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戦略論
1
:
光夢蘭★
:2008/07/06(日) 10:31:55
統一を目指した戦略についての研究。
「君主論」が専ら君主を中心としたものに対して、こちらは君主に軍師・神竜長等の幹部職を想定した戦略の立て方である。
【統一のための条件】
統一するためのプロセスは以下の通り。
・ラス2に残る
・最終戦に勝利する。
これまでの統一国家には多様な歴史が存在するわけだが、統一するには上記のたった2つの条件さえ満たせば良い。極端な話として、ラス2に残るまでは、一度も戦争をしなくても良く、最終戦で最初の1回の戦争に勝つだけでも統一は可能である。逆に、この2つの条件を満たすことができなければ統一することはできない。
上記を踏まえれば、戦略はまずラス2に残ることを第一の目標とするべきである。そのためには国家の安全こそ最優先で考えなければならない。
しかし、ラス2に残った時に自国の国力が相手国の国力を上回っていないと統一を果たすことは難しい。そのためには、自国の安全を確保しながらも同時に国力の強化を着実に進めていく必要がある。
戦争で負けないためには自国と相手国の国力を正確に計算しなければならない。また、国力を高めるためには、たくさんの人材を登用する必要があるだろう。そのためには多くの遺臣を獲得できるように戦略的に立ち回る必要がある。
つまり統一のためには、1.彼我の国力を随時比較して国の安全を確保する、2.遺臣獲得の努力し国力を向上させる、3.最終戦で勝利する、ことに力を注ぐ必要がある。
2
:
光夢蘭★
:2008/07/06(日) 10:32:42
【国力の4要素】
国力を測る要素として、大きく以下の4つの指標が重要である。これらの要素を把握して、自国の力が他国と比較してどのような位置にあるのか、正確に把握しておきたい。
1.領土数・国家収入
武将の給料や国庫金に関わる重要な数値。幻想では特に金欠になりやすいため、収入は常に安定させておきたい。ただし、領土数が大きいほど、他国からの侵略の対象になりやすい。領土の拡張は慎重に行いたい。
2.武将数・戦闘官数
国力を測る上でもっとも重要な数値である。一般的に大国・小国は武将数の大小で決まる場合が多い。武将数が多いほど、相手は自国を大国と見てくれる。しかし、同時に脅威の度合いも増すことに注意したい。特に人数の多い国に対しては共闘が正当化されやすい。
なお、戦争の勝敗をより直接に決めるのは武将数よりも戦闘官数であることにも注意したい。
3.各武将の階級・能力・装備
武将1人1人の戦力の質はこれらの数値によって決まる。幻想の場合、強い者が戦争に勝つとさらに強くなれる仕組みになっているため、1人1人の戦力を正確に把握することは極めて重要であるといえる。能力の高い武将が揃う国であれば、倍の人数差を覆すことも可能である場合が多い。
これらの数値は誰もが武将一覧等から閲覧可能であるが、武将数等とは異なり他国に対して直接の脅威を与えにくい。また、階級や能力が優れている国が多いという要素は、共闘を正当化する要因にはなりにくい。
4.国全体の士気・団結力
国の強さは、戦時における個々の武将のON率や国内武将の連携によっても大きく左右される。これらの能力は数値として具体化することが非常に困難である。裏を返せば、国の士気や団結力を高めることは、他国に対して潜在的脅威をほとんど与えることなく、国力の増大を図ることができるため、積極的に高めたい要素である。この要素が高いほど、国家としての魅力も高まるため多くの遺臣を獲得できる機会に恵まれるだろう。
3
:
光夢蘭★
:2008/07/06(日) 10:33:59
【国家の3形態】
以上の国力比較から他国を以下の3つに分類する
1.巨大国・・・自国の力を上回る国力を持つ国。
2.中大国・・・自国とほぼ互角かそれ以下の国力の国。
3.小国・・・国力が非常に小さいために単独では自国の脅威になり得ない相手。
A.巨大国への対処法
対応手段としては、条約等を結んで戦わないようにし自国の国力が上回るまで時間稼ぎするか、他国と共闘して倒すの2通りの手段があるが、なるべく前者で対処したい。共闘できたとしても集中攻撃を受ければ戦線が崩壊する恐れがあるし、勝ったにしても、遺臣が他国に流れてしまう結果として、別の巨大国が生まれてしまう可能性がある。一方で、巨大国が他国の共闘によって倒された場合には、戦争に関わらなかった国ほど遺臣獲得のチャンスが大きいといえる。
