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影のない女

1さーじょん:2004/05/28(金) 09:41
作曲:リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)
台本:ヒューゴー・フォン・ホフマンスタール
初演:1919年、ウィーン

2さーじょん:2004/06/19(土) 02:23
DVD(輸入盤)鑑賞に先立ち、あらすじをチェックしよう。ネットは便利だのう
http://www.and.or.tv/operaoperetta/122.htm
http://www7.airnet.ne.jp/art/ez2/o/work/ohne_Schatten/1.html
http://homepage2.nifty.com/aine/opera/opera86.htm
http://www.aac.pref.aichi.jp/aac/aac02/aac2-4-2.html
http://www.d3.dion.ne.jp/~rulicon/ohneschatten.htm

3さーじょん:2004/06/19(土) 02:40
ショルティ指揮のDVD
http://catalogue.deccaclassics.com/catalogue/prodshow.jsp?searchstr=071425
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000068UXF
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B000068UXF

4さーじょん:2004/07/30(金) 01:39
>>3のDVD鑑賞。
 間奏曲のたびに映し出されるショルティの指揮姿が、異常にかっこいい。あと、気の良い染物師を歌うヘイルも良い。バラクって、まんが日本昔話にでてきてもおかしくないキャラだよね。
 何よりも作品それ自体が気に入った。美しく流麗な旋律と劇的な旋律がほどよくブレンドされている。素晴らしい生命賛歌、人間賛歌、夫婦愛賛歌、家族賛歌、子育て賛歌、労働賛歌だ。
 私事になるが、つい先日、分籍届を出してきて、名実ともに実家とは縁切りになった。まあいろんな事情があるわけだが、そんな時にこの作品を観て感動するとは、何とも因果なモノだなあ。

5さーじょん:2004/08/26(木) 02:10
>>3再び鑑賞。
 いやぁ、リポフシェクが芸達者だなあ。最後の方、ほんっとに憎たらしくなってきたよ……。
 英語字幕なので、前に見たときは3分の1くらいしかわからなかった。ようやく半分くらいわかった。まあ上にも書いた通り音楽が良くできてるから、だいたいのあらすじ分かれば、十二分に楽しめる。でもやっぱり、歌詞対訳のついたCD欲しいなあ。
 でもって、いま気がついたんだけど、バラクだけが、名前の与えられている登場人物なんだね。
 >>4に書いた私事についても、ようやく心の整理がついた。だからフィナーレも落ち着いて観ることができました。ホントのこと言うと、1カ月前は、このフィナーレにかなり動揺しちゃったんだよね……。

6さーじょん:2004/08/28(土) 17:29
シノーポリ盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00007M8T0
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000000S90
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HHTO

7さーじょん:2004/08/28(土) 19:48
>>6
 ストーリー半分しか分からなくても、BGMとして流しているだけでも、十分気持ちの良い音楽です。
 R・シュトラウスの作品って、一つ一つがそれぞれ独自の世界を持ってますね。

8さーじょん:2004/10/31(日) 13:01
サヴァリッシュ指揮バイエルン国立歌劇場公演1976年実況録音Golden Melodram盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000IAZJ

9さーじょん:2004/12/11(土) 11:53
ベーム指揮ウィーン国立歌劇場1977年実況録音
http://www.deutschegrammophon.com/catalog/product.htms?PRODUCT_NR=4453252
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001GMP

10さーじょん:2005/02/05(土) 14:21:51
ベーム指揮1955年スタジオ録音
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=114766
キャスト他は↓
http://tosca.hdlc.org/main/Krs.htm#Opera

11さーじょん:2005/02/17(木) 06:00:17
通勤電車の中で、3日間かけて>>6のCD鑑賞。
この作品、何だか最近とても好きだなあ。局所的に、この上なく美しい旋律があって、それに対比される嵐のような劇的な音楽があって、音楽的にはとても充実していると思います。でもってこのCD、シノーポリ&ドレスデンのオケが、輪郭がとてもはっきりしています。ライブの熱気も十分ですね。

12さーじょん:2005/02/19(土) 01:30:51
 この作品を「マスター」、つまりはリブレットなしに内容を把握できるようになろうと思い立って、>>11に引き続いて>>9のCD鑑賞。1幕・2幕は通勤電車で、3幕は自宅で聴く。
 >>6に比べると、かなりダイナミックな印象があります。録音が、残響をかなり拾っている感じがしますので、そのせいなのか、ベリー、ニルソン、キング、リザネックという主役陣が豪快なせいなのか、はたまた本当にダイナミックな演奏なのか、そこは僕の耳では判断できませんが。
 >>6を聴いたときには感じなかったのですが、>>9を聴くと、シノーポリ&ドレスデンが、じつはこぢんまりとしているのだなと感じます。ウィーンとドレスデンですから、ショルティ盤とヤノフスキ盤の「指環」と同じような印象ですね。

13さーじょん:2005/02/19(土) 21:20:54
「『影のない女』祭り」引き続き開催中!!! というわけで>>3のDVDを鑑賞。
 やはりヘイル(バラク)とリポフシェク(乳母)の演技が素晴らしいですね(ヴォータンとフリッカ!)。マルトン(バラクの妻)との絡みになると、ヘイルが意外と声圧がないような気もしますが、声の美しさがそれを補って余ります。何よりも演技・容姿がこの役に非常にはまっていると思います。第2幕1場の乞食の子どもたちが登場する場面、小さい子どもを抱いて歌うところなんか、台本から抜け出してきた本物のバラクのようです。この場面では、ステューダー(皇后)の演技もイイですね。第3幕1場の「私にゆだねられ」の二重唱も、感動的でした。
 演出もイイと思います。透明感といったらよいのか、何と言ってよいのか、この舞台は、観ていて非常に心地よい空間ですね。

14さーじょん:2005/02/20(日) 03:06:24
まだまだ渋太く「『影のない女』祭り」続行中!!! >>10のCD聴く。
 55年録音だから、僕が持ってるCDのなかでは、47年録音のアラベラに次いで、ベームが若い頃の演奏、ってことになる。といっても61歳だけどね。>>12よりは切れ味が良く聞こえるけど、スタジオ録音と実況録音だから、単純比較は難しいなあ。
 録音は、他のCDと比べて聴いてしまうと、やっぱりちょっと古臭い感は否定できない。マスターテープの傷みなのか、ちょっとクリアでない箇所もあるし、この頃のデッカに特有な歌手とオケのバランスだしね。
 歌手の中では、シェフラーが秀逸だと思います。それと、どのソフト視聴しても思うけど、皇帝ってそこそこ見せ場が多い割に、印象に残らない役ですね。今週聴いたばかりなのに、「あれ、ヘプナー、どんな感じで歌ってたっけ?」って思い出せなくなってる。このベーム盤でも、ハンス・ホプフの歌は、あまり印象に残っていない。
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073782739/23-24でサロメを歌っているゴルツが、バラクの妻。これは結構気に入った。ニルソンやマルトンだと、クライマックスでちょっとヒステリックに聞こえるところがあるんだけど、ゴルツはかなり女性らしさというか、優しさがあって、それでいて声圧に不足もなく、かなり僕の好みにハマる声です。
 リザネック、>>12でも皇后を歌っている。20年以上にわたってこの役を手がけてきたということですね。僕じしんはどっちかつーとこの役、ステューダーやヴォイトのように透明感のある声の方が好きなんですけどね。。。

