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【個】『御蔵神社』弐【場】

755マフィー『モット・ザ・フープル』:2015/08/06(木) 01:54:54
>>754
カプセルを開けると、何体かフィギュアが入っていた。
詳しくはフープル・マーケッツを要チェケラッチョ!

「ネェーッ。どっちか揃ってたらトレードしようと思ったけど、
 見事にダブってるネ!」
『オレニモ何ガデルカワカラナイカラYOォ〜ッ、
 ボインノお姉チャン恨ムナYOォ〜ッ』

 カポカポッ

「うーんとネ、モット君は今まで2000万円分くらいお金を食べたけど、
 レアアイテムはざっと10個〜20個くらいしか出てないネ!
 ちなみに『フープル社』がレアアイテムのアイデアの公募を始めるらしいから、
 告知スレを要チェックネ!告知スレってよくわかんないけどネ!」

756『御蔵神社』:2015/08/06(木) 04:02:02
>>755
「むむむ、残念です…はっ危ない、こうして何度もガチャらせる気ですね!?」
「この中で組み合うやつもないみたいですねっ。それと結構ハズレ率も……」

悔しいけれどまあ、それはそれとしてよくできたフィギュアをじっくり手にとって眺めた。
そのうち揃う時もあるだろう…。

「だいたい100万円がレアアイテムの出現率の境界線、という事ですねっ」
「ううっ、またそうやってガチャらせようとする……ずるいですよっ」

とりあえず空になったクッキーの缶にフィギュアをしまった(基本だ)。
メロンジュースで喉を潤しながら、大きくうなづく。

「なるほど。だいたい解かりました。
とは言えうちでは集客率アップはあまり望めません。ダイナーや…後は学生荘の連絡用掲示板とかに貼らせて貰うのが一番だと思いますよ」

757マフィー『モット・ザ・フープル』:2015/08/07(金) 22:40:55
>>756
チューチュー

「ジュース美味しいネェ――ッ!」

チューチュー

「ダイナー!学校の寮!
 そこに行けば宣伝できるネ!グミグミサンキューネ!」

     ザムッ

空いたグラスを縁組さんに渡すよ。

「ごちそうさまでしたネ!
 それじゃあミーはそろばん塾の時間だからそろそろお暇するネ!
 ガチャガチャをしたくなったら、
 スイカさんに渡したチラシに書いてあるミーの電話番号に連絡するネ!
 ミー、いつでも駆けつけるネ!

 あ!!!ちなみに土日は『当たり率』がアップするネ!!」

758『御蔵神社』:2015/08/08(土) 08:42:03
>>757
「まあ───いずれはこの神社も、メジャーな観光、参拝スポットにしていくつもりですけどねっ!!」
「いえいえ、あ、折角だから神社の宣伝でもしておいてくださいよ」

声をそろえる、二人の『ツーサイドアップ』。

「「風光明媚で霊験あらたか、綺麗な巫女さんが恋のお悩み人間関係、疲労時の栄養補給に心霊相談、困った時の金策まで、何でもお伺いしてますからっ」」

立ち上がり、神社の外のバス停までお見送り。

「ふふふ、それじゃあまた今度お電話しましょうか…」
「えっちょっ、当たり率アップとかそういう大事なことはもっと速く言ってくださいよ!?」

759マフィー『モット・ザ・フープル』:2015/08/08(土) 23:44:18
>>758
「がってん承知の助ネ!風光…覚えられないネ!
とにかく皆には縁組と分身さんが可愛いって言っておくネ!
スイカさんにもよろしくネ!バイバイネー!」

だばだばと走り去っていくよ!
バス?使わないんだな!

760『御蔵神社』:2015/08/08(土) 23:48:11
>>759
「あっ一応そこの辺は企業秘密なので」
「歩き!?町まで遠いですよ!?」

止め損ねた。まあいいか…。
とりあえずデンスケからチラシを剥がし取り、綺麗に乾かして保存した。


「…そう言えばそろそろ夏祭りのシーズンですねっ」
「ちょっと準備遅れちゃいましたけど、急いでなんとかしますか…」

761ようこそ、名無しの世界へ…:2015/08/09(日) 01:06:34



――――――8月某日、

御蔵神社に小包が配送された。
差出人の氏名は『我堂 蘭』。
中には、先日公園で注文したデザインの『水着』と、手紙が一枚封入されていた。

“お買い上げありがとう”
“こちらが『ナパーム・ビーチ・ビキニ』の完成品よ”
“注文通りに仕上がったと思うわ”
“何か不具合とかあったら”
“付属の電話番号まで連絡してちょうだい”

762『御蔵神社』:2015/08/11(火) 01:06:29
>>761
「それにしても…こういうのって普通仮縫いとかあるんじゃ………あ」

ぴったりだった。

「むむむ…侮りがたいですね、『フープル社』…!!」
《おおい巫女やい、まさかその格好は…》
「当然、そのまさかです!!」
《うごご………》

763ようこそ、名無しの世界へ…:2015/12/24(木) 11:03:38

――――――12月24日午前11時頃、

御蔵神社にバイク便で小包が配送された。
差出人の氏名は『我堂 蘭』。
中には、カラフルな模様の『片靴下』が一つ封入されていた。

“お買い上げありがとう”
“こちらが『ラスト・クリスマス』よ”
“これを12月24日の夜に『自宅』の枕元につるして”
“ほしいものをお願いすればオッケーよ”
“12月24日”
“つまり今日しか使えないから”
“忘れないよう気をつけてね”
“料金は今週の土日くらいにでも回収にいくから”
“よろしくね”

764『御蔵神社』:2015/12/24(木) 21:00:57
>>763
「ほほう、なるほど…あのおみくじの意味はこういうことですか…………」

頷きながら腕組みをする。

「さて、どうしましょう。
色々欲しいものはありますけど…」

765我堂 蘭『マーチャンダイス』:2015/12/27(日) 17:50:49

――――――12月26日、夕刻。


「もしもし」
「久々宮縁組さん」
「いらっしゃるかしら?」

そう言いながら御蔵神社の門をたたく。

766『御蔵神社』:2015/12/28(月) 00:38:34
>>765
鬱蒼と茂るも、不思議と暗さは感じさせない鎮守の森。
それに半ば埋もれるように、神社の脇にある道の奥、『久々宮家』の古びた平屋建ての邸があった。

「はいはいっ!お待たせしました!!」

我堂が玄関を叩いて十数秒。
白衣に緋袴、狐面を阿弥陀に被った少女が、がらがらと玄関を開ける。

「その節はどうも!済みません、バイク便まで使って手配してくれるなんて…本当に有難う御座いました!!」

深々と一礼する。

767我堂 蘭『マーチャンダイス』:2015/12/28(月) 00:47:43
>>766
「いえいえ」
「とんでもないわ」
「こちらこそお買い上げに感謝よ」

出てきた久々宮にそう応える。

「じゃあ」
「やくそくの代金の方を」
「いただけるかしら」

768『御蔵神社』:2015/12/28(月) 00:56:08
>>767
「ずっと行きたかったんですけど、予約でいっぱいで諦めてたレストランの予約が手に入るなんて…。
…なんでもイタリア人のオーナーシェフが一人で全部切り盛りしていて、おもてなし出来るのは日に数人が限界なんですよ。
      スペシャリテ
噂ではそこの特製料理を食べた、脳腫瘍で死に瀕していた方が余りの美味しさに快癒したとか」

袖に手を入れ、和封筒を我堂に差し出す。

「私もいつかそれ位の料理人になりたいですね…。
はい、どうぞ。バイク便の分、少し包んでおきましたので、受け取ってください」

769我堂 蘭『マーチャンダイス』:2015/12/28(月) 01:08:49
>>768
「あらあら」
「これはこれは」
「わるいわね」
「ありがたく受け取らせてもらうわ」

久々宮から受け取った封筒の中身を確認し、我堂はそう言った。


「『ラスト・クリスマス』」
「意外と使いどころのムズカシイ商品だったとおもうけど」
「うまく役立ててもらえたようで」
「なによりだわ」
「じゃあわたしはこれで」
「またいい新商品が入荷できたら連絡させてもらうわ」
「では」
「よいお年を」