B.中大国への対処法
中大国は中盤以降に自国のライバルになり得る国家である。序盤のうちにしっかり条約を結び、突然の奇襲や布告を受けないようにしたい。そして、中盤以降にもっとも良いタイミングでの各個撃破を考えることが大事である。その際にも、戦中の戦い方や戦後の世界の状況を考えつつ戦争の決断をしていきたい。中大国とのタイマン勝負をうまく利用して戦争を長引かせれば、自国を他の近隣大国の攻撃対象から逸らすことも可能だ。
C.小国への対処法
小国は脅威になり得ないため、小国に囲まれていた場合には自国の安全が確保しやすい。これらの国々は征服の対象にするのか、条約を結んで仲良くするのかをよく見極めよう。制服すべきは異文化である国、収入が良くて武将の少ない国、都市が後の戦略の拠点として重要な位置を占める国である。逆に、文化が同じ場合や、収入に比して武将の多い国、他の大国との緩衝地帯になり得る国とは積極的に友好を深めたい。自国にとって脅威になり得ないために有効利用しやすく、また小国側にとって非常に大きな後ろ盾になるほか、小国が敗れた場合に遺臣が流れやすいというメリットがあるからだ。
4
:
光夢蘭★
:2008/07/06(日) 10:34:30
【登用の基準】
よくある登用文を受けやすい理由
1.一番最初に来た登用文
2.良い内容の登用文
3.登用文の数と質
4.無所属宛勧誘の数と質から国を選ぶ
5.雰囲気の良さそうな国
6.給料の良さそうな国
7.武将に適した文化の国
8.既に行きたい国が決まっている
登用を成功させるためには、武将がどのような勧誘を受ける傾向にあるのか知ることで対策が立てられる。在野の武将が登用を受ける基準は上記のようなものがほとんどである。
ここを詳しく見ると1・2・3については個々人の努力が必要となる分野である。登用文はなるべく迅速かつ良い内容で送りたい。そのためには、在野リストをあらかじめ作っておくことや登用の分担等の国内における協力も必要になるだろう。
3・4・5についてはその国の印象から仕官する国を判断するものである。当然、楽しそうな国、やる気の感じられる国に仕官したいと思う武将が多い。このためには国として、日頃から盛り上げることが大事なのはもちろん、登用の際にも積極的に勧誘を行うことが重要である。
6・7及び8の一部については国の客観的特長を重視しているものである。これについての対応は、即席にできるものではなく、普段からの心がけが必要だと言える。国は給料満額出せるように、日頃より収入を充実させておきたい。文化としては放牧・魔術が特に人気が高いため、このどちらかの文化を選びたい。
8の場合、他国へ行く予定の武将を自国に引き入れるのは確かに困難であるが、その仕官予定の国から気の聞いた登用文が来ない場合にはやはり希望が見えてくる。
いずれの場合においても、積極的な登用に勝る手段はなく、結局これに尽きるといえる。
5
:
光夢蘭★
:2008/07/06(日) 10:37:05
【遺臣獲得の工夫】
遺臣獲得を考えれば戦略の際に気をつけなければいけないことがある。それは、
1.敵対国には遺臣が流れにくい傾向がある
2.「不誠実」な戦いをするとさらに流れにくくなる
3.条約国や友好国には遺臣が流れやすい
ということである。「不誠実」とは奇襲・条約無視・共闘・横槍等を行うことである。これらは個々人の価値観によるものであり、行為自体は決してルール違反ではない。ただし、遺臣登用のためにはこのような価値観にある程度理解を示す必要はあるだろう。
個人・集団レベルでの積極的な登用活動に加えて、遺臣を多く獲得する工夫として以下のものがある
・外交的に多くの国と条約を結んでおく
・戦争する場合は、人数少なく領土多い国を攻め、人数多く領土少ない国は攻めないようにすることで、多くの遺臣を獲得するチャンスが作れる
・戦略としてタイマン勝負を行うと「不誠実」だと思われにくい
6
:
光夢蘭★
:2008/07/06(日) 10:38:22
【序盤の戦略】
序盤はゲーム開始から、最初の領土拡張が完了するまでの期間である。取るべき基本政策は以下の通り。
