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443無のエイス@無神論者さん:2016/08/31(水) 22:44:45 ID:GXWjgrxw
「マトリエル君、君は最近頑張っているのは分かる」「張り切ってるねー」

男女の二つの顔から交互に喋る両面の怪人
彼の名は両面宿儺、世を騒がす非合法ギルド『害虫』の幹部でもある
目の前にはコートを羽織った青年と少年の中間程の男が立っている

「しかし幹部に成りたいって言うのはちょっとなぁ」「身の程知らず過ぎるよー」
「アンタ等の指示で色んな奴を始末して来たし体を張って来たつもりだ
幹部の中には金だけだして自分は穴熊決めている輩も居るだろう」
「蝉の田中の事?」「アイツはアイツで利用価値があるんだよ、ばーかっ!!」
「・・・・・」
「・・・・・」「お?やんのか?ん?ん?」

宿儺の女の顔が空気を読まずに言の葉を紡ぐ、次の瞬間
宿儺の目の前には黒い盾が形成され、宿儺は四本の腕で四本の刀を抜刀し
最初の一合でその盾を叩き切った、続いて二合目で盾の裏に居るだろうマトリエルに斬り付ける

しかしマトリエルは距離を取り、二合目は空振りに終わり
マトリエルの二丁拳銃が火を拭いた、が

「はい残念でしたー」
「っ!!」

宿儺は手に握っていた三本目と四本目の刀を投げつけて
マトリエルの弾道は逸れ、マトリエルは倒れた

「まぁこういうヤンチャな所も俺は買っている訳だよマトリエル君」「相手が悪かったけど、大抵の奴なら殺れるし」
「全く嬉しく無いね」
「まぁ聞けよ、最近新しい大陸見つかっただろ」「新しい商売が出来ると言う訳だよ」
「だから何だ」
「そこで一発伸し上がって来いよ、功績上げれば晴れて幹部と認めよう」「但しその前にだ新大陸に行ける様にするにも色々先立つ物は必要な訳だ」
「金を払えと?」
「いやいや、それはこっちで出そう」「だけども君を新大陸に行かせる価値が有るのかと言うのを他の幹部連中に納得させなくてはならない訳だよ」

宿儺はそこで一息着けて


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