そう告げて、我堂はキャリーバッグを引きながら去っていった。

770『御蔵神社』:2015/12/28(月) 01:13:24
>>769
「こちらこそ。
あっよかったら初詣はうちにきてくださいねっ」

すかさず逆に売り込むのも忘れない。

「はい、よいお年を!!」

771『御蔵神社』:2015/12/29(火) 01:54:47
「今年ももうこんな季節なんですねぇ………」

狐面の『巫女装束の少女』が、参拝客にふるまうためのお餅をぺたんこぺたんこ搗いている。

772『御蔵神社』:2015/12/29(火) 01:55:07
>>771

773『年越しの祓』:2015/12/31(木) 23:50:11
境内に、除夜の鐘の音が奥ゆかしく鳴り響く。
今年は例年に比べやや暖かいものの、それでも思わず身を縮めるほど冷え込んだ。

「ふむっ………今年も色々ありましたねえ……。
来年も、いい年にしたい、ですねっ」

白い息を吐きながら、『巫女装束の少女』が空を見上げた。

774イザベル『アーキペラゴ』:2016/01/01(金) 23:02:24
→『【場】砂浜』より
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1420040517/624-658


  「おー、ここだここ」

    「しっかしさみィな!」

『友達』を連れ立って、寒い寒いと笑いながら神社にたどり着いた。
参拝客もちらほら見える、御蔵神社だ。

   「なんつったか。ジューヨーブンカザイなんだっけな、ここ」

  「確かに出来は立派な場所だけどなァ」

775葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』:2016/01/01(金) 23:11:16
>>774

「……さ、さむい。」

       ブルッ

     「ここ、ですか……
       ここが、神社。なんかすごいですね……」

神聖な空気――
寒さに身を震わせつつ、イザベルに続く。

           ザリ
               ザリ

「重要、文化財。
 よくわからない、ですけど――」

       「なんだか……あの、不思議な、場所。」

   キョロ
           キョロ

               ・・・・境内を見回しつつ。

776イザベル『アーキペラゴ』:2016/01/01(金) 23:23:13
>>775

    「まっ、カミサマの家だからなァ」

  「ちょっとぐれェ不思議なオーラ出してくれねェとこっちもその気にならねェわな」

歩きながら境内を見渡せば、さして長蛇というわけでもない参拝客の列が見える。
並べばすぐに賽銭箱までたどり着けるだろう。

   「おみくじだのなんだのもあるが……とりあえず、並んどくか?」

もちろん、出店だの、お守りの販売所だの、おみくじだのなんだのもあるはずだが。
まぁ元旦に神社に来てやることと言えば、まずはそれだろう。

     「えーっと、なんだっけな」

      「一回あそこで手ェ洗うんだっけか……?」

それはそれとして、イザベルも外国人なので作法に詳しい訳では無い。
いわゆる手水舎(ちょうずや)と呼ばれる場所で手を洗う、というのは聞いたことはあるのだが……

777葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』:2016/01/01(金) 23:28:45
>>776

「かみさまの、おうち。」

        「大きい、なあ……」

そして穂風は長蛇の列を見る。
あれが……お参りだ。穂風にも、それが分かる。

「そう、ですね。 
 イザベルさん、並びましょう。」
 
         トト

     ・・・・やり方もよくわからないが。

「えっ、手を洗うん、ですか?
 あっ、そ、そうか、かみさまのおうちですもん、ね。」

        「手を洗ってから入らなきゃ、なのかも……」

     コク   コク

穂風はイザベルに向けて何度も頷く。
手水舎など、穂風が知っているだろうか――いや、知らない。

778イザベル『アーキペラゴ』:2016/01/01(金) 23:46:28
>>777

さて、並んでいれば、列が進む。
列が進むと、自然と手水舎が近づいてくる。
こうなれば―――――

   「…………よしッ!」

      「わかんねェから前の奴のマネするぞ!」

――――この手に限る。

     じっ……

というわけで、前の参拝客の所作を観察する。
まだ手水舎までに列の余裕はある。観察を怠らなければどうにかなる……はず。
そして手水舎に近寄るのは若い男女……恐らくカップルだろう。
カップルが仲睦まじく手を繋ぎながら、手水舎に近寄って行く。

   「……あっ、『ひしゃく』取った」

      「……ふむふむ。あれで水を汲むんだな」

なおこの際左、右と順番通りに手に水をそそぐ必要があるのだが……

    「で、手に水をかける、と」

あーっと若いカップル普通に順番も気にせず行ったァーッ!

779葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』:2016/01/01(金) 23:52:49
>>778

「そ……そうですね。
  他の人は、知ってるかも……!」

      (あ……恋人同士、なのかな。)

そういうわけで、前の人の様子を観察する穂風。

       ・・・・

         ・・・・

「あんな感じなんですね……
 思ったより、簡単そう……かな。」

間違った知識を身に着ける穂風。
さて、まだ順番は来ていないが――

「……あっ。あの人も、あの、手を洗う、みたいですよ。」

          ジィーーッ

次に手水舎に近付くのは……『老人』だ。
何やら手馴れた様子で、柄杓を手に取り。

         「あっ……!?
           い、イザベルさんっ!」

     バシャ
         ァッ 
            !

それをなんと、自分の顔に浴びせたのだ・・・・

「あ、あれは……
 あれは工程の一部でしょうか……」

            ・・・・こっちが正しいのか?
                宗教文化は奇奇怪怪。

780イザベル『アーキペラゴ』:2016/01/02(土) 00:09:49
>>779

     バシャ
         ァッ 
            !

    「な、なにィィィ――――ッ!?」

      「い、『意外』ッ! 顔までか……顔までやるのかッ!」

年齢差か?
それともローカルルール的に複数種類の所作があるのか?
まったくわからない……とか思っていると。

     「お、おいッ!」

       グイィィィ―――ッ

    「あの爺さん……『飲んだ』ぞッ!」

ご老人、なんとひしゃくの水を手に移し替えてグイッと口に含んだではないか。

     「ど、どういうことだ……」

           ペッ

         「あッ吐いたッ!」

      「飲んだんじゃねェ、口をゆすいだんだッ!」

    「歳の甲って言うからな……あれが正しいのか……?」

※口をゆすぐのは正しい所作です。

……ともあれ、次は三人組の男子中学生。
ワイワイと喋りながら手水舎に近寄り……

      「あっ、もうひしゃく使ってねェあいつらッ!」

普通に水道水感覚で手を洗ったッ!

――――――――さて、いよいよイザベルと穂風の番なわけだが。

781葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』:2016/01/02(土) 00:24:44
>>780

「えっ、えっ……
 の、飲むのは、なんで……!?
 あっ……う、うがい、したのかな……」

         「ど、どうなん、でしょう?
           誰があってるんでしょう……!?」

  ゴクリ

つばを飲み込む穂風。
次にやって来た男子中学生たちは――

「ひ、ひしゃくは……
 ひしゃくは、あの、使いますよね、流石に……」

       オロ

            オロ

穂風は困惑した様子で、イザベルに視線を向ける。
だが、こうなると、どうしよう。

「と、とりあえず、手を洗ってみましょう、イザベルさん。」

     スイッ

             ぱしゃっ

手に水を掛けてみよう。
こんな感じでいいのだろうか……?

            「……顔もです、かね?」

782イザベル『アーキペラゴ』:2016/01/02(土) 00:32:37
>>781

    「……よし」

      「腹ァくくるぞホフリ」

      グッ

袖まくりして、手水舎に近寄る。
無駄に深刻な顔だ。覚悟を決めた戦士の表情である。

   「ひしゃくは……まァ流石に使うんだろ。さっきの連中が間違ってたとしか思えねー……」

じゃなきゃなんで用意されてんだひしゃく、ってなもんである。
というわけでひしゃくを手に取って、水を入れて。

       ぱしゃっ

手にかける。
恐らくここまでは間違っていないはず……

       「顔、は……」

チラと横を見る。
あからさまに困惑する友の顔。
ええい、ここで怖気づいては女が廃るッ!

     「ままよッ!」

      バシャァッ!

勢いよくひしゃくから水を自分の顔にかけたッ!

          「冷てェッ!」

当然である。

    「んで、後は……あー、うがいか」

       「……よし、これもやるぞッ!」

その選択は正しかった……しかしッ!

