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w-inds.本音場 part.38
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。それも一人で。時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
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糖質の本音場 part.38
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糖質よ、いるんだろ と。
ここにいるのは全員w-inds.ファンのはずだし、ファン以外いるはずないんだ…
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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私、西ヲタ〜
ニッシーヴィトン似合ってた!
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>>4
なんで西ヲタさんがここに張り付いてんの?
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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オンラインlive
黒スーツの涼平かっこよすぎる☆
TRIALとかも歌声よかったなぁ〜
この円盤ならきれいな歌声いっぱい聴けて欲しいかも
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ツイで見たけど、駅の広告とかCDショップのw-inds.コーナーとか凄かったんだね
昔なら見に行ってたが(´・ω・`)
いまだに渋谷TSUTAYAとかあんなにコーナー作ってくれてんだな
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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東京から静岡って遠い?外来で月1通わなきゃー↓
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>>10精神科!?
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>>5昔ウィンズファンだった。
今は、違うけど
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>>8
駅の広告ってファンの有志で集めたんでしょ?
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>>11うん。
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>>11よくわかったね?
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>>13
しばらくw-inds.を全然チェックしてなかったから
そんな企画やってるのを知らなかったよw(よく分かってない←)
涼平くん見に行ってくれてる!とか見て知って、こんなのあったのかすごいなとw
オンラインliveの前に、涼平こういうの撮ってくれたり昔から優しいなぁとなったわ
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w-inds.は最初から314オンラインにしててよかったね
コロナでライブとかまた中止になったり見通しつかないし
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皆、ベストアルバム買った?
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>>18
買わないよ
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>>19なぜ買わないの?
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駅の広告ツイ視野して来た
あんな企画してたの全然知らなかったすごいね
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裏門Lead板にいた美奈ちぃ元気かな?涼ちゃんもいた。男みたいな遼もいた。Lead東京駅お迎えで涼に喧嘩ふっかけたw若かったなw
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Leadゼベックも毎週行ってたな。懐かしい。有楽町。一緒に行ってた麻衣子元気かな?
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
-
当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
-
当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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皆、地震、大丈夫?
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こわいよー(´;ω;`)
なんなん最近
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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>>28地震最近多いよね。
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w-inds.のデビュー節目の年って何かと災害多い
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>>31、2011.311は10周年、東日本大震災。
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>>32 2016年の15周年のときは熊本地震
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>>31
初のw-inds.フェスは直前に西日本豪雨
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>>33熊本地震?知らないな。
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>>35
マジで?
w-inds.も行ったことある熊本城の外壁かも壊れてたよ
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2001年アメリカ同時多発テロ
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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>>20 なぜ糖質なの?
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>>36熊本城行った事あるんだ?外壁壊れてたんだ全く知らない。
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>>37、2001年なんだー、、
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>>39知らん!5分診察しただけで糖質って言われた。糖質じゃないんじゃないかって思うわ。5分じゃ、やぶだよな。
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>>42 いいえ、糖質よあなたは
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>>43なぜ?
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今ベストアルバム聞いてるんたけどLetsgetitonって下痢オンって聞こえない?
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BoomWordUpって、ぶんわだって言うの?
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BeautifulNowかなりいいが、まさか慶太作詞作曲?
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ベストアルバムDisc1とDisc4しかいいのないな。他は知らない曲ばかり。
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disk4にわたすが好きな曲1曲も入ってない
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ここは専用にいた人も残ってるの?
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>>49ラブトレイン好き!
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>>49武道館でラブトレイン歌った時アリーナにいたんだけど龍一が指差ししてくれた!
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>>50裏門、専用にいたよ!
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ビコーズオブユーでCDTV出て歌ってるときに、慶太、目の下ピクピクってなったの覚えてない?ストレスだな
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>>49ナイトフライト夜間飛行もなかなかいいよ
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>>51>>55
いやいや蝉時雨が一番だよ\(^o^)/
あとは勿忘草とカラーミーかな
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>>49Dedicatedtoyouは死んだ婆ちゃんを思い出す。悲しい。
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>>56カラーミーいいね。蝉時雨もいい。勿忘草知らない、どのアルバムに入ってる?
