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【ミ】『黄金町の終わる夜』 第三幕

275『黄金町の終わる夜』:2014/06/27(金) 01:14:06
■『黄金町』 上空(ドナート、石綿、リン、高遠、ロイド、山田、
          無明、天野、薬師丸、春上、梁間、伊吹、赤木、斎藤、
          仕舞屋、高泉、ナツ、薄金、貝橋、ゼンチ、座木、ネリー)

>>257(無明)
拳を高々と突き上げ、勝利宣言した。
そして『泡』を稲妻のように走らせる──
落下中の仲間たちを、次々に拾い集めていく。
泥のような疲労の最中だが自分なら『やれる』・・・・その確信がある。

>>258(リン)
人知れず『平穏な夜』を取り戻した、『黄金町』の夜景に目を細める。
だが、後始末はまだ残っている。
無明に指示を飛ばしつつ、『中心核』にほど近かった面々を拾い上げていく。

天野の『演奏』が引いていく中、『泡』が夜を駆ける──

>>273(天野)
薬師丸の『鈴』のみ操作して音を止め、
『泡』の中を無音に保つ。
この静寂は、『閉幕』の静けさだ。
何事もない夜に、相応しい──

>>260(山田)
『プロペラ』を下に向ける山田だが、
そのパワーはみるみる減じ、今やかろうじて回っている状態だ。

「クックク……知っているか?
 『ヘリコプター』は決して墜落しない……
 例えエンジンが止まろうと……プロペラさえ動けば、
 落下の勢いを殺しながら降下出来る……だからだ」

人の悪い笑みを浮かべながら、そう語る座木。

「オレは『悪党』……次に会う時は敵同士だろうが、
 おまえらの名は覚えておいてやる……
 『月』を相手に生き延びた連中だと……『油断』しないようにな」

屋上が、ゆっくりと近づいてくる。

>>261(仕舞屋)
無明に笑みを返す仕舞屋。
『雪蟲』を操作し、拾った人間に次々と『霜』を張ると、
『月』に来た時同様に、ゆっくりと地上を目指す。
今は空中を駆け回っている無明だが、
来た時のことを思い出せば、協力に来てくれるだろう。

体は痛むが、それまではゆっくりと待てばよい。
──この『雪景球』の世界の中で。

>>263(ドナート)
          バサッ バサッ!

ブラスが『オオタカ』に憑依し、羽を広げる。
ドナートを掴んでの飛行は無理だが、
滑空であればかろうじて『可能』だ──

           ヒュ ゥウウウウウウウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ

大きくらせんを描きながら、無事、屋上へと降り立った。


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