15さーじょん:2005/02/20(日) 03:06:57
 ところで、>>6のシノーポリ盤、日本語解説書には、ハンス=クリスティアン・シュミットなる人の解説や、ホフマンスタールじしんのあらすじ解説の翻訳が載っている。これ、結構参考になる。なるほど、完成まで6年もかけてるワケだから、やっぱり精緻につくられた作品なんだなあ。
 同じオペラを一日に二回も見聞きするなんて、10代のとき以来じゃなかろうか? それでも飽きないのは、不思議だ。この作品の魅力、ということもさることながら、どっちかっつーと、いまの僕自身がこの作品の世界に浸りたい気分ということなんだろうなあ。。。特別にイヤなことや嬉しいことがあったわけじゃないのにね。

16さーじょん:2005/02/22(火) 22:45:54
 やっぱり「『影のない女』祭り」は続いています。もはや「中毒」と言っても良いのかも知れません。>>8、1〜2幕は通勤電車で、3幕は自宅で鑑賞。
 音はかなりこもっています。海賊盤としても音質は悪い部類でしょう。オケと歌のバランスも良くありません。オケの音は明確ではなく、「鷹のモティーフ」をはじめとするピッコロの音やフルートの音がやたらに目立ちます。そのおかげで、フルートやピッコロの動きを確認することはできますが、そうしょっちゅう聴くような代物ではないでしょう。
 それでも聞き物だと思うのは、ニルソン(染物師の妻)、ヴァルナイ(乳母)という二人の「ブリュンヒルデ」の競演があるからですね。第1幕後半とか、第2幕1場・3場とか、かなり迫力あります。でもやはり、同系統の歌手なんですね。ぼーっと聴いていると、二人の声が聞き分けられなくなってきます。

17さーじょん:2005/02/22(火) 22:46:10
 やはりというべきか、F=ディースカウ(バラク)、「私にゆだねられ」の二重唱はたいへん美しいです。出だしの音の、何と優しいことよ。この二重唱、後半のバラクが感極まってくるあたりは、R・シュトラウスの曲作りがほんとうに巧いなあと思います。
 多分、音のバランスは補正していないと思いますが、キング(皇帝)の歌声、これだけの大歌手と並んでも、声圧がひときわ、すごいように思いました。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1083258395/2では、ずいぶんお客さんがキングに熱狂していて、おじいちゃんが一生懸命歌っていることに対する、暖かい拍手かなあなどと不心得なことを思っていたのですが、多分そうではなくて、ナマで聴くとかなり迫力あるんでしょうね。これは意外な発見でした。
 サヴァリッシュ&バイエルン国立歌劇場管弦楽団の演奏は、この音質ではちょっと判断のしようがないですね。多分、イイ演奏なんでしょうけど……。

18さーじょん:2005/02/22(火) 22:46:37
 いくつかソフト視聴したので、カットについて整理しておくと、おそらく完全版に近いのが、>>3のショルティ盤DVDで、それに次いでカットが少ないのが、>>10のベーム盤スタジオ録音ですが、これは途中で数小節抜いている箇所もあるようです。以上の2つは、第3幕の乳母がバラク夫妻に嘘の道を教える場面があります。>>6のシノーポリ盤、>>9のベーム盤ライブ録音、>>8のサヴァリッシュ盤は、上の場面はカットしています。サヴァリッシュ盤は、どうも編集しているっぽい感もありますね。

 >>15には、「何で『影のない女』ばっか聴いてるんだかなあ」って書いたけど、ここに来て、少しだけわかってきた。僕は、バラクという登場人物の中に、自分にはない何か──かつては持っていたかも知れないけど、いまは失ってしまった何か──を感じているんだね……多分、そういうことなんだろうなあ。。。

19さーじょん:2005/02/25(金) 23:54:16
>>6 シノーポリ盤再聴。もはや感想を書く必要もないでしょう・・・
とりあえずここで、いったん祭りを終了しませう

20さーじょん:2005/05/22(日) 02:53:27
カラヤン指揮1964年ウィーン国立歌劇場公演実況録音
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000007N5B
http://www.karajan.info/cgi/live.cgi?keys29=L&keys7=6&print=10&tid=&did=&p=3
 はじめに通勤の往復にヘッドフォンで聴いていた。ずいぶん「ヌルい」演奏だなあと思った。こんなにヌルいはずもなかろうと、家でちゃんとそれなりの音量でスピーカーから音を出して聴いてみた。ヌルくはないものの、ちょっと流している感は否定できない。モノラル録音で、音質の良好ではないことが理由としては大きいとは思うのだが、やはりシノーポリのような精緻さもないし、ベームやショルティのような激しさ、剛胆さもない。
 何よりも、このオペラに託して伝えたいことが感じられない。っていうか、伝えたいことがまったくないのではなかろうか。この作品に関しては、そういう演奏で聴き続けるのは苦痛だ。しばらく間をあけてもう一回聴いてみよう。それでダメだったら、この演奏は僕の肌には合わないということだろう。
 一つだけ「あれっ」と思ったのは、この実演、第2幕の第3場と第4場の順番を入れ替えている。よくよく考えてみると、このほうが辻褄が合うのかも知れない。詳しくは>>21-22に。

21さーじょん:2005/05/22(日) 02:53:45
 冒頭、カイコバードの使者は「皇后はあと三日で影を手に入れなければならない」と告げる。皇帝は「三日間留守にする」と言って出て行く。ここから、どうやらこのオペラは「3日間」の出来事だと推測できる。それで、第1幕・第2幕の出来事を日付とともに追っていくと、下のようになる。
 (1) 1日目昼、皇后と乳母がバラク夫妻のもとに現れる。
 (2) 1日目夜、乳母がベッドを割き、バラク夫妻は別々に寝る。
 (3) 2日目昼、バラクが乞食の子どもたちに食事を振る舞う。
 (4) 2日目夜、皇帝は、皇后が嘘を付いたことを知って悲しむ。
 (5) 3日目昼、バラクが寝ている間に若い男がバラクの妻を誘惑しようとする。
 (6) 3日目夜、皇后は寝付けない。
 (7) 4日目昼、バラク夫妻、奈落へ落ちる。