       グイッ

イザベル、ここで『ひしゃくから直接』水を口に入れてしまうッ!
これはタブーだッ! 衛生的にもね!

     クチュクチュ
            ペッ

      「よし、これでいい……はずッ!」

783葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』:2016/01/02(土) 00:41:26
>>782

「は、はい……!
 イザベルさん、やりましょう。」


唇を固く結ぶ。
覚悟だ。覚悟をしなくては。

         ・・・・そして。

「……! よ、よし、私も……っ!」

       バッシャッ!!


          「つめたっ……!」

これでいいのか?

穂風はイザベルを信じる。
間違ってても、二人で間違ったのだ。

「はいっ、うがい、ですね……!」

           グイ

イザベルと同じように、柄杓から口に水を!
同じタイプ……同じタイプの『ミス』だ。

     クチュ    クチュ

             ぺっ

「……ふ、ふう……
  これで、かみさまのいえに、入れますね。」

             ニコ

        ・・・・やリ遂げた顔で、穂風はそう告げる。
             さあ、列に戻って、初もうでを続けよう。

784イザベル『アーキペラゴ』:2016/01/02(土) 00:49:51
>>783

    「ああ……やり遂げたな……」

なんか色々間違ってたかもしれない……
しかし、いいのだ。『礼を尽くそうとした』という心意気こそが最も重要なのだから……多分……

      「……しかしマジで冷てェなこれ」「ホフリ、タオル貸すぜ」

濡らした手も、顔も冷たい。
列に戻りながら、カバンからハンドタオルを取り出す。
もしもの時のために持ってきていた物だ。
まぁ、まずは自分から使うのだが。

        ゴシ
           ゴシ

      「ほらよ」

手と顔、あと顔から垂れた水を軽く拭き取ってから、タオルを手渡す。
滴る水が体の方に来ると、風邪を引いてしまうかもしれない。大事なことだ。

        「あー、今ので完全に目ェ覚めたなァ」

     「あ、もしかしてそのためにか……?」

※違います。

       「まァなんにせよもうちょいだ」

           「あ、ホフリお前小銭持ってるか?」

785葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』:2016/01/02(土) 01:02:19
>>784

「……あっ、ありがとうございます。」

    グシ

        グシ

     「……ふう。」

顔や手を拭いて、冷たい水で、眠気も飛んで。    

       (……皆、顔拭いてない?
          あれ、そもそも濡れても……)

          何かに気づきそうだ。
            だが、そんなことより。

「小銭は……はいっ、大丈夫です。
 ちゃんと、お札以外も、あの、持ってます。」

         「……小銭を、ええと。」

                 チャリーン

            ガランガラン

前の方の様子を、しばし見て。

「投げて、あの上の……
 ええと、大きな鈴を振るみたい……です、ね。」

             コク

イザベルに頷く。
そして、列は進んでいくだろう・・・・

786イザベル『アーキペラゴ』:2016/01/02(土) 01:18:56
>>785

     「で、なんか手ェ叩いてから願い事を言う……言うっつーか願うっつーか」

             「まァそんな感じみてェだな」

流石に、それぐらいは間違いそうにない。
……手水はどうやら粗相があったようだがこの際何も言うまい。
とはいえ厳密には二礼二拍一礼だの色々とあるのだが……
…………まぁ、その辺を外国人と参拝初体験に要求するのも酷なものだろう。

       「やっぱたくさん入れたほうがいいのかねェ、これ」

           「お、あいつ札入れてるぜ」

前の方を見れば、学生らしき眼鏡の少年が『1000円札』を投入していた。
恐らくは受験生とかなのだろう。願う姿からも鬼気迫る気配が感じられた。

         「でもみんな小銭で入れてるし、どっちでもいいのかもな」

     「ヒヒヒ、めんどくせェなァ、初詣!」

明らかに神社のど真ん中で言うようなセリフではないことを言いながら、穂風に笑いかける。
よくわからないし、色々間違ってる気もするが、友達と一緒だから悪くない。

787葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』:2016/01/02(土) 01:25:36
>>786

「わ、分かりました。
 心の中で、考えるだけ……みたい、ですね。」

        「声、出してない、みたいですし。
          ……わぁ、あんなにお金、たくさん。」

たくさん入れた方が良いのか?
べつにそういうわけでもないのか?

            ・・・・まあ穂風にそんな金もなし。

「……え、へへ。
 難しいですね、初もうで!」

           「あ、イザベルさん、そろそろ私達……」

    ト
         トト


賽銭箱は、もう目の前。
お願いごとも、決まっているし、小銭もある。

「……じゃあ、その。行きましょう。」

        コク

      ・・・・イザベルに頷いて、空いた鈴の前へ、歩いていく。

788イザベル『アーキペラゴ』:2016/01/02(土) 01:36:59
>>787

    「おう、行くか!」

      コツ
       コツ

笑って返し、共に鈴の前、賽銭箱へ。
財布から小銭―――― 一応そこそこ奮発して500円――――を取り出して、投げ込む。

          チャリーン

        パンッ

……ほんとは二回手を叩くのだが、イザベルはそれを知らないので、一回だけ、大きく。
心の中で、願うのは――――

      (……『ホフリが今年一年、去年よりももっともっと楽しく過ごせますように』)

――――先ほど宣言した通りの、お願い事。

       スッ

     「……頼むぜ、カミサマ」

最後にそれだけ呟いて、足早に列から抜ける。
長居は後ろの客に迷惑だ。
簡単な所作で、願い事も簡単だから、あるいは穂風より先に列を抜けることになるかもしれない。

789葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』:2016/01/02(土) 01:49:29
>>788

      「はいっ!」

   ト
        ト
     ト

賽銭箱の前に立つ。
そして、財布から出す小銭は、『500円』硬貨。

           チャリン

      パン

手を叩いて、目を閉じて。
 心の中で、決めていた願い事を、反復する――

       (……『今年は去年よりもっと、一年間、楽しいことがたくさんありますように』)

                    (……迷惑じゃないなら、『イザベルさんにも』。
                      お願いします、かみさま。私と、私の友達に。)

    ス


顔を、上げる。
そして――賽銭箱から離れて。

        ト  ト

「……イザベルさん、お願い、終わりました。」

      「これで、初もうで、終わりです……かね?」

             ・・・・先に列を抜けていたイザベルの元に、駆け寄る。

790イザベル『アーキペラゴ』:2016/01/02(土) 02:07:36
>>789

   「おう、アタシのほうもバッチリだ」

     「ま、多分『初詣』自体はこれでおしまいだが……」

……境内をぐるりと見回す。

    「おみくじ」

          「お守り」

               「ついでに甘酒」

      「……アタシもよく知らねェけど、そーいうのはまだまだあるんじゃねェかな」

(メタ的に言ってスレ主不在でどこまで言い切っていいのかは謎だが、去年の元旦の流れを見るに)その辺りのものはありそうだ。
というかまぁ、この規模の神社で元旦におみくじもお守りもやってない方が珍しいだろう。

       「つってもそこそこ混んでるみてェだけど」

          「どうする?」

アタシはどっちでもいいぜ、なんて顔をして、穂風に問いかける。

791葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』:2016/01/02(土) 02:16:52
>>790

「えへへ、お願い、かみさまに届きましたかね……」

きっと届いているだろう。
穂風の声は決して、小さくなどない。

     「いろいろ」

    キョロ

        「あるん、ですね。」

            キョロ

境内を見回すと、いろいろありそうだ。

「えへ……楽しそう、だから。
 私は……混んでても、行ってみたい、です。」

           「……行きましょう、イザベルさんっ。」

   穂風はそういうと、おみくじの方へ歩いていく。
         二人の初もうでは、まだもう少し続くようだった。

                    ・・・・きっと今年も、良い年になるに違いない!

