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赤い夕陽の掲示板

4365みすずあめ:2021/03/15(月) 08:59:21
うれしはずかし、みすずあめ。だわさ。
自分の、数奇な運命と、アキラ兄ィの波乱万丈な、人生を照らし合わせながら、続-ウエル魂を、みますた。彼のデビュー作の続編。ちょうど、日活100年の年、この頃は、例のチャンネル猫全盛の頃。そう、あの、かつらおやぢの、きみまろやら、2時間サスペンスで、お茶を濁して生き延びようとしている、現在とは大違いの、視聴者サービス満杯の頃だわさ。前作が、小林旭誕生日の、産声。うえるたましい。戦争が終わって、10年。衣食住の、心配のうちの、食と衣は、足りて住まいはテッコンキンクりーとの、2DK団地サイズ。都下、多摩川の丘には、思いっきり馬鹿でかい団地群が出来始めました。雨後の筍のごとく、その流れは地方に及び、長崎の軍艦島、三菱炭鉱なんかは、最先端のセメントビル。飲屋街、学校はもとより、封切りの映画館まで、完備。ところが、国の石炭から、石油エネルギーへの転換政策で、九州北部も、北海道も凋落してゆく。最後の輝きのころでしたね。映画界も、新しい刺激を求めて、堀久作社長。エモリセンムは、日活の文芸路線に、カツを入れるべく、ニューフェースの発掘に勤め始めますた。うえるたましいは、丹羽文雄の、メロメロドラマ。主人公は、南田洋子、とごうまんぢぢい。三橋達也が、モテ男。一方で、大坂志郎と、轟夕起子の愛人役。理解のある長男息子が小林旭。こういう、学生服のアキラは、白黒映画でしばらく続く。内容は、ドロドロぐちゃぐちゃに、男女のおもわくやらの、ジャブがひたすら続いて、使う、急行は、一等車。飛行機は、ゆったりの特別席。小杉勇と三橋達也の、マネーゲームに、薬師寺なら、京都伊勢志摩のロードムービー。カラーだったらどんなにか、うつくしかったろうね。この頃の、法隆寺、薬師寺あたりは、一面の田んぼ。おいらの、修学旅行のときも、まあ、あのくらいのんびりしてたわさ。かきくへば、かねがなるなり法隆寺。芋くへば、おならなるなり永平寺ってねー。特に、真珠の指輪の、くだりは、英虞湾名物、銀座田崎真珠店のCM
?.うちの、おっかあも、浅草松屋の階段脇で、真珠貝の、なかから、真珠とりだす、出店が英虞湾からとか言って来ていて、そういう催しに、乗りの良いおやぢが、ひと奮発して、でかそうなあこや貝から、銀のへらで、でかい真珠とり出させて、その場で、指輪作ってもらって、お袋はそうとう嬉しかったらしく、おやぢがなくなったあとも、大切に左指にはめては、よそ行きの着物着て嬉しそうにおでかけしていましたっけ。その指輪、温泉に浸かったら辛くなったので、おやぢか、友達のメッキ屋さんに頼んで、金の指輪に仕立ててくれたときも、その気遣いが嬉しかったと見えて、後にぢがねの、銀が見えて来ても愛おしそうにしてますた。おいらが大学がおわって、社会に出たら、日本中を連れて歩く約束したもんだから、北海道九州、沖縄、四国。ひととおり、アキラ兄ィの、渡り鳥の行程をなぞった後は、波濤をこえて、香港マカオに、つれてきますた。そこで、みどり色の宝石。指輪にこさえてもらってからは、魔除けとか言って、死ぬまではめてましたっけ。なにやら、魔除けの石で、エメラルドとか、メノウとか、ガーネットとか?例の浅草六区のアーケード脇で、倒産した万年筆、泥から取り出して、ボロ切れで磨いて、これは、かのモンブランひ匹敵する性能とか言って、その口上に、乗せられて、つい一本買ってしまう、あのおやぢの遺伝子、きっちりおいらも受け継いで、香具師の、皆さんの、生活扶助のために、安物買いの、銭失いを、繰り返して、ここまできちゃいますた。マカオでは、純金のねっくれす、免税免税とおだてられ、これは、その頃付き合い始めた嬢王さまに、ジャスミンの、香水と一緒にネックレス、お土産にしたら、一気に、いい思いさせいいだだきますたっけ。笑。ねこにこばんとかつおぶし、めこに香水ねっくれす。まあ、いまでは、通用しないような、めこには、諭吉とえーいち、再来年から?。なんだってさ。今の彼女にゃ、きんぎんだいやよりは、健康と諭吉、なんだそうで、まあ、無い物ねだりも甚だしいよねー。て、ゆうわけで、うえるたましい。続うえるたましい。は、駄作。でもさ、日活の焦りもよくわかる、黎明期の、そう、マイトガイアキラ、誕生の、受胎、妊娠期と、思えば、ルリ子との、絶唱やら、女を忘れろ。の、伏線としては、金子信夫さんの、扮装とやくまわりがおもしろいのと、南田洋子さんて、当時の日活の大スターだったことがよくわかるいみでは、傑作なのかもしれないニャア。お、はおもいますた。南国土佐を後にしででも、南田洋子さんのやくまわりは、なかなか意味深で、うたは、ペギー葉山さん、アキラ兄ィは、ムショ帰りのギャンブラー。ここでも、金子のぶおさんは、面白いやくまわり。のちの、こーもんさま、西村晃さんが、抜群のやくまわりでした。小林旭と、金子のぶおさんは、仁義なきたたかい、あたりまでも、すれ違いながら、共演されていて、ホントにおいらは、金子のぶおさんとか、白木万理さんとか、宍戸ジョーさんの、ファンであって、アキラ兄ィは、実のところ、ここの管理人さんに差し上げても、いいくらいのひとなのかもしれましぇん。笑。でもね、宍戸ジョーさんに限っては、アキラあってのジョーだった。ルリ子さんも、アキラあってのルナさんだった。アキラのいない、映画での、ルリ子とジョーは、やはり、心もとなげで、寅さんの愛人化しても、ユージローに抱かれても、なんか、うわの空が感じられる映画ら、哀愁に満ちていたと、勝手に思ってます。息の合った、仕事仲間って、最高だ。それが、渡り鳥シリーズ、流れ者シリーズで、あの、マンネリ感こそが、あの、ありえない和製ミュージカル、こそが、小林信彦氏のいう、日本の喜劇人の、代表としての小林旭であったと、今でもおもいつっけいおりますです。はい。




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