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全日本合唱コンクール5
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JCA全国高B@WEB
幕張総合
G4 「Vocalise」「風のうた」
◯専松、埼玉栄、叡明という大編成の混声合唱を打ち破ってきた幕総。伊藤先生の曲作りは匠の域に達する。ピアノの椅子の雑音のFisをも観客の脳裡に留め置き、G4のピアノのFis音に繋げる。そんな偶然の産物さえも意図的なのでは、と勘ぐってしまう。今回は最早、中学生のレパートリーになりつつ三宅作品だが大きなディナーミクで、大作を聴いた充実感。
郡山
G2 「でも、だめ」「やさしさは愛じゃない」
◯課題曲は宗教曲の不来方。世俗曲の郡山。これはここ数年変わらず。泡を食った?ような発語が残念ではある。感動はしないが感心するという演奏。色々な表現の工夫が見られる。それに女声の声の伸びは半端ねえっす。
不来方
G1 「Haj,ifjusag!」「Ejszaka」「Reggel」
◯村松先生がいなくても、個人の能力だけでリゲティの自由曲くらいは歌える。そんなの、他の学校から見ればウルトラC級でも不来方ならば驚かない。しかしG1を聴くとやはり村松先生の音楽じゃないな、と実感した。G1の名演、山宮先生の県千葉と比較すると、カチッカチッとしたドイツらしい曲想で聴かせた県千葉に対し、新生不来方は平坦。県千葉超えのG1とはならかった。
鹿児島
G4 「永訣の朝」
◯ここまでのどんな混声とも違う。若さ、爽やかさ、初々しさ。最もバランスの良いブレンドを感じさせる。子音△、高音のミスもそれを上回る上質な音色。
浦和一女
F3 「会うー手紙ー川」
◯埼玉の女子校はよく似た声質を持つ。松女、星野…。30年前一世を風靡した安女とは大分異なる音色だが、「女に」には寧ろこの声の方がよく合う。F3は速いテンポで、後半わざと?乱れて寝オチ。象徴的でコミカルな伴奏、B.O.で歌う主旋律は一篇の恋愛小説。
西城陽
G4 「野ざらしを心に風のしむ身哉」「山も庭も動きいるるや夏座敷」「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」
◯5年前くらいの委嘱作品か。作曲は湯浅譲二。字面を眺めても殺風景な和歌だが。湯浅が旋律を加えることで、色彩が加わる。日本人ならば容易に想像出来る心の故郷。
会津
G4 「夢の潟湖」
◯冒頭、子音△、音程△から中盤になると本領発揮。会津高校シンフォニック"パワー"ボイス。詩に寄り添いつつ音楽に寄り添いつつ、しかし決して没入することはない。適度な距離感を保ち音楽を奏でる。宮本の委嘱曲もこれがまた良い。
松山女子
F2 「神々の母に捧げる詩」
◯Nコンの大トリが黒セーラーなら、JCAの大トリは白セーラーや。合唱という固定概念をぶち壊せるのは松女しかない。信長の自由曲は今までで一番大人しいかな。もっとはっちゃければいいのに。
会津>松女>浦和一女>郡山>不来方>幕総>鹿児島>妻中>西城陽
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