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君の知らない救世主物語 『第二幕』
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:
抗いの救世主メシア・エステバン
:2021/01/03(日) 11:11:34
ニセモノの神による生き物の命の認識はこんな情報だった。
「あなた(私の事)がベッドで寝そべりながらネット動画を見つつ、今ボリボリ食っているポテトチップス。」
「それ生き物なんですよ。」
「ポテトチップスの袋を開封する時、バサバサと大きな音がしなかったですか?」
「その大きな音は、生き物が死の直前にあげる断末魔の音なんですよ。」
「ポテトの袋の中身を食べきったら、食べられない部分の袋をゴミ箱にポイ捨てしますよね?」
「それって、動物を殺して食ったあと、食べられない部分の魂を捨てるのと同じ原理なんですよ。」
「生き物は外側(肉や骨などの容器)を食べられて中身(魂)は食べられずに捨てられる。」
「パンやお菓子にスーパーで買ったパック入り食品の命は、中身が食べられて外側(容器)が捨てられる。」
「パンもお菓子だってパック入り食品だって生き物と同じ命です。」
「(開封する時)食べられる時は大きな音を出す。そして必要な部分が食べられて食べられない部分はゴミとして捨てられて再利用される。」
「魚や動物の生き物とて同じ。殺される時に大きな声を出したり激しい動きをする。そして食べられない部分の魂は捨てられて再利用される」
「そういう視点で見ると、あなただって生き物を粗末に残酷(ざんこく)に扱っているじゃありませんか?」
「お菓子だってパンだって飲み物だってビニールで外側が創られて中身が入れられたら命が生まれたという事になるんですよ。」
「そういう認識で命というものを考えてごらんなさい。新しい価値観が見えてきますから。」
とまあ、こんな柔らかな物腰での情報が送られてきた。
創造主の奴らのように上から目線の情報提供ではなかったな。
「命って何だろう?」
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