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赤い夕陽の掲示板

4806みすずあめ:2021/11/05(金) 09:27:24
福島県のこと。東から、浜通り、中通り、会津。それぞれ、文化が違う。民意も違う。
オイラの、友達が、六年に一度の奇祭の町にいて、そこは、五千年前から、独自の文化や風習をその奇祭にシンボルにしている。そう、山から選んで切り落として、ツノをつけた大木を、何ヶ月もかけて、やまから、さと。谷から、川を潜らせて急坂を命がけで、転がす。甲高い、奇声をはっして、今やハエ取り紙と、ハタキや、蚊帳が、網戸やエアコン、ダイソンに、取って代わられた、オンベというものを振って、揃いの鉢巻とハッピで、長さ20メートルの大木にむらがる。招かれて、連日のご馳走。まさに、酒池肉林。その後大木をは、チンチンのしょうちょうであり、招かれたオイラたちは、ぢもとの婦女子のお肴であった。おもえば、この、標高千メートル、台風の通り道にして、真冬はれいか20度、ドライアイスも、まっつあおな、ごくかんのちで、内輪ばかりでは、ひ弱な、子孫になるから、外から、異種の遺伝子を取り入れるべく、毎年コツコツお金をためては、六年ごとに、外部より、七福神。お客様をまねいては、自分のうちの、目はさるまなこ。口は鰐口と、ほっぺの赤い娘っ子を夜伽に差し出すわけです。ご馳走に、手を出すも出さぬも、それは、それなりに、お好きに。の世界だけれど、調子に乗って、その土地に住み着いて、神よ仏よ奉られれば勝ち組。六年ごとのお祭りに、めどてこ。そういう、御神輿で言えば、先棒担いだら最後、必ず何人か、押しつぶされて、生贄にさせられる。なきあとは、次の、候補があとがまになる。決まって、色っぽいゴケさんができるか、美人のワイフをもつ、外来の婿は、ホントに気をつけないと、足元を掬われちゃう。コワイコワイ、良血の配合で、子孫を繋いできた、この地方の人たちは、ある意味先進的で、後々、製糸、精密を経て情報機器の最先端を突き進む。気立は良く、あっけらかんとした、乾燥した、風土と、ジンキは、オイラの好むところではあったが、オイラにはオイラなりの、生き方にこだわったから、その地の女性と、懇ろに、つまり、先っぽは、いれても、奥の院、子孫繁栄までは、至らなかった思い出もあるのでした。やはり、自分のテリトリーに近いむすめでなくては、オイラ好みのワガママは、通らない。娘の母親に気に入られなくては、成り立たない現実は、京都にいっても、東京でも、痛切に思い知ったわけです。まず、ヒエラルキーと呼ばれる、階層の壁。民意も風俗。風習の壁。よそものゲストとしては、歓迎、重宝されても、根深いところでは、理解し合えない現実に何度も出会い。ふーん。そうなんだ。と、さすらいの果てに、食べ物、習慣の折り合える相手と、やっとのことで、毎日相手と、言いたい放題の、自分が、なんて、幸せなことだろうと。思い知った訳ではございます。手厚いもてなしも、その裏には、順化という、おまけがついてきます。オイラも、相当に、口煩く飼い慣らされております。お相手の、月毎の周期に合わせて、ご機嫌をとるどりょく。それは、それは、涙ぐましいものがありますが、二十二、三の、花の盛りをご馳走になった身には、長生きを、それも、現役で、一粒種の、完成を見るまで、頑張らないで頑張る、そう言う、しがらみの中で、やりたい放題、食べ放題を、抑えて、抑えて、ワガママを小出しにしておるのです。遺伝子の継続。血の繋がりはもとより、文化の継続性、価値観の共有と広がりは、オトコの、そう、子を産むことの叶わない、悲しいオイラたちの、お仕事のひとつだとしんじております。マイトさんも、新富座の、オーナーの、娘に惚れてもらって、バンダイさんの麓で、小原ショー助さんに、なって、土着するのも、おいらなら、やっちまうかもよ。どーですか?寄ってくる繁殖期の娘、おりませぬか?あはぁ。しんどいよね。それも。むふふ。




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