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w-inds.本音場 part.38
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。それも一人で。時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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まだこういう場あるんだね
ツイッターだとタグ追ったりしてもなかなかスッと共感できなくて。このままファン友達とも疎遠になりそうだし、もやもやが吐き出せない
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DA PUMPオリコン一位らしいな
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売上は今までと変わんない
ジャニ秋元ケーポアニソンが無いから取れた1位
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2.2万枚か
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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>>76
なににモヤモヤしてるの?
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過疎ってるねー、誰かいないの?
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点呼ー!
1ノシ
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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>>81
314は結構ピュアな気持ちで観れた気がしたんだけど、2人にこの先やる気があっても事務所は当てにならないし
自分もここ数年は惰性で応援してただけだったかなとか いっそ離れられたらいいんだけど
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龍一いるー?龍一は精神薬飲んでるの?
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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スティックコーヒーなう。旨い!
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>>85
w-inds.はアイドルとして売れにいくっていう戦略からとっくの昔に外れてしまったのもあるし、事務所も事務所で若手やDAPUMP大知が旬なのもあってそっちのが大事だし、今更w-inds.を猛プッシュするような事もしないだろうしねー余程のことがない限り。
私はw-inds.が今も続いてるのが奇跡に近いのが面白くてこれから先も応援するだろうけど、また日本の芸能界で大スターになれるはずだ!ってw-inds.に対して期待値高すぎるファンは自然とフェードアウトしてくだろうね。人それぞれやな。
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離れちゃう時って離れちゃうよね。
情報すら一切追わなくなる自分になってくかんじ。
離れた時期あるから分かるけど。
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Mステに出れれば少しはいい風吹くとおもう
この間シッキンがでててびっくりしたのだけど
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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w-inds.はアーティストだからテレビに出ない方針なんだよな
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>>85
ピュアな気持ちで見られたなら新生w-inds.を応援してあげればいいんじゃない?インスタライブで25周年は難しいかもしれないけどって言ってたし応援できなくなってから後悔しても遅いと思うよ
私は314見て自分が好きだったw-inds.はもういないって悲しかったけどかっこいいと思えるところもあったから新生w-inds.もゆるく追うつもり
惰性かもしれないけど正直そこまで多くの活動があるわけじゃないぶん追いやすいし
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いつまでもw-inds.が現役で活動してくれるとも限らないしね。
あの事務所にいる限りw-inds.自体無くならないとは思うけど、事実上の活動休止になる日はそう遠くないと思う。
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>>94
つり乙
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おがたーだったなら惰性になっちゃいそうよね
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パンツ1週間履いてたらベチョベチョになった、臭い。皆は毎日パンツ履き替えてる?
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
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いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
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夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
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帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
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「今誰かがいます、怖いです」
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「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
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俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
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先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
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「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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>>107龍一?精神薬?
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
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時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
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「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
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男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
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先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
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そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
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明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
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幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
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カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
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すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
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だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
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「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
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「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
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一応その日も同じように家まで送った。
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それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
-
当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
-
こいつ生きてる価値ないよな
-
長文指輪婆?w
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>>124だよな死ねよって感じ
-
>>125長文はw-inds.ファンじゃない、2ちゃんねるから流れ着いた一般人、w-inds.ファンに嫌がらせしてる、一般人。したらば見つけやがって
-
学生の時にさ、最初はウザくてみんなで拒否したり嫌な顔向けたりしてたけど、段々慣れてきて、いてもいなくても関係なく会話が進む空気みたいな人いなかった?
長文ってそんな感じよね
-
したらばはファンの巣窟。長文はファンでもなんでもない。たまたましたらばを見つけて嫌がらせをしてるってとこだろ
-
ファンでしょ
いい感じにレス続いたとき急に長文収まるじゃん
あと、呼ぶとすぐ長文書いてくるし
-
ちょっと呼んでみるか
長文〜
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ここの住民弄って遊んでる婆だろどーせ
-
羽生 赤字
-
赤字なつかし
-
かまってくれないと暴れてるイマゲ
ここ作った人いたらレス削除してもらえるのにね
-
>>135
出禁にしてもらいたいんだが
-
父、まじ死んでくれないかなー、69才だしそろそろ死ぬかな?片目は失明してるし。失明してても仕事はドライバーw底辺w
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>>137
それ本当ならクズ
失明してるのにドライバーはひどい
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>>138本当。ドライバー歴約50年だからね。調理師免許あるが調理じゃ食ってけないから
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>>136
したらば自体には出禁頼めないのかな?
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今日の徹子の部屋にあいみょん出る!見よう。
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NissyのGet you backかっこよくね?
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
-
>>143
おっせーんだよこの無能が
お手って言われたらすぐ出すのがお前の取り柄だろうが
-
ここまで粘着質に荒らし続ける原動力は一体なんなんだろうね
-
当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
-
当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
-
なんにせよファンでしょこの嫌がらせ
嫌になるわー
-
>>148こんなんファンちゃうやろ。一般人がw-inds.したらばをたまたま見つけて嫌がらせしてるだけ。嫌がらせしてるのが快感なんだろう。w-inds.も知らなそうw
-
>>149
ファンといえど未だにあたおかなキモい奴それなりにネットで見るからなんとも言えない。
人が不快になってる姿見て楽しむってのはその不快になってる対象に対して何らかな興味が多少あるからでしょ?
w-inds.も w-inds.のファンも全く興味ないやつがここまで粘着するか?
主婦なのか生活保護受給者なのか知らんけどどんだけ暇なのよ
ここ煽られ負けしそうになるとアンチになりすますキモいファンだらけだし余計にファン疑う。
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
-
>>150粘着するのか?か。そこが知りたいな
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長文どーせ糖質じゃないの?
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ま、1つ言える事は長文は無駄な時間を費やしてるんやなw可哀想にw
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>>152
クソスレ潰せとか言っときながらここにへばりついてる信者もまだいるしね
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>>153呼んだ?私じゃないよ。長文みたく面倒な事なんかしない。
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>>156
お前いつもいるから怪しいんだよなーw
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>>157いつもいるけど違うよw長文貼り付けるなんて面倒な事なんかしない。
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なんでファンクラブ限定なんだよアホか
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慶太といたらほんと疲れそうだな
-
>>159
予算の問題だろ
-
配信ライブの視聴者、少なかったんだろうね
-
FC限定分円盤作れたってことはあのオンラインライブ収益自体はそこまで悪くなかったのな
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費用対効果の予測抜きで商品つくるほどあの事務所も馬鹿じゃないだろうしな
-
Leadでさえ一般発売してるのにw-inds.はFC限定か
配信チケの大半がFC経由だったとかかな
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動画も画像も多分送られたの全部流したよね
-
会員増やすためだろうけどもう会員になるようなファンしかいらないってことだよね
-
もしオンラインショーの客の殆どがFC会員だったのならそりゃ一般向け用で特典無しな円盤を売っても赤字になりかねないわな
だからFC限定なのかな
-
何何?オンラインショーのDVD発売されるの?FC会員だけに??って事でおけ?
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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>>169
そそ
まだ会員でない方もお手続きで〜って誘導してる
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>>171マジンガー!FC会員だけじゃ売れないだろ!一般だって欲しい人いるだろ!DVDの為にFCなんか入らないだろ!
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そういえば掲示板って絵文字使っちゃ駄目なの?絵文字使ってる人いないよね。文字化けするとか?
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>>168
それも考えられるし、結局会員増えないときつくなってくのは本人達だろうからな
今各メディアで新生w-inds.が話題にちょびっと上がってるタイミングだからこそ、こういう戦略はチャンスなんじゃないの?知らんけど
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