22さーじょん:2005/05/22(日) 02:54:03
 こんな感じになるはずだが、これだと「3日間」ではなく、「4日間」になってしまうのである。でもって、>>20のカラヤン盤は(5)と(6)を入れ替えている。(6)は2日目夜、(5)と(7)が3日目昼の出来事となり、辻褄は合う。
 こうなると疑問になってくるのは、上の(1)〜(7)の数え方で合っているのか、という点である。もし3日間をたとえば「3昼夜」として考えればOKだが、皇帝が狩りの日数を「3日」と言っていることが引っかかる。常識的に考えれば、「3日間出かける」といえば、「1日目朝出発、3日目夕方帰還」だろう。となると「3昼夜」と考えるのはおかしな感じがする。たとえば、「(3)〜(5)を2日目昼、(6)が2日目夜」とでも考えれば、辻褄は合うが、バラクがたいそうタフな男になってしまう。疑問は解消されないなあ……。

23さーじょん:2005/05/26(木) 00:35:52
>>20では納得できず、口直しに聴くショルティ指揮1991年スタジオ録音
http://catalogue.deccaclassics.com/catalogue/prodshow.jsp?searchstr=436243
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000420D
 やっぱ、こうじゃなくっちゃ! 演奏は基本的に、>>3-5と同じ色彩。ただし録音のバランスが、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1075558116/8-10に近くて、かなり迫力がある。嵐のような激しさと、澄み切った湖のような透明な美しさ、双方が本当にうまく両立していると思う。
 確認はしていないけど、第3幕、乳母がバラク夫妻に嘘の道を教えた後の、バラク夫妻、乳母、霊界の使者の四重唱って、このCDにしか入っていないのではなかろうか? これ、素晴らしい音楽だよね。
 通勤電車の中で三日間かけてぶつ切りにして聴いたわけだが、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073744514/17とは違って、この作品は場面転換が多いから、こういう聴き方でも大丈夫だね。

24tsukune☆彡:2005/07/30(土) 21:20:21
実は私も遅まきながら影のない女の音楽の美しさに気がついて、すっかりハマっているところです。^^;
このオペラはやたら長いばっかりで、アリアドネやバラ、アラベラのような美メロのない退屈な作品だと思い込んでいたんですが、このスレを読んでいて、急に思い立って聴いてみよう!という気分になり、出勤前に慌しくCDを取り出してウォークマンにセットして出かけたんです。聴き始めて、最初はやっぱり...って感じだったんですが、最初の場面転換の音楽辺りからすっかり惹き込まれてしまって、お昼休みもリブレットと首っぴきで聴いてました。
ウチにあるCDは、シノーポリのドレスデン盤、サヴァリッシュのスタジオ録音、ショルティのDECCA盤です。もう、今日も朝から影なき女祭りで...^^;
このオペラは番号オペラ形式ではないにしても、ソロやアンサンブル、間奏曲など、結構独立して聴けそうなところも親しみやすい原因なのかもしれないですね。それと、最近のワーグナー集中特訓の成果で、無限旋律の音楽にもちょっとだけ抵抗感が薄れたのかも... まぁ、これは私の希望的観測でもあるんですが。^^;
スチューダーやヴォイトの皇后、とっても良いですね。彼女たちの声の透きとおるような美しさがこの役にほんとにピッタリで。彼女たちの声の美しさは、ちょっと人間離れした役で威力を発揮するように思います。サヴァリッシュのマイスタージンガー(EMI)でもスチューダーはエヴァを歌ってるんですが、このような役ではお人形のように聴こえてしまって、あまり印象に残らない感じです。
こうなったら、ショルティのDVDも入手して聴いてみなければ。

それにしても、お陰さまで買ったまま未開封のまま放置していた3枚組みCDが3セットも無駄にならなくて良かったです。(●^o^●)

25大年増:2005/08/01(月) 05:52:29
完全ノーカットはSawallisch盤とSolti盤のCDです。ただし、Studerはせりふの部分で、ごく
わずかですが、カットがあります。

26tsukune☆彡:2005/08/01(月) 21:07:56
ショルティのはやっぱりノーカットなんですね。
今日は通勤の行き帰りでショルティ盤を聴いてたんですが、オケの音があまりにも鮮やかなんでビックリでした。私が聴いた3種類の中では、一番オケの音が輝いているように聴こえます。シュトラウスの他のオペラに似た響きが出てきたりして、思わずおやっ?となる瞬間が楽しいです。
今日はドミンゴのトリスタンをゲットしに塔に寄ってきたんですが、ついでに影のない女も2種類手に入れてきました。1つはさーじょんさまがイマイチの評価を下されていたカラヤンのザルツライブで、もう一つは同じ年のカラヤンのライブ海賊盤で、ザルツライブとは書いてないんですが、ウィーンフィルに歌手もほとんど同じなので、多分同じ時期の別の公演だと思います。コチラは、皇后がヤノヴィッツなんですよ〜 バラク夫妻も違っていて、ワルター・ベリーとクリスタ・ルートヴィッヒでした。確か、当時はホントに夫婦じゃなかったでしたっけ?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004ZE0T/250-4914000-8017861

最初の方のCDは、たまたま立ち寄ったディスクユニオンで、未開封新品CDが投売りされていたんです。私は滅多にディスクユニオンって行かないんですが、これは影なき女祭りを継続せよという神様の思し召しじゃないかって思っちゃいました。^^;

27さーじょん:2005/08/02(火) 00:32:42
>>24 >>26 tsukune様。独白の備忘録がお役に立って、この作品の美しさを共感して頂けるなんて、喜ばしい限りです!
 この作品のストーリーって、初めて聴いたときは(いまでも?)「何じゃこりゃ???」って思うことだらけですよね。「皇帝は冥界の王の娘を妻にしたが、1年経っても彼女には影がないので、皇帝は石にならなければならない」っていう設定にしても、僕にとっては「…???…」です。にもかかわらず、初めて聴いたときから(いまでも?)、ワケわかんないままに感動してしまいました。
 ホフマンスタールのことですから、あえて「お伽噺」色の強い設定にしているのでしょう。おそらく「皇后には影がない」、「皇帝は石に変わる」という設定にしても、バラクの職業が「染め物師」だということも、バラクの兄弟が片目、片腕、せむしであるということも、何らかの意味づけがあるのでしょうが、もはやそんなことは、どうでも良いと思っています。
 ショルティ盤DVDは、絶対にオススメです。ただし日本語字幕がないので、ある程度リブレットが頭に入った段階で観たほうが、より楽しめると思います。上にも書いたように、観ているだけで心地よい舞台装置です。歌手陣では、リポフシェクの芸達者ぶりに圧倒されます。演出では、(意外かも知れませんが)第1幕2場、バラクの妻が「2年半の間、私はあんたの妻だった……」と歌う直前の小間奏曲のところで、すこしホロリとさせられます。あとは、第2幕1場、乞食の子どもたちにバラクが食事を振る舞う場面とか、第3幕1場「私にゆだねられ……」の二重唱の後半でバラクが感極まるあたりとか、第3幕3場、皇后が「命の泉」の前でカイコバードに訴える場面とか……素晴らしい場面を挙げればキリがありません。。。

