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おんJ艦これ部SSの会
72
:
名無しのおんJ提督
:2015/12/06(日) 01:06:39 ID:vwIN8G02
――――彼女は今まで向けていた背を逆にし、向き直った。彼の横顔に黄金色の瞳を移すと、彼の服の裾を引っ張った。興奮して、速くなった吐息や鼓動に気付かれないよう願いながら。
「ねぇ……」
「ん?」
そして、声を掛けると腕を掴んで小さな体躯を彼の腹部の上に動かし、馬乗りのような体勢となった。掛けて合った掛け布団は捲り上がる。
本を退けると視界一杯に彼女の身体が映る。彼の顔は疑問が映り、彼の瞳から見える彼女の顔は期待しているような面持ちだった。
「……どうした」
「……言わないとわからないの?」
僅かに孕む怒り気味の声色、小さな左手で頬を触られる。ほんのりと温もりと冷たさを帯びた掌が心地よい。灯篭の明かりが照らす彼女の顔は声に反して赤らんでいるように見える。何時もは結んでいる銀色の髪は解けていて、何処と無く色気づいているように感じられた。
その様子にふ、と彼は微笑むと本に栞を挟まず、畳に置くと彼女の顔をゆっくりと引き寄せた。静かに口付けを交わす。
最初は啄ばむような、優しい接吻から、身体を擦り付けるマーキングのような深い口付けになる。吐息も段々と速い物となり、血液がふつふつと滾るような火照りを帯びる。
「ちゅ、る、んっ、ふぅ……ん」
「っ、ぅ、ちゅ……ぅ、ふ……」
ふぅふぅ、と彼女の弱々しい吐息が当たってなんともこそばゆい。
彼も、強弱をつけながら彼女との深い接吻を楽しむ。
「ん、ふっ……ぅ、ちゅる……」
「く、ふ……ぅんん……」
搦めるように這わせ、2人の間からには唇と舌が絡む音が漏れている。唾液が混ざり合い、 舌が擦れる度に走る仄かな快感に身を任せる。
それでも足りないと言わんばかりに滑りを纏った小さな舌がより深く求めるように蹂躙する。興奮も昂まり、程よい劣情が2人を蝕み始めた頃になると口が離れた。
彼女は口付けの余韻を反芻するように味わっていると、跨った箇所から熱を感じた気がした。
「……もう大きくなってるわよ、変態司令官……?」
「……誰のせいだか、な?」
挑発的な発言に応えるように、彼は器用に片手で彼女のパジャマのボタンを外していき、対して彼女は彼の身体に指を這わせつつシャツを捲り、剥き出しになった肌を撫でる。
彼女の指が悩ましげに彼の胸を伝っていると既にボタンは全て外され、パジャマが取られた。幼さが残る彼女のシミ一つない体躯を露わにした。女性的な成長を感じさせつつも未成熟さがある身体つき。幼さ故に肌はハリがあり、瑞々しさがある。
また、最前線の戦場に常に立ち、駆逐艦故に他の艦より速く動く事は多々ある。その運動の賜物だろう、腹回りは引き締まっていて、ボディラインをはっきりとさせている。
「……綺麗だ」
「あんた、いつ見てもそればっかね」
呆れたように言う霞だが、声質は優しげであり、口元は少しであるが微笑みを浮かべている。
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