792『年越しの祓』:2016/01/02(土) 16:49:35
「ふふふ…少しずつ参拝客も増えてきた気がしますね、この調子でお賽銭が増え…もとい、知名度が上がってくれると嬉しいんですけどっ」

参拝客(結構外国人も多い)を眺めながら、満足げに頷く。

「…今年は去年みたいに、妙な騒ぎが起きないようにしないと…………」

793高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/03(日) 23:52:33
>>792
「よいしょ、よいしょ」
境内の中に見覚えのある小さな影が現れた。

「ここがおまつりのところかなーなの…
 ひとがいっぱいいるからまちがいない!」
と、嬉しそうな顔で人混みの中に入り込んでいく


「むぎゅううううう」
息苦しそうに人混みにまみれながら神社の方面へ向かっていく。

794『年越しの祓』:2016/01/04(月) 00:25:33
>>793
境内の脇には露店が並び、焚き火の近くでは『巫女装束の少女』が大なべを柄杓でかき混ぜている。
気温は低いが森に囲まれていせいか、あるいは人ごみのせいか、風は弱く体感温度はむしろ街中よりは上に感じるほどだ。

本殿の周囲は、さすがに参拝客が多い。
その隙間に潜り込むように、リルカは近づいていく。

795高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/04(月) 00:31:22
>>794
「むぎゅうー…
 おみせがいっぱいある…の…」
白亜荘に事前に置かれていた子供用の厚いジャケットのおかげで
凍えるような寒さは感じなかったが…
露店に進もうとした頃には暑いと感じるほどになっている。
果たしてこれはこの人混みの熱気なのか…

露店の近くは割りと空いており
ひとまずは落ち着いてそのあたりで立ち止まる。
本殿まではもう少しというところだ。
「むー…
 みたことあるひとなの」
と、巫女装束の少女をジーっと見ながら応える。

「…あれは何なのかななの?」
かき混ぜてるものに視線が集中する。
ちなみにどこかの露店の前なのでちょっとおじゃまになるかもしれない。

796『年越しの祓』:2016/01/04(月) 01:08:25
>>795
目を凝らす…確かに、あれは海で知り合い、その後『白亜荘』へとリルカを導いた、おせっかい焼きだ。
巫女装束で居るということは、奇しくもここが、彼女の家だったのだろうか。

「はいどうぞっ、熱いので気をつけてくださいねっ」

巨大な鍋の中身は、離れた場所からではよく解らないが…道行く人に、器によそったそれを振舞っているようだ。

フワ…

甘い匂いがする………砂糖で炊いた、『小豆』の甘い匂いが。

797高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/04(月) 01:18:25
>>796
「…あそっか!
 ここがくぐみんのおうちなの!
 …へー、ここがそーなんだー」
興味深そうな顔でジーっと社の様子を見る。

「ん…んうー。
 いっぱいひとがいて、ちかづけないのー」
とりあえず人混みをかき分け進もうとするが、
よく見れば順番待ちの列になっているところがあるようだ。
このままではマナー違反の割り込みをしてしまう…

「これって、おかしのにおいかなーなの。
 たべてみたいのー。」
その芳しい小豆の香りは
子供にはたまらないものだろう。
甘いモノは誰もが好きなのだ。

798『年越しの祓』:2016/01/04(月) 12:44:43
>>797
社は古そうだが、ぼろぼろと言った印象はない。
ずっとずっと、昔々からあったのだろうと思わせる風格、風景との一体感があった。

「はいはい、ちょっと通してあげてね〜」

むぎゅむぎゅともみくちゃにされながら、人波を泳ぐように進もうとするリルカの手が握られる。
顔を上げると、巫女装束を着た、派手な金髪に焼いた肌の、グラマーな少女が周囲の人ごみを整理して…。

「って狭い狭い、通してっていってるっしょこら尻触るな!」

むしろ一緒にもみくちゃにされながら、やっと手を引かれて抜け出すころには、二人とも汗まみれになっていた。

「…だいじょぶ?怪我とかしてない?」

額を拭うと、乱れた装束を直しながら、『金髪ギャル』がリルカに問いかける。

799高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/04(月) 19:39:04
>>798
「うーむ…ふぎゅー」
握られた誰かの手に導かれるままゆっくり歩いて行く。

「む、くぐみん…?」
金髪だったかなーと首を傾げながらその顔をじっと見る。

「あ、だいじょぶだいじょぶなのー。
 けがはしてないから、へーきへーき。」
と言ってもう片方の手を見せてみる。
汗を掻いてしまってはいるものの、たしかにどこかに躓いたというわけでもなさそうだ。

「そ、そいえば、このおうち
 きれー…なところだよねなのー。」
そう言って近くから社の様子を見る。
割と気に行っているのか、或いは友達相手なのでなのだろうか

800『年越しの祓』:2016/01/05(火) 03:42:18
>>799
「アタシは『花組』。よろしくリルカっち。
『くぐみん』………の、まあ姉妹みたいなモン、かな。だからアンタのことも知ってるってワケ。ほら、こっちこっち」

手を引いてリルカを連れて行く、『黒ギャル』。

「綺麗?まあ神社だからね…っつうかさすがにここには住んでないよ、『くぐみん』は。
ここに住んでるのは『神様』。それもあのぐにゃぐにゃしてない方。
…………ほい、じゃ後よろしく」

リルカと共に、鍋をかき混ぜる『巫女装束の少女』の前までたどり着くと、『黒ギャル』は手をひらひらさせて人ごみに戻っていく…。
『巫女装束の少女』はにっこり微笑むと、紙のお椀に柄杓でよそうと、リルカに差し出した。

「……あけましておめでとうございます、リルカさん。お元気そうで何よりですねっ」

お椀の中は……『お汁粉』?
やや白みがかって、『米』のようなものも混じっているが……。

801高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/05(火) 16:07:10
>>800
「はなぐみ?
 なるほどー、じゃーおとしはどっちがうえなの?」
と、『花組』に対してフレンドリーに接する。
花組のちょっと黒い肌とは対照的に、リルカの肌は白っぽい。

「あー、あのたこさんがすんでるところなのー?
 …くぐみんのおうちもみてみたいなーなの…」
白亜荘だったかな?とかつぶやきながら社にたどり着く。
そしてお礼を述べてから手を振り彼女を見送っていく。

「あ、えっと、あけましておめでとうございます、なのー。」
よくわかってないふうな顔でひとまず頭を下げる。
ちょっと慌てた様子であるが、ちょっと可愛く見える、かも知れない。

「ん、ありがとうなのー。…おいしそう…」
差し出されたおわんの中には米のようなものも混じった
お汁粉のようなものが入っている。

「ここって、このときにはいーっぱいひとがくるの?
 これを、たべるためなのかなーなの。」
と、興味津々で差し出されたおわんを覗き込む。
一応お汁粉は見たことがあるのだが、ちょっと違うように見える。

「…なんなのかなーなの。」
ひとまずリルカはゆっくりとすすり始める。
熱いので気をつけながらすするのである。

802『年越しの祓』:2016/01/05(火) 20:59:05
>>801
「ん〜〜〜〜、同じくらい?確かそーゆー『設定』のはずだから。
いやいや、あんな胡散臭いのじゃなくて、ちゃんとしたの。あのタコはいっつも『くぐみん』にくっついてるよ。

おうちが見てみたい?頼んでみたら?まあフツーの家だけど。リルカっちが見て面白がるようなもんはないんじゃね?」

ばいばい、と手を振り合いながら別れる。
………久しぶりの対面だ。前にも言っていた気がするが、どうやら『巫女装束の少女』は寮に部屋はあるものの、基本的にわざわざ遠い自宅から通っているらしい。

「ふふふ、今年もよろしくお願いしますねっ。
今日はですねえ、皆一年の終わりと始まりの日のお祝いに、ここにきてるんですよ。
今年もありがとうございました、来年もいいことがありますように……って。

よくぞ聞いてくれました。それは『お汁粉』は『お汁粉』でも…『甘酒入り汁粉』なんです!」

大鍋を混ぜ混ぜ、説明する『巫女装束の少女』。

「米糀でアルコール分を抑えた甘酒に、お汁粉を合わせたものです。栄養豊富で、体にいいんですよ。
浮いてるものは甘酒の材料のお米と、後からもち米を加えました。普通のお餅だと喉を詰まらせてしまうかもですので。
もち米は満腹感と、身体を温める作用があります。『お汁粉』の小豆にも同じ作用があるので、食べれば相乗作用でぽっかぽかです!

