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霧が晴れた時―BAD KIDS―

125島唄:2002/10/04(金) 05:20
「な…んで、先生は…そん、な事を…私なんかに…」

「石川とアタシが似てたから。それに…」

「…そ、れに…?」

私の顔はすでにグチャグチャだった。

「アンタが本当に心配だったからよ。」

おじいさんが蛇皮線を奏で、唄い始めた。
話すときと違ってその力強い歌声は、想像をはるかに超えていた。
弱い私を励ますように、その歌声は水面を伝い心に響く。
私は先生にしがみ付き、ワンワン声を上げて泣いていた。

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