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イル・トロヴァトーレ

59さーじょん:2011/10/10(月) 14:44:27
 さて演奏。指揮については、ネット上の感想では賛否両論あるようですが、質実剛健という感じがして、僕はかなり好きですね。ドラマが展開するような場面では、テンポを上げすぎて歌手が振り落とされそうになったりもしていましたが、全体としての統率力はなかなかだったと思います。
 そして歌手、最も印象にのこったのは、急きょ代役となった、タマール・イヴェーリです。彼女は、2009年10月の新国立劇場オテロhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1079223444/32-33でも急きょ代役で、素晴らしい歌唱でしたから、相当に地力のある人なんですね。「恋はバラ色の翼にのって」は感動的でした。
 その他の主役陣、マンリーコ、ルナ伯爵、アズチェーナ、そしてフェルランドまで、粗いところもあったことは確かですが、みな十分満足できるものでした。
 そして何よりも、合唱が素晴らしかったですねー。さすが新国立劇場合唱団。改めて、このオペラは合唱が肝なんだなーと確認した次第です。

そして合唱指揮、三澤さんの日記。いつもながらおもしれ〜な〜。
http://cafemdr.web.infoseek.co.jp/RunRun-Dairy/2011-3/MDR-Diary-20111003.html

60さーじょん:2021/02/18(木) 01:20:46
気が付いたら、ずいぶん長い間この作品を聴いていなかった。大好きな作品、だけど「定盤」セラフィン盤とシッパース盤を何回も聴いた所為か、今さら改めて聴く気にはなれなんだ。というワケで久しぶりに新たにCDを購入。ジュリニーニ指揮1984年スタジオ録音。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1417386
http://www.hmv.co.jp/product/detail/140488
https://www.amazon.co.jp/dp/B01KBIFYCY
https://www.amazon.co.jp/dp/B000E0W25C
https://www.amazon.co.jp/dp/B000001G9Y
発売当時から認識はしていた(し抜粋盤は持っていた)けど、全曲通して聴くのは初めて。レビューでは評判イマイチなザンカナロがイイなぁ。あと「テンポの遅さ」は、今となってはそれほど気にならない。やはり(僕が持ってるCDの中では)新しめの録音ということもあって、オケの精緻さも好感持てます。

61さーじょん:2021/02/18(木) 01:22:14
>>59の三澤さんの日記、改めてリンク貼り直し。
https://cafemdr.org/RunRun-Dairy/2011-3/MDR-Diary-20111003.html
「よくぞ言ってくれた!!!」な見事なツッコミwww と同時に、ふと気付いた。トロヴァトーレって、歌舞伎の「通し狂言」じゃん! 「ジプシーの息子、実は伯爵の弟」って、歌舞伎でよくある「○○○実ハ△△△」みたいなモンだし、横恋慕するルナ伯爵は「金閣寺」の松永大膳みたいなモンだし。。。
ただ、歌舞伎の通し狂言だったら、たぶん、結末はこんな感じでしょう。
○レオノーラ、マンリーコを救い出すため、ルナ伯爵の砦に単身乗り込む。
○どういう仕掛けか分からないが、いつの間にか牢獄から出てきたマンリーコと、レオノーラが、ルナ伯爵の手下どもを相手に大立ち回り。
○どこでどう聞きつけたか分からないが、唐突に、何の脈絡もなしに、レオノーラの「上司」である女王が登場、立ち回りを収拾。
○ルナ伯爵は、はじめは「この恨み晴らさで・・・」と大見得を切るが、最後は女王の言うことを聞いて温和しくなる。
○マンリーコとルナ伯爵は、戦場での再会と、そのとき改めて雌雄を決することを約束して「本日はひとまずこれぎりにて」と大団円♪
あ、これ、野田秀樹あたりが歌舞伎に翻案してくれないかな? 「アイーダ歌舞伎」よりはハマると思うんだけどなぁ・・・。

62さーじょん:2022/02/06(日) 00:51:48
2022年1月29日(土)、1月30日(日)、二日間続けて藤原歌劇団公演@東京文化会館、観賞。
粟國淳演出、山下一史指揮、東京フィルハーモニー交響楽団。
※キャストは「29日/30日」
小林厚子/西本真子(レオノーラ)、笛田博昭/村上敏明(マンリーコ)、須藤慎吾/上江隼人(ルナ伯爵)、松原広美/桜井万祐子(アズチェーナ)。
 当初、土曜だけのつもりでしたが、両日とも(普段は即完売の)最安席が取れたので2日間つづけて観賞。大好きな作品、人気もあると思いますが、東京での鑑賞機会は少なくて、僕自身は2011年10月新国立劇場公演以来。10年以上前ですね。
 僕にとって『イル・トロヴァトーレ』という作品は「4人の歌手が、オケの伴奏に乗って、声を張り上げるさまを楽しむ3時間」以上でも以下でもありません。そして今回の公演、とくに1/29はとっても楽しい3時間でした。

63さーじょん:2022/02/06(日) 00:52:49
 顔ぶれを見ると、やはり1/29のほうが声力のつよい歌手が集まった感があり、主役陣4人とも上出来!!! 期待通りだった小林厚子のレオノーラはもちろん、アズチェーナはこの役に相応しいヒステリックさがあったし、男声陣も健闘。1/30もそれなりに良かったのですが、後述するように、マンリーコがブレーキだったかな。
 レオノーラは両日ともに大満足。小林厚子の豊麗に対して、西本真子の清澄、といった感じでしょうか。2日とも「恋はばら色の翼にのって」で落涙してしまった・・・。アズチェーナの声質、コッソットに似た声とシミオナートに似た声という対比があって、ちょっと面白かったですね。
 1/29のマンリーコ、ルナ伯爵、1/30のルナ伯爵、それぞれしっかりした歌声でしたが、残念だったのは1/30のマンリーコ。かなり不調というか不安定で、声がかすれる場面多発。新国立劇場でのジークムントもドン・ホセもちょっとブレーキになってた感もあったしなあ。藤原歌劇団はもう「村上推し」やめた方がよくないか?

64さーじょん:2022/02/06(日) 00:53:40
 指揮はとっても手堅くて、声の饗宴を邪魔していないという意味では好感・・・ですが、SNSでは「指揮者、この作品への愛情がないのでは?」という感想もあって、残念ながら僕もうす〜く同意するんだなあ。。。
 演出にかんしては・・・正直に言いますと「何の感想もない」。
 「ああ、何か舞台装置もあったし、歌手も動いてたから、演奏会形式ではなかったみたいだね〜」という程度。というか僕自身、粟國淳演出で感心したこと一度もないし、なぜ彼に演出を依頼するのか、その意図もまっっっっったく分からないなあ。

65さーじょん:2022/02/06(日) 00:54:43
公演サイト↓
https://www.jof.or.jp/performance/2201_trovatore/
公演概要↓
https://www.jof.or.jp/performance/nrml/2201_trovatore.html
当日の僕の書き込み↓画像のみ
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/2523763144423947

66さーじょん:2022/02/06(日) 00:56:15
舞台裏レポート↓
https://www.jof.or.jp/performance/blog/2201_trovatore/
初日舞台写真↓
https://www.facebook.com/japanoperafoundation/posts/2100229013458180
二日目舞台写真
https://www.facebook.com/japanoperafoundation/posts/2100956660052082


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