったかのように立ち上がり、土を払う。残念ながらやはり顔は見えなかったようだ。
マフラーが長いせいかもしれない。

「やっぱそいつあとちゃんのなんだ。自我…自分の性格があるって珍しいねェ」
「あとちゃんも勧誘されてここに入ったのォ?」

238灰羽『アクエリアス』:2014/12/20(土) 00:45:17
>>237
「ダイジョブですか?」


助け起こそうと思ったけど、アレクセイがさっさと自分で立ち上がってしまったので
あわあわした謎の動きになった。


「そうなんですかね? どーいうのが普通なんでしょう?
 私が会ったことがあるのは変身するのとか、置物と空間とちっちゃいの一杯がセットになってるのとか、
 2体いて合体するのとか、手に巻いてあるやつとか……あ、人型っぽいのは見たなア。
 でも『アクエリアス』よりも自由に喋ってたな……」


指折り数える少女。
そういえばまだ外だ。寒いのでさっさと中に入ろう。


「私は〜……スタンドを目覚めさせてくれた人の紹介みたいな感じですかね」


その関連で聞いた話だと、寮の住民は基本的にスタンド使いらしいので、
アレクセイがスタンド使いだという前提でさっきから行動していたわけである。

239アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/20(土) 00:57:39
>>238

「へェ〜、バリエーション豊富だねェ」
「ってレベルじゃねーぞ!なんだそのヘンテコ精神体の見本市みてーなのは!あっでもオレも人の事言えなかったわ!」

近パ非自立型が基本みたいな所があったのかもしれないが、
三部に比べて七部とかではむしろそういうスタンドの方が珍しい。何も問題はなかった。
そして中に入った。

「美早ちゃんたちも言ってたけど、『スタンド』って呼ぶのね〜、これのこと」
「・・・つーか、ここにはその『スタンド』を人工的に目覚めさせられる人がいんのォ?
 すんげー恐ろしいんですけど!例えるならスーパーサイヤ人が量産できるってことですよ!」
「なんでそんなことしてんだろーね。戦争でも起こすのかなァ?」

同じくスタンド使いを集めている話を聞いたので、アレクセイもあとがスタンド使いであると決めつけていたのである。

「っていうかあとちゃんも、よくそんなに『スタンド使い』にあって無事だったね〜」
「基本的にやっぱり日本人は穏やかで優しいのかな?」

240灰羽『アクエリアス』:2014/12/20(土) 01:11:16
>>239
「アレクセイさんのも変わった感じなんですか」


暖かい建物内に入って体の力が抜けたのか
ほあーっと息を吐き、数センチくらい背が縮んだ。
『アクエリアス』は座り込んで入るまえに足の裏を綺麗にしている。


「ここじゃなくてお店にいるですけど、目的は……なんでしょうねェ?
 何人かでやってるみたいだけど、友達になった人がいてですね。
 優しくていい人なんですよ。人間が嫌いなんだそうですけど。

 あ、戦争って言えば、てれびがどうとか騒いでた気がするけど……関係無いかなァ」


「いや、実は私はちょっと事情があって結構ケンカするんですよ。
 今も相手を探してるんです。
 でも皆優しいっていうのはあると思いますよ。
 ケンカって言っても一回を除いたら殺し合いとかじゃなくて試合みたいな感じだし」

241アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/20(土) 01:26:33
>>240

「ちょっぴりね。ボクちゃんの『スタンド』はそういう基本的な形がないからさ〜」
「正確にはあるにはあるんだけど、絶対に触ったりできないんだよねェ。別に出さなくてもいいし」
「あっ『アクエリアス』ちゃん意外と礼儀正しい…でもオレ様はどっちかって言うとポカリの方が好きかなァ」

>ほあーっと息を吐き、数センチくらい背が縮んだ。
心の力ってすごい(小並感)。

「人間嫌いってそれ確実に戦争フラグじゃねーか!人類全滅の尖兵にされちゃうよあとちゃん!」
「ひええ…ここで保護してあげるから、困った時は助けてね(はぁと)って
 そういうことやったんや…やっぱりうまい話には裏があるでぇ…」

本気とも冗談ともつかない感じで一人で盛り上がる。ともあれ即座にここから出て行かない辺り、本気では思っていないのかもしれない。

「テレビ?あー、ムスリム国とかそんなん?」
「…っていうかあとちゃん意外と好戦的やんな…おいちゃん心配やわ…」
「そんで一回は命のやり取りだったのォ。その年でなかなかない経験したねェ。
 ってことはあとちゃんはどうて…そいつ始末したの?」

242『白亜荘』:2014/12/20(土) 01:36:02
>>ALL

  『ガラゴロガラゴロガラゴロ』

建物の中に大八車を引いたメイドが飛び込んできた。
黒い(褐色)、大きい(乳と背が)、太い(腕が)。

243灰羽『アクエリアス』:2014/12/20(土) 01:44:02
>>241
「私もポカリの方が好きですね!」


腰裏につけていたポーチには4つもペットボトルがくっついて、立体軌道装置みたいになっている。
その一本(ポカリスエット)をジャーンと取り出して力強く同意した。
参考(ttps://twitter.com/tmmiyako/status/365826150905286657)
(この元ネタだとアクエリアスだが)
ちなみに背が縮んだのは寒くて背筋が伸びてた分なので何もおかしくは無いのです。いいですね?


「どうなんですかねー?
 なにかしらありそうとは思いますけど、私あんまり頭よくないのでわからないな」


足を綺麗にした『アクエリアス』は建物の中に入ると匍匐前進して灰羽の元へ移動した。

                                                       ズリズリ


「いえェ〜、私もケンカはあんまり好きじゃないですよォ。
 その、スタンドを目覚めさせている人の課題の関係でちょっと必要だっただけで……
 あ、殺してはませんよ。幸い、なんとか出来るってことだったのでお店の人に引き渡してきました」

244アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/20(土) 21:28:29
>>243

「おっ、あとちゃんも甘党?すっげー腹減った時とかでも、
 アレを一口飲むだけで大分動けるようになってくるもんなァ〜」
「というか何その装備カッチョいい。ボクちゃんも真似しようかしら」

>ちなみに背が縮んだのは寒くて背筋が伸びてた分なので何もおかしくは無いのです。いいですね?
アッハイ。

「あとちゃんはダマされやすそうな雰囲気してるもんね〜〜〜」

『アクエリアス』の不思議な動きを眺める。これなら一日中見ていても退屈しなさそうだなぁと思った。

「でもこれじゃあ綺麗にした意味があんまなくね??」

「へぇ、結構実戦的なことさせるねェ。まあ下手に目覚めさせて扱えないよりは、
 ある程度慣れた方が互いにとっていいだろうしね」
「しっかし殺さずに済んだ、かァ。あとちゃんは優しいなァ」

>>242

「あ…あいつはッ!」「あの格好は!!」

「ジャパニーズメイドFu〜!!(↑)」

テンションアゲアゲである。
黒くて大きくて太かろうが関係ない。生物学上メスに分類されるならば…それでよかろうなのだァーーー!

「すいません入寮希望ってどこにしたらいいんでしょうか?!」

245灰羽『アクエリアス』:2014/12/20(土) 21:45:19
>>244
「だ、騙されやすく無いぞ!?」


敬語を忘れて反論した。
ちなみに自分だけは騙されないと思っている人ほど詐欺に遭いやすいんだそうな。


「いえ、他の人はこういう試験はしてないと思いますョ?
 私の場合は賭けというかなンというか……失敗すると死ぬことになるし。
 あー、そうだ。期限がヤバいんだよなァ〜……
 アレクセイさん、誰かいいひと知りません?」


話しているうちに期限のことを思い出したらしい。
期末試験前日に何故か部屋の片付けを始めて、何故か漫画を読んでいて、ふと時計を見たら寝る時間だった時の態度に似ている。
口調は彼氏募集中みたいな感じだが、実際に募集しているのは対戦相手だ。


>>242
「あっ、あの人は……え〜と……
 ………………かげりさん? かげりさんだ。たしか」


実際に話したことがあんまり無いので覚え度が微妙だった。
『アクエリアス』は身をかがめて灰羽の後ろに隠れた。巨メイドが怖いらしい。

246『白亜荘』:2014/12/20(土) 23:32:46
>>244(アレクセイ)

『かげり』:
「おお、入寮希望者の方ですか。
 少々お待ちください! 今薪を運んでいました!」

  『 ド――z___ン 』

大八車には薪っつーか丸太がいっぱいだった。
これから薪になる素材なのかもしれない。

「おねーちゃーん! 入寮したい人が来たよー!」

>>245(灰羽)

『巨女メイド』は神経が鈍いので、君には気づかなかった。ヨカッタネ。
他のメイドを呼び込み、『アレクセイ』の対応をさせようとしている。

>>ALL

       『ガラガラガラ』

受付の窓口が開き、中からメイドの顔が出た。
辺りを伺い、君たちに気づく。


『みどり』:
「灰羽さまと……そちらの方は? 入寮希望者ですね。
 ともあれどうぞこちらへ。お名前をまずお伺いします」

「かげりは薪……
 ちょっと、加工してないじゃないの! ちゃんとやっておきなさい!」

247アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/20(土) 23:47:47
>>245

「うんうんそうだねェ」
「でも最近は物騒だからねェ、怪しい人には付いていっちゃあいけないよ?」

周囲に花を出しながら、微笑ましいオーラで頷く。完全に子供扱いだ。

「へぇ〜、そりゃ運が悪かったねェ。そこまでして欲しかったんだ、『スタンド』」
「ん〜?まあ知り合いいなくはないけどォ、自分にメリットなかったらわざわざ戦わなくない?」

一応、この前のダイナーでの飲み会で出会った面々はほぼ全て『スタンド使い』だが、
自分に利点や必要なくして戦うタイプは、あまりいないように思える。

「ま、あとちゃんが死ぬのは忍びないし、誰もいなかったらオレ様がやってもいいけどォ」

>>246

「なんというワザマエ…これだけ大量の丸太を一度に運ぶとは…!」
「ハーイそしてジャパニーズメイドもう一人追加でーす!!おかわりおかわり!!」

とりあえずテンション上がってる。両手をあげてくるくる回ってる。(ラップ調)

「かしこかしこまりましたかしこォー!!オレ様ことボクちゃんの名前は
 アレクセイ・ヴィクトロヴィチ・スヴィーニンです!美早ちゃんの紹介で来ました!!」

そう言って、受付に勢いよく、美早の筆跡で書かれたメモを差し出す。

248灰羽『アクエリアス』:2014/12/20(土) 23:52:07
>>246
やっぱり年末だからか忙しそうだ。
おとなしくしていよう。

それにしても察しがいい。さすがメイド!


>>247
「あ、試験は、スタンドの覚醒とはまた別ですよォ。
 メリットはぁ〜……あ、さっき言った友達が私に賞金かけてくれたので、勝つとお金がもらえるはずです。
 具体的には聞いてないんですけど……おっと」


受付の邪魔をしてはいけないと一歩下がる。
殺し合いとか死ぬとかの話でも冷静なあたり、きっとロシアでは日常茶飯事なんだろうなあと誤解した。

249『白亜荘』:2014/12/21(日) 00:01:58
>>247(アレクセイ)

『みどり』:
「みは……!? ええ、ええ承っております。
 既にお部屋はご用意してありますので」

        『ルチャ』

どことなーく嫌そうな顔で『部屋のキー』を渡してきた。
鍵には部屋番が刻まれたタグがついている。

「こちらのお部屋をご利用くださいませ。
 利用案内に関しましては、後でわたくしが行います。

 必要な家具などがございましたらお申し付けくださいませ」

鍵を渡すと落ち着いたのか、表情も戻った。

>>248(灰羽)

『みどり』:
「ああ、灰羽さま。『アルドさま』から話は伺っております。
 どうですか? よろしければ貼り紙でも貼っておきますか?」

「わたくし共は『戦う者』ではないので、お相手出来ませんが……」

心配げな顔を君に向けてくる。

250アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/21(日) 00:17:46
>>248

「えっ、じゃあやんなきゃいいじゃん。なんでわざわざそんな事してんのォ?」

半目のまま首を傾げた。
『スタンド』を手に入れてなお、欲しいものがあるということか?
アレクセイは、なんとなくそう考えた。

「それは聞いといた方がいんじゃない?額次第ではやってくれる人もいるだろうしなァ」
「しっかし友達も随分マジだねェーーーそこまで親身になって協力してくれるとは」

>>249

「すげぇ!美早ちゃんの顔パス力すげぇ!うっひょー!!」
「スパシーバ、スパシーバ!」

嫌そうな顔にも気が付かず、鍵をもらってウキウキワクワクさん。
住所不定無職の少年がこんなに簡単に寝床にありつけるとは。
ああ、次は学校と仕事だ…。

「いやぁこんなに可愛いメイドさん達がいるし、家具も注文できるなんて
 日本最高っすわ!パパずっとここに住んじゃおっかなー!わはは!」

251灰羽『アクエリアス』:2014/12/21(日) 00:24:22
>>249
「ウエィッ!?」


おとなしくしてたら相手の方から話しかけてきたのでびっくりした。
仮面ライダーみたいな声を上げる。


「え、聞いてるんですか? いくらとか私も聞いてないんですけど。
 それに、その、張り紙って、どんな?
 顔と名前が出てたりすると結構恥ずかしいんですけど……」


前に自分で張り紙作ろうとしたことはあるのだが、その時は
『アクエリアス』の絵に、倒すと賞金がでるかも。的なすごいふわっとしたものだった。
色々あって実際に貼られることはなかったのだが。


>>250
「いやー、それはまあ、夢のため? みたいな?」


それにしてもメイドさんは仕事が早い。
さっきアレクセイも言っていたがこうもスタンド使いの受け入れ体制が整っているのはなんなのか。
何か裏があるんじゃないかと疑わないわけではないが、その上で気にしないあたり、
アレクセイも灰羽も似たような考えなのかもしれない。


「お金持ちの余裕というか、あっちにしたら大したことじゃないのかもしれませんねエ。
 友達ならこう、お返しとかも考えなくちゃならないですけど、それはまあ、私が無事に生きてたら後々ってことで……」

252『白亜荘』:2014/12/21(日) 00:39:13
>>250(アレクセイ)

『みどり』:
「…………まあ、あれは『女王様』ですので……

 一応寮住まいですから、また挨拶に行かせますよ。
 食事はあちらでとってください。あれに作らせます」


      『バス! バスンバスン!』

丸太を斧で叩き割っている『巨女メイド』を指した。

如何にも大雑把で、大鉈を振るうそのままの姿であった。
ちょっと料理なんかできそうに見えないが……

『かげり』:
「ずっと住んでもいいですよー!
 その時はココさまにお会いしてくださいね!
 ずっと住む人は組に入らないといけないのです!」

>>251(灰羽)

『みどり』:
「普通に写真か、もしくはイラストを使おうかと思っておりましたが……
 あと、寮にしか張りませんので、外に知られることはございませんよ。

 賞金額は確か……『50万円』程度でしょうか。
 貼り紙という形が嫌なら、わたくし共が個人的に探してもよろしゅうござい……」

>>ALL

        『とぉるるるる』

『みどり』:
「…………! すみません、電話です。
 灰羽さまは後日希望がございましたら教えてくださいませ。
 対戦相手が見つかったならいつもどおりに鳩星に連絡を!」

           『カラカラカラ ピシャ!』

窓口を締めて、メイドは電話対応を始めたようだ。
声が漏れ聞こえてくるが、異常に畏まった態度なのが伝わる。


『かげり』:
「ぜひ頑張ってくださいね! あ、あと薪割も手伝ってください!」

こっちは何も考えていなさそうだ。
ほっとけば延々薪を割っているだろう。放置しても大丈夫だ。

253アレクセイ・В・С『タンガロア』:2014/12/21(日) 00:57:03
>>251

「・・・・・」「夢のためなら命も賭けるかァ。進んでるねェ」
「命のためなら夢も捨てる人も世の中にはいるし、色々だなァ」

少しの間、じっとあとを見つめる。やがて(わかり辛いが)、微笑みながら両手をあげた。

「まあ友情は見返りを求めないって聞くし、焦らなくていいんじゃないかねェ」
「そうそう、これオレの部屋番号。どうしても相手が見つからなかったらおいでよ」
「住む所もできたし、ケータイも買わなきゃなァ。その方が便利そう」

そう言って、あとに数字の記されたタグを見せた。

>>252

「メイドさんだけじゃなくて女王様もいるなんてたまらんね!
 ありとあらゆるニーズにお答えしてくれる感ハンパねぇ!まさにIKEAの如し!」

大丈夫、人は見かけによらない。
いかつい無口なオッさんの料理がクソ美味しいパターンもある。
むしろいかにも女の子って感じのヒロインの方がメシマズ率が高い。俺は知能指数が高いから分かる。

「組かァ…やっぱそういうことだよねェ」
「まあそこに永久就職も悪くないかなァ。ずっと穏やかに過ごせるとかあんま考えらんないし」



「そんじゃオレもこれにてサヨナラ〜」
「あとちゃん、かげりちゃん、みどりちゃん、ありがとねェ〜〜〜」

三人のいた場所へ手を振ると、荷物を持って、部屋へと向かった。

254灰羽『アクエリアス』:2014/12/21(日) 01:07:34
>>252
「寮に貼ったらよけい恥ずかしくありませン!?
 簡素に文字だけでいいですよー?」


慌てて言うが、伸ばした手の先で窓が閉まった。
自分の住んでる寮に自分の手配写真が貼り付けてあったら恥ずかしいだろう。恥ずかしくない?


>>253
「まあ、なんか流れで返事しちゃった感じもあるんですけどね。これは内緒ですけど……」


じっと見つめられてそわそわした灰羽は、ちょっと恥ずかしそうに小声で言った。
灰羽の部屋番号は……いらないだろう。男子が女子寮に足を踏み入れることはできないし。


「これから同じ寮生として、よろしくお願いしますねェー。

 それにしても50万円か……高くない……? やはりセレブ……
 えっ、薪? アッハイ」


大盃を振って薪を割り始める『アクエリアス』。
スピードは人間と大差ないが、パワーB精密Aなので中々のワザマエだ!
なぜかかげりに対抗心を燃やしているようにも見える。


「……しかし吸血鬼になったらどこに住むんだろ。
 お店の人が寮の運営してるわけだし、引き続きここに住んでてもいいのか?
 でも寮に住んでて学校に行かないっていうのも……」


  『ぐおおおおぉぉぉぉ!!!!』
                             パカーン!
                                       パカーン!

255灰羽『アクエリアス』:2014/12/21(日) 01:32:11
>>254

受付の真ん前で薪を割るメイドとスタンドは、通りかかった寮生達に変な目で見られたのだった。  終

256『ジ・アンドロメダ・ストレイン』:2015/01/01(木) 01:08:04
>アレクセイ

      キィィイィィィイン


        バゴオオオオオン!

誰が知る、誰が知る。君の部屋の窓に隕石直撃。
中はそらもういっそとんでもないことになっている。

257アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/01/01(木) 19:29:36
>>256






( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)


「う・・・うろたえるんじゃあないッ!ロシア軍人はうろたえないッ!」

迅速にメイドさんを探すよ。メイドさんならきっと直してくれるよ。
引き続き両手に大量のパンティを抱えてるけどそんなことは関係ないよ。

258『白亜荘』:2015/01/01(木) 22:25:19
>>257(アレクセイ)


    『 フッ
           フッ  』

 『ブ  ワァアアアン』


おっと両手で抱えていたパンツがすべて消えたァ――ッ!!
こりゃもういっそ厄日でございますな! 処女無業!

君がメイドさんを探すと、中央棟で声が聞こえてきます。
どうか癒してもらうといい。場所は談話室。

259アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/01/01(木) 23:10:26
>>258

「うっ…ううっ」「こんな、こんなことって…」

この冬空の下で、拠り所とも言える住居を無残なまでに破壊されてしまったアレクセイ。
しかし、彼にはまだ心の支えがあった。そう、まだ僅かに温もりの残る、女性たちの想いが両手に満ちてーーー。


>    『 フッ
>           フッ  』

> 『ブ  ワァアアアン』

「あっ…?ああっ…!」「ひぐ…うああ…ああぁぁぁ…!」



き…切れた
ぼくの体の中で なにかが切れた…決定的ななにかが……!

「あああぁぁぁぁぁ!うっ…ぐぁああ!あああああっ!!…うぉぉぉぉああ…
 あぁぁっ!ああおおおおおおおお!うううぅぅぅ〜〜〜…
 おおおぉぉぉぉ!うう…うおおぉ………おうぅ…おうっ!
 オウッ!オウッオウッ!オウッ!オゴッ!!オウオウッ!」

悲しみのあまりプテラノドンっぽい動きをしながら談話室へと向かうのであった。

260『白亜荘』:2015/01/01(木) 23:29:22
>>259(アレクセイ)
君は哀しみを湛えた眼で一直線に中央棟まで走った。
そして談話室に飛び込み――

  「 ア  アアアアアアア アァアアア ッ 」

「チェンソーッ スタータァッ いっ き にッ ひっく 手ッ」

「お願いッ だ か ら   わ  た しをッ」

                      「 とっ めっ てっ 」

全力で絶叫歌唱してるメイドさんの姿があった。
見てはいけないものかもしれません。

261アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/01/02(金) 00:05:49
>>260

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「あら、お呼びでない?こりゃまた4・2・0〜!」

『クルリ』

くせェー!こいつは見てはいけないイベントの香りがプンプンするぜェー!
あれくせいは せなかをみせて にげだした !(逃げられるか?!)

262『白亜荘』:2015/01/02(金) 00:13:03
>>261(アレクセイ)

君は逃げだそうとした――

    が。


          ボミュン

振り返りざま顔面に当たる柔らかーい感触。

『かげり』:
「おお、アレクセイさま」

何が当たったかは言うまでもなかろう。
ちなみに仔ブタを丸ごと串にさして焼いたのを担いでます。

263アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/01/02(金) 00:20:56
>>262

゚  ・   .+o    _    o。   。
 *o ゚ +  ・゚ _二ー-゙ヽ/_ +・  o 
 o○+   i -= ´      ` ミ、 ゚ o ○。
・+     ・ l /,         ヽ ・*゚ +
゚ i     + / i ー-i  i l . i  !     
o。!    ! ゚o !{ヽ{`━' i iト、 l      ゚
  。゚  l ・ ゚ ソ_` "" リ!ノ /  o  ゚。・ ゚
 *o゚ !    。 ヽ'-   ノi {  +   *
。 ・   o  ゚l  ゚+ ` イ  jハ l  ゚・ +゚
 o   ・゚ ,.‐- .._ -‐}!    ヽ!    ゚  
* ゚  l /    、  i  }  \   o.+ ・
 l + ゚o i     ` -、{! /_   \  ○・ o゚
 o○    ヽ.     ヾ´    ̄  `ヽ  。
・ + ゚ o }  }                ヽ O。
 O。    リ、  ..:::        ..   l 。
 o+ !。 / `ー::::       , ヘ:::::..   *
 ・   ゚・ /   /  :::... ..   /:::/ ::..... { 
    _\∧∧∧MMMM∧∧∧/_
    >                  <
  /\  ──┐ \     ヽ  ヽ  ム ヒ  
  /  \    /      /   ̄ ̄ 月 ヒ  
      \ _ノ    _/   / ノ \ ノ L_い o o
    >                  <

しばらく幸福の余韻に浸っていたが、ふと正気を取り戻す。

「はっ」「えっ、かげりちゃん?」

てっきり歌っているのはかげりだと思っていたが、別の誰かのようだ。
一体誰なん?

「っていうか聞いてよかげりちゃん!オレの部屋に隕石が衝突してたんだけど!」

264アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/01/12(月) 23:25:41
そして一時間後・・・・・

「ヒェ〜ン!もうパンティとメイドさんはコリゴリだぁ〜!」

涙目で自室へと戻るアレクセイ。
でもくじけちゃダメだよ!アレクセイ。人生とは、そういうものなのだから…。

265高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/03(火) 22:54:21


  「おにはーそとー ふくはーうちー」
                         パラッ パラッ


 誰もやってなさそうなので、豆まきをしておこうと思いたったワケである。
 後で掃除しやすいように、袋に小分けした豆を巻いているところが、どこか所帯じみている。

266『???』:2015/02/03(火) 23:03:19
>>265
赤鬼「うえへへへへへへーーーーーーーーーーーーっ!!!」

棍棒を持った赤鬼が襲ってきた。(破ス精CCC)

267高天原:2015/02/03(火) 23:25:11
>>266

「っぎゃあああああー!!!」

 赤鬼の顔面に豆を投げつける(パス精CCC)。悪霊退散。

268高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/03(火) 23:25:45
>>267

一応俺だぜ

269『???』:2015/02/03(火) 23:38:05
>>267-268

さくや は おまめ を つかった! ビュン
あかおに に 1 ダメージ!

あかおに「ぐええええええええーーーーーーーーーーーーっ!!!」
あかおに は ひるんでいる!  ムシャムシャムシャ

   バババッ

あおおに  が あらわれた。

   バババッ

みどりおに が あらわれた。

あおおに「ひゅほほほほほほーーーーーーーーーーーーっ!!!」
あおおに は かなぼう を ふりあげて さくや に おそいかかってきた! (破ス精CCC)

みどりおに「うあははははははーーーーーーーーーーーーっ!!!」
みどりおに は かなぼう を ふりあげて さくや に おそいかかってきた! (破ス精CCC)

┏━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃   さくや           ┃┃あかおに  1匹           ┃
┠──────────┨┃あおおに  1匹           ┃
┃ こうげき    とくぎ  ┃┃みどりおに 1匹           ┃
┃ じゅもん  ⇒どうぐ.  ┃┗━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ぼうぎょ   そうび  ┃
┗━━━━━━━━━━┛

270高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/03(火) 23:49:20
>>269

  「ウォオアアアアーーーー!!!?」


┏━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃   さくや            ┃┃あかおに  1匹          ┃
┠──────────┨┃あおおに  1匹            .┃
┃ こうげき    とくぎ  ┃┃みどりおに 1匹          ┃
┃⇒じゅもん   どうぐ.  ┃┗━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ぼうぎょ   そうび  ┃
┗━━━━━━━━━━┛


   「ちっ、ちかづくと まめの いのちは ないぞ!」
    「ぶきを すてろ!」

  豆を人質に取り、鬼を牽制する。

271『???』:2015/02/04(水) 00:02:39
>>270
あかおに「なにあれ?」
あおおに「さぁ?しらない?」
みどりおに「やっちゃおうか?」


あおおに「 ふっくはうち! ふっくはうち! 」
あおおに は ようしゃなく かなぼう を さくや に たたきつけた!

   ポカン!

あまり いたくない ! (プラスティックっぽい質感、どうやら本物の金棒ではないようだ。)

みどりおに「 おっにはそと! おっにはそと! 」
みどりおに は ようしゃなく かなぼう を さくや に たたきつけた!

   ポカン!

あまり いたくない ! (プラスティックっぽい質感、どうやら本物の金棒ではないようだ。)

あかおに「あ、この おまめ けっこう いける」
あかおに は ゆかに おちた おまめ を たべている!  ムシャムシャムシャ


┏━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃   さくや            ┃┃あかおに  1匹          ┃
┠──────────┨┃あおおに  1匹            .┃
┃ こうげき    とくぎ  ┃┃みどりおに 1匹          ┃
┃⇒じゅもん   どうぐ.  ┃┗━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ぼうぎょ   そうび  ┃
┗━━━━━━━━━━┛

272高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/04(水) 00:10:26
>>271

  「ちも なみだも ねえ」  「あいっ……ちょっ…」

 システムメッセージの通り、鬼に殴られ続ける。
 節分ってこういう行事だっけ?

  「としの かずしか たべちゃ だめだぞ」

 鬼たちに向けて豆を投げつける。パD相当(手加減)。


┏━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃   さくや            ┃┃あかおに  1匹          ┃
┠──────────┨┃あおおに  1匹            .┃
┃ こうげき    とくぎ  ┃┃みどりおに 1匹          ┃
┃ じゅもん  ⇒どうぐ.  ┃┗━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ぼうぎょ   そうび  ┃
┗━━━━━━━━━━┛

273『???』⇒ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/04(水) 00:24:16
>>272

   アダン@あかおに 《 しあわせ 注入! 》
      ブラス@あおおに 《 しあわせ 注入! 》
         チュス@みどりおに 《 しあわせ 注入! 》

      ポカン!ポカン!ポカン!
         ポカポカポカ!
        あまり いたくない

   アダン@あかおに 《 しかし ぼくらは 》
      ブラス@あおおに 《 いったい 》
         チュス@みどりおに 《 なんさいなんだろう 》

パクパクパクパク ・・・・・・ おにたちは ゆかに おちた まめを たべている



とかなんとか やってると メキシコじん が あらわれた!

ドナート「 ヤハハハハハハーーーー! 」

ドナート「 せ・つ・ぶ・ん ってこういう行事なのかー! 覚えたゼ、このヤロー!」

      ハポン
ドナート「日本の文化おもしれー!」

ドナート「いよぅ、元気かい、色男。」   シュバッ
陽気に挨拶する。

今回使用した人形:ttp://www.tokachi.co.jp/news/201001/20100126-0004147.php

274高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/04(水) 22:03:32
>>273

      ポカン!ポカン!ポカン!
         ポカポカポカ!

   「うぉおっ おれをたおしても だいに だいさんの おにが……」 ガクッ


  ┏【システム メッセージ.】━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃ おに を たいじした!                      ┃ /
  ┃                                  ┃   ペペペペッペッペッペー(謎のファンファーレ)
  ┃ アダン は 5 の けいけんちを てにいれた!  .....┃ \
  ┃ ブラス は (ry                       .┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



        「……ハッ」


  「いけねェー… ゲームのしすぎだって教授とかに怒られる…」
   「ああ… 俺のせいで日本の文化が間違って伝わっていく…」


   ゲームにしてもジャンルは何だったのだろうか。


  「っとー……ドナート君? リプィスの時に一緒だったよな、久しぶり」

    爽やかにご挨拶。

275ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/04(水) 23:33:42
>>274
ドナート「いよぅ。ドナート・ドン・ドミンゴだ。サクヤ=タカテンバラでよかったっけ」
微妙に間違えてる。

ドナート「こんな楽しそうなセツブンイベントを1人でやろうたってそうはいかネェ」
   アダン@あかおに 《 われわれも ♪》
      ブラス@あおおに 《 セツブン ♪》
         チュス@みどりおに 《 したいのです ♪》

ドナート「しかし、セツブンイベントの細かいところが分からネェ」
   アダン@あかおに 《 まずは、形からというわけで ♪》
      ブラス@あおおに 《 鬼に化けてみたのですが ♪》
         チュス@みどりおに 《 次はなにをすればいいのでしょう ♪》

276『白亜荘』:2015/02/04(水) 23:38:38
>>274-275(住民共)

        『 ドッヒュゥゥ――ッ 』


危なァァァい! 丸太が! 丸太のようなモノが! 突っ込んでくる!

  どこで受けますか?

   ニア おくち
      おなか
      おしり

277ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/05(木) 20:34:45
>>276
ドナート「な、なんだァァァッ!?」
   アダン@あかおに 《 ヤバい ♪》
      ブラス@あおおに 《 丸太が ♪》
         チュス@みどりおに 《 IN ♪》

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃   ドナート    アダン     ブラス     チュス
┃   ニア おくち   ニア おくち      おくち     おくち
┃      おなか     おなか  ニア おなか     おなか
┃      おしり      おしり      おしり  ニア おしり
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ドナートは おくちを つかった!
┃アダンは  おくちを つかった!
┃ブラスは  おなかを つかった!
┃チュスは  おしりを つかった!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

278高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/05(木) 23:30:49
>>275(ドナート)

 「ま、まぁ… 漢字の読みは合ってるかな」

   それは違う、と厳しく言い切れない現代の日本人。
   優しさと甘さをはき違える、なんとか教育の弊害かもしれない…


 「でも異文化交流に乗り気なのはいいッスねぇー。
  日本はよく分かんねェお祭りとか多いから、覚えるの大変っしょ?」

 「節分ってのは、家の中にある良くないものを外に追い出す行事なんだ。
  その良くないものを『鬼』って呼んでるんだけどー……ぉおおおお!!?」


>>276(白亜荘)

   しかし説明の途中で丸太トラップゥー!
   あっ、避けるって選択肢は… そういうのは無いんですね…!

      おくち
      おなか
    ニア おしり


 「ふんんんんん!!」

   衝撃に備えて歯を食いしばる。

279『白亜荘』:2015/02/05(木) 23:40:47
>>277(ドナート)

>ドナートは おくちを つかった!

      ガボオ!

 ドナート は かおに 0 ダメージ !

>アダンは  おくちを つかった!

  ガッポン!

 アダン は まるた を のみこんだ !
 ぶっといえほうまき を てにいれた !

>ブラスは  おなかを つかった!

      ゴボッ!

 ブラスは はらぱん をうけた !
 おなかに 0ダメージ!
 せいしんてきに きつい!

>チュスは  おしりを つかった!

       ゴボッ

 チュスは しりに ぶっといのを うけた!
 おしりに 0ダメージ!

――――――飛んできたのは異常に巨大な恵方巻だった。
『誰が食うんだコレ、ゴジラか?』ってレベルの太さだ。

>>278(高天原)

        ドッグォオオン!

尻に手酷い衝撃を受けた。そのままギャグマンガのように吹っ飛ぶ。


            ドグシャア ッ(擬音は誇張しております)

  ひ、ひどい……頭痛もする。吐き気もだ。
  ところで向こうから巨女メイドと双子メイドズが走ってきます。
  その奥には更に一人、電車の運転士の格好した女性が。

280ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/06(金) 00:01:31
>>278(高天原)
ドナート「ほぅほぅ、為になるぜ」 メモメモ
メモを取っていたら

>>279(白亜荘)
突っ込まれた。

ドナート「 エホォォォォ !?」
   アダン@あかおに 《 おいちい ♪》
      ブラス@あおおに 《 ボディはやめて ♪》
         チュス@みどりおに 《 アォォォッ ♪》

ドナート「こ、これはエホーマキ!」
   アダン@あかおに 《 …… ♪》 モクモク
      ブラス@あおおに 《 恵方を向きながら一言も発さず ♪》
         チュス@みどりおに 《 食べきると縁起がいいという伝説の ♪》

ドナート「恵方!恵方はどっちだ!?」
うろたえる。

281高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/06(金) 07:24:15
>>279

   「セツブンッ!!」        ドッグォオオン!

  派手に叩きつけられる。
  なぜ恵方巻きを食らっただけで頭痛や吐き気がするのだろう… ダメージアイテムか何かか。

     「ぐ、ぐぉぉ…」  「今年は……西南西……」 ガクッ


  最期の力を振り絞って恵方を伝える。
  あとお尻は大丈夫だっただろうか。敵の様子を伺いつつ、ダメージの具合を確認したい。

282『白亜荘』:2015/02/07(土) 23:45:12
>>280(ドナート)

『恵方』は……『高天原』が命がけで伝えてくれた……
これを無駄にしてはならない。噛みしめねば。

>>281(高天原)
尻に強い衝撃を覚えたが、しょせん米である。
なあにすぐ起きることが出来るさ。大丈夫大丈夫。


         『 どたどたどたどた 』


『かげり』:
「おねーちゃん観ませんでしたか!?」

『みどり&ことり』
「「あのバカ姉! どこに!?」」

『いのり』(運転士):
「………………高天原様?
 ご無事ですか? 何かありましたか?」

おっといきなりメイド+αに囲まれたぞー!
運転士は手を差し伸べて抱き起そうとしてくる。

283ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/07(土) 23:55:12
>>281(高天原)
ドナート「西南西……!タカテンバラ、お前の死は無駄にしないゼ!」

ドナート「の前に、アダン。
      恵方巻、俺によこせ。お前食っても後で吐かなきゃダメじゃん」
   アダン@あかおに 《 はい ♪》  ボエップ
      ブラス@あおおに 《 え、一度食べたモノを渡す? ♪》
         チュス@みどりおに 《 信じられない ♪》

ドナート「うるせーし」 モッシャモッシャ
ドナートは恵方を向いて恵方巻きを食べ始める。

>>282(白亜荘)
   アダン@あかおに 《 早速、女性に囲まれている ♪》       ヒューヒュー
      ブラス@あおおに 《 さすが色男さんであります ♪》       ピピー
         チュス@みどりおに 《 好色一代男でございます ♪》      ワワー

284高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/08(日) 00:46:21
>>282-283

「メイドさんが……たくさん…!?」

 なんだここ桃源郷か。
 抱き起こされるのは年頃の青少年的に些か以上に恥ずかしいので跳び起きます。思春期。

「アッハイご無事ッス…!」
「いや、なんか… 恵方巻き(?)に轢かれて…」


「あっ、ドナート君。食ってる最中は喋っちゃダメらしいぜ。
 なんか口の隙間から福が逃げるんだってさ。
 目を閉じて、願い事を頭に思い浮かべながら、一本まるごと食うんだ」

 しかしこの場合、スタンド会話ならセーフっぽそうだ。

285『白亜荘』:2015/02/08(日) 01:00:09
>>283(ドナート)
恵方の方角を向いて食べ始めた。
サイズが大きいので、丸かじりというより、顔面を断面に突っ込む感じだ。
齧られているのは絵面的には『ドナート』……ということになるな。

『かげり』:
「ああ、こんなところに!?
 せっかく作ったのに何故!?」

『巨女メイド』が驚愕のポーズ。某少女漫画風に白目だ。

>>284(高天原)

『みどり&ことり』:
「今日こそは許さないッ」
                   「左道メイドッ! 引導を渡してくれるッ!」


           『ズダダダダダダダッ』


『いのり』:
「あらまあ……。はしたないですよ、みどりちゃん! ことりちゃん!」
「妹たちが申し訳ございません。お怪我はございませんか?」

凛々しい顔立ちの『運転士』が微笑みかけてくる。

「あの恵方巻はイベント用にかげりが作ったんですよ。
 みなさんに食べていただく分もあったんですけど……」

「…………あ、お初にお目にかかります。
 わたくし、神戸いのりと申します。常々妹たちがお世話になっております」


                   『ペコォ――ッ』

286ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/08(日) 01:28:01
>>284(高天原)
   アダン@あかおに 《 ふっふっふ、われらカバレロス ♪》
      ブラス@あおおに 《 一分と黙っていられないほどの ♪》
         チュス@みどりおに 《 おしゃべり屋でありますれば ♪》

ドナート(願い事、願い事なー……)

ドナート(贅沢は言わないから
      美人で、清楚で、床上手で、金持ちで、かわいい性格で、スタイルちょっぴりむちむち気味のグンバツで、
      笑顔が素敵で、無邪気で、泣きボクロが綺麗で、ムチムチで、美しい黒髪で、料理上手で、掃除得意で、
      色白で、冗談の分かる性格で、綺麗な瞳で、時折ツンデレで、無病息災の健康で、空想好きで
      幸運で、もの分かりのいい両親持ちで、ちょっぴり大食いで、ふっくらした唇で、いい匂いで、丸い爪で
      かよわい所もあって、動物好きで、おっぱいボイーンで、腰細めで、かわいいお尻で、秀才タイプで、
      むっちり太ももで、小さな足で、ちょっと多感で、おしゃれで、年下で、大和撫子な彼女欲しいなー )
注文が多かった。

>>285(白亜荘)

     モッシャモッシャ

ドナート(ってアレ、これ食べきれないんじゃね?胃袋の容量的に?)
根本的な問題に気付いた。

287高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/08(日) 01:41:14
>>285

  「アッ これはどうもご丁寧に…」
  「秋映大学部二年の、高天原咲哉ッス… こちらこそいつもお世話に…」   ペコペコ

 相手が会釈すると反射的にこちらも頭を下げてしまう日本人の鑑。

  「神戸……ってことは、あかりさんのご親族とかッスか?」
  (左道……?)

 たしか妹君sとは全員とも初対面だった気がする。


>>286

 (……休む間もなく飯を食わせ続けて胃袋を破裂させる、みてーな拷問が昔あったって文献で読んだなぁ)

 黙々と恵方巻きを食らい続けるドナートを見てハラハラしている。
 その望みを全て叶えるとなればかなりの物件だが、近所の花火屋の看板娘(27)とか、年上だけどマジおススメっす。

288『白亜荘』:2015/02/08(日) 02:21:12
>>286(ドナート)
これを食べきれるトリックを考えたらそんな彼女が出来る(かもしれないかもしれない)ミッションをGMがやるよ。

『かげり』:
「美味しいですか〜? 初めて作ったんですけど」

「豪勢にカニに伊勢海老を入れてみました〜」

食べてる様に微笑みかける『巨女メイド』。
当人は至ってのんきそのものだ……

>>287(高天原)

『いのり』:
「あかりちゃ……あかりは私の姉です。
 私が次女、あの双子が三女と四女。
 かげりは六女ですね。全員で七人姉妹です」

涼やかな笑みのまま、妹たちを指しつつ説明している。
『双子メイド』は手に持った得物を掲げて、辺りを見て回っているようだが……


『いのり』:
「『恵方巻が勝手に動いた』……ように見える、ということは。
 おそらくはあかりちゃんがいるんだと思うんです。
 あの人のスタンドの『黒子』が勝手に動かしているんだと」

289ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/08(日) 02:54:03
>>287(高天原)
>その望みを全て叶えるとなればかなりの物件だが、近所の花火屋の看板娘(27)とか、年上だけどマジおススメっす。
えっ、マジで。行く行く。

>>288(白亜荘)
>これを食べきれるトリックを考えたらそんな彼女が出来る(かもしれないかもしれない)ミッションをGMがやるよ。
えっ、マジで。超食べる食べる。

   アダン@あかおに 《 ドナートがしゃべれないので ♪》
      ブラス@あおおに 《 われわれが彼の意思を ♪》
         チュス@みどりおに 《 おしゃべりいたします ♪》

ドナート「……」   モッシャモッシャ
   アダン@あかおに 《 美味しい、と言っております ♪》

ドナート「……」   ムグッ ……
      ブラス@あおおに 《 喉に詰まった、と言っております ♪》

ドナート「……」   グゲゲゲ ……
         チュス@みどりおに 《 苦しい、と言っております ♪》

ドナート「……」   ムゴ……
   アダン@あかおに 《 水、と言っております ♪》

ドナート「……」   ムッ ……
      ブラス@あおおに 《 助けて、と言っております ♪》

ドナート「……」   ム……
         チュス@みどりおに 《 実況してないで助けろお前ら、と言っております ・・・・・・ あら? ♪》

290高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/08(日) 06:22:26
>>288

「大家族!!!」

 こいつは仰天。テレビの取材が来るくらいの大所帯じゃあないだろうか。

「で、でも……失礼かもッスけど、あんまり姉妹で似てないですかね…?
 すごく大きい人もいれば、ちっちゃくて元気な子もいれば、いのりさんみたいに落ち着いた人も」

 ジロジロと姉妹同士の面影を探しながら、そんなことを言う。
 やや無神経な男なのかもしれない。

「えーっとつまり、あかりさんが長女ってことか。
 ……あの、あかりさんを探してるっぽいってのは見てて分かったンすけど」


「その手に持ってる物騒なものとかは、その……」


 そして躊躇なくタブーらしき事項にも踏み込んでいく。
 こいつはきっと、望む望まないに関わらず、自分から苦労を背負い込む損な野郎だ。


>>289

 なんたって胸が大きい。尻も。オススメ。
 あとそのミッションこっちも出たいです(迫真)


「うぉッ ちょっ えぇ!? み、水…… 手洗いや食堂は遠そうだし…
 ああでも、恵方巻き食ってる最中は飲み物も飲んじゃダメっていう説もあるし…!」

「と、とりあえずコレで!」

              ―― シュザァ!

 『ウィーピング・ウィロウ』で、ドナートのえづく音を元に、ドナートの時間を止める!
 『静止』している間は、意識は継続するものの、呼吸とか心臓の鼓動とかは止まっている。
 つまり、『静止』している間はえづく心配はない。延命措置的なことだ。


「必死すぎだろ!」
「どんだけ彼女欲しかったんスか!」

 そして『静止』した時間を有効活用するべく、ちゃんとツッコんでおく。

291『白亜荘』:2015/02/08(日) 11:45:54
>>289(ドナート)

   『  ス ゥ   ウ ゥ ゥ ゥ  』

『カバレロス』のスタンド像が薄れていく……

  スタンド力が失われていく!
  このままでは『ドナート』が危険だ!

『いのり』:
「……ッ! かげりちゃんかげりちゃん!
 お水、お水持ってきなさい! はーやーく!」

『かげり』:
「はーい!」

        『ズドドドドドガガガガガガッ』

駿馬が走るような大股で、スカートの裾を摘まんでダッシュだ。
そして、バケツ一杯の水を持って戻ってきた。

『かげり』:
「いきますよー! せーのッ」(振りかぶった)。

『いのり』:
「ちーがーうッ!」

「貸してッ! ことりちゃんコップ!
 ドナートさまはこちらにッ!」

                   『グィィィ』

『いのり』が無理やり抱き寄せて膝の上に頭を乗せると、顎を上げた。

  いわゆる気道を確保する、というヤツだ。
  その体勢から水をくんだコップを口元に当てる。

「ゆっくり飲んでくださいませッ! つかえたら吐いて!」

>>290(高天原)
え、マジで参加したいの。じゃあ近日中に告知します。
タイトルは『逆襲のレディ・キラーズ 〜怪奇! 美少女動物園〜』で。

『いのり』:
「ああ、お父さん似なんですよ。
 あかり姉さまと私は、お母様の顔立ちが強く出てるといわれます」

『麗人運転士』はにこやかに答えた。

「あの二人はあかり姉さまが嫌いなので……。
 先日もオンゲーだかモンゲー? モンハン?というもので嫌がらせされたとか。
 昼に小学生を装ってわざと使えない装備で入って、煽りまくったと聞いてます」

色々と許されない真似をしていた駄メイド。



        「…………あかりちゃん大丈夫かなあ。ご飯食べてるかなあ」

ポツリとつぶやく妹であった。

292ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/08(日) 18:24:44
>>290(高天原)
>『ウィーピング・ウィロウ』で、ドナートのえづく音を元に、ドナートの時間を止める!
ドナート「……」
   アダン@あかおに 《 助かる、と言っております ♪》

>「必死すぎだろ!」「どんだけ彼女欲しかったんスか!」

         _z| ::::::::ヽヽ;;;;;;;;;|   ' ^ l:::  |''7;;;:::;::::: |ム,,
      ,,_z'''  |ヽ、;;;;;;-'''''''             '''''~~L,,<_,,
      >'''   从'''                     ><,
   ,,,-彡                           ''>\,,
   >'''                              ''\<_,,
  彡'''              ドナート心の声        ''\,,<
 彡::                     , ,           ミ \
>:::     彡               ;; ;;     ,,,;      \ ミ
::::::..:    从::          ` 、   '' `  ,,/´ ,,     ト <_,,
:::::::::: .  从::::::     ,,ヽヽヽ、  ヽ、 ( ) ノ  ノ''/^|   ヾ  <
::::::::::彡  /::::::::::::   ''、\((n\   ), )/ ( /、n))/    ミ;;,, ミ
::::::::彡 ..::и/:::::::::::....::::::::::::::...ミ三\'''' ':;;ノ;;;;ゞ `´//彡⌒   ヾ  ミ
:::::::/イ::::::::^从:::::::::::/⌒ヽ:::::::_ ̄\ ヾヽ,,(//ン;;;;、     ミ 、从
::::::::7;:::::::::::::::::'''w::::::::::::(⌒::::::::::::: ̄>   V ' //,-ー;;  '´):. 从  ヽ ,|
:::::::7::::::::::::::::::::::::::'''z::::::::::::::,i,::::::::::⌒   \   / -^   lll.:::从   | |
::::彡::::::::::::::::::::::::::::::''''z;;;;;;、:'lii:::::::::  ,   )::、(  ,..、  lll::w^::|   N |
:::从::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::''\:|::::;:::::::... '';;--------;;、  〈/::::::::::ミ   ミ ,|
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::::从:::::::::::::::::从/::::::::::::::::::':':l::;;;;;\;;:::::::::::::::::;;;;;;;;;,   _/:::|:::::::::ト    .∧、∧、∧、∧、∧、
::::::从::::::::::::::::::И/|::::::::::::::::::::::;;;;;l;;||lll|--,'''''''''、 '''''''''-'''|::::i|l::::::::从 . : :┌´
::::/::::/::::::::::::::::::://::i::::::::::::::::::::;;;;;;|,,||ll|. λ || λ |lノ'| |/:i从:::::::从...::::< 黙れ小僧!!!
::(:::イ::|::::::::::::::::::i:/从:::::::::::::::::::;;;;;;;;;l||l|λ^',::V;;|/::;λ/|ノ'':::::::::::从::::::::<  お前に彼女なしの不幸が癒せるのか?
:::::::::::从::::::::::::::从:|l:|N:::::;:::;;:;:;;;;;;;;;;;;;|lll||.ヾ;;::::::|:::::;;ノ ||l|:::::::::::::::|:|:::::::::::<  
:::::::、wv\|ヽ:::::::|;;;|;;从;i;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ll|> | V^V^l/ト'//:::::::::::|::从::::::::/|:ム
        ~~''''::;;|;;;;从从|;;;;;;;;;;;;;;;;ヾミミ^-^-^ 彡'/::::::i:::/|/::::::::从::::::::∨^ ∨^ ∨^ ∨^ ∨^
             '''--;;;l;l;;;;;;;;;;;;;;;;;^w,,≡≡;w^::::::::ノノ:::::::::::从ゝ--;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::
                  ̄'''---;;;;;;ii;;;''^'''^:;:::/::从:::::::::::::::|:::'''    ヾ::::::::

>>291(白亜荘)
>『いのり』が無理やり抱き寄せて膝の上に頭を乗せると、顎を上げた。
ドナート「……」  ンガフッフッフッフ

さすがに恵方巻きから口を離して介抱に身をゆだねる。

   アダン@あかおに 《 どうもどうも ♪》
      ブラス@あおおに 《 いやぁ、助かります ♪》
         チュス@みどりおに 《 消えるところでした ♪》

293高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/08(日) 19:22:41
>>291

 おのれレディー・キラーズまたしても。

「ああ、なるほどね、ご両親の……」

 得心がいったのでアゴに手をやって頷いた。
 ……すごく当たり前のことだけど、やっぱり人の子なんだなぁと再確認。
 普段の振舞いがなんかこう色々超越してるので忘れがちだが、血もちゃんと赤かったし。


「エーッ 嫌いって… そりゃああかりさん、ちょっと破天荒だけど……」

 『けど良い人』、と続けようとした矢先に告げられる悪行三昧!
 それは許されない… キック機能不可避……

「……? あかりさんって、今いないんスか?
 どっか出かけてるとか? そういやぁ見ないなーって思ってたけど……」


>>292

 覇気を感じる……
 『静止』で止めてるから声は聞こえないけれど……森の怒りのような静かな覇気を……

「でもメイドさんから膝枕ってスゲェ美味しいシチュだな」 ボソッ

 しかも甲斐甲斐しい世話焼きの次女っ娘に。
 無事生気を取り戻したドナートに、講釈を垂れつつ歩み寄る。

「大丈夫ッスか? 日本の食文化の道は厳しいんだ。物理的にね。
 生食とか発酵とかしょっちゅうだから、海外の子はカルチャーショック受けるらしいし、
 ゲテモノでも食べようとするチャレンジ精神があるのに、衛生面に問題があるとアホほど叩かれる」

「でもまっ、慣れると楽しいからサ。これに懲りずにまた挑戦して欲しいぜ」

294『白亜荘』:2015/02/08(日) 20:01:00
>>293(高天原)
『かげり』:
「ええ、今ちょっと……引きこもり中というか……」

「パンツ見られて恥ずかしいから出てこないらしくて。
 上司から『いいかげん引っ張りだせ。出ないなら金は惜しまない』。
 『その分は姉妹全員の給料から天引きするから』――って言われてまして」

ははは、と乾いた笑いがこぼれる……と。

>>292(ドナート)

口元に当てられたコップから水が入ってくる……

   『コッコッコッ ・ ・ ・ ・』

冷たい水が喉に沁み渡り、つかえていた恵方巻を飲み込む余裕が出来た。

『みどり&ことり』:
「…………ちょっと待ちなさい」
                      「かげりこれどこのバケツ」

『かげり』:
「ん? あっちにおいてあった」

『みどり&ことり』:
「! おばかこれ」
                      「トイレの!?」

『いのり』:
「うええ!? なんで!?」

慌ててあてがってたコップを外す!
吐き出せ! 吐き出すんだ!

295ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/08(日) 22:39:36
>>293(高天原)
    アダン@あかおに 《 実はですね ♪》
       ブラス@あおおに 《 あかりさんが引きこもったのは ♪》
          チュス@みどりおに 《 ドナートのせいなんですよ ♪》
    アダン@あかおに 《 彼があかりさんの ♪》
       ブラス@あおおに 《 パンツをモロに ♪》
          チュス@みどりおに 《 見ちゃったから ♪》
>>294(白亜荘)
ドナート「……ゴクゴクゴク」
これはありがた……

>吐き出せ! 吐き出すんだ!

  /'           !   ━━┓┃┃
-‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、    ┃   ━━━━━━━━
ァ   /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 )    ┃               ┃┃┃
'   Y  ー==j 〈,,二,゙ !  )    。                  ┛
ゝ.  {、  - ,. ヾ "^ }  } ゚ 。
   )  ,. ‘-,,'   ≦ 三
ゞ, ∧ヾ  ゝ'゚       ≦ 三 ゚。 ゚
'=-/ ヽ゚ 。≧         三 ==-
/ |ヽ  \-ァ,          ≧=- 。
  ! \  イレ,、         >三  。゚ ・ ゚
  |   >≦`Vヾ        ヾ ≧
  〉 ,く 。゚ /。・イハ 、、     `ミ 。 ゚ 。 ・

ドナート「飲めるかーッ!!!」

296高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/09(月) 00:15:02
>>294-295

「ぱ、パン……!?」

「……、…ゴホン。ま、まあそいつは災難だよな。誰もかれもっつーか……。
 あの、前から思ってたンスけど……スゲー金払いいいけど、スゲーブラックな職場ッスよね」

 完全に『星群』氏のイメージ先行だが。
 どうせ今回も『星群』さんがひどいこと言ってるんだろ!!(決めつけ

「しかし、それで引きこもりって……結構うぶだったんだな、あかりさん……」
「早く出て来てくれるといいけど……」


  >吐き出せ! 吐き出すんだ!


「……コントか!!」

 ボケ! 突っ込まずにはいられない!

「ドナート君……彼女いないからって、寮母さんのパンツ見るのは流石に…」

 ここで生温かい視線ンンー!!

297『白亜荘』:2015/02/09(月) 21:10:48
>>295(ドナート)

 『 バッシティ バッバ シティ ファッシティ バァ〜ッド♪ 』

『かげり』:
「懐かしいですねー」

『みどり&ことり』:
「ちょっと! アンタ!」
                   「このタイミングで言ってる場合ですか!」

ともあれ君は吹き出した。どうしようもなかった……


      『 ブシャアアアッ 』

『いのり』:
「       」

       『ポタポタポタ・・・・』

顔面に思いきりぶっかかる形になったな。
当人は硬直している。

>>296(高天原)

『みどり&ことり』:
「……ブラックかどうか」
                   「なにぶん他所を知らないので」

「どうなんでしょうか」
                   「最後まで助けてはくれます」

『双子メイド』は鏡映しの仕草で首を傾げている。
ちなみに『いのり』はフリーズ中。笑い顔のまま凍り付いている。


                         『 コトン 』

……背後に何か物音が聞こえた気がした。

298ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/09(月) 21:47:38
>>296(高天原)
>「ドナート君……彼女いないからって、寮母さんのパンツ見るのは流石に…」
ドナート「ちげーって、あれは事故だ。事故だったんだ。
      あかりさんがキックしてきた時にスカートがブワッとめくれ上がってヨー」
その時の光景を思い出す。

   アダン@あかおに《 グヘヘヘヘへ、と考えております ♪》
      ブラス@あおおに《 ゲヘヘヘヘへ、と考えております ♪》
         チュス@みどりおに《 ウヘヘヘヘヘ、と考えております ♪》

>>297(白亜荘)
       アイ・カランバ
ドナート「なんてこった!」
                 ブッカケ
   アダン@あかおに《 BUKKAKE! ♪》
      ブラス@あおおに《 麗人運転士の! ♪》
         チュス@みどりおに《 美しき顔面に! ♪》

      ロ・シエント
ドナート「ごめんよ!ごめんよ!」
学ランの袖で『いのり』の顔を拭く。     シュバババババ
ハンカチ?持ってないし。

299高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/10(火) 00:51:47
>>297-298

  「アー」

    「まぁ男として気持ちは分からんでもないケド。
     言い訳すると怒られるぜ、かく言う俺もな……」

  一年ほど昔だったか、混浴事件の理不尽な顛末を思い出し、ドナートに同情する。
  まあ良い思いをしているのはこっちなので、責めを負うてもあまり強くは言い返せない、というのがあるのだ。
  つらいよ男は。


   「…………、うわぁ」

  そしてBUKKAKEに硬直。

   「ちょ、ちょちょ、そんな袖とかで……
    俺ハンカチ持ってるからさ、ほら……」

  ポケットから取り出して、ドナートか『いのり』の手に押し付ける。
  シルク生地の高そうなやつだ。というか、高いやつだ。

   (……そりゃそうか、あかりさんも確かそんな感じだったな。
    ブラックとか、世間一般の感覚をあてはめる方が、
    そもそもおかしいっつーか、筋違いってことなんだ…… ン?)


  そして、物音に振り返る。

300『白亜荘』:2015/02/10(火) 22:01:36
>>298(ドナート)
君は袖で拭った。ハンカチを持ってないので男らしく袖で、だ!


      『 シュバババババッ 』

『いのり』:
「…………あ、すみま」

          『ポロ  ポロポロ』

「あ、あれ? え、あ?」

おッとォーッ! 泣き出したぞォ――ッ!

  笑顔のまま、ポロポロと涙が零れているッ!
  当人は目元を隠そうとしているが涙は出続けている!


>>299(高天原)

『いのり』:
「すっ、すみませっ」

涙をこぼす相手に、ハンカチを手渡してから背面に振り返ると――

          『チョイーン』

湯冷ましを入れた水差しとコップのセットの置かれたお盆が!

  さっきまでこんな物はなかったはずだ。
  この神出鬼没具合……何か思い出す気がしないでもな


      『 びゃあああああああああああんッ 』

『みどり&ことり』:
「ああ、姉さまにつられて!」
                      「かげり、泣き止んでかげりッ」

唐突に『かげり』も泣き始めた!
『いのり』は困り顔になりつつも涙が止まらない様子!

301ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/10(火) 23:08:31
>>299(高天原)
ドナート「ありがとよ、タカテンバラ!」
礼を言う。

>>300(白亜荘)
      アイ・カランバ
ドナート「なんてこった!女を泣かせちまったー!!」    ドッゲェェェェ!
   アダン@あかおに《 なーかせたー ♪》
      ブラス@あおおに《 なーかせたー! ♪》
         チュス@みどりおに《 せんせーにいってやろー! ♪》  ヘイッ

ドナート「って、デカいお嬢ちゃんまで泣き始めた!?どうなってる!?」

302高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/11(水) 00:03:21
>>300-301

   「えっ ちょ な、なんで」 「え、えぇぇ〜〜〜〜〜〜ッ…!?!」
   (日ごろからストレス溜まってて、何かの拍子に、とかそういうあれかァー!?)

 思春期の男どもの例に違わず、唐突な女性の涙には弱い!
 どうしたものかと思案しつつ振り返り―――

     「……えっ」

 何コレ怖い。
 ちょっとタイミングが遅いあたりが特にリアルで。
 つまりドナートにトイレの汚水を飲ませるために、わざと遅れ いや、よそう。

  (……あーでもそういや、ここの『寮食堂』とか『部屋の家具』。
   欲しいモンがどこからともなく現れるっつー不気味なシステムだよな…)



   「……あかりさんの能力(推定)!」

      「……ってことは、あかりさん… 帰ってきたりしてる?」
        「あ、あかりさーん……」


 こっそり名前を呼んでキョロキョロしてみる。
 出てきてくれりゃあ儲けモンだし、この泣きの連鎖の現状を彼女ならどうにかしてくれるのではと藁にもすがる思い!

