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魔王むちゅきを褒め称えるスレ
499
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 20:26:25 ID:WWW6ItQ.
レ級「まはか戦いのほひゅうへよっはらうほは…いままへになかったほ…」
レ級「らは…主砲のあひははわらなひ…撃て」
ッドォォォォォォォォン!!!!
500
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 20:29:07 ID:czvQuO/.
弥生「…全員、退避して…」
弥生「…隔壁作動…レ級封鎖を確認…ジェノサイドウェポン、比叡カレー…大量投入…隔壁内、カレーによる密封完了…」
501
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 20:33:14 ID:WWW6ItQ.
ドバババババババババ………
レ級「……?」
レ級(これは……カレー?)
レ級(…流れが速い、拙い、もう身体が全部包まれて……)
レ級「………まふひ、はっひほりはらはは…////(拙い、さっきより身体が)」
レ級「…わらひをよわへへひはらをうばふは…はんはへはな…(私を酔わせて力を奪うとは、考えたな)////」
レ級(カレーに包まれる…ふははは…こればかりはどうしようもないぞ…)
レ級(…毒物を食すと、酔ってしまう体質は治したかったがな……)
502
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 20:43:16 ID:WWW6ItQ.
レ級「……しはははい」
ギョロッ!
ギョロッギョロギョロッ
レ級『ーーsoeigmaieorigaioerg204243aoeriーーーー』
レ級『ーーseorigaeoi1945aorugaeruogiaerーーーー』
レ級『能力制限ノ限定解除、第四段階ヘ移行』
ゴゴゴゴゴ……
503
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 20:43:57 ID:R5tScP4Y
長月「これは…やった、のか?」
菊月「この隔壁封鎖は対吹雪用と考えていたのだがな…しかし、中の様子が確認できないのは改良の余地アリ、だな…」
弥生「…皐月、…長月。…これを、…使って…」
皐月「あっ、修復材!ありがとなっ」
長月「感謝…」
文月「それにしても今回はやばかったな〜」
三日月「…あっ、ゴーヤさん無事だったのね!よかったです…(もう少し活躍できないの?)」
504
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 20:46:54 ID:WWW6ItQ.
58「全く、殺気を隠して魚雷でぶん殴るのが精一杯だったでちよ」
菊月「まあ…気にするな…無事で良かったよ…」
ゴゴゴゴゴゴ……
58「……えぇぇ…」
菊月「…どうした?」
58「…アイツ、まだ生きてるよ…」
505
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 20:53:10 ID:WWW6ItQ.
ギギギギギ…ヂヂヂヂヂ…
カレーに包まれた隔壁に罅が入る、と同時にカレーも少し溢れ出た。
レ級『……aoergimaergoaergdaoskrfmaerogaweogameaofskgmaeorigm』ギギギギ
レ級『…さあ……開け、ゴマ』
506
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 20:53:35 ID:R5tScP4Y
長月「馬鹿な、比叡カレーと磯風ケーキだぞ!」
菊月「…まあ、結局のところ、ただの食事だからな…司令官も無事なわけだし…」
卯月「普通アレを無事とは言わないぴょん…」
如月「今のうちに、装備の再確認を!急ぎましょう!」
507
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 20:57:19 ID:WWW6ItQ.
ビギ…ギギギギギ……
その罅を覆う様に、黒い影が伸びて行く。
レ級『開け、開け、開いたぞ、進め』
ぞるんっ
ざじゃ……
そのまま影を通して隔壁から脱出する。
隔壁の罅は影によって塞がれる。
レ級「はあ…はあ…はあ…はあ……」
508
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 21:00:48 ID:R5tScP4Y
菊月「…先程は出せなかった自動人形共を出す!」
戦艦棲姫、南方棲戦鬼、軽巡棲鬼、駆逐棲鬼、駆逐棲鬼、空母棲姫
菊月「流石にこいつらには適うまいよ」
509
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 21:04:35 ID:WWW6ItQ.
レ級「ッ…!邪魔だ…消えろッ!!」ギンッ!!
レ級は罅を塞いでいた影を動かして隔壁を壊し、決壊させてそのままカレーを流し込む。
レ級「私はお前達と話をして居るのではない…『若造』め」
510
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 21:06:02 ID:WWW6ItQ.
