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ばらの騎士

1さーじょん:2004/04/05(月) 22:00
Der Rosenkavalier
作曲:リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)
台本:ヒューゴー・フォン・ホフマンスタール
初演:1911年、ドレスデン

2さーじょん:2004/04/05(月) 22:23
クライバー指揮バイエルン盤
http://www.unitel.de/ucatalog/opera/derrose1.htm
クライバー指揮ウィーン盤
http://www.unitel.de/ucatalog/opera/derrose2.htm

アマゾンのレビューとか見ると、バイエルン盤の方が分が悪い。僕は圧倒的にバイエルン盤の方が好き。理由はルチア・ポップが出てるから

3さーじょん:2004/04/06(火) 21:40
アマゾンのレビュー
バイエルン盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000E6FT0
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000677GI
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FHG3
ウィーン盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HMBS
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000677GJ

4さーじょん:2004/05/23(日) 23:38
ショルティ指揮、コヴェントガーデン、シュレジンガー演出
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001J0D5W

5さーじょん:2004/05/23(日) 23:40
>>4追加情報
http://wmg.jp/products.asp?albumid=318538

6さーじょん:2004/05/23(日) 23:44
ところで、この作品ってイマイチ触手が伸びるCDがなくてなぁ・・・
苦手なカラヤンが指揮しているのは、キャストが魅力的
ベームのは、キャストがちょっとどうかな・・・
結局、クライバー旧盤DVD以上のものがあるように思えないんだよね

7さーじょん:2004/05/24(月) 20:48
>>4-5のDVD、今朝早く(4時頃)目が覚めてしまったので、一気に観てしまった。
 テ・カナワ(元帥夫人)とボニー(ゾフィー)が、歌・演技ともによかった。ボニーはクライバー&ウィーンのDVDよりも、こちらのほうが出来がいいように思える。ハウエルズのオクタヴィアンは、ちょっとオバサン過ぎてなあ。。。オックス男爵を歌うオーゲ・ハウグラントって人は、観るのも聴くのも初めて。歌・演技とも、5段階評価で4くらいは付けられるんじゃないかしら。
 シュレジンガーの演出は、期待したほどではなかった。第3幕で、舞台の中にさらに宿屋の部屋をつくる、っていう仕掛けが、ちょっと面白いとは思った。こうすると、客席からは部屋の中と部屋につながる廊下の両方が見えるようになる。けど、劇的効果を上げているかどうかは、何とも言えないなあ。

8さーじょん:2004/05/24(月) 20:49
 自伝によると、ショルティはこの作品の指揮に関して、シュトラウス本人から薫陶を受けているらしい。だからといって、クライバー&バイエルンのDVDを超えるものかというと、う〜ん、どうなんでしょ。悪い演奏では、決してないと思うけど、クライバーの跳ね馬ぶりと比べると、ねえ。。。
 やっぱりオクタヴィアンとゾフィーは、ファスベンダーとポップの組合せが好きだな。ファスベンダーの表情といい動きといい、悪戯っ子ぽさがあふれ出ていて、とてもな素敵な「若い騎士」だと思う。特に第二幕、銀のばらの献呈の場面での何とも言えぬ笑顔とか、ゾフィーの耳元で「僕たちふたり・・・」って囁くときの声とか、サーベル振り回してオックスの家来を威嚇する場面のコミカルな動きとか、上げていくとキリがないくらい。
 初めて観たのがクライバー&バイエルンのDVDだったからなあ。これもやっぱり刷込なのかな。。。

9さーじょん:2004/07/04(日) 22:36
E・クライバー指揮54年録音
http://catalogue.deccaclassics.com/catalogue/prodshow.jsp?searchstr=467111
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HMCB
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004XQ8F
カラヤン指揮60年ザルツブルク音楽祭実況録画のビデオ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HBHV
http://www.pleiades.co.jp/s_cross/c2pag800.htm
土日に続けて鑑賞。ともにユリナッチがよかった

10さーじょん:2004/07/12(月) 22:41
11日(日)CD棚組み立てながら、クライバーのウィーン盤DVDを掛けっぱなしに。
画質がとても綺麗なのが嬉しいですね。クルト・モルって上手いなあ
でもどうしてもグルネマンツやザラストロの印象がつきまとっちゃうけどね

11さーじょん:2004/07/16(金) 17:03
ベーム指揮1969年ザルツブルク音楽祭
ウィーン・フィル、ルードヴィヒ(元帥夫人)、トロヤノス(オクタヴィアン)、マティス(ゾフィー)、アダム(オックス男爵)
http://www.deutschegrammophon.com/catalog/product.htms?PRODUCT_NR=4453382
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001GMT
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FI9Y
雑巾2枚縫いながら流し聴き。ルードヴィヒが凛々しくていいですね
アダムも意外とイイ。「これもアリ」と納得させてくれます
ベームの統率力には文句の付けようもない