303『白亜荘』:2015/02/11(水) 00:39:35
>>301>>302(ドナート、高天原)

『みどり&ことり』:
「ね、姉さんが泣いてるのは判りませんがッ」
                   「かげりは昔からこういうタイプ!」

「人が泣いているのを見るとすぐに!」
                   「つられて泣いてしまうのです!」

         『グィ  グイィィ――ッ』

『双子メイド』が二人の手を引いて、『管理人室』へと連れていく。

『いのり』:
「ゴメンねゴメンね、頼りないお姉ちゃんでゴメンね」

『みどり』:
「いいから姉さんいいから! 落ち着くまで部屋に!」

『ことり』:
「みどりさん、あとは私が!」

その時だった……『高天原』が呼びかけたのは。

       『ギュオ!
                 グオオオオンッ!』


『一瞬』。としか言いようがない。
メイドたちの姿が消えて――残ったのは一枚の紙切れ。


        ┌───────────
        │
        │妹たちが失礼しました
        │探さないでください
        │
        │         『あかり』
        └───────────

  確かにここに居たのかいなかったのか――
  ともあれ、『メイドたち』は運ばれて消えてしまった。

304朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/11(水) 00:50:19
多くのスタンド使いが住んでいるらしい。
攻撃的な人は少ないらしい。
そんな話を、供与してくれたあの人以外では初めてあった『スタンド使い』
『巴 美弥』さんから聞いて、早速引越の手続きを始めようと思い立った。

中央棟に一人の少女が入り込む
「…」
みぞおちを抑えている。

「…今日はテニスボール…威力は低いから
 運は悪くない…フヒヒッ…今日は引っ越し依頼にはいい日…」
なにかぼそぼそとつぶやいている。

「す、いま、せーん。
 ここの、管理人の人は
 どこでしょう、かぁ〜?」
周囲に人がいないか確認するように、
大きな声で呼びかける

305『白亜荘』:2015/02/11(水) 00:56:29
>>304(朱鷺宮)

     『ドサアアッ』

いきなり目の前に書類の束が転がってきた!
メモ書きが添えてあるのが分かるが――


        ┌───────────
        │
        │この書類書いてください
        │中で待ってて
        │
        │         『あかり』
        └───────────

どうやら入寮用の書類らしい。とりあえず書いて待とう。
中では面白い騒ぎが持ち上がっているッぽいよ。

306朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/11(水) 01:00:46
>>305
「ぬっ!?」
突然降ってきた書類の束を見て、一瞬後ろに飛び退く。
「フヒッ、さすが、スタンド使いだらけという噂の寮…」
一瞬だけスピードAになった…ような気がした。

「…この書類に色々書けばいいのね。
 …スタンドの名前も書く必要があるかな」
書類の束をひとつひとつ確認しながら、何を書くべきかを判断。
とりあえず誰か来るのかな、と中で待つことにした。

307ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/11(水) 01:06:52
>>302-303(GM)(高天原)
ドナート「き、消えた!?
      おい! 見たか、タカテンバラ!あかりさんだ!あかりさんがなにかやったに違いねェ!」

ドナート「探せ、『ザ・スリー・カバレロス』!」
   アダン@あかおに《 さがそう ♪》
      ブラス@あおおに《 さがすぞ ♪》
         チュス@みどりおに《 さがします ♪》

『ザ・スリー・カバレロス』に周囲を捜索させる。

>>304>>306(朱鷺宮)
   アダン@あかおに《 あかりさーん ♪》
      ブラス@あおおに《 あっかりさーん ♪》
         チュス@みどりおに《 あっかりんさーん ♪》

人を探す鬼たちの姿が見えるかもしれない

こんな姿:ttp://www.tokachi.co.jp/news/201001/20100126-0004147.php

308ようこそ、名無しの世界へ…:2015/02/11(水) 01:16:15
>>307(ドナート)
早速白亜荘の敷地内に入り込んでいく涙音。
「…意外に広いですね。寮ってそんなもんなのか…な…」
とりあえず書類にメモしようと、開運ボールペンを取り出して、
《 あかりさーん ♪》
朱鷺宮「Σ (;・∀・)?」
  《 あっかりさーん ♪》
朱鷺宮「(; ゚д゚)…」
    《 あっかりんさーん ♪》
「ん…んん…ん?」
ずいぶんと可愛らしい子鬼たちが歩き回っているではないか。

「…あれは、節分の出し物でしょうか」
不思議そうに頭をポリポリと掻きながらとりあえず近づいていく

「そこの鬼さん。何をお探しでしょうか?」
そう言って子鬼たちに声をかける。スタンドかな?なんて思っても居る。

309朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/11(水) 01:16:50
《名前忘れ。失礼しました》

310高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/11(水) 01:17:22
>>303-307

>ドナート

 『メイド』! それは…爆発するかのように現れ、消える時は嵐のように立ち去る…そんな感じだ。

   「な、なんだったんだ……
    神隠しか何かでも起こったようだぜ」

 メイドたちが先程まで空間を見つめつつ、紙切れをキャッチ。

     「ど、ドナート君……ホラ、探さないでって書いてあるし!
      今は、なんというか、そっとしといてあげた方がいいんじゃねーかな」

 カバレロスの後をなんとなーく着いていく。


>朱鷺宮

 鬼の後を少し遅れて、『どこかチャラい青年』が歩いてくる。

311ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/11(水) 01:34:56
>>308-309(朱鷺宮)
   アダン@あかおに《 ややや 見ない顔発見 なにものぞ ♪》
      ブラス@あおおに《 あ、我々あかりさんを探しています ♪》
         チュス@みどりおに《 ここらで美人のメイドさんを見ませんでしたか ♪》
近付いてみたら、それなりの大きさの人間サイズの鬼たちだった。

ドナート「あー、初対面の人をあまり驚かすな、カバレロス」
鬼たちの後ろから、ドクロが描かれた改造学ランに黒髪褐色の男が近付いてきた。どことなくメキシコっぽい。

>>310(高天原)
ドナート「そこはアレだ! 探さないでくださいは探してくださいってのが女心ってモンだろーよ!」
無理矢理な理由だ。

312朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/11(水) 01:40:39
>>310
「…おや、もう一人来ました。
 今度は普通の人のようです」
そう言ってこんにちは、と手を振りながら答える
…片方はみぞおちをおさえたまんまで。

>>311
「…結構大きいですね。」
そう言って三匹の鬼たちを見回した。

「えっと…こんにちは。見慣れない顔…
 ではなく、ここに引っ越し、します。
 朱鷺宮涙音と申します。」
そう言って頭を下げる。

「あかり…さん…ですか?」
そう言って、書類の山の上に収まっていた
メモ書きを彼らに見せてみる

        ┌───────────
        │
        │この書類書いてください
        │中で待ってて
        │
        │         『あかり』
        └───────────
「…メイドさんかは知りませんが…
 あかりさんのメッセージです。突然上から降ってきました。」
初対面の人(?)相手だからかちょっと緊張気味である。

313高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/11(水) 01:57:41
>>311

「そ、そーゆーモンか……なるほど勉強になるぜ…」

 女心、というワードに謎の説得力を感じる。


>>312

「ン?」 「こんちはっす! 新入寮生さん?」

 よく言えば人懐っこく、悪く言えば馴れ馴れしく挨拶を交わし、近づく。


                       タカマガハラ サクヤ
「秋映(※)の人? 俺、大学部二年の高天原 咲哉ッス、よろしく。
 あー、うーんと……その『あかり』って人が、ここの寮母さん(?)なんだ。
 今はちょっと、その……複雑な事情があって、顔は出せないみたいなんだけど」 ペラペラ

 マシンガンの如く口早に説明。

「中……ってことは、玄関ホールかな。よければ案内するけど、どう?」

 そしてグイグイ踏み込んでいくスタイル。
 当然親切心からだが、人によっては鬱陶しく感じるかもしれない、そんな積極性だ。


 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

※秋映…『秋映学園』。黄金町に存在するマンモス校。
      場スレ参照:ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1415792635/

314ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/11(水) 02:13:14
>>312(朱鷺宮)
      オーラ
ドナート「 よぅ、 こんにちは。新しい入居者かい。
       俺はドナート。ドナート・ドン・ドミンゴだ。ヨロシク、ルネちゃん」
陽気に挨拶する。

   アダン@あかおに《 われらは、えーと ♪》
      ブラス@あおおに《 節分の余興の鬼さんです ♪》
         チュス@みどりおに《 どうもこんにちは ♪》
とっさに話しかけてしまったが、朱鷺宮がスタンド使いかどうかわからない以上、ただの『鬼の着ぐるみ』と振る舞った方がいいだろう、と思ったのであった。

ドナート「ははーん、このメッセージは確かにあかりさんっぽいな。そんじゃ、中に行こうゼ」
高天原とともに玄関に案内する。

>>313(高天原)
>女心、というワードに謎の説得力を感じる。
ふふん、と鼻を鳴らす彼女なしの男、ドナート!

315朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/11(水) 02:18:07
>>313(高天原)
彼女はアホ毛が2本生えており、前髪に赤いメッシュが入っている。
顔立ちはまあまあの美人さんであった。あと胸がデカかった。
「えっと、はい…新しくここに住もうと思っています。」
少し馴れ馴れしい、彼の様子に多少たじろいているようだ。


「はい、あそこに私は通って…えーと、高天原さんですね。
 どうもよろし、あ、そうですか、ここの寮母さんで…
 顔出せないからつまりいきなりこれを落っことしたというわけで…」
少々彼のマシンガントークに返答が追いついていない。
彼女は常に秋映学園の制服だ。家にいる時も寝るときもパジャマもである。
…今彼女が着ている制服は所々にジャラジャラとした開運グッズがぶら下がっているが。

「え、あ、知ってる人がいるなら心強い、です」
少し困った顔をしていたが、彼女はひとまず応じることにした。
(仲良くなっていくに越したことはない、です。)

>>314(ドナート)
「オラ…?あどうも、よろし、くおねがいします。」
またしてもガチガチになって返答を返す。
「えーっと、ドナート…ドン…ドナートさんとお呼びしてよいでしょうか?」
どうやら覚えられなかったようだ。一先ず彼の名前の最初だけを答える。

「あ、そうなんですか。節分の余興の鬼さんでしたかー。」
割と思ったよりもアッサリと騙された。その表情は少し安心しているようだが

「いきなり、『スタンド』が出てきたのかとびっくり…あ、気にしないでください今の言葉は」
重要な単語をさらっと言ってしまう。彼女は意外に口が軽いっぽいようだ。

「えーと、とりあえず私もそこに行きましょう。」
他の二人…いや、5人と一緒に彼女も玄関の方へ歩き出す。

316高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/11(水) 08:01:21
>>314(ドナート)

「女心なぁー…20年近く生きてきたけど、あれほど思い通りにならないモンもねーぜ。
 大事にしすぎてもウザったく思われそうだし、放っとくとどんどん離れていきそーで…」

「その点、男の友情は多少雑に扱っても壊れねーから楽でいーッスよね」 ウンウン

 『女心』には思う所があったのか、案内道中でドナートにも絡み始める。
 ちょっとめんどくさそうな雰囲気が漂っているぞ!
 朱鷺宮女史の案内を優先するのであれば、聞き流すのもありかもしれない。



>>315(朱鷺宮)


    「……」 チラッ


 >顔立ちはまあまあの美人さんであった。あと胸がデカかった。


      (………、ありがとうございます!!!) グッ


 天に向かって感謝しつつガッツポーズ。
 顔や胸元を無遠慮に見る思春期ならではの視線を、一瞬感じたかもしれない。
 そして多感な時期の女子学生なら、それに嫌悪や忌避感を覚えることもあるかもしれない。


 玄関ホールへと向かう一向。

 高天原とドナートの話題は、やれ恋人がどうだの、女心がどうだのと、もっぱら年頃の男子らしい話題だったようだ。
 そして朱鷺宮にも、その話題が飛び火しそうだ!


   「朱鷺宮さんって彼氏いるの? ……いるだろうな、そりゃいるよねー。
    カワイイもんな(胸もでかいし)。赤のメッシュもイカしてるしサー。垢ぬけてる?っつーか。
    それ(開運グッズ)、アクセ? おしゃれさん? 都会っ子? そゆとこも女の子っぽくていーよなぁ」 ペーラペラペラ


 あって一分も経たず、プライベートにもガンガン踏み込むような質問の嵐。
 やや無遠慮な性格らしい。

317ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/11(水) 17:34:38
>>(白亜荘)
そろそろ玄関ホールに着くと思うが、いるかな?
特に反応なければ、このまま玄関ホールで話している。

>>315(朱鷺宮)
ドナート「おう、ドナートでいいぜ、ルネちゃん。あ、ちなみに俺の学年は高等部3年な」
そのまま玄関ホールに案内する。

   アダン@あかおに《 スタンド!? ♪》
      ブラス@あおおに《 スタンドですって ♪》
         チュス@みどりおに《 スタンドって言ったよね今 ♪》
鬼たちはぼそぼそと呟いている。

>>316(高天原)
ドナート「だよなー!男の友情いいよなー!」  ウンウン
意気投合している。

ドナート「でも、だからこそ憧れるッツーか、なんつーかヨー」
   アダン@あかおに《 メキシコの女の子もいいですが ♪》
      ブラス@あおおに《 日本の大和撫子もまた ♪》
         チュス@みどりおに《 魅力的であります ♪》

318朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/11(水) 17:45:43
>>316(高天原)
(…私のことを見てガッツポーズしてる…何のつもりなんだろう…)
顔やら胸元やら、なんのために見ているのかは、異性であることからして何となく分かる。
しかし、喜んでるっぽいリアクションを見ると少し嫌そうな顔になってしまう。

(…初対面なのに馴れ馴れしいな、この人…)
「カレシ?…親がうるさいからいないですが…
 …この前髪もこのグッズも(ジャラジャラ)ファッションじゃなくて、運が悪いからこうしてるんです。
 都会…よりも私が済んでるのは郊外のほうで…白亜荘に来たのも…
 色々ありまして…」
心の底では悪態をついて見せているが、一先ず質問に一つ一つ答えていく。
(これも、『呪い』を避けるため…)
そう言ってスマホを取り出し、(これにも開運グッズが大量にくっついている)軽く覗きこむ

今日の星座占いの内容:来る者拒まず、人当たりよく振る舞おう!

>>317(ドナート)
「そうですか。よろしくお願いします。
 私は、中2ですから、先輩になりますね。」
そう言って割と礼儀正しく挨拶したが…
同時に先ほどの鬼たちも騒がしくなり始める。

「…?えーっと…どうしました?」
ちょっと焦った顔で鬼3人に返事を返す。
(…もしかして、この人達全員?)
まだ人だと思っているようだ。

319高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/11(水) 19:13:19
>>317(ドナート)

  「な! メキシコってやっぱアレ? 情熱の国!って感じ?
   女の子もみんなノリノリ〜♪ 踊って騒いでイェーイ! みたいな?」

  かなり枠にとらわれた考え方だ。
  異国の文化に対する理解など、この程度だろう。
  少なくともドナートのように、積極的に自分から節分にも挑戦するような勇敢な人間ではない。

  「おぉー… やっぱ、日本の女の子って海外でも人気あるんだな。
   料理と女の子は世界に誇る日本の財産だなぁ。
   ……大和撫子、ってのは、……今はあんまいないかもだけど…」


>>318(朱鷺宮)

  「おぉ……占いとか結構信じるタイプッスか」
  「まっ、かく言う俺も、朝の占いコーナーとかよく見ちゃうんだけど」

  (……けど、それにしてもちょっと多すぎやしないか?
   アクセサリの一つや二つなら分かるが……髪まで染めるってちょっとスゴイぞ。
   この年頃の女の子なら、影響を受けやすい多感な時期ってことなのかもだが……)


  相変わらずヘラヘラしたまま話を続けるが、その視線は顔や胸ではなく、朱鷺宮の瞳の奥の方を見つめている。


  「……親が厳しいと子どもは窮屈だよなー」

  「そっかそっか、お守りとか開運グッズか… なるほどねー。
   けど、そんなにたくさんつけてるってことは、よっぽど運が悪いの?」

  「例えば、アー… 『普通の人じゃ考えられないくらい』に?」


  (『スタンド』って言ってた…… つまりこの子も、か?)

320ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/11(水) 20:52:56
>>318(朱鷺宮)
      センパイ
ドナート「SENPAI!いい響きだなー! かわいい大和撫子に先輩と呼ばれる感動!」
感動している。

   アダン@あかおに《 ど、どうもしてないですじょ ♪》
      ブラス@あおおに《 な、なんでもないですじょ ♪》
         チュス@みどりおに《 あ、あかりさんはどこかなー ♪》
鬼たちは着ぐるみにしては目がグリグリ動いてるし、口もパクパク動いている。よほど精巧な着ぐるみなのだろうか……。

>>319(高天原)
ドナート「まーメキシコは情熱的なのが多いっちゃ多いなー」

                           ツンデレ
ドナート「日本の女の子ってアレだろー!TSUNDEREみたいなのが多いんだろ!
      あかりさんもそうだったもんなー!あの事件のときだって照れ隠しにキックしてきたんだぜ!
      これは俺に気があると見て間違いないね!」
偏った知識が多いようだ。

>>ALL
ドナート「しかし、この玄関ホールちょっと埃っぽいな」

   アダン@あかおに《 そうですファ……ファッ…… ♪》
      ブラス@あおおに《 ファッ!? ♪》
         チュス@みどりおに《 バカ! アダン!口をふさげ! ♪》

   アダン@あかおに《 ハ ク シ ョ ン !! ♪》   ンベッ

                                     ビューン
アダン@赤鬼は、朱鷺宮の胸元めがけて、『節分の豆』を吐き出した!(破ス精CBC)

321<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

322<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

323朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/11(水) 21:18:23
>>319(高天原)
「し、信じるというよりも…
 まぁ、信じたい…という感じですね…」
またしてもみぞおちの辺りが気になるのか、軽く片手でさすってみせる。

「…き、厳しいというよりも、そうですね…
 子離れできないんですよ。心配しすぎ、みたいなふうな感じで…
 ここに引っ越すと言った時も、猛反対でした。」

彼女の目は、どこか虚ろな雰囲気を感じさせる。
人当たりは良さそうだが…

「普通の人なら…確かにそうですね。
 毎日…『ぶつかったり』なんてことはないと思いますよ」
先程からしきりにみぞおちをかばうように片手をかざしている。
「『呪い』…あるいは『災難』とでも言ったほうがいいのでしょうね。こういうのは」

>>320(ドナート)
「そ、そんなにすごいことなんでしょうか?
 先輩…ていうのは…」
純正日本人である朱鷺宮にはよくわからない感覚であった。
ちなみに海外ではそういう使われ方はしないらしい。

「なんでもない…?
 そうですか、なんでもないですか」
少しだけ納得しかけたが…様子をジロジロと見続けていると

(…きぐるみにしては、機能がありすぎるような。)
だんだんと中身が気になり始めたらしい。

「もしかして喘息持ちですか?
 そういうのは気をつけたほうが…!?」
と、ちょうどその時!
    《 ハ ク シ ョ ン !! ♪》   ンベッ

                                     ビューン
凄まじいスピードで節分の豆が赤鬼から吐出され、こっちへ飛んでくるではないか!

「!?危ない!」
そう思った瞬間、
『フォートレス・アンダー・シージ!』
             ド ォ ン ! !
彼女の目の前に突然、女性軍人のような姿が躍り出た。

「まとめて受け止めろォ!!フヒャハハハ!」
やたらハイテンションになった涙音の掛け声に合わせるように飛んできた節分の豆を
 
ヒュン ヒュン ヒュン! 
 ヒュン ヒュン ヒュン!
  ヒュン ヒュン ヒュン
拳の連打でまとめて弾き落とそうとしているようだ!(パス精BBB)

324高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/11(水) 22:25:40
>>320(ドナート)

  「おお……やっぱなんつーの、国民性? みてーなのあるんだなー」
  「うーん、情熱の国・メキシコ! こりゃ卒業旅行の候補の一つだぜ」

    感心しているかのように頷く。


>           「これは俺に気があると見て間違いないね!」


  (そ、それは……どうだろう……)


  高天原の見解では、『ラッキースケベの被害を受けた女性が、恥じらいに暴力を振るった』……
   ―――という『構図』というか、『様式美』というか、『お約束』を守っただけという説が一番濃厚なのだ。

    (……いやいや、でもそれだとあかりさんに失礼だな…
     女の子なんだし、そりゃ下着見られりゃ恥ずかしいだろうし。
     お約束とかじゃなくて、ホントに恥ずかしくて手が出ちゃったのかも)

      (……いやいやいや、そもそもドナート君の説を無いものとして考えるのも失礼だろ!
       もしかしたら、ホントにあかりさんが、ドナート君に気があったのかも知れないし……)


   悶々と考えるジャパニーズ。
   どう返すのが最終的に一番丸く収まるのかを常に考えて生きている、日和見主義の見本のような男…
   それが高天原だ! このチキン野郎!

   数秒間の不自然な間をおいて、



      「…………、そうかもな!」  グッ


   お茶を濁したァ―ッ! 力強いサムズアップが逆に白々しい!



>>321-323(朱鷺宮)

  「あー……朱鷺宮さんが『親離れ』したっつーより、
   朱鷺宮さんの親御さんに『子離れ』させたんだな。
   でも中学生で親元離れるって、結構思いきったんじゃない?」

  (みぞおち…? どうしたんだろう、怪我でもしてるのか?)

   心配しつつ、世間話を続ける。

  「……、毎日!? えっと、人にぶつかられるってこと!?」

   素で驚く。
   確かにそりゃあ、『運が悪い』とかそーゆーレベルじゃあない。
   何かしらの『スタンド攻撃』を受けているんじゃあないか、と心配するレベルだ。

   今度は気付かれないように、胸元を伺おうとするが―――


    《 ハ ク シ ョ ン !! ♪》   ンベッ
                                       「あっ」 (危ない、『ウィーピング・―――


    「まとめて受け止めろォ!!フヒャハハハ!」
                                       「えっ」


   一連の流れを棒立ちで見ている。この男、あんまり役に立たない!
   当然、朱鷺宮の『フォートレス・アンダー・シージ』にも視線を送っている。

325ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/11(水) 22:37:35
>>323(朱鷺宮)
飛んできた『節分の豆』に対し、『フォートレス・アンダー・シージ』が拳の連打を繰り出す!

ヒュン ヒュン ヒュン! 
 ヒュン ヒュン ヒュン!
  ヒュン ヒュン ヒュン!

    パシーンッ! …… 『節分の豆』はあっけなく弾き落とされた。というか、粉々だ。

ドナート「アッダーン!口から豆吐く着ぐるみがあるかーっ!」

   アダン@あかおに《 フヒヒ……すいませんすいません ♪》
      ブラス@あおおに《 って、ファッ!? そのスタンドは!? ♪》
         チュス@みどりおに《 しかも、フヒャハハハ!って…… ♪》

ドナート「……な、なんか見てはいけない一面を見てしまった気がするゼ!」
ヒューとした空気が流れるぜ!

>>324(高天原)
ドナート「そうだろう!わかってるな、色男!」  グッ
力強いサムズアップを返す。

326朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/11(水) 22:48:11
>>324(高天原)
「そう…ですね。確かに、思い切ってやってみたことでしたけど…
 炊事洗濯お掃除、基本はできてましたから」
見かけに反して割りとなんでもできるらしい…

「でも、ずっとちやほやされてて、結局何も『災い』を避けてもらえないんだったら…
 自分で自分を護れるようになりたい。そう思わないですか?」
そう言って彼の目を見つめた。

「ぶつかるのは人とは限りませんよ。
 今日はテニスボールが飛んできました。」
あまりにアッサリと答える。いつものことです。なんて付け加えたりしている。

そして節分の豆が飛んできて↓

>>325(ドナート)(高天原も含む。)
あっけなく豆をはたき落とした彼女の『スタンド』
「フヒッ!う、うまく出すことが出来た…
 なかなか…強いじゃない…フヒヒッ!ヒハハアッ!」
不気味にニヤニヤ笑いながら彼女は自分の目の前の『軍人』に対して目をランランと輝かせている。
さっきのおどおどしていた様子から一転して、彼女は色々とヤバい目の輝かせ方をしていた。

…しかし、
「…ハッ!」
そのようすをちょーうど両者に見られてしまっていた。当然のことだが
「えっと…今のは…『見えて』ましたか?」
そう言って目の前の『フォートレス・アンダー・シージ』を指さした。
ちなみに軽くスタンド像を敬礼させているようだ。

327高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/11(水) 23:22:31
>>325-326

   「えーーーっと……」

 ツッコミどころが満載だ!
 しっかりしてるなぁと思ってた年下の女の子(※美人)が、一皮むいてみればアブない人でした…
 これだから… これだからスタンド使いの女は恐ろしいのだ(※偏見)!


    「あーー…、『見えて』るかな、ハハハ…」

 乾いた笑いで、軽く敬礼を返す。

  「……女の子的には、スタンドよりも笑い方の方を気にした方が良いと思うッスけど」
  「せめて『オホホ』にしない?」

 真っ白な紙に、一点だけ汚れがあるとすごく目立つのと同じように…
 美人で気立てが良くて大人びた素晴らしい子でも、笑い方がアレというだけで、すごく…ヤバいです…
 不憫なものを慰めるような目で朱鷺宮を見る。

328ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/11(水) 23:38:20
>>326(朱鷺宮)>>327(高天原)
ドナート「ないわー」
   アダン@あかおに《 フヒッ!はないわー ♪》
      ブラス@あおおに《 フヒヒッ!はないわー ♪》
         チュス@みどりおに《 ヒハハアッ!はないわー ♪》
全員で『ないわー』してる。

ドナート「見えてる見えてる」
正直に答えつつ、スタンドに敬礼し返す。

329朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/11(水) 23:42:34
>>327
「やっぱり…そうでしたか。

 巴さんのおっしゃったとおり…

 いきなり『スタンド使い』と出会っちゃいましたね。」

ちょっと恥ずかしそうに言葉を返す。
さっきのハイテンションから一転して普通に可愛らしく見える。

「笑い…方?
 変ですか?フヒッ…なにかおかしいでしょうかね?」

この女 笑いに自覚なし!
少し残念そうな顔で答える。
    「私、そこまで笑い方について、親からなにか言われたこともありませんでしたし…
      心の底から楽しいときの笑い方なんて、治しようがないと…思いますよ。」
…つまりそれはさっきのがとっても楽しかったってことらしいが。

>>328
「あ、やっぱり見えてますか…」
そう言ってドナートに視線を向けてから…

        一斉に「ないわー」コールが入っていく

「…よくわからないこととはいえ、
 そこまで全否定されるとちょっとイラッとします。」
ちょっと傷ついたらしく。若干悲しげな表情だ。

「て言うかきぐるみ着たままの人にそういうこと言われるのは

 もっとヤです!素顔を見せたらどうですか!」

イライラした様子で答えると。

 ギ ャ ン !
「その面を拝んでやるわ!」
さっき敬礼してたスタンドが、中身を改めてやろうとばかりに
真ん中の青鬼に向けて手を伸ばす!(パス精B)

330高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/12(木) 00:01:37
>>328

  (容赦ねェ――!!) ズガーン

   「ど、ドナート君、オブラートに! オブラートに包んで!」


>>329

  「ン? 巴さんの紹介で来たンスか。実は俺も、あの人に教えてもらってここに来たんだよな」


   どういうことだ…
   二重人格とはまた別のもののようだが…

  「あーーー、そのーーーーー。
   うーん、個性的だなって思うぜ…!」

    「け、けど、ホラ… もうちょっとおしとやかな方が、女の子っぽいっつーか…
     それこそさっき言ってた『ヤマトナデシコ』じゃあねーけどサ…
     あっ、いや、文句があるとかそーゆーワケではないぜ! ウン、個性的だし…」  アセアセ


   朱鷺宮が残念そうな顔を見せると、先ほどまでのヘラヘラした調子が嘘のようにうろたえ始めた。


   「って、あぁっ! 言ってる傍からアグレッシブ…!」

331ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/12(木) 00:25:21
>>329(朱鷺宮)
ドナート「あー、ここはスタンド使いが多い寮だからなぁ……って」

                ギ ャ ン !
                                ナマ       ナマ
      ブラス@あおおに《 アッ、ダメダメッ、これ生なの!これ生なのォォォォ ♪》
      ブラス@青鬼の頭は簡単につかめた。動くスピードはあまり速くないようだ。(破ス精CCC)

   アダン@あかおに《 ああっ、ブラス! ♪》
         チュス@みどりおに《 ブラスがあぶなーい! ♪》

>>330(高天原)
ドナート「オブラトゥス?オブラトゥスなんて持ってねぇゾ、俺」
マジレスされた。

332朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/12(木) 00:30:34
>>330(高天原)

  「え?あ、はい…私、あの人が初めてあったスタンド使いの人なんですよ。
   『刺青』の人は…スタンド…なのかは知りませんけど。」
  
  軽く自分が誰から『もらった』のかを明かしているが、特に気にしていないようだ

 「個性的…あ、そう言えば学校でもおんなじこと言われていた気がします。」
そう言って思い返す。
   「笑い声が個性的だね!ってよく言われてました。
    私に声をかける男子は割りと多かったんですが…
    私が笑った途端によそよそしく…」
ため息を付いた。思い出した。という感じのようだ。

 「でも、意識しないんですもの、仕方ないですよねえ…」

>>331(ドナート)
「そうなんですか〜。
 聞いてはいましたが…この『人たち』もそうなんでしょうかっ…!」

どうにかしてその顔を拝んでやる!そんな顔をしながら青鬼を引っ張ろうとする。

「いえいえ、気にしないでくださいよ…
 ちょーっと真正面から拝ませていただくだけです…!」
そのまんま青鬼を本体である涙音の元へ引っ張っていこうとするが

「…ナマ?つまり、きぐるみではないんですか?」
その手の動きはぱったりと止まる。

「むう…スタンドとは…

  以外に奥が深いんですね。

  こういうふうに『変身』も行えるんですか…」
掴んだまま、近寄って行き、間近から青鬼の様子を観察してみる。

333高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/12(木) 00:38:53
>>331-332

 「ンンー……まっ、本人が気にしてないなら……」

   事なかれ主義。

 「あ、あのさ… それよりその青鬼(ブラス)、なんかあかんことになってるから…!」
 「放してやった方が、いいんじゃねーかな……」

   アンド助け舟。
   そして、『初めて会った』『意外に奥が深い』などの口ぶりだと、
   おそらく『スタンド』を得てからあまり日が経っていないのだろうと予測する。


 「あんまり、外で『自分がスタンド使いです』!って公言するような真似、しない方がいーッスよ。
  さっきみたいな、咄嗟の事態とかならともかく… この町、『スタンド』関連の危ない事件とか多いからな」

 「ま、白亜荘は基本的に安全ッスけどね。基本的に」

   軽めの警告。
   地がしっかりしている子のようだし、あまりこちらが過保護になっても逆に迷惑かもしれない、という配慮の上だ。
   笑い方はアレだが。

334ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/12(木) 00:51:12
>>332(朱鷺宮) >>333(高天原)
      ブラス@あおおに《 いたい いたい いたい ♪》

掴んだまま、間近から青鬼の様子を観察する。
ペタペタ……触ってみるとプラスチックっぽい質感であまり生物っぽくない。

ドナート「アッア〜。あまり乱暴に扱うと『爆発』するゼ、こいつらはヨォ〜」

ドナート「こいつらは『ザ・スリー・カバレロス』。俺のスタンドだ」

   アダン@あかおに《 私はアダン ♪》
      ブラス@あおおに《 俺はブラス ♪》
         チュス@みどりおに《 僕はチュス ♪》

ドナート「人形次第で変幻自在の3人の幽霊のスタンドだ。今は節分の『鬼』に『変身』しちゃいるがネ」

ドナート「陽気なのはいいんだが、かなりうるさいスタンドだ。放っておくと喋りまくる。黙っていられねーヤツらだ」

   アダン@あかおに《 うるさいとは失礼ね! ♪》
      ブラス@あおおに《 こう見えても貴方の精神の一面なんだからね! ♪》
         チュス@みどりおに《 そうよ!そうよ! ♪》
うるさいのは確かなようだ。

335朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/12(木) 01:01:03
>>333(高天原)
   「んん〜。
     そうですね〜。
       もうちょっと観察をしてみてから…」
そんなことを呟きながら彼女はじっと彼らを見つめている。

「…やっぱりこの町には『スタンド絡み』の事件が多いんですね。
 いつぞやは…銃の乱射事件があったとか」
そう言って高天原に視線を向けると。

 「巴さんもそう言ってましたね。
  見せびらかすような真似はしないこと、とは…
   勿論わかってますよ。これは『守護霊』のようなものなんですよね?」
少し得意気に答えた。

「ここにいる人は悪い人ではない…そういうふうには聞いてますし。
 とりあえずここにいれば安心なんでしょうね。」

>>334
「ふむふむ…これは人の質感ではない…
 これは人形のような…」
そう言って興味深そうにぷにぷにと触っていたが

「へっ?爆発!?」
びっくりした涙音は、そっと、青鬼から手をはなす。

「はぁ…アダン
      ブラス
       チュス…の三人が全員『あなた』のスタンドだったんですか…」
改めて興味津々に答える。

「まるで本当に人のようです…
 私のスタンドは、こんなふうにおしゃべりじゃありません…」
ちょっと羨ましそうだ。

「しかし…あなたのスタンドは結構個性的…ですね。」

336荒咬『ザップ』:2015/02/12(木) 18:16:52
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1421852015/69-92
『異なる次元』より、『何か』が現れようとしている…

(『ザップ』の能力で移動してきました。次にレスする人は、荒咬が『どのように出現するか』を決めてください)

337高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/12(木) 22:35:33
>>334-335(ドナート&朱鷺宮)


   (カワイイ)

 得意げな朱鷺宮に、ちょっと頬が緩む。


  「ンー まあ、そっすね。自分だけの守護霊って感じ」

   「事件は多いな。確か……犯罪発生率が全国平均の数倍、だっけ?
    学校の七不思議や都市伝説レベルの話から、行方不明、変死…
    ホントに色々あるよ。そのほとんどが、『スタンド絡み』って言われてるし」

     「まっ、巴さんから説明受けてんなら、俺がうるさく言わなくてもダイジョーブっすよね。
      ドナート君みたいに、オープンな人もいるけど。この辺はやっぱ国民性?
      (朱鷺宮さんを信頼して、お近づきの印に能力を明かしてるって可能性もあるッスけど)」


  ちなみに、高天原はまだ『ウィーピング・ウィロウ』を出していない。
  ヘラヘラと振舞ってはいるが、警戒心は強い方らしい。あるいは、単なる小心者か。



>>336(荒咬)


               ―――― 『 Z A A A A A P !!』


  荒咬が現れたのは…

  清潔感のある白の壁と、淡いブルーのタイルの床に囲まれた、とても狭い個室だった。
  人肌ほどの温みがある、エナメル質の曲線に腰掛けており、水の流れるような音が聞こえてくる。
  多くの人間が安心感を抱くであろう、その座標は―――



       【 ⇒出現場所 : 玄関ホール 『男子トイレ』内 】


  便座の上、だ。



  『………っすね。…分だけの……霊……じ』


  個室の外側から、くぐもったような声が聞こえてくる。
  男が数人、女が一人。
  どうやら、扉のすぐ傍で誰かが談笑しているらしい。

338ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/12(木) 23:18:32
>>335(朱鷺宮)
ドナート「そうだろ、個性的だろー。3人全員で、俺のスタンド、『ザ・スリー・カバレロス』だ。
       『半自律』の『群体型』とか言うらしいゼ。」
えっへん。

ドナート「うるさいことを除けば頼りになるヤツらだ」
   アダン@あかおに《 そう、うるさい事を除けば我らカバレロスは……だから!一言余計なの! ♪》
      ブラス@あおおに《 次のバトルはボイコットしてやろうかしら ♪》
         チュス@みどりおに《 いいかも ♪》

ドナート「フッフッフ、こんな頼りになる俺とまずは連絡先交換しないかね」
人形ストラップが大量についたスマホを取りだし、朱鷺宮に連絡先交換を申し出る。

>>337(高天原)
ドナート「そうそう。俺ちゃんオープンだから、連絡先交換はいつでもオッケーだゼ」

339朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/12(木) 23:30:53
>>336(荒咬)
ちょうど外では平和な会話が聞こえてくるかもしれない。

>>337(高天原)
「スタンドは『立ち向かうもの』だと聞きました。
  この人は私の『側に立って』ともに立ち向かってくれる。そう思えます。」

どうやら彼女は自分のスタンドを信頼しているようだ。
 信じられるものが居ると安心するのだろうか

「怪事件のニュースは毎回聞いてました。
 それから…よくわからない『犯行声明』のような放送も見たことがありますね。」
そう言って少し不安そうな顔をした。
だがすぐに普通の顔つきに戻る

「あの巴さんっていう人も…なんとなくですが、
  強そうな気がしましたよ。…この街の人達は
   あんなふうに凛々しい人達が多いんですか?」

興味深そうに尋ねる。いろんな人とお近づきになっておきたい、のかもしれない。
「まぁ、スタンド像はお見せしてしまいましたが…
 『能力』はまだ内緒です」
そう言ってスタンドと一緒に、口の前に人差し指を立てる『内緒』のポーズをしてみせた。

>>338(ドナート)
「スリーカバレロさんですね。
 その…判事やら軍隊やらはよくわかりませんけど…」

明らかなスタンド初心者の反応である。困った顔で答える。

「確かにうるさいですね。
 あとちょっと、はっきり言い過ぎる人たちです。」
じっとその鬼達三人の顔を覗き込む。

「連絡先…ですか?
 ふむ…」

少し心配そうな顔つきでスマホを取り出した。

「ま、まあこれも交友関係を増やす一環ですね。」
こちらもドナートのスマホに負けないくらいに開運キーホルダーがジャラジャラとくっついている。

340荒咬『ザップ』:2015/02/12(木) 23:36:08
>>337-339

                       ザザザ・・・・


「――た』! サイの角を股間に生やした黒人にッ! うわあああああああああ!」

一同は、『トイレの中』から男の大きな叫びが聞こえてきたのが分かるだろう。

「……あれ、生きてる?」「間に合ったのか」「トイレだな、ここは」

そして数秒もしないうちに、トイレの個室の中から人間が出てきた。
冬用のジャケットを着込んだ『雪まみれ』の青年であり、その手には『傘』を持っている。
傍らには、顔が『ダイヤル』になった『スタンド』が立っている。

「ふーっ、まさかヨハネスブルグからやってきた黒人に襲われるなんてビックリした……」
「『ヤング・ダイヤモンド最強』の『ルンクス』、だっけ」

「あれ?」「さっきの神社の料理のイベントで、『寿司バーガー』を作ってた人?」

荒咬は一同に気付いた。更に、『高天原』の顔を知っているようだ。

341高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/13(金) 00:49:10
>>338(ドナート)

  「結果ナンパすんだな」
  「てゆーか、俺にも教えて欲しいッス、アドレス」

    二人に携帯を開いて見せる。


>>339(朱鷺宮)

  「……しっかりしてんなぁ。スタンドも強そうだし。
   けど俺個人としては、『立ち向かわずに』逃げて欲しいんだけど。
   君みたいな小さな子が、そんな物騒な事件に巻き込まれるのは嫌ッスからね」

    真面目な口ぶりだ。いっそ、先程のヘラヘラしている方が上っ面なのかもしれない。

  「巴さんとかは、なんつーか、まあ…… 特別ッス。
   俺も、そんなに付き合いが長くはないけれど… あの人は『場馴れ』してるから。
   色んな人がいるよ。けっして良い人ばっかりじゃないし、……まあでも、退屈はしないと思う」


    『内緒のポーズ』に対しては、自分だけがスタンドを紹介していないことが、
    まるで何かズルをしているかのように感じられてしまって、思わず苦笑いで返す。

    そして、高天原もケータイを取り出した。ちゃっかり。
    アドレス交換して欲しそうな目で、そちらを見ている!


>>340(荒咬)

  股間に角……?
  開幕下ネタをぶっこんで来るとは…女子もいるというのに!

  天衣無縫にして傍若無人、これぞ『ZAP』!


    「お、懐かしい話ッスね。一カ月くらい前かな?」

  『寿司バーガー』の話題に食い付いた。
  知らない顔だが、自分の料理を覚えてもらえているということに好感を持つ。

     「いやぁー、あん時ゃなー。アレがソレでこうなってなぁー」

  ちなみに……
  非常におかしな話だが… それは過去の話であり、未来の話だ。
  ここで具体的な話をしてしまうと、タイムパラドックス的なサムシングが発生してしまう可能性も…!

342ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/13(金) 01:15:53
>>339(朱鷺宮)
      グラシアス
ドナート「ありがとう、ありがとう!」( ニッカー
喜色満面にスマホを操作して連絡先を送信する。   ポンポンスィーッ

   アダン@あかおに《 イヤッホゥ! ♪》
      ブラス@あおおに《 連絡先! ♪》
         チュス@みどりおに《 ゲットだぜ! ♪》

>>341(高天原)
ドナート「よーし、ついでだからタカちゃんも交換しようゼー」
タカちゃん呼ばわりしはじめた。気安い。

>>340(荒咬)
ドナート「イヤッホゥ!ッシャァッ!       って喜んでたら……」

ドナート「誰だ、オメェ? しかも、ヨハネスブルグの『ルンクス』に襲われたァ〜だと?」
一転、ものすごい不機嫌な顔になったメキシコ人。

   アダン@あかおに《 だれだこいつは ♪》
      ブラス@あおおに《 あやしいヤツだぜ ♪》
         チュス@みどりおに《 あやしいぜ ♪》
鬼たちが金棒を構える

343朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/13(金) 01:18:45
>>340(荒咬)

      「――た』! サイの角を股間に生やした黒人にッ! うわあああああああああ!」

「?…なんですか今の大声は
 …黒人に…ん?」
突然トイレの方からよくわからない叫び声が聞こえてきた。

何なんだろうとトイレの方を見てみると。
 …そこには雪まみれの傘を持った青年が出てきた。

「ど、ちらさまでしょう?
 それとなんで雪まみれ何ですか?今日は晴れてますよ」
妙な人だ…そんなふうに聞こえてきそうな目線を向けながら涙音は言葉を返す。みぞおちを片手でかばいながら。
隣には女性軍人のようなスタンド像が出現している。

…荒咬の中ではどの時間でも彼女と出くわしたことはないかも知れない。完全に初対面かもしれないし
あるいはどこかで通行人としてあっていたかもしれない。(※要約:お任せします)

>>341
「でも…一応、ですよ一応。
  あの人から授かった力にはなにか意味がある…と思うんですよ。
   災いも呪いも退けるような、そういうふうな『力』であるんじゃないかって…」
覚悟の目、というほどではないが、割としっかりした様子で答える。

「…とりあえず家事仕事から始めさせます。」
…人手が手に入って嬉しい、という風にも聞こえる台詞であった。

「場慣れ…つまりいろんな人と戦ってきた、というわけですか。」
若干憧れの眼差しを浮かべている。
「…色んな人ですか…是非とも友達になりたいものです。
 危ない人は…論外ですけど」
そうつぶやいた所で、ケータイを取り出してこっちをジロジロ見ているのに気づく。

「…アドレス、交換しますか?」
彼にもスマホを向けて尋ねた。

>>342
「は、はい…ぐらっし…えっと…はい…」
楽しそうに連絡先の送信を行ったドナートを見て若干押され気味になっている。

「えっと、電話番号と、メアドどうぞ」
 送信。

「…そこのお三方はケータイかスマホを持っておられます?」
そう言って目線を彼らの方へ。少し首を傾げながら答える

344荒咬『ザップ』:2015/02/13(金) 20:29:23
>>341(高天原)

下ネタは『ヨハネスブルグ』のせいだ! 特に理由のない風評被害がザップを襲う!

「へー、僕は途中で帰っちゃったけど、いない間にそんなことになってたのか!」
「まさかあそこからあんなことになって、そんなことが起きて、そのせいで形容しがたいことになるなんて! すごいね」

荒咬は"具体的な話"を聞いて、満足したようだ

「しかし……『ルンクス』の言葉が正しければ、
 そこには『チャクラ』とかいうヨハネスブルグの一員が潜り込んでいたというけど……」
これは話しかけるのではなく、ぼそりと呟く。(なお、いたのは『刺青師』だ。そもそもルンクスがそう思っただけでいたかは不明だ)


>>342(ドナート)

「『鬼の角』、そして落ちている豆ってことは、今日は『節分』? じゃあ『2月』か」
「だいぶ近くなってきたけど、また元の時間に戻ってこれてないな……」

スタンドを見てぶつぶつ呟いたが、ドナートの不機嫌な顔に気付いた。

「僕は通りすがりの時空旅行者、名前は『ザップ』。本体は荒咬左武郎(あらがみ ざぶろう)」
「怪しいというのは同感だが、僕はトイレから出てきただけだ」
「ついさっき『夜の病院』で、『ヨハネスブルグ』から来たという男に襲われて、スタンド能力でここまで脱出してきた。
 ほとんど事故みたいなもので、僕の方に戦意はなかったんだけどね」

「しかしそんな怖い顔をするなんて、あんたも『ヤング・ダイヤモンド』の一味なの?」
「褐色の肌を持つメキシコ人は『性的な意味』で情熱的だと聞いたことがある。
 あんたも『ヨハネスブルグ』人と同じように、『性的な意味』で黄金町に『原石』を漁りにやってきたのかい?」

聞く。


>>343(朱鷺宮)

「雪まみれなのは、雪だらけの世界から来たからさ」
「それと、そのみぞおち、どっかで見たことが……! あっ、その顔、『なんか引き寄せる妙な子』じゃないか!」

荒咬は朱鷺宮と会っていたことがあった。
荒咬がかつて『ザップ』したとき、虚空から現れた瞬間、衝突しそうになったことがあったのだ!

「僕は『ザップ』。本体は荒咬左武郎(あらがみ ざぶろう)。そういえばどの『チャンネル』でも名乗ってなかったね」
「別の僕が割り込んで君に名乗ってなければ、だけど」
「また君に引き寄せられたのか。前みたいに『直撃』ルートじゃないだけ、コントロールも上手くなってるみたいだな」
「それにしてもずいぶん大きくなったな〜。君にとっては何年ぶりだろう?」

荒咬は馴れ馴れしく言うが、朱鷺宮は荒咬の顔を忘れているかもしれないし、覚えているかもしれない。(お任せします)

「電話番号交換? いいよ」「とはいえ、必ず決められた僕に『繋がる』かは分からないけど……」

345朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/14(土) 00:50:43
>>344(荒咬)
「雪まみれの世界…
 氷でも操るんですか?」
と、返答を返そうとした所で、妙に荒咬は馴れ馴れしくしてきた。

「…妙な子…?私、色んなのとぶつかってきたから
 正直、良く覚えて…
 むっ…?その顔はもしや…」
彼女はしばらく彼の言葉を不審がっていたが…ちょうどその顔つきをじーっくり眺めたことで…
一つの記憶が蘇ってくる。

―――――――

         そう、あれは大体7年前。時期は進級仕立ての4月頃
         涙音がまだ小学2年だった頃でした。

              場所は、黄金町郊外の、とある公園。
           お外は危ないよ!
            そう言われながらも涙音は「だいじょーぶだよー」と言って公園で楽しく遊んでいました
                      時刻は午前11:34.06
                 友達の投げたボールが、ちょうど自分のみぞおちに命中した瞬間。
                  突然空から謎の音が聞こえて…

               ―――― 『 ザッ 』

            一体何なのかとお空を見上げると…

―――――――

「…あなたはもしや…」
鮮明に記憶が蘇った。
   「あの時…7年前に目の前に落ちてきた変な人ですか?」
それだけではなかった…ような気がする。
     「…いきなり私の部屋にきたこともありましたか?
      その…小6の時に…それだけでなく…あっ、まさか赤ん坊の時にも来てませんでしたか!?」
だんだんと記憶が蘇る。あの時もこの時も…よくわからないが往く先々にいたような気がした。
そしていずれの時も、今のような顔であった。
…荒咬の視点で見れば、顔つきは若干凛々しくなったものの、其の面影は7年前とあまり変わっていない。
胸はでかくなったが。

「スタンド…だったんですか…」
そう言って目の前の荒咬に向けて携帯を向ける。
「…あなたが災いだとしたら…用心しないと…」
おもいっきり警戒している。見知りすぎてる人間相手だったとはいえ
あまりに神出鬼没すぎる人間なのだ。不審に思ってしまう。

346高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/14(土) 01:17:41
>>342(ドナート)

   「おっ、おう!」 テレテレ

 ちょっとそわそわしている。
 どうやら『タカちゃん』呼びがかなり嬉しいようだ。

   (あだ名呼び… すなわち『友達』の証…!)



>>343(朱鷺宮)


   「……」
   (家事仕事をする軍人……)

 スゴイパワー・スゴイスピード・スゴイ精密動作性。
 ハイスペックで家事を行う『フォートレス・アンダー・シージ』を想像して、噴出しそうになるのを必死にこらえる。

   「ゴホン! ま、まあ… かなり(少なくとも俺より)しっかりしてそうだし、
    出会ったばっかりであんま口煩く言うことじゃねーとは思うケド、一応ね。一応」

 朱鷺宮の目を見て、うっすらと確信する。

   (……それでも、この子はきっと『立ち向かう』んだろうな。
    そーゆー『覚悟』の決まった目だ。
    まっ、そーじゃなきゃそもそも『スタンド能力』に目覚めたりしねーか)

 とはいえ、出会って数分。
 それ以上追及することを許されるような間柄ではないし、彼女にも彼女の論理やプライドがある。
 立派だと思う反面、歯がゆい思いをしていると、


>「…アドレス、交換しますか?」

   「……! うん!」

 少し小難しそうな表情から一転、目を輝かせた。
 尻尾が生えたら振ってそうな勢いだ。



>>344(荒咬)

 許せんなヨハネスブルグ!

「……『ヨハネスブルグ』ね。この前、テレビに出てンの見たぜ」

 とだけ返す。

 あの放送は……『スタンド使い』にのみ分かる類のものだ。
 一般人が見ても、フツーの視察団とか外国人顧問とか、そーゆーのが来るという話にしか見えないはずだ。
 そして、高天原はまだ荒咬が『スタンド使い』であることに気付いていない。

(マジかよ……関わりたくねーモンが早速…)

347ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2015/02/14(土) 01:47:33
>>343>>345(朱鷺宮)
      グラシアス
ドナート「ありがとう、ありがとう!」( ニッカー
   アダン@あかおに《 パパパー! ♪》
      ブラス@あおおに《 パララッ! ♪》
         チュス@みどりおに《 パパパー! ♪》
口でファンファーレを奏でる鬼たち。

ドナート「涙音ちゃん!白亜荘にちゃんと入居できるといいなー!そしたらまたヨロシクなー!」
   アダン@あかおに《 引越の荷運びとか手伝っちゃう系! ♪》
      ブラス@あおおに《 我ら3人力! ♪》
         チュス@みどりおに《 『ザ・スリー・カバレロス』!!! ♪》
任せといて!

>>344(荒咬)
ドナート「……じ、時空旅行者?
      まさか『夜の病院』で『ヨハネスブルグ』で『ルンクス』ってのは、マジなのか?」

   アダン@あかおに《 よせやい! 俺たちを『ヨハネスブルグ』と一緒にするない! ♪》
      ブラス@あおおに《 俺らは『ヨハネスブルグ』に対する『レジスタンス』さ! ♪》
         チュス@みどりおに《 君もそれ系?レジスタンスしちゃう系? ♪》
騒々しく返す。

>>346(高天原)
ドナート「じゃあ、あとは任せたゼ、タカちゃん!」
   アダン@あかおに《 涙音ちゃんの案内まかせた ♪》
      ブラス@あおおに《 ちゃんと入居できるように ♪》
         チュス@みどりおに《 するんだぜ ♪》
放り投げた。

>>ALL
ドナート「ララバイ!」
   アダン@あかおに《 ラララッ! ♪》
      ブラス@あおおに《 ラララッ! ♪》
         チュス@みどりおに《 ララバイ! ♪》
騒々しく去っていく。

348朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/14(土) 01:50:53
>>346(高天原)
「まー、まずは自分のため、
 其の次に他の人のため、何ですよね。」
だからまず家事仕事、その人手を増やすという判断を下したらしい。
「まだ使い方に慣れてませんから、なんとなくの感じの動きばっかりで…」

(でも、いずれは私も…
 私だけでなく、この街そのものの『災い』も…)
彼女は軽口を叩きながらも、どこか『憧れ』や『覚悟』の表情を見せていた。

「あ、では…私のアドレス送信。」
軽い手並みでスマホを操作して、アドレスを送り込んだ。

>>347(ドナート)
「あ、はい、ぐら…はい…」
結局そのテンションに追い付くことなく…

「わかりました。
 えっと、荷物運びはスタンドにも手伝わせますけど…
  もしもっと人手が必要になったらおねがいしますー。」
そう言って彼らを見送っていった。

「…あの人達は常にあのような感じなのでしょうか。」

349荒咬『ザップ』:2015/02/14(土) 01:57:18
>>346(高天原)

「ちなみに『ヨハネスブルグ』の『ルンクス』は」「深夜の病院で、看護婦数人とヨロシクやっていたよ」

何がちなみになのかは不明だ。

「テレビに出るとモテるのかな?」


>>347(ドナート)

「違うの? 変なこと聞いて悪かったね」「しかし……何か知ってるようだが」

「『レジスタンス』か……」「もしも『ヨハネスブルグ』が『悪』であるなら、そういうことになるだろうな」
「それにしてても面白い鬼だね」

見送った。


>>345,348(朱鷺宮)

「僕が操るのは『チャンネル』さ。自分で制御はできないんだけどね」
「氷の世界に行けなくもないけど、最近だと基本は黄金町内での移動かな」


「7年! こんな生活してると時間の感覚ってヤツが薄いけど、たぶんそれくらいかな」

「そういえば、一度だけ赤ちゃんを載せた自動車――それも走行中の座席にザップしたことがあったな」
「親が僕を見て驚きそうになったから、事故を起こさないうちに次に移動しちゃって……
 ピンポイントすぎる出現で不思議だったけど…… アレが君で、『引き寄せる能力』の片鱗だったのならそういうことかもね」

その自動車に結局事故が起きたのか起きなかったのかは、荒咬の知るところではない。
ただ、朱鷺宮が今ここで立っていることを考えれば、大きな事故になったわけではなさそうだが……

「部屋に出たこともある」「土砂降りの世界から来てたから、泥まみれの靴で床に足跡をつけてしまって申し訳ない」
「同一人物と、これだけ広い時代で会うのは他にないよ。いやー、僕の『チャンネル』に干渉できる『スタンド』能力があるなんてね」

面白そうに言う荒咬。
『色んなのとぶつかってきた』のは同じであったが、彼なりに朱鷺宮のことが印象に残っていたようだ。

「災いだなんてひどいなあ」「これでも、移動先で困っている人がいたら、助けるようにしているんだぜ」
「僕はただ出てくるだけだ。この黄金町には、鳥のスタンド使いだっているし、夜中、人を襲うサイの角をつけた男もいる」

「じゃあ怖がらせたお詫びとして、次に出現したとき君がピンチなら、助けてあげるよ」「約束だ」
「善の僕が出たとしたら、だけどね」

朱鷺宮の携帯に、荒咬の連絡先が送信された。

350高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/14(土) 02:43:44
>>347

(なんてこった… アドゲットしたら帰りやがった!) ズゴーン

 ナンパの天才か。


>>348(朱鷺宮)

「おーっ キタキタ、ありがとう…」 ジーン
 (これで… 電話帳の中にメールの通じる相手が、また一人増えたぜ…!)

 ボッチ系のオーラを漂わせつつ、送信されたアドレスに返信する。


>>349(荒咬)

「なんだそれ… 企画もののアダ……おっとゴホッゴホッ!!」

 女の子がその場にいることを忘れていたので思わず。
 それなりの年齢なので、それなりの下ネタも飛び出そうというものだ。



「さて…いつもならこの辺で、管理人さん辺りが現れるみたいなんスけど。
 とりあえず書類は記入したっぽいし、空いてる部屋にテキトーに案内しちゃうか」

 朱鷺宮を寮内に案内しようとする。
 荒咬のことも、同じ寮生だと勘違いしているようだ。

351朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/14(土) 02:48:46
>>349(荒咬)
「チャンネル…。しかし、氷の世界ってことは…
 過去とかだけじゃなくて、異世界にも行ってしまうんですか」
彼の言い草に少し興味を惹かれる。

「自動車に…驚いて…?」
ここで親から聞いた話が思い出される。

 J( 'ー`)し「ここで突然昔語するけどね〜。涙音が赤ちゃんだったころねー。いきなり涙音の隣に
      男の人が出てきて…おかげでびっくりして事故っちゃいそうになったのよ!
      でも、あの人すぐに消えちゃったのよね。なんでかしら?妖精さん?だったのかしらね。
      まぁ、お父さんは車の操縦うまかったから、路肩にぶつかっただけで済んだんだけどね!」

「…まさかその原因が『あなた』だったなんて…」
涙音自身も、聞いた話でしかなかったが…目の前の人が間違いなく…そうなのだろう。

「…泥まみれになった部屋を見て、お母さんに怒られました。
 本当に不幸でした…」
はぁ、と溜息をついてあの時のことを振り返る。

「なんででしょうね。私…
 私自身が『引き寄せてる』んでしょうか…」
頭を抱えて少し落ち込んでいた。

「助け、ですか…
 本当に、個性的なんですね。スタンド使いは」
だが彼を見ているうちに思いついたことは一つあった。
(この人は悪い人ではなさそう。)

そう思って連絡先をそっと見る。
「…申し訳ありません。災いなどと言ってしまって。
 いいですよ。もしピンチのときは…まぁあなたとは限らないかもしれませんけど…
 頼みますね。コールを」
そう言って自分の電話番号も彼に見せた。

「でも…鳥はともかく、そんなおぞましいスタンド使いには会いたくないですね。」

>>350(高天原)
「あ、どういたしまして。」
そう言ってアドレスを確認し終えると、

「…管理人さんこないですね。
 確かに書類にはしっかりと、こう、書いておきましたよ。」
そう言って彼に入寮届の書類を見せる。
ちゃっかりスタンド名も書いてあった。

「お願いします。
 場所を把握しておくのは、一番いいことです。」
高天原の案内に従うように、彼女も歩き出す。

352荒咬『ザップ』:2015/02/14(土) 03:02:06
>>350(高天原)

「ん? 僕はこの寮には……いや」
「ねぐらは複数あった方が便利だな」「今は書類とかがないけど」

一人でなにか納得しているようだ。


>>351(朱鷺宮)

「恐らくはね。僕のスタンドに、特定の地点に出現できるような機能はないから」「今は」

「いいってことさ。これからは幸福も運んでこれるよう努力するよ」
「よろしくね」

連絡先を交換した。


「さて、僕はこれから2月の世界を見て回らないといけないし……
 寮内を雪だらけにしたら管理人さんに怒られちゃうな」

「彼女を頼んだぜ」「ええと、タカちゃんさん?」

朱鷺宮のことを高天原に任せ、雪まみれの男は去っていった。

353高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/14(土) 19:08:10
>>352(荒咬)

  「見学に来たってことか?」

   首をかしげながら、男を見送る。

  「ま、もし住むことになったらよろしくなー」



>>351(朱鷺宮)

   (あーーーー。そういや、女子寮は『男子禁制』だったな。
    進入=『死』とか言われてたが… そういうところは厳しい寮だったぜ。
    しかし、だからといって新入寮生の朱鷺宮さんをこのまま放置するワケにも……)

  あいにくと、メイド達は先ほど全員どこかに消えてしまったし。
  自身の身の安全と、朱鷺宮を秤にかけ、


     「じゃ、こっちだぜ。つっても、俺も入ったことないんだけど」


   女子寮へと先導する。
   規則破りは好ましくはないが、困った人間を放っておく方が問題だ。それが女の子ともなれば、なおさら。


    「今日は俺が案内するからアレだけど、普段は『男子禁制』だからな。
     その辺のルールはかなり厳しいから、まあ女子にとっちゃ安全だと思うよ」

    「だ、だから… 俺が侵入したことは、誰にもナイショね」


   バレなきゃイカサマじゃあねーんだぜ。
   足早に進む。

354朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/14(土) 19:14:51
>>352(荒咬)
「では、『未来』のあなたが
 そういうことが可能であることを、祈ります。」
そう言って微笑んだ。

「今までの不幸分だけ、
 おねがいしますね。」
そう言って軽く手をフリ、去っていく彼を見送っていった。

「一応掃除はしておいてくださいね〜。」

>>353(高天原)
「入ったこと…ないんですか。」
(それで道案内になるのかな?)
少し不安そうな顔になったが、それでも人助けを受けては断れない。

「男女は別々の寮なんですね。
 …破ったら大変なのでは?」
迷惑をかけてしまう、なんて密かに考えてしまうが

「わかりました。
 誰にも秘密を漏らしたりはしません。」
約束、と言って大きく頷いた。

「あ、思った以上に綺麗なんですね…」
涙音は、その道すがら一先ず女子寮の中がどんなふうになっているのか、
あちこちを見回して観察をし始めている。

355高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/14(土) 20:06:14
>>354(朱鷺宮)


 「まっ、空いてる部屋は分かるッスからね。
  詳しくは、今度他の女子寮生に聞いてもらうとして」

   見つからないように内心ビクビクしつつ、女子寮を往く。

 「男女は別。一応『学生寮』だから、その辺は…ね。
  セキュリティとかも結構しっかりしているし……」

   女子寮を見回す朱鷺宮。
   どうやら新築のようで、内装はピカピカだ。
   廊下の両端に扉がずらりと並んでおり、奥には談話室や調理場なども見受けられる。

   談話室にはテレビやソファーが置かれており、机の上には各種雑誌やお菓子が散らばっている。
   どうやら寮生の『共有物』のようだ。現在は人はいない。
   調理場は、人が居住する空間としてはおかしなほどに綺麗で、油汚れの一つもない。

 「調理場は一応あるけど… 寮の食堂があるから、あんまり使ってないかな。
  頼んだモンは、なんでも『いつの間にか』出てくる。たぶん、最初はみんな面食らうと思うぜ」

   進むにつれて、軽く解説を挟む。

 「部屋の内装とかも、全部メイドさんがやってくれんだ。『いつの間にか』」
 「今はいないけど、今度好きなときに頼んでみると良いと思うよ。
  俺は『本棚』とか『防音壁』と『高音質スピーカー』とか、色々置いてる」


   そのまま扉の並ぶ廊下へ進む。『居住スペース』だ。
   扉が閉まっている場所は、『入居済み』ということになる。
   開け放たれている部屋が、つまりまだ入居している生徒がいない部屋ということだ。

356朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/14(土) 20:27:50
>>355
「はい、他の人に聞いておけば、大丈夫ですよね。
 あ、でも他の人を呼ぶのは今はまずいですか?」
辺りに他の人がいない過渡期にしながらあたりを見る。

見た目はかなり綺麗だった。
談話室や調理場など、あらゆる場所が清潔に見える。

「いつの間にか…そういえば先程は
 書類がいきなり降ってきましたけど
 あんな風になんでしょうか…」
確かに驚く、と少しおかしな気分になった。

「内装に本棚に…歌を歌える場所もあるみたいですね。
 それにしても『いつの間にか』ですか…」
これもやはりスタンドなのか、なんて考えながらそのまま進む。

「談話室も、過ごしやすそうなところでしたね。
 あとは…そうですね。住む場所…ですか」
廊下を登った先にはちょうど居住スペースとなる場所がある。
空いている部屋はどの辺になるのか。日当たりが良い場所がいいな、なんて考えている

357高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/14(土) 22:03:15
>>356(朱鷺宮)


   「まずいです!!!」


 冷や汗を噴出しながら制止!
 知ってる顔ならまだしも… 現行犯だ、言い訳が難しくなる。
 折を見て、談話室などで過ごしてみれば、同性の寮生と仲良くなる機会もあるだろう。


  「どういう能力なのかは俺も詳しくは知らないけど…
   一つだけ言えるのは、暮らす環境としては最上ってことかな」

   「あ! あと、火の不始末とかは気をつけて欲しいぜ。
    俺はそん時いなかったんだけど、一回寮が全焼したことがあって…」  ペラペラ


 どんどんと注意事項が付け加えられていく。
 早いところ部屋を決めないと、高天原の小言も、際限なく続いてしまいそうだ。

 日の当たる部屋…すなわち、東に窓のある部屋。
 けっして難しい条件ではない。空いている部屋はいくつもある。
 いくつか中を覗き込んで見れば、その部屋を探すことは出来るだろう。


   「空いてる部屋、好きなの選んでいいと思うぜ。
    もしダメだったとしても、そん時ゃまた部屋移ればいーんだし」

358朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/14(土) 22:28:10
>>357
「…シャレにならないみたいですね。
 えっと、分かりました。」
彼の尋常ではない焦りっぷりに、涙音はおとなしくしていることにしようと決めた。

「うーん、そうですねー。たしかに…ここは住む場所としては良さそうです。
 後はスタンドトレーニング!なんてのが出来る場所もあれば
 完璧ですねー。フヒッ。」
とりあえず見る限りでは最上の環境であることは間違いなさそうだ。
思わず笑いがこぼれ落ちる。

「そんなに、ここって燃えやすいんですか?
 あー、えっと…はい、はい…はい…」
様々な注意事項が溢れ出してくる。
 少なくとも普通にクラス分には不自由はなさそうだが…

「え、っと、私は…」
空いている部屋を見ていく中で…
(そうだ、風水的には…)
再びスマホを取り出して風水占いサイトを見る。

「えーっと、とりあえずあそこの部屋から」
そう言って丁度真ん中あたりの部屋を指さして、中を覗きこんでみる。

359高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/14(土) 22:44:57
>>358

  (またフヒッてる…)

 整った顔立ちや豊かな胸を、至極名残惜しそうに見つめる。
 やっぱりスタンド使いの女に(ry

  「スタンドのトレーニング、か……考えたことなかったな」
   「何しても良いと思うけど、隣人の迷惑になるようなことはダメだぞ」

 そしてまた年上ぶる。


 ちょうど真ん中あたりの部屋を選び、中を覗き込んだ。

   洋装の部屋は、フローリングの上に、温かみのあるグレーの絨毯が敷かれている。
   東窓のすぐ側におかれたベッドには、清潔感のある白地のシーツと毛布、低反発枕。
   内装はシンプルで、衣装棚に勉強机と回転椅子、本棚、スタンドライト…といった、ごくありふれた一人暮らしに必要とされるもの。

 もちろん、先程の説明通り、これが気に入らなければメイドに言いつけて、好きにカスタマイズすることが出来る。…はずだ。
 蛍光灯の色から壁紙の柄、室内用のテレビにパソコンとインターネット設備、マジに何でもござれ。


  「いい感じじゃん?」 「ここにする? それとも、他も見てみるかい?」

 高天原も、続いて部屋を覗く。

360朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/14(土) 22:48:50
>>359
「巴さんは、どういう風にトレーニングしているんでしょうね…とか
 自分のスタンドを考えると、他の人はどうしてるんだろうなんて、
  つい考えてしまうんですよ。」
そう言って部屋の中をくまなく確認しておく

「めいわくですか…
 土下座の姿勢から勢い良く逆立ちするのは迷惑になりませんか?」
唐突に振り返って返答を試みる。

ひと通り部屋の外観を見た後、改めて顔を上げる。
「はぁー。ここはいい感じの部屋ですねー。
 …一応、両隣も確認しておきます。」
今度はこの部屋の右側の部屋を覗きこんでみる。

361高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/15(日) 00:13:48
>>360(朱鷺宮)

  「うーん… そもそもトレーニングしてんのかな…
   鍛えて強くなるモンなのか…って思うけど、巴さんくらいならやってそーだな」

   自分の能力はどう鍛えたものか、と首をひねりつつ。

  「どげ… し、静かにやればいいんじゃないかな?
   ……あの、答えにくかったら答えなくていいんだけど、それ、何のトレーニングなん?」


  右側の部屋は、一風変わって和装のようだ。
  床には畳、壁や窓も木枠で囲われており、鼻腔にけっして不快ではない類の草の香りが届く。
  寝具は布団のようだ。他には、家具といえる家具はなく、伽藍としている。
  前に使っていたものの趣味がそのまま残っているのだろうか?