去年はアルコールに弱いお客さんがいましたが…今回こそはばっちりですよ!!」

803高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/05(火) 21:23:29
>>802
「おんなじくらいかーなのー
 …あ、それも『すたんど』ってことなのかなの…」
タコみたいな神様はそういうこともできるんだろうか…
割とリルカはタコ神様への興味が尽きない

「はくあ…とおんなじなのかな〜なの…
 …あ、じゃーねなのー」
リルカも金髪の彼女へ手を振って見送っていく。

「んー、ことしもよろしくなの!」
と、縁組を見習ってひとまず挨拶を返す。

「…んー?あまざけはよくわからないけど…」
そう言いながらクピクピと飲んで見る。

「むー…むずかしいけど…
 あまくておいしいからいっかなーなの!」
そう言って少しずつ甘酒入りしるこを飲んでいく。
若干顔が赤い。

「ぽかぽかするのー!」
癒やされたというふうな顔をしている…

804『年越しの祓』:2016/01/05(火) 23:00:19
>>803
「小豆には邪を祓う力もありますから、これを食べて、新年の始まりをすっきり迎えて下さい!
…………むむむ…大丈夫ですか?

あれから研究を重ねて、アルコール分は限界まで落としたはずですが…」

心配そうな顔になり、リルカの額に手を当てたりしている。

「気分が悪くなったり、目が回ったりはしてませんか?お水飲みます?」

805高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/05(火) 23:16:14
>>804
「むぐむぐ…
 でもこのあじすきなのー。」
と嬉しそうな顔でどんどん飲んでいる。

「うーん…
 きぶんはわるくなったりしてないけどなのー」
と、ちょっと嬉しそうな顔で応える。

「あったかいなーってかんじは…
 するかなーなの…」
でもやっぱり顔は若干赤いようだ。

806『年越しの祓』:2016/01/06(水) 00:42:27
>>805
「と、とりあえずそれくらいにしましょうか。
リルカさんが大丈夫と思ってても、大丈夫じゃない可能性もありますから…」

紙コップに注いだぬるい白湯を差し出す。

「ううーん、まだまだ研究が足りませんね……………。
本当に大丈夫ですか?足元がふらふらしたりとかは?」

807高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/06(水) 00:50:34
>>806
「むー?おいしーんだけどなーなの…」
ちょっと名残惜しそうな顔でしるこを元の場所に戻そうとする。

「…あったかいねーこっちも…なの」
お湯を軽く飲んでから嬉しそうに顔を上げる。
なんだか赤い気がする。

「んー?あしもとはへーきだけどなのー。
 なんだかちょっときもちがいーなーっておもってなの…」
楽しげな顔で応える。
お酒が弱いとかそういうふうに見えそうだが、
周囲の人は大丈夫なのだろうか。

808『年越しの祓』:2016/01/07(木) 23:43:52
>>807
「甘酒抜きの普通のにしましょう。
というか最初からこれにすればよかったですね…。

ちなみにリルカさん、これ、指は何本立ってますか?」

傍らの小さな鍋から、普通のお汁粉をよそって差し出すと、Vサインをしてみせる。

「むむ………どうもいけませんねっ。まさか去年と同じミスをしでかしてしまうとは…」

809高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/08(金) 00:05:19
>>808
「むむむ…ゆび…
 えーっと」
と、ジーっと縁組の指の形を見ていると…

「おー、5ほん!」
なんか変なのがすぐに分かる返答の返し方であった。

「むむむー…
 とってもおいしかったけどなの…」

810『年越しの祓』:2016/01/10(日) 11:23:34
>>809
大失敗だよ!!

「はい!大丈夫じゃないですね!!
…………はっ!?」

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

……何時の間にか、『巫女装束の少女』の後ろに、雪のような白髪をした、長身の女性が立っている。
同じ巫女装束に身を包み、顔立ちもどこかよく似ていた。

「お…おおおおおおお母様…………!
はっはいっ!直ぐに家で休んでもらいますから……!!」

     ヒョイ

思い切り動揺しながらリルカを抱えあげると、滑るような歩法で境内を後にする…。

「うう、大変なことになってしまいました………」

811高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/10(日) 12:14:36
>>810
「ぬぃー…
 あそこの、いかみそって…
 なにかなーなのー。」
酔ったふうなしゃべり方でイカ焼きやさんの屋台を指差す。
様子は思わしくない!

「あ、からだがふわってういてきたのー。
 へーんなのー。」
抱え上げられたのも酔いどれで気づかないものなのだろうか。
なにはともあれ、特に抵抗もなくリルカは運ばれていく…

『…何かあったのか?』
ちなみにとある屋台では
『焼き肉』の屋台を掲げている肉屋の娘さんが居たようである。

812『年越しの祓』:2016/01/10(日) 21:42:50
>>811
「何かあったみたいだね」

『カルビ串』をもぐもぐしながら、『黒ギャル巫女』が応える。

「ウチらの『座長』かな……誰か脇に抱えてるけど。
…ありゃ拙いかもね。前にも同じヘマやったみたいだし………これは事と次第によると今年は…」

ごくん

「……『座長』、誰かに料理を振舞うの、禁止されちゃうかも」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

鎮守の森に半ば埋もれるように立つ、古びた平屋建ての一軒家。
抱き上げていたリルカを、座椅子に座らせる。

「そのまま、座椅子は倒さないでいてください。
甘いものを食べた直後に寝ると、胃酸過多から胃を逆流する流動性食道炎が…。

…ええと、とにかく、吐くかも知れませんから、そのままで」

そのまま慌しく、ぱたぱたと部屋を駆け出してく…。

813高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/10(日) 21:59:33
>>812
【ツグミさん。】
「んー、ヘマ?
 …そいやぁ去年もなんかいろいろとあったって
 おふくろからきいてるなぁ…」
代々薙精肉店の娘さんは、そう言いつつもどんどん肉を焼いていく。

「んまぁー、屋台を畳まなきゃいけないみたいなもんじゃなきゃ
 ウチは気にならないけどねー。熱中症とかだったら早めに休ませといたほうがいいよ」
と言っておかわりを差し出した。

「その『座長』サンってのは料理が下手なの?」
と言いつつ軽く顔を見ている

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【リルカちゃん。】
「うむー…ん…んん?」
目を白黒させながら周囲の様子を見る。

「むーむー…
 ん?なに…かななのー…」
あたりをチラチラと見回している。
まだ頭がくらくらしている。
自分が座椅子に座ってるということは認識できているぞ!

814『年越しの祓』:2016/01/10(日) 22:17:31
>>813
「ううん、その気になればちょっとしたいいとこの料亭でも即戦力になるくらいの腕はあるよ」

食べ終わった串を捨てつつ、追加を受け取る。

「そんな重症じゃあないとはおもうケド。
曲がりなりにも料理人が出した料理で人が倒れたなんてなったらアウトっしょ、ってこと。

『座長』の場合、単なる料理人じゃなくて、神様の料理人だからさ…ま、色々キビシーんだって、能天気に見えて」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「はい、これをどうぞ」

しばらくして持ってきたのは、緑茶と梅干だった。

「多少はすっきりするはずですよ。
……ごめんなさいリルカさん、まだ小さなあなたには、極わずかとは言え、甘酒入りのを勧めるべきではありませんでした…」

お盆の上の湯のみと小皿をリルカに差し出すと、『巫女装束の少女』は深々と頭を下げた。

815高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/10(日) 22:47:58
>>814
【ツグミさん。】
「…あーそっかぁ。
 でも料理で人が倒れるって言ったらなぁ。
 食い過ぎでぶっ倒れるか、お酒の飲み過ぎくらいじゃァないかな。」
と言ってまたおかわりを差し出す。

「…とりあえずその倒れた人はいたわってやったほうがいいと思うな。
 ウチも他人事じゃないからねぇ。
 もしうちの肉屋ので食中毒でも起こったら…とか感じてね。」
どうやら先程から気が気でないようである…

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【リルカちゃん。】

「む、ありがとうなの…」
そう言って緑茶を軽くすすってから、
梅干しも軽く食べてみた。

「むむむ…すっぱい…」
ちょっと顔をしかめつつも、虚ろだった意識ははっきりとし始める。

「んーう…あれ、けっこうおいしかったんだけどなのー…
 あま、ざけ?っていうの?
 へんなかんじになったけどなのー…」
ぼんやりした顔で応える。
彼女は相当な下戸なのかもしれない。