58「げ…げェェーーッ!か、カレーが、カレーがぁぁぁぁ!!?」
58「な、傾れ込んで来るでちーーッ!」
511
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 21:07:39 ID:R5tScP4Y
菊月「…な…!(まさか!?一瞬だと…!?私の知る最高クラスだぞ!あれ以上…戦艦水鬼は未完成…!)」
512
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 21:10:48 ID:WWW6ItQ.
バササササササササ……
飛び魚「キィィィ」
レ級「…奴らの往生際の悪さには……心底……惚れ惚れする」
彼女は飛び魚に捕まってカレーの波を躱していた。
レ級「…素直に、羨ましい、私にもあれだけの往生際の悪さが有れば…良かったんだけど…」
レ級「…さあ、どうしようか」
513
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 21:15:12 ID:WWW6ItQ.
58「あわわ……ばばっばば…化物…いや、もう化物ですらないでち…」ガタガタガタ
58「奴は…悪魔だ、悪魔、鬼…悪魔だ…ッ!」ガタガタガタ
514
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 21:27:28 ID:R5tScP4Y
皐月「僕に任せて!今はもう夜、今夜はよい月…」
皐月「僕たちだけが使える秘術!《睦月型の睦月型による睦月型の為の睦月型異次元空間》(睦月型パラダイス)!!」
如月「この『睦月型パラダイス』は私達睦月型の全能力値を5倍に引き上げるのよ」
515
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 21:30:27 ID:WWW6ItQ.
58「お、おお!凄そうでち!その無敵の睦月型パラダイスで何とかしちゃうでちー!」
516
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 21:33:22 ID:WWW6ItQ.
レ級「…ふん…いい感じに手子摺らせてくれるじゃないか……?」
レ級は睦月型の面々が力に満ち溢れているのを悟った。
レ級「ほほう…中々に面白そうに成ってるじゃないか……ん?!」
ガツンッ!
レ級「んがっ?!……「パシッ」 何だこれは……魚雷か?」
ヒュルルルルルルルル……
<きゃあああああああああああああ!!!!
レ級「ん……直上…?!」
517
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 21:36:47 ID:R5tScP4Y
如月「それなんだけどね…(耳元に口を寄せて)睦月型パラダイスはその月の娘にしか効果がないの、それに元々私達の40にも満たない火力じゃ、5倍にしても…届くのかどうか…」
518
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 21:40:08 ID:WWW6ItQ.
58「オイィィィィィィ!!?殆ど意味が成さすぎるでち!何なんでちかその桃鉄の微妙なカードみたいな効果!!」
如月「そ、その例え方は……」
<きゃあああああああああああああ!!!
如月「あら…悲鳴?」
58「あの声……まさか」
519
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 21:46:06 ID:WWW6ItQ.
レ級「…!躱せっ飛び魚!」
飛び魚「キキッ」バサッ
咄嗟の命令を受けて横に移動する。
と、同時に…
U-511「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!!」ヒュルルルルルル……
直ぐ真横を、U-511が哀れにも落ちて行った。
そのまま、下に向かって
トポンッッ……
レ級「……」
飛び魚「……」
520
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 21:48:25 ID:R5tScP4Y
如月「この声…U-511さんかしら…?いえ、それより!私の改二時なら火力230になるのよ?」
521
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 21:50:02 ID:WWW6ItQ.
58「でも今は皐月、あの子のターンでち」
58「ってそんな事じゃねえでち!!早くユーを助けるでちッッ!!」
522
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 21:55:35 ID:R5tScP4Y
如月「あのカレーの層の下よね…髪が痛んじゃうじゃない…」
523
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 22:06:06 ID:WWW6ItQ.
レ級「…あのカレーの層は毒の沼と同意語だ…アーメン…」
レ級「…さてと…」ジャゴンッ
レ級は空中から如月に狙いをつける。
確実に為留める為に、劣化徹甲弾も装填する。
レ級「…私に気付かないか愚か者…先ずは一頭だ」
524
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 22:11:17 ID:R5tScP4Y
皐月「降りてこいっての!飛ぶなんてずるいぞ!」
525
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 22:14:05 ID:WWW6ItQ.
