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【個】学生寮『白亜荘』 その3

170『白亜荘』:2014/11/03(月) 00:15:58
>>168(王禅寺)

『いのり』:
「お褒めいただき光栄です!
 これこそが『パーク・デイ』を往く船にして我が友にございます。
 お褒め頂けることは、私自身を褒められたように嬉しく思います」

「かしこまりました。
 それではアフタヌーンティーのセットをご用意しましょう。
 ケーキにサンドウィッチ、スコーンがございます。

 お茶の好みはございますか? 紅茶に限らず取り揃えております――」

          『ヒョイ』

君に手を貸し、車両内へと引き上げた。
食堂車へと足を踏み入れる。

     『 パ  ァ  アアア 』

  食堂車内の内装も一転して変わる。
  温かみのあるオーク材で壁や天井が構成されていた。
  床は絨毯敷きであり、各所にあるテーブルや家具はヴィクトリアンスタイルだ。


「よろしければ自動ピアノによる演奏はいかがですか?
 列車が線路を進む時のリズムも私は快いと感じますが……」

「やはり、音楽こそが心和ませるものです」

  食堂車の奥はバーカウンターが存在し、その対面にはピアノも据え付けられている。

>>169(貝橋)

『はやり』:
「んー……お姉さまの『夢見たままの世界』なんです、ここは。
 これがお姉さまの『作った世界』なのか、『実在する世界』なのか。
 その判別は未だについていません。重要なのはこの世界の殆どの事象」

「お姉さまであろうと手が付けられない制御不可能……」

『いのり』:
「はやりちゃん! お姉ちゃん忙しいからお願いね!
 かげりちゃんは向こうからカートに運んで持ってきて」

『はやり&かげり』:
「あ、はーい」
「はーい! 今行きまーす!」

            『タッタッタッタッタ』

妹二人は会話の途中で食堂車の後尾にある、厨房車へと走っていった。
『いのり』は君に向き直り、ニコニコと微笑みを浮かべている。

『いのり』:
「貝橋さまにお会いできて光栄でございます!
 この町の危機と戦い、一度ならず町を救った使い手であると聞いております」

「今日はひと時ながら、疲れを癒し、旅をお楽しみください」

>>ALL
『いのり』:
「それではお二人とも、席におかけください」

「『いのり号』を出発させますので、揺れにご注意ください」


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