28ウィンザーの陽気な名無しさん:2005/08/02(火) 00:33:02
>>25 大年増様
 情報、ありがとうございます。「カットの有無」これでやっとすっきりしました!
 ところで、僕はこの作品を聴き始めてから日が浅いので、残念ながら、サヴァリッシュのスタジオ録音も、それから、世評高いカイルベルトのライブ盤も持っていないのです。
 機会があるごとに組合に立ち寄って、出モノがないか探しているのですが、なかなか……。おそらくサヴァリッシュ盤は、いずれは再発されるでしょうが、カイルベルト盤のほうはかなり望み薄ですね。。。

29さーじょん:2005/08/02(火) 00:35:53
>>28 げ!名無しになっちゃった。。。上の書き込みはもちろん僕です。。。

30さーじょん:2005/08/02(火) 00:39:16
>>26 tsukune様
カラヤン海賊盤に関しては、>>20で挙げた2番目のサイトに、若干情報がありますよ。
DG正規盤も決して音質良好とは言えなかったので、僕は躊躇してしまいました。

31tsukune☆彡:2005/08/02(火) 23:47:44
おお! ありがとうございます。
カラヤン海賊盤は、ま〜こんなものかな...というくらいの音質でした。でも、そんなに悪くはなかったです。ちょっとボヤけた録音で聴いても、ヤノヴィッツの皇后はとても美しいです。ついつい皇后に感情移入してしまいます。そういえば、ショルティのCDの方で皇后を歌っているヴァラディについては、ちょっとくすんだ声の人っていう印象を持っていたのでこの役にはどうかな...と思っていたんですが、実際に聴いてみたら、意外にも皇后のキャラに合っていて嬉しい驚きでした。
実は、どうしてもガマンしきれなくて ^^; 、今日の帰宅途中にまた途中下車してショルティのDVDをゲットして来たんです。今、さっそく観ているんですが、この手のオペラは映像があると一層わかりやすいですね。(ちなみに、私はこのオペラのストーリーには全く違和感を感じません。何しろ、40過ぎても夢見る乙女ですから...(@_@;) 
解説には、通常の公演では3幕の乳母の場面などがカットされるけど、ショルティはシュトラウスとホフマンスタールの共同作業を尊重して一切カットすべきでないと考えているっていうようなことが書かれていたので、やっぱりこちらもノーカットなのでしょうか。
それにしても、皇帝のモーザーが、この間新国でフロレスタンを歌った人と同一人物とはどうしても見えません。この10年の間にお姿が著しく劣化してしまったんですねー

サヴァリッシュ盤は廃盤になってしまってるんですね。オペラのCDってすぐに廃盤になってしまったりするので、数ある新譜の中でなんとなく目についたものは買っておくことにしています。^^;

32さーじょん:2005/08/03(水) 00:55:22
>>31 tsukune様!
 そうでしたか! 実はtsukune様の「影なき女祭り」に触発されて、ショルティ盤DVD(全幕観る時間はないので)たった今第3幕だけを見終わったところなのですよ。
 詳しく聞き比べしていませんが、おそらくノーカットだと思います。>>23で「バラク夫妻、乳母、霊界の使者の四重唱って、このCDにしか入っていない」なんていい加減なこと書きましたが、ちゃんとこのDVDにも入っていました。。。その他に「足りない」と思うような箇所はなかったので、ノーカットではないかと……。ところで、配役表改めて眺めてたら、「生まれざる子どもたちの声」に「Noriko Sasaki」なんて名前があってちょっと「へぇ〜」でした。
 ホントに、何度観ても飽きないDVDです。ていうか、観るたびに感動する場面が変わります。なかなか上演されないのは、やはり長尺で人気がないからなのか、歌手をそろえるのが難しいからなのか……

33大年増:2005/08/03(水) 09:03:36
このオペラ、私はDavid HockneyのプロダクションをL.A.で1993年と2004年に、Herbert Wernicke
のプロダクションをMetで2001年と2002年に見ましたが、どちらも大変優れたものでした。
R. Straussのオペラの中でも一番好きです! 新国でやってくれないかしらね。

34さーじょん:2005/08/03(水) 23:49:33
>>33 さすが大年増様、そんなに観てるなんて、うらやましい限りですぅ
ホントに、新国でやってほしいですよね。個人的には皇后は、津山恵さんキボンです・・・(津山さんにはちょっと重すぎるかも・・・)

35tsukune☆彡:2005/08/04(木) 01:17:02
ずっと前に2005−2006シーズンのオープニングは影なき女だって聞いたんですが、来シーズンはマイスタージンガーで始まるし、あれはさらに次のシーズンの話だったのかも... だったら良いですよね〜(●^o^●)

36おせん:2005/08/04(木) 08:24:26
若杉さんになれば可能性は高いんじゃない?

でも、自分で振ろうとするかも???

37tsukune☆彡:2005/08/05(金) 00:24:56
>>32
佐々木典子さんって、結構あちこちの録音にチョイ役で見かけるような気がします。シノーポリとかの録音で見かけたような記憶が...
それと、新国サロメのヘロディアスで我々のド肝を抜いてくれた某メゾ女史も、ちょっと前の録音(それも、ちゃんとしたメジャーレーベルの)に名前を連ねていたりしてびっくりしましたことがあるんですが、どうしても何のCDだったか思い出せない...^^;

とりあえず、影のない女はちょっとお休みにしようと思うんですが、しばらくはワグナー&シュトラウス祭が続きそうです。

38さーじょん:2005/08/05(金) 12:04:29
>>36 おせん様
 数年のうちには期待できるかも知れませんね!この際、若杉さんが振っても、確実に観に行くだろーなー

>>37 tsukune様
某メゾが出てたのは、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1085705161/2ですよ。いちばん上のDGのサイトから「Works and artists」に入ると、配役一覧が出てきます。

