ダンゲロスSSRaceお疲れ様会（仮）　副読スレッド

5：みやこ：2015/05/17(日) 21:00:17: ●キャラクター
・自キャラ語り
自キャラは闇雲希です。

まず大前提としてちくわに喰われて死ぬSSが書きたかったので、その唐突さに耐え得るキャラクターにする必要がありました。ちくわの話で読者を殺したかったんです。それ一本で優勝を目指していたのも事実です。

キャラクター…それはつまり、自分の中では物語の主人公だと思っています。なので、SSも主人公を中心に話が展開していく必要がありました。僕の拘りです。

また、SSの構成上、どうしてもちくわは唐突に出てきます。これはあまり良くありません。ダンゲロスSSは僕のような意味のわからない話が大好きな人間ばかりでは無いからです。僕も流石に自分の作風がマイノリティであることは自覚してます。優勝を目指す以上、SSは比較的受け入れ易くかつ、その上で度肝を抜かれる物にしなければいけません。唐突にちくわが出てきても受け入れられるよう、段々と読者を慣らしていく必要がありました。つまり、食事に毒を混ぜ込んで耐性をつけさせるアレです。その試み自体は上手くいったと思います。

こういった背景があった上で、闇雲希は「次々と不幸に見舞われて最終的に死ぬ」キャラクターにしました。主人公が苦しむのは物語の定石ですし、昨今のラノベに氾濫してるやれやれ系主人公のアンチ存在にもなってて良いキャラ造形になったと思ってます。
闇雲希はまずこの能力ありきで作ったキャラです。当初の希は悪魔と契約して得たギター演奏能力でベースを敵の脳天ににぶちこむパンクロッカーでしてた。しかし、これでは不幸になっても同情は得られ無いと思い、現在のようなキャラクターに変更しました。最初、名前も闇雲希ではなく、武陵番九郎(ふりょう・パンクろう)という名前でした。完全にアホですね。能力名にもその名残があります。提出寸前に闇雲希という、名前を聞くだけでなんとなく能力の想像がつき易い響きのネーミングに変えました。ダンゲロスっぽいアトモスフィアがありますね？

あの後輩キャラもその名残で、彼の本名は小走耕太郎(こパシリ・こうたろう)と言います。最早解説するのもアレですが、名前の由来は小・パシリ・買うたろう(大阪弁で「買ってあげよう」という意味)です。完全にアホですね。番九郎と名前が
被るので、あえて耕太郎の名前だけしか出しませんでした。

能力によりキャラ付けが出来たので、後は肉付けですね。今回はパンを買いに行くということで、パシリキャラにしました。また、ただのパシリではなく、パシられた内容を他の人にさらにパシらせるという、パシリの中間管理職という一捻りを入れました。しかし、この設定はあまり回収してません。余裕があれば闇雲くんが中間管理職としてダンゲロスの色んなキャラクターにパシらされてパシらせる短編シリーズみたいなのをやりたかったけど、整合性が取れ無いので諦めました。

また、不幸体質というキャラクターを得たので、これを上手く活用して洋画サスペンス風の雰囲気を取り入れました。

あとはまあ、ほぼノリなのですが、SSRaceのルールに殺人禁止という事項があったので、「なにを甘いことを言っているんだこのGKは」と、ちょっとムカついたので、イジワル心で殺人剣術設定をぶちこみました。

能力は自分でもわけがわかりませんが、ジョジョのスタンド説明っぽくてこれはこれでは気に入ってます。

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