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東京都の合唱
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豊島岡女子 「街路灯」よりマルメロ
響きの海に心地よく泳いでいるような課題曲。細かいことをコメントするのが
野暮と思える超越した演奏。まぁ、咳は事故として。。
自由曲「マルメロ」の私にとっての原点は第51回ＮＨＫの安積女子です。
いま改めてその演奏を思い返すに、いかに楽譜に忠実な演奏だったかを
改めて感じ入ります。当時はまだ新しい曲でしたが・・。
そういう意味では豊島岡の本日の演奏からは、「まだまたこんなもんじゃないですよ」
というメッセージを受け取りました。終盤のソプラノ最高音も問題なさそうですし、
あとはこの曲の「音の心」を、いかに歌い手の皆さんの「心の音」として
融和し、一体化していくかですね。これからを楽しみにしています。
武蔵野第一 夜（松下耕）
11人ながらパート間のバランスよし。特筆すべきは自由曲で、11人でありながら
これほどの難曲を表現豊かな響きで歌いこなすとは。まさに名演と言って
差支えない素晴らしいものでした。
田無第一 バベルの塔
発声は幼いというか、かわいい。しかしパート間で音色の統一はなされていて、
一体感のある非凡さは感じました。
自由曲はピアノがすご・・スタインウェイ、やはりあそこまで鳴るのですね。
このド迫力のピアノに合唱は声質が合わず、力負けかと思いきや、なんとも
見事な調和。伴奏になってからのピアノの抑制されたアシストは見事。ちゃんと聞いたことの
無かった曲ですが、いいものを聴かせてもらいました。
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