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東京都の合唱
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Ｎの中学都本選行ってきた。
さすがに予選を通過した学校だけあって聴きごたえのある一日だった。
だが豊島と鶴二が勝ち抜けて残り一枚の切符を3校が争うという構図は去年と全く一緒。
今年は妻中が雪辱を果たした。
以下、全てではないが各校の個人的感想
金賞
妻中：アルトよし。全体のバランスも良かったし、課題曲、自由曲の出来不出来の差も
少なかった。子音を立てるあの独特な歌唱法も選曲にあっていたようだ。
豊島岡：他の女声と響きが全く違う。各パートが明確にクリアーに聴こえ、強弱の変化も巧み。
自由曲もお得意の抒情的な曲でしっかり聴かせた。
鶴二：去年の「湯かむり唄」の印象が鮮烈なだけに、自由曲が注目だったが、
乗りのいい曲で会場の空気をもっていった。歌唱力はもちろん素晴らしいんだが、
ここは、そういう作戦がうまいと思う。
銀賞：
府中四：去年の金賞校に恥じない演奏だった。
癖のある男声もかなり矯正されていたし、自由曲も振りつきで楽しめた。
ただこの曲、審査員によってかなり評価が割れたんじゃないか。
国分寺三：男声にもっと深みがほしい。自由曲はハーモニーもきれいで細部にまで行き届いた演奏。
ただ、課題曲がやや弱かった事が、今年も「金」に届かなかった一因ではないか。
桐朋女子：失礼ながら、ここが入賞に絡むとは全く予想していなかった。
コメントは避ける。
府中一、二合同：課題曲ではそれほどインパクトを感じなかったが、自由曲で一気に持って行ったという感じ。
別の学校の演奏を聴いているようだった。ただ女声の発声がビブラートが強く、言葉があまり
飛んでこなかった。少し課題として意識してみてはどうだろうか。
銅賞
頌栄女子：清楚な音楽づくりで好きな学校の一つ。音質はクリアーで、課題曲、自由曲のバランスも
良かった。自由曲では少し大きな音作りにトライしているのかなという気がした。
金賞を狙うにはもっと押しの強い演奏が必要なんだろうけど、この学校にそういう路線が
合うかは疑問。
日野三：わずか9人ながら、その人数が信じられない様な厚みのある響きだった。
七生緑小の卒業生も多数いるらしいし、全員がソロを唄える力があるんだろう。
どんどん部員を増やして東京の新しい勢力になってほしい。（できれば混声で）
小金井緑：自由曲も混声で復活してくれてうれしかった声質はいいんだが、言葉が飛んでこなかった。
自由曲は初めて聴いたが面白かった。去年から、顧問、ピアニストも変ったにもかかわらず、
いい演奏を聴かせてくれた事に感謝。
ここで一旦きります。次は入賞外校とその他雑感。
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