レ級「お、さっきの…降ろせ」
飛び魚「ききっ!」パッ
レ級はそのまま皐月の元へと降り立つ。
レ級「さあ、漸くお前達と正面から話が出来る訳だ、駆逐艦皐月」
レ級「私は逃げも隠れもしない…さあ、掛かって来い」
526
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 22:30:51 ID:R5tScP4Y
皐月「ふふっ!さっきまでの僕と一緒にしないでよ!」
皐月「今の僕は素で火力等は200近く!耐久だって大和型に引けを取らない120!」
皐月「そんな僕とやりあう気だなんて…かわいいね!」
527
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 22:31:49 ID:tZ6q0Vzw
飛び魚って食えるよね
528
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 22:38:26 ID:WWW6ItQ.
レ級「……ヒュゥ」
レ級「ならば教えてやる、能力制限を四段階まで解放したこの私は、火力は250、装甲は230、耐久も320」
レ級「御負けに私の素の力と戦闘力も上がった…倒せるか、この化物を」
529
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 23:07:05 ID:R5tScP4Y
皐月「確かに、僕だけじゃ適わないかもしれない…でも、僕には頼りになる姉妹がいる!さあ、みんな!僕達の力、見せてあげようじゃないか!」
文月「ふぁぁぁぁ、見ないで、見ないでぇえ〜(大破)」
長月「くっ…被弾した…直撃ではないが…(大破)」
菊月「この菊月、この程度では…沈まぬっ!(大破)」
三日月「な、んてことするのよ!服が台無し…!(大破)」
望月「っーか、マジで痛いし…!(大破)」
弥生「…やってくれたね…怒ってなんかないよ…怒ってなんか…(大破)」
卯月「やられたぴょん…お風呂入りたい…ぴょん…(大破)」
皐月「あれ!?みんないつの間に!?うそぉ!?」
530
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 23:10:33 ID:WWW6ItQ.
レ級「…飛び魚が先に爆撃した様だ、あの馬鹿者が…勝手に獲物を捕るなと言ったのに…」
レ級「まあ良い、一対一か、この戦いで全てに一切合切決着を付けようじゃないか」
531
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 23:16:05 ID:R5tScP4Y
皐月「…ここで僕がやられたら、皆が…」
皐月「僕は…負けるわけにはいかない!いくよっ!」
532
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 23:19:05 ID:WWW6ItQ.
レ級「さあ、出し物も佳境だ…行くぞッ!!」バッ!!
そのまま駆け出し、烏賊魚雷を逆手に持つ。
レ級(さあ、どう動く?)
533
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 23:23:10 ID:R5tScP4Y
皐月(今の僕は回避も5倍!対空も300オーバー!)
皐月「やってあげるよ!」
534
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 23:27:32 ID:WWW6ItQ.
レ級「うrrrrrrrrrrrrrrrリィィィィィィィッィッッ!!」ダダダダダッ!
可成りの速度を持って皐月に近づき、烏賊魚雷を振り下ろす。
皐月「遅いよッ!」チャキッ!
レ級「チ!」
皐月が主砲を構え、そのまま力のこもった砲弾を放つ。
535
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 23:29:04 ID:WWW6ItQ.
レ級「うぉ!」小破!
砲弾が擦り、一部の装甲を剥がした。
フラグシップのレ級が初めて小破した瞬間。
レ級「ほう……人の身で善くぞ此処迄練り上げた…皐月」
皐月「…へへん!」
536
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 23:33:37 ID:R5tScP4Y
如月「ううっ…なんてニオイなの…?それに体が、ズキズキとしてきて…」
如月「…!ゴーヤちゃん!今指先に何かヌルっとしたのが当たったわ!ゆーちゃんかもしれない!」
537
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 23:36:02 ID:WWW6ItQ.
58「!ユーでち!間違い無いでち!早い所助けるでち!!」
U-511(……?このこえ…ごーや、さん…?)
538
:
名無しの提督さん
:2015/05/03(日) 23:38:57 ID:R5tScP4Y
如月「カレーの油で掴みづらいけど…んっ…ゴーヤちゃん…そっちを…」
539
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/03(日) 23:40:48 ID:WWW6ItQ.