  「ふーん… 一つ隣に移るだけでも、ケッコー変わるもんだな。
   朱鷺宮さんって布団派?ベッド派? ……あっ、いや、イヤラシイ意味じゃあないぜ!!」 アセアセ

  口を開けば地雷男、高天原がさりげなく聞いてくる。

362朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/15(日) 00:22:38
>>361
「スタンドって『筋力』といえるものはなさそうですし…
 でもまぁ、『気の持ちよう』でどうにかなるのではないかとも思いまして…
  筋力ではなければ、残るのは精神の力のようなものかと…」
スタンドを使ってトレーニングをした『気分』になればいろんなことをやりやすくなるのではないか
などと考えているのであろう。

「あー、そうですか。静かに…静かに…なかなか難しいです。」

そう言ってうーん、と考えている。
  「えーっと、トレーニングではなく、
   運気を上げていく『お祈りのポーズ』です。
    ほら、メモ帳にもしっかり保存してありますよ、やり方。
     どうです?やってみません?」
即座に反応した涙音は、スマホ内のメモ帳を彼に見せる


     1.まず、土下座の姿勢を取ります。腰はなるべく深く、地面に顔を擦り付ける程度がおすすめ!
     2.そこから自分の力を信じて一気に地面を蹴り、逆立ちの姿勢へ以降!
     3.10秒間逆立ちの姿勢を維持しましょう。その間、自分の望むことを祈ることを忘れずに!
「多分…すっごく効果がありますよ。」
自信満々だ。

「ここは、和室のようですね。
 あんまり和室は見たことが無いですけど…いい匂い…
 人が住んでたように見えますね。」
しばらく様子を眺めていたが
「いやらしい…?いえ、その…
 私はベッドで寝ることが多いですけど…
  何をそんなに慌てて…」
不思議そうな顔で高天原を眺めた後、今度は、先ほどの部屋の反対側も様子を見てみることにした。
コレでどこにするのかを決められるかもしれない。

363高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/15(日) 00:34:10
>>362

   「な、なるほど(?)… 座禅的なことだな」

  果たして効果があるのか、それに関しては未来の朱鷺宮のみぞ知ること…
  そのうち音を置き去りにしそうだなーとか思った。
  集中力の向上にはつながるかもしれないし、少なくともやって何か不利益が生まれるようなことはないだろう。


   「ナンデモナインデス…ナンデモ……」
   「ま、まあベッドで寝るなら洋装の部屋の方がよさそうだな」

  通じなかったからいいものの、ピュアさが逆に心に痛いぞ!



  洋装、和装ときて、最後の部屋は―――


            シャンデリアァ――z_ ッ


  …前の居住者の趣味を疑うほど華美な内装だった。
  天井からはシャンデリアが吊られているが、高さが足りないのか部屋のど真ん中にガラスの装飾が垂れており、非常に邪魔。
  ベッドには天蓋がついており、紫とかオレンジとか、体に悪いお菓子を全部煮詰めましたといわんばかりの毒々しさがある。
  部屋というより、現代アートの一種みたいだ。


   「……この部屋は見なかったことにしよう(提案)」


  これで、一応三つの部屋を見回ったことになる。

364朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/15(日) 00:42:47
>>363
「座禅は…試してみたことはありましたが
  あっちは長くて疲れます。
   こっちは僅かな時間でできるから大丈夫ですよ。」
そう言ってスマホをしまう。
「いやー、大吉の日ができる時もありますから、
 おそらく効果はありますよ!あ、ちなみに大吉の日というのは、
  何にもぶつからずに一日を終える素晴らしい日なのですよ!」
ちょっと眼の色が変わっている。熱弁と言っても良さそうだ。

「…はい…」
釈然としない感じだ。何がいやらしい?などと考える
 「そ、そうですね。和室にベッド…は、絵的にも変ですし…」
柔らかいベッドのほうが彼女には合う。
とりあえず反対側の部屋を確認し…

ギラギラとした不気味な部屋を目の当たりにして!!
   「…ここに住むくらいなら、鳩尾に鉛弾をくらいます。」
即効で立ち去った。

「…はぁー…とりあえず、ひと通り確認しましたねー。」
改めて振り返る。真ん中の清潔そうな洋装の部屋。
左側の和の雰囲気漂うお布団の部屋。
…右側はもう忘れる。

「やっぱりこの中では…」
少し考えこんで…

「最初に選んだあの部屋ですね…
 あそこは、住みやすそうですし、ベッドも気兼ねなく置けそうです」

365高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/02/15(日) 01:10:54
>>364

>「いやー、大吉の日ができる時もありますから、
> おそらく効果はありますよ!あ、ちなみに大吉の日というのは、
> 何にもぶつからずに一日を終える素晴らしい日なのですよ!」


    「朱鷺宮さん…!」 ぶわっ


 あまりの運の悪さに、ボーダーが低くなってしまっていることに、涙を禁じえない。
 目元を手で押さえた。


  「…ま、まあ。ホントに趣味に合った部屋に出来るってことの証明になったってことで」

  「最初の部屋ッスね。荷物とかは大丈夫?
   重いものだったら、男手… は、ダメだけど…
   まあ、たいていの物は言えばそろうしな。こんなとこか」


  「じゃ、そろそろ俺は…見つからないうちにおいとまするぜ、マジで…」
  「また何かあったら、ケータイで呼んでくれ。
   暴力沙汰とかじゃあない限り、力になるッス」

  部屋が決まったところで、女子寮からの脱出を試みる。

366朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/02/15(日) 01:17:35
>>365
「…そんなに、泣くようなことでしょうか。」
あまりにも哀れであるが、それが彼女なのであった…

「そうですね。
  とりあえず荷物ですけど…
   引越し屋さんに頼んで、スタンドにも手を貸してもらって
    どうにか出来るようにします。」

「気をつけてくださいねー。
 このへんまだ人いるかもしれませんから」
そう言って軽く手を振りながら彼の身を案じる。


「…はぁ…今日はいろいろあった…」
一息ついたのか、彼女はゆっくりとその場で大の字で寝転がった。

「…荒咬さんにドナートさんに…高天原さん…
 フヒッ…ヒヒッ…これからもっとスタンド使いの友達が増えるといいな。」
相変わらず不気味に笑いながら、彼女はひと通りの引越し準備を完了させたのであった。

367稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』:2015/02/25(水) 05:29:28

この間、新しいゲームを買おうと思ったが……

「えひ。」

-----

            ペチャクチャガミガミペチャクチャガミガミ


――――そこから先が長かった。
散々に『白亜荘』に存在する謎迷宮についてしゃべり倒されたのだ――


出典:『湖畔の森のレストラン』
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1408044499/341)

-----

その時、記憶の片隅の『ゲームっぽい物』の事を思い出した。

(……そういえばあったよな……ハクスラっぽいの……)
(聞いたのは、ちこりがうちに来る前だから……秋くらいか……?)

ここは、寮の外。
迷宮とやらの探索がお目当てで、ここに来た。

「…………」

まあとりあえずインターホンがあれば、押す。
勝手に押し入るのも気が引ける。

(ダンジョン……がありそうには見えないけどな……)

368『白亜荘』:2015/02/25(水) 23:59:26
>>367(稗田)

       『ボンデンコロロロー』

唐突に転がってくる『ドラム缶』。

  蹴りますか?
  蹴りませんか?

369稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』:2015/02/26(木) 00:11:48
>>368

「……」

       『ボンデンコロロロー』


「……ん……!?」
「……?」

(傾いてんのか……? 『ドンキーコング』じゃないんだから……)

勢いも強く無いようだし、ここは足で押し止めよう。

そして転がって来た方を見る。

(……誰かのイタズラだったらまじおこだな……)

370『白亜荘』:2015/02/26(木) 00:49:50
>>369(稗田)

         『ガッコン!』

成功! 君は見事に受け止めた!
中は軽い、実に軽かった。

『みどり』:
「ああッ! 申し訳ございませんッ」

          『スッテッテッテ』

メイド服を纏った例の双子メイドの片割れが近づいてきた。

  腕まくりをし、更にスカートをたくし上げている。
  頭にはなんでかしらんが鉢巻だ。

「血抜き……」

「おや、稗田さま。これはお久しゅうございます」

『みどり』は挨拶をしてきた。

     『スラァ』   『ペッコォー』

「ちこりは生きてます? ちゃんと草は食べさせてますか?」

371稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』:2015/02/26(木) 01:15:36
>>370

「…………まあ、べつに大丈夫ではあるけどな……」

案外軽かった。
文句の一つは言おうと思ったが――

(謝ってるわけだし、ワザとじゃないっぽいか……ん?)

「あ……ども……」

     ペコォ…

知った顔だった。会釈する。

(たしか、メイド一族の……『みどり』だっけか……?)

「死なれても困る……えひ。」

「……草……昨日の夜ご飯は白菜とか食べてたかな……春菊とかも……」

寄せ鍋だったのだ。

「……」
「……血抜き……? え、ここですんの……?」

(ニワトリでもしめるのかな……えひ、本格的だ……)
(……この缶は……?)

気合の入った服装含め、『みどり』をまじまじと見る。

372『白亜荘』:2015/02/27(金) 00:10:18
>>371(稗田)

『みどり』:
「まあ……勿体ない。貴族ですかあのコは。
 ドクダミとかでいいんです。その汁を飲ませるだけでも」

姉は限りなく情が薄かった……。
『みどり』はドラム缶を引き寄せると、立てて起こしてみせる。

         『ガ コン』


「ええ、ここでするのですよ。
 いい鶏が入ったので、今日はチキン祭りにしようかと。
 フライドチキンにローストチキンに……ガラはスープにとっておきましょうか」

「さて! 今日は何用でございますか?」

373稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』:2015/02/27(金) 00:32:26
>>372

「……おばあちゃんが、可愛がってるから……」
「まあ……二人目の孫が出来たって感じなんじゃないかな……」

恋姫としては、ジェラシーを感じるところもある。

とはいえ、特に比較されたりするわけでは無いのだが……

「……」
(豪華なもん食べてんだな……この寮のやつら……まあ、メイドがいるような寮だしな。)

メイド=高級 なイメージ。
……ともかく。

「あ……例の『迷宮』、見に来たんだけど……」

目的はそこにあるのだ。

374『白亜荘』:2015/02/27(金) 00:39:08
>>373(稗田)

『みどり』:
「ああ、あの『腐れ姉様のはらわた』こと『迷宮』を」

         『ギシッ』

恨みを帯びたこわばった笑み!
後ろに恨みのオーラが立ち昇っているぞ!

「中に……入られますか?
 わたくしとしてはおススメ出来かねますが」

「よろしければまず、『談話室』にご案内しましょう」

375稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』:2015/02/27(金) 00:43:23
>>374

「……まあ、名前は……別にいいんだけどな……」

(おおこわ……確か引きこもってネトゲしてるパーフェクトメイドだっけか……?)

込み入った事情には詳しくもない。
白亜荘とか、メイド姉妹の問題を解決しにきたのでもない。

リアル『ハック&スラッシュ』。
それこそが目的。

「……じゃあ、談話室で……」

(まあ、僕ひとりでどうにかなるならもう終わってるわな……)

案内をお願いしよう。

376『白亜荘』:2015/02/27(金) 01:00:59
>>375(稗田)

『みどり』:
「ええ、ではこちらにご案内します……」

君は『白亜荘』の中へと案内された。

  進む先は中央棟、『談話室』。
  メイドが先に扉を開け、中へ進むことを促す――

【個】『白亜荘』談話室【他】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1405081514/

続きはこちらにて。

377『アンリトゥン・ペイジス』:2015/03/01(日) 23:16:04
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1424615079/2-23

『白亜荘』管理室に、『消印のない手紙』が届いた。

『朱鷺宮 涙音』が、黄金町郊外にある『サナトリウム』に、『5日間』入院することになった、という内容だった。

378貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/03/10(火) 01:36:23
「あっれぇ……」 「どこ行ったのかしら」

女子寮の入り口前で探し物をしているわ。
ちょっと髪を直そうと思ってヘアピン外したら、
そのまま落としちゃったのよね……。どこやっちゃったのかしら。

379ようこそ、名無しの世界へ…:2015/03/10(火) 21:34:15
>>378

  




        ―コツンッ



ふと、一つの小さな物音が君の耳に届く。
 目を向ければ探していたであろう君の装飾品。どうやら白亜壮の
近くに立っている樹木のほうにあったようだ。

380貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/03/12(木) 23:01:59
>>379
「ん?」

あったあった。しかし、なんでこんなとこに……?
風にでも飛ばされたかしら。

まあいいわ。拾いに行く。

381ようこそ、名無しの世界へ…:2015/03/12(木) 23:27:33
>>380


    ザ   ア   ァ   ァ   … ――

 風が吹き荒れる  春と呼ぶには未だ寒い時節ながらも一月 二月も
すれば春の到来の産声を上げるのであろう強い風が。

 樹木のほうにあった貴方のヘアピンは僅かに転がり……。

 
 ス ゥゥ…。

 『浮かぶ』  ヘアピンは僅かにだが地面から離れ数センチながらも
確かに浮遊しはじめた。


     ザ   ァ    ァァ…

 風はまだまだ強く吹きすさぶ

382貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/03/12(木) 23:31:47
>>381
「あっ!」

やべえ……風で吹っ飛んだりでもしたら探すのが面倒だわ。
あかりさんがいればお願いできるけど、今はあいにく引きこもってるし……、

「『バベット』!」

『バベット』を向かわせて、ヘアピンを取らせる。
ぶっちゃけ『バベット』の方が足が速いからね。
もちろん、あたしも追うけど。

383ようこそ、名無しの世界へ…:2015/03/12(木) 23:59:23
>>382

 >「『バベット』!」

 貴方は自分のスタンドの名を紡ぐ。中世の給仕服をまとった
美しい毛並みを整え、気品と謙虚さ、そして一抹の優雅さと叡智
を秘めた雰囲気をやどす半身『バベッツ・ギャスタブッド』を。

貴方の予想は正しく、そのスタンドのヴィジョンから連想される通りに
鼠を捉えるが如く素早い身のこなしでヘアピン向かって一直線に躍りかかる。貴方も続く







       -ギュ   ゥゥゥウウウンンッ!!




 だが、突如ヘアピンは『上昇』した。脈絡もなく上へとポーンとゴムボールが跳ねるように
一直線に垂直に上へ上へと。

 「-  ……」

 カチ チャキ  カチ…

 視線を上に遣ればわかる。

その大樹には今まで意識しなければ黒いゴミ袋が引っかかっていたと位にしか
思わなかったものから、腕が出され そしてヘアピンを指の間で弄ぶ何者かの姿が。

384貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/03/13(金) 00:01:00
>>383
「……?」

誰コイツ……ちょっとこっからだとよく見づらいわね。

「拾ってくれたの? ありがと……」
「それ、あたしのなの。こっちにくれるかしら」

そう言いながら、相手が何者か確認するわ。

385ロンパリ? 『落伍人』:2015/03/13(金) 00:26:25
>>384

―世界は透明の屍で築かれている 富豪は無知で血塗れに気づかず行進し
無垢と夢見人だけが剥がれた真実の歯に咀嚼され 呑み込まれる

 長く 永く  随分と時節を嗤い続けてきた  これからこの怠惰が
いつ どこで どこまで いくら  ある区切りで終わるかも知れないしツケを
支払うのかも知れない。だが、そんなのは糞くらえだ  マンティコアにはとっちゃな…

 
 薄汚れた黒いレインコートで身を包んだ人物は、大樹から飛び降りるようにして貝橋の
下に降りる。普通に着地するには骨にも少し障る程には結構な高さだったが。その不審な輩は
 宙で一瞬停止をしたかと思いきや、一秒内で其の宙ぶらりんから解除されて
地面に着地する。見れば手首に巻き付けるようにして釣り糸らしきものが巻き付けられてる。
 どうも、その糸を使ってヘアピンを吊り上げたり、地面からの落下の衝撃を緩和したようだ…。
 
片手をコートのポケットに入れながら、貝橋の要求が聞こえたのか聞こえてないのか。
 数秒沈黙が流れていく。

 「…丁度ヨ   こう言う風が強い日だっタ」

手のひらでヘアピンを弄びながら、ゴーグルで顔半分を覆う低い男性の声が上げられる。

「……最近になっテな、考えンだ。あの時沈黙を選ばなけりャ、もしかすリャ…ってな。
何を言ってノレか解らないって面だな、女? そっちの雌猫モよぉ…ヘッ ったりめぇだ。
 自分でも何ヲ言ってンのかよ…わからねェしなァ…」

 支離滅裂な発言、それと共にゴーグルを被った異様な男は声を紡ぐ。

君は、この男に出会った事がある。以前、君が働いてた職場 その時は
場を乱すただの不審者だったが。

 「…女  てメぇ 以前興味もっテたよな…? ァあ…『語り部』と力」

「時間があノレなら 今 聞くか? …なァに、取って喰いヤしね工よ…」

 そう、言葉が紡がれる。

386ロンパリ? 『落伍人』:2015/03/13(金) 00:33:25
>>384

―世界は透明の屍で築かれている 富豪は無知で血塗れに気づかず行進し
無垢と夢見人だけが剥がれた真実の歯に咀嚼され 呑み込まれる

 長く 永く  随分と時節を嗤い続けてきた  これからこの怠惰が
いつ どこで どこまで いくら  ある区切りで終わるかも知れないしツケを
支払うのかも知れない。だが、そんなのは糞くらえだ  マンティコアにはとっちゃな…

 
 薄汚れた黒いレインコートで身を包んだ人物は、大樹から飛び降りるようにして貝橋の
下に降りる。普通に着地するには骨にも少し障る程には結構な高さだったが。その不審な輩は
 宙で一瞬停止をしたかと思いきや、一秒内で其の宙ぶらりんから解除されて
地面に着地する。見れば手首に巻き付けるようにして釣り糸らしきものが巻き付けられてる。
 どうも、その糸を使ってヘアピンを吊り上げたり、地面からの落下の衝撃を緩和したようだ…。
 
片手をコートのポケットに入れながら、貝橋の要求が聞こえたのか聞こえてないのか。
 数秒沈黙が流れていく。

 「…丁度ヨ   こう言う風が強い日だっタ」

手のひらでヘアピンを弄びながら、ゴーグルで顔半分を覆う低い男性の声が上げられる。

「……最近になっテな、考えンだ。あの時沈黙を選ばなけりャ、もしかすリャ…ってな。
何を言ってノレか解らないって面だな、女? そっちの雌猫モよぉ…ヘッ ったりめぇだ。
 自分でも何ヲ言ってンのかよ…わからねェしなァ…」

 支離滅裂な発言、それと共にゴーグルを被った異様な男は声を紡ぐ。

君は、この男に出会った事がある。以前、君が働いてた職場 その時は
場を乱すただの不審者だったが。

 「…女  てメぇ 以前興味もっテたよな…? ァあ…『朱雀院』と力」

「時間があノレなら 今 聞くか? …なァに、取って喰いヤしね工よ…」

 そう、言葉が紡がれる。

387貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/03/13(金) 00:44:04
>>386
「あんた、自分のこと客観的に見れてる?」

誰だか分かんないけど、こういうヤツにあたしが言う言葉は一つよ。

「『不法侵入』してる『不審者』の『スタンド使い』を、
 まともな性格の人間が相手にするとか思ってんの?」

『バベット』に『トランク』を発現させる。
まして『朱雀院』ですって?
こないだ壊滅した家のことを訳知り顔に語るようなヤツ、余計怪しいわ。
ましてこんなみすぼらしいカッコの奴がエレナさんと親しいとも思えないし。
(まず接点からして想像できねーし)

      チラ

メイド達は、今は近くにいない。助けを呼んでも人は来ない。
ただ、未知のスタンド能力があるかもしれないのに殴りに行くのは不用心。
かといって逃げたりしたら他の人が危険……。

……出来るだけ騒ぎを大きくして、他の住人が気付くのを期待するしかない、かしら。

388『白亜荘』:2015/03/13(金) 23:23:06
>>ALL

        『 ヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィ――ッ 』

君たちは不意に羽音を耳にした。
耳障りな『蟲の飛ぶ音』が鳴り響いている。

速やかな速度で接近してきているようだ……

389ロンパリ? 『落伍人』:2015/03/13(金) 23:50:41
>>387-388

 「…マ しねェな。ソレがおマぇらにとっちゃ正しい常識で
それが整列された枠組みナんだろうョ」

 ピンッ。と弾くようにしてヘアピンが貝橋に投げ渡される。男はくるりと
無警戒に背を向けた。

 「……あァ  肝心な事言い忘れてた。
『ヨハネスブルグ』 『ルンクス』 『女に変える能力を使う』
んでもってウィルって野郎が毒を盛られてヤバい」

 「これ、広めノレなら広めてくれヤ。得意そゥだろ。おめェ?」

 そう、男は億劫そうな口調で去り際に告げる。


      ザ  アァ  ァ ァ

 風は酷く吹きすさぶ

390貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/03/14(土) 00:01:31
>>389(ロンパリ)
ヒョイ

躱すに決まってるでしょ、常識的に考えて。
罠かもしんないし……それに、浮浪者が触ったものなんて触りたくないでしょ。

   「ルンクス……? ヨハネスブルグ……?」
   「女に変える能力って、なんか緊張感ない能力ね……」

『ヨハネスブルグ』のことを追っているみたいだけど、いまいち情報が足りないわね。
ウィルって人を探して、話を聞けば真偽はハッキリしそうだけど……
まあ、不審者だけど一応味方、と考えて良いのかしら?

……だとしても、ああいうやり方じゃ素直に協力とかしてもらいづらいかも。
やっぱ、世渡りのスキルって大事よねぇ……しみじみ思うわ。


>>388(白亜荘)
「ん?」

この音は……。

391貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/03/14(土) 00:02:02
>>390

392『白亜荘』:2015/03/14(土) 00:13:34
>>389(ロンパリ)


      『ヴィヴィッヴィヴィヴィヴィヴィ――――ッ』

飛んできたそれは、『眼を明滅させている』。
『赤い複眼』。機械化された『蜂の群れ』だ……

それは逃げようとする君に向かって一直線に向かってくる……

>>390(貝橋)

           『ヴィヴィヴィヴィヴィ――ッ』

近づいてきたのは『機械化蜂』の『群れ』だ。
各部が金属化されて、更には『銃器』を装備している。
さながら『小型戦闘ヘリ』にも似ているが……


           『ガシャン!』

                 『ガシャン!』

更なる物音を君は耳にした。
確かあれは……『寮の庭』の『動物舎』の方向だ。

何かがマズい。

393ロンパリ? 『落伍人』:2015/03/14(土) 00:13:54
>>387-388(雑談で言われたンでな。許可が下りるまでもう少し付き合ってくれや)

>「『不法侵入』してる『不審者』の『スタンド使い』を、
>まともな性格の人間が相手にするとか思ってんの?」

 「…マ しねェな。ソレがおマぇらにとっちゃ正しい常識で
それが整列された枠組みナんだろうョ」

 ピンッ と弾くようにしてヘアピンが貝橋に投げ渡す。
ソレを受け取るか受け取らネぇかは個人の自由だろうョ

 >『 ヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィ――ッ 』


 (…羽音)

 脳内で時々起こるよりは喧しい音ががなり鳴る。
そっちの方向に体の向きを変える。はてさて、どんなモノが来るかネ

394ロンパリ? 『落伍人』:2015/03/14(土) 00:24:56
>>392

>『ヴィヴィッヴィヴィヴィヴィヴィ――――ッ』

―チッ

 「ケッたいな玩具を出しやがって……」

 ノ\゜サァ

 「遊んでやノレ 蟲共…」

 黒いレインコートを脱ぐ、どーせ逃げたって後ろを責められるだけだろゥが?
なんか全体的に機械で出来てルようだが…『蜂』って事は黒いモンに
元々惹きつけられる習性だしナ。ま、鉄で出来た代物の時点でそんな当たり前の
事も当てにならねぇ気もするけどョ。

 とりあえず群れできたら、レインコートで覆うようにして振るう。黒いレインコート
にそのまま意識が向かうなら、それで儲けだ。とりあえずそのままお暇するぜ おりャあな

395貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/03/14(土) 00:29:47
>>392-394
あ、これダメなヤツだわ。

あかりさんの『ゴスフォード・パーク』なら、不審者を圧倒的なパワーとスピードと精密さで
叩き返してそれでハイ終わりだったんだけど、今はいないから代替手段がどれもエグく……。

ええい! 不審者で浮浪者とはいえ、酷い目に遭わされてるのを
目の前で見るのは寝覚めが悪すぎるわ!

      「『バベット』!」

                   『ニャア』
                   (かしこまりました)

『バベット』にロンパリを押し倒し、
身体を下から持ち上げて抱え上げさせ、そのまま敷地外まで放り出させる。

        「ストップ! ストップ!」
        「誰のだか分かんないけどメイドの誰かのスタンドよね?
         あたしが追い出すから、銃はダメ、絶対!」

あたし自身は、間に入って止めに入りたいわ。
さ、流石に住人に攻撃はしないでしょ……。

396『白亜荘』:2015/03/14(土) 00:45:46
>>394(ロンパリ)
『機械化蜂』の群れは『レインコート』にも反応を示さない。
『赤い複眼』を明滅させている。まるで『パトランプ』だが――


       『チカ  チカ  チカ  チカ』

  『複眼の明滅』のテンポが異常に早まっている。
  これではむしろ、『警告灯』のそれだ。



      『グォンッ』

その時、ふいに身体が持ち上がる感覚を覚えた。
『貝橋』が『蜂の群れ』との間に立って、庇っているようだ。

         『ギュラギュラギュラギュラ』

その時、遠くからキャタピラ音が響いた。

>>394-395(ロンパリ、貝橋)

            『ギュラギュラギュラギュラ』

庇われる『ロンパリ』、庇う『貝橋』。
『機械化蜂の群れ』は動きを停止し、静止しているようだ……

響くキャタピラの音。近づいてきたのは――


           『ギュラギュラギュラギュラッ!』

                《わん! わんわん!》

キャタピラに乗った大型犬! 『番犬戦車』だ!
(ttp://blog.m-78.jp/wp-content/uploads/2011/08/1c367f82c601e419d144618d42188299.jpg
 イメージ画像です。これがモフモフの大型犬に置き換わったのを想像してください。)

                  《ぐるぐるるるー》

                            『ブンブンブン』

唸っている――ちぎれんばかりに尻尾を振っている……!

397ロンパリ? 『落伍人』:2015/03/14(土) 01:05:04
>>396

 鉄クズの継ぎ接ぎで出来た蜂 赤く点滅して何をどう言い繕っても
自然の条理に反する動きを見せる。 
 異様だ まったく以て異様だ  そして その『異常』を何の感慨なく
やれスタンドだから そう言う能力ダ。と、当たり前のように受け入れる
猿達・・・此処は地獄だ  ただ楽園の皮を張っただけで 真実 
翼を生やし山羊の角をもつ獣の糞よりも酷いモノで満たされてる。

 
 ――『恐怖』はネぇ。 そう言ったモンは全て… 『アイツ』が持っていっちまったカラな。

そう考えてる卜だ……本当、この世の中はカスだ。 

 「…何考えてノレ?」

 「才ぃ、小娘…今すぐ 『離せ』 おレは才の意志で此処に入り込んだ。
その責が来るなら喜んで請け負うべきだろゥが!」

 マンティコアは憤る。 あってはならない事だ。

 己は化け物だ。そして化け物は最後には裁かれて 死ぬ。その結末のはずだ

なのに関わらず何時だって上手くいかない。化け物のような存在が生き残り 
そして清き魂と意志は地獄の業火にくべられる

 『納得』がいかなイ   それが今の『マンティコア』の考えだ。

 貝橋に自分をすぐに離すように告げる。

398貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/03/14(土) 01:16:52
>>396-397
「うるっさいわねえ知らないわよ!
 死にたがりならあたしの知らないところでひっそりやってくれる!?」

なんかよく分かんないけど、こういうのを『中二病』って言うのよ。
もう少し社会に揉まれて人の迷惑とかを考えるようになるべきだわ。

というわけで、無視して『バベット』に運ばせ続ける。
仮に暴れたとしてもスタンドの動作を妨害なんてできないし、問題ないわ。
射程距離が足りなかったら、あたしもそっちの方にずれる。

「うおおおヤバいわんこが出て来た……!
 『バベット』、……は手がふさがってるし……うおおおお……」

とりあえず戦くわ。

399『白亜荘』:2015/03/14(土) 01:20:45
>>397-398(ALL)

        《ヴヴヴヴヴヴ・・・・・・・》

『蜂の群れ』は―――『貝橋』の制止に停止状態だ。
しかし、『番犬戦車』は『ロンパリ』を追おうとしている……

          『ギュルルルラ』

                《ぐるるるるー!》

唸っている……唸っているぞ……!
が、スピードは遅い。キャタピラが犬の運動能力を損なっている。
全力疾走して逃げ出せば、そうそう追いつけない気もするが……

400ロンパリ? 『落伍人』:2015/03/14(土) 22:24:34
 現在位置は
 
    戦車
           ←上から見た図
  蜂
   
  貝
  ロ


   こんな図だと考えて良いか?
また、白亜荘の区域から離脱するのには、あと何メートルだろうか?

401『白亜荘』:2015/03/14(土) 22:52:25
>>400(ロンパリ・回答)

  蜂
    戦車
  貝
  ロ

距離的にはこの程度。
塀の外まではあと十数メートル。

402ロンパリ? 『落伍人』:2015/03/15(日) 00:20:17
>>401(回答感謝)

>>399

  >《ヴヴヴヴヴヴ・・・・・・・》  

  >『ギュルルルラ』《ぐるるるるー!》

鉄屑の蜂に、出来損ないの夢から産まれ落ちる犬。

 こいつ等は才レを狙ってノレ。おれの下には雌猫。スタンドのナ
そして女『貝橋』だ。

 「…デ?」

 「このまま塀まデ無事に、この何処か頭のネジが狂ってる男を放り投げられると思う力?
お前さンにはこいつら危害を加えないだろう力゛…そォ 上手く事が進ㇺかねェ」

 女『貝橋』が透けた雌猫『バベット』で俺を運ぼうとしてて、それを止める気が
ネぇってんなら今んとこどうしようもねェ。だが位置的によォ マンティコアが
雌猫に運ばせる『位置』がいまいち悪い気がすんだが…まぁ
お手並みを拝見してやろうじゃネぇか。

403貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/03/15(日) 00:29:31
>>402(ロンパリ)
「フン! エラソーに抱えられながら言っちゃって……」
「こんなのあたしにとってはピンチじゃあないのよ?」


>>399(白亜荘)
「今までだってこれ以上にヤバいことは何度もあった……」

      「それでもあたしは切り抜けてきたのよ!」

  「普段から『バベット』と一緒にいる、
   プロのブリーダーである詩織さまを舐めんじゃあないわッ!」

                           『……フミャア?』
                           (今、わたくしのことをただの犬猫と一緒に扱いましたね?)

敷地外を射程に収める為、じりじりと後退しつつ――あたしは言う。
相手がわんこなら、これを言えば確実に無力化できるッ!

           「 待てッ!! 」

どやぁ。

404『白亜荘』:2015/03/15(日) 00:37:42
>>403(貝橋)

           「 待てッ!! 」


      《ばッ!》→(ばう、と言いたいが勢い余って後半消えた感じで)

             『ギュラア ンッ』

停まったァ――ッ! 君の見立ては正しい!
大勝利だ! 『番犬戦車』は止まったまま大口を開いて停止――

>>402(ロンパリ)

             《バウ!》

                 『パウンッ!』

『番犬戦車』の口から何かが発射されたァ――ッ!
それはロクに動きもしなかった君の顔に直撃!

         『ドバッチュウン!』

――――刺激臭! 視界が塞がる!
周囲が一切見えないどころか、肌にもすごくシミる!

>貝橋
『ロンパリ』の顔面によくわからない液体がぶっかかったらしい。
夜目にも明るいオレンジ色の染料だ。
露出した頭や、着けていたゴーグルにもべっとりこびりついている。

405ロンパリ? 『落伍人』:2015/03/17(火) 19:41:23
>>404

    ―ドバッチュウンッッ!!

 顔面に直撃する何か    ……ゲロか?  いや、オレンジ色だし
何だかやけに明るいから、こりゃカラーボールって奴だナ…。

 「ペッ」

 口にも僅かに入るソレを吐き出しながら、鬱陶しく思いつつ、片手に
提げたレインコートを握る手に力を込める。
 第二弾が来たら、とりあえずはこれで防ぐ事にするか。
 『大口を開けて静止する』
この動作がこいつの砲撃の初動作だろう力らな。 
 鉄くずの蜂に関しちゃァ…同じく今の奴で反応が過剰で襲い掛かってきそうなら
レインコートを振るなりして防ぐ事にするか。

 雌猫がいま現在俺の下半身を抑えてるかラな…どっちにしても足を使って
何かするッテ無理だからナ。


 ……アぁ、あと捕捉だけどヨ。こう言う風に『報い』を受ける事は別に腹立たしくも
ねェし苛立ちも感じねェ。ツーか流れとシちゃァ当然だしナ
 誤解しネぇように言うがナ、別段おりゃあ常に周囲に憎悪してノレが、誰かの行いで
その憎悪に拍車が掛かる卜か、そんなンじゃねぇんだ。

406貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/03/17(火) 23:52:41
>>404
「よっしゃ詩織ちゃん大勝利ってなんか飛んだ!?」

あ、あぶねえ……。
あたしの方に飛んでたらこっちにかかってたわ。

   「そ、そのままよー……」 「ステイ、ステェ〜イ」

そう言いながら、だんだんゆっくりと後ろに下がって行くわ。
数メートルくらいなら、簡単につくはず。

407『白亜荘』:2015/03/18(水) 00:35:15
>>405(ロンパリ)

     『バムバムバムバムッ』

更に立て続けに被弾!
全身がべっとりと粘りついているのが感覚だけで判る。
しかし、一切見えない。眼が塞がれているからだ。
眼を開こうにも視界と刺激臭から開けられない。

(※『視界は塞がれている』。何が付着したかも見えない。
  よって、見えている前提の対応レスは一切不可能。)


>>406(貝橋)

      『バムバムバムバムッ』

『番犬戦車』の連射ッ!
発射しているのは……『ペイント弾』のようだ。
当たっているのは『ロンパリのみ』。君には掠りもしない。


          《ぐるるる……》

      『ベタッ』

戦車の上に伏せの姿勢になり、微動だにしない。
キャタピラ部分も停止している。『目的を果たした故』だろうか?

そのまま壁際にまで到達することが出来た……

408ロンパリ? 『落伍人』:2015/03/18(水) 09:22:44
>>407

 …思ったんだけドヨォ

おリャァ…『フープル』から『ゴーグル』を装備してる前提じゃネェと
前述のロルで女『貝橋』の雌猫『バベット』が見えてるのが成り立たネぇと思うのよ。

だからゴーグルさえ外せば見えてる前提の対応レスは可能と考えて良いンだよな?

409『白亜荘』:2015/03/18(水) 23:19:16
>>408(ロンパリ・回答)
可能。ただし、既に目の周囲に浸透してきている。
開けば相当の刺激があることは予想出来る。

410ロンパリ? 『落伍人』:2015/03/19(木) 00:02:12
>>409(回答感謝)
>>407

 「…ふぅゥン」

一応チャチな玩具(ゴーグル)のお蔭でヨ。目が潰れんのだけは避けれたが
 どぅ二もこの肉体ジャ大人しく痛めつけられて終わる方が面倒が軽くて済むナ。
あとは雌猫が投げるだ口ゥ  それでイぃ

 「…ネオンストリートの(ウィルの居る大体の酒場の住所)だ」

 抛り棄てられる前に女『貝橋』に再度伝える。壁際まで来たんなら、あとは放り投げられるのに
身を任せる。下手に暴れんのも疲れノレし、おりゃァ別に暴れる時は暴れる力゛
まずそもそも目的はあの男の手伝いをする事を片付けなくチヤならねェんだ 他は今はどうデもイぃ

「他の奴にも伝えテくンな。『ルンクス』って野郎の事ヲよ……
  ……あン? そもそもウィルって野郎はそもそも男だッたか?」

 何だか妙に記憶が混濁してきた。……どぉ二もイラつくな

 ゴーグルは外さねェ、かなりテカテカしたもの浴びたがどぉでも良い
あとは川なり何なりかで少し大人しくし卜くぜ おりゃァな

411貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/03/19(木) 00:20:37
>>407
   「ひっひっひいい」

 「あっあぶねえ」 「当たる当たる当たる!」

      「『バベット』早く!」

  『……ミャア』
  (……やれやれ)

       『フッ、シャア!!』

壁際に到達したなら、そのまま敷地外へ放り出したい。
放り出すのに高い塀があるところまで向かうはずもないので、
普通に入口は近くにあるだろう。

412『白亜荘』:2015/03/19(木) 23:19:39
>>410(ロンパリ)
『貝橋』に向けて色々話しかけたが、そんな時と場合ではなかった。
一切を無視され、そのまま入口の外へと放り出される。


             『 ドジャアア ッ 』

                『ガッシャアアン』

  入るときに開けた、扉が自動的に閉ざされた。


>>411(貝橋)
『ロンパリ』に色々と話しかけられたようだが、その場合ではない。

      『ブンッ』

             『 ドジャアア ッ 』

                『ガッシャアアン』

  外に放り出した途端、自動的に門が閉ざされてしまう。
  そこに『番犬戦車』が近寄ってきた……

                   《くるるる……》

  君の周囲をぐるぐるとまわっている。
  なんだか懐かれているようだ。気に入られたのか?

『ロンパリ』 ⇒ 全身を『スタンド染料』で染められる。
          肌についたものは『3ヶ月』は落ちない。
          衣服やゴーグルに付着したモノは通常の手段では洗浄不可。
          『スタンド洗剤』かスタンド能力による洗浄が必要。

『貝橋』 ⇒ このあと犬の散歩に行った(無理やり付き合わされた)

413ロンパリ? 『落伍人』:2015/03/19(木) 23:27:05
>>412


『スタンド染料』で全身が染められる


     -オッ  しゃァ!!!

物理で殴れるって事だナ!  感謝するゼ!!

414『白亜荘』:2015/03/19(木) 23:28:47
>>413(ロンパリ)
染料で染まった『ゴーグル』は使用出来ないことは忘れずに。

415土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/20(金) 23:34:56

「奴に言われるがままに…」

     「走って来たぞ白亜荘!」

どう見ても学生ってトシじゃない男が寮の前で声を張り上げている…


「黄金町の平和をかき乱す巨大怪獣がいると聞いてやってきたのだがッ!」

            『…………』

「居ないじゃないかッ!」
「……とりあえず侵入して構造の確認でもするか!」
 「お邪魔しますッ!」

416『白亜荘』:2015/03/20(金) 23:39:51
>>415(土川)
君は白亜荘の門の中へと足を踏み入れた。そこには――

        『  ゴォォオオアアアォォォ――z____ッ  』


  ttps://www.youtube.com/watch?v=Eh2j7nUX1y4

  大音響で鳴り響く音楽。フルフェイスのマスクを被ったメイド服の女。
  女は――火炎放射器を構えて、庭の木を燃やしている。

417土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/21(土) 00:02:54
>>416
「お…おお…」

「キ…貴様…もしや…貴様は…」
 「貴様はもしや…ッ!」

  「かつてこの『白亜荘』に忍び込み!
       学生たちの帰る家を笑いながら燃やし尽くした!放火魔だなッ!」
「『放火魔』なのだよ貴様は!間違いない!」

「その愚行をやめたまえ!今止めたなら警察に突き出して司法の鉄槌のもとに死刑を宣告されるだけで!」

「『済むぞッ』!」

418『白亜荘』:2015/03/21(土) 00:08:05
>>417(土川)
メイド服は君の呼びかけに振り返った。
身長は2メートル近く、マスクのせいで威圧感があるが――

                『ガシャッ』

  マスクを跳ね上げると、褐色の顔を露わにした。
  そして、おもむろに、

『かげり』:
「『マッドマックス 怒りのデスロード』! 近日公開ですッ!」
ttps://www.youtube.com/watch?v=Tu1coohd-6M

宣伝してきた!

419土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/21(土) 00:28:58
>>418

「おお…これは…」(リンク先の動画を見ている)

「イカレ狂った男どもが明らかに移動する以外の用途を持つ車に乗って…」
「砂と爆発しかない大地の上を走り回っている…」
「妻子を失った一匹狼の主人公『マックス』は、ヒロインの『フリオサ』と共に武装集団『ウォーボーイズ』から逃げ…」
「安住の地を求めて危険な砂漠を横断するのか…」

「何!これはシリーズ物なのか!?27年ぶりの四作目!?」
「旧作扱いだから今なら『ZUTAYA』で100円とちょっとで借りられるというのか!?」

「公開は今から二か月後の『6月20日』!?」
「今からでも遅くない!」
「PVを見て『マッドマックス知らないけど面白そう!』と思った人はレンタル店にダッシュだ!」

420『白亜荘』:2015/03/21(土) 00:33:46
>>419(土川)

         『ガシイッ』

抱きつかれた。涙すら流している。

『かげり』:
「ありがとうございます! ありがとうございます!
 ちなみに旧作監督はあの感動の名作、『ベイブ』のプロデューサーさんなんですよ!」

「三作全部見なくても、2だけでも見ておけばいいです!」

追加して宣伝しました。

「ところで愛しい人。何か御用ですか???」

小首を傾げている『巨女メイド』。
なんか呼び方がおかしい気もするが気にしないほうがいい。ノリだ。

421土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/21(土) 00:49:01
>>420
「ベイブって…その監督さん随分丸くなられたのだな…」
「…い、いかん!ベイブの2みたいなの確かに見た覚えがあるのに…」
「内容が全然思い出せないぞッ!なんか井戸に落ちたことしか覚えていないッ!」
とかなんか呟いて(叫んで)居る間に抱き着かれた。

「うおお放火魔が抱き着いてきた!」
 「寄るな触るな放火魔がうつるッ!離れろッ!」

「よ、用事って…」
「ただ俺はこの『白亜荘』に潜む『巨大怪獣』を倒しに来ただけなのだ!」
 「メイドにかまっている暇はない!」
   「ならばとりあえずこの女を縛り上げておこう!話はそれからなのだッ!」
「だからちょっと放してくれ今縛り上げるから!」

422『白亜荘』:2015/03/21(土) 00:58:13
>>421(土川)

『かげり』:
「……はー、ほー……」

「ではお待ちくださいッッ!!!」

           『ダバダバダバダバ』

デカい『巨女メイド』はスカートの裾を摘まんで走り去った――


              『ダバダバダバダバッ』

と思ったら戻ってきた。なんか抱え込んでいる。

「縄を持ってきました! ちゃんと煮てからなめしてあります!
 ケバも焼いて落としてあるからチクチクしないんですよ! どうぞ!」

差し出してきました。

423土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/21(土) 01:19:57
>>423

「綱を持ってきてくれたのか放火魔!」
「おおッ有り難いぞ!感謝する!」

「ぅむ…本当にチクチクしないのだな…これなら縛っても痛くなさそうだ…」
「この加工を行ったものはまさしく職人だな…」
    「さあ神妙にお縄につけぃメイド!」

そして渡されたロープを持って『かげり』にちかよるが…
    突如沈黙する土川。


「い、いかん!」
  「俺が縛ったことがあるものなんて屯所の倉庫の用具と古い雑誌ぐらいだ!」
       「人の縛り方なんぞ皆目見当もつかないぞ!」

「…放火魔!貴様自ら放火魔を名乗るクライであるからにはそのー、なんだ、」
「こういったことにも詳しいのではないのか!」
「そうか、なら手本として俺を縛ってみてくれ!」

424『白亜荘』:2015/03/21(土) 01:28:45
>>423(土川)

『かげり』:
「はいぃ〜〜。
 私も妹ちゃんに縛られたぐらいしかないんですけど……」

         『ビシ ビシ』

のほほんとした笑顔で、縄をしごき上げた。
それから君の腕に手を回し、後ろに回させる。

「俯せになってくださいねー。
 苦しかったらすぐ言ってくださいねー」

         『グイグイ』

全身に縄を打っていく……

425土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/21(土) 01:43:22
>>424
        >『ビシ ビシ』
「頼むぞ放火魔!」

>「苦しかったらすぐ言ってくださいねー」
             「アー、全然です!」
         「自分、体は丈夫なんで!もうガンガン縛っちゃってね!」
         
        >『グイグイ』
    「あ痛!」
          「あー今のちょっと痛かったデスねッ!」
      
「なるほど…ココを縛るときはこう縛ると痛いのだな…勉強になるぞ…」
  


   >全身に縄を打っていく……
 
         …ハッ
  「おいまて放火魔!俺を縛っているな!」
「放せ!俺はこの『白亜荘』に生息する『超巨大怪獣』の存在を確かめねばならんのだ!放せ!」

「まさか放火魔お前…俺を縛っているな!」
  「放火魔の手のひらの上というわけなのか俺は!」「卑怯な!」
  
「くそぅ放せ!放してよ!」グネグネ

426『白亜荘』:2015/03/21(土) 01:51:11
>>425(土川)

『かげり』:
「はいはぃ〜。ゆっくりやってきますね〜」

      『グイグイグイ』

                 『ギュイッ』

気づくと……君は全身に縄を打たれていた。
いわゆる逆海老縛り! 後ろ手にも縛られている!

「吊りますね〜」

コイツ、話を聞かずにそのまま木に釣り上げようとしてくる!
万事休す! その時、何者かが乱入してきた!(期待)

427稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/21(土) 02:03:28
>>425-426
「やっとこさ退院して帰って来たら何やってんだ馬鹿メイド(妹)!」

突然だが、かげりにドロップキックをかまして吹っ飛ばす。
ここで登場したのは昨日フープルで治療して退院した稲積誇生サマだ。

428土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/21(土) 02:08:52
>>426
「放せ!放せぇーーー!!」

「…」
「そうだ!俺なんか力をもらったんだよ!」


「行くぞ!変身だ!」

   「コオォォォォ…」「ふん!」
              ブン!シュッシュッ!  「ハッ!」
 

  「ッ『スロー・バーン』!『変、し…』」
「『変…、』」
   「『へ』…」
「『変身できない!』」  


「俺は!喫茶店にいたあの悪の組織の幹部っぽい青年から!」
「頂いた!『変身ベルト』が無いと『変身できない』のだ!そうだったよ!」


「しかし変身ベルトはそこに置いた『リュック』の中だ!」
  「『土川嵐(ひじかわあらし)』人生最大のピンチ!」

>>427
デカい男がつるされているよ!

「…おお!渡りに船!」「そこの青年!分かるな!『リュック』の中から『変身ベルト』を取ってくれ!」

 「そこの青年!その『赤いリュック』から俺の『変身ベルト』を取ってくれ!」

「正義のためだ!わかるだろう!」

429『白亜荘』:2015/03/21(土) 02:18:16
>>427(稲積)

       『ドバギャアッ!』

        ドロップキック
むう、あれは弩炉風来玖!
全身全霊を込めて必殺の蹴りをかますのだ!

          『ボイーン』

『かげり』:
「…………今なんか当たりました?」

が! 『胸部衝撃吸収装甲』に弾かれた!
やはり万事休す! もう人類に希望はないのか!

>>428(土川)

いや、まだ希望はあった……!
あの『謎の青年』に渡されたベルト!
それを使えば……まだ可能性はある!

        『キリキリキリ』

ところで……股間に食い込みつつある。
このままではいろんな意味でピンチだ。

430稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/21(土) 02:21:25
>>428-429
「は、弾かれた…だと…!?」

しかもこれ地味にラッキースケベじゃねえか!?
婦女子の胸に蹴り入れるとか申し訳ねえぞ!

「…ベルト?」 「こんな時に何言ってんだ馬鹿!」

ベルトとか無視。
かげりの持つロープを噛み切るぜ。
吊るしてるならこれで落ちるはずだ。

431土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/21(土) 02:35:37
>>429
「不味い…」
          「『もれる』」
「早く変身して代謝を止めなければ俺の『消火ホース』が『破裂』してしまう…」

>>430
「青年!早く『ベルト』を渡せ!」
 「そのメイドは、かつてこの『白亜荘』に笑いながら火をともした『放火魔』だ!」
「立ち向かってはいけない!『危険だぞ!』」
「犯罪者っていうのは、立ち向かわれると得てして逆上し、見境なく暴れまわるのよ!」
「もう一度云う!『危険だ!』早く私にベルトを渡しなさい!どうにかする!」

        ハングド マン
…とかなんとか吊るされた男がいってるけど無視してもいいんじゃね?
別にベルト無くても変身できるよ、こいつ。

432『白亜荘』:2015/03/21(土) 23:21:19
>>430(稲積)

       『ガリガリガリ』

               『ブツンッ』

噛んだらあっさり縄が切れた!
そりゃそうだタダの縄だもん!

         『ドグシャア』

あと、『土川』はそのまま落ちました。

>>431(土川)
怪奇ギンバザメ男が縄を噛み切ろうとしているのが見えた。
そしてあっさりと切れ、


       『ガリガリガリ』

               『ブツンッ』

         『ドグシャア』

縄が切れて落ちる――――当たる。
痛烈な衝撃が、『君の中心』をぶち抜いた。
決定的な……何かがキレた。このままでは間に合わない。

              今……今変わらねば……ッ!

>>ALL

             『ワーキャー』

いつの間にかギャラリー(ちびっこ)が集まっています。

433稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/21(土) 23:48:32
>>432
「ふう…切れた」 「まったく馬鹿メイドが…」
「おい、大丈夫かオッサン?」 「災難だったな…」
「いや不審者はテメェの方だけどよ」

そう言いながら、手を差し伸べる。
え? 怪奇ギンバザメ男? 何それ??

434土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/21(土) 23:53:47
>>432(かげり)
〜〜『映画のフィルム』のように、
   思い返される、つらく、苦しい戦い…
   


    『俯せになってくださいねー。
     苦しかったらすぐ言ってくださいねー』
  『吊りますね〜』



〜〜そして、『彼女』の姿…


 『ありがとうございます! ありがとうございます!』

      『愛しい人。何か御用ですか?』




  走馬灯の一瞬!
  土川の精神内に潜む爆発力がとてつもない冒険を産んだ!
  普通の変身ヒーローは縛られ
  変身ベルトを奪われれば信じる仲間の救助の事を考える
  だが 土川は
  違った!
  逆に!
  土川はなんと逆に!
  変身した!


>>433(稲積)

稲積は男に手を差し伸べたが…

『うおおぉぉぉぉォォォッん!』

  突如巻かれた縄が千切れ飛ぶ!
     『尾』が生え、『鉤爪』が伸び…
  肌が『黒い鱗』に変化していく…

縛られていた男の姿が変身…いや、『変異していく』…




なんか明らかにヤバい雰囲気だよ。いわゆる『悪堕ち』とかそーいった感じのアレだよ。

435『白亜荘』:2015/03/22(日) 00:04:15
>>433(稲積)
いくらでも生えてくる鋼の歯の怪人だから!>怪奇ギンバザメ男


             《ワーキャー》

      《コッチ向イテー》

お子さまに手を振られているぞ!
ほら、スマイルでアピール、歯をアピール!

『かげり』:
「さあ、ここでヒーローのおじさんは助けられました!
 これから反撃の時間だー! みんなで応援しよー!」

         『キィィィ――ン』

拡声器でお子さまに呼びかけている『巨女メイド』。
時ならぬ『ヒーローショー』に巻き込まれてしまったようですね。
お気の毒様です、本当に(他人ごと)。

>>434(土川)

          『グォルルル ン!』

         『ギャバアアッ メシャアアンッ』

さながら『80年代全盛期のVFX』!
見事なまでのワンカット変身だー! が、明らかにお子さまが――


      《ウワアアアアアアン》   《コワイー》

ヒいている! 舞台のおねーさん(メイド)も困り顔だ!


『かげり』:
「…………えっと、えっと、こういう時は」

『いのり』:
「かげりちゃんかげりちゃん、変身ベルトとか言ってなかった?」

『かげり』:
「あ! そうでしたね!

 トカゲ男のおじさんは変身ベルトがないから暴走してしまったー!
 さあ、みんなで変身ベルトを探そう! おじさんを正義のヒーローに戻そう!」

方向転換に必死だ。大人なら協力してあげよう。

436稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/22(日) 00:11:13
>>435
「お?」 「おお」 「おお!」

手を挙げて『歯』を見せるぜ。
この感じ…子供の様子から言って…分かったぞ。

オ レ が ヒ ー ロ ー 役 だ !

コイツが悪役をやるってことだな。
そうとなれば…、

  「(オイ、オッサン)」 「(仕方ねえから付き合ってやるぜ)」

    「出たな怪人サラマンダー!」

            「正義の戦士無免ライダー『シャーク』が倒してやる!」
            (変身はしねえがな)

437土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/22(日) 01:02:56
>>435

『グォルルル ン!』

         『ギャバアアッ メシャアアンッ』

        『ブワァァァァァァッァァァ』
『土川』の体が…『爬虫類のような』何かに『変異』していき…

その…なんというか…
『二足歩行する黒いトカゲ』というか…
『1970年代の怪獣』というか…
5歳の女の子がガチ泣きして漏らす程出来の悪すぎる『ウーパールーパーのゆるキャラ』というか…
   
  …とにかくそういった感じのものが爆誕した。




『うおおォ!縄から抜けたぞ放火魔!貴様の策略になどもう乗らないッ!』

                          (あとなんかさっき叫んでたときより声が更に大きくなってる。うるさい。)


『さあ、もう一度!縄を!渡せ!今度こそお縄につけい放火魔メイド!』

       (土川、ここでチャイルド達に気づく)


『なんだ!というかなんだこのギャラリーは!この姿を公衆の面前にさらすのは初めてよ!照れるわね!』
   『惹かれるだろうこの円らな瞳と可愛い鼻先の角に!…』

> 《ウワアアアアアアン》   《コワイー》


  『…』
『(…というか明らかに引かれているなッ)』『(どうしよッ)』



>>436
 >>「(オイ、オッサン)」 「(仕方ねえから付き合ってやるぜ)」


『(君こそが渡りに船の権化かッ!)(君の考えは『完璧に』理解した!)』
                              『(有り難いな!やるぞ!)』



  >>   「出たな怪人サラマンダー!」

            「正義の戦士無免ライダー『シャーク』が倒してやる!」
            
『お、おお!来てくれたのか正義の無免ライダー『シャーク』!きょうは自転車に乗っていないのだなッ!』

『いやそんな事より正義の無免ライダー『シャーク』!もしやッ!』


『かつてこの『白亜荘』に高笑いしながら突如火をつけた『怪人サラマンダー』!』

          


       『この舞台のオネーサンこそが!』
                    『『怪人サラマンダー』その人だというのか!』

         

      『バァ――――――――z________ン』




『おのれ許さん『怪人サラマンダー!』』
『わたし『正義の心の改造人間スロー・バーン』も協力する!』
『その放火魔メイドをやっつけてしまえ!正義の無免ライダー『シャーク』ッ!』





(わからないひとへのかいせつ)
かげりにとって…
『ヒーロー』→土川…だと思ってたけどなんか土川が怪獣に変身して困ってる
        自分は『舞台のおねえさん』

いなつみにとって…
『ヒーロー』→正義の無免ライダー『シャーク』こと稲積(自分)
 『悪役』 →『怪人サラマンダー』こと土川


ひじかわにとって…
『ヒーロー』→正義の戦士無免ライダー『シャーク』こと稲積
       +今回のゲスト枠、『正義の心の改造人間スロー・バーン』こと土川(自分)
 『悪役』 →『怪人サラマンダー』こと『舞台のお姉さん』かげり

438『白亜荘』:2015/03/22(日) 01:15:02
>>436-437(稲積、土川)
『かげり』:
「わー、どうしようかおねーちゃん」

『いのり』:
「…………ンー……ここは……。
 適当に悪役買って出て、お話を落としたほうがいいんじゃないの?」

『かげり』:
「そうだねー。よーし、それじゃー」

「あははははははははははははははは ゴホンッ ゴホホッ(むせた)。
 よくぞ見破ったなヒーローどもよ! ええい、おいでませい番犬戦車隊」


      『キュラキュラキュラキュラキュラ』

                      《ヘッヘッヘッヘ》

           『ガリガリガリガリガリ』

白亜荘の庭にある犬舎から下半身が戦車になった大型犬の群れが出てくる!
急ぎたいあまり前脚がタンクの部分を引っ掻いている! ヨダレもダラダラだ!
若干動物虐待なんじゃねーかという疑惑は否めない。まあ、あれだ、戦闘員枠だ!
テキトーに転がしたり脅すだけで十分だぞ! 頑張ってくれ!

439稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/22(日) 01:19:01
>>438
「え? テメェじゃなくて?」

思わず素で問いかけるぜ。
でもってなんかへんな番犬が出て来たし!

「(お、おいどうすんだアレ。
  テメェは知らねえだろうけど、馬鹿メイドはマジだぞ。
  やるとなったら本気でやるぞ。アレはああいうヤツだぞ)」

つまり、あの犬とドッグファイト(直球)しないといけねえってことだぞ…?

440土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/22(日) 01:35:38
>>>>438-439

『怖気づいているのか正義の無免ライダー『シャーク』!君らしくもないな!』

『さっき君は私に正義の心を見せてくれたではないか!』

『そのおかげで私は『正義の心』に目覚めることができたのだ!』

『ならば私が先にいくぞ正義の無免ライダー『シャーク』!』


とかなんか深そうなことを言いながら番犬戦車軍団に突撃し、
なんか派手に番犬戦車軍団をちぎっては投げ飛ばす。(破スBC)


(『鈍化開始』まで残り『30秒』)

441『白亜荘』:2015/03/22(日) 01:44:57
>>439(稲積)

  『キュラキュラキュラ』

        《ヘッヘッヘッヘッヘ》

君の足元にも『番犬戦車』が近寄ってきた。

                 『カシカシカシカシ』

前脚を伸ばして引っ掻いてきた……
これは遊んで遊んでというノリだ。ヨダレもダラダラだ。

>>440(土川)

        『ドッシャンガッシャーン』

君は番犬戦車をひっくり返しては放り投げた!

           《クーンクーン》

                『キュラキュラキュラ』

ひっくり返って戦車の底面を見せている。
降参のポーズだ! 子供たちの受けも上々だ!

          《ガンバレー! 負ケナイデー!》

(※近くに燃えている木から火を吸えばいいと思います。)

442稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/22(日) 01:48:20
>>441
「う、うおおおッ」 「なんか始まりやがった…」

こうなればオレも止まるわけにはいかねえ!
ちぎっては投げちぎっては………、

             グググ

  ・・・プル プル

       「投げれるかアアアア――ッ!!」

   「オレは人間だっつーんだよ!!」

        「っていうかさっきから湧いてる子供らは一体なんだ!?
         どっから湧いて来た!? 脈絡がねえええええ――――んだよ!!!!」

も、もう我慢できねえ! ツッコませてもらうぞ!!

443土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/22(日) 02:04:10
>>441-442

『フハハハハハッ!』
『フハハ怖かろう!犬の…犬の…そ、装甲車ども!』
   
    (そういえばなんだこれ)(そんな…まさかこのイヌッコロ達が『超ド級巨大怪獣』の正体なのか…!)
                            (がっかりしたぞ…)
    
(なんかからだのおくのほのおがきえてしまったみたい…)
(もうかえろうかな…)

『いや待て!火といえば!』

『そういえばまだソコの木が燃えているではないかッ!』ウキウキ

『舌』で木についた炎を『吸い上げる』。
おおよそ『10分ぶん』の火が貯まったろう。

そして貯まった火は即効『火炎放射』にして虚空に放出する。キャッチエーンドリリース
十秒ぐらいふけるはず。それをチルドレンと番犬に見せつけて悦に浸る。


『フハハハハハハハハハァッ!!!』


(『鈍化開始』まで『一分』)

444『白亜荘』:2015/03/22(日) 02:12:38
>>442(稲積)
千切っては投げ――とはいかない、かと思ったら。

    『ググ――ン』
                 『テンテンコロロー』

『番犬戦車』は自分から転がってくれたようだ。
彼らは『番犬のプロ』であると同時に『演者』としてもプロだからね……

『かげり』:
「え、この寮に住んでいる小等部の子たちですよ!
 みんなスタンド使いです! いつも食堂で一緒じゃないですか!」

『白亜荘』は広くスタンド使いの生徒を受け入れています。

『いのり』:
「まあまあ、あの子たちも親御さんから離れて寂しいのです。
 どうか子供たちのためだと思って頑張ってはくれませんか」

『電車運転士の制服』の女が諭してきた。
早く逃げろ! コイツらの狂った論理に巻き取られる前にな!

>>443(土川)
君は巨大怪物がコイツらかという疑念にとらわれた……
本当にそうなのだろうか……それはそれとして。

         『ボァアアアアオオオオオ――z___ッ』

空に向けて『火炎放射』!
まるで劇画みてーな演出にお子さまも大喝采だ!


             『パチパチパチパチパチ』

『かげり』:
「はーい、今日のショーはこれでおしまーい!
 さあ、明日も訓練を頑張ろうねー。先生の言うことを聞こうねー」

子供たちは拍手を送っている。
終わりといわれてもなかなか寮に戻りたがらないようだ。

445稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/22(日) 02:42:52
>>444
「設定をぶっこまないで!?」

なんか諭されてる…! ぬおおおおお…!
こ、ここは……!!

   「よーしお前ら!」 「この番犬戦車『コロ』と一緒に遊ぶぞ!」

     「こっちこーい!!」

ヤケクソだ! 犬を連れていく!
この流れは悲しみしか生まねえから打ち切りだ!

446土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/22(日) 02:57:19
>>441
(なんかうまいことチルドレンを寮の中に返せばいいのだな…!よし!)