39さーじょん:2005/08/20(土) 01:20:07
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1077978608/51でtsukune様にお借りしたサヴァリッシュ盤、通勤電車の往復やら、夜寝る前やらに30分くらいずつ、通しで2回、聴き終わりました。
http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/B00000DNJ7
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000DNJ7
Wolfrang Sawallisch指揮、バイエルン放送交響楽団、同合唱団(合唱指揮Hans-Peter Rauscher)、テルツ少年合唱団(合唱指揮Gerhard Schmidt-Garden)。
Rene Kollo(皇帝)、Cheryl Studer(皇后)、Hanna Schwarz(乳母)、Andreas Schmidt(カイコバートの使者)、Cyndia Sieden(敷居の守護者)、Paul Frey(若者の声)、Julie Kaufmann(鷹の声)、Marjana Lipovsek(天上からの声)、Alfred Muff(バラク)、Ute Vinzing(バラクの妻)、Jan-Hendrick Rootering(隻眼)、Kurt Rydl(隻腕)、Kenneth Garrison(せむし)。
 歌手陣は、ほぼアナはないと言ってよいでしょう。予想どおり、コロが素晴らしい。>>14では「皇帝は印象に残らない」って書いたけど、これは本当に印象に残ります。第1幕1場、第2幕2場、ともにこれまで聴いた皇帝とは違ってとても「人間的」に響きます。とくに冒頭、皇后への愛を歌う旋律は、聴いてるだけで昂揚します。第3幕大詰めで石化から解かれたときの歌なんかは、もうちょっと神々しさというか、人間離れした歌声のほうが好みです。
 初聴となるUte Vinzingのバラクの妻も、非常によいですね。その他の歌手も、総じてレヴェルは高いと思います。

40さーじょん:2005/08/20(土) 01:20:40
 指揮に関しては、残念ながらやはりショルティやベームに比べてしまうと、ユルいというかヌルいというか、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073787503/13と同様に端正で聴き疲れしないとも言えますが、もう少し「暴力的」なほうが僕の好みです。たとえば、第2幕の幕切れとか、第3幕のバラク夫妻、乳母、使者の四重唱とか、録音のバランスのせいもあるかもしれませんが、もっとパンチが欲しいなあ。
 あと、第1幕の場面転換の音楽なんかでは、もう少し音が「ひとつ」に聞こえてほしい箇所もあります。オケの腕前はウィーン・フィルに比べると……ということなのか。。。>>3-5のショルティ盤DVDは、ライブの熱気と演奏の完璧さが見事に両立していたと思うけど、サヴァリッシュ盤では、両者ともに弱いかなあ。
 ただ不思議なもので、ユルい、ヌルいとは言っても、>>20のカラヤン盤のような「イマイチ感」はありません。時間をおいて聴いたら、確実に評価が変わりそうな気がしています。

41さーじょん:2005/09/11(日) 09:31:42
House of Operaで購入した1992年バイエルン国立歌劇場日本公演。
http://store.operapassion.com/dvd663.html
公演に関する情報
http://www.aac.pref.aichi.jp/aac/aac02/aac2-4-2.html
市川猿之助演出、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団。1992年11月8〜11日収録。
ペーター・ザイフェルト(皇帝)、ルアナ・デヴォール(皇后)、マリヤナ・リポフシェク(乳母)、ヤン・ヘンドリック・ロータリング(カイコバートの使者)、アラン・タイタス(バラク)、ジャニス・マルティン(バラクの妻)。
 NHK教育テレビの放送を録画したもの。画質・音質は家庭用ビデオくらいで、十分鑑賞に堪えられる。ノーカット版ではなく、第3幕の乳母がバラク夫妻に嘘の道を教える場面はカットされていた。放送時間の都合だろうが、第1幕1場〜2場の場面転換の音楽と、バラクの3人の兄弟の口論の場面がまるまるカットされていた。この場面転換の音楽はとても好きなので、この編集はいただけません。

42さーじょん:2005/09/11(日) 09:32:25
 タンホイザーhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073745535/16-17や指環でもそうだったけど、やはりサヴァリッシュはライブがイイですね。テンポ設定とか歌い回しとかは、基本的に>>39-40と同じなんだけど、こちらのほうが、はるかに熱気があって、第2幕の幕切れとか、乳母が追放される場面とか、鳥肌が立ってしまいます。端正さと熱気のブレンドが非常にイイ感じです。
 当時結構話題になった猿之助演出、このオペラにぴったりだと思います。バラク夫妻の衣装やバラクの家は意外と普通ですが、皇帝・皇后・乳母・使者の衣装が歌舞伎調で、第1幕1場や第3幕は、非常に印象に残る舞台づくりです。第1幕2場で乳母がバラクの妻に幻影を見せるところ、第2幕の幕切れでバラクの家が大水に呑まれるところ、第3幕、カイコバードの神殿〜黄金の滝の場面など、色づかいが鮮やかで、実演を観たらため息が出てしまったことでしょう。とくに第3幕の幕切れは、美しい構図でした。
 歌手陣は、総じて熱演・好演です。やはりリポフシェクは芸達者。あと、皇帝、バラクの男声陣が結構イイですね。とくに、この頃のザイフェルトの声、皇帝役にはまっていますね。

43さーじょん:2005/11/17(木) 00:18:08
 久しぶりに通勤電車で聴く「影のない女」。>>9>>12のベーム盤。この作品、1往復でちょうど1幕ずつ、三日間で聴き終わるくらいで、通勤時に聴くにはちょうどいいのです。
 やはりベームのR・シュトラウスって、いいですね。とくに大詰め、皇帝・皇后とバラク夫妻が、お互いの伴侶と再び手を取り合ってからの盛り上げ方は凄いです。満員電車の中だったにもかかわらず、ウルウル来ちゃいそうになりました。

44さーじょん:2005/11/27(日) 04:53:40
ベーム指揮、1955年11月、ウィーン国立歌劇場実況録音のCDを聴く。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1430505
 新国立劇場「アンドレア・シェニエ」http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073887666/26-28の興奮と感動を冷却させようと思って、「サワリだけでも……」と思って聴き始めたら、結局最後まで聴いちゃった。
 このCDが、55年11月9日で、>>10のスタジオ録音が55年11〜12月です。バラクを除いて、「生まれざる子どもの声」や「夜番」に至るまで、キャストは全員同じ。シェフラーなら尚良かったのですが……
 まごうことなき「ベームの影のない女」です。やはりベームはいいですね! http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073744514/17の表現そのままに、「ダイナミックかつ緻密、豪快かつ繊細、骨太かつ柔軟」って感じです。
 音質も、この時代の「初出実況音源」としては、かなりいいですね。ところで、HMVのサイトいろいろ見ていて初めて知ったのですが「ORFEO」って、正規盤なんですね。

45さーじょん:2005/12/18(日) 19:38:18
Joseph Keilberth指揮、1963年11月21日バイエルン国立歌劇場DG実況録音。
Jess Thomas(皇帝)、Ingrid Bjoner(皇后)、Martha Modl(乳母)、Hans Hotter(カイコバートの使者)、Dietrich Fischer-Dieskau(バラク)、Inge Borkh(バラクの妻)。
 これほどの豪華キャストなのに、長らく廃盤です。僕ももう手に入らないだろうとあきらめていたら、中古CD店で出物を発見し、迷わず買いました。
 バイエルンの重厚な響き、ライブならではの昂揚感、カイルベルトの棒さばき、どれも素晴らしいですね。キャストではやはりF=ディースカウのバラクが秀逸。ホッターとメードル(ヴォータンとブリュンヒルデ!)、両者ともに衰えてはいるものの、やはり巧いです。あとボルクって、サロメやエレクトラやトゥーランドットは歌っても、ワーグナーは歌っていないので、僕はてっきり長尺ものが苦手なのかなとか勝手に思い込んでいたんだけど、決してそういうことではないんですね。

