艦これの世界観とかの妄想を語ろうぜpart３

49：名無しの提督さん：2017/06/05(月) 17:35:11 ID:lgmu75yc: 復興支援が戦争に変わるまで

こうして成立した実質支配圏、すなわち復興支援を隠れ蓑にどんな無茶もまかり通る環境の需要は多かった。

最初の顧客は汚れ仕事や科学の発展につきものの犠牲を誰かに押し付けたいものたちだった。
彼らは復興支援の名目で国内だったらとても造れない危険なハコモノを次々と支配圏に作り上げた。
間も無く本職の軍人とその取り巻きたちも顧客に加わった。当時、アウトソーシングの一環として軍隊からの外注が進んでいた危険な新兵器のデータ収集を「実際に使う」ことで良質なデータを短期間に集め、その功績で彼らは栄達を歩んだ。

こうしてあちこちで積極的に「復興支援」が行われるようになり、支援地域からの上がりや新兵器の実験データ、そしてそれらに絡む莫大な利権は軍関係者のみに許される大きな金づるとして横たわるようになる。

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