『グッ、グオオッ!』『なんかッ!…』 

       『いかん、チルドレンよ、なんか早く逃げろッ…!』
『俺はもともとなんか悪の怪人として改造された男なんだ…』
『今こそ正義の無免ライダー『シャーク』に与えられた『正義の心』で自我を保っているが…』

『なんかがなんかもうなんかで『なんか限界のようだ』…!』
         『あと一分ぐらいで俺はなんか敵味方の区別なく暴れまわる『怪人』になんかなってしまう!』



『なんか早く逃げろ!一分以内に!』
 『グオオオオオオオ!なんか体がなんか!』

なんかぼんやりした説明で寮の中に追い返す。


(『鈍化開始』まで『40秒』)


>>442

なんか説得力を出すために稲積になんか襲い掛かる。
危害を加えないように寸止めにしたいとはおもっているが、精Eだからなんかちょっと服とか破れちゃうかも。

447『白亜荘』:2015/03/22(日) 22:07:01
>>445(稲積)

    《ワー! オニーチャンダイスキー》

子供たちがついてきた。
あ、やけにぎこちない口調なのは日本人じゃないからです。
イェンとかリプィスと同じね(詳しくは『日常のソルジャーボーイズライフ』を読もう)。

『いのり』:
「なんという気持ちのいい方でしょう……

 『査定』にプラスしておきましょう。
 弟さまもきっとお喜びになられるはずです」

君はひそかに評価が上がったが、それを知る由もなかった。

>>446(土川)

       《ワーキャー! 逃ゲロー!》

子供たちは逃げていった。
何人かは『シャーク』と遊びに行ったっぽい。

『いのり』:
「ふう、助かりました。
 妹に虫が湧いた木の始末を頼んだら、火炎放射で燃やしていたところだったのです。
 本当なら燃やす前に伐り倒さなきゃいけないんですが、どうも粗忽者で」

『運転士の制服を着た女』が寄ってきた。
やけに説明口調なのは気のせいではない。そうきっとない。

「ところでどちら様でしょうか?」

448土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/22(日) 23:11:11
>>447


『あ、いやどうもハジメマシてッ!えーと…なんか説明口調の運転士サン!』

『私は、『黄金町消防団』の団員の『土川嵐(ひじかわあらし)』と申すモノッ!』


『いやなんか!駅のあたりの喫茶店にいた好青年からね、』
 『この『白亜荘』に『常軌を逸する超ド級巨大大怪獣』がいるというタレこみを受けてねッ!』
    
      『ちょっと私的に立ち寄らせて頂いた!』

『だが怪しげなメイドが放火をしてる以外に何もない様子なのでねッ!』
『しかしこの土川何もないからといって決してガッカリした訳ではなく!』

『せめて『白亜荘』の構造を確認してから帰ろうかと!』



そこに落ちてるリュックを回収しておく。
(『鈍化開始』まで残り『20秒』)

449『白亜荘』:2015/03/22(日) 23:22:36
>>448(土川)

『いのり』:
「…………『超巨大弩級怪獣』。
 駅の喫茶店のあたりの『好青年』……『好青年』?

 えーと、白衣で眼鏡で人に注射を射すタイプ?
 それでしたらわたくしの主人である、『九ノ部 理玖』さまです」

「ああ、もしかしたら……少々お待ちくださいませ。

 わたくしは『神戸 いのり』と申します。
 いのりと呼び捨てにしてくださいませね?」

『いのり』は一礼をすると、懐から『スマホ』を取り出した。

  操作して、何かをチェックしているようだ。
  いくつかの人物の画像が表示されているのが見えた。


「ああ、土川さま。確かに記録がございます。
 怪獣についても私から説明させていただきます。
 それと……土川さまもこの寮に住む権利もございますが……どうなさいますか?」

450土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/22(日) 23:54:46
>>499
『うむ!夜間に鍵が開いていたものだから入ってみたら!』
『突然何者かにとっ捕まえられてな!なんか打たれて気づいたら『改造人間』になっていた!』



『『神戸いのり』!『神戸いのり』だな!』
『わかった!ならば敬称は抜きで呼ばせていただくぞッ!』



『しかし今チラッと神戸いのりの持っているすまーとほんが見えたが!』
『あれか!』
『この町には俺のような『改造人間』が何人もいるのかッ!』

『寮に住む!?』
『いやいやとんでもない!結構だ!』

『というか勘弁してくれッ!今まで通り屯所にいさせてくれ!』



(『しかし…今日は少し寒いなっ!』)
(『鈍化開始』。以降3分間能力値が破スCDにダウンする)

451『白亜荘』:2015/03/23(月) 00:21:50
>>450(土川)
君の言葉を受けて、『いのり』はクスクスと笑っている。

『いのり』:
「『改造人間』とは面白い表現でございますね。
 わたくし共はどちらかといえば『サラブレッド』でございますが……」

「この町には貴方さまの如き『超能力者』が何人も居りますよ。

 彼らは……『スタンド使い』を呼ばれております。
 土川さまの能力とは違って、『力ある像』の姿をしておりますが」

「とにかくこちらにおいでくださいませ。寮の中で話しましょう」

『いのり』は寮の中央棟へと案内しようとしてくる。

452土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/23(月) 00:46:49
>>451

   『『サラブレッド』…つまり君たちは生れながらにして『特別な力』を持っているというわけだな…ッ』
『それって凄くカッコ良いな!』

『そして君たちもまた『正義』のために戦っていたりするのだなッ!』

 いのりの話を聞いて目を輝かせている。



『『力ある像』………何だかよくわからんなッ!】
      『まあ見ればわかるだろうッ!そのうちな!』



>『いのり』は寮の中央棟へと案内しようとしてくる。
 
『おう待っていてくれ!』『すぐ行く!』
そう言うと土川は白亜荘の壁を突然鉤爪でひっかき始めた。

 
       『ガリガリ』『ペタペタ』

『いや立派な建物だ…スキのない作りをしている…』
『少なくとも外からの無計画な放火ではまず火はつかんな…』


そうして一分程経った。

『終わった!』『すまんな!行こう!』
そういっていのりにゆっくり付いて行く…



(『石化』まで残り『1分50秒』。)

453『白亜荘』:2015/03/23(月) 01:00:26
>>452(土川)

『いのり』:
「いえいえ! わたくし共は『自らは戦いません』。
 『仕える者の血統』故に、『主人の幸福』の為に、生活を守るのです!」

「私のスタンドヴィジョンは見せづらいですからね。
 ではこちら……あれ? どうしました? 体調がおかしく……?」

君のゆっくりとした動きに『いのり』も怪訝な表情だ。

『かげり』:
「おねえちゃんどうしたの?」

『いのり』:
「土川さまが……あ、火炎放射器ちゃんと下に向けてね」

454土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/23(月) 01:17:42
>>453
『いやー今日はちょっと寒いからな!』
   『フハハッ!多分それが原因だ!』

『こんな日には動きもトロくなってしまうというものだッ!』『神戸いのりにも経験あるだろうッ!』

(天気予報)
(今日の天気→晴れ 春の始まりを予感させる暖かい日でしょう)


『まあこの白亜荘をゆっくり観察することができるから悪いことだけではないな!』



と言ってキョロキョロしている。
しかし土川の体の鱗に明らかに『先ほどのような艶がない』。



『さッ、早く中に入りましょッ!もう凍えて死んでしまいそうだぞッ!』





(『石化』までのこり『1分30秒』)

455『白亜荘』:2015/03/23(月) 01:47:52
>>454(土川)

『いのり』:
「寒い? 寒いのですか?
 この空間はかげりちゃんの『パラノイド・パーク』の能力下にあります。
 あのコがあの通り『上機嫌』なら、気候自体が過ごしやすく……」

「ああ! 昔飼ってたイグちゃんが病気だった時のような鱗の艶!
 大丈夫ですか、とにかく中へ中へー! ことちゃんみどちゃーん!」

                『グイグイグイ』

君は『中央棟』内へと押し込まれた!
『いのり』は慌てているようだ。結構テンパりやすいらしい。

456土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/23(月) 22:44:59
>>455

     ガタガタガタガタガタ

『そそそそんなに心配してもらうことでも無い!…と思うぞぞぞぞ!
 ででででも!心配していただくのであればば!ああああったかいミミルク!でも頂けると嬉しい!』

すげえ震えてる。

『ししししかし!『変身してから』ききき急に!寒くなってきたなッ!不思議だ!』

『ささささ、わわ私のことは良いから!とりあえずずず……話しとはいいい一体!!』
『あと『常軌を逸した超巨大大大大怪獣』についてく詳しくお願いしたい!』


(『石化』まで残り『一分とちょっと』)

457『白亜荘』:2015/03/23(月) 23:03:55
>>456(土川)

『いのり』:
「いえ、ここが寒いはずなどありえなく!?」

「ことちゃんみどちゃーん! はーやくー!」

中央棟に入ると、中から『双子のメイド』が寄ってきた。
アシンメトリーの髪型で、それぞれ前髪で片目を隠している。

『みどり&ことり』:
「いのり姉さま?」
                 「何かあったので?」

「というかそのトカゲ」
                 「まさか地下世界から?」

            『ズビシッ』

思わず揃って身構えている。思い切り警戒されているようだ。


「あそこの怪獣軍団」
                 「連れてきちゃダメでしょう」


『いのり』:
「ちーがう! この人スタンド使いの人! 『星群』さまの!」

458土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/24(火) 00:24:31
>>457

『うおお、こここココ寒すぎるぞ!!』
『一人の人間が二人に見えてしまうほど寒いッ!だ暖房つけてくれッ!』

『そしてき君…君達?…失礼だなな!』
『この土川嵐の姿はどう見てもせせ正義の改造人間でででしょッ!』

そうして土川は双子に見える人にカッコいいポーズを見せつけようとした…

       ビシィ!!
              ブルブルブル   ヒニャア…
様だが震えてて全然様になっていない。

『というか『地下世界』とか『怪獣軍団』ってなななんだッ!』
『おお俺みたいなのがいいっぱいいるのか!』
『あ会えるものなら会ってッ、そしてぜぜぜ是非彼らと話してみたいものだだだッ!』
『こ言葉が通じなくともそこはボボディーランゲージでどどうにかなるだろ!』


(『石化』まで残り『1分を切った』。)

459『白亜荘』:2015/03/24(火) 00:48:44
>>458(土川)

『みどり&ことり』:
「これ姉さまたちの趣味の」
                     「怪奇○○なんとかじゃないんですか」

「ほら昔あか姉と観てたでしょ」
                     「モノクロのチープな映画」

『いのり』:
「違うの違うの! 寒い……って、もしかして。
 トカゲの生態と同じなんですか!? でもこの気温、ええと」

「! かげりちゃーん! 早くこっちに来てー!」

『いのり』は体調不良の君を心配して、軽くパニック気味だ。
『かげり』を必死に呼んでいる。『双子メイド』は。

『みどり&ことり』:
「地下世界というのは」
                     「いのり姉さまのスタンドです」

「化け物たくさん居ますよ」
                     「最近流行りの巨人も」

冷静だ。君を怪しげに見ているせいもある。

460土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/24(火) 01:14:15
>>459

『な何…!か怪獣を生み出すととと特殊能力なのか!』

『神戸いのりりりり、なななんというか実に『悪の組織の副官ポジ』っぽいぞ!』

『…もしかしてこここここの『白亜荘』わわわわ!表向きにはががが学生寮を装ってはいるが!
     じじじじ実はああ悪の組織のアジトだったりして!にに日夜黄金町の征服をめざして突き進んでいたりするのか!』

『そそそそそうだとすればひひひ土川嵐!そのようなこここ行為断じて見過ごすすすす訳にはいかかかん!』


『ももももしや貴様ら・・・おおおお俺をハメハメたのだななッ!
  怪しげな超音波を発する笛か何かでおおお俺の正義の心にかか干渉して!』
『だからこここここんなにさむいのだな!』『卑怯なななな!』

  グニャア

そういって土川、弱弱しいファイティングポーズを取る

(『石化』まで『約30秒』。このままだと次レスで『石化』。)

461『白亜荘』:2015/03/24(火) 02:16:30
>>460(土川)

『みどり&ことり』:
「ははははははは」
                     「ははははははは」

返ってきたのは双子の冷笑だけだった。
『喋るトカゲ』と完全に見くびっているようだ。

『かげり』:
「おねーちゃんなに〜?」

『いのり』:
「いいからこの人暖めてあげて!
 かるーく、軽くでいいからー!」

『かげり』:
「はい? いいけど〜」

              ボアアアッ

『火炎放射(中火)』!
ほんのちょっと暖かくなってきたぞ……

462土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/24(火) 22:45:58
>>460

         ボアアアッ
『こ、これは…』

『ほほ放火魔メイドか!れっきとした人間に向かって火を吹くのはどうかと思うぞ!』
『だがしかし有難う!!!あたたたたたたたたかいぞ!』
『もうちょっと首の辺りお願いしたい!』
『アーイイ…イイぞ!もっとだ!もっと俺を熱くしろッ!』

土川の『鈍化』が解け、鱗に艶が戻っていく…

『そいで結局、この『白亜荘』は正義の組織の秘密基地なのか悪のアジトなのか!』
『そこんとこはっきりしてくれないと夜も眠れそうにないぞ!』
『そこの…あれ…まだ二人に見えるぞ…!』

『そこの笑ってるメイド!どうなんだ!答えろ!
  あと放火魔!俺の目にありったけの火を注ぎ込め!まだ幻覚がみえる!』

463『白亜荘』:2015/03/24(火) 23:43:59
>>462(土川)

『かげり』:
「お爺ちゃん大丈夫ですか〜」

身体は暖まるが……『鈍化』の進行は続く。
火を食さなければ、決定的な打開にはならないのだ。

       『ゴォォオアアア――ッ』

『みどり&ことり』:
「『スタンド使い』限定の寮です」
                     「善人も悪人も関係ありません」

「誰であろうとスタンド使いなら」
                     「入る権利がある寮ですから」

「ところでこれ食べれるんです?」
                     「ワニのステーキは鶏肉味だと聞きます」

『いのり』:
「人よ! 人なの! というかスタンドを解除してください!」

464土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/25(水) 00:19:51
>>463

『先ほどよりはマシになったが…うむむ!やっぱぱりまだだ寒いッ!』
『ああああと俺は『サラマンダー』だからッ!多分ウーパールーパーの味だぞ!』



>「というかスタンドを解除してください!」
『!こここれ変身解除すればいいのかッ!』『ならば急いで『変身解除!』』

土川は慌てて『スロー・バーン』を解除した…が。


>『ゴォォオアアア――ッ』



「あんぎゃあああああぁぁぁぁーーーーーー!!
             あああああああじいいいぃぃぃぃぃ――――――z_________ッ!」


   ジョワアアアアアアッ


急に解除したせいでかげりに焼かれた。とてもあたたかくなった。
『肉』の焼ける匂いがする。人間の肉はイノシシの味するらしいよ。

465『白亜荘』:2015/03/25(水) 01:03:05
>>464(土川)

『みどり&ことり』:
「サンショウウオ?」
                     「皮剥いで唐揚げ?」

君は変身解除した! が!

    『 ボアアアアッ 』

『いのり』:
「ああ、かげちゃんストップストップ!」

『かげり』:
「はぁーい」

君は身体の節々にやけどを負ってしまった……
『いのり』は顔面蒼白だ。足がガクガクと震えている。

『いのり』:
「…………ど、どうしましょうか。こ、こういう事態にはお姉ちゃん」

『みどり&ことり』:
「ホントに人間だったの!?」
                     「いの姉のペットかと……!」

メイドが揃って慌てふためき始めた。

466土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/25(水) 01:35:37
>>465
「ぐむおおぉ・・・!いたいっ!ものすごくいたいっ!」
地面をのたうち回りながらしゃべっている。割と元気そう。





「きみたち…!しんぱいっ、してくれるのかっ…!」
「きみたちの、やげどするほどあついっ、はーとがっ、つたわってくるぞぉ…!」
「わたしがいなくなったら、だれがこのまちをっ、まもるのかとっ、しんぱいしているのだなっ!」

「あんしんしろっ!」
「おれはっ、こんなかすりきずではっ、しなない!あつい『ひ』と!あつい『おうえん』があれば!」
「きみたちのためにっ!なんどでもっ、なんどでもっ!たちあがってやるっ!」
  〜〜〜こんな具合で土川が瀕死になりながらアツく語っているあいだに『一分』が経過した。〜〜〜




「きみたちのっ!あついおうえんのおかげでっ!ゆうきがわいてきたぞ!」
「いまこそ、へんしんのとき!」
「あつい『おうえん』はじゅうぶんにうけとった!しかしたちあがるには、あつい、『ひ』がひつようだっ!」
「さあ、ほうかまめいどっ!おれにあつい『ひ』を、そそぎこめっ!」

「『すろー・ばーん』!『へんしん!』」

横たわった土川の体が、再度『鱗』に覆われてゆく…!
今だかげり!この瀕死の男に、死ぬほどアツい火炎放射を浴びせるのだ!

467『白亜荘』:2015/03/25(水) 01:55:42
>>466(土川)

『いのり』:
「ううううううぅぅう、ゴメンねイグちゃんゴメンね。
 頑張って! すぐにお医者さんを呼ぶから!」

『みどり&ことり』:
「死骸の始末を」
                     「焼却炉は?」

「星群さまがご存じなのが」
                     「暴れたと嘘を吐けば」


『かげり』:
「熱いですね! すごい! その調子ならきっと助かります!」

姉妹三様の反応! 『双子』がヤバい!
もみ消す気全開だ! そこで『再変身』が可能時間に達した!

         『ドギュウン』


『かげり』:
「…………はあい? やります!」

       『ゴアアアアアアアッ』

『火炎放射』! 全身が火に包まれると……肌の痛みが薄れる。
しかし、気温が寒いのは変わらない。『火を食らわねば』。

468土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/25(水) 02:17:29
>>468
変異した土川が火炎放射にあたると…
痛々しいピンク色の火傷からみるみるうちに鱗が生えてきた…

『これが俺の能力『スロー・バーン』!火の中でならば私は不死身なのだッ!』

『うおお熱い!熱いぞ!』
『だがまだ寒いッ!まだ寒いぞッ!』

というわけで『舌』でベロンと『火炎放射器』の『火』を舐めて『吸い上げる』。
『持続時間』にしておよそ『五分』といったところか…
これで『五分と一分』の間は『鈍化』を免れるだろう。

…能力解除はまた『鈍化』が始まるまではしません。

469『白亜荘』:2015/03/26(木) 00:10:04
>>468(土川)
『いのり』:
「ああよかったねイグちゃんよかったね」

                 『ヒシッ』

抱きつかれている。
何か切ない過去の思い出でも思い出したのかもしれない。

『みどり&ことり』:
「無事でようございました!」
                     「かげりの責任になるところでした!」

妹に責任をおっかぶせる気満々の双子。
当の火炎放射器担当妹は全開で火を噴きつけている。

『かげり』:
「ほらほらもっとお食べ〜」

ペット扱いされてる感がなきしにもあらずだ。

『みどり&ことり』:
「ところで本日は」
                     「何の御用で?」

470土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/26(木) 01:07:19
『なんかこんな感じで女性に抱きしめられるのは…恥ずかしい!』
『懐かしくて心地よい、がやっぱ恥ずかしーぞッ止めろぅ!』
『放火魔もその扱い止めろぉッ!』

くねくねしてる。とっても照れくさがってる。

『用事…用事か!』
『ここには『怪獣仲間』がいると聞いてやってきたのだが!』
『パッと見巨大怪獣はいないもんだから!』
『せめて『白亜荘』内部に侵入して内部構造の把握だけでも行おうとおもったらッ!』
『放火魔がいて!そのまま自然な流れでこんな感じになった!』


『…あと俺の残った用事はッ…『内部への侵入』位ねッ!』
『ぶっちゃけ今すぐやる必要は無いなッ!もう帰ろうかとも思ッている!』

471『白亜荘』:2015/03/26(木) 01:28:45
>>470(土川)

『みどり&ことり』:
「理解いたしました」
                     「怪獣仲間はおりませんが」

「『似たタイプのスタンド使い』」
                     「教えることは可能でございます」

「ダイナー『Straits』」
                     「そこを尋ねればいいかと」

「『錏葉 九郎』という男が」
                     「『怪物の如きスタンド』と聞きます」

「一見、人の身でありながら」
                     「野獣の如く跳び、駆けるとか」

         『ペコォ――ッ』

説明を終えると深々とお辞儀。
先程までの冷笑はどこへ行ったのか……完全に体裁を取り繕っている。

『いのり』:
「あ、よければ案内しましょうか?
 といっても店がどこにあるかを教える程度ですけど……」

           『ガサガサ』

制服からタウンマップを取り出し、君に見せた。
店舗の場所はメインストリートの付近にあるようだが……

【個】ダイナー『Straits』その2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1367417060/

472土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/26(木) 02:13:16
>>471
『な…!ななッ…!』
『な…何イイイッ!!君たちッもしかして双子だったのかアアアッ!』

>『シコロバ クロウ』の話を聞いた。

『ふぅんむ…!』『似た能力の持ち主か!』
『シンパシーをビシバシ感じる!きっと私のように正義の心を持った良い奴だぞきっと!』

>『ガサガサ』

『有り難いぞ神戸いのり!』
『場所は…何!『あの』ダイナーかッ!』
『ちょくちょく『原因不明の爆発事故』を起こしていると噂の!あのッ!』
『いやーパトロール始めたら一回行ってみて構造の確認をしてみたかったのアソコ!』
『丁度良い!行ってみたいッすぐにでもッ!』
『『日程』とかなんか都合悪い日とかあるか!』

473『白亜荘』:2015/03/26(木) 20:55:57
>>472(土川)

『いのり』:
「私の仕事は見ての通りの運転士なので、空いた時間がないのです。
 でも、お店は知り合いなので話は通しておくことは出来ますよ!

 ただ、シコロバさんに会えるかどうかは判りませんが……」

『みどり&ことり』:
「不良店員らしいですしね」
                     「平気で野宿してたりするとか」

「その地図は姉のものですが」
                     「よろしければ差し上げます」

店に印がつけられたタウンマップを差し出された。

474土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/26(木) 22:18:09
>>473

『ふおおッ!くれるのかッ!』
『ならば暫くしたら行ってみるとするか、『ダイナー』!』

『『シコロバ クロウ』にスグ会えるかどうかは分からないが!チラチラ行ってみることにしよう!』


『色々面倒と迷惑をかけてすまなかったな!疑って悪かったぞッ!』

『だいぶ長く居座ってしまった!パトロールの時間も押してきているので俺はこれでなッ!』

土川は、メイド軍団にお辞儀をしてお礼を言い、
『ダイナーへの地図』をリュックに突っ込みリュックを窮屈そうに背負った。
もう帰るらしい。




『あそうだ!不要かもしらんが…防火予防のパンフレットを渡しておこう!』

『ホテル・旅館用の防火マニュアル』を押し付けられた。

475『白亜荘』:2015/03/26(木) 22:41:32
>>474(土川)

『いのり』:
「ハイ! あそこは『魔界軽食堂DIEナー』とも呼ばれているのでお気をつけて!」

数回の爆破オチを経てなお続く店です。
『防火マニュアル』も丁寧に押し頂いた。

『みどり&ことり』:
「くれぐれも今日の件は」
                     「弟さまに内密に」

「ただでさえあかり姉さまの不在で」
                     「管理能力に疑いがかかってるので……」

メイド四人は揃って見送ってくれるようだ。
いろいろあったが丸く収まっただろう……

        スゥ――

君は気づいているだろうか……
君の身体が一度、『火に覆われたことを』。

476土川嵐『スロー・バーン』:2015/03/26(木) 23:57:11
>>475
『メインストリート:監視カメラ058番』
『pm16:38』『音声のみ』
『編集が加えられている』
________________________________

『キャートカゲダー』『キモーイネー』
       『シャメトローゼー』
_________________________________

『ウワーヒヲフイタゾ』『バケモノー』『ウエエェェェェン』
      『ダレカ、ケーサツヨベー!』『ニゲロー』

______________________________
『ワレワレワケーサツダ!ウゴクナ』『トカゲイネーゾ』
             『ヘンタイハイルゾ』

『ナニヲスルッ!ハナセッ!ワタシハ!セーギノミカタダゾ!』                

『ヘンタイ1メイカクホ』『コレヨリレンコウスル』

477『白亜荘』:2015/03/27(金) 00:20:49
>>476(土川)
Date 3/29 00:45
From 弟さま
sub   Re:保釈金払えとのことです
>大した額じゃないんで立て替えておきます。
解った。あとで払った額を申告してくれ

しかし、助けるのは今回一度限りと彼に伝えておいてくれ。
僕が裏から手を回したことも言うな。いいか?

(PS:いのり、君隠れてあかりに会ってないか?)

478朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 22:36:10
引っ越しを完了させてからちょっと時間もすぎて…
未だにダンボールの中身を開けていない荷物も多く存在した。
そんなある日の白亜荘
朱鷺宮涙音 自室

「…あふ、良く寝た…」
家に帰るなり速攻でベッドに横になり、そのままぐっすりと眠り込んでいた。
「あの素っ裸のを見て、速攻で通報したのは正解だったかな…」
>>476で真っ先に通報していたのはどうやら彼女であったらしい。

「何だったんだろう…あの騒ぎ…」
子供の噂では、サメ男とトカゲ男の激闘があったとか…
ちょうどその騒ぎの場所へと足を進めた。

479稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 22:45:50
>>278
「結局昨日のは何だったんだ…?」

その騒ぎの場所でぼんやりしているぜ。

「ん?」

気付くぜ。

「…新入りか?」 「見ねえ顔だな」

オレの外見は――襟足だけが黒い金色の短髪、
口から少し覗く『鈍い銀色の牙』を加味してもなお『強面』な顔、
鮫の歯のモチーフのTシャツと学ラン……。
纏めて言うと、『怖そうな不良』だ。

…正直、メガネかけたりしてイメチェンをはかるべきかなって最近は思ってる。

480朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 22:50:19
>>479
ふと、足を止めてそこでぼんやりしていた男を発見する。
(…これは…サメのような歯の…!)
近所の子供が噂していたサメ男のイメージにぴったり合致している!!

「あ、えっと…」
思わずみぞおちを片手で隠す。
「新入りって言うと…
 この寮の新入りって…ことですよね?」
久方ぶりの挙動不審なしゃべり方である。

「ええっと…だいたい2月頃にここに引っ越してきたんです。
 その…新入りですね。」
ちょうど入院している最中に引っ越してきたようだ。

「そ…その鋭い歯は…危なそうですね…」
何よりも目についたのはそのサメの如き歯。
正直かなり怖いっぽい

481稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 22:55:09
>>480
「ほー」 「…そんな身構えんでも良いぞ」

相手の身の上話はともかく、そんなあからさまにビビられたら傷つくぜ…。
ま、こんなナリしてるから多少なりとも警戒されんのは慣れてるけどな。
まったく、世間は不良ってのに冷てえぜ。

「オレはコーマ。稲積誇生ってんだ。よろしく」

        「この『歯』はスタンドだから勘弁してくれ」

そう言って、指でつつく。

               カツン カツン

当然、鳴り響くのは金属音だ。

482朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 23:01:00
>>481
「…ああ、すいません…
 癖なもので…」
ふう、とため息を付いてから手を元の位置に戻す。

「えっと…コーマさんですね。
 私は朱鷺宮 涙音と言います。
 中等部の2年生です。」
そう言ってから頭を下げる。
ちょっとくたびれている学校の制服と
触覚みたいに頭頂部から伸びる2つのアホ毛
そして前髪の幾つかに赤いメッシュが入っている。結構独特な見た目だ。

「スタンド…?
 歯がスタンド何ですか…
 すっごい鋭いですね…噛み付いたりするんでしょうか…」
興味深そうにコーマの歯を確認する。

「あ、ということはスタンド使いの方なんですね。」
全く疑問に思わずに返事を返す。
態度からも分かる通り、彼女も明らかにスタンド使いだろう。

483稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 23:16:33
>>482
「スタンドの影響か知らねえが、咬む力は強ええな」

真の能力までは教えねえぜ。
同じ寮の仲間とはいえ、スタンド能力――――
真の能力である『弾丸化』と『苦痛の噛み締め』まで
話したりするのは、流石に不用心ってモンだ。

    「…ああ。そしてテメェもな」

まあそんな気はしてたぜ。

「しっかし…中等部の…二年か…」

に、にしてはだいぶ…いや、何でもねえぜ。
目線が顔の下あたりをいったりきたりもしてねえ。

484朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 23:20:08
>>483
「やはりそうですか。
 サメみたいですから…折れても生えてくるのかもしれませんね。」
なんてね、と軽い冗談交じりで聞いてみる。ちょっとだけかすっているかもしれない。

「前もって聞いていましたからね。
 あんまり驚くこともないです…
 ここにはスタンド使いがいっぱい住んでいると」
軽くその時のことを思い返してから、ふたたびコーマを見る。

「…?
 どうかしましたか?」
年齢以上にある部分が大きい。たしかにそれだと目線が行ったり来たりしても仕方ないだろうが…

何をしているのかわからないのか、不思議そうな顔で彼の目の動きを追う。

485稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 23:27:50
>>484
「ああいや、何でもねえ」

視線を外した。なんか妙に勘が良いから、気付かれでもしたら気まずいしな。

「ただまあ、少しは警戒した方が良いぜ。
 此処は『星群』の組織の傘下だから変なヤツは入ってこねえが、
 今は本来いるはずのメイドがいねえから警備も甘いしな…」

こないだなんか変な男が入ってきてたからな。縛られてたけど。

486朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 23:31:41
>>485
「はぁ…」
どうしたんだろう、などと考えたがとりあえず言及を避けた。

「あー、たしかに時々変な人が来たりすることはありますね…
 もっと前も騒がしい時がありましたね…不法侵入者とか…
 えーっと、トカゲ男?なんて噂されてる人も来てましたね。」
軽くだが様子を見ていたらしい。

「ちなみにその後に裸の男がいたので速攻で通報しました」
軽く指を立てながら答える。多分そのトカゲ男のことだろう。

「星群…というのはよく知りませんね…」

487稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 23:35:16
>>486
アイツ…通報されたのか…。可哀想なヤツというか、なんというかだぜ。
しかもコイツもコイツで良いことしましたみたいな感じなのが救われねえ。

「あん?」 「知らねえ…」
「ってことは、朱鷺宮は『刺青』か?」

問い掛けるぜ。
スタンド使いになるには『星群』の組織を頼るか、
『刺青』の二択だからな…少なくともこの街にある中で、俺の知る限りは。

488朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 23:41:32
>>487
「ええ…初耳です。
 ここって、そういう組織だったものが関わってたんですね…」
どうやら本当に知らないようだ。
「ここに来たのも、巴さんから教えられてなんですけどね」

「…はい、私はここに刺青を彫ってもらったんです。」
そう言って自分のみぞおちの辺りを指さす。
その服の下にはターゲットスコープの刺青が存在しているのだ。

「刺青師…さんでしたっけ?見た目ちょっと怖いですけど…
 あの人のお陰でスタンドを手に入れられたんです。」
割と自信ありげな表情だ。

「私のスタンドも、ちょっとだけ見てみますか?」

489稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 23:44:40
>>488
「なるほどなー」 「オレは『星群』に注射された」

とすると、刺青に『星群』が注射した成分が含まれてる、とかなんだろうかね。
ま、オレに関係のある話じゃあねえが…。

「見せてくれるんなら見るが、あんまり親しくもねえ相手にスタンドを
 見せるのはやめておいた方がいいぜ。オレのスタンドはこんなんだけどよ」

そう言って、歯を叩く。
実際、オレは教えて問題のねえところしか言ってねえからな。
ま、見せたいってんなら容赦なく見るが。

490朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 23:48:52
>>489
「注射…結構大変そうですねえ。
 私は注射苦手です。
 …まるで悪の組織ですね。」
一瞬ぞっとした表情になったようだ。
尖ってるのが嫌いなんだろうか。

「まぁ…ここにいる人は基本極悪人ではない…らしいですから
 大丈夫かなと…」
申し訳無さそうな顔で頭を掻いた
「あるいはもっと親しくなった後のほうがいいんでしょうかね」
今まではうっかりだったり見えてないだろうからなんていう理由でスタンドを出したりしていただけに
ちょっと心配になっているようだ

491稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/27(金) 23:54:54
>>490
「まあ、注射されてなかったら今頃死んでたしな」

腹を銃弾で撃たれてたし。
それに、ヤクザじみた組織だってのも否定はしねえよ。

「テメェは自分の日記帳を他人に見せるか?」

     「…ケツの穴ってのはちと大袈裟だったかもだが、
      オレみてえなのにとってスタンド能力ってのはそういうモンだぜ」

「『命が懸った状況でもない限り、他人にゃ見せたくねえ』」 「だろ?」

492朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/27(金) 23:59:57
>>491
「相当やばい状態だったんですね…」
死んでた、という言葉に真実味を感じる。
ちょっとぞっとしているようだ。

「…なるほど、そう言われると確かに…
 いや、まぁ…」
とりあえず重要なこと、ということはわかるようだ。

「それも、そうですね。
 私の場合は、ちょっと見せびらかし過ぎなのかもしれません。」
自分のやってきたことを軽く思い返して…
軽く笑った。
「命の張り合い、というのはまだ実感がわきませんけど…
 たしかにこの町ではそういうことがいっぱいある…らしいですからね」

493稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/28(土) 00:07:05
>>492
「いっぱいあるっつーか…」
「多分、スタンド使いは『引き寄せやすい』んだと思うぜ」 「『そういうこと』をな」

この街が特別治安の悪い地域とは思えねえ。
今だってこうして、普通に平和に過ごしているしな。
ただ、スタンド使いには厄介事が『舞い込みやすい』。
注意すべきなのは、そういうことがあるからなんだと思う。

「スタンドに目覚めたてのヤツってのは、往々にしてそういうもんだ。
 コイツの『重み』ってのに、なかなか気付けねえ。
 こうして教えてもらって初めて、分かるんだ。コイツは簡単に振り回しちゃいけねえモンだ、ってな」

オレの場合は、『星群』に教えてもらった。
『コイツ』を簡単に振り回すのは、チンピラのやることだ、ってな。
…ま、コイツはあくまで『オレらみたいなの』の持論だがよ。
(アラベルとか、普通に使ってるしなあ…まあアイツはチンピラっていうかただのガキだが)

494朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/28(土) 00:18:17
>>493
「スタンド使いはスタンド使いを引き寄せる…。
 たしかにそういう話もありましたね。」
同意するように頷いた。

「実際、スタンドを手に入れてから、色んなスタンド使いの人に出会ってきたような…
 そんな気がします。」
実感を持っているようだ。あるいは一般人だった時に
今まで気づかなかっただけなのかもしれないが

「確かに…一歩間違えれば危険すぎる力ですね…
 私のスタンドもちょっと、強いですし…」
悩むような顔で答える。
なりたての彼女にとっては、まだ使いこなすのが難しいようだ。

「やっぱりスタンド使い同士は助け合うのが一番ですね。
 こうしてお話を聞いてるとよくわかります。」
ちょっと安心した表情だ…
「あのトカゲ男とかも、やっぱりスタンドなんでしょうかね…」

495稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/28(土) 00:22:33
>>494
「ん? ああ…多分そうだろうな」
「前に『似たようなスタンド使い』と会ったことがある」

会ったっつーか『やり合った』だが、そこんところを説明する必要はねえよな。
それに、朱鷺宮を無用に怖がらせることになるのは悪いし。

「スタンドっつっても、色々種類があるからよ。
 オレみてえに『歯』のスタンドもあれば、本体と一体化してたり、
 人型をしていたり、拳銃の形をしていたり…ま、常識にとらわれてちゃダメだな」

496朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/28(土) 00:28:03
>>495
「ふーむ、人型ばかりでもなく…
 本当に多種多様ですね。スタンドというのは」
興味が尽きない。と関心しきりの表情だ。

「こういう力って、悪人が持っていたらかなり大変そうですよね。
 特に、強いパワーを持ってるスタンドとかは…」
スタンドを手に入れたがゆえに新しく考える懸念。
常に心の何処かに感じていることを何気なくつぶやいてみる。

「運命の人探し…なんていうのもスタンドで決める人がいたりしますし…
 結構怖いですね。」

497稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/28(土) 00:39:53
>>496
「悪人ってのは何やったって成功しねえモンだぜ」

オレも、そういうヤツに出くわしたことがある。
三人がかりでやっと倒すことが出来た強敵だ。
だが、ソイツも結局はあっけなく死んだ。

「いや…正確には、『弁えねえ』ヤツは早死にする、か」
「悪人ってのは大抵が『弁えねえ』連中だからな」

    「その『運命の人探し』ってのが何かは分からんが…」

「まあ、スタンドは『精神の才能』だし、
 それを見て相手探しをするってのも、分からねえ理屈じゃねえな」

まさか喧嘩して負けたら〜とか言う話とは思ってねえから、
ぼんやりしつつそう答えるぜ。

498朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/28(土) 00:44:51
>>497
「ふむ…よく考えて見れば…
 悪い人間は見せびらかした挙句やっつけられてしまう…
 なんてことが容易に想像がつきますね。」
コーマの戦った相手のことは彼女は全く知らない。
が、大抵の場合見せびらかしたほうが負けるというのはなんとなく察していた。

「多分…あの人の場合はそういう理屈なんだと思いますね…
 えーと、一応悪い人ではなさそうでしたし。」
地乃フミという女性。
強烈なインパクトを覚えていたが、少なくとも彼女はそういう悪人のカテゴリーではなさそうと感じたようだ。

「あ、でも一応気をつけてくださいよ。
 多分スタンドでの喧嘩になると思いますから。
 その…『チノフミ』という人とは。」

499稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/28(土) 00:55:44
>>498
「……『ちのふみ』、か」

スタンドでの喧嘩…ってことは、あの通り魔野郎みてえなことか。
なんつーか、そういうヤツに限って長生きなんだよなぁ…。

「ま、逃げられるだけの力がありゃ十分だ。
 向かってくるんならオレは『ヤる』。それだけだぜ」

生憎、売られた喧嘩を買わないのは不良の主義じゃあねえ。
これは、女の朱鷺宮にゃあ分からん理屈だろうけどよ。

500朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/28(土) 01:03:41
>>499
「売られた喧嘩は買う…感じですか。
 なんとなくですが、コーマさんってそんな感じしますね」
結構素直な感想を答える。
見た目で判断してる感じだ。

「まぁ、注意しながら過ごしていたら
 この町は本当にいい場所ですからね。
 私はあんまり不安とは違うんですけど」
以前は恐れていた時もあったが、
今は向き合うことができるという自身はあるかもしれない。

「コーマさんも、この街は好きですよね?」

501稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/28(土) 01:07:16
>>500
「ああ…」 「生まれ故郷だからな」

オレは黄金町の生まれだから、ここが故郷だ。
旅行とかで別の土地に行ったことはあるが…
やっぱり、生まれ育った町には愛着がある。

   「だが、売られた喧嘩は買うっつったが、実力の差は見極めろよ」
   「勝てねえ喧嘩を買うことはねえ。テメェは女だしな」

男だ女だってのは、時代錯誤かもしれねえが…
やっぱり『男の意地』ってモンはあると、オレは思うぜ。

502朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/28(土) 01:14:27
>>501
「私も、生まれ故郷なんです。
 ちょっと離れたところですけど…
 だから、ウラを知った後でも大好きですね。」
スタンド使いが多くいて、悪人も居る。
そんな場所でも故郷であり、生きる場所であるのだと思う。

「勿論ですよ。
 私はまだまだスタンドのことをよく知りませんし…
 危なかったら逃げの一手をしてみますよ。」
ウンウン、と頷いて答える。
「まぁ、無茶はしませんよ。少なくとも…」
ちょっと小さくつぶやいたような気がした…。

「んー、とりあえず…
 あのトカゲ男の人が来た場所は異常なさそうですし…
 一旦部屋に戻ります。」
そう言って元の女子寮へと顔を向ける。

「あ…そう言えば。
 一応連絡先交換しますか?お近づきの印ということで…」
軽くスマホを見せてから答える。
とりあえず白亜荘に住んでいるつながりで、という認識だろうか。

503稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/03/28(土) 01:19:25
>>502
「そうだな。振るヤツで良いか?」

そう言って、俺もスマホを取り出すぜ。
振るヤツで連絡先交換できるぞ。
まあ、その後は連絡先を交換し次第、

「それじゃあ…オレも行くか」
「外に出ようと思ってたんだよ、ちょうど」 「んじゃな」

そう言って、手を振って朱鷺宮の前から立ち去るぜ。

…しかし、デカかったなぁ…。

504朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/03/28(土) 01:21:42
>>503
「大丈夫ですよ。振るのにも対応してます。」
そう言ってとりあえずの連絡先交換を行った。

「そうですか。
 とりあえず道中にお気をつけて。
 じゃあまた!」
軽く手を振り返しながら、彼女も女子寮へと戻っていった。

(しかし…思ったよりもいい人でしたね)
スタイルやらでどう思われてるのかについては、
彼女は当然知る由もないのであった。

505河原决明『マザー・ガンガ』:2015/04/22(水) 22:08:00

「僕は焚き火をしている」

「夜。現在26時半」
「腹へった」
「星空がきれいで良いと思う」
「のどかだ」

「だから僕はマシュマロを焼く」

「ここは本当に良いところだ」
「ひょんな事からここに住むことになったんだけどね」
「…腹を下してトイレを探すしていたら、」
「学生寮に入居する事になった」
「わろす」

「まあとにかく、ここはメシも旨いし。」
「まあ僕好き嫌い激しいけど」
「メイドもいるし。全員頭おかしいけど。」
「隣人も悪い奴じゃないし。頭おかしいけど。太田垣って言ったけ、彼。」
「アイツ、なんであのトシにもなって夜泣きすんだ?おこちゃま過ぎっだろ」

「お陰で目が醒めちまった」
「だから焚き火でマシュマロを焼いて喰う」
「5袋用意したぜ」

「匂いに誘われて学生がやって来るかもしれない」
「構わん カモン」
「女子高生と…深夜…あまぁいマシュマロ…」
「ケヒヒヒヒヒヒヒヒギヒヒヒヒヒヒウェヘヘヘヘヘヘ」

「あッやめろ叩くな叩くな」
「やめて!痛い!焦げる!」

506貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/22(水) 22:44:09
>>505
目が覚めたら妙な匂いがしたから確認してみたら、
なんか焚火やってるじゃないの!

「ちょっと! 何夜中に火ぃ焚いてんのよ!」
「ここ、火気厳禁!」 「知らないの!?」

ほら、女子高生よ。喜びなさい。

507河原决明『マザー・ガンガ』:2015/04/22(水) 22:55:38
「おっとおいでなすった」
「オラオラ引っ込め ガンガ様ひっこんでて」

「やあやあ」

「もしかして僕のせいで起きちゃった?」
「ならお詫びにマシュマロあげるよ」
「はい、アーンして」




「はいウッソーっ!」
「もしかして口開いちゃったァ〜?」
「ウヘヘヘヘヘヘヘウェヘヘヘヘヘヘ」

「待て待て待て待て待て
「悪かった」
「ごめんなさい」
「申し訳ありませんでした」
「すまんこ」

「火、消すの?消せばいいの?」
「えーやだー」
「ブーブーブー」

508貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/22(水) 23:04:46
>>507
「あー良いわあたしが代わりにかけるから」

そう言って、マシュマロ回収。
『バベット』に熱湯を発現させて、焚火に浴びせかける。
……焚火に、よ? 別に含むところはないわよ?
もしかしたら勢い余っちゃうかもしれないけど、わざとじゃないからね?

509河原决明『マザー・ガンガ』:2015/04/22(水) 23:32:38
「何?」
「何?何だ、それ?」
「獣?小人? 」


「あッあああっ」
「あーあーあーあー」
「やってくれるね」
「あー火消える消える」

「あー火消えた消えた」

「あーお湯散った散った」

「わーマシュマロ溶けた」
「3袋」
「メレンゲに戻った」



「えッ何 ガンガ様何」
「あつい?お湯かかった?」

「…泣くなっ 泣くなよ」
「ほら、メレンゲ飲むか」
「甘いですよ〜っほらほら」
「ドボドボドボドボボボボボ」


男は、近くの『何か』に、溶けたマシュマロを流し込んでいるようだ…

貝橋の位置からだと、暗すぎて詳細は見えない…

510貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/22(水) 23:37:00
>>509
「えっ何かかった?」 「ごめんごめんわざとじゃないから」

……白々しいとか言わないでよね。
って感じで熱湯解除。すぐに解除して後始末できるのが便利だわ。
で、バベットを解除しつつ、

「……あんた何言ってんの?」
「いきなり溶けたマシュマロを流し込んだりして……」

そう言いながら近寄って様子を伺うわ。

511河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/22(水) 23:57:18
貝橋は近づいて、男の手元を覗き込む……

「あー、見るんですか」
「見ちゃうんだね。そーかそーか」
「まーいいや 減るモンでも無し」


河原の足元にあるのは……暗い所でもよく分かる。金ピカの、『タライ』だ。

そしてその中身……暗い所でもよく分かる。ツヤのある……


…『髪の毛』だ  ギッシリ詰まっている

男は、さっきからこれに一人で話しかけ、溶けマシュマロをぶっかけていたのだ


「フフフフフフ」
「ハハハハハハハハ」
「見ィ〜て、しまったなァ〜?」

「そうだよ、そう… 青ざめてるね……君の思った通りだ…」

「…これは……これは……!」

512貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 00:03:15
>>511
「うっ」   ゾ
     ゾ
      ォ
      (
       )
       ツ

こ……この『髪の毛』はッ

   「うおおおおおッ――!?」

 「な」 「なんだあああ――あんたッ」

思わず飛び退いて、『バベット』を発現。
当然ながら、『バベット』は臨戦態勢よ。

  「いったい何のつもり!?」

ま、マジ……?
あたし初めて見た……!
こんなのが本当にいるなんて……!

コイツ本物の、『変質者』ッ!

513河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 00:12:49
>>512
「だから何なんだ?その獣」
「ペット?」


「…あ、『スタンド』か」
「なるほど、この寮はそーいう場所だった」

「さっきの『熱湯』もか」
「アッツ〜イ湯を出す能力?」
「温泉入り放題じゃんすげえ」


「『イッタイ何ノツモリィ!?』」

「いやいやいや」

「このお方はさぁ 甘いモンに目がないのよ」
「きのうはチョコモナカ6ケ食ったんですぜ チクショー」


「え、どうした?」
「……『メレンゲ、オイシクナイ』…?」
「文句いうなよ………」
「今週はもう我慢だ…昨日もおとといもいっぱい食べたろ…?」

「よォ〜し、よォ〜し」
「カミノ毛なでなで」

514貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 00:18:02
>>513
「ゾォ〜ッ……」

ま……マジにヤバい奴だわッ!
カツラとおままごとしちゃうタイプの奴だわ!
こういうのたまにいるからね……。
なんかちょっと裏声使ってあたしの口真似したのも余計にキモイ……。

「…………とりあえず不審者だし、
 かげりさんとか呼ぼ……」

そう言ってケータイを取り出すわ。
管理人室に電話する為にね。

515河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 00:32:27
>>514
「かげりサン…」
「おっぱいメイド呼ぶの……」

「あの人、暴走するとこえーんだよネ…」
「このまえ死にかけた」
「怖い」

「ん?ガンガ様?」
「……『誤解されてる』?マジ?」

「このまま女子高生を怯えさせるプレイも楽しいと思うがね」
「続けようぜ、続けよ…」


        ニュルルルルルゥ―――z__ッ


ピシッ                ピシッ
                               バシィっ

「あがががっがががああああ」
「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」


君がまだ河原の方をみているというのなら……きっとおぞましいものを見る。
タライの髪の毛が『伸びて』いるのだ。童話、『ジャックと豆の木』の豆の木のように!
そして『北斎』の浮世絵、『蛸と海女』のように、髪の毛は河原の体を縛り付けている…!



要するに:河原、触手プレイ。服が破けて『中破』状態

516貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 00:43:23
>>515
「…………え?」

なんか良く分かんない言動のあと、
変態がカツラに振り回されてビタンビタンされてる!?
やばいあれぜったい外なる神とかそういうタイプだって……。
あたしが関わって良い奴じゃないって絶対……。

『……ミャオウニャン』
(……スタンドだと思うのですが)

え? 何? 『バベット』が何言ってるかノイズ酷くて聞こえない。
とりあえず、携帯での連絡も忘れて後退り。これからどうなるのか、指をくわえて見てる。
……あ、悪いけどあたし、触手プレイとかの餌食になりそうになったら本気で抵抗するからね。

517河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 01:01:29
>>516

「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛」

『 カワラ! 』
 
 「はい!」

『 謝れ! 』
 
 「ごめんなさい!」

『 違う!もっと謝るべき相手がいるだろう! 』

 「だれ!」

『 あの珍妙なケモノを連れたおなごだ! 』

  「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」

『 誠意が足りない! 』

   「申し訳ありませんでしたあ゛あ゛ん゛」


髪の毛がしゃべってる。男を絞め、服を引き裂きながらしゃべってる。
貝橋に魔の手が及ぶことはなさそうだ。

「んふーッんふーッ」
「ぐるじい だずげで…」

 『 黙れ!喋るな! 』

「…う゛ッ………」
「………………」
「…」

 『 やっぱり喋れ!謝罪をするのだ! 』

「…………」
「   」

 『 ……おい? 』

518貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 01:06:16
>>517
「…………あれ? 死んだ?」

    『フギャウ、ナ〜ゴ』
    (スタンドが健在なので、それはないと思いますが)

え? 何? 『バベット』の台詞にノイズがかかってて聞こえない。

  「『バベット』、ちょっと見てきてよ」

               『ゴロロロ、フ〜ッ』
               (いやですよ、気持ち悪い)

      「あたしだっていやよ!!」

じゃあ、ジャンケンで決着をつけましょう。
テレパシージャンケン行くわよ……。

…………グー!

……チッ、負けたわ……。
仕方ないから、変態の近くに駆け寄ってみる。

(※テレパシージャンケンとは、『バベット』とのテレパシーで
   全く同じタイミングで手を言うことにより、雌雄を決する意志決定法のことなのだ!)

519河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 01:20:59
>>518
「    」

『 おい……おい…寝るな…起きろ…おい…  』

変態男は白目をむいている。アワも吹いている。きょ
『髪の毛』は、河原を地面に降ろしてアワアワしている

『 …おっ…おい、そこな女子…  』
『 倒れた人間ってどうやったら起きるんだ…? 』

『 近くで太鼓を叩けばいいのか?踊り子を連れてくればいいのか…? 』

タライの中から、女性の声が貝橋に話しかけてくる。


『 私一人では寝室に運べないのだが… 』

520貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 01:28:25
>>519
「ああ、心配要らないわ」

そう言って、『バベット』に『ホットコーヒー』を発現させる。
効能は『覚醒作用』。これを飲ませれば、ぐっすり爆睡中でも目を覚ますわ。
決して熱さで目を覚ますとかそういうことではないわ。

これをゆっくり、ゆっくりと口にそそぐ……。

521河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 22:28:14
>>520

「 ゴ ックン」

『  あ、飲んだ  』


「!!??!?!?!!???」
「うべゅ!!!??!?!?!?!??!?」

「げっほゲッホ オエエェェェっ  ゲホゲホゲホ」
                        「オロロロロロロロ」

 『 吐いたな 』


「なんだこれ!この味なんだっけ!」
「覚えてるぞ、」
「えーとえーっと」

「やっぱり忘れてた…!」
「何だっけ…何だっけこの茶色い色付き水」

「思い出した、『ココア』か」
「いや違う、『コーヒー』」だな
「待てよ、『味噌汁』だったか」
「………『泥水』……?」

        …男は錯乱しきっている。


『 そこな女子よ、妾にもその色付き水を…… 』

 いつのまにか河原の足元のコーヒー溜まりからすげーデカい『口』が出現していた。
こいつもコーヒーをご所望のようだ……

522貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 22:39:58
>>521
「それマジで言ってんの?」「ベロの細胞壊死してるとかじゃなく?」

     『ミャアオ…………フギャア』
     (詩織さま、熱すぎて味が分からなかったのでは……)

でも泥水はヤベーと思うけどね。

「別に飲みたいなら良いけど……」
「っていうか、アンタ何者なの? コイツのスタンドなのは分かるけど」

さっきから徹底してぞんざいに扱っているのに、
スタンドとして反抗するどころかむしろ同調してるわよね……。
なんて疑問に思いつつ、コーヒーを流し込むわ。

523河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 23:09:23
>>522
 『 妾か? 』『  神だ  』
 
  『 訳あって、この汚い男を神官として扱き使っている 』   

   『   ゴ ックン  』

 『 !!??!?!?!!??? 』
 『 うべゅ!!!??!?!?!?!??!? 』

 『 げっほゲッホ オエエェェェっ  ゲホゲホゲホ 』
                        

「おっ 吐くか?」

    『   ……………   』

「吐かないのかよ」

   『 …カワラ、コレ、ニガイ 』
               『 グスン エグッ 』

「何も泣くほどのものでも無いでしょうに」

「…紹介するよ。」
「こいつは『マザー・ガンガ』  神サマ…だそうだ」
「僕の『スタンド能力』で呼び寄せてる。」
「あとコイツは甘味に目がない」
「苦いのは嫌いらしい」

「ガンガー……インドの神様だそうだが、僕も先祖もインドとは関係ないから」
「僕の地元の神社の神サマが同一視されてたのかな」
「まあ正体不明ってことよ」

524貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/23(木) 23:25:55
>>523
「あー、『神様』ね。なるほど道理で」

『分かる分かる』みたいなノリで頷くわ。
『神様』って、けっこういるものなのね。
あたし、御蔵神社の『神様』も知り合いだし。
それならこのデカさも納得だわ。

「あんたも急に神官なんて大変ねえ」 「焚火もそれ関連?」

そういうことなら、甘い砂糖たっぷりのエスプレッソもご馳走しちゃいましょ。

   ドポポ〜

525河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/23(木) 23:47:13
>>524
「焚火?」
「関係ないよ ただ腹へってただけだよ」
「この寮の規則ちゃんと読んでなかったんだ」
「正直ごめんよ」
「ここ、ちょっと前に火事になったんだって?」
「すまねぇすまねぇ」


>  ドポポ〜

  『 あまい 』
        『 えすぷれっそと言うのか  』


「……すごいな」
「その『能力』」

「毎日僕の部屋に来てもらいたいぜ」

「……変な意味じゃないぜ」
「うちの女神様は、お供えをしないと拗ねるんだ」
「あと嫌がらせもしてくる」
「だから僕は毎日、自分が食いもしねえ甘味をコンビニで買ってるってワケよ」

「このマシュマロは自分用だがね」
「ムシャア」

526貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/24(金) 23:04:38
>>525
「…………」

なんつーか、同情して損した……。

「ま、談話室にいる時ならあげなくもないわよ」

そう言って、『バベット』に残ったカップを解除させる。
わざわざ行くとかタルすぎだけど、向こうから来る分にはあたしの負担とか全然ないからね。
あたし高校生だから分かるけど、毎日お菓子買うって結構な出費よ……。
一日三〇〇円としても、一か月続ければ九〇〇〇円、一年で一〇万八〇〇〇円……。
…………約一一万円の出費はデカすぎるわ……骨折一本と軽傷一つよ……(フープル脳)。

「気をつけてよね。今回はあたしが発見したから良かったけど、
 かげりさんとかに見つかってたらマジで洒落にならないことになってたから。
 なんかヤバげな武器を携えた蜂の大群とか襲ってくるから……」

脅しじゃあないことは、あたしの顔を見れば分かるはず。
あかりさんだったら絶妙に手加減してオシオキするだけで済んでたんだけどね。

527河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/25(土) 00:19:10
>>526
「マジかよ」
「駄目元だったんだが」
「談話室、ですね 覚えましたぞ。」
「…談話室!」
「よかったなァ、たかり放題ですよ、ガンガ様!」

 『 よかったなカワラ 』

「うんうん……」

「…蜂の大群?それマジ?」
「あのメイド軍団、平常時でも『危険』だってのに」
「怖えェ〜〜っ」
「キミ、顔が青いのを通り越してムラサキ色になってるぜ 冷や汗も出てる」
「そこまでか」
「そこまでなのか……」


「っていうか、今何時だ」
「腕時計チラッ」

「……3時だ。」

528貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/04/25(土) 23:15:15
>>527
「女の子捕まえて顔が紫とかあんたどんだけデリカシーないの?」

真顔で、軽蔑した感じで言うわ。

「っていうか三時……ったく、いい加減にしてよね……。
 それじゃああたし寝るから……気を付けなさいよほんと……」

そう言って、自室に戻るわ。
文句の語彙が少なくなってるのは、眠いからってことにしときなさい。

529河原決明『マザー・ガンガ』:2015/04/25(土) 23:32:23
>>529
「紫。」
「事実じゃん」
「コスモスみたいで綺麗だよって言えばいいんかね」

「おっと」
「寝るのね」
「それりゃあ青少年だからね…」
「寝る子は育つ」
「犬も歩けば棒に当たる」

「おやすみなさい…」
「良い夢を……」

530高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/13(水) 00:07:06


   真夜中の談話室。
   多くの寮生は自室に戻り、すでに就寝したか、それに備えている頃。

   テレビがチカチカと、目に悪い光を垂れ流している。
   その正面に据えられたソファーを占領する、一人の青年。

                          \ ドッ ワハハハー! /
        「…………、ふご」


   …テレビを見ている最中に眠ってしまったらしい。
   リモコンを掴んだまま、崩れ落ちたように横たわっている…。
   意識がない割にしっかりと握りしめており、簡単には離さないだろう。

531アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/13(水) 00:26:04
>>530

『ソローリソローリ』

すやすやと気持ち良さそうに眠る高天原。
そこへ抜き足差し足で忍び寄る、季節感のないマフラーを口元に巻いた少年。

ポケットから取り出した『ガンギマリ』と書かれた目薬を、そっと高天原の瞼を開けて、投入してみようとする。途中で起きなければ。

532高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/13(水) 00:36:45
>>531

    「……ふぐぅ」

   犬のいびきのような情けない声をあげている。
   近寄っても、まぶたに触れても、一向に起きる気配はない。
   間違いない。『爆睡』だ。

   ところで、眼薬は何滴にする? ン?100滴だっけ?

533アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/13(水) 00:46:52
>>532

>   ところで、眼薬は何滴にする? ン?100滴だっけ?

    否!持てるありったけの力(目薬)を…一滴残らず絞り出すッ!
ひたすら目薬の横を押して、眼球からこぼれようとラッシュを続ける。パス精CCC

「オラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」

『ポタポタポタポタ』

高天原ァーーーッ!きみが!起きるまで!(目薬を)点すのをやめないッ!

534高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/13(水) 01:00:09
>>533


                          ポタポタポタポタ…

     グ、ググ…
            ビュッ ビュゥウウーーー!!


   滴というより、もはや水鉄砲だ…
   『用法用量をお守りください』とあれほど…

   だが眼球を陵辱するバイオ目薬のガンギマリラッシュ!
   片目から蛇口をひねったような涙を流しながら、高天原が飛び起きる!!


       「HEEEEYYYY あァァァんまりだァァアァーーーー!!!
        AHYYY AHEEE AHY WHOOOOOOOHHHHHHHH!!

        おおおおおおれェェェェェのォォォォォ目(ry

                               フーーー スッとしたぜ……?」


   起きた。
   だが、高天原はちと寝起きが悪い性質でな…


      「……えっ… 今なんッ時   ってェ! 痛ってェ目ぇえ!!!!」


   寝ぼけている以上に、状況が飲み込めないようだ…
   地べたを転げまわっている…
   アレクセイの悪戯にも気づいていないかも…

535アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/13(水) 01:12:10
>>534

「いいね!」「そのリアクション最高ッ!いやー、ほんときみが来てくれてよかったよォー」

『ポイッ』

中身が空になった『ガンギマリ』をそこら辺に投げつつ、うんうんと頷く。
ついでに地べたを転がっている高天原くんの背中をぽんぽんと叩いた。

「今?日付変わってちょっぴり経ったくらいかな、確か」
「こんなところで寝てると風邪引いちゃうゾ☆」「テレビつけっぱなしもエコじゃないしね!」

536高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/13(水) 23:27:28
>>535

  「 ? …、??  お、おはざーす…」

   ワケも分からぬまま勢いに押され、とりあえず挨拶は返す。
   その辺の礼儀はしっかりしつけられているらしい。

>「今?日付変わってちょっぴり経ったくらいかな、確か」
>「こんなところで寝てると風邪引いちゃうゾ☆」「テレビつけっぱなしもエコじゃないしね!」


  「は、はあ… どうも」
  「目ェいってぇー…」
                     『ピ!』

   言われるがまま、リモコンでテレビを消し…

  「……えっ、そんな時間!?」
  「仮眠してから、えーーー2時間、いや3、あれ、4……?
   うわー、マジ、引くわー… っていうか他に誰か起こしてくれたって…」

  「アンタ起こしてくれたのか。誰か知らないけどサンキュー」

   起き抜けとは思えないほど、チャラやかに感謝の意を示す。

   こ、こいつは…
   自分がイジられたということに気づいていない…
   もっともドス黒いバカだ。




           『カンッ   カラカラカラ…』


  「ン? 何だ、今の音……」


    だが……

    放り投げた『ガンギマリ』が床にぶつかり、滑る音。
    高天原がそちらに視線を移そうとする。
    このままでは事の経緯に気づいてしまうだろうな。

537アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/13(水) 23:37:56
>>536

「おはよォ〜〜〜」
「つっても時間的にはこんばんは?あ、でも日本は起きた時にはいつもおはようなの?」
「そんなにぐっすりしちゃうほど疲れてたん?大学生?今時は大学もブラックなん?」

寝起きでも一切躊躇のない質問責め。
チャラさとはまた違うが、馴れ馴れしさで言えばこのアレクセイ!
高天原に一歩も引けを取らないッ!

「いいってことよ。キミの反応が今まで出会った日本人ん中で最高だったからね」

グッ、と親指を立てる。『ガンギマリ』については放置。
別に悪戯がバレても気にしない、ブン殴られることも覚悟の上である。

538高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/13(水) 23:52:58
>>537

  「お? あー、うん。そーね…
   進捗近いと、研究室のソファで寝泊りしたりすっからな…」

   はた、と視線をアレクセイに戻す。
   どうやら物音はどうでもよくなったようだぞ…
   そして日本の大学もなかなかブラックのようだ。がんばれ大学生諸君。


  「あ、確かにもう『こんばんわ』の時間だな。
   でも業界ではいつも『おはようございます』らしいッスよ」

                  グ、ググーッ

  「……〜〜〜んん゛っ、よく寝た」

   大きく伸びをする……

  「なんだぁ? 寝起きドッキリ的なこと?
   俺はいいケド、やりすぎるとそのうち怒られるぜ」

  「ここには優しいけどおっかねーメイドさんがいるからな…」

539アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/14(木) 00:10:27
>>538

「うっ、うっ、うっ…可哀想に」
「日本は住むにも食うにも素晴らしいところだけど、働くのだけは危険って話は本当だったのね…
 負けないで!この先の社会にはもっとブラック企業が待ち受けてるから!カローシカローシ!」

ポケットから取り出したハンカチで涙をぬぐいつつ、
日本の社会に出たことはないくせに知った風なことを言う。あと世界で有名な日本語の単語も。

「ほへぇ〜〜〜何でだろうねェー。いつでも起きたてのように働きます!っていう社畜精神なのかなァ〜」

心配する高天原に、顎に指を当てキメ顔になる。だがずっと半目だ。オーラだけだ。

「フッ、大丈夫!既にもう何度も怒られてるから!!つーかむしろあんな美少女ならご褒美だから!!!」
「あっ、俺アレクセイっちゅーの。兄さんは名前なんてーの?」

540高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/14(木) 23:51:06
>>539

「ああ...サービスという名の違法労働...
理不尽な怒号と積み重なる雑務...過酷なスケジュール...」

「そして鬱...」


高天原の目が虚ろに・・・



「んっ? ああ、俺はタカマガハラ サクヤ。
ってんだけど・・・発音できる? サ・ク・ヤ」

「外国人には難しいのか、しばしば間違って覚えられるんだぜ」


アレクセイの問いかけに、正気を取り戻す。


「うーん、そーゆーもんか?
知り合いの男子はみんな、怒られるのがご褒美だというが...
俺には理解できない境地だぜ。あの人はひたすら怖いからな...」

541アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/15(金) 00:54:30
>>540

「そ、そこまで落ち込むこたぁないやん!ほら!頑張って勉強して、
 ええ会社入ったらウハウハやで?!資本主義バンザイや!」

未来のことを考え過ぎて鬱になってる高天原クンの肩を揺さぶる。元気出して!