58「良し…何とか手を掴んだ…って、親指立ててる!?後もう少し遅かったらアイルビーバックしてたよコレ!」
540
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 00:25:02 ID:4XIF87Ck
如月「一気に引き上げるわぁ」
541
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 00:27:41 ID:7R2rtNXI
58「せーの、でちね!いくでちよッ!」
542
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 02:48:08 ID:cK77lvhc
如月「…なんとか引き上げたわぁ…(目にしみる匂いが…)…!?」
543
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 02:49:58 ID:cK77lvhc
皐月「いったたた…、何だよ、見るなって…(大破)」
544
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 02:55:21 ID:7R2rtNXI
58「さ、皐月!?大丈夫でち!?」
皐月「う、うん…何とか、アイツ…強いよ…」
58「……もう、私達じゃ、止められないでち……?」
545
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 03:04:24 ID:cK77lvhc
如月「…私が…止めて、きゃあっ」
如月「…私を…どうする気!?」
如月(私が…改二になっていたら…(レベル62)こんな、ことには…)
546
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 03:06:47 ID:7R2rtNXI
レ級「…次はお前が私と戦う番だ」
レ級「コイツは中々に善戦していた、増大されたあの火力には目を見張る物が有ったぞ」
レ級「…だが、それでも…貫けなかった、貫いてはくれなかった…」
レ級「…希望は、お前だけなんだ、さあ…立て…」
U-511(…あれ?ゴーヤさん…助けてくれないのかな…?)
547
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 03:11:07 ID:cK77lvhc
???「ここで…何をしているの…?」
548
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 03:13:44 ID:7R2rtNXI
58「え…?!」
如月「…その声は…?」
レ級「…?」
U-511(ねえ、誰かユーに気付いて…)
549
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 03:16:28 ID:cK77lvhc
睦月「そこの虫けらは…睦月の城で、睦月のかわいい妹達に、なにやってるにゃしぃ?」
550
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 03:18:15 ID:7R2rtNXI
レ級「……お前が、此処の主か」
551
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 03:21:05 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「この城の中で、ここまでいきがった三下は、初めてにゃし…」
552
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 03:22:22 ID:7R2rtNXI
レ級「……今度は、お前が殺しに来るか」ニィッ
レ級「…さあ来い、私は敵でも味方でも来る物は拒まないぞ」
553
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 03:31:25 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「小さな世界にのぼせた、小さきものよ…我が腕の中で、息絶えるが良いぞ…」
魔王むちゅき:12㎝単装砲7.7㎜機銃
魔王むちゅき:闇の衣(自前、回避+128装甲+1023)魔王の威風(自前、火力+1350)魔王の箱庭(自前、特殊効果有)
554
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 03:33:35 ID:7R2rtNXI
レ級「…ッ、コイツ駆逐艦か…本当に?」
レ級「そうか…ならば、私も、全てを解放しなければ成らない様だな…!!」
グジャ、グギャ、グギョ。
レ級『……リミッター、完全解除』
レ級『能力ノ制限ヲ、完全ニ解除スル』
555
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 03:35:16 ID:7R2rtNXI
コオオオオオ……
レ級の左目に、燃える様な青い光が灯る。
周りのオーラも黄金と変わって行く。
レ級「…さあ、掛かって来い」
レ級「これが私の全力だ、これが私の全てだ、叩き込んでやる」
556
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 03:38:31 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「ほう…まだ力を秘めていたにゃしか…」
魔王むちゅき「ふぅ…憐れな…なまじ力を持つが故に苦しむことになるにゃしぃ…」
557
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 03:38:46 ID:7R2rtNXI
戦艦レ級改flagship
:24inch三連装砲(火力+1240 命中+200)
深海大王烏賊魚雷(火力+500 雷撃+900)
深海私怨艦爆『梅花』(爆装+600 対空+20)
558
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 03:40:26 ID:7R2rtNXI
レ級「…そうだとも、苦しんで来たとも」
レ級「だがそれでも死ねなかった、死ぬ事が出来なかった」
レ級「敵を殺し味方を殺し、守るべき仲間も、治めるべき領地も殺しても、自分は殺す事が出来なかった」
レ級「…さあ、私の夢の狭間を終わらせてみせろ」
559
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 03:48:41 ID:pUrqmhgs
魔王むちゅき「…永き悪夢に惑い、来た…にゃしか…」
魔王むちゅき「だが、まずはその手に掴んだままの我が愛姫、如月ちゃんを返してもらうにゃし…えい」
ぷちっ
魔王むちゅき「如月ちゃん…向こうのバケツで皆を癒してほしいにゃし…」
U-511(…軽く手首を掴んで…引き千切りました…)
560
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 03:50:13 ID:7R2rtNXI
レ級「…」ニッッコッ
ぐじゅ…ぐんっ
U-511(そしてこっちも当たり前の様に再生した…)
レ級「…さあ、戦いの布告は、もうとっくに済んでいる」
レ級「…やろう…戦争を」
561
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 03:55:50 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「…高速再生?自動修復?…まあ、どちらもそう変わらぬ…」
魔王むちゅき「戦い、争う…おかしな話にゃしぃ…今から始まるのは、挑戦にゃしぃ…」
562
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 04:00:52 ID:7R2rtNXI
レ級「………ハ"ア"ア"ア""ア"」グジョ、ジョッ
胴体の内部から梅花を放り出し、そのまま飛び立たせる。
バルルルルルルルル!!!
