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【ミ】『黄金町の終わる夜』 第三幕
49
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2014/06/13(金) 20:10:31
>>42
(GM、四季)
「わっ……!」
その、想像を絶する光景に、小角は腰を抜かした。
まず流星槍ですら、十分な衝撃を与えた。
その上に『巨大な手』の活躍に、そして、轟音であった。
「……ど、どうなってるんだい、これは……ひゃ、ひゃわあ、たまげたなあぁ……映画みたいだなぁ……」
「た……たしかにこれは奇跡だぞ、きみ……あんなに大きいやつが協力してくれるなんてな!」
……それが何者なのかは、小角にはよく分かっていないようだが。
「し、しかし、きみは、かなりクールだなぁ……わ、わたしとしたことが、ほら、もう、驚いてしょうがないんだぞ」
強烈すぎるトリプルパンチと、床の揺れの相乗効果は小角を地面に縫い付け、立ち上がらせない。
尻もちをついたままの姿勢で、まさに驚いた様子で、『四季』の顔を見上げる。
「……お、おほん」
「ま、まあなんだ、ちょっと取り乱しすぎたな、もっとクールにしたまえ小角宝梦」
「でもすごいぞ、あれは……!」
「お、応援した方がいいかな、映画みたいにな……!」
あまりに驚いたせいか、不安げな表情は、どこかに行った。
どころか、『奇跡』の到来に子供らしく歓喜している顔。
少なくとも今の小角は、それに縋りたかったのかもしれない。
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