「ダイジョーブ、ダイジョーブ。日本語は来る前に勉強してあるからねェー」
「にしてもさっキュンは外国人の対応慣れてるんだネ。イェンくんとかリプリスちゃんとか実は知り合いなのォ?」

首をひねる。ついでに馴れ馴れしい愛称で距離を詰めていく。

「あっはっは。ラノベの主人公みてーなこと言いやがってこの野郎。
 あんな美人とコミュニケーションが取れるなら殴られでも喜んで行くわ!!!」

ぷんすかぷんぷん。

542高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/16(土) 00:09:06
>>541

「……ハッ! お、俺は今、何を…」

どうやら何かしかの電波を受信していたようだ…

「フーン… 留学生って勉強熱心だよなぁー。 みんなそーなんか?」
「あっ… ゥん ……」

微妙な反応。こいつぁ何かあったに違いない。
イェンたちの名前が出た途端に、目を逸らし、もじもじし始める…

「あっ、いやいや、あの人の本性を甘く見てはいけねーッスよ…」

ここぞとばかりに分かりやすい話題逸らし!


「ちなみに俺はこの前、電柱のような恵方巻きでぶん殴られた」

543アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/16(土) 00:22:51
>>542

「あぁウン。来るなら日本って決めてたからネ」

「でも留学生かと聞かれるとどーなのかなァ?まだ学校へ入学してないしィ」
「とりあえずここ紹介してもらって住む所はどーにかなったし、
 後はバイト探してそれから入学できるか訊いてみようかにゃ?」

首をひねる。が、高天原が微妙にもじもじくんと化した瞬間は見逃さない。
半目をキラーンと光らせて追求する。

「あっ?!なんかあったねこりゃ!なに、三角関係なの?音々ちゃんを挟んでんの?!
 それともリプリスちゃん?!手を出しちゃったの!?小さい子とかが好きなタイプ!!?」
「えっ何それ。恵方巻きのような電柱じゃなかったからいいじゃん。軽い軽い」

たかまがはら の わだいそらし!
こうかは イマイチのようだ・・・・・

544高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/16(土) 00:31:22
>>543

「アレ? そーなんだ。この寮にいるってこたぁ、
 俺はてっきり編入済みなのかと思っていたッス」

「バイトねぇー。ここはそういうのには事欠かないぜ!
 飲食店もコンビニも、ビデオショップ、モール、なんでもありだし!」
「かくいう俺も、……」


 たかまがはら は 逃げ出そうとした…

>半目をキラーンと光らせて追求する。

 しかし、回り込まれてしまった!


「あっ、いや そのォー……」
「斬られ……あっ、いやいやいや」
「ちょっと…… 喧嘩? みたいな…」

 おっと。どうやら結構重そうだぜ。
 ちなみに『リプィス』が正しい発音の気がするぜ。

「詳しくは、なんか企業? 守秘義務? みたいなんで言えないケド…」
「今最も顔を合わせにくい相手のうちの一人だぜ…」

「けど、そいつらを知ってるってことは…」
「もし編入するとしたら、同じクラスかい? イェンたちと」

 確か学校には、留学生専用のクラスもあった気がする。

545アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/16(土) 00:58:48
>>544

「ボクちゃんは適当にダイナーで騒いでたら『スタンド使い』ってことでここに誘われたのさ」
「スゴいねェ、日本って。パスポートもない怪しい外国人で、
 金も持ってないのにすぐさまここを紹介してくれるなんて」
「それに職場もこうしていっぱい見つかるとかネ!来てよかったよォ〜」

ニコニコしながら語る。結構ハードだったらしい。

「・・・・・あー、そういう」「巻き込まれちゃったの?サクヤは」
「ドンマイだねェー。でもまだここに住んでるってことは、逃げたりするつもりはないん?」

なんとなく、ふわふわした感じで理解したらしい。ついでに正しい発音も覚えた!>リプィス

「そーなんかな?普通に入るのが難しそうならそっちでお願いしようかなァ。
 時々お仕事手伝ったりするくらいなら頑張るし」

546高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/05/16(土) 01:08:54
>>545

「あー… まあダイナーなら…」

ダイナーなら仕方ない、と言おうとして、口を噤む。
なんて恐れ多いことを…

「まー、表沙汰にならないだけで結構違法なアレコレあるからな…」
「多少のグレーなところは目を瞑ってくれるのが日本のいいところだぜ」

「んん… まあ……仲直りってワケでもねーけど…
 俺とイェンが直接喧嘩したわけじゃあねーからな。
 意外と、話せば仲良くなれるとも思ってるぜ!」

無根拠だが、前向きだ。

「まっ、色んなやつがいる学校だし、間口は広いとは思うぜ。
 俺は大学部からこの町に来たんだけど… そこまで難しくなかったし」

547アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/05/16(土) 01:21:09
>>546

「ダイジョーブ!二人とも『イイ人』だから。真正面から話せば、すぐに仲直りできるよォ」
「ここでこれからの損得とか考えて、駆け引きとかするような狡いタイプはダメっぽそうだけどネ!」

陽気に頷く。半目で口元もマフラーで隠れているが、とにかく声だけは明るげだ。

「そっかそっか。なら学校で普通にお勉強はできそうだねェ」
「じゃ、オレ様はそろそろお眠ちゃんなのでお部屋に戻るぜ!色々教えてくれてあんがとね〜〜〜」

立ち上がり、手を振りながら部屋を後にした。

548朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/05/16(土) 21:04:39
白亜荘の中庭。
「…狙いを定めて…」
涙音は地面から流鏑馬に使われる的を生やさせて、自分のスタンドに狙いを定めさせていた。

「ふむ…」
どうやら『FUS』に素早く狙いを定めさせる練習をしているようだ。

「…まぁ、本気の勝負でこんな素早く狙い定めるなんて言うのは…
 むりがありすぎるかなぁー。」
ため息を付きながらも自分のスタンドにすぐさま狙いを定めさせていく。

549朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/05/17(日) 18:27:47
「…まぁ今日はこのへんでいいか」
とりあえずスタンドを解除した涙音は、

「はぁー、一休み一休み…」
ため息を付きながら自分の部屋に戻っていった

550『白亜荘』:2015/06/30(火) 00:38:55
今日は門が開いていたりする。

               どどどどどどど

最近影がないとすら言われているクンリニン=サンが珍しく人に見えるところで仕事中だ。
芝刈り機を門側の芝生にかけて回っている。

551朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/06/30(火) 00:56:03
>>550
【場】『H“E”Il 2 YOU』 その2【ミ】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1432892057/
ヨリ

一人の少女が門から歩いてくる。
彼女は朱鷺宮涙音。ここで生活している中学生だ。
いつもどおりの光景…

「管理人さん…どこかなー。」
…いや、1人だけではない。
もう一人、涙音の後ろから歩いてくる人がいる。

(※古田さん、後からどーぞ。)

552ようこそ、名無しの世界へ…:2015/06/30(火) 00:59:35
【場】『H“E”Il 2 YOU』 その2【ミ】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1432892057/152-179 の続きです!

>>550
「ここが……白亜荘」

スレを移動する前にも言った台詞をもう一度言って、敷地の中に踏み込む。
芝刈りをしている人物には、すぐに気がついたが……もちろん初対面なので誰かはわからない。
しかし、なんとなく察することはできる。

「すみません、もしかしてここの管理人さんですの……?」
おそるおそる尋ねる。
朱鷺宮の話によれば、この人物は相当ぶっきらぼうと聞く……覚悟を胸に抱いた。

553古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/06/30(火) 01:00:12
>>552
名前忘れです、すみません……

554『白亜荘』:2015/06/30(火) 01:06:25
>>551-552
君たちの探す管理人さんは目の前である。

           どどどどどどどどどどど

具体的には半開きの門の側。芝刈り機をかけていた。
後頭部でひとまとめにした青灰色の髪が芝刈り機の振動に合わせてワカメのように揺れている。

「……おっと、呼んだ?」

呼びかけに気づいたか、
芝刈り機を止めて管理人は二人のほうへ振り向いて……

        「君は、えーと……」

誰だっけ……と呟きながら手をクイクイさせ、
『一瞬』でどこかから取り出した名簿らしきものを一瞥し、投げ捨てながら話しかけてきた。

        「そうだ朱鷺宮くんだよ。
          で、そちらのアナタはどなたかな?」

555朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/06/30(火) 01:10:46
>>552-554
目の前の庭師?のような人物に首を傾げた涙音であったが…
「あ、もしかして…あなたが?」
合点がいったらしく、管理人さんに対して驚きの目を見せる。

「あ、はい、朱鷺宮涙音です。
 えーっと、こちらの方は…
 新しくここに住みたいという人なんです…」
そう言って軽く前に出るようにカノンに促す。

556古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/06/30(火) 01:20:41
>>554-555
(この男……ッ!朱鷺宮さんの名前を忘れていた……?
ぶっきらぼうなんじゃなくて単に『記憶力がない』……いや、まさか、気のせいですわ)

「はじめまして。わたくし古田 火温(ふるた かのん)と申します。
実は……思うところあってスタンド使いになったのですが、それを理由に親に勘当されましたの。
無一文で着の身着のまま、飢え死にしかけていたところを朱鷺宮さんに助けていただいて。
それで、ここであればわたくしのような行く当てのない者にも、住むところが得られると聞いてきたのですけれど……
ただ、わたくし、本気で無一文ですの。(『リアルマネー』に含まないお金も)びた一文ありませんの。
正直半信半疑なのですけれど……」

スカートの裾をつまんで挨拶をしたあと、身の上話と、お金の話をした。

557『白亜荘』:2015/06/30(火) 01:34:43
>>555-556
カノンの内心の驚愕に気づいているのかいないのか、
管理人は投げ捨てられた名簿が『一瞬』で消えたのをよそに
うんうんと頷きながら朱鷺宮の紹介と、カノンの身の上に耳を傾けている。


「なぁるほど?」

もみあげから伸びた髪を指に巻きつけながらしばしの思案顔。

……尚、ひとまとめにした髪はそれなりに長いし、出る所は出ている体型である。

    「朱鷺宮くんも、なかなかおもしろい子を拾ってくるねぇ」

    「で、年はいくつ? あれば学年もだけど」

558朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/06/30(火) 01:39:25
>>556-557
「…まぁこんな事情がある人なんですが…
 どうなんでしょうね?
 私個人としては…
 その…彼女をここに住まわせてあげたいところなのですが…」
そこか心配そうに彼女と、管理人を交互に見る

(…どうしよう…
 学校については…正直に言うべきなんだろうか…)
一番の心配はそれであった。
学校が違う場合、転入などの手続きも必要なのだろうか。という心配だ。

559古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/06/30(火) 01:54:22
>>557-558
(あっ、女性でしたか……?>>556の「この男」は「この女(ひと)」に訂正したいと思います)

「えっ……」

寮の運営には当然、先立つものが必要なはず。
お金は大事だ。それが、多少ひとよりも裕福な家庭で育ったわたくしにとって当然のことだった。
そのお金がないという話を、面白いと切って捨てたのか、今。

「え、ええ、16歳、高校一年生ですけれど……実はわたくし、『秋映学園』の生徒ではありませんの。
こちらはあのマンモス校の学生寮、ですわよね?
先生も、友達も、みんなわたくしから離れていってしまったから……かつての母校に今さら、思い入れはありません。
わたくしの意思だけでそれが可能なら、転入してでも、と思っていますけれど……常識ではあり得ないですわよね」

親の許可も、転入前の学校の許可もなく、学生本人の意思だけでホイホイ学校を転校できるものでないことは
世間知らずのお嬢様であるわたくしにだってわかる。

560『白亜荘』:2015/06/30(火) 02:03:19
>>558-559
「うん、うん……高1ね…… あぁいいよいいよ、心配しないで。
 家なき子の編入なんぞちょろいもんですよ」

『    フ     ッ     』

言うが早いか、小さめのクリップボードを
やはり何処からか一瞬で取り出し、書類を止めていく管理人。

が、その動きがふと止まる。

 「……ン? ちょっと待って?
  いまフルタ・カノンって言ったよね?」

クリップボードを半ば放りつけるように差し出しながら問いかける、というより確認するような口調。
ボードには入寮契約書と説明パンフレットがはさまれている。


                 『    フ     ッ     』

反対側の手にまたもいつの間にか、
         またも名簿のような物が『現れた』

561朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/06/30(火) 02:10:11
>>559-560
「ああー、良かったです。
 何というか…ひとまず大丈夫なんですね」
そう言って頷くと、

「ヨカッタですね。
 これで大丈夫です。」
カノンに対しても嬉しそうに微笑んだ。


「?…管理人さん、一体どうしたんです‥・?」
不思議そうな顔で管理人さんの動きを観察する。

562古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/06/30(火) 02:14:40
>>560
「な、な……まさか」

現れては消える書類、クリップボード、名簿。
これが『スタンド能力』だということまでは、なんとなく察しがついていたのだが、
単に普通の文書を、『どこでもドア』のようにどこかに仕舞っているとか、そういうことだと見ていた。

(ただの『書類』じゃあ、ない……?)

何かある。何があるかはまったくわからないが、何かあると思った。
しかし、追求するのはやめておこう。なんとなく。

「ええ、古田 火温……それがわたくしの名だと、確かにそう言いましたわ。
それがなにか……?」

>>561
「ありがとうございます!
なにか……底知れないものを感じもしますけれど
とにかくこれで天井と壁の心配はしなくて済みそうですわ」

他人のことを自分のことのように喜んでくれる。
朱鷺宮のことを本当にいい人だと思った。

563『白亜荘』:2015/06/30(火) 02:28:48
>>561-562
「うん、重ねて言うけどちょっとまってね?
 確か『ココ様』のリストにあったはず……」

名簿がバラバラと音を立て、目にも留まらぬスピードでめくれていく。

           バシッ!!

やがて、一つのページを指し示した。
カノンが、『財産目録』から供与を受けた事などが事細かに書かれていた。

そして、端っこに書かれている『MISSING』の文字……。

「あったよやっぱり……こんな前の日付で……
 よく生きてたねカノン様。お待ちしておりましたよ」

驚嘆と感慨が混ざったような声が、管理人から漏れる。

564朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/06/30(火) 02:34:07
>>562
「やれやれ…
 まぁ、次は働き口ですね。」
そう言ってため息を付いた。

「なにはなくとも…
 お金は大事ですし。」
住処の心配がなくなれば、涙音は今度は
生きていくための糧についてを思い始める。

>>563
「…むっ…
 そのリストは…もしや」
そう言って、覗きこもうとしている

「カノンさんがおっしゃっていた、『供与者』の『ココ』さんの持ち物…?
 というより…まぁ、確かに飢え死にしそうでしたけど…」
感極まったような表情を見ながら、少し驚きの表情で答える。

565古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/06/30(火) 02:49:42
>>563
「えっ……なんで……この寮、あの方とどういう……

学生寮と、カフェの供与者。二つの接点がまったく繋がらない。
(PL的には>>1に思いっきり書いてあるけど)

「そう……そんなことまで知っているのですわね」

スタンド使いであることを隠し、両親の元で暮らした日々。
それが明るみに出て、放浪の毎日。
スタンドを得てからどれくらい経ったのだろう?

やっとここが、安住の地になるのだろうか。
まだわからない。わからないが……

「うう……うっ……」

急に実感がわいてきた。ちょっと涙が出た。

「ありがとうございます……これから、よろしくお願いいたしますわ」

>>564
「そうですわね。どこか見つけないと……
初頭部なら給食も出るでしょうけど、高等部は学食でしょうし……」

放浪生活で鍛えた残飯漁りスキルが火を噴きますわ!なんてみっともない姿はなるべくなら避けたい。

566『白亜荘』:2015/06/30(火) 03:02:44
>>564
「おっと、おいたはNGの方向で頼むよトキちゃん」

       『    フ    ッ  !』

名簿はどこかへ行ってしまった。

「あんまり漏洩すると私の首が飛ぶんだぜ! 物理的に」

内容とは裏腹に、顔はいたずらっこのそれである。


>>565
「それじゃ、案内しようか。
 ……なに、お昼が心配ならうちを使えばいい。
 料理から弁当まで何でも出るから」

芝刈り機を置き去りにして、門の奥、大きな館へと歩き出す管理人。

「うちはあそこの管轄で動いてるのさ。だからリストも来るんだけど……
 カノン様の場合は、親の勘当の後消息がわからなかったんだよね。

 しかしよく生きてたよねホント。サバイバルの才能有るんじゃないかな?」

藍染め液に転落した犬の尻尾のような髪を揺らしながら冗談めかした声が飛ぶ。

567朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/06/30(火) 20:53:16
>>565
「…まぁ、最初のうちは飲食店のアルバイトなんてのがお勧めですよ。
 ひょっとしたらまかないをもらえるかもしれませんし。」
と、アルバイトの場所を考えてみる。

「まぁ、学校に通うとなったら、休みの日にやることになるかもしれませんが…」

>>566
「あ…個人情報ですか?
 それは、申し訳ございません…」
慌てて頭を引っ込める。

「管理人さん、と言うか白亜荘のことはまだよくわかってませんね…
 色々とここのこと、教えてくれるといいです。」
そう行って涙音も館の方へと歩いて行く。

「入居する場所の手続きはとりあえず大丈夫だと思います。
 私は…自分の部屋に戻ることにしますね。」
そう行って、どんどんと館の中へと入っていった。

568古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/06/30(火) 22:07:45
>>566
「なん……だと……
料理・弁当つき!?ですの!??」

勢い余って口調が変わるほど驚いた。
我が家を思い返す……現金がテーブルの上に置いてあって、
その金で三食済ませなさい、という家庭だった。

「わたくし、もうクソ両親のことは綺麗さっぱり忘れます。
ここの子になりますわ」

管理人さんについて歩き始める。

「サバイバルの才能……ですか?
そんな、きっと運がよかっただけですわ……でもまあ、人間、やろうと思えば出来てしまうというか、
落ちようと思えば落ちてしまうというか……あまり思い出したくありませんわ……」

忘れたい。乙女として。

>>567
「そうですわね、ここで食事が出るといっても、優雅なレストランで食事をしたい時だって
誰かと遊びに行きたいことだってあるかもしれませんもの、お金は必要ですわ。
料理は心得があります。飲食店もいいかもしれませんわね」

子供の頃は習い事として料理を勉強したこともあれば、
本来の主である母親が立つことのないキッチンで、ただ自分のために自炊をしたこともあった。
我が家は裕福であったが、成り上がりもので真の上流階級ではなく、家政婦などは雇っていなかった。
家のことはわたくしが大体やらされたものだ。
思えば、その経験がサバイバル生活で役に立ったのかもしれない。

「ありがとうございました。朱鷺宮さまはわたくしの命の恩人ですわ。誇張なくそう思います。
もしあなたが困難に出会うことがあったら何でも言ってください、必ずお助けしますわ。
そしてこれからは隣人としても、よろしくお願いいたしますね」

569『白亜荘』:2015/07/01(水) 00:08:13
>>567
「普段無造作に使ってると、つい人がいても
 やってしまってね。癖って怖いね」

なくて七、あって四十八。

「仲介と……なにより、見つけてくれてありがとねトキちゃん」

自室に戻ろうとする朱鷺宮を、そんな言葉で送る。


>>568
「いいのよ」

あっさりと了承するクンリニン=サンであった。

    「築一桁年だからね。
     きっと君も気に入るだろう」

扉を開ける管理につづいて、君は『白亜荘』中央棟へ入っていく。

カノンのこれからの根城となる個室には、
整った調度品と、清潔なシーツのしかれた温かい布団。

そして、入居を歓迎するホットティーと、サンドウィッチが置かれていたとか。


           古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』  ⇒ 『新住居獲得』『白亜荘へウェルカンム』

570朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/01(水) 00:15:51
>>568
「ほほう、料理ができるんですかー。
 なら大歓迎かもしれませんね。
 腕の見せどころです!」
軽く応援をしながら答える。

「ふ、ありがとうございます。
 恩人なんて言われるとちょっと照れちゃいますが…
 古田さんも、また困ったことがあったら私に頼ってください。
 これからは隣同士、助けあいましょう。」
そう言って軽く微笑んだ。

>>569
「まぁ、気をつけたほうがいいですね…
 こっそり見られでもしたら色々と…大変です。」
ちょっと申し訳無さそうな顔をしながらも答える。

「いえ、私は人助けのつもりでやったので…
 こちらこそ、古田さんを住まわせて頂いて、ありがとうございます。」
そして、中央棟へ入る中で、涙音は自分の部屋の方に顔を向ける。

「じゃあ、古田さん…これから私は、自分の部屋に戻ります。
 なにか困ったことがあったら、また呼んでください。
 ノックするだけでいいです。」

「ではまた!」
そう言って手を振り、自分の部屋へ戻っていった。

…ちなみに入った直後に転んで鳩尾に何かがぶち当たって悲鳴を上げてしまったらしい。

571古田 火温『エフェッティ・ディ・ルーチェ』:2015/07/01(水) 00:41:53
>>570
「はい!ああ、ここでお別れですのね……また、ですわ!」

名残を惜しみ、一緒に中央棟に入り、そして分岐点で別れ、それぞれの部屋に入った。

>>569
「名前に似合わず新しいんですのね……」

意外ッ!築一年!
なになに荘とつくアパートは古いものという先入観を打ち砕かれた。
部屋に入り、また驚く。

「このシーツ、サンドイッチ……そして淹れたての温かいミルクティー……
まるで、わたくしが来ることが予めわかっていたかのような……?」

ともあれ座り、ミルクティーを飲む。
その暖かさが骨身に沁みた。
それは久しく触れていなかった、人の世の暖かさであるようにも思えた。

「外の気温は暑いくらいだというのに。
私の心は、家を追い出されたあの寒空のまま、凍えていましたのね……」

しばらく黄昏ていたが、

「ああ……。
まずはお風呂とお洗濯ですわね……」

やるべきことを思い出し、部屋を出て行く。
この日はそうして過ぎていった。

572朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/11(土) 23:36:13
白亜荘の朝―――――

「…はぁ…今日は休みの日だった…」
庭の方に顔を出して軽く顔をこする。

「…たまにはこんな日もいいか…」
そう言ってゆっくりと、人工芝の有る地面に移動して、ゆっくりと土下座の姿勢を取る…

そして…
「フンッ!!」
勢い良く地面を蹴り飛ばし、
そのまま逆立ちの姿勢を取り始めた。

彼女の日課なのだが、普段は部屋の中で行うため、
あまり他の人には見られていないはずである。

573朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/13(月) 20:13:05
「…ああ、疲れた…」
涙音はとりあえずまた寝ようと思い、部屋へ戻っていった

574高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/07/19(日) 00:08:03
 照り付ける陽光、焼ける土の匂い。踏まれた芝の、むせる様な青臭さ。
 言い訳の仕様がないほど、夏だ。

 つまり、野球の季節だ。
 甲子園。オールスター。交流戦。ビールと枝豆。扇風機。そういう季節なのだ。



    (……キャッチボール、してぇな)
                             ぽつーん


 高天原は現在、白亜荘の芝生い茂る庭にいる。
 ボールが一つ。グローブは二つ。誰ともなく、人影を探してうろうろしている。

575赤夜 玖赦『ウインドミル』:2015/07/19(日) 12:28:39
>>574


   ―ガラガラガラガラ

そんな折、その白亜壮の中庭へと小さな車輪が転がる音が君の元に聞こえてきた。

 「全く……インターホンを鳴らしても家主が出てこないのは
寮としてのシステムがなってないんじゃないかな? 
 僕の経営下なら、即、ロバの刑だね、ロバの」

  「ぅーん  芝の香り 太陽で程よく照らし焦げる土の薫り。
こう言う日は、体を程よく動かしてカラメルシロップを小さじ4杯
 ヤギの乳を適量で混ぜ合わせたアイスコーヒーでも飲みたいねぇ……と、おや?」

 中庭にその人影が姿を現す。

 麦わら帽子を被り、白を基調としたブラウス。
コルセット状になっているハイウエストの紫暗色のスカートで
 足は夏らしく適度な装飾が施されたサンダルを履いている。

顔立ちは、お淑やかそうで淡褐色の目をしている。麦わら帽子から
零れる背中まで垂れた長髪は、夕焼けのように赤い。



            「 ―やぁ 」



 そう、三日月のように微笑み片手を掲げ高天原へ歩み寄る。

576高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/07/20(月) 11:09:43
>>575

      「おおっ?」


 車輪の音と人の声。
 その音源を辿り、人影を見つける。

   赤夜の前に現れたのは、私服姿の男だ。
   青みがかった癖毛、やや小柄でなで肩。手にはボール、脇にはグローブを抱えている。
   見知らぬ顔を見、少し警戒したような顔色を見せた。


    「あぁー… えーと、どちらさん?
     入寮希望者なら…今ちょっと寮母さん、いなくてさ」

    「つっても、苦学生にゃ見えねーケド」

 手の中でボールを弄びつつ素性を訪ねる。
 優雅で、だが垢抜けない印象。
 いきなり不躾に、不審者の疑いをかけなきゃいけないような相手じゃあなさそうだ。

577赤夜 玖赦『ウインドミル』:2015/07/20(月) 17:09:06
>>576

           
                ジィー―……       

 君の前に一メートルあるかないかの距離で立ち止まる僕。

無遠慮だけど、その青みがかった愛嬌のある癖毛、ヘッドフォンが似合う髪型。
 健康そうで少し華奢に見えつつも筋肉のある腕から足まで視線上から下に交互に向ける。

  
            「――フフッ」
 
 
       クスクスクスクスクスクス

 何がそんなに楽しいのか、君は知る由もないけれど。
僕は口元を片手で行儀よく隠しつつ小さく笑いを零すよ。 けど、君の事を馬鹿にしてる訳じゃないんだ

 満足するまで笑い終えたら、口に添えた手を外して破顔しながら
その君の持ってるグローブを指して、告げる。

 「―キャッチボール、してたのかい?」

 そして、グローブから自分に指の方向を変える。

  「良ければ、僕とキャッチボールしようよ。
なに、君にとって僕は得体の知れない初対面の主かも知れない。
 けど、僕にとっての君はそうでないかも知れないからね。
その一つの矛盾を綺麗に解消するには、キャッチボールと言う
種目は最適だと僕は思うね……で、するかい?」

 悪戯めいた微笑と共に小首を傾げて、君を自然と上目遣いに見上げるポーズで尋ねる。

蛇足だけど、僕の身長は160㎝だ。君より五㎝低いね

578高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/07/21(火) 19:04:04
>>577

           
>                ジィー―……   

   「な、なんスか……?」


 戸惑いは隠さない。
 こちらの質問に返答はなく、こっちを知っているようなことを仄めかしている。
 やはり不審者だ。警戒を強める。

 ……だが、害意は感じない。
 そも、この寮で暮らしていては、怪しくない輩の方が珍しい。


   (……それにかわいい。しぐさの一つ一つが可憐だ。
    かわいいってのは重要なことだぜ、男子大学生的に考えて!)


 グローブをトスする。
 警戒はするが、追い払うほどでもないだろう。適当に相手をして、様子を見ることに決めた。


   「まーいーッス。キャッチボール、したかったんだけど相手いなくてさ。
    女の子が相手なら大歓迎だぜ。ついでに色々、聞かせて貰っちゃおうかな」

579赤夜 玖赦『ウインドミル』:2015/07/21(火) 19:36:12
>>578

>「まーいーッス。キャッチボール、したかったんだけど相手いなくてさ。
>女の子が相手なら大歓迎だぜ。ついでに色々、聞かせて貰っちゃおうかな」

 クスクスクス

片手で口元を隠しつつ、目を細めて君の言葉に笑う。
 そうだね、君からすれば僕は圧倒的な不審者だ。
でも、僕にとって君は……。

 いや、止めておこう。秘密とは女性を煌びやかす魔性の一つ
神秘のヴェールを行き成り全て剥ぎ取るのは野蛮と言うものだよね? 咲哉

「初対面かも知れない淑女相手に、色々聞かせて貰う、なんて。
その言い回しは余り紳士であるならば良くない。
 野性的な君、と言うのも僕は結構好みかも知れないけどね」

 グローブを受け取りつつ。微笑みながらそう答える。
懐からマニキュアを取り出し、爪に塗装、そして片手に嵌める。
 ボールを受け取るのに爪割れを万が一したら大変だからね。
こう言う繊細な気遣いが狙った男性を落とす基本にもなるんだよ。

 「でも僕はそう言う君の少々強引な部分   好きだよ」

朗らかに笑い背中を向けてキャッチボールをするに適した場所の間隔まで歩く。
あぁ、持ってるものは歩きがてら服の内側に戻すよ。

 12歩ぐらい進めてから、ゆっくり背を回してグローブを掲げる。

 キャッチボール開始だ。投げる側は君 受け取るのは僕


      「――さて、僕の何を一番最初に聞きたいかな?」

580高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/07/21(火) 19:57:22
>>579

>「初対面かも知れない淑女相手に、色々聞かせて貰う、なんて。
>その言い回しは余り紳士であるならば良くない。
> 野性的な君、と言うのも僕は結構好みかも知れないけどね」


 「ハハ… さすがにいきなり体重とか年齢聞いたりはしねーッスよ。
  けど、ちょっと前にブームになったっしょ? なんか肉食系とか言って」

 本当に、『こちらを知っている口ぶり』だ…。
 だが、此方の記憶にはない。


> 「でも僕はそう言う君の少々強引な部分   好きだよ」


 (……えっ、何、ドッキリ?
  謎の女性がいきなり行為を示して、鼻を伸ばしてたら
  草蔭から看板とカメラ持って、みんなで出てくるやつ?)

 警戒心を強め、周囲をキョロキョロと見渡すが…



  「えー、じゃあ最初は……『俺たち、どっかで会ったことある?』」


 尋ねつつ、ボールを投げる。
 名前やここを訪れた目的よりも、『なぜ彼女は自分を知っているのか』『自分にとって、彼女は何者なのか』それを見極めたい。

581赤夜 玖赦『ウインドミル』:2015/07/21(火) 20:20:56
>>580

 ―シュッ

 >『俺たち、どっかで会ったことある?』

 パシッ。

ボールを受け取りながら笑みを濃くする。あぁ、やはり君は『良い』

「良い質問だ。その質問はとても良いものだ
僕と君の縁、それはどの深海と山頂よりもはっきりと知れる。
 答えは『yes』だ。
君は僕を忘れたかも知れない、君と約束し合った事も何もかも
幼少の頃の淡い思い出として、記憶の底に沈めてしまったかも知れない。
でも、僕はそんな事は気にしない。今こうして、出会えてる事の
喜びより何よりも勝る事はない、そう思えてるからね」

 クスクスとグローブで口元を覆いつつ、返答を終えると投球の
フォームへ移る。蛇足だけど僕の投げ方はソフトボール式の投げ方だよ。女の子だしね

 「では、次にこちらからの質問だね」

 「今、君はどうして『この町で暮らしている?』」

 シュッ

 そう言いながらボールを投げるよ。

582高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/07/21(火) 20:53:35
>>581

   「……マジ?」


 記憶にはない。記憶にはないが…
 もし彼女の言うとおり、何か約束をして、それを忘れているのだとしたら…

    「それは、……申し訳ないッス」

 不義理を詫びる。
 だが、彼女はそれでも再会を喜ぶと言った。

 それが額面通りの意味なら、その約束も、関係も、
 悪いものではなかったのではないか…? と、予測する。


                            パシッ

    「この町に来た理由? いやぁー……まあ、プチ家出? みたいな?
      大学生にもなるし、ちょっと親元離れて、独り暮らし始めてみたくなったっつーか…」

      「そんな感じ?」


 別段、黄金町でなければならなかった理由はない。
 ただ、来てよかったとは思っている。



   「じゃ、次はこっちの質問ッスね。ベタだけど」


    「『それ、いつの話?』」

   「その… マジで申し訳ねーんだけど…
    ちょっとその、約束? とか、アンタのことも、思い出せそうにねーんだ。
    アンタはそれでもいいのかもしんねーけど、やっぱりさ…
    その辺のけじめとか、ちゃんと、しときたいじゃん。俺にも、思い出させてくれよ」

583赤夜 玖赦『ウインドミル』:2015/07/21(火) 21:13:38
>>582

>それは、……申し訳ないッス

「あぁ、謝らなくても良いよ。真実言えば最初に出会った時点で
気づいて欲しいと言うのが本心だけど。でも、僕はそこまで演出や漫画のように
再会を果たした運命の男女が〜、と言う演出には期待してないさ。
 まぁ、そりゃあ、多少、ちょっぴり、心の中で少しも期待してなかったと
言えば嘘になってしまうかな……とは思う、けど」

 口元を手で隠しつつクスクス笑いながら、最後の部分は少し目を左斜めに向けて返答する。
うん、本当なら目と目が逢った瞬間に『玖赦……かい?』とか、そう言う劇的な
台詞を言って貰えれば凄く嬉しいのが女心と言うものだけど。それは期待し過ぎだって分かってるとも。

>独り暮らし始めてみたくなったっつーか…
 
「思春期特有、それでいて男子なら備えている自分の確立と言う為、か。
まぁ確かに君の境遇を思えば家を出て気ままな一人暮らしをしたくなるのも
分らない話でもない。君の所も中々窮屈そうだとは僕もあの頃は少し感じてたしね」

 そう、穏やかに。咲哉 君を見つめつつ思うよ。
でも、君が君としての自己を損なう事なく、君らしさを依然と忘れぬまま
今、この僕と対話してくれている事を嬉しく思うよ。

 >それ、いつの話?

 >ちょっとその、約束? とか、アンタのことも、思い出せそうにねーんだ。
 >アンタはそれでもいいのかもしんねーけど、やっぱりさ…
 >その辺のけじめとか、ちゃんと、しときたいじゃん。俺にも、思い出させてくれよ


   ……

 「……そうだねぇ。『あの頃』はね」

 「僕も子供だった。君と出会った時は『小学校』だったけども
それでも君は最初、僕の事は生意気で、お転婆で、学級でカースト制を
無意識に築いている悪女、と言うのが見解だったんじゃないかな?」

 ホゥ……と、吐息を短くしつつボールを軽く弄びつつ続ける。

 「瞳が茶色、そして僕の髪より茶褐色が混じっていた『あの娘』が僕は
羨ましかったよ。君にその気は無かっただろうし、あの頃の僕たちに
恋愛だとか、そう言う概念での距離なんて殆ど無意味だったろうけど。
 でも、僕は嫉妬してたなぁ。けど、それは全て過去の産物だと受け流せる」

 グッ……とボールを胸元に構える。この『投球』が君の心に届く事を祈り。

 
 「―さて    『咲哉』  次が最初で最後の質問」


         シュッ

     
        「―僕を思い出してくれる?」

 ボールを 投げる。

584高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/07/22(水) 21:38:19
>>583

「………、」

記憶を辿る。辿る。辿る。
情報を元に、面影を。名前を。

小学校の時分、同じクラスで…
どこの学校でもある男女カーストを強いてきた。
心当たりは幾つもあれど、そのいずれの像も重ならない。
ボヤけて、「虚ろ」なままだ。けれども「無」ではない。

高天原はーーー、



「……覚えてる」



「って、嘘ついてアンタに合わせてやれれば、
きっとアンタを喜ばせられるんだろうけどな…」

受け取ったボールを返さず、グローブの中のそれをじっと見ている。

「それよりも、アンタに嘘つきたくねー。
なんでか知らねーけど、俺のこと色々考えてくれてるみてーだし。
だから、答えは『分からない』。思い出せない。幾らでも罵倒してくれていーぜ」


あるいは。

互いの共通の知り合いもこの場にいれば、また話は変わるのかも知れないが…
高天原単独では、ここが限界だ。

585赤夜 玖赦『ウインドミル』:2015/07/22(水) 22:14:48
>>584



>それよりも、アンタに嘘つきたくねー。
>なんでか知らねーけど、俺のこと色々考えてくれてるみてーだし。
>だから、答えは『分からない』。思い出せない。幾らでも罵倒してくれていーぜ」

 
             ――ザ  ァ  ァ゛……

 風が吹く、君にとっては向かい風だ。逆風だね けど、その風もね 咲哉
君と僕を結びつく為に吹き付けると言うなら 其れすらも愛おしい。

 嗚呼 だからこそ僕は君に冷たくならざるを得ない。君の為なら魂まで
砕ける事すら無辜の喜びなれど、君はきっと喜んでくれないだろうから。

 「『見ろ』  咲哉」

 「-僕じゃ無い…… そのボールを良く『見ろ』」

 僕は君に命じる。さっきまでの微笑を拭い去り、怒るように鋭い語調と
顔つきで君に。 突きつける指が君の心を痛めると思うだけで 僕の心も息苦しくなる

 君はボールを良く見るだろう。 そして、気づく筈だ。


             ・・・ヒョコッ

  『   ……  思イ出シテ』

 
              ――┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ボールの内側には……『紙人形』が居た! 内側に貼りつくようにぴったりと
紙人形がだ。其れは咲哉 君のほうへ風に乗って首元に貼りつくように移動しつつ
耳元で囁くだろう! 其れは今、僕と一心同体なのだから。

>>579メ欄 『ウインドミル』能力発動。
      背を向けた後に、『マニキュア』で『短冊』に『願い事』を書く。
『紙人形』は懐に

>>583グッ……とボールを胸元に構える。この時点でグローブのボールに『紙人形』を貼りつかせる。
   (※拍手送信をする事も考えましたが。危害を加える意図は皆無ですし
    そこまで仕込み、そちら側に煩わしい思いをかけるのも何だと思い省略しました)


 「僕は君と出会った」  『僕は咲哉と出会った』

 「最初こそ僕は君を嫌っていた」  『僕は君のその在り方が妬ましかった』

 「だけど、あの時、君は僕を救った」 『嬉しかった 生まれ変われたと思えた』

  『ウインドミル』と共に声を紡ぎながら、僕は歩く。君との距離を狭めて答えへと。


  「……ねぇ、本当に分からないかなぁ  咲哉?」
僕は呆れた顔をしてるかな? 微笑んでるかも知れない、泣き笑いの表情かも。
 けど今こうして、久しく君と話せて、君の有りの侭の気持ちを曝け出してくれる事に対して
僕は感無量の気持ちを抱いてる事は間違いない。 今夜は眠れないかも
 そして、僕は答えを出す。






        「僕の名前は  赤夜 玖赦(しゃくや くしゃ)」


        「……   ―君の『許嫁』だろう?      」

586高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2015/07/23(木) 20:12:01
>>585


    『    … …   思 』 『 イ 』  『出――……


  気づいた段階で、その『声』は止まる。
  強く握りつぶしたグローブの中に、『ボール』ごと押しとどめられる。

  高天原が彼女を思い出したかどうか――

  その顔には血の気がない。
  表情もない。
  グローブを握りつぶしたまま、少しの間、固まっている。



      「……アンタが『誰』だろうと」


   「……ここは、『俺の実家』じゃない。『許嫁』とか、そういうルールもない」



  背後には、鶯色の肌をした人型の『スタンド』――『ウィーピング・ウィロウ』が控えている。
  高天原は顔を上げず、赤夜の顔を一度も見ることもなく、

         ・ ・ ・ ・
      「それが嫌で、俺は家を出たんだ。悪いな、玖赦」


       その名を呼んだ。


      「寮に入ンなら、管理人室で手続きしろよ」


  ぶっきらぼうに言い捨てて。
  赤夜に貸したグローブを回収することなく、背を向け、立ち去る。

587赤夜 玖赦『ウインドミル』:2015/07/23(木) 21:10:43
>>586

「 ・   ・    ・  ……」

 背を向け立ち去る君に掛ける言葉が見つからない。
 
 また、君を傷つけてしまった。

折角、君に出会えたと言うのに 喜びをただ純粋に分かち合えるかと思っていたのに

勝手な 自分勝手な『願い』で 君を傷つけてしまった。 
 
 それだけがとても悲しくて とても心苦しい。

 「……ねぇ、咲哉」

去ってしまった君の居た場所に呟く。

 「僕は、君の思い出の中に 消し去りたい程の肖像だろうか?
或るいは、君の辿ってきた軌跡は、僕との淡い煌めきも褪せてしまう程に
辛く物悲しい時が経てしまったかな。ねぇ……咲哉」

 
 「          」


 掛けたい言葉は、今や手遅れで。

それは、短冊に願う事すら出来ぬ、望郷。

 暫し、その過ぎた場所を見つめてから。ゆっくりと俯き
引き連れていたキャリーバッグを引き摺り寮の正門を出て行った。

588灰羽『アクエリアス』:2015/07/23(木) 22:45:56

与えられた試練は、殺人。
少女は仲間を探していた。
殺人に加担させることになるが、少女自身の手で殺す必要がある。
そういった条件から考えたのは


【仲間募集!
 呪殺屋からの護衛、もしくは探知要員
 1名募集
 報酬 100万円くらい(多分)】


防御型、もしくは感知型の募集だった。
そして『この場所』
いるのは大体『スタンド使い』だし、元々『依頼主』の傘下の地であるため都合がいい。


「……フスー…………フスー……」


あとは果報は寝て待て。という話である。
少女は張り紙をアイマスク代わりに顔に乗せて、ソファーで眠っていた。キョンシーみたいな見た目だ。

589灰羽『アクエリアス』:2015/07/24(金) 23:41:07
>>588
「ハヮッ!」


少女は落下した夢を見た時のようにビクリと動くと、
のそのそと起きてスマホを確認。
それから紙に書き足して、また寝た。


【100万円くらい→200万円くらい。
 応募者自身じゃなくても、紹介してくれたら3万円紹介料払う】

590アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/25(土) 20:21:32
>>589

「ヨッ」

『ジャー』

コップに水を入れて、灰羽のところへ持ってくる。

「ホッ」

『チョロッ』

そして口元の辺りに、紙の上から少し水を垂らす。
濡れた紙は口に張り付き、呼吸がし辛くなるって寸法よ。鼻呼吸には無効。

591朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/25(土) 20:23:11
>>589
「あれ…何でしょうかこの看板…」
何気なく入って来た涙音は、その看板を目撃する。

「…一体何なんでしょうね…
 んんん…?」
なんとなく写メを取ってみる。そして改めて確認…

「…随分と物々しいものですが…」

592灰羽『アクエリアス』:2015/07/26(日) 00:25:45
>>590
「………………フスゥ……」


どうやら鼻呼吸のようだ。
しかしそれでも多少息がしづらくなったか、口元が濡れて気持ち悪いのか、
横になったまま両手を空中にさまよわせ始めた。ねぼけてるのだろうか。


>>591
看板というか、単なる紙だ。
これが看板だとしたら立て札は寝ている人間ということになる。

写メっていると、少年がやってきて、紙を濡らし始めた。拷問だろうか?
寝ている人(服装と髪の毛の長さからして少女だ)は手を虚空にさまよわせ始めた。

593アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/26(日) 00:52:24
>>592

「にゃにぃっ」『バンバン』

目論見が外れて悔しがるアレクセイ。
しかし虚空に腕をさまよわせ始めた少女を見て、また新たなイタズラを考える。

「きらーん」

>>591

「れっつごー」

朱鷺宮の背後に回り込み、少女の方へとめがけて突き飛ばそうとする。
ひょっとしたら朱鷺宮の実際豊満なバストに少女の手が触れるのではないかという甘い期待である。
朱鷺宮がかわしたらアレクセイが突っ込むハメになるかもしれない。

594朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/26(日) 00:59:50
>>592
「うーん…あ、この人は確か…
 ミスコンでスタンドと一緒に参加していた…」
おぼろげながらミスコンの時を思い出して様子を見てみる。

「まさかこの子がこんな物騒な張り紙を自分にくっつけて…?
 いや、もしかしたら単なるイタズラかも…」
不思議そうな表情で彼女の様子をじっと見守る…

そんな中…!

>>593
(…そういえばなんであの人は紙を濡らして…?)
妙な気分になりながら、アレクセイの行動をしばらく見ていたが…
(……しかし200万円か…すごいな…4ミスコンくらいの…)
妙な数値を出しながら、その紙に書かれた依頼内容を見るのに夢中になり始め…

たところで

ドンッ!!

「ウェッ!?」
急に背中を押されて、ふらふらっと灰羽の方へと進んでいく!
涙音のバストと灰羽の手の位置がひょっとしたらちょうどいいかもしれないが…

「あ、危なっ…!」
タッチするかどうかはまだわからない!確実に灰羽の腕へと迫る!

595灰羽『アクエリアス』:2015/07/26(日) 01:12:10
>>593-594
「…………………」

               ズギャアアアン!


少女は……『スタンド』を発現した。
アクセレイも朱鷺宮も見たことがある、大柄な女性型スタンドだ!


『ぐあぁ……』


そしてスタンド――『アクエリアス』は朱鷺宮を横目で見て、あくびをした後、髪の毛をぽりぽりと掻いた。
なんの障害もなく朱鷺宮は灰羽に突っ込んでいった!


     モミィ


や、やった!

596アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/26(日) 20:15:37
>>595

>               ズギャアアアン!

「!!」

「あっ、あれは…!あとちゃんのスタンド!本体が寝ているにも関わらず発現されたッ?!」

「『アクエリアス』は自立型のスタンドッ!まさか、本体の危機を感じて自ら現れたというのかァ〜ッ!」


>『ぐあぁ……』

>     モミィ


「違ったァ───ッ!全っ然関係ねェ───!!本体のことなんか
 うるせぇだけで中身空っぽの街頭演説よりも興味ねぇって面ァしてやがるぜェ〜〜〜〜〜!!」

『パシャパシャパシャパシャ』

叫びながらスマホのカメラを連射して百合百合シーンを保存しておく。




「まぁそれはそれとしてあとちゃん起こそうか。詳しく聞きたいし」

賢者タイム。
紙の濡れた部分に指を突っ込んで穴を開け、灰羽の口に直接コップの水を注ぎ込む。

597朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/26(日) 20:21:50
>>595-596

              モミィ


「ふぁっ…」
がっしり!と掴まれたかはわからないけど
ちゃっかりと灰羽は涙音の胸を鷲掴みにしたと思われる。

「…あっ…
 スタンド…そういえばこのスタンドの人もミスコンを…」
特に問題なし、とでも言いたげにあくびをしている『アクエリアス』に視線を向けてから…
顔を赤くし始める。

「で…その…」
横でなにか色々としゃべっているアレクセイの言い方から、スタンド使いであることを即座に看破した涙音は、
わなわなと顔を赤くしながら震わせ…

「なに撮影してんだこらぁ!!」

ドォン!!

涙目になりながらスタンドを発現!
軍人みたいなスタンドがアレクセイの前にファイティングポーズで立ちふさがった!

598灰羽『アクエリアス』:2015/07/27(月) 00:20:32
>>596-597
撮影するアクセレイに、モミモミされる朱鷺宮。
怒ってスタンドを発現する朱鷺宮。
横になっている人間の口に水を注ぎ込むアクセレイ。


「ゴボォッ ガボボ……!」


突然口に水を入れられた灰羽はちょっとしたパニックになり、じたばたと暴れる。
灰羽の手は、朱鷺宮の胸に触れるほどの距離にある。
偶然、いや、これは朱鷺宮が背負った運命から来る必然だろうか……
そこはつまり、朱鷺宮の腹部にも手が届く位置だった。



  ドゴォ!


や、やった!(言い切り)

599アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/27(月) 00:34:44
>>597-598

「ぴゃっ?!」

目の前に屈強そうな軍人のスタンドが出てきたらビビるだろ?
誰だってビビる、俺もビビる。思わず床に正座だよね。

「てへっ。アリョーシャくんったらちょっぴりお茶目が過ぎちゃった☆メンゴ・メンゴ」

両手を合わせて、可愛らしくウインク。
なんという愛くるしさか、後光に天使が見えるようだ。
これにはこの巨乳あほ毛ちゃんも許してくれるに違いない…と確信していたら。


>  ドゴォ!


「あっ」

600朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/27(月) 00:45:11
>>598-599
「ん…ううう…と、ところでいつまで触って…
 と、いうか…」
顔を赤くしてモミモミされている。
こんなかんじなのでスタンド以外の迫力は皆無!

「さ、さっきスマホで撮ったものはどっかに流したりとか
 保存したりなんてしないでしょうね!や、やめてくださいよ本当に!」
そう言って怒った表情をする。顔がいろいろな感覚のせいで綻んでいるが。

そんな中…

>「ゴボォッ ガボボ……!」
アレクセイはこんなことをしていたので灰羽が暴れだした

「あ、ちょっと…さすがにそれ以上は危ないで…」
慌てて止めようと手を伸ばした刹那!!

  ドゴォ!


「シグふぅっ!!」
灰羽の強烈なストレートが鳩尾に突き刺さった!


「ごふっ…に、200万レベルのパンチ…
 か…これ…が…」
ガクッと座り込み、
その場にうずくまって苦しそうにしている。

「…えっと…うー…
 そろそろ…おきる…かな…」

601灰羽『アクエリアス』:2015/07/27(月) 00:54:35
>>599-600
「がはぁっ……はぁっはあっ……うぐ、ぐぐう」


その後ソファから転げ落ち、四つんばいになってゲホゲホ言っていたが、
しばらくしてから顔を上げる。むせたせいか涙目だ。
『アクエリアス』もフィードバックで苦しかったのか、アクセレイを恨めしげに見ている。


「ごほォっ……これは、まさか『呪殺屋』の攻撃……!?
 ハッ……あなたたたちはッ……!
 まさかどちらかが……いや、実は二人組みで私を先んじて始末しに来たということかッ!?」


なにか被害妄想を炸裂させている。
いや、実際被害にあっているのだから一概に妄想とも言えないか。
朱鷺宮に対してはむしろ被害に遭わせているが。

602アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/27(月) 01:05:08
>>600-601

「・・・・・」

うずくまり悶えている少女が一人、転げ落ちて四つん這いでむせている少女が一人。
なんなんこの悲痛な光景…(片方は自分のせいだけど)。

「えっとォー…とりあえずこのアホ毛の子とは初めましてだからその心配はいらないよォ」

というかこの寮で争いを起こそうなどというのは自殺行為であるのは
何となく感じているのでそんな真似はノーセンキュー。

「その張っ付けてた紙だけどさ、あとちゃん誰かから仕事頼まれたのかなァ?」

603朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/27(月) 01:08:47
>>601
「いやっ…その…
 こっちからすれば私が…呪殺されんのかと…」
うずくまったまま片手を前に出して静止のポーズを取る。

「…あの、私です…その…
 ほら…ミスコンに出てた…あの…」
そう言って顔を上げた。赤いメッシュの前髪と
2本生えている頭頂部のアホ毛。印象深いかもしれないしそうじゃないかもしれない。

「えー…この人は初対面です。
 確実に…」
そう言って視線をアレクセイへと向けた。

「で…その顔についた紙は…一体何なんでしょう…?」
苦しげな表情のままで答える。
どうにか本筋に戻れる…かもしれない。

604灰羽『アクエリアス』:2015/07/27(月) 01:23:11
>>602-603
「そう言われればここは本拠地……と言わないまでも支部のようなもの。
 ここで仕掛けてくるほど敵も馬鹿ではない、ということですか……。

 紙……あっ、せっかく書いたのに破れてェる。なんで? っていうか濡れてる」


『アクエリアス』がそっと朱鷺宮に寄り添い。さすさすと背中をさすった。
苦しそうだったからだろう。背中をさすられた所で腹の痛みは和らがないが。


「……ああ、ええっと、ココさんって知ってますう?
 『財産目録』って言ったほうがいいかな?
 その人からの仕事なんですけど……
 あー、えーと、そっちの人(朱鷺宮)はお腹に刺青ありましたっけ、じゃあ知らないかな……」


朱鷺宮がミスコンで水着を着ていたのを思い出したようだ。
アクセレイも、後から白亜荘に来たのを立ち会っているので、
『カフェ』経由では無いと予想がつく。


「まあ、とにかく、お金は私が出すんじゃあないんですけどォ
 呪殺屋っていうわるものを倒すことになりまして、仲間が欲しいなぁぁー〜って。
 私が倒さなきゃ駄目って言われてるんで、防御型か探知型がいいかなって思ったんですけど……
 もしかして心当たりとかありますぅぅ〜?
 呪いっていうくらいだから、単純な防御が有効かわからないし、探知型のほうがいいかなぁ」

605アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/27(月) 21:11:47
>>603-604

>「そう言われればここは本拠地……と言わないまでも支部のようなもの。
> ここで仕掛けてくるほど敵も馬鹿ではない、ということですか……。

> 紙……あっ、せっかく書いたのに破れてェる。なんで? っていうか濡れてる」

「ナンデダロウナー。フシギダナー(棒」

口笛を吹きながら目線をそらす。

「ココさん?んー、ここの建物とか学園の留学生とかに関わってる人かなァ。
 まぁとりあえず、スタンド絡みのお偉いさんって認識でいいのかにゃ?」

ふむふむ、と頷いて。そしてあとちゃんにずいっと顔を近づけて。

「そんで敵の情報はどれくらいあるの?シチュはこっちから暗殺?それとも防衛?」
「探知型はどれくらいの能力が欲しいの?射程内の生物が分かるくらい?
 それともスタンド使いを見破れるとか?更にもっと詳しい情報が欲しい?」
「また求める仲間の戦闘能力はどれくらい?探知にスペック全振りで
 戦えなくてもいい?ある程度は強い方がいい?」

606朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/27(月) 21:25:03
>>604-605
「あ…えっと…
 背中は大丈夫なので…」
優しく撫でてくれるアクエリアスに感謝を示しつつも、取り敢えず
苦しそうな顔で応じる。

「ココさん…?
 えっと…一応名前は聞いたことがあります…
 確か、カノンさんがその名前を…
 供与者さんでしたっけ…?」
どうやら話だけは知っているらしい。

「私は、刺青を彫ってもらって得た能力ですが…
 一応、ここにいる人とちょっとした縁がありましてね…」
そこまで言ってから、ようやく立ち上がる。

「…アレクセイさんの能力も、灰羽さんの能力もよくわかりませんけど…
 なるほど、何者かと戦うつもり…ということですか…」
まだ苦しそうな顔で帰している。

「…うーむ、私が詳しい能力を知ってる人はそこまで居ないんですよね…
 私はパワー型で…一応防御も出来なくはない能力持ちなんですが…」
そう言ってスマホをいじくり、自分の登録している友達リストを確認する。

「しかし…アナタみたいな子がそんな危険な依頼を受けるなんて…」
涙音は心配そうに灰羽の顔を見下ろす。
身長は涙音のほうが高い上にスタイルも…なので、
同年齢なのにまるで年上のような姿になってしまっている。

607灰羽『アクエリアス』:2015/07/27(月) 22:22:14
>>605-606
「いえ、そのォ……詳しい情報はこれからッ……ってことらしいんですよね。
 今のトコは、『呪殺屋』って名前とわるものってことくらいしか聞いてなくて。
 調べてる間に仲間でも探しておいて〜ってことらしくて」


アクセレイが顔を近づけると、灰羽はその分だけ後退した。
そして大した情報を持っていないせいか、身を縮こまらせて自信の無い様子だ。
朱鷺宮からはさらに小さく見えるだろうか。


「まあ、多分、こっちが攻める側……なのかなぁ。多分。
 相手のこと全然わかんないから、どういう能力がいいかとかはわかんないンですけど……
 私のサポートってことなので防御とか探知のほうがいいかなと思っただけで……
 やっぱ無理ありますかねぇ〜、この条件」

608アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/27(月) 22:43:16
>>606-607

「別に無理って事ァないよォ。『スタンド』はそれこそ無限に近い能力の可能性があるんだしィ」
「だから条件に合致するスタンドもいずれは見つかるんじゃない?」
「時間がいくらでもあるんならだけどネ!」

『HAHAHA!』

肩をすくめて、アメリカナイズドされた笑い声。

「まぁぶっちゃけ、あとちゃんにどんな人間が欲しいのか明確なヴィジョンが
 ないと探し辛いよねェ。ボクちゃんは元々友達少ないから意味ないけど」
「これ防御向きじゃね?って思って連れてきても違ァうってなったらアレだし」

「んじゃあ試しにそこのアホ毛ちゃんに能力見せてもらったらどうカナ?」
「防御向きで戦闘能力もそこそこありそうだしねェ」

そう言って巨乳あほ毛ちゃんを指差すぜ。

609朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/27(月) 22:54:03
>>607-608
「むむ…調べてる間に…ですか。」
その言葉に少し不安そうな顔を見せる。

「しかし、呪い殺すなんてまさしく『スタンド』はそんな感じの現象に見えますがね。
 これだけでは、どんな能力なのかもわかりません…」
涙音も困っているようだ。
防御型や探査型…
「小角さんは一応探査…なのかもしれませんが、
 あの人はあんまりそういう物騒なことに呼びたくありませんし…」
なんだかんだで友だち登録している人のことが心配なようだ。

「えっと…そうですね。そこの人の言うとおり…
 具体的にどんなふうな能力がほしいのかがわかれば一番なんですけど…
 ん?」
ふと、自分が指差されたような気がして振り向く。

「えっと、私の能力ですか?
 それは…まぁ今たしかに…
 やろうと思えば出来る感じですけどね…」
と、自分の隣にあるスタンドを確認する。
背中にライフルを背負っているらしい。

610灰羽『アクエリアス』:2015/07/27(月) 23:00:47
>>608
「だって敵のことがよくわかんないのに、めいかくなヴィジョォンって言われても困りますよ!
 だから私は無理あるって言ったんだ!」


誰に言ったのかというと依頼主(ココ)にだろう。
そんなことをここで言われても(洒落ではない)困るだろうが。


>>609
「……」

『じー』


灰羽と『アクエリアス』が見つめてくる。
『アクエリアス』は声にまで出している。
ちなみに小角とは知り合いだったが、名前を覚えていなかった(探偵さん、と呼んでいる)


「なんか攻撃的な感じしますけどォ……銃だし。
 うーん、まあ、相手がよくわかんないし、戦闘力はあって損は無いかなあ」

611アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/27(月) 23:20:15
>>609-610

「だって依頼受けたんだルルォ?!じゃあやるしかないやろ!!」

おらっ、くらえほっぺむにむにアタック。

「というかむしろ、前情報がないんじゃあんま考えても仕方ないよね。
 とりあえずあとちゃんがコイツ使えそーって思った人でええやろォ」

そんで朱鷺宮(まだ名前は聞いてない)の方を見る。

「はいはいはい!巨乳あほ毛ちゃんのちょっといいトコ見てみたーい!!」

612朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/27(月) 23:26:22
>>610-611
「ふむ、確かに戦闘力はある方ですね…
 その…隣の人も結構やってほしそうにしてますから…そうですね。」
と、涙音はスタンドに銃を構えさせ、狙いを近くの天井に向ける。

「さて、撃ちます!よ!」
そう言って天井に向けて引き金を引いた!

ドゴォン!!

激しい銃声!しかし天井に穴が空くことはなく…

ジャリリリ…
着弾した天井には、サンドバッグがぶら下がっている。
まるでもともとそこにあったかのように…
天井に鎖で繋がれたサンドバッグが現れたのだ。

「…とりあえずこれが私のスタンドの能力…
 『的』を創りだすことです。」
そう言って、軽く空を見上げた。

613灰羽『アクエリアス』:2015/07/27(月) 23:30:40
>>611
「ひゃめてくだふぃあい」


ほっぺたを引き伸ばされながら喋ったので、涎が垂れた。
アクセレイの手についた。


>>612
「ふひゃほひゃ」

『的を作り出す能力! ……って要するにどうなるんでしょう?
 探知……は無いですよね。
 呪いが的に向かったりする感じィ?』


ほっぺたむにむにされててうまく喋れないので、スタンド会話してきた。
『アクエリアス』が『サンドバッグ』をツンツンしている。

614アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/27(月) 23:57:50
>>612-613

「的ねェ。攻撃を肩代わりさせたりするのかなァ?」

そして的と言って『サンドバッグ』を出せる辺りからして、それなりに種類はあるようだ。
単純に物質を創造できるだけでも、防御能力はそれなりにあると見ていいだろう。

「たってたってよっこよっこまーるかいてちょんっ」

ぐにぐにとあとちゃんのほっぺを引き延ばして満足したので放す。

「銃も撃てるから遠距離能力もそれなりってねェ。どうよあとちゃァん?」

615朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/28(火) 00:02:43
>>613-614
「…あ、そうですね。
 例えばサンドバッグの的とかの場合…
 それを狙った『打撃』に当たりに行きます。」
と、答える。
果たしてツンツン程度でサンドバッグが誘導されるかはわからないが、すぐ近くなのでまず激しく動かないだろうが。

「的に向かうのではなく、的『が』向かうんです。
 そういうのが私の能力…です。」
その他、涙音は詳しい使い方の説明(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/662-663)をしてみた。

「…ふう、い、いっぺんにしゃべるのは大変です。」
と、アレクセイにも目線を向けた。

「…そういえば、アナタのスタンドも何か有るんですか?
 …せっかく能力を見せたので、互いに能力を知り合うのも悪くはない…と、思いますけど。」
そう言って少々期待の目線を向ける。

616灰羽『アクエリアス』:2015/07/28(火) 00:11:31
>>614
「……」


灰羽はほっぺたを押さえて、半眼になってアクセレイを見た。
睨んだというより、すごく眠いのを我慢してるような顔つきだが、ちょっと怒ったらしい。


『るがぁ』


背後から現れた『アクエリアス』がアクセレイの頬に手を伸ばす。仕返しする気だ。


>>615
「ほーほー。
 呪いっていうから、具体的に何かが飛んで来るのかっていうと、微妙なところですけど、
 情報が無いからしょうがないですねェ……。
 『アクエリアス』の能力ですか? 『アクエリアス』……『アクエリアス』?」


アクセレイをちょっと睨む(?)と、朱鷺宮に向き直る灰羽。
逆に『アクエリアス』は『サンドバッグ』から離れてアクセレイの元へと向かっていた。
灰羽が呼びかけるが、『アクエリアス』はアクセレイに襲い掛かっている。


「……ええと、『アクエリアス』は盃……まあ、平たい茶碗みたいな? なんかそういうのを出す能力で、
 液体を吸い込んだり吐き出したりする……まあそんな感じです」


こう、とジェスチャーを交えて説明するが、ジェスチャーを見ると逆にわからなくなりそうなへたくそさだった。

617アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/28(火) 00:30:27
>>615-616

「攻撃の誘導まではいかないかァ。それでも十分高性能だけどねェ」

腕を組んで、うんうんと頷く。
と、そこに背後から『アクエリアス』が忍び寄ってきた。

「ふぎぃ」

だがしかし、マフラーが頬を掴む邪魔をする。つまりマフラー越しなので
そんなに痛くないのだ。やったね!

