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【場】『倉庫街』

228鷲ノ巣『ゴールディー』:2012/10/20(土) 00:54:07
>>227
「…………銃、ですか。……」

しゃがんで、『MDS』を覗きこむ。
確かに機銃があるのを認めて、背後を指した。


「あ。……試しに。……
 射的……っていうか。その。……やりま、すか?」


背後にはどこからか引っ張ってきたドラム缶。
それに載せられた空き缶や鉄屑がある。

229波除 楼子『モンド・デュ・シランス』:2012/10/20(土) 01:00:41
>>228
「あら、面白そう」

  ズ ズォオオオオオ・・・・

地面を海面の如く、滑らかに移動していく『モンド・デュ・シランス』。
その舳先を、ドラム缶に向け、射程距離『5m』内に収め――

        ジャカッ
               タタタタタタタタタッ タタタ――――ッ!!

『機銃』が火を噴いた。
ちっぽけな『火線』が、ドラム缶を真横に、ゆっくりとなぞる・・・・

230鷲ノ巣『ゴールディー』:2012/10/20(土) 01:07:35
>>229
どうなるのかを期待と共に眺めていたら――――


「え……?」

的ではなく……『ドラム缶』を撃っている。
集中して撃ち込まれれば、薄い鉄板も穴が開いていく。


「…………ホントに、『戦艦』、です、……ね?」


この火力は、『ホンモノ』のようだ。
感心に眼を見開き、見入っている。

231波除 楼子『モンド・デュ・シランス』:2012/10/20(土) 01:24:04
>>230
タタタタタタタタタタタタタ……
               ……タタタタタタタタタタタタタ

                      ガバァ ア

射線が一往復すると同時に、
ドラム缶は機銃によって前半分を切断された。
こうべを垂れると同時に、載っていた鉄屑や缶が転がり落ちる――


「……あら。缶を狙うって話だったり?
 失敗失敗……まあでも『結果オーライ』、よね」

いかんなく『艦船』の武力を発揮したことで、少し楽しくなる。

232鷲ノ巣『ゴールディー』:2012/10/20(土) 01:30:40
>>231
「………………うん。凄い。……」

深く頷いて、感心する。
『ゴールディー』は先程のように指先を巡らした。



       シル ル ル ル ル ル ル ・ ・ ・ ・

指先にはまた『チャクラム』のような『輪』が現れていた。
回る速度は超高速。風を切って唸りを上げている。

「……『シランス』も凄い、けど。……」

「こ、れ……結構……自慢、なんで、すよ?
 ちょっとだ、け。……『速い』んです。……ふふ」

まだ幼い少女らしい、自慢げな笑いだ。
そして、手元にあった中身入りの缶を手渡す。

「これ、上げますから……こっち」

もう一本、こちらは空き缶を手渡す。


「投げて、くれます?」

233波除 楼子『モンド・デュ・シランス』:2012/10/20(土) 01:40:40
>>232
「フフッ、楽しみね」

缶を受け取り、改めて『輪』を回す『ゴールディ』を見つめる。
『生』で見ると、想像以上にすごい速度だ。
指先の回転が、輪の刃に想像以上の切れ味を与えてもいる・・・・


「じゃ、行くわよー」

一声かけると、中身入りの缶を下手から投げ上げた。

234鷲ノ巣『ゴールディー』:2012/10/20(土) 01:46:27
>>233
          ン ッ !
   ヒ  ュ

高々と上がった中身入りの缶。
最高度まで達し、放物線を描こうとしたその瞬間。
刺すように。


          バシュッ!


鋭く振るわれた腕が曲刀のような軌跡を残し、『輪』が放たれるッ!
加速した『輪』は一瞬で『缶』に到達し、命中。




       バ   シャアアッ!

衝撃に耐えかねて、プルタブが弾けた。
中身は周囲に撒き散らされる……



                        「…………あ、れ?」

235波除 楼子『モンド・デュ・シランス』:2012/10/20(土) 01:53:02
>>234
「………………あははっ」

想像通り、もろにジュースを被っていた。

「まあ、何となくこうなる気はしてたのよね。
 空き缶を先に投げとくべきだったかしら。

 あ、服は気にしなくていいわよ。
 海に行くとたいてい汚れちゃうから、丸洗い出来るのしか買わないの私」

顔についたジュースを拭い、一舐めしてから、
鷲ノ巣に向き直る。

「すごいスピードと威力ねえ、その『チャクラム』。
 それが『ゴールディー』の武器ってわけね。
 いつも、こうやって練習してるの?」

236鷲ノ巣『ゴールディー』:2012/10/20(土) 02:08:49
>>235
「…………はは。……」

こちらも困ったように笑っている。
とはいえ不愉快さはない。どちらかといえば、楽しげだ。

髪にかかったのをハンカチでぬぐいながら、問に答える。


「……ええ。……練習、しておくと……安心します、から。
 そ、の……最近は……あまり、使ってないので。……」

困り顔のままに答えた。
どう使うかは……教える必要はないだろう。

237波除 楼子『モンド・デュ・シランス』:2012/10/20(土) 02:20:46
>>236
「そう……そうよねえ。
 練習しておかないと、本番で困るものね」

それ以上追及することなく、話を打ち切る。
他意はない。思慮でもない。
「これ以上踏み込むのは、お互いにマズイ」という、
本能的な『何か』が働いた――そんなところだ。

「服はともかく、頭は洗わないとよねえ。
 わたし、ちょっとお手洗い探してくるわ。
 また会いましょうね、鷲ノ巣ちゃん」

髪を掻き揚げた手をひらひらと振って、路地から出て行く。

238鷲ノ巣『ゴールディー』:2012/10/20(土) 02:23:10
>>237
「は、はいッ! ありがとうございましたー。…………」

去っていく波除を見送った。
思わぬ出会いは楽しいものだ。

軽く腕を回し、肩を鳴らす……
ああ、服にシミが出来てしまいそうだ。

早く帰らないと。洗濯を。


「………………」


「『モンド・デュ・シランス』……『憶えておこう』。……」


           クスクスクス


秘めやかな声を立てて、笑いながら去った。

239波除 楼子『モンド・デュ・シランス』:2012/10/20(土) 02:30:27
>>238
「さすが『倉庫街』……ってとこかしらね」

別の路地の壁に背をつけ、加配が立ち去るのを待っていた。
下手な殺人鬼に出会うより、よほど肝が冷えた気がする。

あのまま話を続けていれば、
今頃は『本番』にもつきあわされていたに違いない。

「ま、それはそれで『あり』かもだけど」

確かに『練習』は大事。
――『本番』はもっと大事。

「フフッ……またいつか、ね」

240鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/09(金) 21:49:03
「一人肝試し」

肝試しであった。

241ヴェガ『レトロスペクティヴ』:2012/11/09(金) 23:22:48
>>240

           シャー!