816『年越しの祓』:2016/01/12(火) 23:17:51
>>815
「にしたって、さ。
過ぎるほど出しちゃうんじゃ未熟者、ってコトじゃね?
……過去の例からすると、たぶんどっかに修行に出されるか……お使いか…」

こりゃ冬休みは全滅かな、と呟きつつ、新しい串を受け取る。

「ま、アタシらは何があっても『座長』についてくだけだケドね……その身に、『神のご加護』ってヤツが宿る限りは。
とりあえず『座長』ん家に運んだみたいだし、大丈夫っしょ。

…………さーて、と……そろそろ仕事に戻んないとね、ごっそさん。あ、代金は『座長』に請求しといて」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「……はいリルカさん、立ってる指は何本ですか?」

顔を上げると、『巫女装束の少女』は指を三本立て、もう一度リルカに質問する。

「ええまあ。甘酒…お米を発酵させたものが入っていまして…。
………アルコール分は限界まで抑えたのですが、どうやらリルカさんにはそれでも効いてしまったみたいで…」

うな垂れ、しゅんとしながら説明した。

817高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/12(火) 23:34:35
>>816
【ツグミさん。】
「修行…ねぇー。
 それってあれ?滝に打たれるとか…
 座禅組んで、木の棒でぶっ叩かれるとかそういう奴?」
そう言ってからふぅ、とため息を付いた。

「まぁ、ウチだってせっかくの大学の冬休みを
 屋台の仕事に使えとか言われて…
 アルバイトってやつだね…」
そう言いながらひとまず次の客をさばく

「そういうのいいと思うよ。
 ウチもねぇ、自分のためにやることだからね、
 こういうのは…
 まいどありー。座長さんによろしく〜」
と言って手を振り見送っていった
(終?)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【リルカちゃん。】
「あーえっと…
 さんぼんー」
と、割とすぐにちゃんとした数を言い当てた。

「うー…あるこーる?
 うーん…のんだらあぶない…ってことわかったの…
 なんだか…へんなきぶんだったのー…」
軽くお茶をすすっている。
しょんぼり顔だ。

「でも、あまいのはだいすきだから
 その、あるこーる?ないのだったらいいかななのー」
すぐに嬉しそうな顔に戻って微笑みかける。

818『年越しの祓』:2016/01/15(金) 00:25:18
>>817
「ふう…だいぶ良くなったみたいで安心ですよっ」

安堵のため息をつく。
装束の袖で、目元を拭った。

「そうですね、今度からは…今度があればですが…子供用と大人用に完全に分けて作りましょう。
…お茶のお代わりは如何ですか?」

819高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/15(金) 00:33:10
>>818
「あー、だいじょうぶなのー!
 もうこんなにげんき!」
と、その場から立ち上がろうとして

「ううー…」
軽くよろけてまたイスに座り込んだ。
急に立とうとすればこうもなってしまうだろう。

「…んー、もうちょっとおとなしくしてるの…
 あまいのはよかったから、そういうのにしたらいいの。
 あと、おみそもはいってると、わたしはすきなの!」
どうやら彼女はあのお汁粉を割と気に行っているらしい。
酔っ払う以外には特に問題はなかったらしい。
…最後の提案は避けるべきものだろう。

「…おちゃおかわりなの…
 おみそしるも、ないかなーなの」
そう言ってからまた軽く頭を抱える。
まだ少しくらくらしているらしい。

820『年越しの祓』:2016/01/15(金) 00:53:14
>>819
「いけませんよリルカさん、まだ休んでないと……。
ほらほら………」

足に毛布をかけ、部屋の暖房も入れる。

「本当にすみません私のせいで…。
解りました。少し待っててくださいねっ。お味噌汁、好きな具はなんですか、リルカさん?」

821高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/15(金) 00:57:31
>>820
「…うー、ごめんなさいなのー…
 げんき、だとおもったんだけどー…なの」
そう言ってふぅ、とため息を付いて頭を押さえる。
もうちょっとゆっくりしてたほうがいいんだろう。

「あー、きにしないでねなのー。
 おいしかったから、へーきへーき」
そう言って片方の手を軽く振ってみせる。
ニコニコとちょっとぎこちない笑みを浮かべる。

「…おみそしるは…
 えーっと、なんだっけなーなの…
 こんなふうな…」
そう言って二枚貝を両手で表現する。
「パカってなるのが、すきかなーなの。」

822『年越しの祓』:2016/01/17(日) 16:53:25
>>821
「ふむっ…………なら、丁度いいのがありますよっ。
リルカさんは、お味噌は白派ですか?赤派ですか?それとも合わせですかっ?」

巫女装束の袖を捲くり上げ襷がけして留めながら問いかける。

「少し時間がかかりますから、そのままそこでゆっくりしていてくださいねっ」

823高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/17(日) 17:19:20
>>822
「ん…んー…
 あか、しろよくわからないけど…
 じゃあしろいのでいいかなーなの」
そう言って軽く微笑んで頷く

「わかったのー、
 ゆっくりしてるー。
 …おかしもあるかなーなの…」
ゆっくりする、とは言いつつもリルカは辺りを確認してみる

824『年越しの祓』:2016/01/18(月) 00:53:42
>>823
「解りました、楽しみにしていてくださいねっ!」

『巫女装束の少女』は、いそいそと駆け出していく。

…パタン

襖が閉まると、リルカは周りを改めて見回した。
六畳ほどの和室。障子窓が一つ。来客用の寝室だろうか。目に付くのは座椅子がしまわれていた押入れくらいだ。

825高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/18(月) 01:32:23
>>824
「わかったー、たのしみにしてるからねーなの!」
ニコニコ笑いながら手を振る。

…さて、ひとまず周囲を確認してみると
真新しい物はさほど有るわけではない。
普通の家…みたいな光景だ

「…ふぁー…
 これって…たたみ、っていうのかななの…」
改めて地面を確認する…


「…わたしのしってたおうちと、
 ちがうなのー…」
周囲の小奇麗さを見て、
改めて白亜荘より更に前の自分の居た場所について考えた

826『年越しの祓』:2016/01/18(月) 02:06:04
>>825
古びた雰囲気はあるが、汚れたりはしていない。丁寧に掃除されているようだ。
普段使っていない部屋なのか、そういう意味では独特の匂いがするが、不快な程ではない。
障子窓の向こうからは、微かに神社のざわめきが聞こえてくる…。
床は今時珍しい、きちんとした畳のそれだった。

…スーッ

襖が開く。

「ちっス、お、大丈夫そうじゃん」

入ってきたのは、さっきの『黒ギャル』だった。

「いやさ、何か退屈してるんじゃないかって。『くぐみん』に言われたもんで。邪魔だったらどっか行くケド」

827高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/18(月) 02:10:22
>>826
「…なんのにおい…
 かなー」
そういってくんくんするが、
まぁリルカには理解できないだろう。

「きのゆか、みたいなのじゃないんだなーなの」
珍しいのかまじまじと見つめている…

そんな中

「…あ、さっきのひと!」
黒ギャルをビシっと指差して嬉しそうに応える。

「そーだねなのー。
 じっとしてたらなんだかたーいくつなの。
 なにか、おもしろいこととか、ないかななの!」
軽く身を乗り出しながら目線をじっと向ける…

828『年越しの祓』:2016/01/19(火) 00:51:26
>>827
「『花組』おねえちゃんと呼びなさいっての。
木の床?フローリングのこと?」

『黒ギャル』はリルカの傍らに、どかりと胡座をかいて座る。

「そう言うだろうと思ってアタシが来ました。
つってもリルカっちは安静にしてなきゃなんだから、面白いこととか言われてもね…漫画でも読む?」

829高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/19(火) 00:58:49
>>828
「んー、ふろー、りんぐっていうのかななのー
 はなぐみ…おねーちゃんなのー」
近くに座ってきたその少女に対して、リルカは首を傾げた