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>>49ThisTime願いもいいよ
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>>58
勿忘草はカップリングだね
どれかは忘れた自分で調べてみて
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Disc4のw-inds.クルーセレクションっていつ投票あった?投票した?
インフィニティ投票したかった
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当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。
俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。
それも一人で。
時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて・・・・・・もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」
なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。
「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。
一応その日も同じように家まで送った。
彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。
夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。
幽霊みたいでギョッとした。
「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです・・・・・・」
上から。
そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。
帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。
その晩さっそくメールがあった。
「今誰かがいます、怖いです」
「先輩は家ですか?もし今バイト先だったら、ちょっと私の家の前まで来てもらえませんか?」
「電話してもいいですか」
たてつづけにメールがきて、途中になんとか一回「いま家だよ」と返事ができた。
すぐに着信があった。
ひそめた声で、もしもしとなんとか聞こえる。
「帰ってるってバレるのが怖くて、昼から一度も電気つけてないんです」
そのときは夜の0時だった。
「そうしたら、隣のマンションの電気で、カーテンの向こうが明るくて、影が」
そこまで言って黙る。
泣いているみたいだった。
「やっぱりベランダにいるんです。それに、なにか言ってるんです・・・たぶん、『いるんだろ』って・・・・・・」
ぶつ切れで話されるので、なんて言っているのかよくわからなくて、何度か聞き返した。
彼女はベッドの頭側の装飾板の陰に隠れているそうだ。
窓からはたぶん姿が見えない。
隠れているベッドの装飾は穴が少しあいていて、なにか感じた彼女がその穴から窓の方を覗いたそうだ。
カーテンには大きな男の影がかかっていた。
ほとんど窓にぴったりくっついているくらい、影はくっきりしているそうだ。
驚いて壁に肘をぶつけると、その後からぼそぼそ声が聞こえたのだという。
「いるんだろ」と。
その声が聞こえているんだから、この電話の声も影の男に少しは聞こえているかもしれない。
でもベッドの陰から出ていくのが怖くて、男が諦めるのを待っていると言う。
「先輩、お願いです、助けてください・・・。うちの前に来て、人影がいたら、警察に電話してくれませんか?もう家族も信じてくれないんです、覗かれてるって」
すごく必死な訴えに、俺はわかったと言って電話を切った。
それから頃合いを見計らって、「見に行ったけど、誰もいなかったよ。今ならリビングに移動できるよ」とメールを送った。
見に行かなかった。
でも、本当に誰もいるはずがない。
彼女の部屋のベランダには、木を登ったって入れっこない。
屋根と一緒で、堂々とはしごでも使わなきゃ無理だ。
だってストーカーしてたのは俺なんだけど、もう彼女に興味なくなって家にいたし。
いたとしたら、きっと人間じゃないと思う。
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タワーレコード新宿でベストアルバム買ったらレジの赤いシャドウしてる女の子にw-inds.20周年おめでとうございますって言われた!嬉しかった!パネル抽選券も貰った当たれ。サイン入りレシートも貰った!
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>>63ポストカードも付いてたが、いらない、、
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辻バカブログ見てる人いる?下らないから見たくないんだが寝る前に見るのが習慣化してしまった
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>>65
ちゃんと糖質の薬のめ
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>>66一応飲んでる。尻に注射もしてる。1ヶ月持つ注射らしい。
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ベイビーメイビーとナイトフライトとディナイって繋がってるの?
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>>68ナイトフライトにベイビーメイビーって歌詞がある。
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>>68Disc4にディナイが入ってれば完璧だったのに入ってないね。残念
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>>68 三部作だって昔雑誌で言ってたと思う
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>>71浜崎あゆみみたいだな三部作って
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私ディナイ好きじゃない
三部目はより戻してハピエンが良かった何で別の人好きになっとんねーーん!
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>>73ディナイってどんなストーリーなの?
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