飛び立った梅花からパルスジェットの嫌な音が鳴り響く。
それによる煙が軌道を描く。
563
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 04:03:43 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「ふむ、まずは初手、先攻を譲るにゃしぃ…」
564
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 04:06:08 ID:7R2rtNXI
レ級(まだだ、もっと、もっと飛び立て)グジョグジョグジョグジョグジョ…!
身体からグロテスクな音を出し、無機物が飛び立つ様は異常と言う他無かった。
U-511(…あれが、戦艦レ級)
58「あ…ユー、居たでち!」
U-511「あ…ゴーヤさんっ!」
バルルルルルルルルルルルル……
梅花は次々に空へ放たれ、そのまま睦月に向かって突撃する。
565
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 04:11:43 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「うむ…このうちわの風のようなもので、何をしたつもりにゃし?」
U-511(あの黒いの…何なのかな?)
566
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 04:15:04 ID:7R2rtNXI
レ級(ふむ…やはり特攻兵器は駄目か)
レ級「フンッ!!」バジュッ!!
身の丈程も有る大王烏賊魚雷を投げ飛ばす。
投げ飛ばされた魚雷は可成りの速度を放って海上を駆る
567
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 04:20:28 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「無駄にゃし…」
U-511(え?何もしていないのに、途中で爆発したよ?にらんだだけ、だよね?)
568
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 04:22:26 ID:7R2rtNXI
レ級「そうか…ならばこれはどうだッ!!」ザブッ!!
腕を海の中に突っ込み、そこから影を広げて行く。
影は直に睦月の真下、真後ろにも回り込んだ。
レ級(点が駄目なら面だっ!)
569
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 07:18:04 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「何をしようが、我が闇の衣を剥がすことはできないにゃしぃ…」
570
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 08:33:28 ID:nD2GmoXI
ぺろーん
571
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 08:58:42 ID:cK77lvhc
>>570
睦月「ふにゃっ!?めくらないでほしいにゃしぃ…」
三日月「全くです!睦月お姉様の邪魔をしないでいただけますか?(両手にカメラ、ビデオカメラ装着済み)」
572
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 10:49:32 ID:7R2rtNXI
ヒュバッ!!
レ級「効かぬか、ならば自らッ!!」
フラグシップより倍増された速力で、あっという間に睦月の近くに肉薄する。
その遊びで大王烏賊魚雷を大剣の様に持つ。
レ級「喰らァァえェェェェェェェェ!!!!」
そのまま、振り下ろす。
573
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 10:52:02 ID:7R2rtNXI
レ級(どうだ、魔王ならばこれが避けられる、若しくは去なせる筈だッ!)
574
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 13:38:20 ID:wZVGS9Fo
魔王むちゅき「にゃしぃ…、悪くない一撃にゃし…一級、いや特級の艦娘とて一撃大破は避けられないにゃし、そう、大和型とて…」
魔王むちゅき「にゃけど、…相手が悪かったにゃし…」
魔王むちゅき、ダメージ2!
575
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 13:42:18 ID:7R2rtNXI
レ級「ほお…!中々の固さだ、感服する」バッ
殆ど気迫のみから来る装甲の頑丈さを目の当たりにし、退避する。
レ級「ならばこれはどうだッ!」ジャゴンッ
尻尾から伸びた主砲を構え、睦月に狙いを定める。
レ級「『一式劣化徹甲ウラン弾』、装填完了」
レ級(発射準備はOK、何時でも行けるな)
576
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 13:56:37 ID:wZVGS9Fo
魔王むちゅき「どのような武装であれ、むちゅきに闇の衣ある限り、あらゆる攻撃はそよ風にゃし…」
577
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 13:58:56 ID:7R2rtNXI
レ級「…あの衣が厄介そうだな、どこかで見た魔王様の様に」
レ級「ち…仕方無い、アレを使うか」
装填した一式劣化徹甲ウラン弾を放ち、睦月に向けて飛ばす。
ッッッドォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!