ぬこ が あらわれた !
ぬこ は いかくしている !

242鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/09(金) 23:27:35
>>241
「ん? なんだなんだ? 俺なんかしたのか?」

頭の上に浮かんだ?マークとともに近づく。

243ようこそ、名無しの世界へ…:2012/11/09(金) 23:28:48
>>242

    フオン  フオン

ぬこ は しっぽをふりまわしている !


         「シャー!」

ぬこ は いかくしている !

244鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/09(金) 23:31:32
>>243
「え? なんだよもー、俺お前の言葉わかんねーぞォ?」

首をかしげる。

245ヴェガ『レトロスペクティヴ』:2012/11/09(金) 23:34:27
>>244

      ブオン  ブオン

ぬこ は しっぽをふくらませた !
ぬこ は しっぽをふりまわしている!


おや? ぬこのようすが……


    ドギュウウンッ


なんと ぬこ は スタンドをはつげんした!

246鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/09(金) 23:36:36
>>245
「うォオオオッ!? 何でだよッ!? 色々と何でだよォ!!?」

なぜか敵意とスタンドを向けられた不肖鉄、ぬこからあとずさり離れる。

247ヴェガ『レトロスペクティヴ』:2012/11/09(金) 23:43:42
>>246

        「……」

ぬこ は いかくするのをやめた !
ぬこ は くろがね を みている !

248鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/09(金) 23:48:19
>>246
「やめんのかよ……」

うむ、考えるにこいつはただのネコにゃんではないのだろう。
中々奇奇怪怪な面白そうなネコにゃんなのだろう。
それなりにあそこに近づかれたくないとか何か考えがあるのだろう。
てかスタンド出してる時点でただものではないだろ。

「というわけでこんどは触れるぐらいまで近づいてみようとする俺であった」

 パス静CCC

249ヴェガ『レトロスペクティヴ』:2012/11/09(金) 23:53:15
>>248

     シ  パッ

ぬこ は けいかいしている !
ぬこ は いかくしている!

          「シャー!」

250鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/09(金) 23:58:31
>>249
「なんだとこの野郎……」

どうするか。このまま近づいたら怪我しそうだ。
かといってこのまま諦めると帰って横になったときこいつのことを思い出して
気になって寝付けなくなりそうじゃあないか。

う〜〜〜〜〜〜〜〜ん



「という悩みを一般の人々は持つだろうが
 そんなものまるで気にしないのが俺であった」

多少の引っかきとかなら我慢してネコにゃんを持ち上げてやろうホトトギス。

 パス静CCC

251ヴェガ『レトロスペクティヴ』:2012/11/10(土) 00:03:37
>>250

     ピシャーッ


ぬこ は もちあげられた !
ぬこ の ひっかきこうげき!  スパンスパンスパン


おや? ぬこ の うしろになにかある……


くろがね は さしみぱっくをみつけた !

ニア コマンド?

    たべる
    たべる
    たべる

252鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/10(土) 00:10:32
>>251
「落ち着けばかうけ。これでも無敵ではないのだぞこの鉄さんも。
 ……ん?」

さしみか……
そして食べる選択肢しかないように見えるがとんだ舐められようだぜ。
流石の俺もそのくらいはなやm

「そう言いながらも既に口に入れてるのが俺であったムシャムシャ」

なるほどこれを守っていたのかと合点がいった。

253ヴェガ『レトロスペクティヴ』:2012/11/10(土) 00:12:56
>>252
たべやがった!

「たべやがった!」

驚愕のあまり猫が喋る事ってあるよね。


「フシャアアアア――ッ」

くらえ猫パンチ。
ヴェガの朝昼夜ご飯を奪った罪は重いのだビシバシ

254鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/10(土) 00:17:32
>>253
「えっ?」

えっ?


「うおおお落ちつけばかうけえええ。
 わかった、もっといいもん食わしてやるから、な!
 だから一回落ち着こうッ! 話し合おうッ!」

255ヴェガ『レトロスペクティヴ』:2012/11/10(土) 00:20:45
>>254

  ビシバシバシビシバシバシビシ

こぶしでかたります。
はやくたべさせないといたいめみるぜ。

256鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/10(土) 00:24:26
>>254
「じゃ、ほら、この『GABA』を……」

そこまで言いかけ『GABA』をだしかけて、鉄はまだ幼かったときを思い出した。
犬の『テツジロー』にチョコレートを上げて父親に『鉄拳』を喰らったことを。

「犬も無理なら猫も無理だよな? よし、あげるのやめとこうッ!」

こうして俺は一つの命を守り通したのであった。

257ヴェガ『レトロスペクティヴ』:2012/11/10(土) 00:26:32
>>256
ねこにそんな理屈は通用しねー!


ドバシベシゴキバキドゴズギャアッ

唸れヴェガの小宇宙(コスモ)!
ペガニャス流星引っ掻き!

258鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/10(土) 00:33:17
>>257
「いてええええええええ!! わかったから!
 餌持ってくるからッ!! テツジローの餌でもいいぞお!!
 あいつ基本肉しか食わんしッ!」

頭を抱えてうずくまる。
うずくまるのだ。

259ヴェガ『レトロスペクティヴ』:2012/11/10(土) 00:36:08
>>258

       ピタ

ヴェガにも慈悲というものがあるのです……
さあ、肉が山と積まれ、川と流れる肉肉ワールドでご招待するのです。

260鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/10(土) 00:41:46
>>259
「お、おう。じゃあ行くか。テツジロー土佐犬だけど仲良くしろよ」

今度はテツジローに吼えられる気がしたが考えるのをやめた。

「俺は鉄 一郎だ! お前は?」

261ヴェガ『レトロスペクティヴ』:2012/11/10(土) 00:49:14
>>260
我が首にそなえられしリボンを見るがよいのです。
そこには……『VEGA』という刺繍が!
そう、供与者自らに命名され、解るようにしてもらったというこの概念!


