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【戦】『座木 十番勝負』
185
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2015/11/04(水) 22:37:04
>>183
「 ッ ギ」
何が出来るわけでもない。
「ィ ィ」「(痛い)」 「ィィ ィィィ」
ただ、床に何かがあるだろう、というだけだ。
「(痛い!)」「(鎌刃! 『回転軸』。こういう構造?)」「(服の 皮膚の上から)」
『だから』『ザ・シグマ』の能力でこれを防げるわけではない。
『だから』『ザ・シグマ』の能力が床の何かに有効な一手を打てるわけではない。
そして、『だから』『ザ・シグマ』が、その『釣り』に付き合ってやる義理なんか、小指の爪の先の垢ほども、無い。
「ィ ィ E」
150cmが二人を隔てる距離の数字で、錏葉九郎の身長は『169cm』あって、そこに腕の長さが加わる。
「 E E E E E E E 」
つまり『座木劉一郎』は仕掛けの場所を間違えたのであり、足ではなく腕を止めるべきだったのであり、
そしてここまでに得られた情報は、そもそも『ザ・シグマ』の絶滅の腕を『止める手段』など、『座木』のスタンドには存在せず、
要するに『150cm』圏内に存在した時点でその消滅は確定している。
左足を伸ばす。右足で踏む。行動は何一つ変わらないし変えようがない。
『ザ・シグマ』に於いて必殺とは超接近を意味し、それ以外はすべて『敵の領域』である。
片足を傷つけられた状態でそこに逃れる事は正しく『逃れる』のではなく『死ぬ』ことに直結しているからだ。
そして既に『今』の『ザ・シグマ』に於いて、150cm先こそ敵滅ぶべき絶死圏。
プロペラも、電柱も、黄金も、爪も、牙も、銃も網も手甲も地雷もブランコも隕石も軍艦もガレキもゼンマイも縄も鋏も錏葉九郎にはなにも無い。
『ザ・シグマ』の能力はただ一つきりで、それ以外には何もない。
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