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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part3
976
:
名無しリゾナント
:2013/06/29(土) 21:35:57
そんな様子を、「氷の魔女」は腕組みをしつつ眺めていた。
一見リゾナンターたちが優位にことを運んでいるように見える。ただ、魔女の目には旧友が追い込まれてい
るとは思えない。
あたしの出番なんてないじゃん。
もともと、この襲撃自体は「赤の粛清」の独断かつ個人的な事情で行われているもの。
勝手にやってろという気持ちもなくもないが。
― 黙認した手前、おおっぴらに手を打つこともできませんから ―
白衣を着た変わり者たってのお願いで、表向きは「赤の粛清」の協力者、真の目的は彼女がリゾナンターた
ちを殺さないよう監視すること、そのためにこの場所にいる。猛獣は戯れているつもりでも、標的の小動物
が死んでしまうというのはない話でもない。
でも。「氷の魔女」は思う。
この程度じゃ、遊びにすらならないと。
それを証明するかのように、攻撃ラッシュを決められたはずの「赤の粛清」は平然とした顔で立っていた。
「やるね。『キッズ』たちとの戦いで成長したって感じか。おかげであたしもようやく、気兼ねなく楽しめる」
そう言いながら、若きリゾナンターたちに視線を送った。
背中に氷板を当てられたような、寒さ。
「忠告してあげる。『全員で』かかっておいで」
勢いでは圧しているはずなのに。
相手が発する異様なプレッシャーを、里保たちは感じずにはいられなかった。
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