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【ミ】『黄金町の終わる夜』 第三幕
40
:
『黄金町の終わる夜』
:2014/06/13(金) 00:57:58
■『月』 横穴(ナツ、薄金、斎藤)
>>32
(斎藤)
ギターを奏でながら、天野を追って穴底に到達した。
■『月』 月面(仕舞屋、高泉、ゼンチ、伊吹)
>>12
(仕舞屋)
『塔の巨人』の俯瞰像を、青田に『送信』する。
すでに、電波塔の屋上の様子が、ある程度認識できるほどに
『月』は地上に迫っている──『芥子粒大』だが、人間も見える。
>>37
(伊吹)
鏡の裏に『十字』を刻むと、問題なく穴底に降り立った。
■『電波塔』 屋上(青田、フェリシア、吉本、新妻)
>>11
>>19
(青田)
『アンテナ』を設置し、地震に耐えた。
屋上はさながら『冷凍室』のようだ。
凍った『アンテナ』に触れば、手が離れなくなるかもしれない。
『ガラス片』の刺さった人間の現在位置を『月』に報せた。
仕舞屋の情報を入手し、吉本に『月』の現状を伝えた。
>>14
(吉本)
吉本の予想通り、巨体である為、ダメージの反映もまた薄い。
掌は灼けるようだが、手が凍りつくほどではなかった。
メ ギャ ン
メキ メキキキ・・・・
『アンテナ』もろとも『流星槍』をねじ切り、真っ二つにへし折るが、
『凍結』し『巨人』の手に張り付いた『槍』は、振り回しても離れない──
「これでよいでしょう」 フシュ
的確なタイミングで新妻が『体温計』を解除し、『槍』を解き放った。
地面に投じられた槍が道路上に突き立ち、青い炎を上げて燃え上がる。
『巨人』とは離れた位置のため、燃え移ることはない。
>>21
(フェリシア)
新妻:
「──油断をなさらぬよう。
吉本さんのスタンドは心強い戦力ですが、
『電波塔』がスタンド化したということは、
この『塔』そのものが『燃える』ということ。
私たちが『流星』を防ぎ損ねれば『全滅』です」
ヒュッ ヒュッ
新妻は再び『体温計』を振り始める。
■『電波塔』 居住区(小角、ピエール、有馬、四季、鶴山、砂原、太田垣)
>>36
(小角)
勇気を奮い、階段に向かう小角。
床は激しく揺れ、心の底から不安に駆られるが、
四季がそこで待っているだけで、力が湧いてくるようだった。
「──見てください。
私たちに、何かの『奇跡』が起きているみたいです」
四季が指さした鉄柵の向こうでは、
巨大な鉄骨の集合体──だが、明らかに人の『指』とわかる物体が、
腕と思しき圧倒的サイズの塊に支えられ、ちぎった『流星槍』を投げ捨てるところだった。
ついで、地上から届く『轟音』──
■『電波塔』 1F(有馬)
>>15
(有馬)
ドッ ズゥゥゥウウ !!!
地響きを立てて、自転車が跳ね上がる。
ちょっとしたビルほどもあろう『流星の槍』が、目前の道路に突き立ち、
華々しく『青い炎』を立ち昇らせる──有馬に立ちはだかるように。
■『黄金町』 河原(アラベル、神山、ロンパリ)
>>31
(神山)
飛行をあきらめ、走り続ける。
>>5
(アラベル)
『盗賊姉妹』にドリンクを盗ませた。
倒れていた男は、工場に侵入するつもりらしい。
>>8
(ロンパリ)
煙突に昇るためには工場棟に、工場棟に昇るためには
工場の外壁を昇る必要がある。
道具もなしでは、時間がかかりそうだ。
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