46さーじょん:2005/12/18(日) 21:09:50
>>45のCD
http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/B0000012XZ

47<削除>:<削除>
<削除>

48さーじょん:2005/12/21(水) 00:58:19
>>47は宣伝なので削除しました

49さーじょん:2006/02/18(土) 11:55:38
 >>39-40のサヴァリッシュ盤鑑賞。前回聴いたときの感想では「ユルいというかヌルいというか……」と書きましたが、改めて聴くと、しなやかな歌い回しは他にはない良さがありますね。この作品の旋律の美しさを堪能するには、最適だと思います。あと、録音のせいなのか、「広がり」を感じる響きです。
 このCDを聴く限り、ノーカット演奏したとしても、決してダレるようには思えないんだけど、何でカットありのほうが多いんだろう。このCDだからダレないのか、はたまた単に上演時間の問題なのか……

50さーじょん:2006/03/11(土) 00:12:16
 仕事中突然、この作品のいろんな場面の旋律が頭の中で流れ始めた。ああ、身体が欲しているということなのだろう。というわけで例によって通勤電車の往復で、>>6のシノーポリ盤を聴く。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=443292
 本当に緻密で透明な演奏です。とくに、皇后が「Ich will nicht!」と叫んだ後の弦楽の出だしとか、クリスタルのような美しさで、鳥肌が立ちます。
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1079224193/15に挙げたように、ショルティは「仮面舞踏会」を「完璧に近い」と評していますが、いまの僕にとっては「『影のない女』はオペラとして完璧に近い」ですね。相変わらず物語に込められた深遠な意味合いはまったく理解できませんが、兎に角、何回聴いても心を揺さぶられます。

51さーじょん:2006/06/03(土) 01:52:44
 2週間ほど前だが、新国立劇場に「Into the Woods」を観に行った。テーマの一つが、「子どものできない夫婦」。でもって、この作品が聴きたくなった。>>10>>14のベーム盤を聴く。
http://catalogue.deccaclassics.com/catalogue/prodshow.jsp?searchstr=425981
 古臭い音質であることは確かなのだが、残響を拾っていないせいか、改めて聴くと、オケの細かい動きの輪郭が結構つかまえやすい。「あ、こういう旋律が組み合わされていたのか……」と確認しながら聴くには、結構イイ。歌手の歌い回しも、この作品には合っているような気がしてきた。
 あとは、毎度のことながら、この作品の感想というか、僕自身の「思い」をば……。
 いちおう、活字を仕事にしているので、「表現の手段/伝達の媒体」ってことについては、多少は考えるところがあります。言い尽くされたことですが、あらゆる表現手段には、可能性と限界があります。活字でしか表現できないこと/活字では表現できないこと、映像でしか伝えられないこと/映像では伝えられないこと……。このオペラに関して言うと、「オペラという形式でしか伝え得ないこと」に果敢に挑戦して、見事に成功している好例という気がしています。

52さーじょん:2006/07/22(土) 00:58:52
通勤電車の往復、3日間で聴いた>>39-40>>49のサヴァリッシュ盤。
やっぱり名盤ですね。歌手の出来も、管弦楽の響きも。バラクを歌うムフ、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1103774175/2でお父さんを歌っていますが、こういう役が似合う声だなあ。

53さーじょん:2006/08/27(日) 07:03:40
>>45-46カイルベルト盤を聴く。
 土臭さというか懐かしさというか、いや、十分洗練はされているにもかかわらず、純朴な色彩も保っていて、とても魅力的な演奏です。
 Bjonerは、>>8>>16-17の76年バイエルンでも皇后を歌っています。これ以外では聴いたことがないんだけど、他の有名歌手の歌った皇后に、まったくひけをとっていません。良い歌手ですね〜。ネット上で調べるかぎり、1920年代後半にノルウェーで生まれた歌手であることはわかった。ノルウェーの言語と思しき彼女を紹介するウェブページがやたら多い(もちろん僕はひとっつも読めない)ので、もしかしたら、生地では結構なスターなのかしらん?

54さーじょん:2006/11/24(金) 00:34:50
>>23ショルティ指揮1991年録音を聴く。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/47307
 いつも書いているように、ショルティの指揮はかなり好きなほうだし、この作品も好きなんだけど、なぜかこのCD、お気に入りというほどにはならなかった。何でかなーと思ってたけど、改めて聴き直してようやく納得です。ヨセ・ファン・ダムのバラクが、ちょっと平板に聞こえてしまうのである。
 いや、平板というのはよくないな。その他のCDの、シェフラーやF=ディースカウ、ベリーに比べると、「陽気さ」が不足気味で、ちょっと物足りないのである。まあ、比較対照があまりに……かもしれないなあ。

55さーじょん:2006/12/08(金) 23:50:29
>>45-46>>53のカイルベルト盤、通勤電車で何日かに分けて鑑賞。
 兎に角ワケもわからず気に入った作品だったが、ようやく「好きな演奏」と僧でない演奏を峻別できるようになってきた気がする。でもって、このCDは、最も好きな演奏に入る。いろいろ挙げるべき点はあるけど、やはり初めに言っておかなければならないのは、F=ディースカウの巧さでしょうね。その他にもいろいろあるけど、それは追々、記していきましょう。

56さーじょん:2006/12/10(日) 08:40:24
>>6>>50のシノーポリ盤を聴く。
 緻密で繊細な、美しい演奏ですね。でも、サヴァリッシュ盤と比べると「優しさ」という面が弱いかな。サヴァリッシュ盤が木工家具とすると、こちらがクリスタル細工ですね。でも、実況ならではの熱気も感じられます。

57さーじょん:2007/01/07(日) 18:35:43
>>9>>12>>43のベーム盤鑑賞。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/134821
 やはりベームのR・シュトラウスって、僕にとっては一つの基準のような気がします。この作品もここ2年ほどでいくつかのCDを聴きましたが、やっぱりこれも、一つの選択だなあと思います。とはいえ、カイルベルトやサヴァリッシュの名演も捨てがたいわけですが。。。

58さーじょん:2007/02/03(土) 07:46:04
某所で教えて頂きました。>>41-42の公演、DVD発売です!
これは本当に嬉しい限り。兎に角、この作品のソフトが一つでも新しく出るだけでも大いなる喜びです

http://www.tdk-music.com/frame_content.php?link=opera&did=3~13&showme=everything&from_id=2613

59さーじょん:2007/02/25(日) 03:23:51
>>39-40>>49>>52のサヴァリッシュ盤を聴く。
 やはり完成度の高さという点では、この演奏がいちばんですね。オケの響きの美しさ、優しさが堪りません。それにしても、サヴァリッシュという指揮者は、もっとたくさん、オペラの全曲録音残してても良かったのになあと思います。

60さーじょん:2007/04/01(日) 09:33:01
>>58のDVDが届きました。早速夜中に鑑賞してしまいました。詳細は>>41-42に書いてある通りです。
 やはりたいへんな名演です。演出もさることながら、サヴァリッシュ+バイエルン国立歌劇場管弦楽団が、とんでもなく素晴らしい響きです。House of OperaのDVDではカットされていた第1幕1場〜2場の場面転換ですが、予想どおり良かった!!!

