ニコラ学園小説😆💕

106：Rumi：2017/08/09(水) 13:25:58 ID:T9xAGwj.0: ～高1モ・香音LINE～
香音・あの、いじめなんですけど成美なんてどうでしょうか‼
(これで良し…やっといじめから解放だ…‼)
しかし、既読になるだけで返信は一切無かったのだった＿＿
～数日後・全モ私服撮影日～
「おはようございます！」
もう、高1モにいじめられる心配はない…‼
そう思うだけで、心が軽かった。
が、香音の挨拶に返事をする者は誰1人としていなかった。
香音は不思議に思い、親友である果耶に話しかけた。
「果耶ッ、何で無視するの…？」
しかし、それも無視だった。
果耶は今までスマホをいじっていたもののスマホをいじるのをやめ、中3モグループの方へ行った。
そこで香音もついて行き、そのグループに入ろうとした。
「キッモ。ついてこないでよ」
冷たく言い放たれたその一言。それを言ったのは、親友、果耶だった。
「な…んで…」
どうしよう、そう思った時に新モグループが思い浮かんだ。
あのグループなら、私が入っても楽しく話してくれる＿！？
平然を装い、香音は新モ4人で楽しく話している所へ行き
「いーれーて！」
と言った。
すると、成美以外の3人は成美をかばうように香音の前へ出てきた。
「何しにきたんですか。成美はいじめさせませんから」
そう言って成美の前にさっと乃乃は手を伸ばす。
「私達で成美をまもりますんで。いくら先輩でもようしゃしません」
咲綺も、成美の前に手を伸ばした。
「あははははっ。ウケる～笑。後輩からもきらわれちゃってー！ま、そうだよね～後輩いじめようとしたんだもん」
そう言って後ろから美羽ちゃんが出てきた。
「あ。ちなみにきのうのあんたのLINE、全モにまわしといたから。もちろん、新モもね！」
「そんな…やれって言ったの、美羽ちゃんじゃん…‼」
くやしくて、くやしくて、くやしくて。
香音はこぶしをギュッと握りしめた。
「うーわサイッテ～‼こいつ、アタシのせいにしようとしてるよ‼蓮、凛花‼」
そう言って高1モ1の運動神経の良い2人が果耶の後ろから出てきた。
2人は体力や筋力的にもトップだった。
「ごめんねー香音？いたくないからねー♪」
そう言って香音をたおし、けりはじめる蓮。
凛花は、それを見てスマホで写真を撮っていた。
「おもろ‼これ、ニコラTVにアップしようかなー。そしたら香音の一生の恥になるね～♡」
そう言って喜ぶ凛花。
「やめて…やめて！」
香音がそうさけんでも2人は止めようとしないし、誰も助けようともしない。
「何なの？あんた、こんな事して後輩いじめようとしたんでしょーが！！」
そう言って今までは見ているだけだった美羽もけりを入れた。

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