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東京都の合唱
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頌栄女子
以前この学校について、豊島岡の響きと、大妻中野の厚みを兼ね備えていると
感じたことがありましたが、今回もその印象は変わらず。「ふーむの歌」の
表現の深さは絶品。
一方「どの島かしら」は、比較的一本調子に聞え、声の深みも、今一つに感じた。
歌いこみの差でしょうか。それでも、いつか女声の2強を凌駕してほしいものと
思います。
昭島市立拝島
懐かしい選曲(といってもこの曲1度しか聞いたことがない。)に拍手。
背伸びしない素直な発声は紛れもなくこの学校の美質の一つ。ただ、響きか
足らないと感じるのはそれ故仕方がないことか。
豊島岡女子
混声は最近のそりのそりと入場するのが流行りのようだが、豊島岡はきびきびと
歩いてて気持ちがいい。ただ、80人バランスよく並ぶのは大変そうw。
あふれんばかりの声量と響きでホールを満たしながら、きちんと歌詞が聞き取れる
のが豊島岡。去年に比し響きの良さが復活して、アヒル顔の少女はまさに豊島岡
の美質を堪能。いうことなしです。
「ぜんぶ」は、多少ソプラノが力で押すような場面が垣間見えた。歌いこみ不足か、
多少疲れたか。他校でもありましたが、Nコンの自由曲以外の曲だと、声まで
浅くなる、興味深い例です。これからの改善に期待です。
大妻中野
生き物のようにうねる歌声、厚み深みが半端なし。今はやりのゲームでいうなら
バリバリの「土属性」の凄み。(これで言うと豊島岡は光属性かな?)
とにかくオルバーンのぞっとするような終わり方は悶絶もの。最後にこういった
ド迫力(土迫力と変換されたw)をぶつけられ、つくづく大トリの似合う学校だと思います。
足りないものはありません。むしろ、引き算で曲の表現に必要なものを整理して
いった方がいいのでは・・と、今日の結果を思い、感じた次第です。
以上、皆さんの気持ちのこもった演奏にパワーをもらった一日でした。
ありがとうございました。
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