そして手に持ったままのコップに片方の指を突っ込む。
指を引き出すと、そこには1cmほどの水の立方体ができていた。

「オレ様のスタンドは、簡単に言うとこの水のキューブをあらゆる『水源』に変える能力ってとこだぜェ」
「深ァい海の底とか、早ァい激流の河とか、そういうのとかを再現できるのさァ」

618朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/28(火) 00:35:47
>>616-617
「相手が少なくともこちらのスタンドより遅ければ、
 私にとっては問題ないのですが…」
少し考えた顔をしてから答える。

「…平たい茶碗で…液体を吸い込んで…はきだして…
 ふむ、つまり。水場での強みということですか…?」
アクエリアスの動きと、灰羽のジェスチャーを同時に確認し…
 なんとなく答えてみる。

「そして、アナタのスタンドは、水源に変える能力…
 水があふれるほどにあれば、こちらに有利、でしょうかね?」
二人のスタンドの能力を考えて、軽く口を開いた。

「…私の場合は探査に向くというわけではありませんが…
 一発でも相手に当てられれば、位置を知れる…
 不安は探査能力…でしょうか?」

619灰羽『アクエリアス』:2015/07/28(火) 00:41:48
>>617-618
まさかこの夏にまでマフラーをつけているとはッ……!
寮の中だから冷房が効いているのか……いや、だからといって夏にマフラーは……


『……ぐるるる』


だが『アクエリアス』はパワーB、精密動作性A。
マフラーによる防御など紙にも等しいと知るがいいのだ!


「そうですねぇ。『アクエリアス』は液体を使いますが、産み出すことはできません。
 水場があるといいですけど……こっちが攻撃するんだから場所を選ぶことはできなさそうですね」

「それと、紙にも書いたと思うんですけど……
 参加は私ともうひとりだけ……2人までなんですよォ」

620アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/28(火) 01:30:11
>>618-619

>だが『アクエリアス』はパワーB、精密動作性A。
>マフラーによる防御など紙にも等しいと知るがいいのだ!

「ひゃめええぇぇぇ」

くやしいっ。でも、感じちゃう…!

「でもボクちゃんも水を消費するわけじゃないから、ある程度あれば
 そこまで気にならないかなァ。持ち込めれば多少はなんとかなるかも?」

「あともう一人?んじゃああとちゃんここで決めちゃうゥ?」

621朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/28(火) 08:24:31
>>619-620
「…連れていけるのはもう一人だけどは…
 全く、その人は!よくわからない敵と戦う!
 というのに無茶な要求をいたしますねー」
涙音は少し怒った、風に見える顔で答える。

「…こっそりもう一人なんてのはさすがに無理なんですか?
 私としては、仲間は多いほど良いというふうに思っていますが…」
と、心配そうに答える。

「うーむ…
 もしそうではないならば…
 今の状況でどちらかを…っていうことになるんでしょうかね。
 いえその…どちらも違うならば構わないのですが…」
不安が涙音の中にある。

622灰羽『アクエリアス』:2015/07/28(火) 13:57:51
>>620-621
「まあ色々と事情がありましてェ。
 こっそりもう一人はちょっと困りますね……」


灰羽の試験という点も強いのだろう。多分。
『アクエリアス』はアクセレイに復讐して満足したのか、遅ればせながら
赤い『盃』を両手に出現させて見せたりしている。


「うーん、どちらか……

 の前にィ……ふたつ。言っておきたいんですけど。
 まず、殺される可能性があります。
 いや、知らないけど、呪殺っていうくらいだからそうなんでしょう。
 次に、相手を殺してはいけない。
 生け捕りにしなきゃダメーってわけじゃなくて、
 さっきも言いましたけど、私が倒さなくちゃ駄目ってだけなので、
 私が死んだら、その後なら別にいいんですけど。
 この2点は了承して欲しいです」

623アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/28(火) 20:14:31
>>621-622

>「うーん、どちらか……

> の前にィ……ふたつ。言っておきたいんですけど。
> まず、殺される可能性があります。
> いや、知らないけど、呪殺っていうくらいだからそうなんでしょう。
> 次に、相手を殺してはいけない。
> 生け捕りにしなきゃダメーってわけじゃなくて、
> さっきも言いましたけど、私が倒さなくちゃ駄目ってだけなので、
> 私が死んだら、その後なら別にいいんですけど。
> この2点は了承して欲しいです」

「いんじゃね?」

『アクエリアス』から解放されて、マフラー越しにほっぺをさすさすしながら涙目で答える。
あとちゃん審査へのかわいさあぴーる。きゃるんっ☆

「つーかあとちゃんはオレらでいいん?連絡先だけ交換して
 他にも候補さがしてみるってのでもいーけどォ」

624朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/28(火) 20:37:30
>>622-623
「…ふむ…そうですか…」
その言葉を聞けば少しは涙音もたじろぐだろう。

「…多分その名前はハッタリではないんでしょうね。
 きっと本気で戦う相手なんでしょう…
 …後は、あなたが倒さなきゃダメ…ですか。
 やっぱり、そういう物騒な話だったんですね。」
彼女の言葉はどこか重いものを感じる。

「し、しかし…
 あなたは何故、そこまでの相手を仕留めようと…
 殺そうと…考えているんです?
 単なる一攫千金とも思えないんですけど…」
そういえば、とでも言うかのようにそもそもの疑問を尋ねる。

「…一応は、私と連絡先を交換した人に、この情報を送ってみたいんですが…
 今すぐじゃなければそれでもいいですか?
 ついでに、私もあなたの連絡先を聞いてみたいところなんですが…」
そう言ってスマホを見せる。
ちょうど先ほど、紙をアイマスクにしていた灰羽の姿が写っている。

625灰羽『アクエリアス』:2015/07/29(水) 00:14:26
>>623
「……確かに。
 なるほどですねェー」


灰羽はコクコクと小さく頷いた。
アクセレイの可愛さに対する反応は無かったが、
その提案はもっともだと思ったらしい。
『アクエリアス』はアクセレイの可愛さアピールを評価したのか、頭を撫でてきた。

                ナデ……ナデ……

>>624
「いやまあ、情報無いのでわかんないですけどね。
 なんかヤクザの下請けとか言ってた気がするから、
 あれかなぁ。依頼を受けて呪殺する感じの仕事人? とか?」


本当に名前しか知らないので、ハッタリである可能性も……まあ、無くはないか。
呪殺屋とかいう名前のくせに超物理で襲ってきたりとか……?
しかし殺し合いということは確実だろう。


「えっ、えー……そこは、まあプライベートな問題と言いますかぁ……
 まあ、将来のため? みたいなぁぁ?
 うぁわ、なんて写真を撮ってるんですか。
 ……まあ、紙も濡れて破れちゃったし、書き直すの面倒だからいいですけど」


灰羽はスマホを取り出して赤外線通信する。


「あっ、5万はアレですからね。紹介した人が選ばれたらですからねッ。
 適当に10人紹介したから50万クレ! っていうのは無いですから」

626アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/29(水) 00:58:05
>>624-625

「(ノω;`)」

あまりのノーリアクションっぷりに凹むアレクセイ。
そこへ『アクエリアス』が慰めをかける。

「おお…!ボクちゃんの気持ちを分かってくれるのはあくちゃんだけだ…!心の友よォ〜〜〜!」

ガバッと抱きつこう。スタンドだけど愛さえあれば関係ないよねっ。
それはともかく、自分も買いたてのスマホを取り出して連絡先を交換しよう。
友達はヒムカちゃんしかいないけど。

627朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/29(水) 01:11:14
>>625
「依頼を受けてですか…
 まぁさすがに私みたいなどこにでもいそうな中学生に殺し屋を差し向けるような人は…
 多分いないですよね。」
そう言ってハァ、と溜息をついた。

「だんだんと湧いてきますね、その…こういう実感っていうのが」
改めて、スタンドを得たことの重みを感じるのであった。

「将来のため…なかなか曖昧ですね。
 親の敵…とかではないですよね。或いは依頼した人から何かもっと良い条件を…
 それに…200万くらいだったら、将来の貯金としてはちょっとだけ足りない感じです…」
大いに、将来という言葉に悩む涙音。
…まぁ理由なんて考えてもわからないだろうが…

「じゃあ、あとさんの連絡先を貰っておきますね。」
灰羽のスマホにも、涙音の連絡先が送られてくるはずだ。

「う、もちろんですよ…
 さすがにそんなにお金を欲しいってわけじゃ…ないですけど…」
一瞬残念そうな顔をしたような…気がする。


>>626
「あ、それから…」
そう言ってアレクセイにもスマホ(開運キーホルダーまみれ)を向ける。

「コレも何かの縁です。
 私達も連絡先を交換しませんか?」
そう言って軽くスマホを操作している。

628灰羽『アクエリアス』:2015/07/29(水) 01:16:54
>>626-627
「はいピッピー」

『……ぐが……ぐ』


口でピーと機械的な音の物まね(?)をしながら、アクセレイとも赤外線を通信する。
『アクエリアス』は抱きつかれて困惑した様子だ。


「それじゃぁー、いつになるかは、あっちの都合もォ、あるんで、わかンないですけど
 よろしくお願いしますねぇぇ〜」

629アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/07/29(水) 01:43:12
>>627-628

「モチのロンよ。同じような依頼があったらお願いするかもしれないしねェ」
「しっかしキーホルダーじゃじゃらなのは若者っぽいけどセレクションが独特だねトッキー」

うんうんと頷いて、『アクエリアス』から離れると朱鷺宮とも連絡先を交換する。
ついでにここで名前を初めて知った。

「あいよー。んじゃあオレは部屋で寝てくるから、あとちゃんもお仕事頑張ってねェ〜〜〜」
「トッキーもまた今度ォー」

そう言って二人に手を振って部屋を出る。
どうでもいいけどアレクセイよりアクセレイの方がアクセル踏んでる感じがしてカッコいいよね。

630朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/07/29(水) 01:49:13
>>628
「よし、交換終了…
 まぁ、一応いろんな人に伝えてみますね。
 …知ってる人は多いほうがいいですし」
そう言って軽く頭を下げた。

「詳しい話がわかるなら、
 またお伝え下さい。」
軽く微笑みながら答える。

>>629
「こういう場所では、連絡を取り合えるのが最適ですね。
 万が一の時に…」
と、軽く微笑んでみる

「と、トッキー?
 …まぁその…そういうのが気になる性格なんです。」
軽くごまかしながら、ポケットにスマホをしまい込む。

「…私もそろそろ疲れましたし…
 私も部屋に戻りますよ。
 …じゃあまたいつか、あとさん、アレクセイさん。」
いつになく真剣な表情で、部屋から出て行った。

(…どうするか…か)

631灰羽『アクエリアス』:2015/07/29(水) 01:54:36
>>629-630

アクセレイ……アレクセイ……!
……!! すまぬ……すまぬ……


「アリガトー アリガトー」


二人にお礼を言って見送った。



「……あれだなー、殺しとか聞いても意外と反応カルいなぁぁ……
 っていうか、殺しに紹介できる友達とかいるの? マジ? って感じダナ……」

『……ぐるる』


そしてなにかブツブツ言いながら、今日のところは灰羽も部屋に帰っていった。

632太田垣良『ザ・サードマン』:2015/08/04(火) 23:38:53
【26:15 白亜荘、ロビーにて】
「メシ…メシ…」

「夜食…夜食…」


パジャマ姿の少年がヨロヨロ歩いている…

「…ハラヘッタヨ…」

633朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/08/09(日) 23:47:48
>>632
「…ふぁー…
 暑い、暑くて死ぬ…」
白亜荘のロビーに足音が近づいてくる。

(そうだ!
 ロビーの冷蔵庫に大事にとっといたアイスモナカを保存してあったんだった!
 名前も書いてあったし、多分食われてはいないはず。)
と、ロビーにちょっとウキウキした顔で少しずつ近づいて行く!

「あれ…?どなたか居るんですかー?」
と、ひょっこり顔を出してみる。
そこには…?

634太田垣良『ザ・サードマン』:2015/08/10(月) 00:06:10
>>633
「  アアアアアア  」
 「 オオオオオオオ  」

「ハラヘッタ ハラヘッタ」

しましまパジャマを着た猫背の少年がいた。

月光が反射して、血走った瞳が爛々と輝く……


 「  オゥ… 」   「ダレッスカ … アンタ… 」


  朱鷺宮のほうを見た。凝視している。

  「  ジュル 」

     口からヨダレが垂れたぞ。

635朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/08/10(月) 00:13:37
>>634
「…………」
愕然とした表情で太田垣の…
血走った瞳をぎらつかせた獣のような表情を見る…

「ふ、ふしんしゃ…
 もしかして不審者…?」
めっちゃやばそう!涙音はなんとなく直感しつつ

「ななな、あなたこそ誰ですかっていうか…
 よだれを垂らして私を見ないでください!」
ドギュゥン!
そう言って思わずスタンドを背後に出現させた。

「ふしんしゃですか…それとも…
 普通にここの人ですか…?」
恐る恐る近寄っていく

636太田垣良『ザ・サードマン』:2015/08/10(月) 00:22:15
>>635
 「 オオオオオオオマエ  」
          「モッテンダロ… ナンカ」

 「ジュルジュルジュル」  「肉…」


朱鷺宮をものすごく見ている。君の胸元を見ている。そして…

 ヨタ…ヨタ… 

「ハラヘッタハラヘッタハラヘッタ」

ゆっくり近づいてくる …変な男の瞳に、『ターゲットスコープ』が反射した。

 「寄越せ…ヨコセ…」



【互いの距離:3メートル】

637朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/08/10(月) 00:28:18
>>636
(肉…えっと…肉って言うと…
 まさか…)
相手の視線と、自分を重ね合わせて…
ピンときた

「うええええ!?
 むり、無理無理無理です!
 食べないでください!」
そう言って胸を両手で隠し、冷蔵庫の方へと勢い良く駆け出していく!
スタンドに警戒させながら…

「ほらここ!
 ここに食材がありますよ!
 食べ放題じゃないけどありますよ!」
必死で冷蔵庫を指さす。
とにかく飯を食いたいというのがこの不審者(じゃないかもしれない人)の狙い!
なら取り敢えずこれでなんとかなるかもしれない!

638太田垣良『ザ・サードマン』:2015/08/10(月) 00:36:22
>>635
冷蔵庫を見た。 

  「 …うア……」    「何言ってんのお前それただの灰色の立方体じゃん」 「ググゥ」


  …駄目ッ!不審者(仮)少年にはもうッ!『それが食材であるか否か』という事しか識別できていない!



 「オナカスイタァ おなかスイタァ グルルルル…」


不審者くん(仮)は両手を朱鷺宮に向かって伸ばし、再び行進を開始する。互いの距離は、【残り2メートル】。

639朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/08/10(月) 00:44:38
>>638
「…これが立方体に見えると…?」
思わず表情をこわばらせる。
もはや一刻の猶予もないぞ!

「うぐぐぐ…
 こうなったら…しょうがない!」
思い切って冷蔵庫を開け、
自分のスタンドにあるものを握らせた!

「こいつを受け取れええ!!」
そう言って勢い良く太田垣のそのだらしなく開いた口へ向けて!!

バヒュゥゥン!
せっかく勝っておいたモナカアイスを投げ込んだ!
涙音のスタンドの精密さならば出来る!口の中に放り込むことが!

640太田垣良『ザ・サードマン』:2015/08/10(月) 00:58:38
>>639
『FUS』の手から放たれた『モナカアイス』は――――


  「はぐッ」

 ――命中ゥゥッ!不審者くんのだらしねえ口にジャストミートだッ!!!


    「はぐっ」「はぐッ」「はぐはぐ」「バリバリバリバリ」

       不審者くんは犬のようにアイスを貪りだしたぞ。粉がめっちゃ散ってる。




  「ムシャムシャムシャ」「…ハッ」  「あっ」

 不審者くんは…モグモグしながら朱鷺宮の方を見た。


「…あっ……あの…これ…」
「もしや…」
「…」

地面に一切れだけ残ったアイスと朱鷺宮、アイス、朱鷺宮、アイス、朱鷺宮、と交互に見ている。
焦った顔…。

641朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/08/10(月) 01:03:18
>>640
「………(ドキドキ」
彼が犬のごとくもなかアイスを食い散らかしていくのを見ながら
どうなるのかどうなるのかと心配そうな顔で見つめる…が

「…あっ、正気に戻ったっぽいですね。」
ほっと一息ついて、彼の様子を確認する。

「…えーっとそれは、私のアイスでした。
 その…はい…すっごくお腹をすかせていたので…はい…」
そう言って地面にこぼれ落ちたアイスを指さした。

642太田垣良『ザ・サードマン』:2015/08/10(月) 01:18:28
>>641
   「(この女…傍らに銃を持った『スタンド』)(『スタンド使い』ッ)」
   「(コイツのアイスを喰ってしまった…)」

「ヤベエ」

    「(半殺しッ…このままでは自分は!)」


「あッあの…これは…ッスねッ!!」

立ち上がって、朱鷺宮に近づ……


  グチョッ 
   V   ニュルッ
        V 

喰い残しモナカを盛大に踏みつけて…


   「うわあ〜〜〜〜ッ!!!!」

転んだ――――ァッ!!盛大にブっ倒れる!
         このままでは! 太田垣の『頭』が! 朱鷺宮の『鳩尾』にッ  『直撃コースだ』ッ!!!!!!!

643朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/08/10(月) 01:26:07
>>642
「…あの…
 その…」
涙音の方は涙音の方でめちゃくちゃ太田垣を警戒気味である。

「あの、そのアイスはアナタを助けるために…!」
と、両手をあげようとしたところで

  グチョッ 
   V   ニュルッ
        V 

「あれっ…?」
完全にモナカからは意識が離れていたのでそのいきなりの動きに対応できず…!

ボゴフッ!!

「ゴヘハッ!!」
太田垣の頭が見事に鳩尾に突き刺さる!!
まさしく完全な直撃だった!!!

644太田垣良『ザ・サードマン』:2015/08/10(月) 01:40:09
>>643

>「ゴヘハッ!!」

普通、女の子が出してはいけないような声を聞いて、不審者くんは後ろに下がる…

「うわわわわッ」
「もうッ、申し訳ッ」


「(ヤバいマズい、ブチ殺し確定だ。
   翌朝、潰れたモナカと潰れた太田垣がなかよく並んでいる所まで想像が行ったッ)」


「 申し訳ありませんでしたァ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!! 」


土下座だ…不審者くんは土下座をしている…


「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」

645朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/08/10(月) 01:43:56
>>644
「ぬぐううううおおおお」
そのまんま地面に突っ伏してしまった!
強烈なインパクトだったらしい。

「………」
しばらくうつ伏せになって短い時間が流れ…

「と、取り…敢え…ず!!」
と、涙音は苦しげな声を上げながら起き上がり

「正気に…戻った…んで…すね!
 マジで、ヤバい人なのかと思って…ましたが…!」
あんまり怒ってる感じには見えないが…
「運がいいのか悪いのか…わからないです…!」
ちょうど片膝をついたくらいになっている。

646太田垣良『ザ・サードマン』:2015/08/10(月) 01:57:46
>>645
「ヤバい人なんてそんな…」
「さっきのは…その…眠気と空腹が絶妙なハーモニーを奏でただけで」

 「…ワタクシ普通の人間にございます…」


汗をたらして震えながら土下座をしている。
『恐怖』状態ではあるが、『正気には』戻ったようだ。


「その…アイスに関しては…」
「ご勘弁を…ご勘弁を…っ」

「あす十個ほど冷蔵庫に入れておきますので…」
「お名前をば…」

「アアアアア アアア」

647朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/08/10(月) 20:30:43
>>646
「…あれが空腹のハーモニー…
 そうですかね…?」
先ほどの太田垣の暴れっぷりを思い出して首を傾げる。

(普通の人間?スタンド使いじゃないのかな…
 でもビビり方がちょっと…)
不思議に思いながらも取り敢えず、ちょっとスタンドを近づけてみる。

「アイス?それは…

 ズイッ


 当然もなかアイスになりますね?」
彼の言葉を聞いて目を輝かせて一気に近寄っていく。

「涙音という名前もぜひ書いておきたいところなんですが…
 どうでしょうか?」
さっきまで心配してたようなきがするのだが…
先ほどのモナカアイスはそれほどまでに惜しまれる犠牲だったのだろう…

648太田垣良『ザ・サードマン』:2015/08/10(月) 23:49:57
>>647
「ア…ア…」

 >  ズイッ


 「ぎょえッ」
 「アイスモナカ買います、かかかいます」「ゆゆゆゆるして」「うたないで」

 「ガクガクガク」


『FUS』は見えているようだ。『白亜荘』居住者の『スタンド使い枠』なのだろう。    


  [ カタカタカタカタ ]

 体からは、『アイスモナカっぽい』…もとい、『タイル様』のビジョンが薄ゥ〜くチラ見えしている。
太田垣は、『白亜荘』居住者、『スタンド使い枠』だ。    


「アアアア」
「モレチャウ

649朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/08/10(月) 23:53:51
>>648
「あ…ごめんなさい。
 もう平気ですから。はい」
そう言ってスタンドを解除させる。

フッ

「ほら、もう大丈夫ですよ。」
そう言って軽く微笑むと
「…アイスモナカみたいなスタンドが見えます…
 あ、やっぱりアナタもスタンド使いなんですねー」
そう言ってのんきに答えていたが…

「も…れ…?
 ちょっと…」
そう言ってトイレの方を指さす。

「は、早くトイレに行ってください。
 ここでしてしまうのはさすがに事です!」

650太田垣良『ザ・サードマン』:2015/08/11(火) 00:14:21
>>649

…生き永らえたッ
 「(……安心したら『ユルく』なってきた…決壊が近い…)」


「……それじゃお花を摘んで参るッス…」

「…で、『トイレ』経由で外のコンビニまでひとッ走りして来まスんで」
「ここだけの話…トイレ付近は監視カメラ少ないんスよね」


 「カメラも高い塀もなんのその」
 「この『太田垣』、逃げるのと隠れるのとコソコソするのは大得意ッスから…」「ウヘヘヘヘ」


太田垣は、『お花摘み』の後、『門限破り』を試みるようである。明日の朝までにモナカ十個を調達する気のようだ…

651朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/08/11(火) 00:21:46
>>650
「…あ、はい。
 ゆっくり摘んできて、くださいね。」
少し心配そうな顔で答える。

「…門限破っちゃうみたいですが…
 大丈夫そうですか?
 個々のセキュリティは結構すごいらしいですけど…」
そしてまたしても別の理由で心配そうだ。

「明日の朝でもいいんですけどね…
 買いに行くのは…」

652太田垣良『ザ・サードマン』:2015/08/11(火) 00:44:50
>>651

「ヘヘヘ…」
「ここのメイドの緩さは尋常じゃ無いッスよ…実質、『人的障害』が無いんス」



「俺の『スタンド能力』使えば楽勝ッス」

「…自分は『コソ泥的』『イタズラ犯的』なんで」
「『スタンド能力』もそうなった……」

 
 「何が可能なのか、何をしてあげられるのか」
 「―――自分には何が出来るか、それって大事なコトだと思うんスよ」

「だからいますぐモナカ買ってくるッス」
「あとオシッコもれそう」

653朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/08/11(火) 00:48:34
>>652
「はぁ…
 以前に騒ぎ(>>378-414)があったようにも思いますが…
 そういうものなんでしょうか?」
少し不思議そうな顔で答える。

「なるほど…アナタにとってはそれを知るための行動でもあるってことですか…
 ならば、止める必要はありませんね。」
どうやら彼の言い分に納得したらしい。
そして

「早くトイレに行きましょう」
ちょっと必死になって答えた。

654太田垣良『ザ・サードマン』:2015/08/11(火) 01:08:15
>>653
「ウス」

「…………それじゃッ」

 「(この女、自分より年下っぽいが、多分自分より『強そう』だし…)」
  「(物腰は柔らかくても、銃と軍人のスタンドだぜ…精神もちょっちアレなんだろ……)」


「……つぎ会うときは『仲間』がイイッスッ…」
 
 モレチャウ モレチャウ モッチャウ

 少年はガニ股でトイレの方向まで走って行った…

655朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/08/11(火) 01:12:57
>>654
「えーっと、まぁ多分仲間だと思いますよ?
 あの、悪い人には見えないですし。あなたは」
そう言って軽く微笑んだところで

「あ、気をつけてくださいねー」
そう言って見送っていった…

「…あ、モナカアイス、きなこ味だって伝えるの忘れてた」
アチャーといった顔をしながら、涙音はしばらくして部屋の方へ戻っていった。

656久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/07(月) 23:24:34
「ふむっ……なんだかすごく久しぶりに来た気がしますねっ」

白亜荘の門を潜る。
そういえば例のあのプールはまだあるのだろうか…。

657高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/07(月) 23:27:58
>>656
門をくぐっていく巫女さんのその後ろからちょこちょことついてくるのは…

「わーっ、おっきーの!
 ここがおうちなのー?」
興味津々であっちこっちを見ている。
全体的に少女の姿は小汚い。

658久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/08(火) 00:36:03
>>657
「いやいや違いますよ。ここは借りてるだけです。
…と言っても私、ほとんど使ってないんですが…………」

しかし考えれば考えるほど不安になってきた。
ここは学生寮であって児童福祉相談所ではないのだ。

(何とか状況改善のめどが立つまででもいいんですけどね……)

659高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/08(火) 00:40:48
>>658
「ふーん、ふだんはどんなおうちにいるの?」
こんなおっきいところなのに?
とリルカは若干気になっているのだ。

「そういえば、おうちのなかに、はいってもいいのかな、なのー。
 ここ、かり、ないとなんだっけなの」
ちょっと遠慮がちに門の奥の建物に足を向ける。
だが、その目は明らかに興味津々である。

660久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/09(水) 01:32:54
>>659
「あっははははは、そりゃあ巫女さんなんですから神社ですよ神社。海でもちょっとお話しましたけど。
ここは遠くから学校に勉強しに来た人のために、毎日遠くから通わなくてもいいように、学校に通ってる間だけ借りれるおうちなんです。

あと大きいのはそういう人がたくさん居るからで、別に私一人だけが住んでるんじゃあないんですよ」

リルカの言葉にむう、と思案顔になる。

「…そうなんですよね、誰でも借りれるという訳でもないんですよねえ。
なあに大丈夫ですよ、もしお断りされてもその時はその時、また考えますから、ええと」

そうだった。名前も聞かずに連れて来てしまったことにいまさら気づく。

「そう言えばまだ、お名前お伺いしてませんでしたねっ。
私の名前は久々宮縁組、『ひさびさみやさん』でも『ぐみぐみ』でも『くぐみん』でも、何でもお好きな呼び方で呼んでくれていいですよ」

661『白亜荘』:2015/09/09(水) 23:13:52
>>659-660
片方は思案しながら、もう片方は興味津々に門の奥を見ながら
君たち二人は白亜荘の前に立っていた。

  「おやくーみん様。来客かな?」


門近くの木の裏から何やら聞こえてきた。
久々宮にとっては聞き覚えの有るような。ないような。

             「それとも、同伴?」

662高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/09(水) 23:22:04
>>660
「へー、がっこのちかくに
 こういうのがあったなのー?」
どうやら今までリルカは知らなかったらしい。

「だいじょーぶ。
 だめでもだれかにおとまりさせてもらうのー。」
どうやらあんまり気にしてないらしい。
最も、住処がほしいのは間違いないようだが…。

「へー、ながいおなまえなのー。
 じゃあ…『くぐみん』でいい?」
ちょっと上目遣いで尋ねる。

「あー、それとわたしのなまえは、
 たかいど リルカ っていうの。
 いろんなおなまえでよんでいいからねなのー」
大きく両手を振りながら元気良く応える。

>>661
「あ、だれかななのー。」
ふと、声のした方へ振り向いてみた。

「このおうちのひとなのー?」
軽く首を傾げながら尋ねる、ちょっと小汚い少女。

663久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/10(木) 01:23:05
>>661(?)                 アイドル
「同伴とは聞こえが悪いですねっ。私は『偶像』…同伴も朝帰りもNGですっ」

ブブーッ

左右の人差し指で×を作った。誰だろう。

「いやそれがですね、話せば長いことながら……いろいろありまして」

>>662(リルカ)
「むむむ、まあそうですね…」

実際今まではそうしてきていたのだろう。
しかしまあ物騒な昨今のこと。今まではトラブルなく済んでいたがこれからもそうとは限るまい。

「どうぞどうぞ。ではよろしくですね、リルカさん」

          スタンドつかい
何故なら彼女は『守護霊憑き』…そして『守護霊憑き』はその善悪を問わず、惹かれ会うのだから。
そう、自分と彼女のように。

664『白亜荘』:2015/09/10(木) 01:37:58
>>662(高井戸)
「誰かと聞かれましたら」

出てきた。

       「私が、管理です。とお答えしようかね」

青と灰の混ざったような長い髪を後ろで適当に結ったスタイルだ。
表情はにこやかで、それが全体的に特徴が有るようなないような印象を持たせる。


「泊まる場所をお探し、ということでOK?」


>>663(久々宮)
「その前置きをする時は、たいてい
 話さなきゃわからないから話すことになるのだよ」

姿を表した誰かさんは、管理人だった。

一度位は見たことがあるかも知れない。
尚例のプールは今も設置されている。

一時期プールに艦船が浮いていた時代もあったりしたが、今は普通にプールだ。

「で、どういういきさつ?」

665高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/10(木) 21:17:55
>>663
「よろしくよろしくなの。」
そう言って嬉しそうにうなずいた。


そしてしばらくいろいろ考えていたリルカは。
「もしもだったら、
 くぐみんのおうちにする!」
と、突然言い出した。

>>664
「かんり…さん…
 つまり、このおうちのひとってこと?なの。」
少し首を傾げながら尋ねる。
リルカは、見た感じあまり頭はよくなさそうである。

「そう、なの!おとまりできるところなの!
 おうちなのかな?なの…ここにすめるのかなの?」
どこか心配そうな表情だ。

666久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/10(木) 23:30:05
>>664(白亜荘)
プールがあるなら例の像もあり、そして賽銭箱もあるだろう。
随分ほったらかしにしていたが…きっとさぞかしたんまりと貯まっているに違いない。

「それはまあそうですが、こんなところで立ち話もなんですし…あ、これどうぞ」

菓子折り(羊羹)をそっと差し出した。

「…ちょっと本人の前では話し難いこともありますので」

>>665(リルカ)
「勿論それも考慮していますよ。
でもうちは辺鄙ですからね……………たまに遊びに来るには最適なんでしょうけど」

667『白亜荘』:2015/09/10(木) 23:48:53
>>665(高井戸)
「モチのロンよ。

 ただちょっとだけ話する必要が有るから、
 アメちゃん舐めてちょっと待ってて」

ニヤリと笑いながら何も持ってない手をクルッと回し……

                     『シャッ』

たと思ったら唐突にクンリニンの手にあめ玉が出てきた。
大粒だ。表面にザラメがたっぷり付いた紅白マーブルだ。

君は、いちごみるくっぽいそれを手にとって食べても良いし食べなくてもいい。


>>666(久々宮)
「いやまぁ、さ」

菓子折りを持った手を引いて
ちょっとだけ高井戸から遠ざけられた君に遠ざけた主が囁く

ひそ   ひそ
       「ズバリ行くけど、ココの毛色については知ってるんでしょ?
        じゃぁつまり有るはずだよね、『アレ』
        それあれば別にいいんだからさ、そっちだけ言っとくれよ」
                        ひそ  ひそ

668高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/10(木) 23:56:43
>>666
「ちょっととおいなのー。
 あるくのたいへんなのはこまるかなのー。」
ちょっと心配そうな顔で応えるリルカ。
こう見えても一応、学校には通ってたのだろう。

>>667
「おはなしするの?
 …あ!」
心配そうな顔だったリルカは…
差し出された飴玉を見て

「わかったの。ゆっくりとまってるからねなのー!」
迷ったりせずにすぐさま飴玉を受け取って口の中に放り込んだ。

飴玉を舐めるリルカの顔はこれまでになく幸せそうだ。

669久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/11(金) 00:55:37
>>667(白亜荘)
「え?ええ。小耳には挟んでますけど」

ヒソヒソ

釣られてささやき返すが、管理人の一言に素っ頓狂な声を上げた。

「そうなんですか!?
……とと、それならあります。ばっちりと」

>>668(リルカ)
「まあ、そういうわけで。
ここの方が何かと暮らしやすいですよ、たぶん」

アメちゃんにニコニコなリルカの前で、水着やタオル、空のランチボックスの入ったスポーツバッグをあける。
中からバスタオルを引っ張り出すと、それを大きくひらひらと動かして──

バサッ

「……こうやって、遊んでくれる、お友達もたくさん居ますし、ね」

ひときわ大きく翻せば、マジシャンのように、砂浜で出会った、『姫カット(10歳)』がそこに現れる。

670『白亜荘』:2015/09/11(金) 01:10:47
>>669(久々宮)
「よし成立だ。とりあえず面倒なことは先にしてしまおうか」

スポーツバッグを開ける動きを妨げずぱっと手を離すのだ。

         「ココ様から聞いちゃいるけど、相変わらず面妖だよねソレ」

これは姫カットの登場に、である。
まぁスタンドである時点で面妖も何もないのだが。


>>668(高井戸)
ウマイ! これはアナタの大好きな(多分)あめ玉だ!

幸せそうな君を一旦置いて、クンリニン=サンはくぐみんと話していたが
やがて手ぶらだったはずの右手に何やらペーパーホルダーを掴んで戻ってきた。

「リルカちゃんって言ったね。
 とりあえずここに入るのにはひとつ必要な事があるから聞いてちょうだいな」


「まぁどうってことでもないんだ。ここにサインをして
 『わたしはここにすみます!』という考えを表してもらうだけだからね」

                   はくあそう にゅうりょうあんない
ホルダーに挟まれている紙は 『白亜荘   入 寮 案 内 』。
項目からなにから、パンフレットまで全部よみがな付きだ。

671高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/11(金) 01:17:15
>>669(久々宮)
「ふんふん…
 ずっとすごしやすいかなーなの」
そう言って嬉しそうに口の中で飴玉を転がしていると。

「あっ、さっきのひと!
 すごいすごい!
 おともだちがいっぱいいるの!」
どうやらリルカは素直に感動しているようだ。
驚くよりも楽しそうなのである。

「じゃあ、ここにいたらいっぱいおともだちできるってことだねなのー!」

>>670(白亜荘)
「ん、んー。だいじなこと?」
不思議そうに首を傾げていたリルカの前に差し出されるのは
ふりがなつきの入寮案内書だ。

「そっかなのー!ここにさいん…えっと…
 さいん…あ、」
と、近くにあるであろうペンを手に取ろうとする。

「なまえ、ってかいてあるところにおなまえかいたらいいんだねーなの!」
そう言って、楽しそうに字を書き始める。
…規約内容をちゃんと読んでいるのか心配になりそうな素早さだ。

672久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/11(金) 01:31:33
>>670(白亜荘)
「確かにちょっと変わってますよね、どこからどうみても人間っていうのは」

かつてはそうとは思わなかったが、さまざまな『守護霊』と接するにつれ、この特異性に気づいたものだ。
……己に助力してくれる『神様』それ自体が、あらゆる面でイレギュラーな存在なのだと。

「ありがとうございます。
残る問題は…………彼女の保護者をしている、ご親族のほうですね。
……………たぶん彼女、いわゆる『児童虐待』を受けて、家出中みたいなんです」

ふう、とため息をつく。
...................................................
「ここ最近は彼女が『じっとしていた』から、特に『何もなかった』みたいなんですけど」

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…』

砂浜での会話を思い返す…………。

『じーっとしてるから、なんにもない』

……そこに、致命的な認識の齟齬があるとは、知る由もなかった。

>>671(リルカ)
「ちなみにその子の名前は『久々宮月組』さんです」
「……………」

ペコリ

『姫カット』が、リルカに小さく会釈をした。

「そりゃもう。さっきも言いましたけど色んな人が居ますから。まあ月組さんは普段はここにはいませんけどね」

673『白亜荘』:2015/09/11(金) 01:49:28
>>671(高井戸)
「そういうこと、リルカちゃんは大物になれるなー」

うむうむと頷くにつれ後ろで青灰の髪がぷらんぷらん揺れている。

規約内容:あさははやくおきよう
       ごはんはまいにちきちんとたべよう
       はみがきをわすれないようにしよう

こんな感じのことが結構な量書いてあった。



>>672(久々宮)
「なるほど?……ま、学校側からどうにかするよ
 仕事増やしすぎるなってこってりギューされる程度で済むからね」



「じっとしてたから、何も……ねぇ」

君の発言になんとなく妙な感じでもしたのか眉をひそめる管理人だが、
とりあえず置いといて、することにしたようだ。そんなジェスチャーをしている。

「……部屋はくーみんのところの側がいいかね?」

674高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/11(金) 23:10:57
>>672
「へー、そういうおなまえなの?
 じゃあ、つきちゃんははいもーとさん、なのかな?なのー」
もうすでに姫カットの少女に名前をつけた。
それで正しいのかは分からないが

「それじゃー、ここにいるひと…
 いっぱいあってこようかな、なのー。
 ここにすんでみたらなのー」
これからが楽しみだと言いたそうなくらいニッコリ微笑んでいた。

>>673
「むー、いつかおっきくなりたいのー。」
大物、という言葉を身長的な意味でとらえたらしい。
夢は大きいらしい。

「きやく ないよう」
と、ここで改めて幾つかの内容を確認する。

「うーん、ぜんぶやるのはむずかしそーなの。
 わたしに、できるかなー なの」
改めて見返してみたが、リルカにはまだ難しい物もありそうだ

「あ、でもがんばるからなのー!」
それもあまり気にせずに元気に手を振った。

 たかいど りるか

と、名前を書き終える。小学生っぽいやや汚い字だ。

675『白亜荘』:2015/09/12(土) 00:14:13
>>674(高井戸)
「なるなる、絶対なる」

君が書き終えたばかりの記入ページをホルダーから外す管理人。

               『シュッ!』

そのページが一瞬で消え去るのを一顧だにせず、
規約の描かれたページを君の手に戻すと、

「手続き完了だよ。ようこそ『白亜荘』へ、だ」

「とりあえず、部屋については希望を言ってくれれば対応するよ。
 そうでない場合は最近流行りの自動振り分けでやるからね」

とても軽い手続き、と気づくかどうかは不明だがともあれそんな感じだ。

676高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/12(土) 00:28:48
>>675
「わかったのー、それじゃあいっぱいおっきくなるなの!」
どうやら自信満々のようだ。

「わー、きえたの。すっごーい!」
さて、そんなこんなでようやく手続きを終えたリルカであるが


「うーん、おへやのきぼー?
 それじゃあ…」
そう言って少し考え事をしてから

「やわらかーいおふとん、べっど?と、
 あとは、きれーなおへやがあったらいいかなーなのー。」
と、口頭ではあるが応える。
希望としては割と普通な方だろう。この白亜荘には普通に有りそうだ。

677『白亜荘』:2015/09/12(土) 00:37:33
>>676(高井戸)
「柔らかいベッドときれいなお部屋……おーけーぃ、
 場所は自動振り分けでゴー!だ」

          『じゃんっ』

何やら今まで出たり消えたりした時とは違う物音とともに
管理人の両手に部屋のカギと敷地内見取り図が出てきた。

「というわけで進呈だリルカちゃん。私は別件で買い出しをしてくるから
 後はそこのくーみんとお話したり、
 中央棟を探検するなり好きにするが良い。君は自由であるぞ」

そういうと更に押し付けてきた。受け取りたまえ。

「あ、男子棟もあるから入る時は気をつけてね?」

じゃーのーと言いながら君と久々宮を置いて管理人は去るのだ。


                          高井戸リルカ『アングラガルド』  ⇒ ようこそ『白亜荘』へ

678高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/12(土) 19:08:21
>>677
「わーい!おへやのかぎー!」
嬉しそうに部屋の鍵と見取り図を受け取って微笑んだ。

「…わかったのー。
 くぐみんといっしょにちょっとおはなししてるなの!」
そう言って嬉しそうに見送っていった。

ひとまず久々宮とはしばらく話をする予定だ。

679久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/12(土) 21:13:48
>>673>>675>>677(白亜荘)
「と言うかこれ法律的には未成年略取ですよね……。
あとでおまわりさんが来たら……」
《信者にしてしまえばよかろう。警吏も、件の娘の育て親もの》
「そういう問題じゃありません!!」

   ムル ムル

《それが一番じゃと思うがの………ま、そなたの好きにするがよい》

『名状しがたき像』が姿を現し、蠢いて(たぶん肩をすくめた)再び消えた。

「全くもう………。
ともあれ、ありがとうございました」

去り行く管理人に一礼した。

>>674>>676>>678(リルカ)
「妹……そう、まあ、妹分、ですねっ。大体そんな感じです。
他にもたくさん居ますけど、そちらはまた追々という事で」

さてと。

「まずはどこをご案内しましょうか。といっても私、滅多にここは使わないんですよね………。
………………あ」

ぽん、と手を叩く。

「今とっっっても大事なことに気がつきました!
はい!こっちですこっち、お部屋に上がる前にまずはここに寄ってもらいます!!」

ガシッ

リルカの両肩をつかむと回れ右してぐいぐい押していく。

680高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/12(土) 21:36:41
>>679
「へー、いっぱいおともだち…
 じゃなくって、かぞくいるんだなのー!」
ちょっと羨ましそうだけど、まぁ寂しそうには見えない。

「ここのなかだったら、どこでもいいんだけどなの。」
ちょっと考えてから口を開く。
そもそもリルカはここのことを知らないので彼女に任せるつもりだろう。

ガシッ
「ん?」
と、両肩を掴まれたのに驚いているうちに
「あ、どこなの、どこなのかなー!」
そのまま押されるままに足を進めていく。
どこに行くんだろうとかそういうことを思っているようだ。

681久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/12(土) 22:30:02
>>680
一度自室に寄ってから、リルカをぐいぐいと押していった先にあったもの、それは…。

「はい、まずはここです!
………丁度私も潮風にあたって身体が塩っぽくなってるので一緒に入りましょう!!」

【 大 浴 場 】

…の、札が下げられていた。

「リルカさんも部屋に上がるのはまずは身体を洗ってからです!いいですねっ!」

お風呂セットはや着替えは自分のを貸す方向で。

682高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/12(土) 22:35:02
>>681
どんな感じの場所なんだろう、とウキウキしながら押されていった先には…
「…おふろ…?」
目をまん丸くしてその大浴場の札を確認した。

「これっておふろってことなの?
 …あ、あつくないかななの。」
急に心配気味な顔をしながらも、とりあえず洗い場にまで入っていく。

ちなみにここに来るまでに着替えていたので今の格好は水色のポロシャツと
ショートパンツである。あと、ゴーグルを頭につけている。

683久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/12(土) 23:19:54
>>682
「その通りです!
ふっふっふ…………隅々まで綺麗にしてあげますから覚悟してくださいねっ」

両手の指をわきわきわせる。

「大丈夫大丈夫、なんなら水風呂もありますし……。
……熱いお風呂、苦手ですかっ?」

指の動きをとめて問い返した。

684高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/12(土) 23:23:03
>>683
「きれーに?
 わーい。おふろはだいすきなの!」
どうやらお風呂は好きな方らしい。

「うー、まってなの。
 ここのおふろがどれくらいなのか、みてみたいなのー」
そう言ってゆっくりとお風呂の方に顔を向ける。

685『白亜荘』:2015/09/12(土) 23:27:02
>>683-684(ALL)


      『でーでん』
                   『でーでん』

(もはや若人は知らない某有名鮫映画のメロディ)

風呂を見るとなぜかそんな音楽が聞こえた気がした……

686久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/13(日) 00:10:23
>>684(リルカ)
「ふむっ、それは確かにもっともですねっ」

カラカラ

入り口のドアを引き開けた。

「そういえばここも使うの初めてですねっ。露天風呂まであるとは聞いていますが…」

>>685
事案じゃないですよ!?同性だし……。

687高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/13(日) 00:14:34
>>685
「んー?」
風呂場の中を覗き込むと、妙な音楽が流れてる…?ような気がした

「だれかー、いるのー?」
湯船の中とかを確認してみる。

>>686
「そうなんだ、くぐみんもここつかうのはじめてなのー。
 …でもきもちいーおふろだったら、わたしはまんぞくなのー。」
とりあえず様子を見てみる。
なんか誰か居そうなので。

688『白亜荘』:2015/09/13(日) 00:18:53
>>686(久々宮)
『同性か異性か』が問題なのではない。
『品性の問題』なのだ――(どやあ)。

>>687(高井戸)

   『バチャン!』

            『ピチピチ』


わあふしぎ。おふろのなかにはおさかなさんがたくさんだ。

             『バシャバシャ』

ていうか風呂なのかこれは。『生け簀』か、『生け簀』なんだな!

689久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/13(日) 02:23:31
>>687-688(リルカ、白亜荘)
「ええ、基本的に自宅通いですから……………え?」

ぴちぴちと跳ね踊る魚たち…魚!?

「えっええー……………」

呆然と見つめる。どうしてこうなった…。

690高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/13(日) 02:27:47
>>688-689
「あ、おさかなさんいっぱい!」
なんだか嬉しそうに浴槽の近くまで入ってくる。

「なんでこんなにいっぱいいるのかなーなの。
 あ、ここっておさかなさんのおふろ?」
よくわからない超理論を展開している!

「くぐみん、しってるなのー?
 ここっておさかないっぱいいるみたいなの!」
そう言いながら、捕まえようと手を伸ばす。
ピチピチ跳ねている魚が普通の人間には簡単にはつかめない!

691『白亜荘』:2015/09/13(日) 02:36:08
>>689-690(ALL)
浴槽内を泳ぎ回る魚の群れ!
ちょっと量が多すぎてたまに跳ねて逃げそうになってる。

            『ガラガラガラ』

『ことり』:
「さて、実験を」

「ば?」

『メイド』が一人姿を現した。
バケツを両手に下げている。

「……ここは今立ち入り禁止ございますが。
 あ、そういえば看板がなく………………」

メイドは背後へと振り返り、

「かげりー! ちゃんと立て看しておきなさいッ!
 おねえちゃんが恥をかいたでしょ! おばか!」


「…………失礼いたしました。すぐに片付けさせていただきます」

              ペコォ――

692久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/13(日) 03:05:01
>>690-691(リルカ、白亜荘)
「いやいや知ってましたら連れて来てないですよ……」

脱ぐ前で良かった…いやそうじゃなく。

「今使えないんですか!?それは困りましたね……」

さあどうしたものか。と言うか皆はどうしてるんだろう。

693高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/13(日) 20:13:00
>>691
「うーん、つかまえられないのー
 よーし、それなら!」
そう言ってリルカは何かを思い出したように

「『あんぐらー!』」
と、何かを呼びだそうとしたところで

「ん?…
 こんにちはなのー。
 あれ?もしかしておさかなさんにおふろさせてたのー?」
と、近くに現れたメイドに目を向けて首を傾げた。

>>692
「くぐみんもしらないことなんだなのー。
 …でもこれだとおふろはいれないの…
 どうしたらいいだろうなのー。」
かなり困った表情で目線を久々宮に向ける。
困った顔だ。

694『白亜荘』:2015/09/14(月) 23:23:32
>>692(久々宮)

『ことり』:
「すみません、新式の発電システムの燃料でして。
 今のところ内風呂はご利用いただけないことになっております」

「露天風呂はご利用いただけますが、如何でしょうか。
 『狙撃班』が待機しておりますので、のぞき魔もおそるに足りません」

>>693(高井戸)

『ことり』:
「その通りでございます。
 お風呂に入ったおさかなさんは、これからお仕事をするのですよ」


            『ザボッ
                     バシャア』

バケツ一杯の魚を汲み上げた『片目隠れメイド』。
もう一つのバケツにも汲むと、一礼して去ろうとする。

「尚、実験として『電気風呂』も用意してございますのでお試しくださいませ」

695久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/15(火) 00:14:35
>>694(白亜荘)
「狙撃犯!?」

頭に国際的スナイパーの顔が浮んだ。

「そ、そうですかっ。それならご安心ですねっ。
……ええと、露天風呂はどこからどう行けば…………?」

脱衣所とかも独立しているのだろうか。

>>693(リルカ)
「……だそうですよ」

696高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/15(火) 00:18:07
>>694-695
「へー、おしごとおしごとがんばってなのー。」
そう言ってぺちぺちと魚を叩いてみる。
子供なだけにちょっと容赦無い。

「でんきぶろ?
 すごくきになるのー。」
どうやら興味があるらしい。
とはいえ
「ろてんぶろー。どんなのかはわからないけど、
 おふろならはいりたいなのー!」
すぐに露天風呂の方に興味が湧いたようだ。

「うん、そっちにはいろなのー!
 そこについてくのー!」
久々宮に対してもニッコリした表情で応える。
どうやらそれで良さそうな感じだ。

697『白亜荘』:2015/09/15(火) 00:52:27
>>695-696(ALL)

『ことり』:
「ええ、頑張ってもらわねば。
 この白亜荘が完全に独立して動けるようにするために」

「露天風呂はこちらからになります。
 ああ、『神様』の謹製でございますので、若干経路が歪んでおります」

「下がってるのに上に行ってたりしますから、お気をくださいますようお願い申し上げます」


          『 サッ 』

『片目隠れメイド』が指した先にはドアがある。
木造りのスイングドア。鍵などはないようだ。

「ただ真っ直ぐにお進みください。曲道は……
 ああ、神様がお憑きの久々宮さまには無用の助言でございましたね」

「すぐに着くでしょう。ご安心ください」

698久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/15(火) 01:11:25
>>697(白亜荘)
「地下のと言い、また私の知らない間に……!
ともあれ、ありがとうございますっ」

メイドに手を振り、木戸を開ける。

>>696(リルカ)
「電気風呂は弱い電気が流れているお風呂ですね。
電気の刺激で血の流れがよくなるんです」

リルカと手を繋ぐと、露天風呂を目指した。

「露天風呂っていうのは、お外にあるお風呂ですよ。それじゃ行きましょうか。
曲がり道には何かあるみたいだから、真っ直ぐ行きますよっ」

699高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/15(火) 01:19:24
>>697
「わー。このおうち、うごくの?
 すごーい!あしがぽーんってでて、
 てもこんな、こんなかんじでぽーんってでてうごくんだねなのー!」
さながらロボットのような想像をして居るリルカ。
そんなにワクワクする事なのだろう。

「んー、みちにまよっちゃうの?
 それはいやだなのー。」
そう言ってとりあえず大丈夫とされている久々宮に寄り添いながら歩いて行く。

>>698
「へー、びりびりしちゃうのかなーなの…
 からだうごかなくなっちゃうなのー?」
若干心配そうだが、
とりあえず大丈夫だろうと考えているようだ。

「おそとのおふろ?
 それってもしかして。」
そう言ってリルカは、円柱の形を手のひらで表現し

「こーいうのにおみずをいっぱいいれて
 ぼーぼーってあっためるのなの?」
と、不思議そうに尋ねた。
…要するにドラム缶風呂ということなのだろうか。
妙に知識が偏っているような気がしなくもない。

700『白亜荘』:2015/09/16(水) 00:11:31
>>699(高井戸)

『ことり』:
「電気風呂を使用するには、これをお使いくださいませ。
 風呂の横にある穴に放り込んでください。そうすると電気が流れます」

『小魚』を一尾、渡された。ちょっと生臭い……

「では行ってらっしゃいませ。備え付けのバスローブや入浴具がございます」

>>698-699(ALL)


      『ヌローン』

       《スマンのう。ここの土地は元は儂のモノじゃからな。
        いろいろと弄りやすいんじゃ。建物の内装など容易いことよ》

『久々宮』が木戸を開ける――と、その先はすぐに。


             『カポーン』


露天風呂になっていた。しかもどうやら……この位置。

       『ビュゥゥウ――――ッ』

  吹き込む風。見える風景。ここは中央棟の真上のようだ。
  そこに植樹や敷石が用意されて、露天風呂となっている。
  個人用の壺風呂や、ジャグジー、電気風呂などもあるようだ。

701久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/16(水) 00:52:39
>>699-700(リルカ、白亜荘)
「大丈夫ですよ、安心してください。
電気といっても、ちょっとお肌にちくちくするくらいです。

……後それは露天風呂じゃな…いえ、でもある意味…ま、まあそれがもっと大きくなった感じだと思ってくれればオッケー!」

『小魚』を覗き込む。
デンキウナギとかそういうのだろうか……?

「またまた初耳ですよ!?
……いえ、と言う事はつまりこの土地は代理人である私のものでもある……?
うっでも税金とか考えると権利の主張は必ずしも…ブツブツ」

何事か考え始めるその背後に、『名状しがたい像』が現れる。リルカが見るのはこれで二度目(一度目は>>679)だ。

「ほんとに直ぐですね……ふむっ、これは雪の日なんかは絶景の予感ですよ……!!」

とりあえず脱衣所を探した。

702高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/16(水) 00:59:32
>>700-701(白亜荘、久々宮)
「んー?
 これをいれたらなの?
 ふしぎなのー。」
なんとも妙な表情をしながらとりあえず、小魚は近くにおいておくことにする。
ちょうど金魚鉢のようなものに入っている、と考えておこう。

「ちくちくするくらいなのー?
 それならあんしんなのかなのー。
 ちくちくって、これくらいかなーなの。」
そう言って指でツンツンと自分の手のひらを触る。

「えー、それがおっきくなったのって…
 ふつーのおふろくらい、もっとかななのー。」
どうやらだんだん楽しみになってきたようだ。

「んー、そういえばくぐみんの、そのうしろの…ひとは
 いかさんなのかなーなの?」
名状しがたい像を見て不思議そうに応える。


そんなこんなしながらようやくたどり着いた露天風呂
「あー、やっとついたのー!」
どうやらたどり着いたらしい。

「ほんとーに、おそとにおふろなんだねなのー!
 おそらがきれーなのー!」
嬉しそうな顔でお風呂を確認し、
久々宮と一緒に脱衣所へと向かう。

703久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/17(木) 23:40:26
>>702(リルカ)
「そうですね……こう、芝生の上に寝転がるくらい、でしょうか…」
《烏賊!?否、儂は『神』也!!》

ムル ムル

ぐねぐねと蠢く『像』。憤慨?しているのだろうか…。

「ふふふ、ちょっとした健康ランド並みですねっ」

脱衣所で衣服を脱ぎ、お風呂セットを借りていこう。

ドン!

「私、脱いでも脱がなくてもスゴいんですよ!!」

カメラ目線で誰に言うともなく脱衣所でジョジョ立ちをしていた。

704高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/17(木) 23:58:18
>>703
「ふーん、それくらいだったらへーきかも、なの。」

「えー。かみさまー?
 かみさまなのに、あんまり…
 かわいくないなのー。」
よくわからない基準でリルカはかみさまを見つめる。
「かみさまってー、どんなおねがいもかなえてくれるのー?」
と、名状しがたい像に向けて答えているうちに

「あ、まってなのー。」
そう言って釣られるようにリルカも脱衣所で衣服を脱ぎ始める。

「くぐみん、おとななのー。」
どこを見ていってるのかは分からないが、関心したように頷く。
…リルカの服の下には、どこか痛ましい傷跡が刻まれている。

705久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/18(金) 21:55:20
>>704
「まあそもそも『神様』という存在は……」

神道を学ぶものとして自分なりのアニミズムを話そうとして止めた。

「…色々居ると言う事で。
あっ私は好きですよ『神様』のその………こう、マニョマニョしたところとか…!」
《ふぉろーになっておらぬぞ!?
……まあよいわ、そうじゃな、何でもという訳にはゆかぬな。唯一絶対の神ではないゆえに。じゃが…!》

ガラガラ

触手めいたものを大きく広げて見得を切る『神様』………を他所に、脱衣所のドアを開けて、露天風呂に向かう。

「ふふ、リルカさんも大きくなれば大人になれますよ」
《あっこら最後まで話を聞かぬか!》

706高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/18(金) 22:02:23
>>705
「ふんふん…かみさまは
 いっぱいいるってことなのかなーなの…
 そういえばわたしはたこもいかもすきなの。」
しばらく、その神様らしき名状しがたい像の話に聞き入っていたが、

「あ、ごめんなさいなの。
 おふろはいってくるの!」
露天風呂に入るときたら、
話を一旦打ち切り、露天風呂に入っていく。

「わーい、おとなおとな!
 わたしもおっきくなるー!
 いっぱいごはんたべるの!」
と、ニコニコ笑いながら応える。
そういうところで、リルカは我先にという感じで
露天風呂の湯船に近寄る。

「…ふんふん…」
とりあえずまずは温度を確かめようとちょっと手を入れてみる。

707久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/18(金) 22:45:38
>>706
「ふむっ………」

手を入れた瞬間は熱く感じるものの、すぐに肌に馴染んだ。
…そんなふうに温度を見ているリルカを、後ろからじっと見ている。

「ふむっ…。
そうそうリルカさん、入る前には身体にかけ湯をしてから、ですよ。
いえ……先に身体を洗ったほうがいいかもですね。背中を流してあげますから、つかる前にこっちに来てください」

何事か考え込みながら、お風呂椅子と手桶を用意した。

708高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/18(金) 23:04:01
>>707
「あ、ちょっとだけあつい…
 けど、もうだいじょうぶなの。」
少し顔をしかめたりしたけど、
大丈夫だな、ととりあえず安堵の表情を浮かべる。

「うん、えーっと…
 おふろのおゆを…こうやってかな、なの。」
お風呂の椅子に座り、手桶を持ち上げて…
お湯をいっぱいすくってみせようとするが…

「あー…
 もう!」
重たくて持ち上がらないらしい。

「じゃー、このひとにまかせるの!」
ドゴォン!!

リルカは即座に自分のスタンド『アングラガルド』を出現させて、
軽々と手桶を持ち上げさせた。

709久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/19(土) 00:05:14
>>708
「なるほど、普段はそうしていたわけですね………。
でも」

ヒョイ
          サラサラ

手桶を横取りして、リルカに少しずつ浴びせた。

「今ここには私が居ます。せっかく一人じゃないんですから、私に頼ってくれませんか」

710高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/19(土) 00:19:19
>>709
「あっ」
スタンドが持っていた手桶はあっさりと久々宮に持っていかれる。

「うーん、そうなの…
 わたし、あんぐらちゃんにいろいろさせてたから
 そういうの、わすれてたの…」
ちょっとごめんなさい、という表情に見える。

「あ、でもきもちいなの。
 あったかい、なのー…」
ふと、振り向いて笑顔を向けた。
いつも以上に暖かい表情に見えた。

「ありがとなの。」

711久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/19(土) 00:24:46
>>710
「そう、だったんですね。けれど……これからは違います。
みんなが居ます、まだリルカさんが会ったことのないたくさんの人が、ここに」

もちろん私もです、と付け加える。

「どういたしまして、さて…………どこから綺麗にしてあげましょうかねっ…!!」

両手をわきわきさせると、身体が冷えないようにさらにざぶざぶとお湯をかけてから、まずはリルカの髪から洗い始めた。

712高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/19(土) 00:31:14
>>711
「それは、とってもうれしいの!
 おともだちいっぱいなの!」
どこか嬉しそうに応える。
先程から楽しそうにし続けているような気がする。

「うわー、あったかいなのー!」
ザバザバとお湯をかけられているリルカの反応はいちいち新鮮である。
本当に久しぶりなんだろう。

彼女の土気色でところどころに白い毛が混じった髪の毛も、
ボサボサしていたのがしっとりとし始めた。
こうしてみると少し汚れが目立ち、綺麗な質感ではない。

「つめたいおみずなら、かぶったことあるけど
 あったかいのはひさしぶりなのー。」
そう言ってワシワシと、自分の髪の毛を撫で回し始めた。

「つぎはおせなかがいーのー」

713久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/19(土) 01:09:46
>>712
「これからの季節はどんどん寒くなりますからねっ。
まだこれくらいのうちにリルカさんをお連れ出来てよかったですよ」

バシャバシャ

自分も頭から被って、顔をこすって、咳払いをした。

「いけませんねこれは……。
随分、ちゃんと洗ってないんじゃないですかっ?あ、もっと優しくやらないと、髪が痛んじゃいますよ…ほら、こんな風に…」

言いながらシャンプーより先に、お湯と指で丁寧に髪を解していく。

714久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/19(土) 01:11:00
>>712
「はいはい、お背中ですねっ………痛くないですか?沁みませんか?」

続いて背中にもたっぷりお湯をかけていく。

715高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/19(土) 01:15:53
>>713
「うーん、たしかになの。
 さむかったらどうしようとおもったなのー。」
安心した表情で同意し頷く。

「そうみたいなの…
 ずっとその、おふろはいってなかったし、
 うみでおよいでたくらいしかないの…」
少し残念そうに応える。
海水を絶えず浴びていたのならば、髪の毛は塩水で傷んでしまうだろう。
よく見れば髪の毛の先端付近はチリチリしている。途中でちぎれたかのような形状だ。

「あ、でもこれはきもちいのー。」
丁寧に髪の毛を解されて、気持ちよさそうな表情になった。
ちょっとずつだが汚れが取れていっているような気がする。

716高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/19(土) 01:20:20
>>714
「うわーい。
 おゆは…だいじょうぶなの。
 あったかくてちょーどいいなの。」
そう言って微笑みかける。

どうやら古傷のようである。
お湯をかけたくらいでは痛まなそうだ。

717久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/20(日) 00:11:26
>>715-716
(むむっ、相当野外生活が長かったみたいですね………)

白髪交じりなのはストレスか、あるいは栄養不足か…。
ともあれ、あのタイミングで出会うことができたのは本当に僥倖だったと言える。

「髪もちょっと、切りそろえたほうがいいですねっ。普段はどうしてたんですか?」

流石にさっきの『アングラガルド』で引きちぎるとかではあるまいが…。
髪を解し終えると、シャンプーを手に取り洗い始めた。

718高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/20(日) 00:26:51
>>717
「そっかなのー。きったらもっときれーになるのかななの!」
どこか嬉しそうに応える。割とオシャレも解するのだろうか。
「かみのけは…そういえばぐっとひっぱったりしてたかななのー
 おじさんとおばさんもそーしてくれたからなの…」
まるで当然のように答えた。
かなりワイルドに髪の毛を短くしていた…のか?