「ニャーン」

というわけでいっしょにいきます。

262鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/10(土) 00:53:29
>>261
「ふーむ、『VEGA』かぁ。いい名前だなァ。二ヒヒ」

レッツゴー一人と一匹。

263草薙 武志『ヴァーミスラックス』:2012/11/15(木) 21:19:58
黄金町の『無法地帯』である倉庫街。
警察も立ち寄らない場所である倉庫街は危険に満ちている…。

「『ヴァーミスラックス』」

『ザスッ…』

一人の男性がホームレスを斬り殺した。
傍に『スタンド』を発現させた人殺し。

「やっぱりか。普通の人間を斬り捨ても意味が無いや」

人を斬るという行為を極める。
それだけの為に、今夜も人を斬り捨てる。

「なんだろうかな〜満たされないね。はぁ…」

『蛇刀』の鱗を剥ぎ取りながら憂鬱な気分になる。

264ようこそ、名無しの世界へ…:2012/11/15(木) 22:48:16
>>263

カツ

カツ  カツ!


足音が近づいている。

265草薙 武志『ヴァーミスラックス』:2012/11/16(金) 01:48:51
>>264
「おやおや・・・」

足音に気づいた。
スタンドを解除して物陰に隠れてみる。

(一日一殺って決めてたんだけど・・・二人も一人も変わらないか)

獲物を待つ。

266薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』:2012/11/17(土) 00:43:19
>>265
カツ

「・・・」

斬殺死体を目にしても、欠片も狼狽えた様子は無い。
年の頃は16、7か。長髪を首の後ろでまとめて括った少年。

「ザツだなぁ」

悲鳴でも110番でもなく、淡々と『感想』を呟いた。

267草薙 武志『ヴァーミスラックス』:2012/11/17(土) 01:40:56
>>266
「雑か…。人斬りとしての技術が?」

ボソボソと呟きながら物陰から姿を現す。
特に特徴の無い顔と特徴の無いありふれた髪型の男だ。
殺気も強者の風格も感じられない。
『真空』…そんなイメージが似合う。

「警察とかには連絡をしないのか?。この場の事を見なかったことにして帰ってくれると嬉しいな」
『コツ・・コツ・・』

貴方に近寄ってくる。

268薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』:2012/11/17(土) 02:49:08
>>267
「切り口がね」「あっ」「気をつけてくれ」「自称人斬りに、それ以上近づかれるのは困る」

横目に『草薙』を見やり、『5m』程度の距離でそう声をかける。

「連絡はするさ。死体を見つけて、その近くで怪しい男を見た。そのくらいは通報する。市民の義務だろ」「でも警察がまともに動くとも思わないけどね」

どうやらこんな場所で『釣り』をしていたらしい。
その道具を持っているのが暗がりながらもわかる。

269草薙 武志『ヴァーミスラックス』:2012/11/17(土) 03:58:16
>>268
「そうか。なら見逃してもいいや」

避けられても近寄る。
面白いから。

「逃げないのか。力を持つ者の余裕……スタンド使いだな」
なんとなく・・・そう感じた。
ちょっかい出してみたら面白いことになるだろうか。

「君って強い?。余裕を持った人間って感じがする」

270薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』:2012/11/17(土) 23:55:08
>>269
「ありがたいな。止まってくれるともっとありがたい」
「というか、困ると言ったぜ」

 ヒュ

少年の手元から風切り音。

  ヒュ  ヒュ     ヒュ

繰り返し聞こえる。何かを・・・『振り回す』感じだ。

「?」

「奇妙な質問だな。自称人斬り君。もしかして、強いヤツと戦いたいとかそういうタイプなのか?」
「この死体の彼も、そういう理由で?」

271草薙 武志『ヴァーミスラックス』:2012/11/18(日) 00:29:46
>>270
「なんとも伝えづらいのだけど……人斬りをするのが好きなんだ」
(ヒュンヒュンと騒がしい。ちゃんと釣りしろよ…)

友人と語り合うような気楽な感じで話す。
覇気も意思も感じられない。
まさに『真空』…な〜んにも無い。

「強さとか高みを目指してる訳じゃないんだ。人を斬るという行為を極めたいだけだ」

特に敵意は無さそうだ。
まだまだ近寄る。

「なぁなぁ、君は人殺しか?。なんか人殺しの哲学とか効率的な戦い方と教えてくれよ」

272薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』:2012/11/18(日) 10:12:11
>>271
「マジかよ。よせよ」

            ヒュン

ル  ル  ル ル

『テグス』だ・・・
釣り糸に使うテグス。

「間違っちゃいないが、君はかなり無防備だよね」「とりあえず」

  ス

すらり、と、いわば刀を抜くような気配。少年は何の動作もしない。しかし抜刀はする。
傍らに浮き立つ、刃文じみた人型の影。『スタンド』だ。

「斬りたいのと斬られないようにするのは両立すべきだよ」「とりあえず頼むのは止めた。無駄みたいだからな」
「――『それ以上動くんじゃあない』。ヒザから先が無くなるぞ」

 ヒュ!

『スタンド』がテグスを放つ。『草薙』の脚にまとわりつくように。(ス精BB(あくまで「まとわりつく」に留まる

273草薙 武志『ヴァーミスラックス』:2012/11/18(日) 23:43:00
>>272
「うん、否定しない。昔から俺はボサ〜ってしていたからな」

足に糸っぽい何が絡みついたのに気づいた。
どんな糸なのかまでは、夜の暗闇の中では分からない。

「何をしている?。そんなにムキになるんじゃない…」

『ヴァーミスラックス』を発現して足元の糸を『蛇刀』で斬ろうとしてみる。

「この反応…君も人殺しということか?。ならさぁ、同類同士で仲良くしようじゃないか」

君にゆっくりと近寄る。
無表情で…

274薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』:2012/11/19(月) 22:42:37
>>273
少年はーー薄金次郎は、特に恐怖を抱いただとか、警戒をしているわけではない。
不快感に起因する行動というわけでもない。
非常に分かりにくいが、死体に(それなりに)驚いたり、人斬りが好きだという言動に(多少は)動揺したりしつつも・・・
シンプルに、『自身に危害を加えられる可能性を限りなくゼロに近づけたい』。その欲求を実行する。

        利刀
「『アヴェンジド・セヴンフォールド』」

『引いて』、『斬る』。それが能力。
『A・セヴンフォールド』が『自身に向かう方向に力を加えて動かせる』ものは、尽く『刃物』の性質を得る。

   クン
                                シュ ル  ッ
手首を返し、『テグスを引く』。(スB
依頼は二回した。聞き入れてくれなかったので、『武器』を見せた上で停止を命じた。
それも無視するならば、行使するまでだ。すでにテグスは片足にまとわりついており、彼の傍らの剣士は、『刃』のスタンドに速度で劣る。
つまり防御は間に合わない。言葉通り、『ヒザ下』から脚を『切断』する。

