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赤い夕陽の掲示板
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結局、初めの5分。掴み。これが全て。と、思う。
伊坂幸太郎の、小説で、一番有名なもの。重力ピエロ。場所は仙台。出だし。春が二階から、落ちてきた。なんじゃこりゃ?題名も、書き出しも?意味がわからん。けれど、親子鑑定。dnaとか、はなしは、どんどん複雑になる。ミリオンセラー。何が、人々を惹きつけたか?おいらは、小林旭あにいの作品の、おさらいをしている。渡り鳥シリーズは、そのどれも、特に三作目の、渡り鳥いつまた帰るの、冒頭シーン。佐渡ヶ島に、春の訪れと一緒に、渡り鳥がやって来た。馬車のるり子さんと、少年。馬上は、ギターひとつのAKIRA。道すがらの、三人の会話。もうそれだけで、おかずなし。ご飯が三杯掻きこめる。傑作とは、やはり、掴み。あとは、極端な話。どうでも良くなる。人と人の出会い。犬や猫との出会い。やはり、掴み。第一印象である。小林旭映画の、冒頭シーンで、マカオの竜とか、爆破3秒前。このあたりは、掴みが緩い。もしくは、そこだけで、駄作。が、わかってしまう。おしげねーさんが出てくる、花と怒涛。この冒頭シーン。あの、緊張感や、アキラの唄が素晴らしい。小林旭が、テーマ曲を歌っていない作品は、概して、駄作が多い。みすずあめ教授は、つい、言い切ってしまう。たとえは、キムタク。キムチたくわんでない方。ロンバケ。ラブジェネ。ロンバケの、冒頭は、山口智子の花嫁姿の疾走。ラブジェネは、終電車アウトの、渋谷駅。松たか子が、彼氏から車を放り出される。帰るアテのないキムタクが、声をかけてナンパ。ラブホへ、ゴー。北川悦吏子の、脚本。初めから飛ばして、ナント、日本の三割が、興奮した。AKIRAの渡り鳥。同じく、ゆーじろーとの、週替わりの、封切り。チャンユウ。、アキラ。二手に分かれて、おんなこども。そう、オイラたちが、父ちゃんの肩車で、ワクワク。上映を、こころまち。予告編見るだけで、もう、何にもいらない。きっと、見せて。そう、せがんだ。おやぢの目が、優しく垂れ下がる。子供ごころにも幸せなひとときであった。月光仮面も、幻探偵も、みんなみんな、テーマ曲と、冒頭のシーンで、こころをうばわれてしまった。叔父のいての、茶の間のこたつで見た、少年探偵団。白黒ながら、ハラハラしどおしだった。何が、人の心を掴むのか?まずは、テーマ曲であり、冒頭3分の、シーンである。確かに、初期のギャンブラーシリーズは、クレジット前が暗い。しかし、タイトルが、ドカンと登場すると、タイトルバック。これがすごい。一作目。タイトルが出てる最中に、AKIRAが、すでに爆発している。三作目。AKIRAは、中央東線。茅野から上諏訪に向かう列車から、ホントに飛び降りている。これは、凄い。もっと凄いのは、三匹の野良犬。宇都宮へ、到着寸前の、鬼怒川?荒川?鉄橋で、列車のトイレから、線路に飛び降り。さらに、その橋桁に、ぶら下がってしまう。おいらは、そのころ、そのシーンが、頭にこびりついて、よく、鉄橋に、しがみつく、自分の姿を、なんどもみては、怖い。と言うより、AKIRAの、凄さに感動した。マイトガイ。吹き替えなし。体を張って、綺麗にシャシンに、映える。三匹の野良犬は、オイラの中では、少なくとも。あいつシリーズなどより、格上なのである。川に放り込まれて、ギターと浮かび上がる光景などは、セットのプールがわかってしまったり、廃車寸前のボログルマが、出ると、これはらドカンとやるな。ガキンチョにも、予測ができる、安造りの、小道具、大道具は、斜陽日活の情けなさを、垣間見て、あーあ。その後の展開が、不安になった。当然、AKIRAの、顔つきも、あの、ふてぶてしい、皮肉な笑顔が、遠ざかり、演じていても、女とベッドにいても、上の空。が、感じられるようになる。AKIRA映画の、二度目のピークは、やはり、ギャンブラーシリーズ8本。そして、最後の輝きは、ヤクザ渡り鳥、悪党家業の、頃。もう、どんなに、工夫しても、豪華な、セットとは、無縁の、廃墟、オバケ屋敷風の、ロケが多くて、さらに、血まみれが、リアルになって、大草原の渡り鳥。あたりまでの、拳銃ごっこが、出来ず、ケガ、拷問、殺人が、当たり前の、オイラからすると、低俗な作品が、東映、日活の本筋となる。おいらは、小心者だから、血を見るのは好まない。だから、東映の、ヤクザモノは、まず見ない。せいぜい、トラック野郎が、限界である。大映は、勝新と、江波杏子、田宮二郎で、持っていた。面白かった。悪名。も、女賭博師も、大好きだった。悪名は、原作が素晴らしい。、おんなとばくしは、色気抜きなのが良い。東映の、藤純子も、なかなかだったが、何人も死人が出るのが、嫌だった。007は、優れもので、とくに、ロシアから愛を込めてだけは、何度見ても、見飽きなかった。おいらの、感性は、小学五年位で、止まっている。残酷なシーン。戦争映画。血まみれの抗争劇。きっと、おいらは、南国土佐を後にして。これの、小林旭の、お兄さん役の、特攻隊員の生まれ変わり。もしくは、それに、憑依された、コドモに、違いない。死ぬことが目的で、刷り込まれ、訓練を受けて、覚醒剤打たれて。突っ込んでゆく。仁義なき戦いが、評判になるほど、不愉快になった。そこに、顔色の悪い、テンセイカイ幹部の、小林旭を、見た時。菅原もんたは、その後トラック野郎で、昇華。あきらは、アキラメ。映画の世界から、足を洗う結果。まあ、歌の世界で、チャンピオンに、なったから、めでたい。けれど、スクリーンのAKIRAお兄ちゃんは、ギターを、背負って、夕焼けの空の下を、去っていったまま、帰ってはこない。洋画の名作。シェーンのラスト。カムバックシェーン。坊やの、叫び声が。聞こえる。カムバックAKIRA。カムバック渡り鳥。カムバックスクリーンAKIRA。なのである。だから、ここの管理人さんの、帰ってきた渡り鳥。赤い夕日の掲示板。この、二つのタイトルは、見た瞬間に、オイラの心を掴んで、以来、二十年、ひとときも、管理人さんのAKIRAへの変わらぬ愛をかんじている。これは、すごいことだ。正に、コイエイセイプロデューサーレベルの、掴みの、見事さだ。きょうは、つかみの、お話でした。、ちゃんちゃん。ホンモノのAKIRAファンの皆さん、ごめんなさい。何度も言う。オイラは、AKIRAのファンだけれど、渡サブローの、信者なのである。またね。、
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