「うーん、わたしがすきなのは…
 じめんほったり、ぐるぐるまわるのをみたりとかだけど…
 まんが?」
不思議そうな顔でじっと見つめてきている…

「どんなまんが、あるの?
 よんでみたーいのー」
どうやら漫画を読みたいらしい

830『年越しの祓』:2016/01/21(木) 00:05:40
>>829
「地面?ぐるぐる回る?」

あからさまに変わった子だと顔に出た。
首をかしげ、数秒考え込み………理解を放棄した。

「まあいいや、ちょっと待ってて」

立ち上がり、そして数分後───

ドサドサ

『波よ聞いてくれ』『目玉焼きの黄身いつつぶす?』『クリスティ・ロンドンマッシブ』『北斗の拳イチゴ味』
『ゴールデンカムイ』『恋は雨上がりのように』『聖☆おにいさん』『翔んで埼玉』……

「色々もってきました。けどよく考えたらリルカっちくらいの子が好きそうなの無くね…?」

831高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/21(木) 00:12:14
>>830
「えーっと、じめんをほってたのはー…
 おとーさんおかーさんにあいたかったからだし…
 ぐるぐるまわるのをみるのは、みててたのしかったから、なのー」
そう言って自分の趣味を説明する。
…説明したところで理解は難しいに違いない。

さて…そんな折、漫画を読もうか、と思ったところで

「…んー?」
それぞれの漫画をジロジロと見る。どうやらどれも知らない漫画のようである。

「じゃー、じゅんばんに、みようかなーなの。」
というわけでまずは『波よ聞いてくれ』から順々に漫画を取っていくことにしたようだ。

内容次第であるが、読んで楽しいかが問題である。

832『年越しの祓』:2016/01/24(日) 02:24:51
>>831
訳がわからないよ……。
そんなような漫画あったかなあ、という顔になる『黒ギャル』。

「うーん、どれも知らないっぽいし…」

実際のところ──『黒ギャル』が持ってきた漫画はどれも、リルカには早すぎたかも知れない。

『波よ聞いてくれ』はラジオ局が舞台の物語。
酔った勢いでもらした恋愛話をラジオで流された主人公は、放送本番中にスタジオに殴りこみ、そのままぶっちゃけトークをかます。
男もない、金もない、ないない尽くしの主人公に残されていた才能、それは「萎縮せず、台本なしでもトークを成立させれること」だった──

「『座長』、ジャンプとかマガジンとかサンデーとか読むけどあんまり買わないんだよねえ…」

833高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/24(日) 02:29:55
>>832
「ふんふんふん…」
ぱらぱらと本をめくっては見たものの…
書かれている内容の理解が出来ずのようである。

「しらないことばがいっぱいあるみたい。
 わたしにはむずかしいみたいなの」
そう言って不思議そうな顔をしながら読み続ける。
一応ルビは振られているのだろうが、
それでも彼女では理解が難しい言葉が多いようだ。

「うーん、あれ、ないかなーなの。
 ほら、『あん…』ぱん、だったかなーなの。
 あのえほんなの」
彼女は少し楽しげな表情で応える。
要するにアンパ○マンの事を言いたいんだろう。

834『年越しの祓』:2016/01/24(日) 02:54:20
>>833
「だよねー」

そりゃそうだ。

「ああ、あれかー…あったかなぁ…。
昔読んだ記憶はあるけど、その後蔵にしまっちゃった気がするんだよネ…」

困り顔になる『黒ギャル』。

「電子書籍にも…あーなってない。てかこーゆーのむしろ電子化しろよな……。
…なんか他にはない?」

835高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/24(日) 03:08:11
>>834
「むー、そうなの?
 あれがいちばんすきーなの」
そういいながらもどうにか理解しようと読み続けている…

「さがしてみようかなーとかおもっちゃうけど…
 やっぱりだめーかななの」
ちょっと残念そうな顔だが、駄々をこねるほどではなさそう…

836『年越しの祓』:2016/01/26(火) 00:20:53
>>835
やはりリルカには難しいかも知れない。
(ただ主人公がバイトをしていたスープカレー屋はおいしそうだった)

「う〜〜〜〜ん、それは『くぐみん』に聞いたほうがいいんじゃね…?
基本、安静にしてるように言われてるっしょ?」

『黒ギャル』は『黒ギャル』で、リルカの退屈を上手く紛らわせることができず、済まなそうでもある。

837高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/26(火) 00:29:53
>>836
「あーうー…
 ごめんなさいねーなのー
 じっとしてたらなんだか、おちつかなくてーなの…」
ちょっと残念そうな顔でリルカは応える。

「…おてだまとかどーかなーなの。
 わたし、そういうのもだいすきだけどなのー」
どうやらこちらから提案をしてみるつもりのようだ。

838『年越しの祓』:2016/01/26(火) 01:13:26
>>837
「うん、その気持ちはめっちゃ解る。アタシも、じっとしてるのチョー苦手」

微苦笑する『黒ギャル』。

「お手玉とは渋いねェ〜〜〜〜〜〜リルカっちぃ〜〜〜?
それならアタシも得意だヨ?」

ちょっと待ってて、と立ち上がると、『黒ギャル』は六畳間を出て行った。

839高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/26(火) 01:21:02
>>838
「だからねー、はしったりとんだりがいいけど
 …やっぱりちょっときぶんわるいかななの」
ちょっと残念そうな顔である。
やっぱりすぐにとは行かなそうだ。


「あ、おねーちゃんもとくいなんだなの!
 じゃあじゃあもしかして」
そう言って出て行った背中を見てから


「…うふふー、
 おてだま、くるかなーなの」
その顔はとても楽しみそうな顔になった

840『年越しの祓』:2016/01/29(金) 01:05:11
>>839
「ほい、お待たせ〜」

2分もしないうちに、襖を開けて『黒ギャル』が戻ってくる。
手には色とりどりのお手玉があった。
…手縫いなのか、少し大きさが不ぞろいだ。

「後こんなのもあります」

ジャラジャラ

指先に摘んだ、巾着袋を揺らして見せた。

841高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/01/29(金) 16:12:03
>>840
「わーい!きれーなおてだまがいっぱいある!
 どれもきれーきれーなの!」
どうやらお手玉のことはそれなりに気に入っているようだ

「うーん、でもちょっとおもさちがうのかなーなの。」
少し不思議そうな顔でそれぞれのお手玉の姿を確認してみる。


「…あ、それっておっきなおとがするやつなのかなー、なの。」
興味深そうに巾着袋を確認する。
「ちっちゃいやつなのかなーなの。
 …それもやってみたいかなーなの…」
お暇な感じは伝わってくる。
どうやらやりたいなと思ってしょうがないようだ。

842『年越しの祓』:2016/02/03(水) 01:05:29
>>841
端切れを縫い合わせてつくったお手玉は、市販のものと違って形もあまりよくない。
途中で中身が足りなくなったのか、明らかに大きさが違うものもあった。

「『くぐみん』がちっさい頃に自分で作ったやつだからね、仕方ないっしょ。
後これはねえ…」

巾着の口をあけて逆さにする。

ザラザラ

中身は色とりどりの………『おはじき』だった。

「これもちっさい頃遊んでたやつ。
まあ、これは最近も使うみたいだけど」

843高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/02/03(水) 17:55:08
>>842
「へー、これぜんぶてづくりなんだーなの。
 でも、どれもきれーだよなの。」
大きさが異なっていたりしても、色々な端切れをつなぎあわせたお手玉のデザインは
リルカには綺麗なものに見えているようだ。

そしてもう一つ、巾着の中身から出てきたのは
「うわー、おいしそうなの!」
何と勘違いしたのか、おはじきを見て妙な感想を漏らすのであった。

「これ、どーやってあそぶのかなーなの。
 いろいろあってたのしいなーなの。」
そう言ってお手玉を幾つかもって、軽く手の上で弄くってみる。
それから少し片手でポーンと放ってみたりしている。

「あ、ちょっとやってなかったから、
 ちょっとむずかしの」
どうやらタイミングがつかめないらしい。

844『年越しの祓』:2016/02/09(火) 00:08:07
>>848
「昔から『何か作る』事に関しては熱中するタイプなんだよネ。
って違う違う、これはお菓子とかじゃないから。食べるものじゃないから」

慌てて、リルカが口に入れないように遠ざける。

「よし、じゃアタシとやってみよっか。いくよー」

まずは三つ、順々に投げ上げては受け止める───早い。

「まだまだイケるかな、リルカっち、一個こっちに投げてきて」

845高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/02/09(火) 00:13:20
>>844
「…あめじゃないの?」
昔のなんかの映画みたいなシチュエーションである。
彼女の目はキョトンとしている。そもそも匂いしないのだが