「やり過ぎたと思うか? かなり優しい方だと思うぜ。首じゃないし、鋸や鑢じゃなかったろ。
 おっと・・・血が出るから、残ったヒザの裏を圧迫して止血しろ。・・・
 クーラーボックスをくれてやるよ。片足もって病院に行くんだな。きれいにくっつけてもらえる」

「それと言わせてもらうが、ぼくはそんな曖昧な気持ちで殺しはしない。一緒にされるのは不愉快だ」

応急処置をレクチャーしつつ、テグスをたぐって回収、後退して少なくとも3mの距離をとる。
『スタンド』とその『剣』、その間合いからは離れよう。斬りつけられてはたまらないしな。

275草薙 武志『ヴァーミスラックス』:2012/11/19(月) 23:09:29
>>274
「うぐォォア゛ァァァァ!?」

足を切断され叫ぶ。まさか…足を斬るとは……

「何故だ?…切断した」

貴方を理解できないという顔で見上げる。
切断された足元を押さえながら転がっている。

「君も同じだ。僕を斬った…人斬りをしたんだ」

苦痛を押さえながら呟く。

276薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』:2012/11/20(火) 00:10:21
>>275
「殺しちゃいないさ。君と違ってな」「そこの彼は『止血して治療する時間』もない。君とは違うだろ」

相互理解だとかそういう概念が一切無い、そんな口調だ。

「ふん。何となくだがわかったぞ。君は『人斬り』というだけあるな。なるほど」
「『殺す』のと、今の僕の『攻撃』が同じ価値なんだな」

冷静に、『珍しい動物の生態を理解してまとめている』、そんな口調だ。

「興味深いというほどじゃないが、ちょっと面白いな」「ああ、ところで『何故斬った』って質問だが、普通に考えてみろ」
「『私は人殺しです。お話ししよう』って近寄ってくるヤツなんて、危険人物以外の何なんだ?」

苦笑とともに肩をすくめ、更に下がる。距離を取ることは防御に有用だし、これ以上の攻撃の意思が無いという表明でもある。

277草薙 武志『ヴァーミスラックス』:2012/11/20(火) 01:50:14
>>276
「悲しいな。同類だと思ったのだがね」
躊躇無しに足を切断した相手も人斬りの経験があると思ったのだがな。

「結局は『不安』だっただけかね?。斬られるんじゃないかとさ…」

ジロッと君を見る。
相手は僕を殺す気は無いようだ。

「片足無しじゃあ人斬りも満足にできない。またね…」

自身をスタンドに斬られた足と一緒に抱えてもらって夜闇に消える。

「試し切りしとけばよかった。惜しいことをしたな…」

スタンド使いと斬り合える機会を無くしたことに後悔する。

278薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』:2012/11/20(火) 22:31:54
>>277
「まるで自分が死ぬことが怖くない、とでも言いたげだなぁ」

「『また』?」「マジで?」

その背中を見送り、姿が見えなくなってから。
やっぱり首を狙っておくべきだったかもしれないな、と思って、携帯電話をとりだし、110番。
通報を終えたらさっさとこの場を離れよう・・・

279巴 美弥『ヴァシュティ・バニアン』:2013/01/11(金) 21:27:16
深夜の倉庫街。
蹄鉄がコンクリを叩く音が響く。

    ザパラッ     ザパラッ

         ザパラッ       ザパラッ

280エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2013/01/11(金) 22:47:20
>>279
時折りこの辺りを見に来る。
少々派手に破壊してしまったので復旧が進捗していないと心が痛む。

「?」

ふと『蹄鉄の鳴る音』にも似た響きに困惑めいた興味を持ち見に行ってみる。

281巴 美弥『ヴァシュティ・バニアン』:2013/01/11(金) 23:03:04
>>280
音の元をたどると半人半馬が駆け回る姿を見た。
以前、DIONで会った鳥打帽の女が跨っている。

    ザパラッ ザパラッ  ザパラッ

軽やかに駆け回るスタンド。
乗っている本体は涼しげな顔。

282エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2013/01/11(金) 23:10:59
>>281
一瞬『見なかった事にしようか』と思ったが、ちょっとした恩人の知己である事に気付く。
騒がしくも息を潜めるでもない自然さで挨拶。

「今晩わ、良い夜だね。先日は有難う、良い酒だった」

283巴 美弥『ヴァシュティ・バニアン』:2013/01/11(金) 23:19:29
>>282
「――む」

    ピ シュ ィッ

半人半馬が咄嗟に弓を構える。
と、知り合いであることを認めた。

近づいてくる。
              ザパラッ  ザパラッ


「こんばんは」

跨ったまま挨拶。
半人半馬が膝を折り、伏せる。

284エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2013/01/11(金) 23:52:54
>>283
「『いつか会える』と持ち歩いていて良かった」

フラスクを渡す。

「好みに合うかはわからないが酔い心地は悪くないよ。
 別名『白いトナカイのミルク』という蒸留酒を入れておいた」

さらに反対側のポケットから

「ちょっとした事で年少の友人が出来てね、その彼のお気に入りだが
 同居されているお子さん方に」

『GABAチョコレート』を差し出した。
そして『ヴァシュティ・バニアン』を見て『F・O・Q』発現。

「日本は神秘の国だね、『こうしたもの』があるともこんなにも
『その主』が多いとも知りもしなかったよ」

そして『煙草の幽霊』を取り出し

「よかったら話のタネに一本どうだい?幸い誰も見ていない。
 ニコチン・タールはおろか『引火率さえ0の煙草。
 外すと『線香を吸う』羽目になるがね」

苦笑、何回かはもう『外した』表情。

285巴 美弥『ヴァシュティ・バニアン』:2013/01/11(金) 23:59:35
>>284
「どうも」

フラスクと、チョコを受け取る。
そして『FOQ』を眺めた。

「『スタンド使い』。奇遇だな」

「『ヴァシュティ・バニアン』。射手だ」

弓を軽く掲げてみせる。
馬体から降り、煙草の幽霊を受け取った。

「?」

怪訝な表情。
喫ったものか迷っている。

286エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2013/01/12(土) 00:09:18
>>285
「『フィストフル・オブ・クォーターズ』、この『力』の名前だよ」