12さーじょん:2004/07/26(月) 00:18
クレメンス・クラウス指揮、1953年ザルツブルク音楽祭実況録音。ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団。
ライニング(元帥夫人)、デラ・カーサ(オクタヴィアン)、ベーメ(オックス男爵)、ギューデン(ゾフィー)、ペル(ファンニナル)。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000056NUW
 名演だと思う。E・クライバーとはまたひと味違う美しさ。ただいかんせん、音質は良くない。ところどころテープがよれてるような音の乱れもある。

13さーじょん:2004/08/22(日) 03:36
C・クライバー指揮ウィーン盤DVD鑑賞。
 やはり10年の差は大きい!画質・音質は圧倒的にバイエルン盤よりもイイですね。年配二人(元帥夫人、オックス男爵)は、ロットとモルに軍配が挙がる。モルなんかもう余裕!って感じ。オケの美しさ、まとまりの良さもこっちなんだけど、なぜかバイエルン盤のほうが惹かれるものがあるなあ。
 若い二人(オクタヴィアン、ゾフィー)は、バイエルンのほうがはるかに芸達者だし、オケも、何かかなり破天荒な感じがして、ときには暴力的にすら聞こえるんだよね。
 初めて気づいたところ。第3幕、元帥夫人が「いま私は、男性すべてに対して、反感を感じています」という台詞。これでオックスは、オクタヴィアンと元帥夫人が「デキてる」ことを感じ取るんだけど、その場にいたゾフィーもそれを悟って、驚きの表情を見せています。
 これ、よくできてるなあ。というのは、前から「何でゾフィーは、オクタヴィアンと元帥夫人の関係がわかったんだろ?」って思ってたから、「このときゾフィーは気がつきました」って示してくれるのは、ありがたいですね。

14さーじょん:2004/08/23(月) 01:33
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団、1978年ザルツブルク音楽祭実況録音。
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(元帥夫人)、イヴォンヌ・ミントン(オクタヴィアン)、クルト・モル(オックス男爵)、ルチア・ポップ(ゾフィー)、ルチアーノ・パヴァロッティ(歌手)。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005Q6KA
 お目当てはヤノヴィッツの元帥夫人だが、録音自体がくぐもっていて、せっかくの美声が損なわれている。残念ながら、ヤノヴィッツの声は線が細すぎて、元帥夫人には向かないようだ。やはり(シュワルツコップのような)もう少し丸い声のほうが良いということだろう。モルのオックス、このCDでも流石としか言いようがないが、やはり10年経つともっと上手くなってることは、C・クライバーのウィーン盤DVDを観ればわかる。
 意外にも、ドホナーニの指揮が悪くない。もう少し音質の良いCDが出たら、結構評判になるんじゃないかしら?

15さーじょん:2004/09/04(土) 12:53
かの有名なカラヤン指揮1956年録音。Artsリマスター盤
http://www.angelrecords.com/detail.asp?UPCCode=724356760929

16さーじょん:2004/09/04(土) 21:18
>>15のCD鑑賞。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団、1956年録音。
エリーザベト・シュヴァルツコップ(元帥夫人)、クリスタ・ルードヴィヒ(オクタヴィアン)、オットー・エーデルマン(オックス男爵)、テレサ・シュティッヒ・ランダル(ゾフィー)。
 http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/music/7336/1074176301/21とは反対に、シュヴァルツコップとエーデルマン、とくにシュヴァルツコップの存在感が圧倒的です。もちろん名盤と言うべき演奏ですが、>>9のE・クライバー盤と比べてしまうと、カラヤンの指揮が、オケにどう歌わせたいのか見えないところがあります。たとえば、E・クライバー盤には、所謂「ウィーン風グリッサンド」にも恍惚としてしまう美しさがありましたが、カラヤンにはそれは感じられません。
 それにしても、シュヴァルツコップの元帥夫人は凄まじいですね。第1幕後半のモノローグからオクタヴィアンとの二重唱、そして幕切れにかけては、何回もため息が漏れてしまうような、素晴らしい歌唱です。

17さーじょん:2004/12/29(水) 16:51
>>4のDVD、昼飯喰ったり、雑巾二枚縫ったりしながら流す。そういや雑巾縫うときはいつも「ばらの騎士」だなあ。。。
 改めて観ると、テ・カナワ悪くないね〜。とくに、第1幕後半のモノローグからオクタヴィアンとの二重唱、そして幕切れにかけては、感動的だった。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1079183672/7には、「ヤノヴィッツ、ポップより格下」なんて書いた。いまでもその感想には変わらないものの、テ・カナワも一流であることには違いない。ボニーも可愛いなあ。シュレジンガーの演出も、第2幕なんかはバルコニーを効果的に使っていて、なるほど良い感じである。残念ながら、ハウエルズが、演技の面で足を引っ張っている感は否めない。あと、脇役陣の充実ということでは、ほかのヴィジュアルソフトにはかなわないけどね。。。
 オックスの家来に1人「小人」がいた。これはちょっと、趣味が悪いと思う。


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