61さーじょん:2007/04/01(日) 09:37:12
>>60のDVD
http://www.amazon.co.jp/dp/B000MRP1YQ

62さーじょん:2007/07/18(水) 22:20:55
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1074176301/97-99のあたりで、F=ディースカウとカイルベルトを立て続けに聴いたから、両者が共演している>>45-46>>53>>55のカイルベルト盤を聴きたくなりました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1085707228/5に書いたように、あまり細かいパッセージの歌はちょっと苦手です。でもって、いわば「朗々と歌う」ような作品が好きなわけですが、この作品はわりとそういう傾向があると思います。とくにこのメンバー、歌い上げることにかんしては、乳母(メードル)やカイコバードの使者(ホッター)まで含めて、本当に素晴らしいですね。

63さーじょん:2008/03/02(日) 04:45:37
>>10>>14>>51のベーム指揮1955年スタジオ録音を聴く。
プライベートで悲しい出来事があって、希望が見出されるようなオペラが聴きたくなりました。この録音が、シェフラーが秀逸ですね。

64さーじょん:2008/08/12(火) 22:58:34
ベーム指揮1955年ウィーン国立歌劇場実況録音。>>44を久しぶりに聴く。リヒャルト・シュトラウスです、ベームです、ライブです。さいきょうです。何も言うことはありません。いや、これまでもずいぶんいろいろと言っているが……やはり素晴らしいです。

65さーじょん:2009/09/13(日) 09:49:35
>>6>>50>>56のシノーポリ盤を聴く。シュターツカペレ・ドレスデン、美しい響きです。歌手では、乳母を歌うハンナ・シュヴァルツが良いですね。

66さーじょん:2010/06/15(火) 22:25:11
2010年5月23日(日)、5月29日(土)、6月1日(火)、新国立劇場公演鑑賞。
 ドニ・クリエフ演出、エーリッヒ・ヴェヒター指揮、東京交響楽団、新国立劇場合唱団。
 ミヒャエル・バーバ(皇帝)、エミリー・マギー(皇后)、ジェーン・ヘンシェル(乳母)、平野和(霊界の使者)、ラルフ・ルーカス(バラク)、ステファニー・フリーデ(バラクの妻)。
公演概要
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000194_opera.html
初日舞台写真
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000121_frecord.html

67さーじょん:2010/06/15(火) 22:26:31
 CDとDVDで鑑賞しただけなのに、すっかり好きな作品になってしまったわけですが、待望の実演鑑賞であります。3回観に行ったわけですが、3回とも感動してしまいました。やはり素晴らしい作品です。
 演出、とくに舞台装置に関してはかなり酷評されていました。もちろん不満はあります。演奏も、一緒に観た方に言わせると、「もっと魂を揺さぶるような音を出してくれないと……」ということらしいのですが、僕は初めてなのでよくわからず、とにかく、オケの色彩にあふれた響き、声の洪水に酔いしれました。
 ストーリーも、やっぱり難解ですが、深く感動してしまいました。観て良かった!!!

68さーじょん:2011/02/15(火) 06:32:10
2011年2月13日(日)東京文化会館にて、ゲルギエフ&マリインスキー・オペラ公演鑑賞。
 ジョナサン・ケント演出、ワレリー・ゲルギエフ指揮、マリインスキー劇場管弦楽団。
 オレグ・バラショフ(皇帝・第1幕)、ヴィクター・リュツク(皇帝・第2幕・第3幕)、エレーナ・ネベラ(皇后)、エレーナ・ヴィトマン(乳母)、エデム・ウメーロフ(バラク)、エカテリーナ・ポポワ(バラクの妻)、ニコライ・プチーリン(冥界の使者)。
公演概要
http://www.japanarts.co.jp/html/2011/opera/mariinsky/schatten.htm
ジャパン・アーツのオペラ・ブログ
http://ja-opera.seesaa.net/article/153689962.html
http://ja-opera.seesaa.net/article/164868023.html
http://ja-opera.seesaa.net/article/171411685.html
http://ja-opera.seesaa.net/article/181462119.html
http://ja-opera.seesaa.net/article/185050207.html
http://ja-opera.seesaa.net/article/185473007.html
マリインスキー・オペラのサイト
http://www.mariinsky.ru/en/playbill/playbill/2010/6/13/1_1800/
2006年の(いろんな意味で)「衝撃」だったリング・チクルス↓から5年ぶりのマリインスキー・オペラです。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1075558116/44
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1075558259/23-28

69さーじょん:2011/02/15(火) 06:33:03
 この前のオペラ鑑賞が「消化試合」の夕鶴http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1296996098/3-5でしたが、それとは対照的に、「観てよかった〜」と心から感じた公演でした。
 舞台装置は、>>66-67の新国立劇場公演よりはかなり見応えがありました。とくにバラクの家は時代が現代に設定されていて、染め物に使うであろう洗濯乾燥機や、冷蔵庫、テレビ、商品の運搬に使うライトバンなどが置かれ、なかなかにおもしろいと思いました。時代は現代にかえても、登場人物の関係性をかえているわけではないので、その意味では安心して観ていられました。
 歌手陣も上々。第1幕で皇帝の声が全然聞こえないと思っていたら、体調不良により交番。交代した歌手も決して良好ではなかったのですが、それ以外のキャストは十分及第点以上でした。皇后、バラク、バラクの妻の3人はしっかりとした歌でした。

70さーじょん:2011/02/15(火) 06:33:44
 もっとも気に入ったのは、指揮とオケでした。会場でお会いした知人の方は、「新国立劇場公演よりはいいとは思うが、それでもかなり雑な演奏」と言われていました。バラつく場面もあったのは確かなのですが、(4階席で観ていたせいか)かなり迫力のある演奏で、リヒャルト・シュトラウスの豊潤な響きを十二分に堪能できました。やっぱり素晴らしい作品だと実感。
 4階正面の席に黒い囲いが設けられて、生まれざる子どもたち、夜警など従来なら舞台裏で歌う歌手や、バラクの妻を誘惑する若い男、敷居の守護者などは、そこで歌っていました。僕の席は4階左サイドだったので、これらの声がよく聞こえすぎて、あまり効果的ではなかったのですが、1階席ではどう聞こえたのかな?