『F・O・Q』を紹介。

「『煙草の幽霊』。『幽霊』からの貰い物だよ。従って悪影響を含めて
『現実的効果』は全くないと言える、先に言った『味』は別だがね」

『無理には勧めないが面白い経験だよ?』とエイノーの顔が言っていた。

287巴 美弥『ヴァシュティ・バニアン』:2013/01/12(土) 00:18:13
>>286
頷き、銜えた。
火を点すと喫い始める。


  ス パ ー


「む、面白い味だな」

煙を吐き出し、くゆって昇るのを眺める。
どうやら気に入ったようだ。

「どこで買ったの?」

288エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2013/01/12(土) 00:36:30
>>288
「気に入ってもらえたなら嬉しいよ」

ハズレでなくて安堵した。

「この街の『幽霊』の友人からの貰い物だよ。少々矛盾しているが
 彼らは『デリケート』だが『恐ろしい』ので道の片隅とかで踏まないよう
 気遣ってあげて欲しい。『思い出』なのでこれはあげられないが」

連絡先も印刷された名刺を差し出した。

「減らないので分けてあげることはできるよ。吸いたくなったら一報
 入れて欲しい。ただしさっきも言ったが『ハズレ』もあるので
 それは恨まないでもらえるかな?」

289巴 美弥『ヴァシュティ・バニアン』:2013/01/12(土) 01:08:54
>288
「幽霊の友人」

小首を傾げた。
スタンド使いではあるが、オカルトに縁がない。

名刺を受けとった。

「欲しいな。買えるものではないのか」

「何か代わりのものがあればいいが」

険の強い顔に、笑みが浮かんだ。
握手を求めてから、連絡先をメモに書きつける。


「これがアタシの」

290エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2013/01/12(土) 01:30:22
>>289
「『魂と存在を賭けるなら』、ヒントくらいは差し上げられるが
 貴女はそうできない理由があると思ったが」

あの『篭いっぱいのお菓子』と『ありえない4階の遊技場』を思い比べる。
メモを受け取り

「とりあえず私が遠出していなければ『いつでも吸える』、これで妥協して欲しい。
『連絡先』有難う。良ければ面白い酒でも見つけた時に付き合って欲しい」

軽く手を上げる挨拶と数本の『煙草の幽霊』を残して去った。

291巴 美弥『ヴァシュティ・バニアン』:2013/01/12(土) 01:37:08
>>290
「少し厳しいな」

見透かされ、苦笑い。
数本の『煙草の幽霊』をポケットに差し込む。

「ありがとう。また今度」

胸元あたりに挙げた手を振る。
見送ったのち、早駆けを再開。

鈍らせておくというのはいけない――



        ザパラッ       ザパラッ
               ザパラッ     ザパラッ

292漆戸 征吾『ロス・ロボス』:2013/04/29(月) 23:01:54
「………」

      「ッチ」

舌を打つ。
レッドヘアー。浅黒い肌。
帽子付きの黒いウィンドブレーカーを着ている男。

苦渋の決断だったが財布と通帳を数時間睨んだ結果。
今晩はコンテナの一つを宿として借りることにした。

293漆戸征吾『ロス・ロボス』:2013/04/29(月) 23:54:43
>>292
漆戸の足元に突如姿を現した、『迷彩色』の毛皮とぽっかり空いた眼窩が特徴的な痩せこけた『狼』。
発現されたのはスタンド、『ロス・ロボス』だ。

『ロス・ロボス』はしきりに鼻をヒクヒクと動かしながら周囲の匂いを嗅いでいる。
今から寝床にするコンテナが危険では無いか。『悪意』を嗅いでその安全性を確認しているのだ。

「人の気が無いのは利点だが、少々治安と衛生面に問題がある。
 なにより落ち着いて本を読むにはに不向きだ。早急に金になる仕事を探す必要があるな」

『ロス・ロボス』へ向かってボヤく。

294アルトリアル『一般人』:2013/04/29(月) 23:59:06
>>293
「迷ってしまいました……」

三つ揃いのスーツを着込み、美艶やかなブロンドが特徴的で、男装麗人じみた美貌の少年が歩いている。
金ならそれなりに持っていそうな感じだ。
脅して金を手にするのもいいかもしれない

295漆戸征吾『ロス・ロボス』:2013/04/30(火) 00:16:17
>>294
人が来たことに対して警戒する。
『悪意』の匂いを嗅ぎ分ける。

「勝手な事を言わしてもらうが、この『コンテナ』に近づく者は、
 たとえ聖人だろうと、『敵』と見做す。聖人ならここに来るはずはないし、
 自分の幸福を願うなら、『コンテナ』に背中を見せて、この倉庫街から消えるんだ」

静かに警告する。
漆戸征吾に通りすがりのただの『一般人』から金を巻き上げるような趣味は無い。

296アルトリウス『一般人』:2013/04/30(火) 00:24:56
>>295
『悪意』の匂いはしない。
というよりも『ロス・ロボス』が見えていないようだ。

「この町に来たばかりで迷ってしまったのです。ここって物騒な所なのですか?」

オロオロと怯えている。
世間知らずのお嬢様みたいなリアクション――本物の間抜けだ。

「なんで貴方はコンテナに?」
不思議そうに見つめてきた。

297漆戸征吾『ロス・ロボス』:2013/04/30(火) 00:44:11
>>296
「………」

怪訝そうに見つめる。
スタンドが見えてなかろうと『悪意』がなかろうと、
『人間』が自分の周囲に居る事自体が心底気に食わない、という表情をしている。

「俺がコンテナに居る理由?
 一つは『金銭的』な問題だ。我ながら間抜けだが資金が底を尽きかけている。
 そして二つ目は思慮が浅く無軌道な人間どもに紛れて寝るなんてまっぴらだからだ」

    
「特に、道も調べず無計画に移動して迷子になるようなアホどもとはな」

298アルトリウス『一般人』:2013/04/30(火) 01:01:50
>>297

「人が嫌いなんですか?」

世捨て人っていうタイプのお方でしょうか。
私は人が好きですけど。

「ふふっ、痛いところを突かれてしまいました」

「資金が底を尽きそうな貴方に提案です。ここの出口まで案内してください。報酬も出します」

「どうです? 資金が尽きて餓死するのと道案内のどっちを選びますか?」

299漆戸征吾『ロス・ロボス』:2013/04/30(火) 01:22:11
>>298
「好きじゃあ無い。俺は少しばかり人の汚い部分を知りすぎた
           だが人は人無くして生きられないことも知っている」