レ級(…楽しい、こんなに楽しいのは…久々だ…!)
578
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 14:10:35 ID:wZVGS9Fo
魔王むちゅき「今の特殊砲弾は危険な香りにゃしぃ…菊月ちゃんには開発しないように厳命するにゃし…」
魔王むちゅき「さて、手札は残ってるにゃし?こちらはまだ攻勢にも出てないにゃし…」
魔王むちゅき「予め言っておくけれど、妹達をいたぶってくれたおバカさんの、投降をさせるつもりは…これっぽっちも無いにゃし…」
579
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 14:13:37 ID:7R2rtNXI
レ級「投降?馬鹿馬鹿しい…投降するつもりも無い、こんな楽しい事、終わらせてたまるかよ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴ……
レ級の尻尾から幾何学的な武装が、紫色の光と稲妻を放っていた。
レ級(嘗て霧を纏う黒い戦艦を喰らった時に溜めておいたこの兵器…)ヂヂヂヂヂヂ
レ級(この兵器ならば、あの闇の衣を剥がす事も容易やもしれん…ッ!)ヂヂヂヂッヂヂヂ
ヂヂ…ヂヂ…
あの尻尾から、可成りの力が感じて取れる。
580
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 14:25:29 ID:wZVGS9Fo
魔王むちゅき「あ、後出し言われるの嫌だから予め伝えるにゃし」
魔王むちゅき「悪いけど、この闇の衣を引っぺがしても、この下に「むちゅきの羽織」と「十二の月の羽衣」も纏ってるにゃし」
魔王むちゅき「なので、闇の衣を剥がすのがやっとならむちゅきを倒すことはできないにゃし」
581
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 14:31:26 ID:7R2rtNXI
レ級「例え剥がせなくとも…その先に何が有ろうとも構わない!」
レ級「どうせ散るならば…全力を叩き込んだ挙げ句無様に散りたい」
キィィィィィィィィィッィィィィィ…!!!
尻尾の光が可成りの物に達し、辺りの空気が震え始める。
レ級(充填120%、発射準備完了)
582
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 14:33:18 ID:7R2rtNXI
レ級「さあ…この全力、容易く圧し折り、絶望させてみろ!!」
レ級「っってェェェェェェェェェ!!!!」
キランッッ!!
尻尾から、黒く巨大な光線が射出される。
レ級にも可成りの反動が伝わって来る。
583
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 15:58:21 ID:7R2rtNXI
58「あ、アレは…」
U-511「ねえ…あれってあぶないかな…?」
58「そりゃね……急速潜行ッ」ザブッ
U-511「やーっ」ザブッ
584
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 19:13:47 ID:JqvW4eR6
魔王むちゅき「見事、と言っておくにゃし…」
魔王むちゅき「睦月の秘宝、十二月羽衣…妹達以外に見せたのは…初めてにゃし…」
三日月「睦月お姉様…なんて御美しい…」
菊月「…いつかこの技を再現してやるさ…」
585
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 19:15:59 ID:7R2rtNXI
レ級「………!」
レ級(…何だ…この光景は…あの光景の有様は……?)
