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タクトの世界

172タクト:2008/04/03(木) 14:33:05
ラドミル・エリシュカ
どうしても、気になる公演があります。
今年77歳となったチェコの指揮者、ラドミル・エリシュカが見参します。
じつは私もこの指揮者をじかに聴いたことはありません。
でも、‘予感”がするのです。
すごい演奏会になるのではないかと。

エリシュカは共産政権時代は西側に殆ど出られなかったため、国際的にはまったく無名の指揮者でした。、
日本には2006年12月に札幌交響楽団にきました。
札響では2日連続の定期公演を指揮しましたが、初日はガラガラだったにもかかわらず、2日目はクチコミで聴衆が殺到してチケットが完売したそうです。
直接演奏会に接した人の話だと、
「とにかく凄かった。札響の能力を十二分に引き出したダイナミックかつ暖かい演奏を聴いて、その偉大なる存在感に驚嘆した」
楽員の支持も絶大だったらしく、札響は首席客演指揮者のポストを用意、この4月に就任披露演奏会が札幌で開催されます。
(参考情報:http://www.janacek-jp.org/

そのエリシュカさんが、札響の公演に先立って4月5日(土)に東京デビューを果たします。
この日はシュナイトさんの公演もあるのですが、ぼくはこの‘予感”を信じて今回だけは「エリシュカ」をじかに感じて見ようと思います。
曲目には、ぼくの大好きなヤナーチェクの組曲「利口な女狐の物語」もラインアップされています。
自分の著書には必ず絶賛して紹介する、隠れた名曲です。
後半は大人気曲のチャイコフスキー(今回の東京のオペラの森は、チャイコフスキーがテーマだからでしょう)の交響曲第5番です。
演奏は円熟期にある東京都交響楽団です。

公演の詳細は次の通りです。

日時: 4月5日(土)14:00開演(13:15開場)
会場: 東京藝術大学奏楽堂
    http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/access.html
指揮: ラドミル・エリシュカ
演奏: 東京都交響楽団
曲目: ドヴォルザーク:交響詩「野鳩」 op.110
    ヤナーチェク(ターリッヒ編曲):組曲「利口な女狐の物語」
    チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 op.64
入場料:3000円(全席指定)

春の休日ですから、上野の森で散り際の桜の粉雪を肩にかけて、東博で「国宝薬師寺展」で色っぽい日光・月光菩薩を拝んで、エリシュカ&都響を感じてみてはいかがでしょうか。

「おおっ、なんと贅沢な一日」

近々、音楽業界はこういう言葉が飛び交うのではないでしょうか。

「きみは、もうエリシュカを見たか?」




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