                              「『出口』までだ」


コンテナの群の間を縫うようにして足早に歩きだした。

300アルトリウス『一般人』:2013/04/30(火) 01:38:57
>>299
「ありがとうございます」

早足で歩く彼について行く。

「人は一人では生きてはいけない。この言葉は、一般人には希望であっても、貴方にとっては絶望。けれど、貴方は人間である」

「生物として絶対的に解決不可能な絶対矛盾。それは、貴方を絶望に追い込むのには充分過ぎた」

「大変ですね」

301漆戸征吾『ロス・ロボス』:2013/04/30(火) 01:49:05
>>300
「もしも俺が信頼できる人間が現れたとしたら、そいつはきっと欲望をコントロールできる人間だ。
 権力欲や名誉欲、禁欲・色欲のない人間で、そいつは人の法よりも、神の法を尊ぶ人間でなくてはならない」

「いや、『希望』は持つべきじゃあないな」

沈黙する。
少しすると『出口』へと出た。
立ち止まる。

302アルトリウス『一般人』:2013/04/30(火) 02:06:48
>>301

「この世は貴方にとっては『地獄』かもしれない」

「だからこそ、どうしたというんだと開き直ればよいのです。私はそうして生きてきました」

「どうしようもない『世界』に絶望して『諦める』という道もありますが……」

「そもそも、この世が『地獄』で『安心』なんてないのならば、それでもかまうものかという『覚悟』が必要だと思いませんか?」

貴方の手に報酬を渡します。
深々と頭を下げましょう

「ありがとうございます。それでは……また会えるといいですね」

ゆっくりとした足取りで倉庫街を去ります。

303漆戸征吾『ロス・ロボス』:2013/04/30(火) 02:14:09
>>302
「『覚悟』………か」

アルトリウスを見送った後、一人呟きながらコンテナへと戻った。

304坂本俊介『アリス・スウィート・アリス』:2013/05/02(木) 22:21:23

「……さて」

顔立ちは三十代程、しかしその実16歳。
新品の刑事ドラマに出てくるようなコートを身に着け、一人薄暗い路地を男が歩く。

(常に冷静で物事を考えなければならない。熱くなる事なく、常に冷静にだ。
 その為には、場数を踏み、慣れることから始めなければ )

しかし、ここに来るのは早計だっただろうか?
ここは黄金町一の無法地帯。
殺人すら黙認されそうだが……自分の骨は拾われるだろうか?

(そんな弱気になってはいけない。死ぬことが前提なら、僕はこんなところに来てはいない。
 ……そうだ。まずはこんな微塵な恐怖を吹っ飛ばす、覚悟を手に入れることにしよう)

その男の眼は、薄暗い中でも、確かに光るものがある。

305ようこそ、名無しの世界へ…:2013/05/02(木) 22:31:19
>>305

ドグシャァァァァッッッ!!!

君が歩いていると――道の曲がり角から、人が吹っ飛んでいくのが見えた。

「怖かったな……」

306ようこそ、倉庫街に…:2013/05/02(木) 22:41:37
>>305>>304宛て

307坂本俊介『アリス・スウィート・アリス』:2013/05/02(木) 22:42:52
>>305

「……な、何が起こった?」

途端に息が荒くなる。
恐らく、ようやく本当の意味で『無法地帯』に入ってきたと実感しているのだろう。

「コォォオ――――……」

息を整えながら、吹っ飛んでいた人に近づく。

「大丈夫ですか? 救急車をすぐに呼びます。
 意識はありますか? どこか痛いところはありませんか?」

308ようこそ、倉庫街へ…:2013/05/02(木) 22:54:21
>>307

吹っ飛んできた男は生きていた。
が、君の接近より早く

『 『 『 ズドォォォォォォォォオオオオオオッ 』 』 』

投擲された『鉄筋』によって凄惨な死体へと早変わりした。
確実に『スタンド使い』の仕業だ。
それも、『鉄筋』を軽く投げてしまう力を持っているだろう。

「正当防衛だし警察もいない。うん、僕は悪くないね」

曲がり角から声がする。

309坂本俊介『アリス・スウィート・アリス』:2013/05/02(木) 23:10:20
>>308

「――――な」

一瞬のうちに死体が出来上がる。

これが『無法地帯』。
ここが『無法地帯』。

(正直に言えば、こんな状況頭がどうにかなりそうだ。
 同時に、とても吐き気がする。体の震えが止まらない)

しかし、坂本俊介がここで抱いた感情は恐怖ではない。
チラリ、と死体をもう一度みる。

そして、この感情を理解した。

(理不尽な死に対しての――――怒り以外に他ならないッ!!)

息を整える。
スタンドを発現させ、その『血の運命(さだめ)』を被る。
それは身を守るためか、頭を冷やす為か。

それは坂本俊介にも分からない。

「貴方は誰ですか? そしてこの人が何をした?」

静かに構えながら、『鉄筋』を投げたその人物に問いかける。

310マクレーン『ホリー・コール』:2013/05/02(木) 23:17:51
>>308-309

       ジャ   キン

「いいィ〜『威勢』だな。ところで俺は『警察』だ。『動くな』」

「両方だ。コールはしたぜ」

『二人』に対して言いながら黄金町の警官が登場。『警察手帳』と『拳銃』を構えてやってくる。
なんでいるかって? ちょうどいいサボり場所なんだよ。

311ようこそ、倉庫街へ…:2013/05/02(木) 23:28:20
>>309
「ま、待ってください。僕は悪くないんだ」

若い男の声だ。
殺人鬼とか通り魔みたいな奴等じゃないっぽいぞ。

「襲われたから殺したのです。仕方ないですよね」

「怖かったんだから…」

「同じ状況なら君も殺すだろ?」

「うわぁ、『怖かった』」

「それじゃあ、僕は逃げますから」

どうやら男は逃亡するつもりらしい。
男の靴音が響く。

312坂本俊介『アリス・スウィート・アリス』:2013/05/02(木) 23:39:21
>>310

「は、はい! ついでに手も上げます!」

坂本は、全身血まみれのまま手をあげる。
2m近い彼の『スタンド』も手をあげる。

      ポトリ

『スタンド』の手から落ちたのは、血に塗れたあやとりの紐だ。
>>309メール欄参照)

>>311

「怖かったから殺す? 鉄筋投げる力があるのなら、少しは加減ができたはずだ!
 貴方が何をして、この人に何をされたかを言え! 『逃げる』な臆病者! トンチキンッ!!」

