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関東の合唱

1管理人★:2012/03/27(火) 14:31:54
語りましょう。

237名無しの足跡:2024/03/09(土) 17:50:43 ID:ExMSQOeI
KVEC高@宇都宮市文化会館

華美な装飾もなくセメント材の側面・天井が聴衆の邪魔をしない。音楽に純粋に集中できる名ホール。

千葉女子「ねんね根来の」「序」「涙」
◯合唱を通してひとりの母の様々な表情を見せた。Sopは瑞々しさが魅力の若い母を…Altはたくましく子を育てる母を。静かな曲調の3曲だが、最後は明るく締めくくる。

山梨英和「Ubi Caritas」「Regina coeli」
◯上下の往復旋律が、グレゴリオ聖歌のようなイエイロの1曲目。旋律と逆行旋律の掛け合いの見事なブラームスの2曲目。若干の乱れ。

清泉「悲しみは」「Alleluia」
◯この世のものとは思えない非日常的な美頭声と、谷川俊太郎の日常的な風景がミスマッチ。ジェンジェシの2曲目は抑制が利いた合唱だが、内に秘めたる、隠しきれぬ喜び。Perfect

大田原女子「Petites voix」から
◯ここの頭声も素晴らしい。良質な合唱だが、関東レベルで並べて聴くと、若干の乱れが…。

新潟「薔薇」「逝く夏の歌」
◯"沈黙"の色香かおる薔薇の花瓶の前で(1曲目)、私は、海?について語ろう(2曲目)。有名な2曲目は、ヴォカリーズで歪めた曲想。変化をつける。

栃木女子「鎮魂歌」
◯能登そして3.11(明後日)に被災した魂を呼び起こし…。大地の母のもとへ…。そして輪廻転生を促す…。合掌。ミュージックコンクリートというか、西村朗のこの手の曲は表現者としての自立が問われる。昨年今年と栃女の成長著しい。

浦和一女C「Sanctus」「Lux aeterna」
◯埼玉SVECから表現を変えたか。昨年JCAの課題曲がF2だったか。記憶が定かじゃないが。このF2ならベストF2と評価しただろう。曲の緻密な分析力◎。クァーテル?の2曲目も、音符の長短で歌い方の変化◎。

韮山「きみがため春の野に出でて若菜つむ」
◯平安時代の野原に舞い降りたような妖艶な和歌の調べが、ふと気がつくと現代の口語調になってる。最後の「あなたに♪」の愛に満ちた和音。素敵。

渋川女子「Teli alkony」「Ne felj!」「Jo szanut , jo fejsze」
◯最近コチャール聴きすぎで少し拒否反応示し始めたが。1曲目の夜に引きずり込む下降音型や、2曲目の収斂→3曲目のリフレインからの盛り上がりが◎。でもちょっと飽きつつある。

専修大松戸A「Zai itxoiten」「白鳥」
◯ブストーの1曲目が発声練習になってる。繰り返される旋律で次第に良い声…。高嶋の2曲目は専松にしか出せない音色。ひなびた艶やかさというか。夕方の気だるい風景を色濃く描く。

埼玉栄「Ascendo」
◯各soloをなくしたか。美旋律、祭祀的な合唱。それに挟まれるのがAscendo(上昇音)。冒頭に乱れがあったが、全体的に良い。

川越東「甃のうへ」「鐘鳴りぬ」
◯声変わりもしたばかりの、まだ年端のいかぬ子どもじゃないか。こんな子どもを戦争に駆り立てるな。そんな感じ。

甲斐清和「El Grillo」「El Hambo」
◯変化球。しかしナックルカーブのような変化球を投げる。語尾を極端に弱くしたり、突然ふざけた童声になったり、正統派とは言い難い気をてらった表現。しかしそれが可愛らしい。あざとさとチャームの境界線。ウネウネとスイング2曲目マンテヤルビー。

松山女子「チギシーの救世主のもとで」「雲は雲のままに流れ」「Jubilate Deo」
◯吉田先生不在。曲順を替えたのも萎縮を恐れたか。女王らしいオーラが欲しい。1曲目はストラビンスキーらしきリズム音楽が一瞬だけ聴こえた。2,3曲目もいいのだが、ただ歌うだけでは…。

浦和「春」「さすらいの途上だったら」
◯和音の色彩、1曲目「じゆびれえしよん」。過去の自分を捨て海を越えて旅立つ男、2曲目山下作品。哀愁漂う男の後姿。

相模原中教「ネロ」
◯天才Sop&Boy Mezと…その仲間たち。昨年相模女子大グリーンホールを爆音で鳴らした二人は健在。末楽しみ…。

八千代松蔭「O filii et filiae」「Ubi Caritas」
◯重厚ハモリ付き旋律をSopからAltへ受け流す。1曲目アントニーニ。グレゴリオ聖歌らしきユニゾン→男女オクターブ→tutti→展開…2曲目。超丁寧な音楽解釈。

高田「さびしいと思ってしまう」「やさしさは愛じゃない」
◯寂しいなんて言葉が無ければこんな感情は起こり得ない。嫌われるのが怖いだけ?そんな優しさは愛じゃない。やや乱れ。

宇都宮中央「春の苑」「君待つと」「天の火」
◯雅楽のような音響、1曲目。TVEC(栃木)と同じ演奏は出来んか。ややミスの連鎖。惜しい。

敬和「Viragsirato」「Dies Irae」
◯花の哀歌といいながら明確な旋律が存在しない1曲目とこれまた難解そうな周藤作品の2曲目。音響的には面白いが…音程#♭安定せず。

238名無しの足跡:2024/03/09(土) 17:51:43 ID:ExMSQOeI
星野A「Jo szanut , jo feisze」「Cosy Cat Nap」「Cat」
◯硬めな地声ベースでユニークな音質。だがコチャール症候群の私には怪しげな上下進行は、全てが同じに聴こえる。Bチームを待とう。

星野B「Csili-Csali notak」
◯声の幼さから星野の下級生チームに思われるが、音楽センスの高さ、一人一人の主体性を評価した。松女がやったようなゴーストボイスも用い、ハンガリーのわらべうた?をキャッチーなスタッカートな主題に変化させ展開した。このコチャールなら聴ける。スロウな部分では相変わらずコチャール節が炸裂してたが…。

水戸第二「Sanctus」「Laudate Dominum」
◯カンパニーニの楽しいSanctus。旋律の最後の音で転調したり…水戸第二も自然な展開で◎。♭な音程も美頭声で大きく挽回。

茨城キリスト「Pastourettes」「La Tour d'amour」
◯ここも佐賀女子のような深い頭声。発語、音程ともに△もサウンド感がいい。例えばシュミットの1曲目ではAltの旋律が複雑怪奇なんだけど、これがピタリとはまる。恰かもパズルのピースのように…。今年楽しみな学校のひとつ。

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