71さーじょん:2011/02/19(土) 07:18:06
興奮冷めやらぬといった感もあり、通勤電車の往復で1週間かけて聴いた、>>44>>64のベーム指揮1955年実況録音を聴く。CDウォークマン用のリモコン付きイヤホンが逝ってしまった。前にも逝ってしまい、付属品だけ買うのも本体ごと買うのも、大して値段に差がなかったから、本体買っちゃったんだよなー。これでまた本体買うと、十分使えるCDウォークマンの本体を3台も持つことになってしまう。。。イヤホンだけ買うか。

72さーじょん:2011/08/18(木) 08:17:49
毎夏恒例の、九十九里浜でのBBQに向かう電車のなかで、>>45-46>>53>>55>>62のカイルベルト盤を聴く。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3682071
やはりF-Dが魅力です。

73さーじょん:2014/01/01(水) 14:06:12
2013年12月30日(月)
>>10>>14>>51>>63のベーム指揮1955年スタジオ録音、Facebookに300枚近くの写真をアップしながらを聴く。

74さーじょん:2016/03/21(月) 15:11:21
部屋の片付けやら何やらしながら、2011年ザルツブルク音楽祭の映像を流す。ティーレマン+ウィーン・フィル。オペラのDVD観るの、久しぶりですね。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00NPZ6AQK/
http://www.hmv.co.jp/artist_%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%80%81%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%88%EF%BC%881864-1949%EF%BC%89_000000000019384/item_%E3%80%8E%E5%BD%B1%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%84%E5%A5%B3%E3%80%8F%E5%85%A8%E6%9B%B2%E3%80%80%E3%83%AD%E3%82%A4%E6%BC%94%E5%87%BA%E3%80%81%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%83%B3%EF%BC%86%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%80%81%EF%BC%B3%EF%BC%8E%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%8D%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%80%81%E4%BB%96%EF%BC%88%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%E3%80%80%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA%EF%BC%89_5025208
演奏は確かに素晴らしい。そして演出は・・・もともと象徴主義的なこの作品を読み替えても「残念な結果」にしかならないわけでして。指揮者に対する熱狂的なブラボーの後で、演出家が登場した時に一斉にブーが出たのが印象的。

75さーじょん:2016/03/21(月) 15:16:38
↑のディスク
http://www.amazon.co.jp/dp/B007DCHZ1A/

76さーじょん:2018/09/24(月) 14:01:38
しばらくこの作品を聴いてなかった反動で、矢鱈と聞きたくなって、>>10>>14>>51>>63>>73のベーム指揮1955年スタジオ録音、行き帰りの通勤電車とかPCで作業中とかにブツ切りで聴きました。やはり素晴らしい!
https://twitter.com/hogehoge2005/status/1044036923805753344

77さーじょん:2020/05/04(月) 10:02:11
CDの全曲盤は久しぶりの登場。ティーレマン指揮2019年ウィーン国立歌劇場ライブ録音。
https://www.orfeo-international.de/pages/cd_c991203.html
http://www.hmv.co.jp/product/detail/10766212
https://www.hmv.co.jp/news/article/2003121012/
https://www.amazon.co.jp/dp/B085RTL5QS
>>74-75は、演出的には残念でしたが演奏は素晴しかった。これはさらに進化しています。この前の全曲録音と言えば、>>6>>50>>56>>65のシノーポリ盤(1996年)。それももう四半世紀近く経ちます。現代的な緻密さはシノーポリ盤とも共通ですが、そこにドイツ系指揮者らしい「骨太さ」が加わりました。この作品の全曲盤CDはどれも素晴しく、このティーレマン盤もまた新たな選択肢に加わった感じです。

78さーじょん:2020/05/23(土) 11:36:08
>>77 ティーレマン指揮2019年ライブ録音、通勤電車の行き帰りでブツ切り鑑賞。やはり新時代の決定盤に相応しいなあ。

79さーじょん:2020/05/23(土) 11:36:51
>>77-78で「火が点いて」しまったので、>>9>>12>>43>>57のベーム指揮1977年ライブ録音。通勤電車で何回かに分けて。ベームらしい演奏です。聴き応えあります。1955年ベーム盤やサヴァリッシュ、ショルティ、ティーレマンに比べてカットが多いのは残念ですが・・・。

80さーじょん:2020/10/04(日) 22:17:19
>>77-78を購入したときに「オススメ」に出てきた、セバスティアン・ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場実況録音。
HMVのサイト見るたびに何となく目にしていたけど、有名歌手が出てなかったので敬遠してました。改めて演奏者見たらヴァイグレ指揮。二期会ばらの騎士 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/7336/1081170028/54 サロメ https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/7336/1073782739/53-54 では相当な好印象。というワケで購入しました。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/ 6580874
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B013VGR322/
これまで見逃していたのを大後悔!!! 実演聴いたときそのままの、輪郭が明瞭で一つ一つのライトモティーフがくっきりと浮かび上がる演奏。もはや「ヴァイグレマジック」と言ってもイイくらい!!!
ティーレマン盤も「新時代の決定盤」だったけど、こちらも勝るとも劣らず!

81さーじょん:2020/10/04(日) 22:18:40
ヴァイグレ盤HMVリンク貼り直し
http://www.hmv.co.jp/product/detail/6580874

82さーじょん:2024/12/08(日) 23:50:09
2024年10月26日(土)・10月27日(日)東京文化会館にて、東京二期会公演鑑賞。
ペーター・コンヴィチュニー演出、アレホ・ペレス指揮、東京交響楽団、二期会合唱団。
10月26日/10月27日
伊藤達人/樋口達哉(皇帝)、冨平安希子/渡邊仁美(皇后)、藤井麻美/橋爪ゆか(乳母)、友清崇・髙田智士・宮城島康(伝令使、全日出演)、大沼徹/河野鉄平(バラク)、板波利加/田崎尚美(バラクの妻)

公演概要
https://nikikai.jp/lineup/die_frau_ohne_schatten2024/
当日の僕の書き込み(画像&リンク集)
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid02c3DbKW2SrNRFp6gDN51XXkWp2dcUYhnPATEhrAecqJoTJcqAAPkvBtjSZygetP5Sl

83さーじょん:2024/12/08(日) 23:51:05
たいへんな物議を醸した「コンヴィチュニーの影のない女」。物議のあれこれは上記Facebookの投稿にリンクあり。大好きな作品なのに不満だけが残って、鑑賞記録付けるのも気が重いなぁとか思ってるうちに、1カ月以上過ぎてしまった。
でもって時間が経って分かったが、何にも印象に残ってない。無意識にネガティブな記憶を消そうとしているのか、はたまた、大騒ぎした割には大したことない演出だった、ということなのか・・・。僕自身、コンヴィチュニー演出って嫌いではなかったのだが、やはり「枯渇した」という見解に同意。
さらに一言だけ。指揮、オケ、歌手は高水準でしたが、それだけに「残念感」が強いんだな。


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