坂本は、最初に被害者に近づいてから、一歩もその場を動いていない。
逃げていった男に、この声が聞こえるのかもわからない。

313ようこそ、倉庫街へ…:2013/05/02(木) 23:56:09
>>312
(ははっ、馬鹿な子だ。スタンド使いを相手に手加減できる訳ないだろうに)

完全な勝利など圧倒的な強者か、主人公っぽい奴にしかできないのだから

『ズドォォ―z_____________ンッ』

若い男は倉庫街のコンテナやら建物の壁を破壊して逃げ始めた。

314マクレーン『ホリー・コール』:2013/05/03(金) 00:01:05
>>312
「てめーはいつかの・・・どっかで会ったな。また何か巻き込まれてんのか?」

災難だな、と顔をしかめる。
素直にホールドアップしたので、(血まみれなのは気になったが)取り合えず警戒は外す。
そして・・・


>>311
「おい、聞こえたろ? 俺は『動くな』ッつったんだ。
 テメー、俺が『動くな』つって『動いた』ヤツに、俺がどーするかは『知ってるよな』ァ〜」

『動くな』は『動くな、動くと撃つぞ』の略だ。
動いたので、

     ガアァ―――ン!!  ガァン!   ガァァ ン!!!

『撃つ』。
ところでどうして『隠れ続けている』と思うんだ?
こちらは『警察手帳を示し』、『銃を向けている』。
『当然、二人ともを視界におさめているからだ』。だからめくら撃ちではないし、狙って撃てる。

「『怖くて殺す』のが正当っつーなら、そこら中殺し屋だらけになるな。
 そーいう『危険人物』は野放しにはできねーぜ、『職務上』。というわけで」

  ガ ァァ ―――― ン!!!

射撃は続ける。
狙うのは腰から下、つまり足を使えなくする意図なわけだが・・・

   ィィィン

発現する『ホリー・コール』の『探査音波』!
『嘘』や『偽り』『偽装』『隠しごと』はすべて『その存在をあばく』。(つまり『メール欄』は丸見えだ)

315マクレーン『ホリー・コール』:2013/05/03(金) 00:04:44
>>313

  ガシャ

再装填。

     ガガガ ァァ―ンッ!!!

『コンテナ』を盾にするのではなく『その場で壊す』のなら
『射線を遮る掩体』には『なり得ない』。むしろその場で『破壊のために停止する』必要があるため、

「『マト撃ち』だぜ」

『命中率そのものは上がる』。

316坂本俊介『アリス・スウィート・アリス』:2013/05/03(金) 00:20:53
>>313

「あれはいったい何がしたいんだ……」

先ほどまでも恐怖はどっかにいってしまい、思わずため息が出てしまう。
何がしたいかさっぱりわからない。
それにあれ明らかにチンピラっぽい。

かといって、それで殺人は許されない。
『怖かったから』だなんて理由で、人を殺すのは許されない。

>>315(マクレーン)

「すいませんマクレーンさん、あの人捕まえるの私も手伝っていいですか?」

血濡れたあやとりを『アリス・スウィート・アリス』に握らせて、静かに問う。

「あの人は『怖かったから人を殺した』。そういいました。
 力を持っているのなら、それなりの覚悟が必要だ。
 力の責任というものが、私はあると思うんです」

その目は

「―――――なら、その責任はここで使わなければと思うんです」

まっすぐな、純粋な少年の眼だった。

317『ようこそ、倉庫街へ』:2013/05/03(金) 00:35:51
>>313-314(古崎・マクレーン)
警察官の登場に慌てて逃げ出す古崎だが、
向けられた銃口に対し背を向けての『破壊行為』は、
単なる『隙』に過ぎなかった。

     ガアァ―――ン!!  ガァン!   ガァァ ン!!!

  バス!!  バス!

距離にして『8m』――
三発の銃弾のうち、
一発が古崎の左膝に、もう一発が右の太ももに命中した。
激痛と衝撃に、古崎はその場に崩れ落ちる・・・・

>>316(坂本)
登場した刑事を名乗る男に、話しかける。
現在の状況は以下の通り。


  壊  壊壊    壁壁壁壁壁    壁壁壁壁
壁   古                  壁
壁               マ      壁
壁                       壁


コンテナコンテナ    死壊壊壁壁壁壁壁壁
         コ   .坂壁
         ン     .壁
         テ     .壁
         ナ

壊:破壊された壁
古:古崎 坂:坂本 マ:マクレーン
死:死体

マクレーンと古崎の距離は『8m』。

318『ようこそ、倉庫街へ』:2013/05/03(金) 00:45:30
>>314(マクレーン)
追記。

『ホリー・コール』の『探査音波』で、『嘘』を発見するが――

探知するまでもなく、
男の背後に『輝く逆円錐』の物体が設置されているのが見えた。
こちらも『丸見え』だ。


拳銃の弾丸は『三発』のみ発射。
>>315の『再装てん』はまだ行っていない。

319坂本俊介『アリス・スウィート・アリス』:2013/05/03(金) 00:52:01
>>317

『ASA』の右拳の中には、あやとりの輪っかが入っている。

そして、全身血濡れている坂本のコートの外ポケットぼ左右には、3mメジャーが一つずつ入っている。
胸ポケットには、大中のトランプ、内胸ポケットにはDISKが十枚入っている。

今日の先頭に仕える持ち物はこれだけだ。
スマホとケータイはズボンポケットにある。

「アリス、綺麗に切り裂いてくれ」

外右ポケットに『ASA』の指で線を描く! 体は傷つけないようにだ。(ス精BB)(刃C)

そこから3mメジャーを左手に掴ませる。

「刑事さん。お願いします」

マクレーンの返事を待っている。

320古崎 達郎『イージー・ワールド』:2013/05/03(金) 00:53:55
>>317
「はひぃ!!」

間抜けな声を出しながら転がる。
いきなり発砲したのは『あの時の警官』か?
『血の運命』とか騒いでるのは鯰事件でスパスパ斬りまくってた子?

