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【ミ】『黄金町の終わる夜』 第三幕

149『黄金町の終わる夜』:2014/06/20(金) 00:06:35
■『月』 横穴付近(ナツ、薄金、貝橋、無明、梁間、ゼンチ)

>>124(貝橋)
ゼンチたち三人に感謝する貝橋。
『張子』になったことで、これ以上『吸血』されはしないが、
根本的な疲労と失血は回復しない。
高遠同様、絶対安静を要する状態だ。

青田に首だけを動かして『不可能』を伝え、ぐったりと目を閉じた。
──後は、仲間を信じるだけだ。

>>139(ゼンチ)
貝橋に微笑むと、残された自身の役割を探す。

>>142(無明)
危ういところだったが、皆の能力で窮地を脱した。
『月』が落ちるまでの『一時間』──全ての局面がそうだった。
そして当然、無明も。

       ギュオオオオッ!
                 ギュババババババババババ !!!

『泡』の中で『虹』が駆け巡り、足場を形成する。
直後、『泡』に飛び込む無数の『衛星』。
その上昇の勢いは『泡』の異空間によって削がれるが、
総体積的に『泡』の許容量を上回り──結果、『泡』を破る。

           ドゴゴゴゴゴン!

『虹の足場』の上で無明たちは落ち着き、
『足場』の下では、あまたの『衛星』が食い止められた。
隙間を抜け上昇する『衛星』も多々あるが、
これが地上に降ることがないことは『証明済み』だ。

>>143(梁間)
『泡』の中の面々を、次々に『張子』に変えた。


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