「あ、でもくぐみんのやりかたできれーになるなら
 そういうのはやめるからねなのー。」
割と素直に久々宮に対して答えた。
そして、シャンプーで頭を洗われ始めると

「あふー、とってもきもちいなのー!」
両手足をぴーんと伸ばして、癒やされている顔になった。

719久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/20(日) 00:55:51
>>718
「それは………髪に良くないので止めたほうがいいですねっ」

奥歯をかみ締める。

「まあ、これからは普通に切りましょう!
とりあえず明日のお風呂の時に、少し毛先を揃えてあげますねっ」

本格的なカットは無理にしても、それくらいならしてやれるだろう。
髪は優しく、頭皮はしっかりマッサージ。

「フフフ、ヘアケアにボディケア、スキンケアなどなどはお任せください。
何せ私、美少女なもので……!!」

ザバザバ

シャンプーを流し落とすと、今度はタオルにボディソープをつけて泡立て、リルカの背中をこすっていく。

「痒いところはありますか、リルカさん?」

720高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/20(日) 01:01:13
>>719
「わかったの、やめておくのー。
 くぐみんとやくそくー。」
のんきに返していくリルカ。
言ってることは割と重たいというのに。

「ふつーのきりかた、
 おしえてほしーの。」
そう言って、またその顔は気持ちよさそうなものになった。

「じゃー、とことんきれーにしてもらっちゃおっかなーなの。
 おふろにきたんだからいーっぱいきれーになるの!」
嬉しそうに両手を振って応える。
ちなみにスタンドは出しっぱなしだ。ちょっと存在感が有る。

「うーん、おせなかの…
 ここのあたり、ちょっとかゆいの。
 だけどちょっとてがとどかなくってなのー。」
そう言って背骨の中心辺りを指差す。
位置的に見て手が届かない場所だ。ここがかゆいのは辛いだろう。
…若干かさぶたができているのもかゆい理由かもしれない。

721久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/20(日) 01:15:34
>>720
「ちゃんとしたカットは流石に専門外ですね………と言うか流石に専門家に頼んだほうがいいかも。
まあ、そこの辺はまたその時に考えましょう。

フフフ言いましたね?覚悟してくださいよリルカさん綺麗になることに関して私妥協はしない性質なので…!!」

存在感なら『神様』も負けてはいない。
…しげしげと、『アングラガルド』を見つめている。

「なるほど、ここですねっ?
ところで、さっきの『神様』のお話の続きですが………私の『神様』な『唯一絶対』の『神様』ではないので、『なんでも』は不可能です。
            スタンド
けれど『いくさ』に、『守護霊』に関してならば、相当凄いことができますよっ」

かさぶたを避けてタオルでこすり、かさぶたの近くは直接手指に塗って泡立てたボディソープでそっとこする。かなりくすぐったい。

722高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/20(日) 01:25:47
>>721
「かみをきってくれるところとか、
 あったらそこにいこっかなーなの。」
そう言って軽く自分の髪の毛をつまんでみてみる。
先端がチリチリしているのを改めて気づいた。

「わーい!
 いっぱいきれいになれてうれしーの!」
とても嬉しそうである。リルカも、自分にかかったボディーソープを
腕に伸ばしたりして洗い始めている。

アングラガルドの姿は人型といえど、かなり異形の姿である。
手足の長さは同等で、頭部はまるでマンホールのふたか、真実の口が嵌めこまれたかのような
円状の形をしている。見た目からするとパワーはかなりありそうだ。

「なんでもは、できないんだなのー。
 …いくさ、たたかい?それとすたんど?すたんどっていうと…あふ」
と、そこまで行ったところで、優しく優しく指で背中がこすられる。


「あふう、くすぐったいなのー。
 あはっふひっあうー!」
体をくねらせて大笑いする。隣りにいた『アングラガルド』は
くすぐったいせいかちょっと像がぶれている。

723久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/22(火) 00:36:06
>>722
「その、リルカさんの傍に立ってる彼のこと、ですよっ。
私の『神様』は彼らを強くしたり、新しい力に目覚めさせたりできるんです!すごいんですよっ!!」
《如何にも、儂は凄い!さあ讃えるがよい……!!》

モニョニョニョニョニョニョ

触手のようなものを万歳するみたいに天に挙げ、像をぶるぶると波打たせる『神様』。

「……ふむっ。
お肌のお手入れもお任せですよっ、この傷跡も、少しずつなら……消せる、と思いますから」

シャボンに混じり、指先から滲み出させた『霊水』を、古傷に塗りこんでいく。
時間はかかるが、いつか癒せることを願って。

724高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/22(火) 01:00:33
>>723
「へー、あんぐらちゃんのほんとうのおなまえなの?
 そういえば、あのいれずみぐーるぐるのおにーちゃんがそういってたかもなのー!」
納得したような表情で自分のスタンド、『アングラガルド』に視線を送る。

「くぐみんの『かみさま』とおんなじなんだなのー。
 ほんとにすごいなのー。」
何がすごいのかはわかってなさそうな表情だが、
感心しているらしい。

「あうー。じゃぁ、その『かみさま』のちからで、おはだきれーになるかなーなの。
 くぐみんみたいなおはだじゃないけどなのー。」
そう言って時々見える久々宮の腕をチラッと見る。
衣服で見えない部分に古傷が多く有るようだ。

「でもなんだかきもちーなーっておもうのー。」

725久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/23(水) 00:47:32
>>724
「本当の名前、と言うよりそういう種類、というか…。
ほら、私やリルカさんには、それぞれ名前がありますけど、私もリルカさんも同じ『人間』ですよね?
                      スタンド
それと同じです。彼はリルカさんの『守護霊』、そして名前が……」

『アングラガルド』をビシッと指差す。
……名前が解らないので、リルカと『アングラガルド』を交互に見た。

《否否否否!!儂は『神』也!『同じ』ではないわ!!》

…言い張るが、リルカがどこまで理解できるかは不明である。

「…なりますよ、だからまた、私とお風呂しましょう!!」

ゴシゴシ

リルカの言葉に頷くと、背中を流した。

「………あ、ちなみに『神様』から力を授かるにはお金が要りますのでそこのところは宜しくお願いします」

…………いい雰囲気が台無しである。

726高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/23(水) 00:54:46
>>725
「あ、そっかなのー。
 おんなじ『にんげん』だったのー。」
 どうやら納得したらしい。
ひとまずそれでわかったようだが…

「あ、おなまえは『あんぐら』ちゃんなのー。
 …あ、いれずみいっぱーいのおにーちゃんは
 『あんぐらがるど』っていってたかなーなの。」
そう言って挨拶をさせてみた。

「えー?なら『あんぐら』ちゃんもかみさまなのー。」
のんきな表情で応える。
久々宮がおんなじと言っているので、神様と一緒と判断してるようである。

「わかったのー。
 いっしょにおふろはたのしーのー。」
嬉しそうにうなずいて応える。
と、

「…おかねぜんぜんもってないのー。
 おかししか、かえないのー。」
はぁ、と残念そうにため息を付いた。

727久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/23(水) 23:51:26
>>726
《ええい、だから違うと……!》
「まあまあ…。
…確かに、私の『神様』も、リルカさんの『アングラガルド』も…どちらも人の精『神』が源にあるわけですから、そういう意味では同じかも知れませんねっ。
人は誰しも己のうちに、神様を宿らせている…リルカさんの場合、それが『アングラガルド』なのでしょう」

厳密には『神様』…『ザ・プレイヤー』は己の精神の産物ではないのだが。
それは取り合えず、この際は横に置いておこう。

「残念です!でもまあ、見たところリルカさんの『アングラガルド』は既に十分な力を持っている様子。
無理に強くなったとして……いえ、意味のない強さを得たとしても、それはやはり『無意味』です。だから一先ずはこのままでいい、と私は思いますっ」

ザブザブ

しっかり洗って、『霊水』を塗ってから、またお湯をかけて流していく。

「さあ、次はリルカさんが、私の背中を流す番ですよっ」

728高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/24(木) 00:07:26
>>727
「ふーん…
 わたしとくぐみんのほかにも、いーっぱいかみさまをもってるひとがいるんだねなのー。」
どこか嬉しそうな表情でリルカは応える。
彼女にとって、自分と同じ力を持つ人は嬉しいらしい。

「わかったのー。
 あんぐらちゃんは、これでもじゅーぶんつよいってわかってるからなのー。」
そう言って嬉しそうに体を流される。
リルカはもうすっかりすっきりした様子になっている。

「んっ?あっわたしがくぐみんの
 おせなかながすんだねなの!」
納得したようにリルカは立ち上がって席を譲る。
そして…
「んーふふー。
 あわあわ〜!」
石鹸をくしゃくしゃいじってあっという間に両手に大きな泡の塊を作り上げた。
そして、久々宮の背中にゆっくりとかぶせて

「ごーしごーしなのー。」
ちょっと力を入れてそうな勢いでタオルで背中を撫で始めた。
力の加減がややできていない。

729久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/24(木) 01:29:32
>>728
「『八百万』、それだけの数の『神様』がこの世にはいると言われてますからねっ。
この『白亜荘』の人たちも、皆そうみたいですし…」

ふむっ、と『アングラガルド』を見やる。

「見た目かなり力はありそうですね…それだけでも私としては羨ましいですよっ。
はい、じゃあお願いしま痛い痛い、あのっもうちょっと優しく……!」

730高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/24(木) 01:34:45
>>729
「はっぴゃくまんもいたら、かぞえきれないかもなの…
 ここにすんでるひとみーんなもってるの?」
ひどく驚いた表情だ。

「わーい!じゃぁあんぐらちゃんと、ほかのこのすたんど、
 みせあいっこしよなのー!」
どこか浮かれ気分である。
隣のアングラガルドもマンホール上の頭に
こんな表情→(^^)
を終始浮かべている。

「んー、つよいからだいすきなのー!
 …あっ」
と、痛そうにしている久々宮を見て少し手を止める。

「ご、ごめんなさいなの。
 けがしたらたいへんだよねなの…」
動きを小さくして、先程よりも優しくタオルでこすり始めた。
コレでひとまず痛くないはずである。

731久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/28(月) 00:12:37
>>730
「ええまあ…リルカさんの入寮が認められたのも、その辺りが理由ですし。
ああ、突然出されると驚く人もいるかも知れないので、気をつけてくださいね。
 スタンド
『守護霊』がらみで怖い思いをした人も、中にはいるでしょう。犬にかまれて怪我をした人に、いきなり犬を見せたりしたらいけないのと同じですよ」

楽しそうなリルカに、一応釘を刺す。入寮早々、トラブルは拙い。

「すみません、しかし力の入れすぎはこれまたお肌の敵!
リルカさんもご自分の体を洗う時は、力を入れすぎないようにしたほうがいいですよ。

…でもきれいにしてあげようという、リルカさんの気持ちは伝わってきましたけどねっ」

フォローしつつ、今度は適度な力加減に、気持ちよさそうに息をつく。とりあえずこの間に、髪は自分で洗うとしよう。

732高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/28(月) 00:23:16
>>731
「あー…そっかなの。
 じゃあおともだちになれるよねーなの。」
自身が湧いてきたらしい。

「わかったのー。すたんど、みたらこわいひともいるってことなのねなのー!
 じゃー、みせてっていわれたりしたらみせよっかなーなの!」
ウンウン、とうなずいて応える。
トラブルを起こさなければ彼女も普通の女の子に見えなくもない。

「これくらいのあらいかたしかしらなかったみたいなの…
 ごめんなさいなのー。
 …きれいにするのはほんきだから、こんどはゆっくりやるねなのー。」
嬉しそうな顔でゆっくりと久々宮の背中を洗うリルカ。
この調子ならそろそろ背中を流してもいいだろう。

733久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/28(月) 00:56:13
>>732
「一人だと解らないことだらけですよね。
だからこれから、いろいろな人とお友達になって、解って行けばいいと思いますよ」

誰もが通る道だ。
リルカはちょっと進むのが遅くなっただけなのだ…。
髪を洗い終えると、髪と身体と、まとめてお湯で流していく。

「さて、それじゃあ待望の……!!」

いよいよ露天風呂に。
浸かると肩こりのもとの胸が浮ぶ。足をしっかり伸ばせるのは、家風呂では味わえない醍醐味だ。

「ふぅ…………」

734高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/28(月) 01:03:04
>>733
「そーさせてもらうのー。
 おそとのことはあんまりわからなくってなのー。」
そう言ってとりあえず体を洗うのを終える。

そして遂に
「わーい、おふろなのー!」
待ってましたとばかりに彼女は露天風呂に飛び込んだ。
肩の上くらいまで深く湯の中に入り込んでゆっくりと足を伸ばす。

「うわー、あったかくて、きもちいーのー!」
そう言って両手を大きく上げた。
所々に古傷は耐えないが、傷に沁みるということは幸いないらしい。

「こんなにおふろってきもちいのかなのー。」
ニコニコ微笑みながら久々宮に視線を向けた。

735久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/28(月) 23:44:21
>>734
「リルカさんの今まで使っていた『お風呂』はもっとずっと狭かったでしょうからね…。
それに温かくない時も多かったみたいですし…」

うんうん、と頷く。

「けれどこれからはもう心配要りませんから。
毎日こうして、一日の疲れを、しっかり体中解して……癒してください」

可愛い過ぎるので思わずハグした。

736高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/28(月) 23:49:27
>>735
「そうなのー、すごーくあついときもあったけどなのー。」
いろいろと大変だったのかもしれない。
だがリルカはそれでも表情は穏やかだ。

「わかったの…
 あっ…なんだか」
抱きしめられて、リルカはまんざらじゃないように思える。

「こんなふーにされると…
 おねーちゃんみたいなの…」
そう言って少し目を閉じる。

「かぞくってこういうのなのかなのー。」
そう言ってふぅ、とため息を付いた。

737久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/09/29(火) 23:48:30
>>736
「ふふふいいんですよお姉ちゃんと呼んでも!」

あんまり可愛いので髪をわしわしした。

「というか今日からここがリルカ家みたいなものです。
なら、一緒に住んでる人はみんな家族と言ってもいいのではないでしょうか…!!

……ところで」

入る時に持たされた、『魚』を指差す。『電気風呂』に必要とのことだが…?

「せっかくだからそれ、使ってみませんか?」

738高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/09/29(火) 23:57:11
>>737
「んー、じゃあ、おねえちゃんってよぼっかなーなの。」
割とすぐに嬉しそうに応える。

「おっきなおうちがぜんぶわたしのおうち。
 とってもうれしいのー。」
そう言って嬉しそうに髪をなでられる。

「あ、けっこうあたまはすきなのー。」
どうやらなでられるのが嬉しいらしい。
そのまま癒やされた表情を浮かべている。

「…あ、そういえばなの。」
そうだ、と目を開けて久々宮に顔を向けた。

「わすれちゃうところだったの!
 うん、つかってみようよなのー!」
そう言って魚を軽く自分のスタンドに握らせる。

739『白亜荘』:2015/09/30(水) 00:10:38
>>737-738(ALL)
二人揃って電気風呂を使うことに決めた。

  電気風呂の位置は――判りやすく看板が立てられている。
  何か他にも注意事項があるようだが、詳細は解らない。
  近づいて読む必要があるだろう。

740久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/10/02(金) 00:55:27
>>738-739
「ふむっ、何か書いてありますね…」

露天風呂から上がると、電気風呂の看板とにらめっこした。

741高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/10/02(金) 00:57:51
>>739-740
「えー、なにがかいてあるんだろうなのー!」
リルカも釣られてその注意書きを覗き込んで見る…

…もし漢字表記だったら読めないかもしれない。
まぁその時でも久々宮が読んでくれるならば彼女にとっては問題ないことだ。

742『白亜荘』:2015/10/02(金) 23:30:13
>>740-741(ALL)

┌────────────────┐
│                                │
│       電気風呂           │
│   下の穴に魚を入れてください   │
│    マッサージは練習中です      │
│                                │
└────────────────┘

看板にはこう書かれている――――

電気風呂の傍らには穴があり、そこに魚を入れるようだ。
さらに電気風呂内にも、小さな穴と思しきものがある。
排水口や循環用の穴にしては、若干小さい。

743久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/10/04(日) 14:17:09
>>741-742
「…………どういう意味でしょうねこれ…………練習中…?」

リルカに魚を穴に入れるよう、促した。

「……まさかとは思いますけど…この穴…………」

744高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/10/04(日) 14:23:25
>>742-743
「うーん…よくわからないけど、
 ここにいれたらいいんだねなのー!」
納得したように頷くと、傍らに設置されていた穴に向けて
魚をポトンと落としてみる。

「れんしゅーちゅー?
 れんしゅーはだいじだよなのー。
 …それで、このあなはなんなのかなーなの…」
興味深そうに魚が吸い込まれる穴を確認してみる。
…そしてもう片方の、電気風呂の穴も興味深そうに見つめ始めた。

745『白亜荘』:2015/10/04(日) 22:05:53
>>743-744(ALL)
『高井戸』が魚を穴に落とす――

     『ポチョ』

              『ヌルリ  ヌルーリ』

  浴槽の穴から、何かが出てきたようだ。
  細く、透明だが……ビニールのような質感に近い。


           『プルプルプル』

  水中で揺れている……。これが電気風呂なのだろうか?

746久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/10/07(水) 01:25:05
>>745
「デンキウナギかデンキクラゲか何か………?!」

このコレジャナイ感。エコロジーと言えばエコロジーだけど…その……。
入った後の絵面がどう考えてもよくない。よくないですよこれは…!!

「……どういう発想でこういうの作ったんでしょうね………」

さすがにちょっと躊躇う。
………まあ触手に絡まれることは割とよくあるがこれはこれだ。

747高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/10/07(水) 01:35:19
>>745-746
「む、むむむー?」
浴槽から飛び出してきた何かに、リルカはひどく興味を持った。

「こーれーは。
 なるほど、ようせーさんなの!」
どういうわけかいっぺんに納得してしまう!
「くぐみんー。わたし、さきにはいってみるなのー。
 このようせーさんの、お風呂はいってみたいからなのー。」

久々宮が少し戸惑っている間に…
リルカはもうすでに片足をお風呂の中に突っ込んでいる!
果たしてこれはいいのか悪いのか…?

748『白亜荘』:2015/10/07(水) 02:09:47
>>746(久々宮)
想像される絵面は確かによくない……
一部のボーイズ&ガールズは期待しているだろうが、常時sageの18禁スレでもなければ不可能だ。

が、そんなことを気にしないでお子さまが一歩踏み出した!

>>747(高井戸)

         『ボチャン!』


足を踏み入れる、と――――


          『ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ』

『痺れる』! ちくちくと針を刺すような感覚が足にある!
これが電気風呂のようだ。耐えきれないほどではない。

          『ウニョン』  『ウニー』

ゆっくりと揺れていたそれの動きが激しくなった。
どうやれこれは『触手』のようだ。『電気クラゲ』だろうか?

749久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/10/08(木) 00:48:20
>>747-748
《うむ、まったくけしからぬ………!!》

ミョミョミョミョミョ

腕組みをする『神様』。
そしてやはり、風呂場の中で泳いでいるのは『電気クラゲ』のようだが…?

「いやいやけしからぬって『神様』も建造に一枚かんでるんですよね!?
というか『電気クラゲ』は毒の棘に刺されると痺れるから、『電気』ってなっただけで別に電気を起こしてるわけじゃ…」

750高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/10/08(木) 01:18:11
>>748
「んんんんうううううう?」
初めて感じるような妙な感覚にリルカは目を白黒させ、
体をブルブルとふるわせている。

「ああああれえええええ?
 なんだかへんなかんじなのー。」
どうやらまだあんまり慣れてないようだ。
まぁ、耐えられないほどではないので、そのうちなれると思うが…

>>749
「うううふふー。
 ねー、くぐみんー。」
そう言って彼女の方にも振り向いて応える。

「なんだかー、おもしろいおふろだよーなのー。
 は、いってみよーよーなのー。」
ちょっとプルプルと体を震わせつつ微笑む。
電気信号か何かなのか、口元が若干ピクピクしてるように見える。

751『白亜荘』:2015/10/08(木) 01:24:39
>>749(久々宮)

  《儂は知らぬがの、推量はつくぞ》

《あやつらは『うーま』の研究をしておるのじゃ。
 スタンド能力を持った生物じゃな。あの女の弟が特に好んでおった》

《『100年生きているうーま』も居ったぞ。ただの馬じゃったが。
 おそらくはこれは最近見付けたモノじゃろう。利用しているのではないか?》

観ている限り、触れていないのに『高井戸』は痺れている。
本当に電気が流れているらしい。そういう能力なのだろうか。

>>750(高井戸)

   『ウニン  ウニン  ウーニウニ』

更に何本かの触手が現れ、『高井戸』の足に向けて寄ってきた。
あくまで触れずに、その場に待機するように揺れ続けている。

  そういえば、『マッサージは練習中』と看板にあった。
  やってくれるのだろうか? 触れてくるのを待ち構えているらしい。

752久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/10/10(土) 01:17:50
>>750-751
「ええ………だ、大丈夫なんですか?痺れて動けない、とかなってませんよね?」

口元をピクピクさせているリルカに困惑した。

「『うーま』………『UMA』、の事ですかっ?
……まあ確かに、そういう生き物がいるのは知ってますけど……」

神社に伝わる古文書に記された、ある島の伝承。
そこに住む奇妙な動物たち。そのうちの一体の『遺骨』がかつて神社で起こした騒動のことを思い出す。

「…どうやって言うことを聞かせ……あ、だからあの魚を?あれで餌付けしてた……?」

753高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/10/10(土) 01:39:41
>>751
「うわー、なんだかかわいいーなのー」
そう言ってとりあえずどんどんと風呂の中に入り込んでいく。

「…れんしゅーちゅーって、
 かいてあったんだよねなの」
少し首を傾げながら少し微笑んでみせる

「おねがいしまーすなの!まっさーじ!」
足を投げ出すように軽く伸ばして応える。

>>752
「へーき、へーきなのー!
 むしろちょっときもちよくていいかんじなのー!」
微笑みながら久々宮に声をかける。

「ねーはいっちゃおーよなのー」

754『白亜荘』:2015/10/10(土) 01:50:04
>>752(久々宮)

  《解らぬが、おそらくは。観たところ害のある気配は覚えぬぞ》

《じゃが、マッサージは練習中じゃから気を付けたほうがよかろう……》


             『ウンニ  ウニウニ』

『神様』が解説している……その間にも!
お子さまは迷うことなく足を突っ込ませた!


       《のの! そこなおさなご! やめるんじゃー!》

『事案発生』か――!!

>>753(高井戸)

      『ピリピリピリ』

痺れる感覚にも慣れてきた。触手もそれに応じて動く。
更なる本数が現れ、君に向けて伸びてくる……

       『ヌルゥ  ヌルルロロォ 〜 ン』

  君の足に絡みつき、優しく圧力を加えてきた。
  ポイントポイントで電流を流してくるが、それも刺激程度だ。

(※教育的によろしくない絵面ですが、彼らは善意でやっています。
   スレ主も善意です。善意なんです。善意なんだってば!)

755久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/10/11(日) 00:18:26
>>753-754
(………も…物怖じしない子ですね…………)

色々通り越して感嘆しつつ、やれやれ、とため息とともに微苦笑。

「大丈夫ですよ『神様』、危ないと思ったら止めますから…」

本当に危ないと思ったら止めればいい。
何でもかんでも頭ごなしに駄目駄目言うのもあんまりよろしくないだろう。
まあ…ギャラリーもいない訳だし。セーフセーフ(か?)。

「くしゅんっ」

……くしゃみが出た。むしろこっちのほうが問題か。
隣に、別の風呂があるならそっちに入って、冷えないようにしよう。

756高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/10/11(日) 00:29:09
>>754
「んー?かみさまー、
 これってなんだか…
 きもちいんだけどなの…」
足に感じる優しい圧力を感じてなのか、
若干リルカの声も子供ながら艶やかである。

まぁただ単にマッサージで気持ちいいってだけなのだが

「あっふう…
 なんだか、とってもいいきもちなのー。」
すっかり和んでいるようだ。

>>755
「あふー…
 かぜひいちゃうよなのー。
 いっしょにはいろなのー!」
どうやら見た感じ今のところは問題なさそうだが…

「むー?」

757『白亜荘』:2015/10/11(日) 00:38:51
>>755(久々宮)

  《頼んだぞ。白亜荘の命運がかかっておるからな。
   管理人の怒りに触れた場合はどうなることか》

神にのみ許されたメタ発言であった。
事案発生と感じたら即座にお止めください。

  《おおう、風邪を引いてはならぬぞ。巫女や。
   そこの個人風呂がよかろうて。暖まるじゃろう》

指した先には個人風呂――壷湯がある。
いくつかあるが、隣り合っているので『高井戸』とも総距離は開かない。

>>756(高井戸)

  『ヌルン ヌルヌル』

             『ズズズ』

更に触手が増え、脚全体を覆うように包んだ。

       『ビ ビ ビ ビ』

若干電圧が上がる。痺れる感覚が強くなってきた。

           『ビビビビビ』

  ちょっと…………強すぎる気がする。
  痺れが強すぎて、足が痙攣しそうだ。

758久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/10/11(日) 00:59:46
>>756(リルカ)
「フフフ私はリルカさんより大人なので色々とアレですから止めておきますよ今回は。
ああリルカさん、ちょっとお手を拝借」

ペタリ

リルカの手のひらに『割符』を貼る。

「これさえ貼っておけば、もし何かあっても大丈夫、なはずです!」

>>757(『白亜荘』)
「……でもそもそもこれ作るのに手を貸してるんですよね、『神様』…………」

白い目で見る。
私に罪はないので出禁にしないでくださいね管理人さん(保身のために『神様』を売る勢い)。
これ以上身体を冷やさないように壷湯につかった。

759高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/10/11(日) 01:15:35
>>757-758
「そーなの?
 うーん、よくわからないけどそうならしょうがないの…」
そう言って、言われるがままに手のひらを差し出して、

割符がくっついた。
「なにがあってもへーき?
 …なんなんだろうなのこれはなの…」
興味深そうにペタペタと割符に触る。

さて、そんなこんなしていくうちに
「んー、なんだかきもちい…
 きもち…ん…」
段々と足を包み込んでいく触手、その結果としてなのだろうか…

「き、もち…いけど…
 な、んだか…」
段々と痺れる感覚が強くなっていき、
ちょっと体がビクビクし始めた。

「ん、あっ…
 あうぅ…これって、きょーいくなの?
 なんだか、うー、ひさしぶり…なのー。」
どうやらビリビリを受けてるせいかちょっと顔が苦しげである。

「んー…
 ちょっと、いいかななの…!」
リルカはとりあえずお風呂の外に出ようと体を持ち上げようとしている。

760『白亜荘』:2015/10/11(日) 23:21:37
>>758(久々宮)

《儂はここまでの移動を縮地で繋げるのに協力しただけじゃー!
 細かい設備まで儂は面倒見ておらんぞ。そこまで手伝っておらぬわ》

          『プンプーン』

『神様』は遺憾の意を示した。
やらかしたのはここの管理人たちです神様悪くない。

             『ザバァ』

壷湯は熱い。人の出入りがないので湯が覚めていない。
浸かっていれば、しばらく浸かれば体の芯から暖まりそうだ。

>>759(高井戸)

    『ヌルリヌルルー』

身体を離すと、『触手』が引っ込んだ。
そのまま穴の中に引っ込んでいく。

《練習中じゃからのう。あとで感想を伝えてやるとよい》

761久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/10/12(月) 00:31:01
>>759-760
「やっぱり………ほら、掴まってください、リルカさん」

『割符』の力で手を繋ぎ、リルカを『壷湯』の中に引っ張り込む(狭いけど)。

「まあ何にしても、マッサージはしばらく中止ですね。
男子のほうで練習して貰いましょうフフフ」

改めてくつろごう。

「……………ふう…………」

762高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/10/12(月) 00:37:55
>>760
「あうー…
 ちょっとしびれたのー。」
ちょっと疲れた表情でとりあえず湯船から顔を出す。

「…さいしょはきもちいよかったんだけどねなのー…
 もうちょっとちからよわくしたらちょーどいいとおもうなの…」
感想を伝えてやってほしいと言われ、
何気なく答えてみる。ひとまずは、強さが問題であるらしい。

>>761
「んー、あっ…
 はなれてるのに、なんだかてがのばせるのー!」
割符のちからで、リルカはスルリと湯船から上がり、
入っていた壷湯に潜り込むことになった。

「うーん、それがいいのかなーなの。
 おとこのこのほうがつよいもんねなのー!」
そう言ってちょっと久々宮に密着しながらゆっくり湯に浸かることにした。

「やっぱりふつーのおふろだとゆっくりあったかいなのー。」
ちょっとぎゅうぎゅうだからなのか、余計に暖かく感じる。

763『白亜荘』:2015/10/12(月) 00:48:07
>>761(久々宮)

《なるほど。男子風呂へ移すように伝えておこうぞ》

      ゴ  ゴゴ
                        ゴゴゴ

次回、男子風呂に迫る危機。
男たちは如何にして電流触手に屈服していったのか。
白亜荘の日々、第129話「僕を責める青いイナズマ」
次回も見てくれよな!

>>762(高井戸)

《さようか。よっしよし、ちゃんと意見が言えてえらいのう》

《それでは儂はこれにて消える。また会おうぞ》

        ズズズ

『神様』は姿を消した――。これで二人きりだ。

764久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/10/12(月) 02:16:06
>>763(白亜荘)
「お願いします」
(見れないのが残念ですけど……)

>>762(リルカ)
時空を超えて引っ張り出されるリルカ。

「出たら一緒に牛乳飲みましょう牛乳。
その後はまた、案内してあげますから………………それとも今日はもうお休みしますか?」

リルカを後ろから抱きしめながら、改めて大きく、息をついた。

765高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/10/12(月) 02:26:09
>>763
「んふふー。
 そんなにえらいー?」
なんだか悪い気はしないらしい。
嬉しそうだ。

「じゃーさよならまたねなのー。」
そう言って軽く手を振り、見送るのであった。

>>764
「ぎゅーにゅー…
 あ、のんでみたいなのそれー!
 きゅーしょくのぎゅーにゅー、おいしいからなのー!」
そっと抱きしめられているが、それでもリルカはどこか元気そう。

「…んー…
 そうだなーなの…」
長く湯に使っていたからかちょっとぼんやりしている。

「……いっぱいいろんなことあってつかれたのー。
 もっといろんなところみてみたいけど、
 きょーはもうおへやでぐっすりしたいかなーなの。」
そう言って、どんな部屋が来るかなーなんて楽しみそうな目を見せた。

もうすっかり元気だ。
コレならばおそらく大丈夫だろう

766久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2015/10/16(金) 02:04:06
>>765
「じゃあそうしましょうか。明日になってもここは逃げませんしねっ」

ザバッ

壷湯から上がる。

「それに、そろそろリルカさんがのぼせちゃいそうですし。そうなる前に出るとしましょう。
…今日は牛乳は私がおごっちゃいますよ!!」

767高井戸リルカ『アングラガルド』:2015/10/16(金) 20:35:12
>>766
「わーい!またあした、いろんなことしてみるねなのー!」
そう言ってリルカも元気よく壷湯から飛び出した。

「うーふー、ちょっとくらくらしたの…
 でもだいじょぶなの!
 おいしいぎゅーにゅーのむなの!」
そう言って久々宮の直ぐ側をついていく。

「おかね?
 わーい!いっぱいのみたいなのー!」
とりあえずこうは言っていたが…
彼女はおいしく風呂あがりの牛乳を楽しんだという。

彼女が白亜荘にどんなトラブル、騒動、ドラマを生み出すのか?
それはまだわからない。

768太田垣:2015/10/21(水) 23:27:30
ミッション名 『マザー・ガンガと戦って!』
危険度:D
難易度:D


(短期、小規模ミッション的なあれ)
(『今回は』お一人さま限定)
(寮生でなくてもOK)

(かるい戦闘があります。ケガする可能性はかなり低めです)
(腕試し、試運転などの軽いノリでどうぞ)

(吟遊注意報)
(自スタンドの考察、語りを したい/されたい 方、なんとかします。歓迎。)

(指摘があれば、スレを変えて行います)

769『白亜荘』:2015/10/23(金) 00:58:37
>>768

      『パープー』
                   『パープー』

『かげり』:
「誰か来ませんかねえ」

ラッパを吹きつつ支援する。

(※場スレ巻き込まれ導入なら、導入レスとしてこんな状況、というのを入れよう!
   あと、報酬があるなら開示しておくと金で釣り……興味を持ったPLが寄ってくるぞ!)

770<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

771宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/12(木) 22:40:21
【場】『黄金原駅』 その3
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1436178024/264-284
から、鷲ノ巣に案内されてやって来た。

772『白亜荘』:2015/11/12(木) 22:47:52
>>771(宝塚)

     『  ゴ  ゴゴゴゴ  』

『寮』! 巨大な門の向こうには、文字通り『白亜の建物』が見える。
それと渡り廊下でつながる形で、左右に二つの建物がある。

  中央にあるのは『中央棟』――『管理棟』のようだ。
  左右はそれぞれ『男子・女子寮』に分かれている――


「…………と、いう感じです。はい」


  と、『鷲ノ巣』が説明してくれた。
  門を真っ直ぐ抜けると、そのまま『中央棟』に着けそうだ。

773宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/12(木) 22:56:37
>>772
「おお……割としっかりしたとこだな。
『寮』なんて見るのは高校時代以来か」

『白亜の建物』を見やって呟く。

「廉、案内してくれてありがとな。
取りあえず……『中央棟』に向かえば良いのか?」

鷲ノ巣に感謝しつつ、『門』を抜けて真っ直ぐ歩き出す。

774『白亜荘』:2015/11/12(木) 23:04:43
>>773(宝塚)
君は『中央棟』に向かってまっすぐ進んでいく。

  『中央棟』までの路地は綺麗に掃かれ、チリ一つ落ちていない。
  真っ直ぐ向かうとガラスの扉があり、奥に大鏡が飾ってあるのが見える。


「あ、一応紹介します、から。……
 えと、あちらが、私を知ってます、の……で」

  『鷲ノ巣』も一緒に来るようだ。入口は掃除の途中か半ば開いている。
  足拭きマットがどかされ、周囲が濡れており、バケツが置かれていた。

775宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/12(木) 23:10:33
>>774
「へえ、しっかり整備されてんな……」

管理者のマメさが窺える綺麗な路地に、
感嘆の声を漏らした。

「ああ、そういう話だったな。
頼りにしてるぜ、廉」

鷲ノ巣の歩調に合わせて歩みを進める。
マットが無いようなので、入り口前で床を踵で叩き、
軽く汚れを落としてから中へ。

776『白亜荘』:2015/11/12(木) 23:30:34
>>775(宝塚)
君は中に足を踏み入れる。『鷲ノ巣』はそれに続く形だ。

          『 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 』

  中に異常はない。しかし……人も居ない?
  玄関に当たるここでは、傍らに事務室と思しきスペースが併設されている。
  玄関と事務室は窓口によって繋がっているが、そこにも人はいない。

「管理人の人。…………居ない、です……か?」

777宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/12(木) 23:35:40
>>776
「……ありゃ?」

『入り口は開いている』のに『人がいない』。
奇妙な状況に、思わず周りを見回す。

「いやいや、『無人』ってことはねえよな。
入り口前も、思いっきり『清掃中』って感じだったしよ」

少し建物内に踏み込んで、様子を見てみる。

778『白亜荘』:2015/11/12(木) 23:41:01
>>777(宝塚)
周囲からは物音がしない。人の気配もない。


「…………ちょっと、私は、あたり……見てきま、すね?」

『鷲ノ巣』は中央棟の中を探しに行くようだ。

  近場には階段などがあり、二階に続いている。
  また、窓口越しに、事務室内が明かりが点いているのが見える。

779宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/12(木) 23:49:52
>>778
「ああ、アタシもちょっと探してみるぜ、廉」
「しかし本当に気配一つねえな。
休憩中? いやいや、にしても無用心過ぎるだろ」

等と呟きながら目を走らせ――事務室の明かりに目を留める。

「……明かりつけて留守ってことはねえよな」

少なくとも『何か』いるだろう、と判断して事務室の方へ向かう。

780『白亜荘』:2015/11/13(金) 00:00:43
>>779(宝塚)
「はい。……すぐに戻りますから。……」

『鷲ノ巣』は小走りで移動していった。
君自身は事務室の方へと向かっていく。

  『事務室』は玄関に上がった先にある扉で通じている。
  そこには鍵がかかることもなく、半開きになっているようだ。

                    《チチチ……》

……何か、物音が聞こえた気がした。

781宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/13(金) 00:09:58
>>780
「あー、扉も開いてるし、やっぱ誰かいるんじゃ……ん?」

『物音』。
しかし、あまり人の立てる類の音とも思えない。

「何だ?『何』がいやがる」

半開きの扉の側まで寄って扉に張り付き、
覗き込むように『事務室』内を窺おうとする。

782『白亜荘』:2015/11/13(金) 00:15:59
>>781(宝塚)
扉に張り付き、半開きのそれから中を確認する。

     『 ス ス 』

  中にあるのは事務机がいくつかと、書類の類。
  何か『履歴書』のようなモノが置かれている。
  それ以外に特に目立ったモノはなく――

                       《チチチチ》

     『 ド ビャアッ 』

  扉の隙間から何かが飛び出してきた!

783宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/13(金) 00:27:27
>>782
「……いや、別に変わったトコはねえか――」

『飛来物』!
どうする?『止める』か『掴む』か『叩き落す』か。

「――『ヴェルサイユ』ッ!」

とりあえず扉から身を引き、
こちらに向かってくるようなら『ヴェルサイユ』で叩き落とさんとする。

784『白亜荘』:2015/11/13(金) 00:45:45
>>783(宝塚)
咄嗟に飛び出したそれを叩き落とさんと構えたが――

       『  バサッ  バサアッ  』

  飛び出してきたのは……『小鳥』だ。
  君に気づくと避けて、そのまま床に着地。


           《チッ チッ》  《チチュン》

       『ピンッ  ピピッ
                 ピュンッ』

  床を跳ねて回り、小首を傾げて君を見上げている。

             『ガタッ ガタガタッ』

  その時……事務室の中から物音が響いた。

785宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/13(金) 00:52:52
>>784
「何だ――って、『小鳥』ッ?」

意外ッ!って顔で小鳥を見る。
別に見た目に変わったところも無いのだろうか。

「おいおい……今度は何だ?
ネズミでも出るのか?」

物音に、今度は扉を完全に開け、事務室へと踏み込む。

786『白亜荘』:2015/11/13(金) 00:59:22
>>785(宝塚)
『小鳥』は雀にも似ており、足元を跳ねまわっている。
ちょっと見たことのない種類の鳥のようだ。

物音からネズミを連想しつつ、中へと踏み入った。

      『ガチャ・・・・・』

  事務室内には異常はない。やはり人影は存在しない。
  物音は聞こえ続けているが、その音源の位置は――

              『ガタッ ガタガタ』

  事務机の下だ。椅子に隠れているが……その椅子自体も揺れている。

787宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/13(金) 01:04:53
>>786
「…………」

 物音を潜めて、机に歩み寄る。
(上から叩いて『ノックしてもしもォ〜し』ってのも良いが、
何か『ヤバい』可能性も0じゃねえからな)

「そんなわけで椅子を引っ張り出す……何やってんだか知らんがな」

椅子を引いて、下にいるものを確認する。
人の力で引けなければ『ヴェルサイユ』の怪力を使おう。

788『白亜荘』:2015/11/13(金) 01:15:13
>>787(宝塚)
机に歩み寄る。たった今作業中といった態だ。

  机の上には二枚の履歴書が並んで置かれている。
  音は止まない為、椅子を引いて軽く動かす――

           『キキィ』

  中には……人がいる。『メイド服の女性』。
  だが、その姿は異様だ。身体を折り畳み、膝を抱え込んでいる。


        「……うぅ うぅっ」

           『ガタ  ガタガタガタ』

789宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/13(金) 01:24:04
>>788
誰かの『履歴書』――あまりジロジロ見るものでもないだろう。
一応チラッと名前を見ておく。

「……何やってんだ?」

問いかけつつ、辺りを見回す。
何だか分からないが、異様な状況だ。
この『メイド』をここまで怯えさせる原因がどこかにあるのか……?

(いや、ひょっとしたら原因は『アタシ』かもしれんがね)

790『白亜荘』:2015/11/13(金) 02:34:53
>>789(宝塚)
君はまず、卓上の履歴書を確認した。

  まず真っ先に目につく名前欄にはそれぞれこうある。
  『ロビナ(苗字不詳)』、『ホンファ(紅花と書く。苗字不詳)』。
  脇には写真の欄に少女の顔を映したものが張りつけられている。

  どうやら『入居者』のプロフィールのようだが――空欄が多い。
  ファイルするためのパンチ穴が開いており、これから書き込むようだ。

確認を終えてから、君は『メイド』に話しかける。

『みどり』:
「……だ、誰です!?……ちょ、まだいます、居ますか、居るの、居ないの!?」

「咄嗟にゴミ箱に放り込んだけどうおわああああああぁあ!?
 いま撫でられれれれれ!?? ちょっと早くどうにかしてください早くッッ!」

  ――――『メイド』は異常なまでに動転している。
  明らかに冷静ではない。何が起きているのか……?

  少なくとも、彼女の言う『居る』という存在は、君の視界内にはない。

791宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/13(金) 16:51:39
>>790
「『紅花』……いい名前だな。中国系か――?
こっちは『ロビナ』か、随分『国際的』だな」

などと言いつつ、テーブルの下に意識を向ける。

「あー……まあ、『落ち着け』。何のことか分からん。
ついでにそこにいられちゃ確認も出来ねー……
こっちに来なよ」

『グイイッ』
とりあえず状況が見えないことには話にならない。
少々手荒いが、『メイド』の腕を掴んでテーブル下から引っ張り出す。

「で……『何』がいたんだ?
『小鳥』か?『幽霊』か?
……それとも『ゴキブリ』か?」

792<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

793『白亜荘』:2015/11/13(金) 23:09:38
>>791(宝塚)
『みどり』:
「落ち着けますかァァァ――ッ! ああッ、口を開くと中にびッ」 『ペッペッ』

君は椅子をどかすと、『メイド』を中から引っ張り出した。

  『メイド』は膝を抱え込んだ状態のまま、丸まっている。
  君の言葉は聞いているが、ひどく怯えているのは変わらない。

「いたんだ、じゃなくて『居る』じゃないですかッ!
 『ムカデ』でです! あれはもう私耐えられなくて虫の中でも一番嫌いッ」

               『 シ ィ  ィ ィ  ン 』

  『メイド』の言葉に嘘はなさそう――に聴こえる。
  当人は真剣だ。だが周囲に虫どころか、羽音の一つすらない。

「出てきたんです箱の中から! なんでこんなに居るのッ!?」

794宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/14(土) 00:15:15
>>793
「あーあー、確かに『ムカデ』はちと神経にクるデザインだが……
『ムカデ』?」

あえて確認するまでもなく――
そんなものは『存在しない』。

「ちょっと待て。
アタシにはそんなものは『見えない』んだが……」

何かが起きている、のは間違いないようだが……
当惑気味に、『メイド』に尋ねる。

795『白亜荘』:2015/11/14(土) 00:39:50
>>794(宝塚)

『みどり』:
「ウソ言わないでくださいッ!
 だって今も足に齧りついたりしてきてるじゃないですかッ」

君は当惑気味に尋ねるが、『メイド』は主張を変えない。

  だが、君にはあくまで『見えない』。
  『このメイドにしか見えていない』のか……?


              『パタタタタ  パタタタ』


君は、頭上から物音がするのを聞いた。

796宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/14(土) 00:49:54
>>795
「い、いや……何を言われても『見えない』もんは『見えない』。
一体どうなってんだ?」

ここまで『認識』が食い違うというのも珍しい話だが、
このままでは埒が明かない――どうしたものか。

「――ん?」

ふいの物音に、視線を『天井』に向ける。

797『白亜荘』:2015/11/14(土) 00:57:58
>>796(宝塚)

『みどり』:
「…………そんなッ!? ……『幻覚使い』?
 でもそんなスタンドを使うコは私の記憶じゃ……」

君は天井を見上げた――

       『ボ ンッ』

  見上げると同時に『落ちてくる』。小さな手持ち鞄か?
  天井の証明で逆光になり、はっきりとは見えなかったが……

  落ちてきたそれが、頭に命中。当たった。だが痛みは特にない。

                   《チチューン》

798宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/14(土) 01:06:01
>>797
「またサラッと……『スタンド』ね、なるほど……
こりゃ話は早そうだな」

『メイド』の口から漏れた言葉に、合点がいったようにうなずく。
なるほど、ここは『そういう』所なのだろう。

「――うわッ!?」

天井から降って来たのは『鞄』?
突然のことで、反応も出来なかった。
まだ頭の上に載ってるなら、手で取っておく。

「今の『鳴き声』は……さっきの『小鳥』か?
そういやアンタ――ええと、名前聞いてなかったな。
この『事務室』で、『小鳥』を見なかったか?」

799『白亜荘』:2015/11/14(土) 01:28:55
>>798(宝塚)
君は頭にぶつかった鞄を、咄嗟に受け止めようとした。

  『ボン  ボボッ
              ボンッ』

  まるでお手玉を受け取り損ねたように、ポンポンと手を跳ねる。
  それ自ら動いているのではない。『異常に軽い』のだ。
  見れば藤製の鞄のようで、軽いのも判るが……それにしても。


            『  ボ  ボンッ  』


  鞄は机の上に落ち、そのままだ。口が大きく開いている。

『みどり』:
「…………小鳥? ことりさんは私の双子の」

「って、そっちではなく本物の? あ、痛い痛い噛んでるクソッ!」

              『 バシバシバシバシッ 』

『メイド』に尋ねると、動転しながらも返答が返ってきた。
見えない虫を必死になって払って、凌ごうとしている。

「小鳥は見てませんッ! 気づいたら小さな箱が置いてあったんです!
 見たことがないものなので開けたら、ビックリ箱みたいに開いて」

        《ヂチュ》
 《ヂュヂュゥ》     《ヂューゥ》

800宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/14(土) 01:38:31
>>799
「何だこりゃあ……か、『軽い』ッ」

掌に収まらないほど『軽い』鞄――
とても『実用』に耐えうるとは思えない。
つまり……

「『タダの鞄』じゃねえってことだな」
「なるほど。それで、その『箱』が開いてどうしたんだ?
その『ムカデ』が急に現れたのか?」

メイドに尋ねながら、『ヴェルサイユ』を発現。
左掌に『直径5cm』の『シャンデリア』を作成し、点灯。
ぽっかり開いた『鞄』のなかを照らし見ようと試みる。

801『白亜荘』:2015/11/14(土) 02:34:49
>>800(宝塚)
『鞄』は動くこともなく、そのまま鎮座している。
重量が軽すぎるのもあるが、非常に奇妙だ。

『みどり』:
「ですッ! 部屋一面がムカデに覆われて掃除どうしようかと」

         ズギュンッ

『ヴェルサイユ』が発現され、掌に『シャンデリア』が現れた。
開いた鞄の中を確認せんと、明りを灯し、照らす。

     『 パ ァ 』

  中は……照らしてなお、『暗い』。
  まるで洞窟に続いているかのようだ。そしてその中から。


         《ヂュゥ  ヂュヂュゥ》

                  《ヂュアアアア――ッ》


    『ドバアアアアアアアアアアッ』

  鞄の中から大量の『ネズミ』が姿を現したッ!
  飛び出した群れが君と『ヴェルサイユ』目掛けて跳びかかってくる!

802宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/14(土) 06:28:19
>>801
「なるほど……どうやら『きっかけ』は分かったな」

『中を覗く』のがこの『現象』のきっかけ……
そう考える。さっきから『蓋は開いていた』のに、
『ネズミ』が現れたのは中を窺った『今』だ。

「そしてアタシの前には『ネズミ』が現れた――
アンタには見えるか?」

おそらく『見えていない』と思われるが、
念のため『メイド』に確認する。

(『条件』はわかった)
(次はこの現象の『終わらせ方』か)

寄ってくる『ネズミ』は、『ヴェルサイユ』で払いのける。
触った『実感』はあるのか、確認しておきたい。

803『白亜荘』:2015/11/14(土) 23:03:08
>>802(宝塚)
君は現れたネズミの群れをスタンドで払い除けつつ、『メイド』に尋ねた。

『みどり』:
「いえ、そんなモノは欠片も。
 やはり幻覚のスタンドのようですがこの感触や痛みはリアルとしか」

     『バシバシバシッ』

  ネズミの群れは実際のそれと同じようだが、ひどく敏捷で片端から跳びかかってくる。
  殴った手応えがあり、叩き潰すことは可能だ……数が尋常ではない。
  瞬く間に部屋中に広がり、四方八方から飛びかからんとしてくる!


             『ドッバァァァァ――――z____ッ』

804宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/14(土) 23:19:06
>>803
「やっぱりな……つまりこれはあの『鞄』の見せる『幻』――
……つーか、おい、鬱陶しいにも程があるってんだよッ!」

雲霞のごときネズミの群れを見て呟き、
中空に、『ヴェルサイユ』の拳を一振りする。

「マトモに相手をしてたら『キリがねえ』な。
幸い相手は『ネズミ』だ。『地べたを這う』……なッ」

『ズギャン ッ』
空間に『直径1m』『チェーン20cm』のシャンデリアを作成。
そいつに飛び乗り、ネズミたちと距離を取る。
『幻?』とはいえネズミはネズミ、常識を逸脱した動きは
取れないのではないか……と予想する。

「……やっぱ、あの『鞄のフタ』を閉めれば
『止まる』と考えるのが自然だよな……しかし、
まともに『手に取れない』ようなものの
『フタを閉める』ってのは……骨が折れそうだ」
「おっと、そうだ。アンタもこっち来なよ」

ついでに『メイド』も『ヴェルサイユ』で
シャンデリア上に引っ張り上げたい。
地面で丸くなってるよりはだいぶマシだろう。

805『白亜荘』:2015/11/14(土) 23:35:52
>>804(宝塚)
君は『ヴェルサイユ』の拳で空を薙ぎ、『シャンデリア』を設置した。

            『ズギャン ッ
                      シャラ ラァ ッ』


  設置した『シャンデリア』の上に這い上がり、『ことり』を引き上げる。
  『ことり』はおっかなびっくり上り、君の胴へと腕を回し、しがみついてくる。


『みどり』:
「このような『近距離パワー型』のスタンド……。
 うちの住民でも同胞でもないのに、何故ここに居るかの疑問はありますが」

「感謝いたします。ですが、この状況。なかなかにへヴィでございます」


        『 ドドドドドドドドド 』

  まるで水道の蛇口をぶち壊したかのような勢いで、『ネズミの群れ』が溢れる。
  『ことり』の目には『ムカデの群れ』が見えているのだろう。『幻覚』だが、始末に困る。

                《チ チ チューン》

                       《俺っちの能力はどーよ?》


『みどり』:
「………………今、何かおっしゃいましたか?」

806宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/14(土) 23:43:14
>>805
>設置した『シャンデリア』の上に這い上がり、『ことり』を引き上げる。
>  『ことり』はおっかなびっくり上り、君の胴へと腕を回し、しがみついてくる。
(この『ことり』は『みどり』のこと、でOK?)

「あー、その。『知り合い』のツテで
ここに入居さしてもらおうと思ってよ。
それでやって来たらバッチリ巻き込まれたってワケだ」

『メイド』にいきさつを説明しつつ、ウンザリした顔で
溢れる『群れ』を見下ろす。そこへ――

「……!
いや、『アタシじゃねえ』。それに『アンタでもない』な」
「その『鳴き声』は、さっきの『小鳥』かッ!?」

謎の『声』に呼びかけつつ、辺りを見回す。
呼びかけてきた――ということは、こちらの様子が
『見えている』ということ。そう遠くにはいないはずだ。

807『白亜荘』:2015/11/15(日) 00:10:28
>>806(宝塚)
(※失礼、GMのミス。その理解でよい。)

『みどり』:
「なるほど……そしてこの声ッ!
 どこの誰のスタンドか知りませんが、もうやめなさいッ!」

君は『みどり』と共に『声の主』に向けて呼びかけた。

               『ヒュンッ』

    『ヒュヒュンッ』

  飛び回っているが――異常に速い。
  しかし、羽ばたきながら制止し、君と『みどり』を見下ろしてくる。

          『 パタタタタタ 』

  《ビンゴ〜。その通り、小鳥ちゃんでーす》

 《俺っちの能力をご主人サマに理解してもらってんだー。
  俺っちの目にはよーく見えるぜ。アンタらそんなのが怖いのー?》

《……いや、そっちは違うかな。コワさが『浅い』や。
 マジでブルっちまう相手への反応って感じじゃねー》

  『小鳥』が喋っている。よくよく見ればその姿、本物の鳥とは異なる。
  羽を広げると、その翼に奇怪な模様が浮かび、尾羽もひどく長い。

    最後の言葉は君に向けたモノのようだ。
    確かに君は恐怖を強く感じてるわけではない。
    さきほど『ネズミでも出てくるかも』と考えただけだ……


《ご主人サマは俺っちを制御出来るスタンド使いってわけじゃねー。
 だから、とりあえず動かすイメージ掴んでもらおーと思ってんだけど》

《アンタらその材料にはちょうどいいや。付き合ってくれねーか?》

808宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/15(日) 00:19:12
>>807
(回答感謝)
「『怖さ』……なるほど、箱の中を見た奴の――
恐らくは『苦手なもの』の『イメージ』を映し出すのが能力か。
アンタは『ムカデ』が出るかも……とか考えたのか?」
(そういや『奇妙』な見た目の『鳥』だったな……
どうやら『遠隔操作』の『スタンド』ってわけか)

そういえば、『ネズミ』のことを考えていた気もする。
『メイド』にも尋ねてみよう。

「いや、人を実験台扱いするんじゃねぇよ。
せめて『解除条件』を言え」

『小鳥』にボヤキつつ、『鞄』はまだあるのかチラッと確認する。

809『白亜荘』:2015/11/15(日) 00:31:41

   『フラフラ』
              『フラ〜』

『』>>808(宝塚)

《ナルホドぉ〜。そういう能力なのか俺っちってば》

『ことり』は君の推測に勝手に納得しているようだ。
羽ばたきながら、君の頭上近くにまで移動してくる。


《いや。『知んねー』。マジなのよこれがさぁ。
 ほら、俺っちって生まれたばかりのひよこちゃんで超かわいいじゃん》

《ある程度『ルール』は判るんだけどねぇー。
 だからまあほら、そこらへんも含めて付き合ってほしいっていうか〜》

『みどり』:
「…………なんという無責任なッ! 本体はどこです本体は!」

《え〜、教えるとご主人サマにメーワクかかるじゃァァ〜ん》

『鞄』は動いてはいない。ネズミの群れが溢れかえって、直視は出来ない。
だが、ネズミが出ている一点から、位置が変わっていないは判る。

810宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/15(日) 00:43:23
>>809
「何だとォ!?」

わかんねーのかよ!と言わんばかりのリアクションをとった。

「『目覚めたばかり』のスタンドってことか……?
とりあえず把握してる限りの『ルール』を説明してみな」
「(廉も戻ってこねーし)暫くは付き合ってやるけどよォ……
アタシはあんまり気が長くねえ。覚えとけよ」

『小鳥のスタンド』を睨む。

「とりあえず……あの『ネズミ』が沸いて出てくる『中心』に
『鞄』があるのは分かる」
「『机ごと』ぶっ壊してもよければ『鞄』をどうにかできるかもしれねえが、
確か『履歴書』が載ってたか……」

「あ、そうだ。おい、アンタ。
あの『履歴書』に載ってた二人は、『入居予定者』か何かなのか?」
ふと思い出して、『みどり』に尋ねてみる。

811『白亜荘』:2015/11/15(日) 00:56:09
>>810(宝塚)

《そーなのォー。あの鞄は俺っちが持ってきたんだけどね。
 俺っちが触ったモノは籐細工みてーになるっぺーや》

《なんでもそーじゃねーけど。で、試しにアンタに触らせたんだ。
 そしたら口がいきなり開いて〜、中からネズミが超出てきた》

『みどり』:
「じゃあ、箱を持ってきたのもあなたですか!」

《そーだよー。俺っちからプレゼントのつもりだったんだけど……ごめんちゃい》

              『パタタタタタタ』

『小鳥のスタンド』は君の問いに対し、ナメた態度で答えてくる。
更に、『みどり』に『履歴書の人物』について尋ねた。


『みどり』:
「ええ、左様でございます。今日入居してきて……
 能力に関しては『まだ未知数』なので、要注意と言われていたのですが」

《それご主人サマだ〜。なんでえ知ってんじゃん、ちぇーッ》

                    『ド  ドドドド』

その時、不意に君は気づいた。『ネズミの群れが増えている』

           『ドドドドドドドドドド』

  密室の中、溢れ続けるネズミが互いを踏みつけて重なり、這い登ろうとしている。
  さながら水位が上がるように、ネズミの群れが部屋の中を満たしてきている……!

812宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/15(日) 01:13:42
>>811
「『籐細工』……お前の姿といい、まるで『昔話』だな」
「多分、変化するのは『箱型のもの』だけだろう。『蓋』も必要なんじゃねえかな」

そういえば、こいつの姿、『箱』、そして中から沸く『大量のもの』。
『聞いたことがある』気がする。

「やっぱり履歴書に載ってたどちらかが『本体』か。
――ん?」

『ネズミ』の海が水かさを増したのに気付く。
さすがにこれだけの量が蠢くのは気色が悪い。

「げっ……こいつら『物量』で昇ってくるつもりかッ!
マズいな……『幻のネズミ』で『窒息死』なんて洒落にもならねえ、
おい『鳥野郎』!お前、
自分より『小さい箱』は持ってないのか?」

尋ねながら、空間を『ヴェルサイユ』で殴る。
『直径2m』『チェーン2m』のシャンデリアを作成。
『ネズミ』をその重量で押し潰し、事務室の出口までの『足場』を確保したい。

813『白亜荘』:2015/11/15(日) 01:24:53
>>812(宝塚)

  《あー、ご主人サマが似たよーなコト言ってたな。
   ジャパンの童話だっけェー? まあ、どっちでもいいけどォ〜》

《あー、そうそう。蓋ッつーか開けたり閉めたり出来ねーとダメっぽい》

『みどり』:
「私には見えませんが、この『幻覚』は危険ッ!
 その確信があるのでお任せいたしますッ!」

        『ズギュンッ』   『 ジャラ ジャラ
                     ジャラァ z ッ 』

君は新たに『シャンデリア』を発現し、空中から吊り下げた。

               『ドガッシャアッ』

  現れた『シャンデリア』がネズミの群れを圧し潰し、同時に足場となるッ!
  出口までの足場としては十分だ。『小鳥のスタンド』は急いで戸口に向かっている。

  《『籐細工っぽく』したのなら何でも持てるよォー。
   だけど今は材料がねェーな。そこら辺触って回ったんだけど、落ちてるかも》

814宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/15(日) 01:31:02
>>813
「やっぱりな……だいたい分かったが、
肝心の『解除』の条件だけがなあ……っとォ」

シャンデリアの『足場』に乗り移り、

「ほら、アンタも早く……いや、見えてないから問題ねえのか?
まあいいや、来なッ」

『みどり』の手を引いて戸口に向かう。

「『落ちてるかも』だと?
この部屋を探す気はちょっと起きねえなあ……
ま、そっちはこの部屋抜けてからでもなんとかなるかな」

815『白亜荘』:2015/11/15(日) 01:44:54
>>814(宝塚)

  《解除されっと困るなァー。すげー楽しくねーェ?》

                《チチチチチ》

君は『みどり』の手を引き、事務室の外へと出た。

  『みどり』は不安な顔だが、君任せといった感じだ。
  事務室の外に出る。だが、開いた扉からまだ出てこようとしている。

          『ドド  ドドドォ――ッ』

《アンタらの『恐怖のエネルギー』がパワーになってんだねー。
 そういうのが感覚で解るぜ。心底で怖いほうがもっと幻覚のパワーが強くなるのか?》

『小鳥のスタンド』は勝手なことを呟いている。

816宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/15(日) 01:55:43
>>815
「テメー、気楽な立場だからって好き勝手言いやがって……あ」

気付いた。

「よく考えたらよォ……お前は『見えてない』し『実害もない』よな、アレ」

『ヒュ』
『ヴェルサイユ』の手を伸ばし、
その『スピード』でもって『小鳥』をとっ捕まえようとする。(破ス精BBB)

「お前があの『鞄』やら『箱』を閉めれば、それで良いんじゃねえのか?
ついでに言えば……お前はこの『現象』が起きてる間、
ずっとこの周りにいたよな――」
「つまりお前が一定距離離れると、この『現象』が終わる可能性もあるってことか」

817『白亜荘』:2015/11/15(日) 02:08:54
>>816(宝塚)           マボロシ
  《そりゃねーね。だってあれ『幻覚』じゃァァ〜〜ん》

君は『小鳥のスタンド』に向けて手を伸ばす――

          『ド  ヒャアッ』


                  《うわッ!》



            《………………ノロくねェー?》

            『 ギュ  ギュギュゥンッ 』


  『小鳥のスタンド』が目を瞠る速度で避けた。『異常な速度』だ(ス精:AB相当)。
  単に捕まえるというのは難しそうだ。『小鳥』は羽ばたいて滞空している。

『みどり』:
「くう、ムカデさえいなければわたくしがどうにかするのですが……」

          《『距離離れりゃ戻るかもしれない』?》

    《そいじゃご主人サマのところへ戻ってみるぜー。
     実はさっきから呼ばれてんだよねー。メンドいから行かなかったけど》

818宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/15(日) 08:43:20
>>817
『スカァ〜ッ』
「なッ……てめーが『速い』んだよ、この鳥公」
(『遠隔操作』でこの『スピード』……やっぱ
ほとんど『パワー』は持たないタイプか)

驚異的な『スピード』に思わず言葉が漏れる。
もしほんの少しでも触れたら(>>816メ欄)、
チェーン2mの『極小シャンデリア』をそこに作成、
それを踏みつけて『逃げ』を封じるつもりだったが……

「あっ、オイ……ちょっと待て」
「『呼ばれてた』?
本体の方で何かあったのか?」

本体のところに戻ろうとする『小鳥』に問い掛ける。

819『白亜荘』:2015/11/19(木) 21:28:16
>>818(宝塚)

  《多分ねーぇ。なんか人が来たとかなんとかかんとか》

 《…………うーん、めちゃ困ってるぽいなァ。
  手っ取り早い解決法教えるから助けてくれなぁい?》

  『ドドドド  ドドド』

『ネズミの群れ』は溢れ出るのが止まりそうにない。

   《それどこかお礼するからマジで》

『みどり』:
「ええいその軽薄な口調を止めませんかッ」

820宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/19(木) 22:40:20
>>819
「…………解決法?なんだそりゃあ、まさか目ェつぶれば良いとか言わねーよな」

『小鳥』に尋ねる。

「なんだか分からんが、そういうことなら教えてくれ。
お前の『本体』が困ってる事情も知りたいしな」

さっきまで同様、こちらをおちょくったノリではあるが、
どうも『困ってる』のはマジらしいので、
『小鳥』の提案に前向きに応じてみることにする。

821『白亜荘』:2015/11/19(木) 23:20:34
>>820(宝塚)

  《カーンタン。事務室の扉閉めなよ》
マボロシ
《幻覚なんだぜ。ドアが開けられるわけない》

           『チチチチチチ・・・・・・』

『小鳥』が君の肩に乗ろうとしている。
協力する意図があることを示すためだろう。

822宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/19(木) 23:30:45
>>821
「……………………」
「ま、そりゃあそうだ」

何となく悔しいから『盲点』だった、とは言わずに
静かにドアを閉めることにした。

「まあ、これでこの場はとりあえず問題ないか。
んじゃまあ、行こうぜ。お前の『本体』んとこによ……
道案内よろしくな」

そう『小鳥』に声をかける。……肩ぐらいは貸してやろう。

823『白亜荘』:2015/11/19(木) 23:45:42
>>822(宝塚)
君は静かにドアを閉めた。

         『ピタァ』

  『ゴソ  ゴソゴソゴソゴソ』

  扉越しに蠢く音は聞こえるが、これも幻覚の範疇だろう。
  出て来れることはない。確かに問題ない対処法であった。

       《そいじゃ参りましょう。俺っちは……》

  《…………俺っちってそういや名前ねーな。
   うわ困るからみんなの愛しい小鳥ちゃんって呼んでくれて構わないよ》

『みどり』:
「呼ぶか空飛ぶドブネズミ風情がッ」
「さあ、急いで参りましょう。スタンドはともかく本体が心配です」

『小鳥』は君の肩に乗り、『みどり』は君にしがみついたままだ。
君はこの状態のまま、移動を始めても構わない。

824宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/20(金) 00:06:49
>>823
「名前ねぇのかよ? ――よし、行こうぜ『鳥公』」

彼の提案した小粋なネーミングは断固拒否することにして、
歩き出す――ところで、しがみついたままの『みどり』に気付いた。

「……あー、アンタ。そういや名前聞いてなかったな……
大丈夫かい? その、いつまでもしがみ付かれてると
ちょいと歩き辛いんだが」

825『白亜荘』:2015/11/20(金) 00:39:28
>>824(宝塚)

  《『鳥公』ゥゥ? えー、ナニ俺っちブルース・リーの真似したりクチバシ歪めて笑うのォ〜?》

『みどり』:
「ええい、おこがましい。力不足で役者不足です小鳥風情がッ」

              『ギャーギャー』

『メタ発言』をかましつつ、『みどり』は『鳥公』と君と一緒に移動しようとしていた。

                 『 パッ 』

  だが、君の指摘を受けて、慌ててて離れる。
  深々とお辞儀をし、非礼を詫びた。

『みどり』:
「申し訳ございません。神戸みどりと申しましてこの寮のメイドでございます。
 あまりに収まりがよかったもので大変失礼いたしました。

 …………それはそれとして、どうかご助力をお願い申し上げます。
 見えるだけのスタンド使い未満の者なので、まさかこうも早々に目覚めるとは……」

     《ご主人サマだいじょーぶかなー、あっはっはっは》


『みどり』:
「……あの脳味噌爪の垢大のスタンドでは頼りになりませんッ! お願いしますッ!」

826宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/20(金) 00:49:44
>>825
「みどり、か。よろしくな――アタシは宝塚、宝塚 亜綺良だ。
『見えるだけ』ってのは、『目覚めかけ』ってことだよな……
この『ピヨすけ』の本体も、『そう』だったってことか。
ま、アタシでよけりゃいくらでも力を貸すぜ」
(……? しかしなんで一介の『寮』に、そんな
『目覚めかけのスタンド使い』が何人もいるんだ――?)