「よーし…」
リルカは段々と勢いが上がってきたようだ。
お手玉をどうにかうまくやっている。
「いーち、にー、さん…ん?
 わ、かったの…」
こっちに投げて、と言われてリルカは一つを軽く持って。

「えーい、うけとめてなの!」
ちょっと元気そうにポーンと放り投げる。

お手玉は放物線を描いて、縁組の手のひらに飛んで行く。

勢い良く投げたりしないようである。ひとまず安心だろう。

846『年越しの祓』:2016/02/09(火) 00:41:39
>>845
「飴じゃなーい、ガラスだよガラス、っと。おはじき、知ンないの?
お、リルカっちも結構うまいじゃん」

スチャッ

リルカの投げたお手玉を加え、三つが四つに増える。
が、『黒ギャル』の手さばきにはいささかの乱れもない。

「まだあと一個くらいはイケるかな、っと、よろしくリルカっち!」

847高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/02/09(火) 00:44:08
>>846
「むー…みたこと…あるきがするし、ないかもなの…
 ぴーんって、とんできたのあったかなーなの…」
悩み顔でおはじきを見る。

「こっちはどやってあそぶのかなー…」
お手玉しながらおはじきを見ている。
少し慣れてきたんだろうか。

「…あといっこ。
 じゃあ、もっかい」
そう言って今度は反対側の手の方へ

「…よっとなの!」
今度はちょっと低い軌道で投げ込んで見る。
さっきよりもキャッチまでの時間が短い!

848『年越しの祓』:2016/02/10(水) 21:44:44
>>847
「ぴーんと?ああ、まあ、そうかもね、指で弾いて遊ぶものだから。
指で弾いて、ほかのおはじきに当てて、おはじきの取り合いしたりすんの……っと!」

スパッ

低い軌道で飛んできた五つ目を、後ろに飛び退りながら……足の甲で掬うようにして蹴上げる!
(いわゆるサッカーのリフティングというやつだ)
四つ玉でお手玉をしながらである。スゴイ(精密動作性:B)。

「リルカっち今さァ〜〜〜〜わざと低く投げたっしょ!」

と言いつつ、蹴上げた分を加えて五つ玉でお手玉をしてみせる。

849高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/02/10(水) 21:51:13
>>848
「ゆびで……
 『あんぐら』ちゃんをつかうのはだめなのかなーなの…」
軽くおはじきに目をやる…

と…彼女は中々の精密さを持って低い軌道のおてだまをキャッチしたのを見て…

「わー!すごいすごいなの!!」
楽しそうに手を叩きながらその様子を見る。

「うーん、だって…
 あんまりうまくやってるから…
 ちょっとびっくりさせたくなっちゃってなの…」
どうやら、ちょっとしたいたずらごころのようである。

「…ほんとにうまくやってるのー…
 それくらいのことは…『あんぐら』ちゃんにはできないからなの…」
ちょっと羨ましそうだ。彼女は手の上でお手玉をキャッチする。

850『年越しの祓』:2016/02/10(水) 22:20:31
>>849
「ああ…リルカっちのやつはかなりパワーあるからね。
あれでおはじき勝負に来られたら勝てないかも………………ってかあのパワーだとおはじき砕いちゃわない?」

しかし自分も『使って』いるわけだし…と悩む。

「ふふふ伊達に常人越えてないし!
まあねえ、でもそれはさ、なんつうか、持ち味が別みたいな?
足が速い人もいれば絵がうまい人もいるし、力持ちな人もいれば勉強できる人もいるじゃん。
アタシの場合は器用ですばしっこいけど、力は並以下だし。

もしアタシとリルカっちの『あんぐらちゃん』が腕相撲したら、絶対勝てない自信あるよ」

五つ玉を両手でキャッチして、畳の上に座り込む。
と、そのタイミングで襖が開いた。お盆を手にした『巫女装束の少女』が二人を見遣る。

「…………何してるんですか、花組さん。あっそれ私が小さいころに作ったやつじゃないですか恥ずかしい…」
「いいじゃん別に減るもんじゃなし。ほんじゃ後はよろしく、必要になったら呼んでね。ほいリルカっち」

ヒュッ

突然、『黒ギャル』は手にしていた五つのお手玉をひょいひょいと軽くリルカに向かって放ってきた。

851高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/02/10(水) 22:39:05
>>850
「…うん、そうなんだよなの…
 『あんぐら』ちゃんは『ぶきよう』だから」
精密性の悪さのせいで、お手玉どころか、形を崩さずに持てるかも怪しいようだ。

「うらやましーかなーなの…
 ちからつよくても、ぶきようだから
 こう、どんってやるしかできないかんじなの…」
いろいろと思うところがあるのだろうか。
彼女のスタンドは、力が強いが…不器用なのだ。

「おねーちゃんは、かっこいいなーなの…
 おてだまとってもうまい…」
そういったところで、巫女さんが現れたのを見て


「あ、あっと…」
リルカは放り込まれたお手玉を急いでキャッチする。
…二個くらい取りこぼしてしまった。

「……あそんでくれてありがとうねなのー。
 またねー!」
と、立ち去る彼女を見送る。


「…たのしかったよーなの!
 あのひととのおてだま!なの!」
お手玉を交互に見ながら答える。どうやらお手玉を満足してやっていたようである。

852『年越しの祓』:2016/02/13(土) 21:38:33
>>851
慌ててキャッチするリルカが顔を上げると、もう『黒ギャル』は居なくなっていた。
何時の間に出て行ったのだろうか…。

「その『どんってやる』のが役立つときがきっと来ますよ。
そうですね…じゃあこうしましょうか」

正座をすると、お盆に載ったお椀をリルカに渡しながら、その手を包むようにして握った。

「もし私が『どんってやる』ことが出来なくて困ってる時、リルカさんが助けてください。
逆にリルカさんが『どんってやる』事しか出来なくて困ってる時に、私が助けてあげますから。

さて、お待たせしましたリルカさん」

ほわっ…

お椀の中身は『味噌汁』だ。
白味噌の汁に、白い豆腐に、エメラルド色の海苔がたっぷり浮いている。

「『しじみと新海苔と豆腐のお味噌汁』です。
しじみのお味噌汁は酔い覚ましによく効くんですよ。アルコールは対外にミネラルを出してしまうので、新海苔を合わせました。
しじみは一度殻ごと身をあげて、身だけはずした後ミキサーですり潰して加えたので、殻をはずす手間なく全部食べれますよっ」

853高井戸リルカ『アングラガルド』:2016/02/13(土) 22:02:51
>>852
「あー、もういなくなっちゃった…」
あっという間にいなくなった『黒ギャル』を見て、
不思議そうな表情で首を傾げる

「うーん、そう?
 こわすことばっかりに…なりそなの…」
ちょっと困った顔である。

「わかったの!くぐみん、いっしょにがんばろーなの!」
どうやら納得したようで、嬉しそうにうなずいた。

さて、いよいよメインといえるお味噌汁がやってきた。
『しじみと新のりと豆腐の味噌汁』…
「うわー!おいしそー!!」
その味噌汁から浮き上がってくるいい匂いに鼻をくすぐられる。

「しじみー…これってどんなあじがするのかなーなの!
 まずは、これはたべてみよーなの!」
そう言って軽く味噌汁をすすり始める。

子供にも飲みやすい程よい味わい…
彼女の顔は即座に綻んでいった。

「ふはぁー…すごくおいしいのー」
彼女の顔はまるでSDキャラみたいにのほほんとした表情になっている。

854『年越しの祓』:2016/02/15(月) 00:47:23
>>853
「『守護霊(スタンド)使い』は助け合いですよっ!」

親指を立てると、小指も立てて指きりした。
味噌汁は新のりの香りが芳醇に漂い、しじみのコクのある味わいが汁に溶け出し、啜ると熱々の豆腐が喉を降りていく。

「喜んでもらえて幸いです!
多少覚ましてはありますけど、やけどしないように、気をつけて飲んでくださいねっ。

…今日はここで休んでいってもいいですよ?」


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