「ちょ、タンマですよ!」

足を撃たれて動ける『ササッ』と立ち上がるのは『超人』だけだ。
痛みで動けないし、出血は激しい。

「ううっ、僕は襲ってきたスタンド使いに『正当防衛』しただけ……イダダッ…」

太ももを押さえて出血を押さえよう。

「相手がヤバイのに手加減なんて無理ですって」

321マクレーン『ホリー・コール』:2013/05/03(金) 01:00:26
>>317
三発中、二発。これは新記録だ。

「よし。両手を頭の上において這いつくばれ」
「テメー・・・やはりあのとき見逃すべきじゃあなかったな。『トニ』のアホが・・・」

じわりと近づき、『3m』まで距離を詰めたい。
そこで止まる。銃は向けたまま、警戒しつづける。

「いいか。『動くな』といったら動いてんじゃあねーぞ。重ねて警告する」
「『必中距離』だぜ。テメーの『スタンド』が強くて早くて遠くまで届く、と『仮定』しても」
「残弾をぜんぶ、テメーの顔面にブチこむほうが、『この距離』なら早いし確実だ。俺の不安な腕前でもな」

言ってから、『坂本』に。

「協力の意志に感謝するぜ」
「そしてその考え方に賛成する・・・が、話はあとだ。そこのそいつ(鉄筋をくらったヤツ)に息があるか確認してくれ。あったら救急車。なけりゃ『110番』頼む」
「俺はこれから両手使ってコイツを『捕縛』するからよ・・・」

『ホリー・コール』による『虚偽・隠蔽の確認』も継続する。
『隠しごと』も『だまし討ち』もゆるさない。

322『ようこそ、倉庫街へ』:2013/05/03(金) 01:23:23
>>319(坂本)
あやとりの輪の長さを明記すること。

スパウッ ストッ

『ASA』がポケットを切り、坂本はメジャーを握った。
全身及び、道具に塗った『血』が、みるみる乾いていく。

二人の会話の間には、確実に乾ききってしまうだろう。

マクレーン:
「協力の意志に感謝するぜ」
「そしてその考え方に賛成する・・・が、話はあとだ。そこのそいつ(鉄筋をくらったヤツ)に息があるか確認してくれ。あったら救急車。なけりゃ『110番』頼む」
「俺はこれから両手使ってコイツを『捕縛』するからよ・・・」


>>320(古崎)
焼けるような銃弾の痛みに悲鳴をあげ、地面に倒れ付す。

太ももを押さえながら、接近してくるマクレーンに言い訳をするが、
見覚えのある刑事は、銃口を降ろそうとしない。

「よし。両手を頭の上において這いつくばれ」
「テメー・・・やはりあのとき見逃すべきじゃあなかったな。『トニ』のアホが・・・」

「いいか。『動くな』といったら動いてんじゃあねーぞ。重ねて警告する」
「『必中距離』だぜ。テメーの『スタンド』が強くて早くて遠くまで届く、と『仮定』しても」
「残弾をぜんぶ、テメーの顔面にブチこむほうが、『この距離』なら早いし確実だ。俺の不安な腕前でもな」

互いの距離は、『3m』。

>>321(マクレーン)
じわりと前進し、『3m』まで距離を詰めた。

古崎――『犯人』は、
背中を地面につけて転がったまま、
こちらを見上げ、『正当防衛』を主張している。
太ももを押さえる手は、真っ赤に染まっている。

ィィィィイン……

>「ううっ、僕は襲ってきたスタンド使いに『正当防衛』しただけ……イダダッ…」
こちらは本当のようだが、

>「相手がヤバイのに手加減なんて無理ですって」
この言葉には――『嘘』がある。

323坂本俊介『アリス・スウィート・アリス』:2013/05/03(金) 01:31:45
>>322

(大量出血じゃなかったな。失敗したか)

あれは『血の弾丸』だったかも知れないと思いながら、被害者の意識を再度確かめる。
先ほどのあれは、見間違いです様にと。

戦況は『ASA』に見させておく。

324マクレーン『ホリー・コール』:2013/05/03(金) 01:39:56
>>322
「ほオー」

『正当防衛』・・・と認めるかどうかはコイツじゃあないが、少なくとも『襲われた』のは事実か。
だからって考えや行動が変わるわけではない。『嘘』もあることだしな。

「いいか、黙って聞け」「テメーには黙秘権がある。弁護士を呼ぶ権利がある。テメーの発言はすべて証拠として取り扱う。殺人の現行犯だ。逮捕する」
「抵抗するな。隠し事もするな。嘘をつくな。俺が『撃つ』のは知ってるだろ? わかったら、静かに黙って括られろ」

   カチ!!

      シュ

手錠を用意し、そして同時に『射出速度』を調整してシュルシュルと取り出すのは
新装備・『ワイアフック』!
手錠をかけたうえで、こいつでふんじばってしまう算段だ。銃口は外さず、2m、1mと近づいて行く。
傷口の応急処置は捕縛をしてからになるが、自業自得だな・・・。

325古崎 達郎『イージー・ワールド』:2013/05/03(金) 01:54:41
>>322
「今まで凄まじいスタンド使いにやられましたからね。油断はしないんですよ」

「電柱でブッ飛ばされ、感電したり、群像型に切られたら油断とか命の危険に関わるって分かりますよね?」

どうも、やたらとスタンド使いに負けてきたらしい。
警戒心が強い理由を言っている。

「まぁ、捕まえたいならどうぞ。それで満足ならね……」

「今更、失う物は無いですからね


古崎 達郎『イージー・ワールド』→『刑務所送り』

だよね…

326『ようこそ、倉庫街へ』:2013/05/03(金) 03:03:23
>>323(坂本)
被害者を確認する・・・・



                    ピクッ

・・・・『動いた』。
かろうじてだが――『息がある』ようだ・・・・!

>>324(マクレーン)
刑事として当然の口上を古崎に伝える。
だが、言いながらマクレーンは気がつく。

『スタンド使い』を罰する法など何処にもない。
『スタンド使い』を閉じ込める場所もない――そのことに。
少なくとも、この『黄金町』には、警察機関には存在しない。
だからこそ・・・・『見過ごされ』続けて来たのではないのか?

   ド ド ド


『スタンド使い』を裁けるのは――『スタンド使い』だけだ。


             ド ド ド  ド ド ド ド

>>325(古崎)
刑務所送りを覚悟する古崎。
『イージー・ワールド』なら、脱獄など一瞬だ。

だが、手錠を構えた刑事の手は止まっている。
何かを思案する、その横顔――

327坂本俊介『アリス・スウィート・アリス』:2013/05/03(金) 03:09:56
>>326

「生きてるッ! この人生きてるよ刑事さんッ!!」

別に知っている人間なわけではない。
だが、なぜだかは知らないがとても嬉しな気持ちになった。
まるで、荒野に咲く一輪の花を見つけた時の様だ。

すぐさまスマホを取り出し、119を押す。

「救急車ですか!? 急患です! えと……鉄筋が落ちてきたんです。
 でも、まだ息があるんです! お願いします助けてください!」

その後も、場所の名前など、事務的に答えようと思う。


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