疑問を抱きつつ、今度こそ歩き出す。
場所は『小鳥』が知っている、彼の案内に従おう。

「にしても『緊張感』ねぇのな。
そこまで緊迫した様子じゃあないのか?」

移動しながら、『小鳥』に聞いてみる。

827『白亜荘』:2015/11/21(土) 23:22:16
>>826(宝塚)
君は『みどり』からの依頼を改めて請け負った。

『みどり』:
「助かります。では急ぎましょう。
 あてがった部屋は相部屋でしたので……」

  《大丈夫じゃねーのォ? なんか逃げ回ってるとかなんとか―》

《『でっかい眼の女子』が『でっかい眼の虫の化け物』みたいなのを連れてんだって》

『小鳥』はくちばしで指し、女子寮の方角を指示した。
『みどり』が向かおうとしていた方角と同じようだ。

828宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/21(土) 23:32:03
>>827
「『相部屋』……すると『困ってる』理由ってのは
ひょっとして相部屋に入る『もう一人』のことか?」

などと『みどり』に疑問を投げつつ歩いていたが、

>《『でっかい眼の女子』が『でっかい眼の虫の化け物』みたいなのを連れてんだって》

この一言に、目を見開いた。

「なっ…………そりゃあ、まさか……
確かに様子を見に行ったっきり戻らないから、
妙だとは思ってたけどよ」
『彼女』の実力は誰よりも認めている。
だからこそ、しばらく戻らなくても不安は覚えなかったが――

(そういや、わりと『トラブル』も起こすっけか……
いや、まだ『そう』と決まった訳じゃねーけどよ)

無意識に、歩調が早まる。『ヴェルサイユ』が
今まで作成した『シャンデリア』を全て『解除』、
作成枠を『フルに』残しておく。

「急ぐぜ『鳥野郎』」

『小鳥』に声をかけ、更にスピードをあげる。

829『白亜荘』:2015/11/21(土) 23:42:07
>>828(宝塚)
君は移動しながら、『鳥公』に質問を続けた。

   《半分当たりィ〜。同じ部屋のヤツも俺っちのご同輩が出せたんだって》

《そっちは俺っちと違っていうこと全然聞かねェーらしいよ。
 そのでっかい眼の女子になんか仕掛けちまったとか……うおおう》

                    『ピシンッ』

  『鳥のスタンド』の頬にはすられたような傷が浮かび上がる。
  ダメージと言っても詐称だが、これは本体のほうにダメージがあった証拠だ。

『みどり』:
「危険ですね。わたくしの能力ではこの場では役に立てませんし……」

「ともかく案内だけはさせていただきますッ!」

『みどり』が誘導しながら、君たちは女子寮へと向かう。


             『ザッザ  ザッザ  ザッザ』

 女子寮の渡り廊下を抜けて、階段を登る。
 『みどり』曰く、二階のようだが――――

                      《キャルルルォオォオオ〜〜ッ》


      「だめ! 脅かさないでッ!」


                    「繰り返しますが……解除しない、なら。……」

     「どうしたらいいか判らないんですッ!」

830宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/22(日) 00:08:12
>>829
「『なるほど』な」

だいたい合点は行った。

「しかもスタンドが『暴走』――いや『独り歩き』か?
厄介なことこの上ねえな……!」

ほとんど走るようにして、二階に向かう。

「この『声』――やっぱりかッ」

もう『案内』は必要あるまい。
声のする方へ、駆け、そして部屋へ入る。それだけだ。

「――――『廉』!
何があったッ!?」

831『白亜荘』:2015/11/22(日) 00:16:29
>>830(宝塚)
君は急いで声の聞こえた部屋へと走る――

      『ザザッ  ザン!』

  君が観た光景は、『鷲ノ巣』が部屋の前に立っている姿だった。
  ドアは大きく開かれており、部屋の中からも声が聞こえる。

『鷲ノ巣』:
「………………これ、本当に抜けませ、ん……ね。……
 痛みがない……け、れど。……問、題……ない、と……は言えない、かな?」

「………………アキラさん? いま、なんとかしま、すから」

          『クルリ』

  『鷲ノ巣』が振り返る――と、その胸に異様なモノがあった。
  黒く焦げた木の杭のようなモノが、深々と突き刺さっている。

『みどり』:
「ホンファ! ロビナ! 何をしていますか! 無事でしょうねッ」

  『鷲ノ巣』と入れ違いに、『みどり』が部屋の中に入りこむ。
  すると、それと同時に何かが動いた――

                       『ギュ ォ  オォ』

     《キャルルルルルルルゥ――ッ》

832宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/22(日) 00:32:50
>>831
「な……ッ!?
ま、待て――抜いたらヤバい気がするッ」

鷲ノ巣の、異様な姿に息を呑んだ。

「一体何がどうしてこうなったんだ……
! 『何か』いるな……」

『鳴き声』に反応し、『ヴェルサイユ』ごとそちらに振り向く。
なにか飛来して来たなら、拳で叩き落すつもりだ。

833『白亜荘』:2015/11/25(水) 23:38:37
>>832(宝塚)
君は鳴き声の相手に向き直り、スタンドごと振り向く。

       《キャシャーッ キャシャラルゥ――ッ》


     『メラ メラメラ
             メラ メラメラメラ・・・・・』

  君の目に映ったのは『中国龍』の姿をしたスタンドだ。
  全長は2メートル以上あるが、身体は細く、小型に見える。
  異様なのはその全身が『燃え盛る火』に覆われていることだ。

        『フシュゥゥ――――ッ』

                  『 ボ  アァァ z ッ 』

  口から火を吐きながら、『龍』は君を威嚇している。

  《俺っちと比べて愛嬌のないヤツー。
   兄貴ィー、やっちまっておくんなましよ〜》

『鳥公』は無責任に君を煽り叩てくる。そこへ『鷲ノ巣』が近づく。

「…………触るのを警戒して、まだ殴ってません。……
 あのスタンドが出てきたら、いきなり胸にこの杭が。……」

834宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/26(木) 00:28:08
>>833
「……これは、『龍』か?
見るからに触ったらヤバそうな見た目してやがる」

なにせ全身『炎』に包まれているのだ。
『感覚』として『熱』は感じるのだろうか。

「『触ってない』……
となると、その『杭』みたいなのはどういう『条件』で現れた……?
あの『龍』が現れる前に、何かしてたことはないか」

鷲ノ巣に尋ねる。
とにかく、『杭』と『龍』の因果関係をはっきりさせなくては、
迂闊に攻撃もできやしない――鷲ノ巣に危険が及ぶ可能性がある。

「廉、どうも『痛み』はないみたいだが、その『杭』、どんな感じだ?
体内に『刺さってる』のか、それとも『生えてる』感じなのか……」

『ガッシィイン』
『ヴェルサイユ』が両手を打ち合わせ、両拳に『直径10cm、チェーン2m』の
シャンデリアを一つずつ作成しておきたい。

835『白亜荘』:2015/11/26(木) 00:45:21
>>834(宝塚)
君は『龍』を観察しながら、『シャンデリア』を発現する。

       『ガッシィイン』  『 ジャラ ラァ 』

  『シャンデリア』を発現する姿を警戒し、相手も身をくねらせている。
  火は燃え立っており、威嚇するようだが――不思議と熱を感じない。

『鷲ノ巣』:
「杭――……は、『生えてきた』、ん……です。……
 え、え、と。……あれと、目が合って、それから、不意に。……」

『みどり』:
「申し訳ございませんッ! 本体はこのコなのですが、制御が出来ないようですッ。
 止むを得ませんので、攻撃を仕掛けてきたら、どうか自衛してくださいませッ」


  『みどり』が中に居た少女の一人の手を握り、話を聞いているようだ。
  見るからにアジア系だが、目鼻立ちは日本人にはない雰囲気がある。

    《アレはホンファちゃんの相棒なのねん。
     で、でー、俺っちなんか手伝うことあるなら手伝うけどォー》

836宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/26(木) 01:01:25
>>835
「『目線』で、体内から『杭』を生やす――『目的』がまだ分からねえ。
『生えてきた』なら、とりあえず『致命的』な状態じゃあ無さそうだが……
どこから『生えてる』か、感覚的に分かったりしねえか?」

ちらりと『みどり』の方を窺い、すぐに視線を戻す。
鷲ノ巣から生えた『杭』に、色、形以外に特筆するような
特徴はあっただろうか……と、考える。

「……『暴走』してる『スタンド』か……
『加減』ってものが無いだけに厄介だが、
大して『敵意』も感じねえな……」
「とにかく、『反応』を見るためにも行動しねえとな。
『鳥公』、ちょっと『廉』――そこの子だ――
の様子を見てて……何か変化があったら教えてくれ」

『小鳥』にそう頼むと、右手に作ったシャンデリアの
チェーンを『1m』余して手に持ち、
シャンデリアをぐるぐると『鎖鎌』のように回転させる。

「悪く思うなよ。……薔薇ァッ!」

そのまま、シャンデリアを『分銅』のように
『龍』の体めがけて投じる。

837『白亜荘』:2015/11/27(金) 23:34:03
>>836(宝塚)
君は『鷲ノ巣』の胸の『木杭』を観察した。
それから、『鳥公』に『鷲ノ巣』の動向の確認を頼む。

  胸から生えた『杭』はまるで焼いたように黒い。
  そして、トーテムポールのように『彫刻』されたようにも見えるが――

  その『形状』。見覚えがある気がする。君自身がよく知っているモノだ。

『鷲ノ巣』:
「痛くはないので、大丈夫だと思うんですけど。……
 ちょっと、動かないでいます、ね。お任せします、から。……」
                ブロー
   《リョーカぁイ。ヘイ、兄弟、大人しくしと》

                        《キシャー》

   《あ、俺っちじゃ無理です任せたァ〜》


君は『シャンデリア』を鎖鎌のように振り回し、投擲する。

        『ギャリンギャリンギャリンギャリン』

  『龍』は『シャンデリア』の動きを眺めていたが――

               『ギャ ラララ ア ッ』

  射出された『鎖鎌』が真っ直ぐ飛んでいくッ!
  だが、それでもなお、相手の眼差しは冷静だ。

                  《ルシャゥゥウ――ッ》

             『 ギュ   ォ ン 』

  放たれる動きを見ながら――真っ向から飛び込んできたッ! (ス精:BB相当)
  君の手を睨みつけながら、再度間合いを詰めて来ようとしている……!

838宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/27(金) 23:51:04
>>837
『見覚えのある』形状――この宝塚 亜綺良にとって、
身近な『意匠』とは何か?
(――『バラ』?)

憶測が正しいかどうか、考えつつ――迫る『龍』に対処する。

スッ
左手でもう一つの『シャンデリア』を持ち、右手を『龍』の『視線上』に置く。
その接近を引き付け――

「『目を合わす』のがヤバい、ってのは――もう聞いてるぜ」

ポイ
おもむろに『シャンデリア』を持った左手を、視線に『割り込ませ』る。

カ  ッ
そして、間髪入れずに『点灯』させる。
『ヴェルサイユ』の『黒い掌』に視界を集めさせてからの『目くらまし』。
『視覚』を能力の『トリガー』とするならば、これは
相当『効く』はずだ。

839『白亜荘』:2015/11/27(金) 23:59:05
>>838(宝塚)
君はその身近な『意匠』について考える。

  『薔薇』――ではない。焦げている為解りづらかったが、人間のようだ。
  その顔のあたり。『美化』されているようだが……『見覚えがある』。
  おそらく、女性の君ならば毎日幾度となく見ているはずだ……『鏡』で。

君は『シャンデリア』を『龍』の視線の上に置いた。
そして――――

             『  カ  ァ  ッ 』

  『点灯ッ!』 眩い光が発され、相手の目を奪う――はずだった。

             『ギュン  ギュィ――ッ』

  だが、相手は動じない。視線を注いでいたのは警戒の故だ。
  そして狙いは端から君ではなかった。『龍』が口を開くと――

            『ビュォォォ――――ッ』

  一条の細い火炎を吐き出し――『鷲ノ巣』へと吹き付けたッ!
  自分への攻撃を『鷲ノ巣』も予想していなかった。

『鷲ノ巣』:
「狙い……は、私ッ!?」

                  『ボッ  ボボボォッ』

    火が『鷲ノ巣』の胸に当たり、そのままローソクの火のように点される……!

840宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/28(土) 00:19:17
>>839
「――『アタシ』? 廉ッ!」

『意外』!それは『自分の顔』!
(……案外、わからねえもんだな。まあ、じっくり『化粧』して、
ってわけでもないが――)

「そして……狙いは徹底してアタシじゃあないって訳か。
…………」

「ナメんじゃねえぞ」
「廉!その『火』、消せそうか?『ホンモノの』燃えてる感覚はあるか?」

あの『像』のサイズからして、即座に燃え尽きるということはないだろう。
問題は、あの『火』が『現実』かどうかだ。
鷲ノ巣に呼びかけ、『ヴェルサイユ』の左手に持ったシャンデリアを、
『横手投げ』で、こちらから見て左から『弧』を描くように、
龍目掛けて投げる。

※宝塚、龍、鷲ノ巣の間の『距離』、及び『位置関係』を把握したいです。

841『白亜荘』:2015/11/28(土) 00:28:12
>>840(宝塚)
君は『彫刻の正体』に気づき、『鷲ノ巣』に声をかける。
『鷲ノ巣』は仰け反って、倒れかかるが――

『鷲ノ巣』:
「………………」

「え……え? 『熱くない』。……」

  『鷲ノ巣』は自らの手で胸に触れるが、その手に延焼する様子もない。
  点火されたのは『木杭』だ。その先端が燃え上っているが……君も熱を覚えない。


    《俺っちと同じこけおどし系〜?》

                            《シャルルルルーッ》

   《アイツ違うっていってんぜ〜》

『龍』は威嚇するように身をくねらせていたが……君の手を再度睨んでいる。
そこへ、君は左から横手に、弧を描く軌道で『シャンデリア』を投げつけた。

                  『ギュ  ォ  ン』

  『龍』は垂直に飛び上がり、下方と君の手を睨み続けている。
  そして、時折君の顔を観ようと、視線を送っているようだが――


|       |
|       |  君と龍の双方の距離は2メートル程度。
|  龍   |  鷲ノ巣は君の背後、50センチ程度の位置に居る。『鳥公』も同様。
|       |
|  宝   扉
|鷲     |

842宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/28(土) 00:47:46
>>841
>《アイツ違うっていってんぜ〜》
「――『だろうな』。アタシも、そう思う。
『廉』!すぐにこいつをボコる――信じて、待ってろ!」

(『廉』から『アタシ』の『像』――それが、『燃えている』。
ロクな結果は想像できねえな。
しかも、どうやら『手』で消せるもんでもないようだ)

ダ ン ッ

最初から、単純な『投擲』が当たるとは思わない。
だが、龍がなんらかの『回避行動』をとるなら、そこに
接近する『隙』が生まれるはず。
左手の『シャンデリア』を『龍』がかわす間に、屈みこみ、大きく踏み出す。
『1m』以内に接近してしまいたい。

「――そんなとこにフワフワ浮かんでよォ……
だが『目を合わす』必要はねえ」

ドゴォ
『ヴェルサイユ』で地面を叩く。
『直径1.5m、チェーン5cm』で、『龍の足元』に
ttp://www.idea-housewares.jp/chandelier/1-2/cdl99-s.html
のシャンデリアを作成する。
高さ『2.65m』のサイズを活かし、空中にいる『龍』の撃墜を狙う!

「『叩き落して』やるからよ」

843『白亜荘』:2015/11/28(土) 00:54:56
>>842(宝塚)
君は『シャンデリア』を完全に回避される前に、大きく踏み出した。
1メートル内まで距離を詰めることに成功。『龍』は手の動きを観ていたが――

       『 ドゴォ 』

                『ズギャアア』

  床を叩くッ! 『シャンデリア』が設置され、天井目掛けて伸びるッ!
  『龍』の観察していたのは君の手。『鎖の伸びたシャンデリア』だ。
  故に、この方向からの攻撃は一切想定していない――

         《キャロロォッ》

              『  ギャア ン

                     ドバギャアアッ 』

  天井と『シャンデリア』に挟まれるように、下から突き上げられたッ!
  ピシリとヴィジョンに亀裂が走り、挟まれた状態からもがいている。

                 《  キァアラルルル…… 》

               『グニ  グニグニィ』

  その細い身をくねらせて、挟まれた状態から抜け出そうとしている……

844宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/28(土) 01:16:07
>>843
「おっと……あの『スピード』だ、かわされるかと思ったが」
「『期待以上』ッ!」

表面が『クリスタルガラス』で出来たシャンデリアの『装飾』に
目を向け、『目を合わす』ことなく、『串刺し』の『龍』を捕捉する。

「そして一度動きを止めたなら――
『逃がす』わけにはいかねえな」

右手の『シャンデリア』は、初めからチェーンを『1m』余して持っていた。
『ヴェルサイユ』を飛ばし、抜け出そうとする龍の『首』に、
『輪』のようにした『チェーン』を引っ掛け、その『怪力』でもって、『締め』て動きを封じたい。
(一応、『DF』があるとマズいので、『死なない』程度に締め上げる)

「さあ……能力を『解除』しろ。それともこのまま『折る』か?
難しい『選択』じゃないはずだぜ」

845『白亜荘』:2015/11/28(土) 23:07:11
>>844(宝塚)
君は分銅のように垂らした『シャンデリア』を、『龍』目掛けて飛ばす。

      『ギャリャア ッ』
                       『ジャリ リィ ン』

        《キャロロロォ――ッ》

  首に絡みついた『シャンデリア』が、『龍』を拘束した。
  パワーは然程でもないらしく、もがいて抵抗を続けている。


            《キャルルルルル――ッ》


   《えー、なになに……》
   《『我が主に無礼を働いたその報いを受けさせるまでは云々』。
    ……カレ、アタマがカッタいわァ。スクエアってやつだァねェー》

  『鳥公』が何を言っているか訳した。
  つまるところ、『降伏するつもりはない』らしい――


               『ガシッ』  『ガシイ ッ』

と……ふいに君の両肩を、何者かの手が掴んだ。

   《あ、ヤバッ! 逃げて逃げてッ》

846宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/28(土) 23:34:03
>>845
「…………なるほど、『脅迫』には屈しないってか」
「――上等だぜクソ野郎」

更に締め付けを強め、『龍』の意識を断ち切らんとする。
が――

>   《あ、ヤバッ! 逃げて逃げてッ》
「ッ!?」

今、肩を掴める相手はそう多くはない。
その手を『ヴェルサイユ』で振り払いながら、振り返りたい。

847『白亜荘』:2015/11/28(土) 23:43:59
>>846(宝塚)
君は『ヴェルサイユ』の腕で、肩を掴んだ手を振り払った。

             『ミシ ミシィ』

      『 バシ  バシイッ』

  『人外の膂力』で拘束されていたが、『ヴェルサイユ』が振り払う。
  咄嗟に振り返るが……、そこに居るのは先程と同じく『鷲ノ巣』。

                  『ド  ド  ドド ド』

  窓から差し込む陽で、顔が逆光になってその表情が伺えない。
  そのスタンドである『ゴールディー』は両腕を構え、両手に『大輪』を掛けている。

               『 ジャ ジャジャッ
                           パッシィーz_ン』

  『ゴールディー』が両腕に直径1メートルの『大輪』を構え、様子を伺っている。
  『鷲ノ巣』の胸に突き刺さった『焦げた木杭』は更に燃え盛っているように見える……


               『ジャリ  ジャリリンッ』   『ジャジャッ』


  《あ! チャイニーズドラゴン野郎が逃げますぜッ!》

『鳥公』は羽ばたいて、『龍のスタンド』に傾注している。

848宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/29(日) 00:25:49
>>847
「…………チッ……」
(『信じて、待ってろ』――か)

何となく――
こうなる気は、していた。

>  《あ! チャイニーズドラゴン野郎が逃げますぜッ!》
「行かせてやれ……
何か妙なマネしやがったら、
そん時は知らせてくれ。次は『へし折る』」

やむを得ないだろう。
目の前の『ゴールディー』と鷲ノ巣は、龍を拘束しながら、だとか――
そんなハンパな状況で相手ができる存在ではないし、
そんなハンパな状況で相手をしていい存在でもない。

「――――『廉』。
どうした……?」

言葉を投げかけながら、
『ヴェルサイユ』の両拳のシャンデリアを構え直し、対峙する。

一人と一体の動きを、注視する。
決して、何も、見逃しはしない。

849『白亜荘』:2015/11/29(日) 00:33:53
>>848(宝塚)
君は『ヴェルサイユ』と共に、『鷲ノ巣』と対峙した。

  『ス  ススゥ』

  『ゴールディー』が応じるように動き、構える。
  右腕の『大輪』を突き出し、左腕は引いた。

  『鷲ノ巣』――本体は。


『鷲ノ巣』:
「……………………」

            『ポ ヤァ』

  顔面が……紅潮している。恥らうように、とでも言えばいいだろうか。
  君のほうを直視出来ないようで、視線が重なることはない。

  だが――――

             『ギュオ ォ ッ』

                         『シュバウッ』

  突き出した右手の『大輪』が素早く突き出された! (破ス精:BBB相当)

850宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/29(日) 17:16:49
>>849
「…………来いッ」
(なんだ……顔が『赤い』……?)

少し、鷲ノ巣の表情に『違和感』を覚える。
『楽しむように』戦う少女ではあるが、そんな『顔』は浮かべまい。
(『龍』の野郎の能力――いや、それは後だな)

攻撃は待ってくれない。考えるのは、後回しだ。

「まずは『輪』で『リーチ』を伸ばして一撃かッ」

グイ ィッ

『ヴェルサイユ』の両腕を『クロス』させ、
右手で左手側の、左手で右手側の『チェーン』を、
それぞれ根元から『50cm』ほどの位置で掴む。

ジャッ

そしてクロスした腕を素早く開き、
二本の『チェーン』で『輪』を受け止めたい。
仮に腕を開くのが間に合わなくとも、
『クロス』した腕での『ガード』は間に合うはずだ。

851『白亜荘』:2015/11/30(月) 23:22:47
>>850(宝塚)
君は両腕を十字に重ねて、そこから二本のチェーンで受け止めんとする。

  『 ドヒュウウ ッ
              ガッギィン 』

  右腕の『大輪』がクロスされたチェーンに直撃ッ!
  強く押し込んだ『大輪』が撓み、反射的にか、スタンドの左腕が跳ね上がる。
  そちらの手にも『大輪』が携えられているが、続けての打ち込みはない――


『鷲ノ巣』:
「…………こ、この『感覚』ッ」
「燃え上がるような、この『思い』ッ」

   「アキラさんなら――受け止められますよねッ!?」

  眼の色が変わっている――――戦いを楽しむという態ではない。
  何か、別の意図で『興奮している』ようなのだが……


  《キャリャリャゥ キャローォ》

                     《うわ、なんていうメンドっちい能力ッ!
                      自分で解除できねーのかよォー》

あちらではスタンド同士の会話が聞こえてきた。

                     《龍野郎は拘束から逃れたっスよー》

852宝塚『ヴェルサイユ』:2015/11/30(月) 23:44:47
>>851
「ッ……『相変わらず』、いいパワーしてやがるッ!」

幾分久しぶりに受ける『ゴールディー』の一撃。
こんな状況だが――
自分はどんな顔をしているだろう、とふと思った。

「ああ、全部受け止めてやる」
「もっとも、受け止めるだけじゃねえけどなッ」
(……? なんか――『雰囲気がおかしい』ような……)

『困惑』を滲ませながら、
打ち込まれた『輪』の『衝撃』をチェーンに伝え、
『ヴェルサイユ』の両腕を内側に閉じるように捻る。

ブ ォ

『シャンデリア』を前腕の動きでハネ上げ、
鎖に伝わる『衝撃』を使って両脇から挟むように
『カウンター』を狙う。

「……おい鳥公!
龍のやつ、なんか言ってたな――
『廉』が妙だ、お前何を聞いた?」

853『白亜荘』:2015/12/01(火) 00:40:28
>>852(宝塚)
君は鎖を跳ね上げて、両脇から挟むように、『シャンデリアの大鋏』でカウンターを狙う。

『鷲ノ巣』:
「………………!
 それ……ッ! 『覚えてるッ』」

        『グ  クウンッ』

  だが――その時、『撓んだ大輪』が跳ね戻るッ!
  その反動を活かして後方に飛び退き、『大鋏』の間合いから――


             『ヒュ  バアン』


                  『ガギイ ン ッ』

  『跳び離れた』! 『シャンデリア』が噛みあい、衝突。互いに砕ける……
  双方の間合いは1.5メートル程度にまで開いた。未だ互いの射距離程のうちだ。


  《『ヤケボックイ』だってさ! それに再点火するとかなんとか》

《古い気持ちをよみがえらせてそれに必死にさせるんだってよー!》

『ゴールディー』が両腕の『大輪』を構え直し、君の挙動を伺っている――

854宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/01(火) 16:28:56
>>853
「ははッ……やっぱ『覚えてた』か……!」

……この『カウンター』を覚えていてくれたことがどこか『嬉しい』。
あの時は、凄惨なことになったものだが。

「『仕切り直し』と行こうぜ」

シャンデリアが『砕けた』なら、残骸は残るが、
恐らく『チェーン』は解除されているだろう。
背後の大型シャンデリアを解除し、『直径15cm、チェーン5cm』の
シャンデリアを『ヴェルサイユ』の右掌に作成。

「その『輪』と正面から当たるなら……リーチがいるからなッ」

それを『手槍』のように握り込み、

「次はアタシから行くぜ、廉。受けてみせなッ!」

正面から『突き』を敢行するッ!

「……おい」
「ところで――焼け木杭、ってどういうこった」
「古い気持ち……?廉の、アタシへの古い気持ち……ええと」
察しが悪い。

855『白亜荘』:2015/12/01(火) 23:07:16
>>854(宝塚)
君は再度『シャンデリア』を発現、『手槍』のようなサイズだ。
構えた『シャンデリア』を真っ向から突き出すッ!

        『ドヒュウウ』

「『リーチの差』なら――こっちのが勝ってるッ」

  『ギャンッ』
           『バッシイ』

  『ゴールディー』は飛び込むように、間合いを詰めてくる。
  横合いから右手の『大輪』が薙ぎ払われ、『シャンデリア』の切っ先が逸れた。
  そして、共に突き込む勢いを活かして……カウンターの一撃ッ!

                 『バゥ  ンッ』

  左手の『大輪』が顔面狙いで叩き込まれんとするッ!


《気持ちまでは知らね〜。でも、多分『火』が『引き金』だぜ。
 アレがなきゃ、能力は発動しなかったんだからさあ〜〜》

                        《ブキャラァァ――ッ》
     ブロー
《へい、兄弟。俺っちはこっちに着くのよぉ〜ン》

856宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/01(火) 23:32:02
>>855
「だろうな――だがッ」

弾かれるその瞬間、『ヴェルサイユ』は『手槍』を解除する。
槍で伸ばしたリーチの分だけ、『拳』は『後ろ』にあり――
そして、こちらの狙いは最初から『シャンデリア』の『空中設置』にある。

「アタシの左手はまだ『フリー』だからな……完璧とは言わねーが、
『受ける』のは不可能じゃない。そして」

左手で繰り出された『輪』をガードする。
完璧に防ぐ必要はない――クリーンヒットを避け、
『空中設置』したシャンデリアが現れるまでの『一拍』。
それさえ持てば、十分だ。

作成する『シャンデリア』は『直径1m、チェーン50cm』。
デザイン→(ttp://www.idea-housewares.jp/chandelier/6/cdl29-6am.html)
迫る『鷲ノ巣』との間に現れ、それ以上の『接近』を阻み――

「まだ、アタシの攻撃は『続いて』るんだぜ」

ドガァ!
『ヴェルサイユ』が、それを蹴り上げる。
ちょうど蹴りだされた『振り子』のように、『シャンデリア』は
鷲ノ巣と『ゴールディー』へと向かうはずだ。
『カウンター』を狙い、突っ込んできた鷲ノ巣への
更なる『カウンター』を狙う。

「つまりあの『火』を何とかして鎮めればいいのか?
とは言っても水や風で消える代物とも思えないけどよ」

857『白亜荘』:2015/12/01(火) 23:41:11
>>856(宝塚)
手槍にした『シャンデリア』は解除、更にフリーの左手で『輪』を受ける。

            『バグゥ  ゥ ン』

  ビリビリと左手に強い衝撃が走った。だが動作支障が出る程ではない。
  そして、次の瞬間に――『空中設置』した『シャンデリア』が現れるッ!


          『ズギャンッ』

   「…………忘れてた。『空中設置』かッ」

  『ドガァ!』

  蹴り出された『シャンデリア』――に対し、『ゴールディー』。
  突っ込む勢いを活かしたままに、思い切り前方に頭を振り抜くッ!


               『バッギャァオオ』

  『シャンデリア』が半壊、フレームが大きく歪みながら、叩き返された。
  だが、相手にもダメージがある。『鷲ノ巣』の眉間から血が滲んでいるのが見える。


                 「うふ……ふぅ。……面白く、なって……きたッ!」


      『パタタタタタ』


              《判んねーから、いろいろ試してみたら?
               実際に熱くねーけど、方法はあるかもしれねー》

              《欲しいモノがあるなら探してくるぜ〜。
               『籐細工』にしたら軽くして運べるからさ〜》

858宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/02(水) 00:02:52
>>857
「頭突きで、『スチール』の『シャンデリア』をッ――」
「いや、そうだった、そういうヤツだよな、お前は」

確かに両腕を使った以上、それが最善の防御策だ。
……そして、それを躊躇なくとれるのが、『鷲ノ巣 廉』だ。

「――どうしたもんだかな」
「お前のその『火』、止めないとマズいんだろうが」
「『楽しい』……だが」

半壊した『シャンデリア』を挟み、左手で、右の肩を叩く。
生み出すのは、『直径50cm、チェーン5cm』の、『大型シャンデリア』。
(ttp://www.redrock.jp/item/010102_detail.php?id=W00004484)
その重量を『右腕』の怪力で支え、
半壊シャンデリアの上を超えて、『長槍』を放つ。

「やっぱりアタシは、正気の廉と戦りたい」

「あー、鳥公、
そうだな……試す前から諦めるのもナンだ。
水入れた『バケツ』か『ペットボトル』でも持ってきてくれねえか」

859『白亜荘』:2015/12/02(水) 00:19:29
>>858(宝塚)
空中設置した『シャンデリア』を挟み、左手で右の肩を叩く。
君は続けて『シャンデリア』を発現しようとする。

        『 ド   ドン 』

   「足……」

  だが『発現までの一拍の間』。それ以前に『近距離での動作』。
  そこから生じる隙を見逃さない『鷲ノ巣』ではなかった。

                    『ザ ザァァ――――ッ』

  スタンドと共に『スライディング』ッ! 超低高度の蹴りが迫るッ! (ス精:BB相当)
  『シャンデリア』発現は間に合ったが……蹴りが突っ込んでくるのと同時ッ!
  突き出される長槍の如きそれの真下を抜けて、迫ってくるッ!

  《まっかせーてぇー》

            《恩義があっからねぇ〜ン》

            『パパパパパパ』

                      『ギュンッ』

瞬く間に『鳥公』は飛んでこの場から離れていった……

860宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/02(水) 17:26:43
>>859
「ッ――やべ、ッ」

油断。いや、気の迷いか。
隙を晒していい相手でないことは、分かっているはずなのに。

幸い、『長槍』の作成は間に合っている――
『半壊シャンデリア』の上を通過する『長槍』の
『軸』に体をあずけ、両足を浮かせる。
軽く、『長槍』に腰掛けるような格好で、
スライディングの回避を試みる。

『シャンデリア』の性質上、根元より先端の方が『重い』。
ちと『土台』が不安定なのが気がかりだが、
短時間の回避であれば、問題はないと思いたい。

またその際、首尾よく『長槍』の上に乗れたなら、
右掌から伸び、大型シャンデリアと繋がる『チェーン』を
『ヴェルサイユ』の手刀で切断しておきたい。

861『白亜荘』:2015/12/07(月) 23:13:23
>>860(宝塚)
君は咄嗟に『長槍シャンデリア』の上に乗らんとする。

   『ダンッ ジャララッ』

  手をかけて軽々と乗る――乗らんとした、その時に。
  『ゴールディー』が動いた。その両腕は、『大輪』を掴んだまま『空いている』。

「スライディング――を、選んだ理由、の一つ……は。…………
 両手を自由にしたまま……『対処が出来る』ように」

          『ゴッ  ゴゴッ』

  先端のほうが重い『シャンデリア』。だが、真下を抜けていく『鷲ノ巣』。
  掴んだ『輪』を『シャンデリア』に叩きつけて、君の『バランスを崩す』。

              『グ ラ ァ ア』

                            『ズン ッ』

  床に足が触れ――次の瞬間。滑りこんでくる『ゴールディー』の脚。
  その両足は『カニの爪』のように大きく『開いている』。

「二つ目の理由――は。……『蹴り倒す』んじゃ、なく……」

                       『グ ァ シン ッ』

  『開いた脚』が君の足に『絡みついた』。そのまま、半身を『捻る』。

                     『ギュル ラ ァァ ッ
                                   ドグシャアアッ』

  上体が崩れ、身体が右横に大きく傾いていく。このままだと倒れる……!

862宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/07(月) 23:53:38
>>861
「――『カニ挟み』ッ」

即座に『長槍』を解除。体勢を崩した今、
シャンデリアと『繋がった』ままなのは危険だ。
こちらも、両手をフリーにする必要がある。

結果的に、寄りかかっていたものが消える。
『宝塚』の身体は、右側面を下にして、重力に従って床へと落ちるだろう。

「『倒される』のはシャクだからよォー……」
「自分から『倒れる』ことにするぜ、アタシは」

『ドゴォッ』    『コツン』
倒れ際に、『ヴェルサイユ』の右拳を床に叩きつけ、
その『反動』で転倒の衝撃を軽減する。

「勿論――ただで倒れてやるつもりは無いぜッ」

『カニ挟み』されたのがどちらか片方の足なら、
空いた足で『ゴールディー』の足を蹴り、逃れようとする。
両足ならば、『挟まれた』まま、両足を持ち上げ、
『ゴールディー』の足を地面に叩きつけ、ふりほどこうと試みる。

幸い……お互いに倒れた体勢なら、『輪』は
(互いに足を向けている関係上)届かないはず。
怖いのは輪の『発射』だが、倒れているなら、
『的』はかなり小さくなる。『ヴェルサイユ』のスピードを持ってすれば、
反応できない攻撃では無いだろう。

863『白亜荘』:2015/12/08(火) 00:05:48
>>862(宝塚)
君は自身に設置した『シャンデリア』を解除し、あえて後ろに倒れ込んだ。

         『 ド ン ドッ 』

    『  ズ ジャアアッ  』

  功を奏した――スタンドで床を叩き、衝撃を殺す。問題はない。
  そして、空いた片足で足を蹴り、一旦拘束を逃れる。
  共に倒れ込んだ体勢。スタンドも同様――そこで『鷲ノ巣』が動く。

「…………『乗っかろう』。……そう思ってました、が。……」

                  『ブオ ォ ン』


  『ゴールディー』が思い切り、片腕を振るい――天井目掛けて、『輪』を投げるッ!
  直撃したそれは大きく撓み、跳ね返ってくる。仰向けになった君に目がけてッ!

「倒れた……なら、倒れたままやれることを、やれ、ば……いい。……」

                      『ギュ ィ ィ』

  『ゴールディー』が身を起こしながら、空いた片手の拳を固めている。

864宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/08(火) 01:24:10
>>863
「『跳弾』か……!そういや天井は低かったなッ」

しかし『落下』してくるだけの『輪』、
対処自体は十分間に合うはずだ――だが。

(クソ、アレに反応してる間に……)
(廉に『一手』余裕を与えちまう)
(勿論、待ってくれるような相手じゃねぇし――)
「チッ……だがしょうがねぇか、『ヴェルサイユ』ッ!」

先ほど地面を『ヴェルサイユ』で叩いた際、
もう一度軽く地面を『小突き』、『直径5cm、チェーン2m』の
シャンデリアを作成、右掌に握っておいた。

ジャ ッ

両腕でこのシャンデリアのチェーンを引っ張り、
『輪』を受け止める。
余裕があれば、左側にチェーンを長めに『余して』おき、
輪を受け止めた後、身を起こした『ゴールディー』目掛け、
シャンデリアを投擲したい。

865『白亜荘』:2015/12/08(火) 23:14:01
>>864(宝塚)
君は隠して発現しておいた『シャンデリア』のチェーンを張る。
それを以て、落ちてくる『大輪』を受け止めるために備えた。

        『ビィ ン』

                    『ビビギッ』

  反動を受けて跳ね返ってきた『輪』は相応に重い。
  だが、それでも受け止めるだけなら不可能ではない。
  そのまま、身を起こした『ゴールディー』に『シャンデリア』を投げつけるッ!


                  『ドヒュウ ッ』

                          『ジャララララララ』

  鎖の音を立てながら飛んでいく――が、相手もそれは予期している。
  身を起こしたのは対処の際、容易く行えるように……

「逸らしなさい、『ゴールディー』」

                         『ビシ!』

  『ゴールディー』が叩いて『シャンデリア』を逸らし、更に間合いを詰めた。
  倒れ込んだ君と『ヴェルサイユ』にのしかかる形にならんと……


                 《うぇいうぇーい! 持ってきたよォー》

                  『ダパパパパパパ』

忙しい羽音を鳴らしながら、『鳥公』が戻ってくる。

  クチバシに『籐細工』になった『瓶』を銜えているのが見えた。
  ちょうど君の真上のあたりを旋回するように飛びまわっている。

866宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/09(水) 02:51:24
>>865
「……チッ、かわしてくれれば――良かったんだがな」

手元のチェーンを、弾かれた方向に思い切り『張る』。
その反動で、強引にシャンデリアの『軌道』を修正し、
『ゴールディー』の背後にある、『半壊シャンデリア』に引っかけようと試みる。
半壊しているシャンデリアは、あちこちの『枝』が飛び出している状態。
そこに、小さなシャンデリアの『枝』をフックよろしく引っ掛けたい。

「そんなに『乗っかかり』たいなら――良いぜ、来なよ」
「タダとは言わねえけどなッ」

グイッ

もし引っかけられたなら、チェーンを引き、
『半壊シャンデリア』を引いて、背後から『ゴールディー』にぶつけ、倒そうと試みる。

引っかけられなかった場合は、手元のチェーンを掴んで
体勢を安定させ、接近する『ゴールディー』の足元に
蹴りを放って、倒すことを試みる。

「……戻って来やがったか……だが」
「この状況じゃ、胸に水は掛けられねえな――」

『ちょっと待て』と、『小鳥』に目で合図する。

867『白亜荘』:2015/12/09(水) 23:22:42
>>866(宝塚)
君の狙いは正面の『鷲ノ巣』にはなかった。
背後――『半壊シャンデリア』に目がけて投げ込み、『チェーン』を張るッ!


      『  ギャリリン  』

                       『ゴォ――ッ』

  釣り上がったそれが、『ゴールディー』の背後に迫る――

「……後ろッ! 叩き逸らしてッ!」

         『ギャァ ン』   『バグシャアアッ』


  『鷲ノ巣』はスライディングの体勢から変わっておらず、仰向けに近い状態のまま。
  その眼には『半壊シャンデリア』の動きは、ハッキリと見えている!
  反射的な動作で、『ゴールディー』が半身を捻って『シャンデリア』を叩いたッ!
  距離は変わらず、『大輪』を背後から来た『シャンデリア』に向けて叩きつけた状態だ。


                  《リョーカァイ》

              《あと、解除しねーと水出ねーからね。
               OKってタイミング教えてねん》

『鳥公』は君の指示を受けて、羽ばたいて待機状態を保っている。

868宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/09(水) 23:48:02
>>867
「よし……『反応』したなッ」

小型シャンデリアのチェーンの『根元』を握ったまま、
『ゴールディー』が『半壊シャンデリア』を
叩いた瞬間を見計らい、半壊シャンデリアを『解除』する。
「ほとんど壊れかけだからな――『消して』おくぜ。
だけど、一回ついた『勢い』は消えねー。つまり」

グン ッ

本来、半壊シャンデリアに叩き込まれた『ゴールディー』の『パワー』は、
それに『引っかかって』いた『小型シャンデリア』に伝わるはずだ。
それによって『軽い』小型シャンデリアは勢いよく吹っ飛び――
部屋をぐるりと一周して、半壊シャンデリアより『手前』にいる
『ゴールディー』に『巻き付く』はずだ。
勿論、そのままでは『回転速度』が落ちてしまうだろう。
そこで『ヴェルサイユ』に手元でチェーンを(『分銅』を回す要領で)ぐるりと回させ、
速度を維持する『アシスト』を行う。

この部屋の横幅は分からないが、少なくとも『直径1.5m』の
シャンデリアを出せる程度の余裕はあったのだから、
今回の行動も十分に可能と考える。

「鳥公――『今だ』ッ」

首尾よく『拘束』に成功したなら、振り解かれる前に、
『小鳥』に呼び掛ける。
『鷲ノ巣』が起き上がる前――このタイミングを逸する訳には行かない。

869『白亜荘』:2015/12/10(木) 00:00:13
>>868(宝塚)
君は『半壊シャンデリア』を解除し、張り切った『チェーン』を解放させる。
そして、その勢いに『小型シャンデリア』を引っ張らせた。

       『ギャリギャリギャリギャキャキャァァ――z___ッ』


  「…………な、んです、って!?」


               『ギャルルギャルルルッ
                     バッシィイーz_ンッ』


  『小型シャンデリア』が投げた鎖分銅のように絡み、『ゴールディー』を拘束した。
  鎖自体はスタンドのパワーで断ち切れないほどではないが――この瞬間は動けないッ!


          《おっけおっけ〜。トスるから、ぶっ飛ばしてチョーダイ》

                    『ズギュ!』

                『ヒュンッ』

『鳥公』が君の眼前に『水入りボトル』を放りだした。
『鷲ノ巣』は鎖が絡んだ状態がフィードバックし、動けていない……!

870宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/10(木) 01:56:29
>>869
「何とか……とっつかまえたぜ」

『ヴェルサイユ』の半身を起こし、『トス』を待ち受け、

「これで本当に『消える』か分からねーが」

胸の『焼け木杭』に うまく水がかかるよう、持ち前の
『精密さ』で『軌道』を調節し、ボトルを放る。

「『頼む』――いつもの『廉』に戻ってくれ」

その間も、もう一方の手で『チェーン』を押さえておく。
『怪力』であれば、千切るのは容易い『束縛』。
この機を逃せば、また『振り出し』だ。
祈るように、ボトルの行き先を見据える。

871『白亜荘』:2015/12/12(土) 23:12:01
>>870(宝塚)
君はトスされたボトルを叩き飛ばし、『鷲ノ巣』の胸元にぶっかける。
『チェーン』を抑えることで、拘束も万全の状態だ。

    『ブワッシャン』   『シュゥー
                 シュゥー』

  胸元の焼けた『木杭』の火が消えた。
  途端に『ゴールディー』が先程までの昂ぶりが嘘のように大人しくなる。


「…………………………ん……? あ、れ……?」

          『ズズズズ・・・・・』

  『ゴールディー』とともに、本体も大人しくなった。
  目を瞬かせて、今の現状が掴めていない様子だ。

『みどり』:
「…………だ、大丈夫でしょうか〜? こちらの二人はもう気絶しそうなんですが」

872宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/12(土) 23:31:15
>>871
「おお、試してみるもんだな――マジでただの『火』だったのか?」

そういえば、『幻』の対抗策も『シンプル』なものだったか。
考え過ぎは良くない、と思いつつ、どうやら正気に帰ったらしい鷲ノ巣に声をかける。

「よ、『廉』。あー、何があったか覚えてるか?
アタシと廉とで、ちょっとした『組み手』みたいなもんが起きてたんだが」

火がついてからはともかく、それ以前の記憶は
恐らく残っているだろう。事の次第を聞いてみたい。

「気絶――?
ああ、そうか、そういや『スタンド』出しっぱなしだな」
「おい『鳥公』、ありがとよ……あと、無事か?」

『DF』があるかは分からないが、『持続力』の
限界という奴だろうか、などと考えながら、
みどりの声がした方に目をやる。
そういえば、『小鳥』は無事だろうか。

873『白亜荘』:2015/12/14(月) 23:20:25
>>872(宝塚)

『鷲ノ巣』:
「いえ、私は全然覚えて……でも、身体は痛みます、ね。……
 火が点いたところまでは覚えてますから、そのあとは。……


『みどり』:
「いえ、お二人の戦いにびっくりしたというかなんというか。
 ああ、大丈夫ですスタンド使いは皆ああじゃありませんからね、皆」

『みどり』はガタガタと震えている少女二人を抑えている。

            『パチチチチチ』

《全然平気ィ〜。いやあ、よかったよかったご主人無事で》

『鳥公』は君の頭上を旋回し、様子を伺っている。

《そーいやアンタらここの人なの? お仲間?》

874宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/15(火) 16:22:35
>>873
「む……やっぱりそこまでしか覚えてねえか。
ま、ちょっと『昔』の廉を思い出したぜ、アタシは――っと、立てるか?」

そういえば、鷲ノ巣も自分も倒れたままだ。
起き上がり、手を差し出しながら、体の調子を確認したい。

「あ、ああ――そりゃ悪かった。怖がらせちまったか。
ま、何だ……全然大したことはしてねえって」
「で、ええと。その子たちが、『龍』と『小鳥』の本体なんだな」

頭を掻きながら、『みどり』と、側にいる二人の少女に声をかける。

「ん、いや……今んとこは『部外者』だ。
アタシはこの街に来たばっかで、住むとこを探しててな」
さっきまで戦ってた『廉』は、古い知り合いでさ。
そんで、ここを紹介してもらったんだが……」

875『白亜荘』:2015/12/16(水) 23:02:46
>>874(宝塚)
君は『鷲ノ巣』を助け起こしつつ、体調を確認。
同時に、『みどり』と少女二人に話しかける。

『みどり』:
「そうでございます。新入りの……」

「あらまあ、完全に気を喪って。
 いろいろと慣れぬことが続いたからでしょう」

  少女二人は挨拶する余裕もなく、コトリと首が落ち、気絶したようだ。
  君自身は身体に若干の痛みを覚えるが、後に残るほどの違和感はない。

「なるほど。確かに資格があることを私この目で確かめさせていただきました。
 家賃は元より要りませんので、是非にこの寮に入ってくださいませな」

『みどり』が立ち上がると、ぺこりと頭を下げる。

「手続きはすぐに済みます。こちらに記入を願えますか?」

『ことり』はボードに挟まれた書類を示した。

  記入する欄には名前や生年月日、性別などの欄がある。
  これと言って特に特殊な記述が求められるところはない。

876宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/16(水) 23:17:26
>>875
「ありゃ……まあ、疲れたろうな、色々と」

苦笑いを浮かべながら、書類に目を落とす。

「『資格』? それはその、『スタンド使い』ってことか?」
「ま、入らせてもらうぜ。『家賃』タダってのはありがたいぜ……っと」

サラサラと、存外達筆な字で記入項目を埋めていく。

「そういや、廉はここには入ってねえんだっけか」

877『白亜荘』:2015/12/16(水) 23:29:09
>>876(宝塚)
『みどり』:
「その通りでございます。
 この寮は、スタンド使いに住んでいただくのが目的なのです」

「そちらの方は……資格はございましたが」

『鷲ノ巣』:
「…………あ、……えー、と。
 ちょっと諸事情がありまして、ハイ。住んでいないんです」

『鷲ノ巣』は言葉を濁した。
『みどり』は君の書いた書類を確認している。

「問題ございません。お部屋にご案内させていただきます。
 この二人に関しては、わたくしの妹に任せるといたします」

「それではこちらへどうぞ。
 家具などはすぐに用意させていただきます。
 お望みの者がございますなら、お申し付けくださいませ」

878宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/16(水) 23:36:27
>>877
「そうか……同じ寮に暮らすのも、楽しそうだと思ったんだが、
ま、事情があるんならしょうがねーな」

うん、と鷲ノ巣の言葉にうなずいた。
あまり踏み込む問題でもあるまい。

「ああ、案内頼むぜ。しかし『スタンド使い』限定の寮なんて、
また随分と変わった趣向だな」
「まあ、『スタンド使いの犯罪者』限定の『賞金稼ぎ』なんてのも
あるからな――案外、そういう世界はあちこちにあるもんかね」

喋りながら、『みどり』についていく。

「ええと、デカい『ソファ』があったら良いな。
あとは、あんまこだわらねえよ。タダで住ましてもらうわけだしな。
『照明』は、自前でいじれるし」

879『白亜荘』:2015/12/16(水) 23:44:37
>>878(宝塚)

『鷲ノ巣』:
「また遊びに来ますから。……」

『みどり』:
「この寮のオーナーが多様なスタンド使いの交流を求めているのです。
 元はこの寮は保護したスタンド使いを住まわせていたのですよ。
 ですが、それだけだと偏るということで、門扉を開いたのです」

君の注文に頷きつつ、『みどり』が鮮度する。
気づくとその手にはスマートフォンが握られていた。

「『ことりさん』に伝えております。わたくしの双子でございます。
 ただいま用意している最中ですので、着いた頃には用意が――」

揃って階段を何階分か昇っていった。

  だが……何か違和感がある。窓から見える風景が変わらない。
  そもそもこの寮の高さ……こんなに階数が高かっただろうか?

880宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/16(水) 23:52:27
>>879
「おうよ、そんときはよろしくな、廉」

「ふーん……『保護』ってえと、ここは確か『学生寮』だったよな。
『訳アリ』の連中を匿ってた、って感じか」

昇る。更に、昇る。
そのうち、景色の異変(正確には『変わらなさ』だが)に気付いた。

「…………なあ」
「さっきからあんまり、上がってる感じがしないんだけどよ」
「気のせいなら、良いんだが」

『みどり』に尋ねる。

881『白亜荘』:2015/12/16(水) 23:59:01
>>880(宝塚)

『みどり』:
「スタンドが自身、周囲への害になるタイプですね。
 あるいはその素養があるか。先程の二人は後者でございます。

 なにぶん、人には要領の良し悪しというものがございます。
 上手く隠せるタイプなら、社会でも成功者になれますが――」

「力を誇示する意識が強ければ、核爆弾を持ったチンピラ。
 力を制御出来なければ、自爆するかもしれない幼子のようなものでして……」

『みどり』が説明を続けていたが、君の問いに首を傾げた。

「景色……。ああ、寮の説明が足りませんでした。
 この寮は『神様』と呼ばれるスタンドのような存在が建てたモノなのです。
 なので見た目通りの中身になっておりません。空間も歪んでおります」

「窓は見ないで階数のみを確認してくださいませ。
 尚、わたくしが確認した限りは九十九階までございました」

882宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/17(木) 00:25:25
>>881
「なるほどな。確かに、あの二人はいまいち
能力を制御できてねー感じだったな」
「コントロールの効かないスタンド能力の危なっかしさは、
アタシもいくつか覚えがあるな。本体に害を及ぼしたり、
途方もないような被害をもたらしたり――」

これまでのいきさつを振り返りながら、頷く。

「『神様』!? そりゃまた突飛な話だが、
あー、要は、ここは一種の『異空間』ってわけか」
「ま、『エレベーター』に乗ってると思えばいいか……
ええと、目的は『何階』なんだ?」

883『白亜荘』:2015/12/17(木) 23:11:13
>>882(宝塚)

『みどり』:
「よく判らないカミサマです。うにょうにょしてます。
 次の階ですのでご安心を。『エレベータ』は近々実装予定……」

君は案内されて部屋の前に立つ。

  部屋の前では『みどり』とそっくりなメイドが立っていた。
  おかっぱに近い鏡像のようにアシンメントリーな髪型。
  前髪で片目が隠れており、覗けている目がそれぞれ違う。

『ことり』:
「わたくしはことりと申しまして……ともあれこちらに。
 カタログからある程度選ばせていただきました。

 他に欲しい家具があるのなら今おっしゃってくださいませ……」

           『キィ』

  部屋のドアを開け、中に入るように『ことり』が案内してくる。

884宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/17(木) 23:28:57
>>883
「うにょうにょ……って」
「ん、着いたのか。案内してくれてありがとな」

少々想像しがたい形容に、言葉に詰まりつつ、
部屋の前へとたどり着く。

「おお、サンキューな、ええと……ことり。
ま、とりあえず入ってみてから考えるぜ」

『そっくり』な二人のメイドに、見分け方を覚えておかないと
いけないな、などと考えながら、ドアを開けて部屋に入る。

「さて、どんな具合か……っと」

885『白亜荘』:2015/12/18(金) 22:12:51
>>884(宝塚)
君はドアを開けて、部屋の中に入る。

   『ガチャリ』

  部屋は広めのアパートの一室という雰囲気。
  床はフローリングで、壁際に大きめのソファがドンと置かれている。
  他に小型のカラーボックスやタンスが申し訳程度にあった。

『ことり』:
「具体的な指定がないため、このようにさせていただきました。
 他に欲しいモノがございますならば、わたくしがご用意させていただきます」

                『ズギュン!』

『ことり』の手から、一冊の分厚い本が現れた。
表表紙には大きな眼が備えられ、ギョロギョロと動いている。

886宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/18(金) 22:44:36
>>885
「おお、ちと殺風景だが……悪くないじゃねぇか」

部屋を一通り見回したあと、『本』を発現させた
『ことり』に目を向ける。

「それが、アンタの『スタンド』かッ」
「部屋の『リクエスト』か……そうだな、
部屋の真ん中に『深紅の絨毯』、なんて頼んでも良いか?」

887『白亜荘』:2015/12/18(金) 23:30:17
>>886(宝塚)

『ことり』:
「近い能力でございますね。
 管理する部屋であれば、それに対応するミニチュアを出せます」

「絨毯がご希望でしたら、どうぞこれを」

              『ズ ォ ワ ァ』

『ことり』はスタンドを開くと、中から小さな布を巻いたようなモノを取り出す。
それを部屋の中に放り上げると、広がって……一瞬で絨毯となる。

「すぐに敷かせていただきます。他にご入用なモノは?」

現れたのは『深紅の絨毯』。如何にも高級で、分厚く柔らかく、足が沈みそうなほどだ。

888宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/19(土) 05:27:31
>>887
「おお……すげえな、アッと言う間だ。ありがとな、ことり」

文字通り一瞬で現れた『絨毯』に、驚きの声をあげる。

「めちゃくちゃ手際が良いな……そうと分かると
やりたいことも色々出てくるが」
「しかしそーいうのは際限が無いからな」

「そうだな、部屋の調度品を『深紅』と『黒』をベースに
色調を統一したい。出来るなら、頼むぜ。
今は、それ以外には特に必要ねえかな」

889『白亜荘』:2015/12/19(土) 23:17:42
>>888(宝塚)

『ことり』:
「お任せくださいませ。
 では少々お待ちを――『サンセット・パーク』」


        『バク クン』

スタンドが大きく開かれる――と、開いた箇所から『ドールハウス』が立ち上がった。

  『ドールハウス』は一面の壁が外されており、『宝塚』のモノと思しき部屋がある。
  『ことり』は面相筆と絵の具を取り出すと、ドールハウスの壁を塗っていく。


           『ピタ  ピタァ  ススゥ――ッ』

        『ザザァ  ザッ ザアァァ z ッ』

  色のなかった壁に、刷毛で塗られたように色がついていく。
  真紅と黒に塗り分けられていくが、所々に金で飾るよう縁取りがされていく。

『ことり』:
「……………………」

『みどり』:
「…………あの、ことりさんほどほどに、ほどほどにね」

「(……放っておくと延々やりますよ! シンナーで色を落として最初からとか平気で!)」

890宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/19(土) 23:26:32
>>889
「……本当にすげえな、これ……
この『金』のアクセントがまた、こう――『分かってる』よなあ」

素直に驚きながら、『ことり』の作業風景を見守っていた、が。

「(……そうなのか!? アタシはもう大満足だぜ)」
「あー、ことり。そのくらいで大丈夫……
っつーか、十分過ぎるくらいだぜ。期待した以上に良い感じだ」

『みどり』の耳打ちを受けて、部屋が十分に塗装される
タイミングを見計らい、『ことり』に声をかける。

891『白亜荘』:2015/12/19(土) 23:35:19
>>890(宝塚)
『ことり』は黙々と金で飾りを入れていく。
先端の細い筆を使い、丁寧に丁寧に丁寧に……偏執狂気味だ。瞬きしてない。

『みどり』:
「そうですそうです、もういいです」

『ことり』:
「いえでもまだ天井画……」

『みどり』:
「ことりさん!? いいから、もういいからね。
 あとで自室でやりましょうね。自分の部屋なら誰も文句は」

『ことり』:
「スゴク試したい画法が」

『みどり』:
「いいの! もういいの!」

              『ガシッ  ズルズル』

『ことり』は無理やり自身のスタンドから引き剥がされた。
『サンセット・パーク』が閉じ、ミニチュアも中へと引っ込む。

『鷲ノ巣』:
「画法……って。…………」

『みどり』:
「これを始めさせると止まらないので。
 またご希望の品がございましたら、お申し付けくださいませ。
 わたくしは管理室に居りますし、ご用命とあらば内線でお呼びください」

             『ペコォ――ッ』

これで一通り部屋の支度は終わった形になる。
他の家具も順次追加していけばいいだろう。

892宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/20(日) 00:16:48
>>891
「か、完璧主義っつーのか……すげえ『凝り性』だな」

呆れ半分、感心半分の声を漏らし、
改めて塗装を施された我が部屋を見回す。

「おう、分かったぜ。色々とありがとな」
「…………ふう」

『みどり』と『ことり』を見送り、一息入れる。

「いや、しかし『入寮』以前に一騒動巻き込まれるとはな」
「ツイてるのか、ツイてないのか」

893『白亜荘』:2015/12/20(日) 00:23:24
>>892(宝塚)
部屋の装飾はロココ調とでも言えばいいのか。
過剰なまでに飾り付けられ、家具もそれに沿っている。

二人はそのまま去っていった。

『鷲ノ巣』:
「…………はは。……いや、ごめんなさい。
 騒動って私自身がそうでしたね。……ごめんなさい」

「前もこの寮に誘われたんですけど、人が多いそうなので断って。……
 この町に来たのも、ここの人たちに誘われたから、なんです。……」

「他のスタンド使いも居るそうですから、アキラさんの知り合い増えるといいかなー、って」

894宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/20(日) 14:08:41
>>893
「……誰かにアタシの好みでも聞いたんだろうか」

趣味に合った、内装だ。
思わず何度か頷いてしまった。

「いや、気にすんなよ。久々だったからいい運動になった。
それにあの『龍のスタンド』の影響だしな。廉が謝ることじゃない」

「そうだな……少なくとも退屈はしねーみたいだし、
気の合う奴も見つかると思うぜ」
「ま……その前に仕事だな。昔の貯えがあるにはあるが」

895『白亜荘』:2015/12/22(火) 23:33:56
>>894(宝塚)
『鷲ノ巣』:
「え、ええ。……紹介して、よかった、です。
 あ、でも……他にもスタンド使いがいるので、その。……」

「『気を付けて』、ください、ね?
 この町にも結構……多い、見たい、ですか……ら。……」

『鷲ノ巣』は二人きりになって、気恥ずかしそうだ。
……ふと気づくと、窓から差す陽が弱い。日が暮れてきたようだ。

「あ。……それじゃ、そろそろ。……
 連絡先、変わってないので、また連絡してください、ね」

『鷲ノ巣』は立ち去ろうとしている。
特に呼び止めなければ、このまま去るだろう。

896宝塚『ヴェルサイユ』:2015/12/22(火) 23:44:46
>>895
「――ああ、気ィ付けるぜ」

そう言いながら、口元にはうっすら笑みが浮かぶ。
……『楽しみ』なのだ。

「おお、すっかり夕方だな。冬は日が短いからな……
それじゃあな……いや、送ってくぜ。そこまで遠くは無いんだろ?」

立ち去ろうとする鷲ノ巣に声をかけ、そう申し出る。
もっとも、『一人で帰る』と言い出すかも知れないが。

「廉も疲れただろうしな――変に気ィ使う必要は無いぜ。
ここ紹介してくれた『お礼』だと思ってくれよ」

返事を待たずに、外套を羽織る。外は、寒いだろう。
長旅の荷を解くのは、その後で十分だ。

897『白亜荘』:2015/12/23(水) 00:26:19
>>896(宝塚)
「…………え、え?」

「そ、それなら是非にッ。
 最近は早く陽も落ちて夜道は物騒ですしッ」

君は『鷲ノ巣』を送って帰ることにした。

  家自体はさほど遠くなく、十分も懸らずに送り終えた。
  どうやら家族とではなく、祖父母と暮らしているようだ。

それから君は寮に戻ると――

    『ドーゾ受け取ってねん かわいいことりさんより』

如何にもな箱――の中には、『銀貨』が一枚入っていた。

『宝塚』⇒『無傷』『再起可能』『銀貨(10万円相当)』ゲット!
      『白亜荘へようこそ』

898朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2016/02/01(月) 21:15:02
【白亜荘の涙音の部屋にある荷物が届いた】

「 涙音へ
  もうすぐ節分ね。
  ようやく退院出来たことは嬉しく思うけど
  とにかく前方不注意と体調にだけは気をつけてね。
  あなたの歳の数と、豆まき用の分だけ、お豆を送ります。
  息災で居てくださいね。
                  母と父より           」

…という内容の手紙とともに、幾つもの豆が同封されていた。
「…やっぱりゲン担ぎなんだなぁ、お母さんたちも…」
そう言ってため息を付きながら豆を確認した。

「…とは言いつつ、私も
 ちょっと心配だったんだけどね。
 ちょうどいい…かなぁ」
そう言ってひとまず豆をまこうかなーと、辺りを確認した。

「えーっと…
 縁の下に投げるんだったかな…」
そう言ってガラリと窓を開け、同時にエントランスの方にも目を向ける。

「ちょっと早いけど…
 …鬼はァァァァ外ぉォォォォ!!!」
随分と気合の入った声で、周囲に豆を投げ始めたのであった。


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