レ級(……そうか、そうだ……)
レ級(私が死ぬ光景は…何時も、光が輝いている……)
586
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 19:17:50 ID:7R2rtNXI
レ級「ひかり、あふれる…みなも…」
レ級(私が死んだ光景は…何時も、この、これだ…)
レ級(そして幾度も思う…光とは、こんなにも美しい物だったのかと)
レ級「そうか……お前が私の死か、睦月」
587
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 19:20:57 ID:JqvW4eR6
如月「この十二月羽衣は言ってしまえば、睦月型パラダイスの上位互換なの」
如月「違いは何時でも使えることと、上限がないこと、十一人の得意技全て一人でこなせるのよ」
如月「睦月ちゃんの周囲に展開する、月を思わせる白く輝く光がとてもきれいでしょう?」
如月「プラネタリウムみたいにも出来るのよ、U-511さん…って、どこ行っちゃったのかしら…?」
如月「一人で喋って…はぁ…」
588
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 19:24:03 ID:7R2rtNXI
レ級(…眩しい、美しい……私とは…我々深海棲艦とは真逆だ)
レ級(…ああ……)
レ級(…何時もは、暁の光だったが…月の光も中々に良い……)
レ級「………ふふ」
589
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 19:37:46 ID:JqvW4eR6
魔王むちゅき「存外に強き者よ…うぬに、この睦月が敬意を払い、せめて楽に逝かせてやるにゃし…」
魔王むちゅき「この溢れるぱわー…その目に焼き付け、この力を引きずり出した己を誇りながら」
魔王むちゅき「逝くが良いぞ…」
月の波動エナジー高圧縮砲(火力∞)
魔王むちゅき「これを出させたのは、うぬが初めてであるぞ…にゃし…」
590
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 19:41:01 ID:7R2rtNXI
レ級「…美しい…私ではやはり勝てない…ふふふふ……」
レ級「…やはり、『人間』は素晴らしい…」
ザボッ……
58「ぷはっ…な、何事でち!?」
U-511「ぷは…わあぁ…凄くキレイ……」
591
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 19:45:54 ID:7R2rtNXI
58「……?アイツ…何で逃げようとも、防ごうともしないんでちか?」
U-511「…何でかな、でも、とても穏やか…」
58「…漸く、逝けるかもしれないから、かな」
U-511「……深海棲艦は、不死身の化物、海を支配する不死身の化物。」
U-511「祖国の総統が言うに…深海棲艦達を見ていると、こう思うんだって」
58「何を…?」
U-511「…彼らは本当に、『不死身』出有る事に喜び、不死身を望んで、存在しているのか?って…」
592
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 19:52:18 ID:7R2rtNXI
U-511「…深海棲艦の殆どは、戦いを…戦争を望む、血塗ろの戦いを…」
U-511「…それは、嗚咽や渇望に近い。それは死を望む絶叫…」
U-511「…水鬼、舟幽霊、幽霊戦艦…人も、領地も仲間も」
U-511「親の心も自分の心も、何から何迄消えてなく成り、只、ただただただ、闘争から闘争へと歩き、歩き続ける幽鬼」
58「……」
U-511「…総統からすれば、人を千切り、町を滅ぼし、海を支配し、戦いの歓喜を求める恐ろしい化物が…」
「酷く哀れな、哀れに、弱々しく泣き伏せる子供に見えるんだって…」
593
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 19:57:21 ID:JqvW4eR6
如月「あ!貴女達何処へ行ってたの?もう、教えてあげないんだから…」
長月「しかし、万が一姉上で倒せなかったら、まずいぞ…」
594
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 19:59:05 ID:7R2rtNXI
U-511「…大丈夫、だとおもう」
U-511「…あの子は、叫んでる、死にたいって」
U-511「もう…長く歩き続けたく無いって」
58「…不死身も、良い事ばかりじゃないんだよね」
595
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 20:11:00 ID:cYMjoj62
魔王むちゅき「限りなく強く、そして憐れな怪物…今は安らかに眠るが良いぞ…」
魔王むちゅき「…もしも、状況が、立場が、それとも何かが違っていれば…」
魔王むちゅき「違う関係、違う交流、違う終りも…あったのかにゃし…?」
如月「…睦月ちゃん…そうかも、知れないわね…」
如月「…ねえ、睦月ちゃん…?」「… …」
睦月「…如月ちゃん…」
???「み、見ちゃいました…!見ちゃいましたよ!?とっておきの大スクープです!…も、もう少し寄って…カメラを…マイクを…!」
596
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 20:14:15 ID:7R2rtNXI
レ級(…漸く…逝ける…逝けるのだな……ん?)
レ級「…何だ?これからと言う時に…観客か…」
597
:
名無しの提督さん
:2015/05/04(月) 20:54:10 ID:cYMjoj62
皐月「ね、ねえ!本当に倒したんだよね?」
睦月「確認はしてないにゃし…が、これの直撃を受けたにゃし…生きていても、再起は不能にゃし…」
598
:
陛下とカタツムリの人
:2015/05/04(月) 20:56:44 ID:7R2rtNXI
レ級「……ああ、畜生…逝けなかった……」
レ級「…野次馬の所為で…意識が目覚めたじゃないか…誰だよ、出て来いよ…」
レ級「………」
レ級「……ぅぅ…」ジワッ…
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