1.戦争禁止ターン解除後の領土の拡張と内政の充実を図る
瞬殺する小国を選び、文化レベルを上げるようにする。その際には相手国の国力をしっかり見ておきたい。特に、エルフ武型指揮官や人望100超の武統補佐官のいる国は小国であっても手痛い反撃を受けることがあるのでなるべく避けたい。戦後は給料の満額確保と安定的な階級上げに努めよう。
2.なるべく多くの国と不可侵条約を締結する。
序盤のうちに条約を結んでしまっておきたい。戦争予定を間近に持っている国でなければ受け入れてもらえる可能性が高いだろう。
3.情報交換や意見募集の場を持ち、武将を教育する。
国の中で意見交換を活発にすることが、武将育成の基本である。質問に対する丁寧な回答や効率の良い育成方法を国内に流布させよう。
4.登用文を連打する
序盤は登用が多くのキャラにとって最も効率の良い貢献稼ぎになる。また、序盤の登用文は今すぐに受け入れられなくても、後々に活用される機会も多い。序盤は在野全員に出すつもりで、また同じ人物に重ねて出すくらいの気持ちで登用文を書くといい。
7
:
光夢蘭★
:2008/07/06(日) 10:39:48
【中盤の戦略】
中盤は幻想世界が約15国くらいになった頃から始まる。ライバル国との本格的な戦いが行われる。1国としては1−2回の戦争を勝利すれば終盤に突入する。以下、中盤の基本政策を示す。
1.戦いやすい中大国を選び、戦争する。
ライバルの国に対してどのタイミングであれば最も効率良く戦えるかを考えよう。そして、果たして勝てるのか、そのとき有利に戦えるのか、勝利した後に不利な状況にならないかよく考えて見よう。
戦う際には有利な状況・地形を選びたい。基本は一点防御と侵攻先を複数確保することである。特に平原の防衛拠点に構えられれば非常に心強い。そして、有利に戦えるようなら戦争を長引かせるように工夫しよう。これにより武将を効率よく成長させることができるからだ。特に意図的に堀を作り出しておくと(堀を武力制圧すれば武Ex3、魔法で陥落させれば魔術評価2が手にはいる他、貴重な鉱石チャンスになる)良い。
2.戦争を終了させる前に必要な外交交渉を行っておく。
戦争が終わった後で次の状況を考えるのでは手遅れである。周辺の大国は手ぐすね引いて宣戦機会を待っているかもしれないからだ。戦争は有利な状況で長引かせておいて、戦後の状況が安定するように外交活動を行おう。
3.登用活動に精を出す。
中盤は大国に成長するための最も大きなチャンスといえる。地道に登用活動を行い、国力を充実させよう。
4.強力な武将を輩出する
早ければ中盤には鉱石が十分にたまり、進化兵や強力な装備を手にすることができる。適切な鉱石の使い方を学んで、有利な戦いを展開できるプレイヤーを増やして行きたい。
8
:
光夢蘭★
:2008/07/06(日) 10:42:14
【終盤の戦略】
終盤は7国程度残ったあたりに始まり、統一まで続く。要領はほぼ中盤と同じであるが、常にラス2の状態を意識して取り組んで行きたい。
1.ラス2に残れるように外交調整を行う。
最大の国力を持っている場合にはラス3の状況を作らないように注意すること。逆に最大の国力でない場合は、ラス3の状況を作り巨大国を共闘で破ろう。その際には仲間割れしないように注意したい。進路の相談や戦後の領土配分はあらかじめはっきりと決めておこう。
2.統一戦で有利に戦えるように設定する。
統一戦における領土配分や遺臣の流れを事前に予測しよう。そして、自国に有利な形になるように現在の戦争を終了させることが重要である。
3.幹部級や的確な戦争指示のできる人材をたくさん確保する。
終盤の戦争は君主や幹部1人で指揮を続けることは非効率かつ不可能であり、結果として人材の層の厚さが問われることとなる。総論としての方針を明確にしつつも、各論としての行動は個々人の現場判断になるべく任せられるようにしたい。
4.全ての力を駆使して最終戦に勝とう
勝利の後にはいよいよ統一が待っている。だが、統一が近づくにつれて寂寥感も増してくるだろう。あくまでゲームの楽しみは結果以上にその過程にあることをよく思い出して、後悔のないようにしたい。
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