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東京都の合唱
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アンサンブルPVD演奏会の感想です。口の悪さはご容赦を。
ステージごとに印象をつらつらと書きます。
シェーンベルク：技術の高いメンバーが集まっているので、難解なイメージがあるこの作曲家も
実にクリアに聴こえる。「深き淵より」「地上の平和」も破綻なく歌いきり脱帽です。
テナーがこれだけ歌える混声合唱団は日本ではほとんどないかも。
ベースが他のパートに比べて時々音の立ち上がりに不明瞭さがあったが、贅沢すぎるかな。
バッハ：歌うのはこっちの方が大変かも知れないな、と思いながら酔いしれた。
オルガンのリズムにもう少し確実さがほしい。
「来たれ、イエスよ 来たれ」はダブルコーラスで立体感が増しこの日のハイライト。
アンコールの「主よ、人の望みの喜びよ」もとにかくいい。
硬派なプログラムながら重苦しさはほとんどなく、ウィーンホールの響きに
最初から最後まで包まれました。ブラボー。
以上です。素晴らしい音楽をありがとうございました。
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